Slide 1: 2025年3月期(FY2024)決算説明資料
5707 2025年3月期(FY2024) 決算説明資料 2025年5月15日 本資料に記載されている計画については現在当社が入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいております。 1
Slide 2: 決算説明資料のサマリー
2025年3月期(FY2024)決算説明資料のサマリー • 2025年3月期決算は、売上高1,263億円、EBITDA82億円、当期純利益 ▲15億円。各利益は2024年3月期を大きく上回り、2025年2月公表業績予 2025年3月期 想対比では、概ね予想通り、当期純利益は若干上振れました 決算概要 • 利益変動の要因は、基盤・成⾧事業の利益改善に加え、再編・撤退事業に おいて前期計上した損失の反動増になります • 当社は、不採算事業の再編・撤退、基盤・成⾧事業の収益成⾧を軸とした 事業再生計画を2024年12月に公表し、2025年3月に増資を完了しました 資本増強の完了及び • 亜鉛製錬事業
Slide 3: 目次
目次 1. 2025年3月期決算概要 P.3 2. 資本増強の完了及び事業再生期間の開始 P.6 3. 2026年3月期決算の見通し P.16 Appendix 3
Slide 4: 2025年3月期決算の概要
2025年3月期決算の概要 売上高は2024年3月期と概ね同水準の中、事業再編・撤退等の影響により、各利益は2024年 3月期を大きく上回りました。2025年2月公表の業績予想対比では、概ね予想通り、当期純利 益は若干上振れました (億円) 売上高 EBITDA 経常利益 当期純利益 1,308 1,270 1,263 32 37 79 82 -15 -30 29 -107 -465 2024/3 2025/3 2025/3 2024/3 2025/3 2025/3 2024/3 2025/3 2025/3 2024/3 2025/3 2025/3 実績 業績予想 実績 実績 業績予想 実績
Slide 5: 2024年3月期から2025年3月期の変動要因
2024年3月期から2025年3月期の変動要因 基盤・成⾧事業は前期対比+9億円の経常利益増加となりました。再編・撤退事業は前期経常 損失/特別損失の反動増で大きく利益改善となりました 前期特別損失(資源) (億円) 反動増 355億円 基盤・成⾧事業の経常利益増加 +9億円 今期特別損失(亜鉛製錬) ▲74億円 21 -15 通期では前期比 前期 円安の影響 経常損失 反動増 285 増産や希少金属の 利益増の一方、 二次原料コスト増 -7 136 -2 8 11 -19 11 0 5 -465 2024/3 市況 為替 在庫評価 その他 環境R 電子部材・ 亜鉛製錬 資源 その他 特別損益
Slide 6: 目次
目次 1. 2025年3月期決算概要 P.3 2. 資本増強の完了及び事業再生期間の開始 P.6 3. 2026年3月期決算の見通し P.16 Appendix 6
Slide 7: 事業再生に至る背景
事業再生に至る背景 事業体質の弱かった亜鉛製錬事業及び資源事業における損失を背景に財務体質が大きく悪化 しました。2025年3月期中に資金調達及び業務提携を行い、事業再生を開始しました 業績及び財務体質の悪化 資金調達及び業務提携 事業再生への取り組み (2024年3月期実績) (支援企業一覧) 基盤・成⾧事業 経常損失 銀・鉛製錬事業 107億円 環境リサイクル事業 等 再編・撤退事業 当期純損失 自己資本比率 464億円 35.3% 亜鉛製錬事業 (再編) →2.5% 資源事業 (撤退) 等 構造的に高コストであり市況変 2024年12月アドバンテッジ 2025年からの5年間を事業再生 動
Slide 8: 事業再生計画の概要
事業再生計画の概要 不採算事業の撤退・再編は1年を目途に完了予定であり、現在は計画通りに進捗しています。 5年間で経営基盤の再構築を完了し、社会インフラを支えるリサイクリングのリーディングカ ンパニーを目指します 更なる成⾧ 基盤・成⾧事業の収益成⾧ 社会インフラを支える リサイクリングの 再生の 不採算事業の撤退・再編 リーディングカンパニーへ フェーズ • 鉛製錬のリサイクル比率向上 と資源循環システム確立 • 環境・リサイクル事業の強化 • 成⾧分野での顧客開拓 資源撤退・亜鉛再編 基盤・成⾧事業の生産性向上/営業拡販/コスト削減 注力 活動 新たな収益モデルと市場開拓/ 生まれ変わった
