Sec Carbon,limited · TSE:5304
Sec Carbon,limited — FY2026 Earnings Presentation
43 slides from Sec Carbon,limited's earnings presentation, May 14, 2026
Slide 1: 2026年3月期 決算説明資料
2026年3月期 決算説明資料 2026年5月14日 東証スタンダード 5304
Slide 2: 目次
01. 2026/3期 決算概要 p.2 目次 02. 2027/3期 決算見通し p.13 03. 中長期経営方針2030 Make Real p.22 ~中期経営計画の見直し~ 04. APPENDIX p.40 ©SEC CARBON, LIMITED 1
Slide 3: エグゼクティブサマリー
エグゼクティブサマリー 2026/3期:取引先の在庫調整により減収減益、減損損失により最終赤字 アルミ製錬用カソードブロックの在庫調整影響により、前期比減収減益。また、設備の減損損失を特別損失に計上し、最終損益は赤字に 但し、期前半よりアルミ製錬用カソードブロックの取引先在庫調整は解消方向に転換。四半期売上高は2Qより回復傾向 2027/3期:増収減益の見通し 在庫調整解消を見込むも、価格下落・コストアップを想定し増収減益見込み。中東情勢による影響は現時点で織り込まず 中長期経営方針を策定。ROE12%目標の実現に向けて舵を切る 年度ベース業績推移 四半期ベース業績推移 売
Slide 4: 2026/3期 決算概要
2026/3期 決算概要 01. ©SEC CARBON, LIMITED 3
Slide 5: 2026/3期決算概要
2026/3期決算概要 26/3期は、前期比減収減益。ほぼ横ばいの売上を確保した人造黒鉛電極を除き、前期比2ケタ減収。大幅減収に伴い、営業利益も4割減 事業環境の悪化に伴ない、特別損失に設備の減損損失を計上。最終損益は2017/3期以来となる赤字に 業績予想との比較では、売上が若干の未達となったものの、営業利益はほぼ想定通り 2026/3期 前期比 予想比 百万円 2025/3期 業績予想 実績 差異 増減額 増減率 (25/11/13) 売上高 31,179 26,600 25,101 ▲1,498 ▲6,078 ▲19.5% アルミニウム製錬用カソードブロック 22,002 1
Slide 6: 減損損失を計上
減損損失を計上 2026/3期 減損損失60億円を計上 減損対象設備 今後の方針 人造黒鉛電極製造装置 黒鉛電極は 成長が見込まれる太物電極に注力 減損の背景 投資判断の前提となる事業環境から大きく悪化 ①粗鋼生産量の低迷継続に伴う需要後退 ②中国・インド企業による供給過剰下での販売攻勢激化 ©SEC CARBON, LIMITED 5
Slide 7: 四半期推移
四半期推移 4Q発生ベースでは、前期比増収増益。四半期ベースで前期比増収となるのは7四半期ぶり。業績悪化局面には一旦歯止め 2025/3期 2026/3期 百万円 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 売上高 8,400 7,983 7,359 7,435 4,378 5,920 6,728 8,073 アルミニウム製錬用カソードブロック 6,273 5,833 5,306 4,588 2,485 4,162 4,819 5,481 人造黒鉛電極 1,016 1,087 931 1,488 1,010 1,006 1,135 1,330 特殊炭素製品 828 818 863 1,
Slide 8: 地域別売上高
地域別売上高 2024/3期以降、中近東、米州向けの売上は、カソードブロックの在庫調整の影響で、減少傾向が顕著 中近東、米州が、カソードブロックの販売重要地域である認識は変わらず 為替感応度* 営業利益:約1億円 *1円円安(対USD)時の増益 80.5% 76.6% 72.8% 73.1% 65.2% 37,307 3,995 その他 2,196 31,179 30,401 アジア 2,714 2026/3期 円 (百万円) 3,728 4,968 米ドル 25,101 欧州 金額ベース 1,849 1,069 54% 32% 22,919 1,718 7,822 2,278 2,9
Slide 9: アルミニウム製錬用カソードブロックの売上トレンド
