Kobayashi Pharmaceutical Co., Ltd. · TSE:4967
Kobayashi Pharmaceutical — Q3 2022 Earnings Presentation
18 slides from Kobayashi Pharmaceutical's earnings presentation, December 2022
Slide 1: Presentation introduction
それでは、広報・IR 部、中村から、資料に沿って概要をご説明いたします。
Slide 2: Third quarter topics
まずは 1 ページ、第 3 四半期のトピック紹介です。 上の段をご覧ください。新型コロナウイルスの抗原検査キットの承認を取得しました。従来は鼻腔 で測るものが一般的でしたが、これは鼻腔でも唾液でも測れる 2WAY 検査キットです。この 2WAY で測る検査キットは、医療用検査薬としては既に使われていましたが、一般用検査薬として は日本初となります。 下の段をご覧ください。スコープ 1、2 および 3 の CO2 排出削減目標について、SBT イニシアチ ブの認定を取得しました。目標達成に向け、全社を挙げて環境対策に取り組んでまいります。
Slide 3: Third quarter consolidated results
2 ページ、第 3 四半期の連結業績です。 売上は国際事業が大きく牽引し、6.1%の増収となりましたが、原材料値上げをはじめとするコス トアップの影響が大きく、営業利益は 3.5%の減益となりました。 国内売上は 1.7%の増収、海外は為替の影響も含みますが、29.1%の増収、通販はマイナス 5.2%の 減収となりました。 では、次の 3 ページで、売上増減の要因についてご説明いたします。
Slide 4: Factors in sales change
3 ページです。 まず国内事業です。オミクロン株の流行拡大により、のどぬ~るスプレーや熱さまシートの需要が 高まり、新型コロナウイルスによる影響は前期よりも 11 億円のプラスとなりました。また、新製 品が 35 億ほど貢献し、カイロも好調に推移しました。しかし、その他の既存品は競合環境が厳し く、市場自体も伸び悩んだ芳香剤カテゴリーが苦戦するなどして、38 億の減収となりました。 次に国際事業です。各国とも円安による為替影響もあり、売上は増加しました。国別では米国の熱 さまシートが好調で、プラス 13 億。中国大陸では 4 月以降ロックダウンの影響を受けるも、熱さ まシートが好調で、7 億の
Slide 5: Net sales and gross margin trend
続いて、4 ページをご覧ください。連結の売上高と売上総利益率の推移になります。 売上は増収となりましたが、総利益率は、原材料の値上げや固定費、物流費の増加等の影響で 1.7 ポイント下がりました。
Slide 6: EBITDA trend
続いて、5 ページをご覧ください。EBITDA の推移です。 第 3 四半期は 226 億円で、前期比で 2 億ほど減らしていますが、営業利益が 7 億減益となってい るのが主な要因です。 一方で、償却費は増えていますが、これは一昨年買収した Alva 社ののれん代償却費が為替影響で 増加したり、今年の 3 月から稼働を始めている富山小林製薬の漢方棟の償却費が加わったりしたこ とが要因です。
Slide 7: Operating profit change factors
6 ページをお願いいたします。営業利益の増減要因になります。グラフの丸囲みを左からご覧くだ さい。 まず原価関係では、増収によるプラスが 47 億円。コストダウンも 11 億円ありました。一方、原 材料の値上げがマイナス 16 億、固定費の増加でマイナス 7 億、物流費の増加でマイナス 5 億の影 響がそれぞれありました。販売管理費関係では、広告費の積極投入で 6 億の費用増などが影響しま した。その結果、トータルでは約 7 億円マイナス、3.5%の減益となりました。 右側の為替影響のグラフをご覧ください。営業利益ベースでは、トータルで 1 億のマイナス影響が ありました。国際事業では粗利の増
Slide 8: Results trend by segment
7 ページ目をお願いします。セグメント別の業績推移はご覧の通りです。 国内は既存品が苦戦し、想定より悪かったですが、国際は東南アジアの好調などにより、想定より 良かったと評価しています。通販は減収となり、想定より悪かったです。 国内と国際については、次から詳細をご説明します。
Slide 9: Domestic sales by category
8 ページをお願いします。まず、国内事業のカテゴリー別の売上になります。 ヘルスケアは、のどぬ~るスプレーや栄養補助食品の伸長に加え、新製品による売上貢献もあり、 2.8%の増収となりました。今年春の新製品では、機能性表示食品のナイシヘルプや、漢方処方の 医薬品のナリピタンが発売後半年間で年間目標をクリアするなど、好調に推移しました。 日用品は、熱さまシートや、昨年秋に発売した新製品の耳ほぐタイムなどが伸長しましたが、芳香 剤が苦戦し、0.2%の減収となりました。 スキンケアは、この中で需要が伸びたオードムーゲが一巡し、7%の減収となりました。 一方、カイロは、今期の初めに気温が低下したため、
Slide 10: Domestic strong brands
