Itochu Corporation · TSE:8001

Itochu — Investor Day (July 2026)

53 slides from Itochu's investor day presentation, Jul 8, 2026

  1. Slide 1: ITOCHU DAY 2026 The Brand-new Deal

    The Brand-new Deal 伊藤忠商事IR Day ITOCHU DAY 2026 2026年7月8日 Copyright © ITOCHU Corporation. All Rights Reserved. 本日はお集まりいただき有難うございます。 当社初となるIR DAY、ITOCHU DAY 2026を開始いたします。 1

  2. Slide 2: 目次

    目次 ITOCHU DAY 2026 01 伊藤忠らしい価値創造 P.3 02 基幹産業における「バリューチェーン」の進化 P.11 03 「利は川下にあり」の真髄(1) 「マーケットイン」の実践 P.28 04 「利は川下にあり」の真髄(2) データ起点の価値創造 P.36 05 価値創造を支える財務・資本戦略 P.45 Copyright © ITOCHU Corporation. All Rights Reserved. 2 2

  3. Slide 3: 伊藤忠らしい価値創造

    伊藤忠らしい価値創造 石井 敬太 01 代表取締役社⾧(2021年~) 社⾧執行役員COO(兼)CSO • 1983年入社後、主に石油化学製品トレードに従事 • インドシナ支配人やエネルギー・化学品Co.プレジデント等を歴任 • 北米、タイと2度の海外駐在を経験 • 2021年に社⾧COO就任、2025年よりCSO兼務 Copyright © ITOCHU Corporation. All Rights Reserved. 社⾧COOの石井でございます。 皆様、本日はご多用の中、当社初となるIR Dayにご参加いただき、誠にありがとうございます。 IR Day初開催となる本日は、普段の決算説明

  4. Slide 4: 利益成長への拘り

    利益成⾧への拘り いかなる経営環境においても利益・キャッシュフロー共に、着実な成⾧を実現 連結純利益 実質営業キャッシュ・フロー (億円) (億円) 9,400 14% 9,003 10% 10,000 10,000 CAGR CAGR 8,000 8,000 6,000 6,000 3,750 4,000 4,000 2,404 2,000 2,000 0 0 2015 2020 2025 2015 2020 2025 Copyright © ITOCHU Corporation. All Rights Reserved. 4 はじめに、当社が一貫して、独自にこだわっている取り組み姿勢につい

  5. Slide 5: 利益成長への拘り:非資源は着実に成長

    利益成⾧への拘り 直近5年間での利益成⾧率はやや鈍化も、強みの非資源分野は着実に成⾧ 基礎収益 セクター別基礎収益内訳 (億円) 非資源 7.4% 8,000 (億円) CAGR 3% 8,000 7,815 6,000 6,900 6,000 4,000 4,000 2,000 2,000 資源 △10% 0 0 2021 2022 2023 2024 2025 2015 2020 2025 (*)「非資源」には、「その他」を含む Copyright © ITOCHU Corporation. All Rights Reserved. 5 そのような中、昨今、マーケットの皆様から、直近数年間

  6. Slide 6: 利益成長の原点:現場力

    利益成⾧の原点:現場力 「現場力」 当社は、⾧年あらゆる業界においてネットワーク・信頼・事業基盤を築いてきた バリューチェーン全体をつなぐ 他社比でも圧倒的な国内事業基盤 事業プラットフォームを構築 欧州・CIS 5% 日本 北米 東アジア 10% 60% 10% 原材料 販売 アジア・大洋州 製造 金融 10% 物流 Photo courtesy of Copyright © ITOCHU Corporation. All Rights Reserved. BHP 6 次に、「こだわりの経営」のキーワードの一つとなる、現場力についてお話します。 常々申し上げている通り、当社では、ビジネス領域

  7. Slide 7: 利益成長の原点:商人は水

    利益成⾧の原点:「商人は水」 「商人は水」 ⾧年あらゆる業界で現場に深く入り込み、事業基盤を築いてきた当社だからこそ、 「変化を受ける側」ではなく、 産業やサービスの変化・課題を捉え、「マーケットイン」の発想で 新たな価値を生み出すことが可能 Copyright © ITOCHU Corporation. All Rights Reserved. 7 もう一つ、「商人は水であれ」についてお話しします。これは岡藤会⾧CEOが営業時代に上司 から受けた指導の言葉と聞いています。水は、変幻自在に形を変え、狭い隙間にも入り込み、 やがて大きな流れをつくります。商人も同じです。環境が変われば、その変化に