アルミニウム製錬用カソードブロックの売上トレンド カソードブロック売上は2026/3期1Qをボトムに回復基調に転換。期初想定通りの展開に 一方、実需と言えるアルミ製錬量は趨勢的に拡大基調が継続。2025/3期よりカソードブロックは在庫調整を余儀なくされたが、2026/3 期は堅調な実需に沿った出荷動向に回帰 7,469 7,054 取引先在庫 6,701 調整の影響 当社カソードブロック売上の推移 5,875 6,219 6,273 5,833 回復転換 5,481 5,240 5,306 4,819 4,588 4,046 3,998 4,162 3,582 (百万円) 3,412
Slide 10: 2026/3期営業利益 増減益分析
2026/3期営業利益 増減益分析 前期比28億円営業減益となった主因は販売量の減少。主力のカソードブロックで在庫調整による需要停滞が発生 加えて、需給緩和に伴って価格も下落。減価償却費などの固定費上昇も損益を圧迫し、マージン差異や評価損戻入益等では吸収できず なお、前期・前々期に収益の追い風となった為替レート影響は、2026/3期は若干の円高となり、損益影響はほとんどなし (億円) 68.2 9.1 ▲ 24.7 7.2 40.1 ▲ 7.0 ▲ 1.2 在庫調整 ▲ 11.6 が影響 原燃料 カソードブロック 価格の低下 価格低下 減価償却費 ▲7 在庫評価損の 修繕等他経費
Slide 11: B/Sの状況
B/Sの状況 総資産は7%拡大。ただし、これはほとんどが有価証券評価の上昇に伴うもの。この特殊要因を除けば、減損の影響もありバランスシートは縮小 期末自己資本比率は89%。依然として財務基盤は盤石であり、ネットキャッシュ状態を維持。期末時点では175億円のネットキャッシュを抱える 純資産 ネットキャッシュ 自己資本比率 百万円 2025/3期 2026/3期 増減額 (百万円) 流動資産 45,824 45,663 ▲161 現預金 17,420 17,533 +112 受取手形/売掛金 9,266 9,378 +112 89.5% 90.7% 89.2% 86.0% 棚卸資産 17,
Slide 12: CFの状況
CFの状況 26/3期は、税引前当期純損失だが、減損損失計上、法人税支払減等により営業CFは拡大 一方、投資CFは、日本電極(持分法適用)株式取得や定期預金向けにキャッシュアウト増加。定期預金の影響除く実質FCFは21億円の黒字を確保 営業CF 実質投資CF 実質FCF 百万円 2025/3期 2026/3期 増減額 (百万円) 営業CF 4,548 7,766 +3,218 7,615 7,794 7,766 税前当期純利益 8,170 ▲423 ▲8,593 減価償却費 1,304 2,048 +744 6,671 減損損失 - 6,063 +6,063 4,548 運転資本増減
Slide 13: ROE推移
ROE推移 ROEは減損損失の計上に伴う利益率低下により大幅に低下 総資産回転率も低下傾向にあり、ROEの押下げ要因として影響 売上高純利益率 16.3%* 10.8% 19.6% 18.4% 9.1% 17.8% 13.3% 7.8% ROE低下 5.6% 5.4%* ▲0.3% の主要因 総資産回転率 (回) 0.45 0.47 0.38 0.37 0.30 ▲0.1% 減損損失により 大幅悪化 財務レバレッジ (倍) 1.12 1.16 1.20 1.15 1.11 22/3期 23/3期 24/3期 25/3期 26/3期 22/3期 23/3期 24/3期 25/3期 26/
Slide 14: 2027/3期 決算見通し
2027/3期 決算見通し 02. ©SEC CARBON, LIMITED 13
Slide 15: 中東情勢が当社業績に与える定性的影響
中東情勢が当社業績に与える定性的影響 中東情勢は、カソードブロック需要の押し上げ要因となる一方、燃料・電力・原料・物流コストの上昇や供給制約要因となる可能性あり 現時点では定量的な影響見通しは困難であり、業績予想にはこれらの影響を織り込まない前提で算定 マイナス プラス コスト、供給 需要(カソードブロック) 要因 要因 コスト • 地政学リスクの台頭による顧客の部材確保加速、さらにそれに 伴う在庫積み増しや、生産再開需要増加の可能性 • 石油製品の供給の逼迫を起点に、燃料・電力・原料・資 材・物流コストが上昇する可能性 • 中東地域におけるアルミ製錬事業の先行不透明感台頭が他 地域で
Slide 16: 2027/3期決算見通し
