Slide 1: 2025年3月期 通期決算説明会資料
2025年3月期 通期 決算説明会資料 特種東海製紙株式会社 ( 東 証 PRM3708) 2025.5.19
Slide 2: 財務情報
財務情報
Slide 3: 通期連結業績
財務情報 通期連結業績 (単位:百万円) 2024年 3 月 期 2025年 3 月 期 前年同期比 売上高 86,517 94,800 +8,283 +9.6% 営業利益 2,296 3,928 +1,632 +71.0% 経常利益 6,188 6,227 +39 +0.6% 親会社株主に帰属する 当期純利益 4,590 3,607 ▲983 ▲21.4% 売上高・営業利益 経常利益 当期純利益 ⚫ 価格改定効果やリサイクル関 ⚫ 持分法投資利益の減少を営業 ⚫ 24年3月に閉鎖した岐阜工場 連企業1社をグループ化した 利益増加で打ち返し、2年連続 の更地化費用やフィブリック ことなどにより
Slide 4: セグメント情報(産業素材・特殊素材)
財務情報 セグメント情報 (単位:百万円) 2024年 3 月 期 2025年 3 月 期 前年同期比 売上高 42,455 44,793 +2,338 +5.5% 産業素材 営業利益 1,282 1,089 ▲193 ▲15.0% 売上高 20,427 21,467 +1,040 +5.1% 特殊素材 営業利益 495 1,638 +1,143 +230.8% 産業素材 特殊素材 ⚫ 段ボール原紙・クラフト紙の販売数量は買い控え ⚫ 特殊機能紙の製品で需要回復、販売数量 な ど に よ り 減 少 し た が 、 NTIへ の 販 売 価 格 が 上 昇 が前年比で増加 したことで売上高自体
Slide 5: セグメント情報(生活商品・環境関連)
財務情報 セグメント情報 (単位:百万円) 2024年 3 月 期 2025年 3 月 期 前年同期比 売上高 18,151 18,646 +495 +2.7% 生活商品 営業利益 567 532 ▲35 ▲6.0% 売上高 11,875 16,783 +4,908 +41.3% 環境関連 営業利益 122 529 +407 +333.2% 生活商品 環境関連 ⚫ トイレットペーパーは価格改定効果が通期で ⚫ グループ会社の増加(PLは9か月分を連結) 寄与、ペーパータオルは価格改定効果は限定 に加え、マテリアルリサイクルにおける処理量 的だったものの販売数量が増加し、セグメント 増加やRPF
Slide 6: 利益の増減要因(前年同期比)
財務情報 利益の増減要因(前年同期比) 営業外要因 経常利益 ▲ 1,593 6,227 経常利益 6,188 営業利益 3,928 営業利益 その他 2,296 数量・価格 資材 工場能率等 固定費等 環境関連 子会社利益等 + 784 ▲ 200 ▲ 11 + 195 + 407 + 457 24年3月期 25年3月期 ⚫ 特殊素材・生活商品における価格改定効果に加え、 ⚫ 原燃料価格の高騰が主に生活商品で利益を押し 販売数量も総じて堅調であったことから数量・価格 下 げ ▲ 200 要 因 で + 784 ⚫ 環境関連は順調に伸長しDD費用やのれん償却費 を 打 ち 返 し + 407
Slide 7: 業績予想
財務情報 業績予想 (単位:百万円) 2025年 3 月 期 2026年 3 月 期 ( 予 想 ) 前年同期比 売上高 94,800 99,000 +4,200 +4.4% 営業利益 3,928 5,000 +1,072 +27.3% 経常利益 6,227 7,000 +773 +12.4% 親会社株主に帰属する 当期純利益 3,607 4,900 +1,293 +35.8% 売上・営業利益 経常利益・当期純利益 ⚫ 特殊素材・生活商品における価格改定効果・堅調 ⚫ 支払利息など営業外費用増加が想定され、増益 な販売数量、および環境関連事業の伸長などが であるものの営業利益に比べ増加額は限定
Slide 8: 通期業績予想 利益の増減要因
財務情報 通期業績予想 利益の増減要因(前年同期比) 営業外要因 ▲ 299 経常利益 経常利益 7,000 6,227 営業利益 営業利益 5,000 3,928 その他 数量・価格 資材 工場能率等 固定費等 環境関連 子会社利益等 + 1,490 ▲ 287 + 128 ▲ 585 + 258 + 68 25年3月期 26年3月期 ⚫ 特殊素材の価格改定効果が通期で寄与、加えて ⚫ 原燃料価格は古紙や国内パルプを中心に引き 生 活 商 品 に お け る 25年 4 月 か ら の 価 格 改 定 も 続 き 高 騰 が 続 く ▲ 287 浸 透 を 想 定 し + 1,490 ⚫ 環
Slide 9: Strategy
Strat
Slide 10: 2016年以降の経営環境の変化
