Shimamura Co., Ltd. · TSE:8227
Shimamura — Q2 FY2023 Earnings Presentation
27 slides from Shimamura's earnings presentation, October 2022
Slide 1: Opening remarks on Q2 FY2023 results briefing
企画室⻑の太⽥です。 本日はお忙しいなか、決算説明会にご参加いただき、誠に有難うございます。 まず、私から2023年2月期第2四半期の業績結果について説明します。 その後、社⻑の鈴⽊より、重点課題の進捗状況と業績予想について説明します。 1
Slide 2: Consolidated results for Q2 of fiscal year ending February 2023
2023年2月期 第2四半期の連結業績を説明します。 各数値実績はご覧のとおりです。 まず外的要因では、3年ぶりに行動制限の無い夏休みとなり、旅行や帰省需要が 戻り、各地で人流が増加しました。 一方、電気代や食料品の価格が高騰し、新型 コロナウイルス第7波の新規感染者数も全国各地で高止まりしたことから、衣料品 販売にとっては厳しい消費環境でした。 天候については、5月下旬から6月上旬は東海以⻄で高気温が続いた一方、関東以 北は気温が低下しました。 6月中旬に全国的に梅雨入りしたものの、6月下旬に は実質的な梅雨明けとなり、気温が急上昇しました。 7月は全国的に真夏日が続 きました。 8月は東北
Slide 3: Net sales by business
事業別の売上高について説明します。 各数値実績はご覧のとおりです。 しまむら事業は、ブランド力の進化の為、自社開発ブランド(Private Brand、 以下PB)とサプライヤーとの共同開発ブランド(Joint Development Brand、以下 JB)の品揃えを拡充しました。 PBは肌着や寝具などの夏物実用品の他、高価格 帯の「CLOSSHI PREMIUM(クロッシープレミアム)」も機能性を強化して好調 でした。 JBやインフルエンサー企画ではトレンド提案を強化し、旬のキャラク ター商品も積極的に展開しました。 アベイル事業は、JBのアウター衣料とアクセサリーを同一売場内で関連販売し
Slide 4: Breakdown of consolidated SG&A expenses
連結の販売管理費の内訳について説明します。 人件費は、4月に 5.6%の賃上げを行ったことで、前期比 4.7%増となりましたが、 売上対比では 12.3%と抑制できました。 これは、店舗でタブレット端末を活用し た売場の標準化が更に進み、店舗作業が軽減されたことなどによるものです。 広告宣伝費は前期比 2.4%減となりました。 新聞の折込チラシとWEBチラシのバ ランスの最適化を図りながら、デジタル販促の拡大と多様化を進めた結果、売上対 比では 1.8%と低く抑えられました。 営業費は前期比 3.1%増となりました。 今期の取組みの一つであるDXの推進に伴 い、様々な新システムの開発を進めたこ
Slide 5: Breakdown of consolidated balance sheet
連結の貸借対照表の内訳について説明します。 流動資産は、前年同期末比 13.5%増となりました。 主な要因では、現預金と売掛 金、有価証券を合算した金額が、前年同期末比 13.4%増となりました。 商品在庫は、前年同期末比 9.3%増となりました。 今年は9月以降も残暑となる 予報が出ていたため、8月度に夏物の無理な値下処分をせず、利益重視で対応しま した。 なお、夏物の在庫処分は9月度で概ね目途が付いています。 負債合計は、前年同期末比 11.1%増となりました。 主な要因は、買掛金の増加と 未払消費税の増加によるものです。 5
Slide 6: Existing-store sales, customers and unit price
既存店の売上高と全店の客数、客単価について、第2四半期の結果を説明します。 既存店売上高は3事業とも前年同期を上回りました。 また、客数と客単価も伸ば すことができており、商品力と販売力の強化が成果に繋がっています。 次に、しまむら事業の第2四半期の結果を説明します。 客数は、前年同期比 3.4%増となりました。 これは、インフルエンサー企画や キャラクター商品の積極的な開発、都市型店舗を中心としたトレンド商品の拡大、 LINEチラシやTikTokなど新規販促媒体を活用した情報発信力の強化によるもの です。 買上点数は、前年同期比 0.3%増となりました。 これは、JBやインフルエンサー 企画
Slide 7: Gross profit, markdowns and inventory