2027/3期決算見通し 増収減益の見通し。売上面では、黒鉛電極は、国内顧客向けや太物電極拡販を前提に増収見込む 主力のカソードブロックは微増収。在庫調整解消進展に伴う数量増を見込むも、需給緩和期に妥結した価格の影響が下押し要因に 利益面ではカソードブロックの価格低下などが影響し、営業減益見込む 一方、26/3期の減損影響一巡から、親会社株主帰属当期純損益は黒字回復 百万円 2026/3期 2027/3期見通し 増減額 増減率 売上高 25,101 26,500 +1,398 +5.6% アルミニウム製錬用カソードブロック 16,949 17,300 +350 +2.1% 人造黒鉛
Slide 17: 2027/3期決算見通し(半期別)
2027/3期決算見通し(半期別) 27/3期見通しを半期別に見ると、カソードブロックの出荷タイミングの偏りにより、下期偏重を見込む 上期は前下期比で減収減益を想定。カソードブロックは出荷タイミングの影響により上期は低水準となり、価格低下もあり減益 在庫調整解消の進展効果は下期中心に発現を見込む 半期ベース売上高推移・見通し 2026/3期実績 2027/3期見通し 百万円 (百万円) 上期 下期 上期 下期 売上高 10,299 14,802 10,600 15,900 20,516 アルミニウム製錬用カソードブロック 6,648 10,301 6,400 10,900 取引先在
Slide 18: アルミニウム製錬用カソードブロック売上見通し
アルミニウム製錬用カソードブロック売上見通し カソードブロック売上は、1Qが2027/3期のボトムとなる見込み。カソードブロックに季節性はなく、出荷タイミングの影響による。その後は四半期を追っ て回復を見込む カソードブロックの価格は多くが年間契約となっており、2026年価格は在庫調整局面での価格改定により売り手には厳しい水準 7,470 7,055 6,702 6,219 6,274 5,876 5,833 (百万円) 5,481 5,241 5,306 4,819 4,588 4,047 4,162 3,998 3,582 3,412 2,577 2,485 2,126 1Q 2Q
Slide 19: 2027/3期営業利益見通し 想定増減益分析
2027/3期営業利益見通し 想定増減益分析 減益を想定する主因は価格低下と在庫影響。研究開発費増も影響だが、将来のための先行投資の位置づけ 上記マイナス要因に対し、販売数量増加、円安、マージン改善などがプラス要因として寄与 なお、現時点で中東情勢の影響は織り込んでいないことに留意 在庫調整解消進展で 数量回復 原料費低下等 10.1 (億円) 3.8 3.6 40.1 ▲ 4.1 ▲ 8.9 34.0 価格低下 151.6円/USD 研究開発費増 ▲ 10.5 影響 →155.0円/USD 等 在庫影響 26/3期 数量効果 価格効果 レート差異 マージン差異 固定費影響 その他
Slide 20: 設備投資
設備投資 25/3期の投資集中局面を除き、設備投資額は漸増傾向で推移 減価償却費も漸増の見通し。26/3期に低稼働設備の減損を計上した一方、その他設備投資の進捗により、27/3期の減価償却費は前期比 で概ね横ばいを見込む 設備投資 減価償却費 6,528 黒鉛化工場、黒鉛化炉やファイン パウダー増産設備の工事進捗に伴 い、設備投資が大幅増加 4,369 3,654 3,229 (百万円) 2,444 2,048 2,146 1,377 1,304 1,201 1,117 502 22/3期 23/3期 24/3期 25/3期 26/3期 27/3期計画 ©SEC CARBON, LIM
Slide 21: 研究開発費
研究開発費 カーボンニュートラルに貢献する新製品開発を加速 27/3期は、前期からの持ち越し分も含め、CO2資源化技術等のテーマを中心に大幅増加計画 カーボンニュートラルに貢献する新製品開発を加速 864 555 573 535 420 (百万円) 260 22/3期 23/3期 24/3期 25/3期 26/3期 27/3期計画 ©SEC CARBON, LIMITED 20
Slide 22: 株主還元