  8. Slide 8: ギア・チェンジ

    ギア・チェンジ 2026年度は、一段上の成⾧に向けた「ギア・チェンジ」の一年 伊藤忠らしい価値創造 成⾧投資の加速 バリューチェーンの進化 マーケットインによる変革 1.5兆円規模を実行予定 データ起点の価値創造 新たな中核事業を創出 ハンズオン経営 横連携・シナジー創出 Copyright © ITOCHU Corporation. All Rights Reserved. 8 2025年度に9,000億円超の利益水準を達成した当社は、今、先ほど申し上げた「こだわり」、 すなわち「右肩上がりの成⾧」を持続することに真正面から向き合っています。なぜ、ここまで 「右肩上がりの成⾧」にこだわるのか

  9. Slide 9: 日本は転換期に

    日本は転換期に 日本は今、大きな変化の局面に コーポレートガバナンス インフレ 改革 国土強靭化・ AI・DX 経済安全保障 Copyright © ITOCHU Corporation. All Rights Reserved. 9 当社は、他商社と比べても国内事業からの収益比率が高く、この国内事業の厚みが、当社の 堅い収益基盤を支えています。⾧年にわたり知見とネットワークを積み重ねてきた日本での ビジネスは、情報へのアクセスやトラブルの際の対応力、各業界に広く深く築いてきた人脈等の 強みを活かすことができます。またリスクをコントロールしながら、着実にビジネスを拡大出来る 領域であり、事業会

  10. Slide 10: 当社らしい価値創造のテーマ

    当社らしい価値創造のテーマ バリューチェーン マーケットイン データ起点の の進化 の実践 価値創造 現場で築き上げてきたネットワーク・事業基盤を活かし、 川下視点で変化を捉え、当社らしい新たな価値創造を実現 Copyright © ITOCHU Corporation. All Rights Reserved. 10 本日は、各セグメントに共通するテーマとして、「バリューチェーンの進化」、「マーケットインの実践」、 「データ起点の価値創造」を取り上げたいと思います。 当社の8つのカンパニーを率いるカンパニープレジデント8名も交え、これらの切り口から「伊藤忠 らしい価値創造」について、より深く

  11. Slide 11: 基幹産業における「バリューチェーン」の進化

    基幹産業における 02 「バリューチェーン」の進化 Copyright © ITOCHU Corporation. All Rights Reserved. 11

  12. Slide 12: エネルギー・化学品カンパニー

    基幹産業における「バリューチェーン」の進化 エネルギー・化学品カンパニー 宮﨑 勉 常務執行役員 エネルギー・化学品Co. プレジデント (2026年~) • 1983年入社以来、一貫して化学品分野に携わる • 台湾での5年半の駐在を経験 • 2015~2025年度まで伊藤忠ケミカルフロンティア社⾧を務め、直近は6期連続最高益を記録 Copyright © ITOCHU Corporation. All Rights Reserved. エネルギー・化学品カンパニーの宮﨑です。当カンパニーの強みは、資源・原料から川下のお客様 までをつなぎ、基幹産業を支えるバリューチェーンを構築していることです

  13. Slide 13: 基幹産業を支えるバリューチェーン

    幅広い商品群の取扱いにより基幹産業を支えるバリューチェーンを構築 合成樹脂 無機原料 LNG 発電・蓄電所 石油製品・LPガス販売 原油・LNGトレード 原油 電力トレード 有機原料 エネルギー・電力ソリューション部門 ファインケミカル 化学品部門 Copyright © ITOCHU Corporation. All Rights Reserved. 13 当カンパニーは、エネルギー・電力ソリューション部門と化学品部門の2部門から構成されています。 エネルギー分野では、上流権益から石油・LNGトレード、再エネを中心とする発電、蓄電所、 電力トレード、伊藤忠エネクスを通じた石油製品・LPガス販

  14. Slide 14: 化学品部門:右肩上がりの成長

    化学品部門: 建材 多数の商品群を取扱い、右肩上がりの成⾧を実現 高機能フィルム 塩ビ床材 日用品・包材 (単位:億円) 化学品部門 単体+その他事業会社 460 日用品 主要事業会社3社計 包材 423 パッケージ 349 自動車・半導体 335 337 226 328 208 自動車部材 半導体関連部材 樹脂プレート 206 182 173 154 医薬・農薬 医薬品原料 234 農薬 215 162 183 146 143 農業・畜産 肥料 (年度) 2021 2022 2023 2024 2025 2026 飼料添加物 化学品部門 連結純利益推移 繊維 化学繊維原料 Copyright