粗利益と値下、在庫について、しまむら事業の第2四半期の結果を説明します。 粗利益高は、前年同期比 5.0%増となり、率では 0.3ポイント減となりました。 粗利益高は、値下の抑制が進んだことで前年を上回りましたが、粗利益率は仕入原 価の上昇により値入率が若干低下したことで前年を下回りました。 値下高は、前年同期比 15.4%減となり、率では 1.3ポイント減となりました。 値下の削減は、猛暑の影響で夏物の販売が順調だったことや、売筋商品を短期間で 追加生産する短期生産サイクルを活用したことによるものです。 短期生産の比率はアウター衣料全体で 25.5%となり、前年同期比 3.1ポイント減と な
Slide 8: Shimamura business: strengthening merchandise, brand evolution
社⻑の鈴⽊です。 次に私から重点課題の取組み結果について説明します。 しまむら事業では商品力の強化として、ブランドの進化に力を入れた結果、売上高 に占めるブランド比率(PB・JB・FIBERシリーズ合計)は、上期累計で 29.1%と なりました。 PB「CLOSSHI」では、新商品の開発と既存商品のリブランディングに取組みました。 新商品では、着用時のストレスを軽減した「WITH美」シリーズの補整イ ンナーが売れ筋となりました。 また、既存商品のリブランディングでは、機能性 をさらに進化させた「4つのこだわり」シリーズの寝具やインテリアが好調でした。 高価格帯への取組みでは「CLOSSHI P
Slide 9: JB, influencer projects and character products
次に、JBやインフルエンサー企画、キャラクター商品の取組みについて説明します。 JBは、上期の売上高に占める比率が 8.8%となり、売上高は前期比 12.5%増となり ました。 中でも、1周年を迎えたアウトドアテイストのJB「LOGOS DAYS (ロゴスデイズ)」は、アウター衣料から服飾雑貨、インテリアまでトータル展開 を強化し、お客様アンケートの結果を商品企画に反映させたことで、売上を伸ばし ました。 インフルエンサー企画では、モデルに近藤千尋さんを起用した「正解コーデ」が 好調でした。 中でも、婦人ティーンズ部門は、ロングジレやカラーパンツなどのトレンド商品を、イ ンフルエンサーを活用し
Slide 10: Shimamura business: strengthening sales power
次に、しまむら事業の販売力の強化について説明します。 デジタル販促の活用では、WebCMを上期に 21本配信し、動画を使った分かりやす い説明でPB商品の魅力をアピールしました。 また、69周年祭などの重点催事で も、新たにWebCMを活用し、客数増加に繋がりました。 デジタル販促の多様化では、「LINEチラシ」へのチラシ掲載を新たに開始し、Z世 代のお客様に向けては、「TikTok」のしまむら公式チャンネルも活用しました。 これらの取組みで、SNS会員数は 3,190万人となり、前期比 14.5%増となりました。 新聞折込チラシとWEBチラシの使い分けでは、お盆時期のチラシで、夏の帰省需要
Slide 11: Planning, individual store and regional response
次に、企画力の向上や個店対応と地域対応について説明します。 まず、企画力の向上では、以前のように、様々な商品をチラシで総花的に打ち出す 方法を改め、毎週のチラシテーマを明確にしました。 第2四半期には、旬のトレンドや新しい機能性の肌着を打ち出した「インナーフェ ア」や、インフルエンサーの親子企画など、新しい企画を積極的に打出し、客数の増加 に繋がりました。 また、特価商品の打ち出しも、昨年に対して約 30%削減 し、価格の安さだけでなく、チラシのテーマがお客様の来店動機に繋がるような 広告宣伝を行いました。 次に、個店対応と地域対応について説明します。 まず、個店対応では、都市型店舗の対応を強
Slide 12: Avail business: strengthening merchandise
次に、アベイル事業の取組みについて説明します。 まず、商品力の強化についてです。 アベイルでは、JBの主力 3ブランドを中心としたトレンド提案の強化と、キャラ クター商品の拡大に取組みました。 JBでは、ロング丈のジレやカラーパンツが売れ筋となり、チラシや売場でコーディ ネート提案して買上点数が増加しました。 この結果、売上高に占めるJB比率は、 上期で 36.5%となりました。 なお、7月度にはローティーン向けブランドも新た に立ち上げました。 キャラクター商品では、アベイルでしか買えない限定商品を積極的に開発しました。 商品開発では、社内の定期的なミーティングにより、他社には無い新鮮なキャ
Slide 13: Avail business: strengthening sales power
次に、販売力の強化では、上期に全店舗で売場レイアウトの変更を実施しました。 JBでは、アクセサリー用の陳列什器を新たに導入し、アウター衣料の売場に設置し てコーディネート提案を強化しました。 また、チラシでもアウター衣料と服飾雑 貨のトータルコーディネート企画を増やした結果、服飾雑貨の上期売上高は前期比 28.0%増となりました。 キャラクター商品では、店内のレイアウトを変更して、レジ周辺の売場を新たにキ ャラクター雑貨の売場として活用しました。 また、入口付近の催事売場を拡大し、 毎週のチラシに合わせてキャラクター商品を集約販売したことで、キャラクター商 品の販売力が更に強化されました。 ま