成長戦略 2016年以 降 の 経 営 環 境 の 変 化 電子機器の発展に加えリモートワークの拡大も合わさりデジタル化が急速に進展 製紙を取り巻く経営環境は大きく変容 デジタル化の影響 情報伝達媒体としての紙需要の減退 出版系や情報用紙の 段ボール原紙や衛生用紙の需要への影響は軽微 分野に大きな影響 特殊素材事業 産業素材事業 生活商品事業 しかしこれらの分野で成長余力があるのは他社も同様 他社との差別化が必須 10
Slide 11: オンリーワンビジネス企業へ
成長戦略 オンリーワンビジネス企業へ 顧客ニーズに寄り添いながらあらゆる側面で差別化を図り それらの総合力で他社に真似できないビジネス領域を目指す 経営理念 ユニークで存在感のある企業集団として 社会と環境に貢献する 目指すべき企業像 技術と信頼で顧客と共に未来をひらく オンリーワンビジネス企業 11
Slide 12: 事業ポートフォリオの変革へ
成長戦略 事業ポートフォリオの変革へ 経営環境の変化や当社の独自性を踏まえて 第4次中期経営計画以降、持続的な成長が可能な事業ポートフォリオを構築を推進 選択と挑戦、そして革新 持続的な 製紙×環境=両輪 企業価値向上へ 進むべき道を明確化 Jump Forward To Next10 探索・始動した新事業の 成果摘み取りを開始 Next 10 設立から10年を迎え 次なる収益源となる 6次中計 事業領域を探索 5次中計 4次中計 12
Slide 13: 製紙事業の更なる差別化を目指して
製紙事業の 更なる差別化を目指して
Slide 14: 産業素材事業 低炭素操業
製紙事業 産業素材事業 バイオマスボイラの早期導入により現時点で低炭素操業を実現 カーボンニュートラル実現に向けてグループをけん引 島田工場 化石エネルギー起源CO₂排出量※ 進捗 2005年 度 比 約 ▲ 80% 13号 バ イ オ マ ス ボ イ ラ 岩石蓄熱発電実証実験 ( 千 t- C O ₂ ) 317 64 2005年 2023年 カーボンニュートラルへの道を明確化していく ※環境省公表の原単位を用いた当社試算 14
Slide 15: 生活商品事業 衛生用紙の開発
製紙事業 生活商品事業 業務用を中心に衛生用紙の堅調な需要を獲得 古紙原料による生産技術により品質とブランド力に更に磨きをかける 課題 進捗 「白物古紙」の減少 段ボール古紙を利用した製品を製造 産業用紙製造における原料調達を横展開し 段ボール古紙やUKPを利用した衛生用紙の開発を実施 ⚫ デジタル化や近年のリモートワーク普及 外部環境 によりコピー用紙や上質紙の古紙(=白 物古紙)の発生が減少傾向 ⚫ 白物古紙を用いる白い再生トイレットペー リスク パーなどが原材料不足により製造困難に なる可能性 15
Slide 16: 特殊素材事業 ふたつのキレイ
製紙事業 特殊素材事業 特殊紙の生産拠点・三島工場の「キレイ」な紙を製造できる特長を強化 社会の変化に合わせて成長が見込まれる市場・製品群へシフトしていく ふたつのキレイ 進捗 Beautiful 特殊印刷用紙 ファンシーペーパーは顧客ニーズの (ファンシーペーパー、高級印刷用紙など) 見込まれる地域へ積極的に海外進出 用途が縮減する情報用紙から 特殊機能紙 (OCR用紙、通帳用紙、圧着はがき用紙など) Clean (情報用紙、工業用紙など) 成長が見込まれる工業用機能紙へ (ノンフッ素耐油紙、アラミド等絶縁紙、無塵紙、滅菌紙など) 16
Slide 17: Exhibits(環境関連事業)
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Slide 18: 自然環境活用事業
環境関連事業 自然環境活用事業 森林資源の保護保全と有効活用の両立に向けた事業探索を実施 ウイスキーなどを皮切りに自然価値還元に向けて取組みを活発化させていく ウイスキーの販売を開始 森林由来J-クレジット販売 第1弾 第2弾 ( 24年 11月 発 売 ) ( 25年 5月 発 売 ) 極めて稀な天然生林由来のクレジットである 「南アルプスカーボンクレジット」2月に販売開始 初年度は全量販売が完了 井川蒸溜所が目指すレギュラーモデル=12年物の 販売したクレジットは井川社有林の生物多様性の 発売まで半年ごとに展開、20種類以上の生態系を 増進など、カーボンニュートラルとネイチャーポジ モチー
Slide 19: 資源再活用事業 RPF製造事業の強化
環境関連事業 資源再活用事業 グループ化を進め廃棄物の外部収集から製紙工場でのエネルギー利用までの一貫体制を構築 一貫して行える体制を構築、固形燃料・RPF製造事業の更なる強化を図っていく 廃プラスチックの安定集荷 増産に向けた体制強化 廃棄物の収集運搬や中間処理などを行う企業 サーマルリサイクルの内製化を目的に のM&A・アライアンスを3件実施 2003年 に 開 設 し た レ ッ ク ス 金 谷 工 場 を 東京-静岡-愛知の収集ラインを構築 同じく静岡中部の牧之原へ移転予定 各社のノウハウや運搬車両を 勤務体制を2直から3直へ 相互活用し収集業務を効率化 生産能力向上を見込む 産業廃棄