  15. Slide 15: 化学品部門 取組事例

    化学品部門 取組事例 化学品部門 単体 タキロンシーアイ  建築住設・土木農業用資材、  住友化学製の飼料添加物 電子部品等、基礎産業に強み メチオニンを全量取扱い  2024年度完全子会社化実施、  世界有数の合成樹脂取扱数量 多数の人員を派遣しPMI推進中  その他、硫黄、アンモニアといった基礎原料から 2010年度 2026年度(計画) 日用雑貨、用度品まで幅広く取扱い トレード 取込損益 19億円 67億円 伊藤忠ケミカルフロンティア 事業会社 伊藤忠プラスチックス  川下視点で高収益の医薬、  半導体関連から食品包材まで ファインケミカル事業を拡大 川中~川下に広く事業

  16. Slide 16: 今後の成長ドライバー:半導体関連

    今後の成⾧ドライバー:半導体関連の取組拡大 新規事業 上流鉱物資源 樹脂プレート 半導体 既存事業 ファインケミカル 溶剤 (高純度薬液) 市場拡大が顕著な半導体分野で、伊藤忠の既存ビジネスと連接し、 バリューチェーンの拡大に資する投資を実行することで、次なる成⾧の柱に Copyright © ITOCHU Corporation. All Rights Reserved. 16 最後に、今後の成⾧ドライバーとして注力するのが半導体関連事業です。タキロンシーアイでの 半導体装置用樹脂プレートや伊藤忠プラスチックスでのフォトレジストに加え、高純度薬液製造 企業への参画や上流鉱物資源の確保まで領域

  17. Slide 17: 金属カンパニー

    基幹産業における「バリューチェーン」の進化 金属カンパニー 田中 正哉 上席執行役員 金属カンパニープレジデント(2026年~) • 1987年入社以来、化学品関連ビジネスに従事 • エネルギー・化学品Co. プレジデントを務め、韓国駐在も経験 • 現地の取引先との繋がりを大切にしながらビジネスを推進 • 企画部門等のスタッフ経験もあり、チームワーク重視で周囲からの意見にも耳を傾ける Copyright © ITOCHU Corporation. All Rights Reserved. 資源ビジネスを手掛ける金属カンパニーの強みは、鉄鉱石や原料炭を中心とした優良資源 権益の保有において、資源

  18. Slide 18: 優良資源権益とパートナー

    鉄鉱石・原料炭を中心とした優良資源権益を保有 資源メジャー等の優良パートナーと⾧期に亘り強固な関係を構築 ウラン 原料炭 Djengeldi 鉄鉱石 AMMC Orano/Navoiyuran 原料炭 Allegheny AMCI ArcelorMittal 原料炭 Argo(*) 原料炭 Argo SMM PAMA Oaky Creek 白金族金属/ニッケル GLENCORE 鉄鉱石 鉄鉱石 Platreef Ivanhoe 原料炭 Maules Creek Whitehaven Photo courtesy of BHP CSN Mineração パートナー/オペレーター (*) 旧 F

  19. Slide 19: 低炭素還元鉄

    低炭素還元鉄 業界課題を捉え、当社ならではのネットワーク・機能を活かしたバリューチェーンの構築へ 川上 川中 川下 トレード スクラップ 高品位 還元鉄 販売 安定 鉄鉱石 製造 日本含む グローバル市場 調達 ブラジル カナダ UAE ファイナンス アレンジ トレード 鋼材 流通 権益への出資 製造事業立上げ 製鉄会社へ供給 • CM (ブラジル) UAE鉄鋼最大手 JFEスチール等へ EMSTEELとの協業で 供給 • AMMC (カナダ) 等 低炭素還元鉄を 製造・加工 Copyright © ITOCHU Corporation. All Rights Reserved. 19 次に、

  20. Slide 20: 低炭素還元鉄バリューチェーン(解説)

    川中から川下においては、生産された高品位鉄鉱石のトレードへの関与に加え、低炭素還元鉄 製造事業をEMSTEELと取組みます。そこで製造された低炭素還元鉄を製鉄会社へ供給して いきます。JFEスチール様だけでなく、他にもオフテイク先を開拓することも役割の一つであり、この プロジェクト全体の経済性を担保するうえで重要な役割を担っています。更には、重要な冷鉄源 として伊藤忠メタルズからの製鉄会社への鉄スクラップ供給や、伊藤忠丸紅鉄鋼による製品 販路確保など、伊藤忠グループ全体として取り組んでおります。 このように、本プロジェクトは、川下のニーズと川上の優良権益を繋げることでバリューチェーンを 構築し