Slide 14: Birthday business: strengthening merchandise
次に、バースデイ事業の取組みについて説明します。 商品力の強化では、JBが新生児から小学生までの全てのシーンに対応出来るよう、 商品開発や品揃えの充実を進めました。 主力JBの「futafuta(フタフタ)」では、10周年企画として、動物園とのコラボ企 画を打ち出し好調でした。 新生児向けでは、JB「Cottoli(コトリ)」で、ギフト 向け商品の品揃えを拡大し、EC販売では商品の詰め合わせが自由に選べる受注販 売も好評でした。 小学生向けの新規JBとしては「rabyraby(ラビラビ)」を新た に立ち上げました。 ベーシックなJBとして品揃えを強化した「DAILY LINE(デ イリーライン
Slide 15: Birthday business: digital promotion
次に、販売力の強化では、デジタル販促の多様化を進めました。 SNSの活用では、フォロワー数が 60万人を超えたインスタグラムによる販促を 強化しました。 中でも、ママインフルエンサーとの共同開発商品をライブ配信 した企画が好評でした。 また、お客様によるバースデイ商品の投稿写真は、投稿 数が毎月1万件を超えるようになり、公式ホームページにも専用ページを設けるこ とで、インスタグラムがバースデイとお客様とのコミュニケーションツールに成⻑ しています。 その他、「Tik Tok」による販促を開始し、公式ホームページは動画コンテンツを 充実させ、公式アプリもリニューアルするなど、デジタル販促全般で改
Slide 16: Chambre and Divalo businesses
次に、シャンブル事業とディバロ事業の取組みについて説明します。 シャンブル事業では、商品力を強化するため、JBの品揃えをアウター衣料だけでな く服飾雑貨にも拡大し、チラシと売場でコーディネート提案しました。 その結果、 バッグや帽子が売れ筋となりました。 販売力の強化では、シーズンごとのテーマに合わせて、売場とラッピング資材、 チラシのイメージカラーを統一しました。 春のギフト需要対応では、店内をミモ ザカラーに統一し、5月の⺟の日ギフト対応では、店内をカーネーションカラーに統一 しました。 この結果、上期の1店舗当たりのラッピング件数は、前期比で 4.9%増となりました。 また、お客様がお好
Slide 17: E-commerce business initiatives
次に、EC事業の取組みについて説明します。 オンラインストアの上期売上高は 16億円となり、前期比の約 1.5倍となりました。 第1四半期は、上海のロックダウンによる納期遅れの影響で、売上高は計画を若干 下回りました。 一方、第2四半期は、EC限定の商品が好調だったことで、上期 では、ほぼ計画どおりの売上高となりました。 また、4月にアベイル事業とシャンブル事業の展開も開始したことで、グループ内 での相互送客による相乗効果も順調に進んでいます。 各事業では、EC限定のインフルエンサー企画やキャラクター商品が好調でした。 加えて、バースデイ事業ではJBの秋冬物のアウター衣料が好調でした。 また、
Slide 18: Progress of DX for headquarters and stores
次に、売上向上と業務効率化に向けたDXの進捗状況について説明します。 まず、本社業務のDXです。 市場の動向を分析する市場調査部では、人員を増やし、新たな分析ツールも導入し て、お客様のウォンツに応える体制を整えました。 上期は、キャラクター商品の SNS分析に力を入れました。 一例では、「ちいかわ」の分析が、紳士向け商品の 新規展開や、取扱いキャラクターの拡大に繋がり、売上が増加しました。 その他、経理部や商品部では、定型作業のRPA化により、作業時間の短縮が進み、 生産性が向上しました。 次に、店舗業務のDXです。 昨年、全店舗に2台導入したタブレット端末の活用が更に進みました。 中でも、
Slide 19: Second-half DX plan: customer management system
次に、DX推進の下期計画について、運用開始予定の「顧客管理システム」を説明 します。 顧客情報については、EC事業の会員情報に加えて、今後は店舗でもデジタル会員 証を発行することで、店舗とECのお客様の顧客情報を一元管理します。 これに より、お客様へのサービスレベル向上を図るとともに、集めたデータの活用も進め ます。 お客様への新サービスとして、1つ目は、お客様情報を元に、お客様それぞれに 対する商品情報の配信を開始します。 そして、このダイレクトマーケティングを お客様の来店動機に繋げて、客数増加を図ります。 2つ目は、お客様によるスマホアプリでの商品在庫検索サービスです。 これは、お客様