Slide 9: 事業再生計画における数値計画
事業再生計画における数値計画 事業再生計画完了時(2030年3月期)に経常利益74億円を目指すとともに2031年3月期 以降継続して成⾧が可能な体制構築を目指してまいります (億円) 売上高 経常利益 1,243 1,458 1,308 1,263 1,157 909 944 944 873 94 67 72 74 52 31/3期以降は 37 41 更なる成⾧へ 31 -107 22/3 23/3 24/3 25/3 26/3 27/3 28/3 29/3 30/3 実績 計画 9
Slide 10: 事業再生計画における取り組み – 亜鉛製錬事業
事業再生計画における取り組み – 亜鉛製錬事業 2025年3月期において設備の停止や希望退職者の募集を完了しました。2026年3月期中には 既存の亜鉛製錬事業からの撤退を完了し、金属リサイクル事業へ再編いたします 2024年度 (億円) 経常利益 主要製錬設備の稼働の停止を完了 (2025年3月) 希望退職者の募集を行い、労使合意 を完了 (2025年3月) 2025年度以降 26/3、27/3においては残務 2025年度上期中に製品出荷、2025 処理や事業再編に向けた費用 発生も、赤字は大幅に縮小す 年度中に稼働停止した製錬設備等の る見通し 残務処理を完了予定 -12
Slide 11: 事業再生計画における取り組み – 資源事業
事業再生計画における取り組み – 資源事業 2025年3月期において豪州鉱山の売却等を完了しました。2026年3月期以降は一部費用が発 生するものの、業績に対する影響は僅少になる見込みです 2024年度 (億円) 経常利益 保有していた3鉱山 (アブラ鉱山、 ラスプ鉱山、エンデバー鉱山) の 5 売却等を完了 2025年度以降 26/3以降も残務対応のため 一定の少額費用発生を見込む エンデバー鉱山について、当局宛に 環境ボンドが回収できた場合 差入れた環境ボンドの2026年7月ま は収益計画上振れ での回収に向けて取り組み アブラ鉱山について、2025年5月に 開催された
Slide 12: 再編・撤退事業/基盤・成長事業別の過去業績
再編・撤退事業/基盤・成⾧事業別の過去業績 過去10年業績変動が大きく、損失を繰り返していた再編・撤退事業の撤退により、今後は安 定的な収益基盤を持ち、成⾧余地を残す基盤・成⾧事業に集中してまいります (億円) ※ セグメント内取引を含む数値 再編・撤退事業 基盤・成⾧事業 1,563 1,448 1,357 1,399 1,257 1,326 1,188 1,212 1,040 1,099 619 715 535 503 382 売上高 496 501 644 414 459 822 945 896 944 692 711 732 612 581 685 128 136 米中貿易摩擦影響によ
Slide 13: 事業再生計画における取り組み(基盤・成長事業)
事業再生計画における取り組み(基盤・成⾧事業) 当社は鉛・銀製錬を軸に据え、増産およびリサイクル比率と収益性の向上を図ります。ま た、環境リサイクル事業の拡大等にも取り組みます 事業 事業の特徴 今後の取組み施策 • 鉛生産量を更に拡充し、トンあたり収益を向上 • 鉛蓄電池用途の堅牢 な需要に加え、産業 • 鉛鉱石及びリサイクル原料中に含まれる金・銀 鉛・銀 用途の成⾧も見込ま 等の貴金属及びビスマス等の希少金属の生産も 拡充し販売を強化 製錬 れる鉛製錬の国内 シェアNo1(地金 • 鉛バッテリー需要家・鉛バッテリーメーカー・ 生産量40%) 回収業者等との連携を強化した鉛リサイクル比 率の
Slide 14: CFの状況