  21. Slide 21: 住生活カンパニー

    基幹産業における「バリューチェーン」の進化 住生活カンパニー 真木 正寿 上席執行役員 住生活カンパニープレジデント(2022年~) • 1987年入社以来、建設・不動産業界分野で手腕を発揮 • 優れたリーダーシップでパートナーの心を掴み、国内外の不動産事業を拡大 • 中国駐在時には住生活分野全体を統括 • 豊富な実践経験を活かしつつグローバルな視点で戦略を推進 Copyright © ITOCHU Corporation. All Rights Reserved. 住生活カンパニープレジデントの真木です。本日は、当カンパニーが築いてきた「木」を起点とする 独自のバリューチェーンと、今後の成⾧

  22. Slide 22: 築き上げてきたバリューチェーン

    築き上げてきたバリューチェーン 木材チップ 紙・パルプ 包材 ゴム タイヤ 整備・中古車 外構建材 不動産開発 建材 構造建材 不動産再生 内装建材 建設インフラ 物流 Copyright © ITOCHU Corporation. All Rights Reserved. 21 当カンパニーの最大の特徴は、木材チップやゴムなど、「木」を起点とする原料からバリューチェーン を拡大させており、付加価値を付けて深く掘り下げることを強く意識しております。 木材チップから、紙・パルプ、包材、モールド等に進化しております。ゴム、タイヤのビジネスから、 さらにその先に整備を行う自動車アフターマーケット、中

  23. Slide 23: 建設・不動産 4つの重点領域

    建設・不動産 4つの重点領域 国内開発 不動産アフター 垂直統合と高度化 循環型ビジネス  JR東日本伊藤忠不動産開発が発足  サンフロンティア不動産との資本業務提携 リノベーション(アフターマーケット)へ参画  三信住建との資本業務提携(仕入強化) 4つの  アセットマネジメント・プロパティマネジメント  官民連携(PPP)・データセンター開発 事業との連携強化 重点領域 建設・不動産 北米不動産 建設インフラ 成⾧取込 基盤強靭化  Wood Partnersとの資本業務提携  西松建設(準大手ゼネコン)、 事業投資と共同開発プロジェクトを推進 オリエンタル白石(大手橋梁ゼネ

  24. Slide 24: 北米建材事業のバリューチェーン

    北米建材事業のバリューチェーン 製造 流通 開発 外構建材 構造建材 内装建材 -流通・販売網の強化- -不動産開発へ事業展開- Copyright © ITOCHU Corporation. All Rights Reserved. 23 当社は北米において外構・構造・内装建材の製造から、全米No.1の販売、卸会社である Master Halcoをはじめ、全米に85超の拠点を有し幅広い事業展開をしており、今後もエリアと 領域を着実に拡大させていきたいと考えております。 Wood Partnersとの協業は、北米におけるバリューチェーンをさらに拡充するものであり、事業の さらなる成⾧・拡大を目

  25. Slide 25: 機械カンパニー

    基幹産業における「バリューチェーン」の進化 機械カンパニー 都梅 博之 代表取締役 副社⾧執行役員 機械カンパニープレジデント(2019年~) (兼)COO補佐 • 1982年入社、 主に海外プラント建設事業に携わり、ナイジェリア・ タイ・中近東等で伊藤忠の 海外事業拡大に貢献 • これまでに中近東・アフリカ・欧州の海外3ブロックの総支配人を歴任、世界各地で当社グループの 地域代表として経営手腕を振るう Copyright © ITOCHU Corporation. All Rights Reserved. 機械カンパニープレジデントの都梅です。機械カンパニーの特徴を一言で申し上げますと、対面

  26. Slide 26: 多様な対面業界と収益基盤

    多様な対面業界と収益基盤 あらゆる分野でプラットフォーム・サプライチェーンを構築、安定成⾧を実現 (億円) 機械カンパニー 連結純利益推移 連結純利益 2026年度計画内訳 1,800 自動車・建機・産機部門※ 2,000 2021→2026 約 2倍 700億円 400億円 1,556 1,500 約 約 1,365 1,316 1,074 自動車 建機・産機 1,000 2010→2021 806 約 8倍 プラント・船舶・航空機部門※ 500 231 300億円 約 約 250億円 約 150億円 104 0 電力・プラント 航空宇宙 船舶 (年度)2010 2011 2021 2022

  27. Slide 27: 機械カンパニー:利益成長の背景

    3点目は円安の恩恵です。機械カンパニーは利益全体に占める海外トレードや海外事業会社 からの取込損益の割合が大きく、昨今の円安が利益成⾧に寄与した側面もございます。 4点目は、時流に乗ったビジネスです。例を挙げますと、北米電力分野において、米国でバイデン 大統領時代の2022年にIRA法(Inflation Reduction Act)が制定され、再生可能エネルギーに よる発電事業を後押しする政策環境が整いました。当社はこうした市場動向を先取りし、先行 して再エネ発電資産の開発・売却を行う会社を設立し、事業機会の獲得に取り組んできました。 本ビジネスは高資産効率や利益貢献といった定量影響だけでな