Slide 20: 資源再活用事業 マテリアルリサイクル
環境関連事業 資源再活用事業 トーエイ(2023年にグループ会社化)を中心にマテリアルリサイクルへ進展 新たな需要を取り込むため再資源化の分野でもオンリーワン化を図っていく 当社グループで現在実施しているマテリアルリサイクルの例 家電・家電由来プラスチック 小型家電 テレビ 解体・再資源化 携帯電話など 金属資源を採取 洗濯機・ 冷蔵庫等由来 プラスチック原料 プラスチック 石 ガラス 墓石などの 再生砕石として 通常は 埋め立てられる サンドウエーブG 自然石 路盤材等に活用 色付きビン (ガラス造粒砂) 20
Slide 21: プラスチック高純度選別ライン
環境関連事業 資源再活用事業 25年2月より「プラスチック高純度選別ライン」を稼働開始 従来では対応できなかった顧客ニーズに合わせた幅広い再資源化・精選別が可能に 導入前の課題 導入後可能になった再資源化 プラスチックリサイクルの多様な 自動車部品やライト付き ニーズが寄せられる一方、 バンパーなどリサイクル 設備の関係で再資源化に制約 困難品の再生処理 高精度・高純度な リサイクル材生産 ⚫ 販売できなかった リターン品を原料に戻したい ⚫ 自治体から回収した製品を プラスチックに戻したい ⚫ 硬質プラスチックを プラスチックに戻したい 21
Slide 22: 資源再活用事業 差別化されたリサイクル
環境関連事業 資源再活用事業 グループ内に横串を通し製紙と共通する技術やそれぞれのノウハウを組み合わせ 他社に真似できないリサイクルビジネスの構築を目指す 共通する技術の活用 市場へ参入するだけでは 最終的に価格競争に陥る危険性 破棄物への 品質管理 幅広い知見 破砕 分別 リサイクル 製紙 複合化 製造業とリサイクラー両方の経営資源を活かし 当社でしかできないビジネスモデルを探索 ネットワーク 化学分析 差別化されたリサイクルを目指す ノウハウの共有 22
Slide 23: 中長期経営計画
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Slide 24: 業績トレンド
中長期経営計画 業績トレンド 外部環境が厳しさを増すなかでも9年間で連結業績は着実に伸長 経常利益においては、第4次中計以降5回目・2年連続で最高益を更新 24
Slide 25: 第6次中期経営計画の進捗
中長期経営計画 第6次中期経営計画の進捗 重点分野のリサイクルは順調に成長、ウイスキーも3年物を発売 一方で育成に位置付けていたフィブリックは撤退、パッケージは見極めへ 現時点までのポートフォリオマネジメントの進捗 基礎分野 重点分野 ⚫ 岐阜工場の閉鎖・解体を ⚫ トーエイ、貴藤をグループ 実施、特殊紙を三島工場へ 会社化、リサイクルの事業 集約し生産効率化 ⚫ 段原紙・クラフト紙 領域を拡大 ⚫ ファンシー、機能紙 ⚫ リサイクル事業 ⚫ 衛生用紙 利 益 貢 献 見極め分野 育成分野 ⚫ 低採算な紙製品 ⚫ ウイスキー ⚫ 重点分野への育成を図った ⚫ フィブリック ⚫ フィブリック ⚫
Slide 26: 第7次中期経営計画の策定・長期ビジョンの見直し
中長期経営計画 第7次中期経営計画の策定・長期ビジョンの見直し PBR1倍未満の課題感から25年2月の適時開示資料にて 次期中計・長期ビジョンのアウトラインを先行して開示 長期目標を『2030年度にROE8.0%、 資本収益性向上策を検討しながら 2034年度にROE9.0%以上』へ上方修正 策 定 ・ 見 直 し を 進 め る ( 2026年 5 月 開 示 予 定 ) 10年間のキャピタルアロケーション※ (単位:億円) ⚫ 成長投資=環境関連事業を主な対象としたM&Aや アライアンスを積極的に実施 成長投資 ⚫ 財 務 安 定 性 と の バ ラ ン ス を と り つ つ 最 大 0
Slide 27: 将来に向けた成長ストーリー
中長期経営計画 将来に向けた成長ストーリー すべての事業分野で差別化に挑戦 製紙と環境の両輪を融合させオンリーワンビジネスを追求し続ける 両輪から動脈・静脈産業の循環によるサーキュラーエコノミー企業へ 27
Slide 28: ※ 本資料に掲載しております当社の計画および施策などは発表日時点において把握できる情報から得られた当社の経営判断に基づいております。 様々なリスクおよび不確定要因により、実際の業績と異なる可能性がございますことを予めご承知おきください…
※ 本資料に掲載しております当社の計画および施策などは発表日時点において把握できる情報から得られた当社の経営判断に基づいております。 様々なリスクおよび不確定要因により、実際の業績と異なる可能性がございますことを予めご承知おきくださいますようお願い申し上げます。