Slide 20: ESG: environmental initiatives in first half
次に、ESG課題への取組みについて、上期の結果を説明します。 当上期も、テーマ別に編成した4つのESG推進チームが、それぞれの課題に対して ESG活動を行い、進捗状況は社⻑や役員会にも定期的に報告しました。 まず、環境への取組みについてです。 1点目は、店舗で不要となったハンガーの完全循環型リサイクルを推進しました。 店舗社員への教育によるハンガー分別精度の向上や、グループ内のハンガーの仕様 統一により、納品用ハンガー全体に占める完全循環型リサイクル比率は 52%とな りました。 また、リサイクル拠点の新規開拓にも取組みました。 その他、店 舗で不要となったビニール袋を再生ビニールにリサイクル
Slide 21: ESG: social initiatives
次に、社会への取組みを説明します。 ダイバーシティの推進では、女性の管理職候補者を増やすために、地域別のパート 社員向け説明会の開催地を全国に拡大し、店舗でもポスターや社内報などを使った 啓蒙活動を進めました。 その他、教育カリキュラムの見直しや、本社の残業時間 の削減などを進めた結果、上期の女性管理職比率は過去最高の 15%となりました。 また、女性が働きやすい職場環境を整えるため、社員の子供が学童保育後の時間帯に、 店舗の休憩室を利用できる制度など、「育児のための退職」を防ぐ制度を拡充 しました。 9月には新たに「企業主導型保育園の紹介サービス」も導入しており、 下期も社員の働きやすさを向
Slide 22: ESG: second-half action plan
次に、ESG課題への下期の取組み計画を説明します。 サプライチェーンの人権と環境への対応では、上期に500社を超えるサプライヤー から「サプライヤーCoC」に基づく遵守宣言書を受領しました。 人権については、サプライチェーンの2次取引先までの確認は仕組化できました。 下期は、そのチェック体制を更に川上の工程へ拡大する対応を進めます。 環境については、生産現場での確認方法を具体化することで「サプライヤーCoC」 の実効性を高めていきます。 TCFDに基づく気候変動関連の対応では、GHG排出量のスコープ3の算出や開示に 向けた研究を進めます。 現在、コーポレートガバナンスコードに対して、気候変 動
Slide 23: Response to rising raw material costs
次に、原材料の高騰に対する上期の結果と下期の対応について説明します。 まず、上期の結果です。 全体の値入率としては昨年を若干下回りましたが、値下の抑制で粗利益はしっかり 確保することができました。 また、高価格帯のPB「CLOSSHI PREMIUM」は、 上期売上高が昨年の約2倍となりました。 その他、一部の商品で実験的に導入 した新価格帯も良好な結果となりました。 次に、下期の対応です。 まず、価格設定については、価格帯の見直しで値入率を確保していきます。 商品によって、価格を据え置きにするもの、新価格に変更するもの、それぞれあり ますが、価格を上げる場合は、品質や機能性、デザイン性などを
Slide 24: Full-year forecast for fiscal year ending February 2023
2023年2月期の業績予想について説明します。 各数値予想はご覧のとおりです。 今期の国内消費環境の見通しについては、新型コロナウイルスの感染拡大防止と経 済活動の両立が進みつつあるものの、原材料やエネルギー関連の価格上昇によって インフレ傾向は日々強まっており、先行きが不透明なことから、4月4日の決算発 表時に開示した業績予想から変更はありません。 24
Slide 25: Store openings and closings plan
次に、今期の出退店についてグループ全体の計画を説明します。 まず、出店数は、当初計画に対して 12店舗減少しました。 これは、物件の審査において、過去の反省を踏まえて、以前よりも厳密に審査を 行ったことによるものです。 但し、来期の出店数は拡大できる見込みのため、中期経営計画の3年間で100店舗 出店の計画は変更しません。 次に、退店数は、当初計画に対して 2店舗減少しました。 これは、赤字店舗に対して売上向上対策や家賃交渉などを重ねた結果、不採算店舗 が減少したためです。 なお、来期も退店店舗は削減できるように努めます。 なお、下期はディバロ事業の新モデル店舗の出店や、しまむら事業で売場面積
Slide 26: Disclosure schedule for results materials
最後に開示情報についてご連絡します。 決算資料のコーポ―レートサイトでの開示スケジュールはご覧のとおりです。 それぞれ、今週中にコーポレートサイトへ開示する予定です。 26
Slide 27: Closing remarks
以上で、株式会社しまむら2023年2月期 第2四半期の業績および通期業績予想に ついての説明を終了します。 ご清聴ありがとうございました。 27