  28. Slide 28: アンモニア統合型プロジェクト

    アンモニア統合型プロジェクト 燃料調達 燃料供給 プラント事業 バンカリング事業 保有船事業 自らプラントを運営し、燃料確保 運航船に燃料供給 アンモニアを燃料に運航 • ゼロエミッション燃料として注目 • 世界の主要航路に機動展開 • 強化される海運環境規制に適合 • クリーンアンモニアを自社生産 • 周辺インフラビジネス機会の創出 プラント・船舶両分野の知見を活用 知見・総合力から生み出される “アンモニア燃料” サプライチェーン Copyright © ITOCHU Corporation. All Rights Reserved. 26 機械カンパニーでは、様々な事業を展開していますが

  29. Slide 29: 「利は川下にあり」の真髄 (1) 「マーケットイン」の実践

    「利は川下にあり」の真髄 03 (1) 「マーケットイン」の実践 Copyright © ITOCHU Corporation. All Rights Reserved. 29

  30. Slide 30: 繊維カンパニー

    「利は川下にあり」の真髄 (1) 「マーケットイン」の実践 繊維カンパニー 武内 秀人 上席執行役員 繊維カンパニープレジデント (2023年~) • 1988年入社以来、一貫してブランドビジネスに携わる • アパレル小売企業の経営者としても豊富な経験を持つ • Paul Smith等を擁するジョイックスの社⾧等を歴任 • 徹底した現場主義で、こまめな店舗回りや展示会視察を欠かさない Copyright © ITOCHU Corporation. All Rights Reserved. 繊維カンパニープレジデントの武内でございます。本日は、伊藤忠の繊維カンパニーがなぜ繊維 業界において強みを

  31. Slide 31: 川上から川下まで繊維業界を網羅するバリューチェーン

    川上から川下まで繊維業界の全分野を網羅するバリューチェーン・幅広いネットワーク マーケット 消費者ニーズを素早く把握、 イン 最適なサプライチェーンを構築し商品化 川上・川中のモノづくり力 川下のネットワーク グローバル 生産・調達 商品企画 供給網 取引先 直営店 大手小売店、大手・中堅アパレル グループで約300店舗の 副資材製造・ 三景 販売 国内外スポーツ用品大手、セレクトショップ 直営店を展開 ロイネ インナー 製造・販売 ブランド アパレル 200社超のサブライセンシー 伊藤忠モードパル OEM/ODM 製造販売 ITOCHU Textile Prominent 繊維製品 生産管理

  32. Slide 32: マーケットインを活かした川上・川中のモノづくり力

    マーケットインの発想を活かした川上・川中のモノづくり力 消費者ニーズとモノづくり力を掛け合わせ、ヒット商品を創出 01 02 03 ロイネ: 機能性インナー開発 ITS: スポーツアパレル コンビニエンスウェア OUTDOOR PRODUCTS 特殊素材を使用した消臭機能の FILA等のANTAグループ傘下 全国のファミリーマート店舗のデータ あるインナーを開発。消費者心理 ブランドとのOEMビジネスも拡大 や消費者の声を活かし、 を捉えたマーケティングと合わせ、 利益を拡大 取引先・サブライセンシー 当社の生産・供給体制やノウハウを 掛け合わせた商品を企画 NICE WEATHER 取引先・

  33. Slide 33: 「小売運営能力」の強化

    「小売運営能力」の強化を通じた「マーケットイン」の更なる磨き 直営店・小売運営能力強化 川上・川中のモノづくり力 AIを活用した消費者の「声」の徹底分析(JOI’X等) 店頭音声 Voice of Customer 小売の現場で得た消費者の声を活かした プラットフォーム 問い合わせ 更なるモノづくりの強化 AI活用 記録 × POSデータ データ 事例 デサント マーケットイン ECデータ ベース 生成AI オリエリタフポロシャツ の進化 ・独自技術ORI-ERI ・ビジネスでも着用したい 小売運営を得意とする優良パートナー(ANTA)との取組み というお客様からの声に 応えて改良を重ね、 ジ