CFの状況 FCF 25億円に加え、増資も完了し、2025年3期末の現預金残高は210億円となりました。基 盤・成⾧事業からのCF創出により十分な資金繰りを確保してまいります (億円) 今後の見通し 2024/3末 (FCF) 現預金残高 134 • 事業再生期間中、毎年数十億円の FCFを創出する計画 営業CF 29 (財務CF) FCF 25億円 • 2025年2月14日付で締結した取引 投資CF -4 金融機関14行との債権者間協定書 において、第三者割当増資実行日 から5年間での返済額を総額162億 財務CF スポンサーによる 円で合意済み 増資75億円 50 為替換算差 0 事業再生
Slide 15: BSの状況
BSの状況 2024年3月期末には2%台となった自己資本比率は、増資により10%程度まで回復。事業再 生期間中の収益の積み上げにより継続的な充実を見込みます。引き続き、金融取引正常化と 復配を念頭に、安定的な財務基盤の再構築を目指します (億円) 純資産 事業再生期間中、収益の積み上げにより 純資産/自己資本比率を高める計画 自己資本比率 32% 35% 10% 2% 505 460 31/3期以降は 更に安定的な 財務基盤へ 101 27 22/3 23/3 24/3 25/3 26/3 27/3 28/3 29/3 30/3 実績 計画 15
Slide 16: 目次
目次 1. 2025年3月期決算概要 P.3 2. 資本増強の完了及び事業再生期間の開始 P.6 3. 2026年3月期決算の見通し P.16 Appendix 16
Slide 17: 2026年3月期決算の見通し
2026年3月期決算の見通し 売上高は亜鉛製錬再編により若干の減少を見込みます。当期純利益は2025年3月期の減損の 反動等により大きく増加する見通しです (億円) 売上高 EBITDA 経常利益 当期純利益 1,263 1,157 30 82 71 37 41 -15 2025/3 2026/3 2025/3 2026/3 2025/3 2026/3 2025/3 2026/3 実績 見通し 実績 見通し 実績 見通し 実績 見通し (実績比) (実績比) • 亜鉛製錬(再編)の • 特別損失(亜鉛製 売上減少▲243億円 錬)74億円の反動増 • 鉛・銀製錬の売上増 加+180億円 17
Slide 18: 2025年3月期から2026年3月期(見通し)の変動要因
2025年3月期から2026年3月期(見通し)の変動要因 基盤・成⾧事業は、鉛・銀製錬事業において円高想定の一方で、増産や希少金属の利益増を 見込みます。特別損失(亜鉛製錬)の反動増により当期純利益は大きく改善する見込みです (億円) 基盤・成⾧事業の経常利益増加 特別損失(亜鉛製錬) +1億円 反動増 74億円 実績対比で -20 円高を見込む 30 増産や希少金属の 61 利益増を見込む 9 -10 3 -2 -4 1 -15 -7 22 -9 2025/3 市況 為替 在庫評価 その他 環境R 電子部材・ 亜鉛製錬 資源 その他 特別損益 法人税等 2026/3 当期純利益 要因 要因
Slide 19: セグメント別の損益の見通し
セグメント別の損益の見通し 再編・撤退の影響により売上高は若干減少するものの、鉛・銀製錬事業を中心に基盤・成⾧ 事業の収益拡大を見込みます (億円) 売上高の推移 経常利益の推移 鉛・銀製錬 環境R 1,263 その他・ 32 1,157 • 増産に加え、金・ビスマ 調整額 ス等の希少金属の利益増 48 再編・撤退 70 を見込む 事業 390 38 79 36 40 電子部材・ 機能材料 36 17 13 環境R 64 電子部材・機能材料 再編・撤退事業 922 鉛・銀 製錬 742 • 亜鉛在庫の販売は2026/3 期中に終了 3 4 2025/3 2026/3 2025/3 2026/3
Slide 20: (参考)生産量、資源価格の推移:鉛
(参考)生産量、資源価格の推移:鉛 鉛生産量は増産により2026年3期に8.8万トンの見通しです。資源価格は足許相場の推移から 概ね横ばいを想定レートとしました 生産量 資源価格(2024/3~2025/3:期中平均、2026/3:想定レート) (万トン) 鉛LME価格推移 鉛LME価格推移 • 2024/3期の操業ト (ドル建て) 為替推移 (円建て) ラブルを解消し、増 × = (ドル/トン) (円/ドル) (万円/トン) 産の見通し 8.8 8.2 7.4 2,121 2,046 153 31 31 2,000 145 145 29 2024/3 2025/3 2026/3 2024/3