9 ページをお願いします。国内事業の好調ブランドの一覧になります。 オミクロン株の拡大により、実際にのどの痛みを感じたり、発熱される方が増えたために需要が高 まり、のどぬ~るスプレーでプラス 6 億円、熱さまシートでプラス 4 億円となりました。熱さまシ ートには、一部ワクチン接種による発熱対策としての需要も含まれています。 ハナノアは、昨年に引き続きテレビ番組で取り上げられ話題となるなど、好調に推移しています。 カイロは、先ほどの通りで、今期初めの厳冬で出荷が増えました。
Slide 11: International business overview
次に、10 ページをお願いします。ここから国際事業についてご説明します。 米国ではプラス 16.7%ですが、為替を除くと前年並みです。中国大陸はプラス 13.3%ですが、こち らも為替影響を除くと前年並みです。東南アジアはプラス 101%で、売上 2 倍となり好調です。 各国で増収となったため、国際事業全体でも 29.1%の増収となりました。為替変動によって売上高 でプラス 31 億円、営業利益プラス 3 億円の影響があったのですが、それを除いても 12.7%の増収 となりました。 利益についても、想定より売上が伸びたことで大幅な増益となりました。その要因は次のページ以 降で地域ごとに説明して
Slide 12: US sales by product
11 ページをお願いします。米国の品目別売上比較になります。左の棒グラフから順に説明いたし ます。 カイロは、こちらも厳冬の影響で好調です。 医薬品は 8%の増収ですが、現地通貨ベースでは減収となっています。その要因としては、第 1 四 半期に Alva 製品の一部で原料供給が滞り、一時的に欠品が発生したためです。第 2 四半期以降は 回復傾向にあります。 その他には、熱さまシートがインフルエンザの影響で増収となり、米国トータルでは 17%の増収 となりました。
Slide 13: Mainland China sales by product
12 ページです。中国大陸の品目別売上比較となります。 カイロはマイナス 8%の減収となっていますが、昨年末が暖冬だったことから、在庫調整のため出 荷を抑制したことが影響しています。 熱さまシートは、近年積極的に行っている O2O 施策がうまくいっており、前年に比べ大幅に伸び ました。 その他の製品は、4 月以降のロックダウン影響で苦戦し、減収です。しかし、9 月からは回復し、 今年春に発売したアンメルツも好調に推移しています。中国大陸トータルでも 14%の増収となり ました。
Slide 14: Southeast Asia
13 ページ、お願いします。東南アジアの状況です。 医薬品は、アンメルツの医薬品導入や広告投下で好調でした。 熱さまシートは、期初に見られたワクチンによる発熱対策の需要増については落ち着いてきていま すが、新型コロナウイルスの他、インフルエンザやデング熱など各種感染症の拡大によって需要が 伸び、大幅増収となりました。 その他品目も、眼鏡クリーナーやカイロ等が好調に推移し、東南アジアトータルでは 2 倍近い大幅 な増収となりました。
Slide 15: Cost increases and price hikes
14 ページです。コストアップ・製品の値上げの状況です。 足元も続いている原材料値上げをはじめとした各種コストアップ分を吸収するため、高付加価値品 へのシフトに加えて、国内では原材料値上げの影響が大きい 2 品目の値上げを実施しました。ま た、国際、特に米国は比較的値上げをしやすい環境にあるため、既に多くの品目で値上げを実施し ています。 国内、国外ともに、いずれも交渉は順調に進んでおります。しかしながら、中間決算のときにもご 説明しましたが、原材料、物流費、固定費の増加により、期初想定から合わせて 23 億円ほどコス トがアップしておりますので、来年はさらに多くの品目で製品値上げを実施し、そ
Slide 16: Full-year outlook
15 ページをお願いします。通期の見通しです。 連結の売上高は少し余裕を持って達成できると思いますが、利益面では引き続き上昇する原材料の 値上げや固定費、物流費の増加の影響で、達成ハードルは高まってきています。しかしながら、当 期純利益の連続増益は達成させたいと考えております。
Slide 17: Shareholder returns: commitment-type share buyback
最後に、株主還元に関してご説明をしたいと思います。 今回発表したのは、100 億円分の自己株取得と 400 万株の自己株式消却です。 自己株式取得については、従来のやり方とは異なり、翌日に一括取得を行うコミットメント型自己 株式取得という方法をとっています。この方法は、今年 8 月に、弊社も大変お世話になっているホ ームセンターのジョイフル本田様が日本で初めて行った手法で、弊社が今回 2 例目となります。 この手法の詳細はリリース文に記載しておりますので、そちらをご覧いただければと思いますが、 簡単に申し上げますと、まず野村證券様が市場から 100 億円分の弊社の株式を借りてきて、それ を明日
Slide 18: Treasury share cancellation and returns policy
次のページをご覧ください。 今回の自己株取得と消却を行うことで、自己株式の比率は 5.81%から 2.61%まで減少します。ま た、発行済株式総数も、8,205 万株から 7,805 万株に減少します。 小林製薬は、今後も連続増配を基調とした株主還元策を強化していき、自己株買いについても ROE を意識しながら機動的に実施してまいります。 以上で説明を終わります。
Kobayashi Pharmaceutical — Q3 2022 Earnings Presentation on 6ix