  34. Slide 34: 食料カンパニー

    「利は川下にあり」の真髄 (1) 「マーケットイン」の実践 食料カンパニー 宮本 秀一 上席執行役員 食料カンパニープレジデント (2023年~) • 1989年入社以来、一貫して食料分野に携わる • アジア・大洋州へ合計11年の駐在を経験、食糧原料をはじめ生鮮品・流通小売まで幅広く携わる • 座右の銘は「変化対応」、「TRUE GRIT」 Copyright © ITOCHU Corporation. All Rights Reserved. 本日は、食料カンパニーにおける川下領域の考え方を中心にご説明いたします。 食料カンパニーは、原料から流通、更にはリテールに至るまで、一貫した事業を展開

  35. Slide 35: 食の消費者ニーズの変化

    まず、以前より健康・栄養・美容に対する機能性を前面に打ち出した商品が、非常に重視され るようになっております。象徴的な例がプロテインです。10年前には現在ほど一般化していません でしたが、現在ではプロテインに加え、腸内環境、血圧低下、リラックス効果等、特定の付加 価値を訴求する商品が数多く展開されております。一方で、必要なものを付加するだけではなく、 不要なものを取り除くというニーズも拡大しております。無糖、糖質ゼロ、カロリーゼロ、プリン体 ゼロといった、いわゆるゼロ系商品も数多く市場に出てきております。倫理的観点では、SDGsに 関連する動きがございます。若年層を中心に、動物を食べること自体

  36. Slide 36: 川下起点のバリューチェーン強化

    「マーケットイン」の発想で、川下起点のバリューチェーン強化 ①売場で掴んだ消費者ニーズを ②商品企画・原料調達・素材開発に繋げて価値ある商品を創り ③最適な方法で届ける ①川下 ②川中・川上 ③最適に届ける 商品企画~製造加工まで一貫対応 強固な卸・物流機能 小売 約2,000社との接点 消費者の声・販売データを 川下インフラ 商品企画・設計 調達・素材開発 製造・加工 タイムリーに把握 取扱金額 拠点数 車両 • コンセプト設計 • 調達多角化 • 高品質 • 商品企画・開発 • 機能性素材開発 • 安定供給 4兆円 600拠点 7千台/日 時短・利便性 環境配慮 話題性・体験価値 需給最適

  37. Slide 37: 「マーケットイン」の実践:新たな商流・商品・商風

    「マーケットイン」の実践 ー 新たな商流・商品・商風 消費者接点を起点に、パートナーと協業し、新たな価値を創造 日世 × 海外小売・外食 Dole ×環境・社会意識 ファミリーマート × Afternoon Tea 新たな顧客接点・商流構築の基盤 食品ロス削減を商品価値に転換 消費者の新たな生活体験を創出 • 総合ソフトクリームメーカー日世へ • 規格外バナナを有効活用し「もったい • 紅茶ブランド「Afternoon Tea」と 出資、資本業務提携 ないバナナ」としてブランド化 全28種のコラボ商品を開発。 • 海外小売・外食市場で新たな • おいしさと栄養はそのままに、消費者 • 紅茶だけ

  38. Slide 38: 「利は川下にあり」の真髄 (2) データ起点の価値創造

    「利は川下にあり」の真髄 04 (2)データ起点の価値創造 Copyright © ITOCHU Corporation. All Rights Reserved. 38

  39. Slide 39: 情報・金融カンパニー

    「利は川下にあり」の真髄 (2)データ起点の価値創造 情報・金融カンパニー 野田 俊介 専務執行役員 情報・金融カンパニープレジデント (2024年~) (兼)COO補佐 • 1987年入社以来、情報・通信分野のビジネスに携わり、CTCへの出向、インターネット黎明期からの 当社ネットビジネス開発等を経験 • エキサイト社⾧、業務部⾧、CSO、CDO・CIOを歴任 • 現職の前はベルシステム24ホールディングス社⾧ Copyright © ITOCHU Corporation. All Rights Reserved. 私からはデータ活用の潜在的可能性についてご説明いたします。 39

  40. Slide 40: データ活用の潜在的可能性

    データ活用の潜在的可能性 AI学習データの枯渇で、現場の“生きた情報”がより重要に 2026年 問題 AI活用可能データ  構造化データ  オープンデータ 1%未満 伊藤忠が持つ 未活用データ  非構造化データ 現場の一次情報(知見・データ) 99%  ダークデータ ※  オフライン情報 深い業務プロセス理解・見極め が 競争力の源泉に Copyright © ITOCHU Corporation. All Rights Reserved. ※当社調べ 37 近年、生成AIの進化は著しい一方、AIが学習や推論に利用できる公開データや一般的な 構造化データが枯渇してきていると言われてい