Slide 21: (参考)生産量、資源価格の推移:銀
(参考)生産量、資源価格の推移:銀 銀生産量は2026年3期に257トンの見通しです。資源価格は足許相場の推移から33ドル/オン スを想定レートとしました 生産量 資源価格(2024/3~2025/3:期中平均、2026/3:想定レート) (トン) 銀LBMA価格推移 銀LBMA価格推移 (ドル建て) 為替推移 (円建て) × = (ドル/オンス) (円/ドル) (万円/kg) 282 257 239 33 153 15 145 145 15 30 24 11 2024/3 2025/3 2026/3 2024/3 2025/3 2026/3 2024/3 2025/3 2026/3 2024
Slide 22: 米国相互関税の業績影響について
米国相互関税の業績影響について 米国トランプ政権による相互関税政策について、当社取引に対する直接的な影響は現時点で は軽微と見ていますが、今後の需要や資源価格・為替などを通じた間接的な影響も含め、状 況を注視してまいります 取引に対する直接的な影響 資源価格・為替などを通じた間接的な影響 • 当社の収益の太宗を占める製錬事業にお • 製錬事業の収益は、資源価格・為替に対 いて、米国への輸出取引はありません して相応に感応度があります 製 錬 • 当社の販売する製品は、金属取引市場に • 米国相互関税の発表後、資源価格・為替 ・ おいて売買可能なものが大部分であり、 ともに変動しています。会社予
Slide 23: 資源価格及び為替の想定と感応度
資源価格及び為替の想定と感応度 市況・為替について、2025年3月期実績、2026年3月期見通しにおける想定及びそれらの収 益に与える感応度は以下の通りです 2025/3 実績 2026/3 見通し 感応度 100ドル/トン上昇の場合 鉛相場 2,046 ドル/トン 2,000 ドル/トン 経常利益 1.6億円増加 1ドル/オンス上昇の場合 銀相場 30 ドル/オンス 33 ドル/オンス 経常利益 0.5億円増加 1円/ドル円安の場合 為替 153 円/ドル 145 円/ドル 経常利益 0.8億円増加 23
Slide 24: 目次
目次 1. 2025年3月期決算概要 P.3 2. 資本増強の完了及び事業再生期間の開始 P.6 3. 2026年3月期決算の見通し P.16 Appendix 24
Slide 25: Q4業績予想とQ4実績の比較
Q4業績予想(2025年2月14日公表)とQ4実績(2025年5月15日公表)の 比較 業績予想 実績 Q4見通し Q4実績 差(実額) 差(%) (2025年2月14日公表) (2025年5月15日公表) 市況 亜鉛 US$/t 2,750 2,838 88 3% 鉛 US$/t 1,900 1,970 70 4% 銀 US$/onz 30.0 31.9 1.9 6% 円/米ドル 154.0 152.6 (1.4) (1%) 米ドル/豪ドル 0.653 0.653 - - 製錬セグメント主要製品生産量 亜鉛製品 千t 15.9 15.1 (0.8) (5%) 鉛製品 千t 14.6 14.3
Slide 26: 四半期推移
四半期推移 Q1実績 Q2実績 Q3実績 Q4実績 2025/3通期 市況 亜鉛 US$/t 2,833 2,779 3,048 2,838 2,874 鉛 US$/t 2,166 2,041 2,006 1,970 2,046 銀 US$/onz 28.9 29.4 31.3 31.9 30.4 円/米ドル 155.9 149.4 152.4 152.6 152.6 米ドル/豪ドル 0.657 0.659 0.669 0.653 0.660 製錬セグメント主要製品生産量 亜鉛製品 千t 18.9 11.8 11.3 15.1 57.2 鉛製品 千t 22.8 20.1 21.1 14.3 7
Slide 27: ed Shar gear
ed Shar gear