株主還元 26/3期は、最終赤字となったものの、年間100円配当とし、前期比据置きを決定。盤石な財務基盤に鑑み、株主還元維持を優先 27/3期は、4月に開示した中長期経営方針で設定した配当方針に基づき、年間配当100円維持を計画。安定配当継続を重視 配当方針 中間配当 期末配当 配当性向 66.8% 2026/3期まで 収益性の向上と財務の健全性を図りつつ、 35.0% 連結配当性向 30% を目安に永続的かつ安 26.7% 24.1% 27.8% 定的に実施 2027/3期から当面 100 100 100 100 収益性の向上と財務の健全性を図りつつ、 通 期 100 円 配 当 、
Slide 23: 中長期経営方針 2030 Make Real
中長期経営方針 2030 Make Real ~中期経営計画の見直し~ 03. ©SEC CARBON, LIMITED 22
Slide 24: 振り返り:事業環境の変化と経営課題
振り返り:事業環境の変化と経営課題(2025/3期決算開示資料 再掲) 2025/3期 決算開示資料 サステナブル2026持続的成長へ 再掲 第8次中期経営計画 第9次中期経営計画 中期経営目標 2024/3期 2026/3期 2027/3期 2030/3期 目標 実績 見通し 目標 目標 売上高 340億円 373億円 292億円 440億円 540億円 営業利益 60億円 102億円 39億円 80億円 100億円 ROE 6.5%以上 10.8% 4~5% 8% 8~10% 計画策定後の事業環境変化 経営課題 アルミニウム製錬用 ▸ 新規製錬所の建設プロジェクトの延期 カソードブロック
Slide 25: 振り返り:第9次中期経営計画の見直しに着手
振り返り:第9次中期経営計画の見直しに着手(2026/3期2Q決算開示資料 再掲) 2026/3期2Q 決算開示資料 再掲 2026/3期通期決算発表までに、第9次中期経営計画を見直し 計画策定後の事業環境変化を織り込み、 より戦略的なアプローチを導入の予定 以下を基本骨子とする施策の導入を検討中 ① ② ③ M&Aを含めた戦略投資による 営業力の強化 製品ラインナップの拡充 次世代ビジネスの開拓 ©SEC CARBON, LIMITED 24
Slide 26: 市場評価の現状認識
市場評価の現状認識:資本コストや株価を意識した経営の実現に向けて PBR1倍を下回る状態が続いており、資産に対して収益力や資本効率が十分な水準に達していない。資本効率を意識したBSマネジメント の見直しが経営課題と認識 また、2019年以降、時価総額と企業価値のギャップが拡大。特に2022年5~7月には、手元資金の積み上がりによりネットキャッシュが拡 大し、株価低迷も重なって、企業価値は一時的にマイナスとなった ※ 企業価値=時価総額+純有利子負債 (百万円) 時価総額(自己株式調整後) 企業価値 PBR (倍) 90,000 3.00 80,000 2.50 70,000 60,00
Slide 27: 問題意識
問題意識 自己資本比率 90.7% 過剰な自己資本 (2026/3期3Q末実績) ROE 7.8% 停滞する資本効率 (資本コストを下回るリターン) PBR1倍割れの継続 市場評価の乖離 (PBR0.78x) ※2026年4月9日時点終値 カソードブロックの需給は 厳しい事業環境 当面緩和傾向 ©SEC CARBON, LIMITED 26
Slide 28: 中長期経営方針 2030 Make Real
中長期経営方針 2030 Make Real Make Realの趣旨 中長期経営方針は2030年迄に「実現させる」決意 ©SEC CARBON, LIMITED 27
Slide 29: 中長期経営方針 2030 Make Real の概要
中長期経営方針 2030 Make Real の概要 激変する外部環境に鑑み、3か年の中期計画は取止め、中長期経営方針の着実な実践に軸足 最重要KPIとしてROEを掲げ、資本効率を重視。資本効率の改善に繋がる施策の実行により、企業価値の拡大(=PBR1倍超の市場評価) の早期実現を目指す 旧計画・目標 中長期経営方針 第9次中期経営計画 中期経営目標 2026/3期 2027/3期 2030/3期 2031/3期 目標 見通し 目標 目標 3年間の中期計画は廃止 ROE 12% 売上高 292億円 440億円 540億円 中長期経営ビジョン、 ① 成長戦略の強化 営業利益 39億円 8
Slide 30: ROE水準の引上げ