  41. Slide 41: 当社・当社グループの役割・機能

    当社・当社グループの役割・機能 顧客 課題解決ソリューション 全体アレンジ/課題解決を支援 AIを含む最適なソリューションを調達 自動車 金融 上流コンサル 課題 抽出・整理 AIエンジン 小売 カスタマー サポート OpenAI Google 伊藤忠デジタル 公共 教育 ソリューション バリューチェーン企業群等 Anthropic Microsoft 防衛 物流 etc. インフラ・BPO AIパートナー 実装 顧客を取り巻く様々な課題 1980年代から培ってきたデジタル知見と 膨大な データ 実績を強みに、変化する顧客課題を解決 データ 整備・活用 生成AI基盤技術、フィジカルAI、 AI

  42. Slide 42: 当社グループの取組事例

    当社グループの取組事例 データ活用に伴う課題解決に向けプロジェクト遂行中 事例 事例 年間 100 万 回 の保険相談記録を分析 VOC (顧客の声)を活用した生成AI導入を 業務効率改善へ 伴走支援し、コンタクトセンターを自動化  業務効率改善  多業種で導入・ 検証  サービス品質の 向上  ノウハウを横展開 Copyright © ITOCHU Corporation. All Rights Reserved. 39 次に、具体的なデータ活用の事例について、2つご紹介いたします。 はじめに、2025年度に完全子会社化したほけんの窓口グループの取組事例をご紹介いたします。 同社は乗

  43. Slide 43: 第8カンパニー

    「利は川下にあり」の真髄 (2)データ起点の価値創造 第8カンパニー 細見 研介 常務執行役員 第8カンパニープレジデント(2026年~) • 1986年入社以来、繊維部門を中心にブランドマーケティングに⾧く携わる • 2019年の第8カンパニー発足時、プレジデント就任 • 直近2021~2025年度までファミリーマート社⾧を務める Copyright © ITOCHU Corporation. All Rights Reserved. 皆さんこんにちは。第8カンパニーの細見でございます。 今年の2月末まではファミリーマートの社⾧を務めておりました。皆さん毎日大谷翔平のおむすび、 ファミチキ、

  44. Slide 44: リテールメディア事業の歩み

    リテールメディア事業の歩み 第8カンパニー設立 アジア初の 2019年7月 2020年12月 2021年9月 リテールメディア成功事例 ローンチ 設立 設立 顧客接点 データ拡張 メディア拡大 3つの戦略の柱 LifeーLiveデータ 6,000万 • 顧客属性・購買情報の蓄積と分析 「ファミペイ」 「ファミマTV」 • 「オウンドメディア」保有とブランド価値 向上 30百万 国内最大級の 11,300店舗 ダウンロード 購買データ付ID サイネージ設置 • 店舗販売の活性化 顧客理解、広告配信、効果検証を一気通貫で実行 Copyright © ITOCHU Corporation. All

  45. Slide 45: Life-Liveデータの可能性

    LifeーLiveデータの可能性 LifeーLiveデータ × AI = “Consumer Intelligence” 購買・行動データを起点とした消費者理解 想定活用領域 購買予測=マーケティング 6,000万ID ”データドリブン”の 国内最大級の リテールメディア 需要予測=サプライチェーン 購買データ付ID 行動予測=金融・トラベル・ヘルスケア等 AIにより購買データの分析・示唆抽出が高度化、活用領域が拡大 Copyright © ITOCHU Corporation. All Rights Reserved. 42 このLife-Liveデータはデータ量が膨大なため、活用には手間が

  46. Slide 46: 広告価値向上の取組事例

    広告価値向上の取組事例 売場連動企画 販売記録更新* • ファミマTV広告放映 • 小売横断での効果検証 • ファミペイアプリ、SNS、売場作りとの連動 • 店舗アセットの活用 • 広告効果分析・フィードバック *過去5年間の飲料新商品の初週販売数 会員基盤・メディア・データ 「ファミマまるごとメディア」試乗会 を掛け合わせ • ファミマTV広告放映 広告価値を最大化 + • 店舗駐車場での試乗会開催 ”車も売れるコンビニ“へ Copyright © ITOCHU Corporation. All Rights Reserved. 43 FMのリテールメディアの活用事例を2つお話しします。 1

  47. Slide 47: 価値創造を支える財務・資本戦略

    価値創造を支える財務・資本戦略 中 宏之 05 代表取締役 上席執行役員 CFO(兼)CXO (CFO:2026年~) (CXO:2024年~) • 1987年入社後、繊維関連事業や経営企画関連の職務に従事 • 食品流通部門⾧代行、業務部⾧、CDO・CIO、CSOを歴任 • 2024年4月からは、CXOとして当社グループ全体の業容・業態変革 推進と当社のデジタル化戦略や海外政策を推進 Copyright © ITOCHU Corporation. All Rights Reserved. 47