ROE水準の引上げ ROE引上げに向けて、3つの構成要素に分解して改善を推進 構成3要素全てで想定の上限に肉薄できれば、ROEは計算上12%超まで引上げが可能。想定未達リスクを勘案しても、ROE12%の実 現は十分射程圏と認識 2026/3期見通し 2031/3期目標 4.5%程度 12% 売上高利益率 13-14% 売上高利益率 15- 20% 総資産回転率 0.3-0.4回 総資産回転率 0.5-0.7回 財務レバレッジ 1.1-1.2倍 財務レバレッジ 1.2-1.4倍 3要素全てで想定上限に近づけることができれば、 ROEは12%超に到達も可能 ©SEC CARBON, LIM
Slide 31: ROE要因別の推移と今後の目標
ROE要因別の推移と今後の目標 直近のROEは2桁を維持できない状況で推移。特に利益率の低下がROEの重石となる傾向が顕著 中長期経営方針では、利益率改善を図るのに加え、資産回転率の改善と財務レバレッジの修正(最適資本構成の模索)を牽引役に ROEの水準引上げを図る 売上高純利益率 16.3% 19.6% 18.4% 17.8% 13.3% 10.8% 12.0% 9.1% -0.2% 総資産回転率 財務レバレッジ 7.8% (回) 5.6% 0.45 0.47 5.4%* 0.38 0.37 0.30 -0.1% (倍) 1.12 1.16 1.20 1.10 1.12 22/3期
Slide 32: ROEの推移イメージ
ROEの推移イメージ 厳しい事業環境ながら、 絶好の施策着手期 と位置づけ 10.8 9.1 7.8 (%) 5.5 5.4* 4.8 ▲ 0.1 2021/3期 2022/3期 2023/3期 2024/3期 2025/3期 2026/3期 2031/3期 目標 *除く減損ベース ©SEC CARBON, LIMITED 31
Slide 33: ①成長戦略の強化 施策の基本骨子
①成長戦略の強化 施策の基本骨子 M&Aを含めた戦略投資による 営業力の強化 製品ラインナップの拡充 次世代ビジネスの開拓 成長戦略強化の基本方針 成長分野への投資 事業ポートフォリオ改革 成長分野へのM&A投資の加速 ROE引上げと競争力の持続的維持 (戦略投資会議ワーキングチーム) 可能性を軸とした目線で事業を精査 次代の成長につながる研究開発投資 既成概念に囚われず、ビジネス構造に (半導体材料関連・CO2資源化等) ついては大胆な見直しも選択肢 マーケティング・研究開発の体制を充実 (人・組織面、仕組み面等) 3つの基本骨子を2つの基本方針に落とし込み、成長を追求
Slide 34: ①成長戦略の強化 基本方針
①成長戦略の強化 基本方針 成長分野への投資 事業ポートフォリオ改革 事業部門 現状認識 方針 事業戦略/目標 中国企業が参入困難な高品質製品に特化 アルミニウム製錬用 中国企業参入による過剰生産構造の深刻化 シェア維持 付帯製品・サービスの充実による付加価値向上 カソードブロック 中国で能力削減気運なく、長期低迷の様相 半導体材料関連への進出 国内安定販売、輸出は採算性重視、固定費(設備・人員) 国内粗鋼生産は大きく水準低下 規模 人造黒鉛電極 最適化 電炉生産比率の上昇傾向は鮮明 最適化 成長分野(30~32インチ太物電極)の量産基盤構築 特殊炭素製品
Slide 35: 事業戦略の方向性マトリクス
事業戦略の方向性マトリクス “守りを強化しつつ、選択的な攻めへ移行するフェーズ” 市場開拓 選択的な攻め(突破口) 新市場 用途開発/販路拡大 選択的な攻め (マーケティング) 新規事業 CO₂資源化技術 主なM&A対象領域 半導体材料関連など 特殊炭素製品 ファインパウダー 製品ラインナップ拡大 守りの強化 選択的な攻め 規模最適化 アルミニウム 高付加価値化 製錬用 高寿命化 カソードブロック 技術力 既存市場 黒鉛電極 新製品 製品開発 既存製品 ©SEC CARBON, LIMITED 34
Slide 36: ②資本政策の推進
②資本政策の推進 業績の回復が当面見込み難い現状では、BSマネジメント及び投資規律の徹底が非常に重要 施策の柱は、政策保有株処分の推進と、そこで得られたキャッシュの自社株買いを含めた株主還元への充当 併せて、安定株主からの株式放出の受け皿として、個人株主層の拡充を推進 施策と目標・基本方針 施策 目標 ROE12%目標 基本方針 資本効率の向上 ROE 12% 利益率目標 ① 営業力強化・顧客満足度向上等による売上拡大 ② 収益力ある製品別ポートフォリオ構成 15~20% ③ 収益力増強が見込める投資案件への投資 政策保有株処分 純資産比 20%未満 ④ コスト削減 総資産回転率
Slide 37: ③経営体質の強化
③経営体質の強化 基本方針 取組内容 社内取締役 現在 2031/3期までに ① 機関設計の見直し 社外取締役 第1弾:社外取締役の増員 社外取締役比率を現行29%から速やかに1/3超えへ 29% 33% 50% 50% 引き上げ、将来的に50%を目指す 71% 67% ガバナンス強化 ② 投資規律の徹底 ROE12%の達成に資する投資判断基準・審議体制を整備 ステークホルダーとの面談機会を増加するとともに、対話チャネルの多様化 ③ IR活動の推進 機関投資家面談数は、現行比50%増を目指す 採用・配置・育成に対する当社のあるべき姿を再定義し、現実とのギャップを埋める人事 人材戦略強化 ① 採
Slide 38: キャッシュアロケーション計画
キャッシュアロケーション計画 現行の現預金および営業CF、政策保有株式の売却資金を原資として、投資規律を前提とした成長投資と株主還元を両立する 投資機会の状況に応じて、資金配分の柔軟な見直しを行う M&A対象としては特炭および新規事業領域を想定 26/3の現預金を175 に修正。すると、CFと (億円) 数字が合わない 22/3期末 26/3期末 31/3期末 現預金等 221 175 80 キャッシュイン 営業CF 201 +300 300 ▲149 ▲200 -200 投資 ▲76 キャッシュアウト ▲170+α -170 株主還元 2022/3期~26/3期 2027/3期~
Slide 39: (ご参考)キャッシュアロケーション推移
(ご参考)キャッシュアロケーション推移 営業CFを中心にキャッシュを継続的に創出してきた 積み上がった内部留保について、投資規律を前提とした成長投資と株主還元にメリハリを付けてアロケーション 営業活動によるキャッシュフロー 有形固定資産の取得及び売却 株式の償還及び消却 支払配当金 ネットキャッシュフロー(主要項目の差引) (百万円) 15,000 10,000 5,000 0 -5,000 -10,000 -15,000 2000/03期 2002/03期 2004/03期 2006/03期 2008/03期 2010/03期 2012/03期 2014/03期 2016/03期 2
Slide 40: サステナビリティ経営の目指す姿
サステナビリティ経営の目指す姿 サステナブル重要テーマ(マテリアリティ) E ・サプライチェーン全体でのCO2排出削減 ・カーボンニュートラルに貢献する製品開発・上市 環境 S ・多様性の尊重と人財育成 ・地域社会への貢献 (社会) 社会 G ・ガバナンス強化 ・ステークホルダーとの対話促進 (企業統 企業統治 ・当社グループの持続的成長に向けた重要課題をサステナブル重要テーマ(マテリアリティ)として設定 ・マテリアリティの推進が企業価値向上に欠かせないとの認識のもと、当社グループにおける重要課題の解決に向けた取組みを進める ©SEC CARBON, LIMITED 39
Slide 41: APPENDIX
APPENDIX 04. ©SEC CARBON, LIMITED 40
Slide 42: 参考指標
参考指標 項目 単位 2022/3期 2023/3期 2024/3期 2025/3期 2026/3期 設備投資 百万円 502 2,444 3,229 6,528 3,654 減価償却費 百万円 1,201 1,117 1,377 1,304 2,048 研究開発費 百万円 260 420 535 555 573 金融収支 百万円 262 526 725 960 977 売上高 百万円 22,919 30,401 37,307 31,179 25,101 海外売上比率 % 65.2 72.8 80.5 76.6 73.1% 期中為替レート 円/USD 112.89 134.84 145.34
Slide 43: ご留意点
ご留意点 ご留意点 本資料に記載されている将来に関する記 本資料に記載されている将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断 述は、当社が現在入手している情報及び する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。 合理的であると判断する一定の前提に基 づいており、実際の業績等は様々な要因にお問い合わせ先 より大きく異なる可能性があります。 SECカーボン株式会社 総務広報部 06-6491-8600(代表) https://sec-carbon.com/contact/ ©SEC CARBON, LIMITED 42