  48. Slide 48: 伊藤忠らしい価値創造:成長3つのメソッド

    伊藤忠らしい価値創造  バリューチェーンの進化  マーケットインによる変革  データ起点の価値創造 成⾧3つのメソッド 成⾧投資の加速 既存事業の進化 横連携・統合 新たな中核事業の 知見ある事業での 既存事業を梃にした分野 創出を狙う、 成⾧牽引 横断での連携・再編 ビジビリティの高い 成⾧投資 資産入替の推進 自らでバリューを継続的に創造する成⾧投資(≠フェアーバリューを見つける投資) Copyright © ITOCHU Corporation. All Rights Reserved. 45 社⾧および各カンパニープレジデントから、価値創造の具体例を説明させて頂きました。こちらで

  49. Slide 49: ROE15%への拘り

    ROE15%への拘り 利益成⾧率・総還元性向・ROEのマトリックス ROE15%以上を維持するために必要な利益成⾧率のイメージ 高効率経営の継続 総還元性向 60% 50% 40% ROE 約15% 13% 5% 7% 8% 14% 6% 7% 8% ROE 15% 6.0% 7.5% 9.0% 16% 6% 8% 10% 持続的なEPS成⾧ 17% 7% 9% 10% 例) ・ 利益成⾧率:ミニマムライン7-8% ・ 総還元性向:50% ROE15%の堅持に拘る Copyright © ITOCHU Corporation. All Rights Reserved. 46 ここで改めて、当社

  50. Slide 50: 今後の成長イメージ

    今後の成⾧イメージ 中⾧期に亘り10%成⾧をターゲット ギア・チェンジ 最低でも7-8%の 連結純利益 成⾧を実現 10,000 1兆円 9,000 基礎収益合計 CAGR +3% オーガニック成⾧ 7,815 8,000 強みの 4%以上 + 非資源 +7.4% 7,470 非資源分野を中心 成⾧投資加速による 6,000 6,535 に成⾧を加速 新規投資利益貢献 の更なる引上げ 4,000 4%以上 オーガニック 新規投資 4% 3% 2,000 資源 △10% 1,280 1,530 0 2021 2022 2023 2024 2025 2026 2027 (*)「非資源」には、「その

  51. Slide 51: キャピタル・アロケーション

    キャピタル・アロケーション 成⾧を支える規律ある投資・入替の実行 • 3つのバランスに基づくキャピタル・アロケーションにより、 強固な財務基盤を堅持 • 足元では、財務規律の許容範囲でレバレッジを効かせ、 • 厳格な投資基準・審査は不変 成⾧投資により軸足を置く 投資実行 • 「金利のある世界」での高リターン案件を実行 2年程度で全体ROI8%以上に資する案件 株主還元 • 株主資本コストに基づく全投資案件の 成⾧投資の加速 レビュー 年次レビューを実施(約70の業種別ハードルレート) 成⾧投資 • ピークアウト資産の見極めを徹底 • 投資なくして成⾧なし 有利子負債 • 「ギア・チェンジ」に

  52. Slide 52: 成長を支える財務戦略

    成⾧を支える財務戦略 強固な財務基盤は堅持を前提に 経営状況に応じた柔軟な財務方針 株主還元後実質フリーキャッシュフロー≧0 を基本とする財務戦略で強固な財務基盤を構築 成⾧投資の加速 株主還元の拡充 成⾧投資の着実な (兆円) 積み上げ 2.0 配当 自己株取得 成⾧投資 資産入替の加速 実質営業キャッシュフロー EXIT 新規投資 <0.2兆円~> <ミニマム0.5兆円> 1.5 ↓ 1.5 更なる積上げ 0.4 0.2 1.0 0.2 CAPEX 0.8 0.8 実質営業CFの <0.3兆円程度> 着実な成⾧ 0.5 0.9 0.9 1.0 0.3 <1.1兆円~> 利益成⾧に合わせた

  53. Slide 53: 見通しに関する注意事項

    見通しに関する注意事項 本資料に記載されているデータや将来予測は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づくもので、種々の要因により影響を受けることが ありますので、実際の業績は見通しから大きく異なる可能性があります。従って、これらの将来予測に関する記述に全面的に依拠することは差し控える ようお願いいたします。また、当社は新しい情報、将来の出来事等に基づきこれらの将来予測を更新する義務を負うものではありません。 Copyright © ITOCHU Corporation. All Rights Reserved. 【石井社⾧COO(兼)CSO総括】 本日は⾧時間にわたりご参加いただきま

Itochu — Investor Day (July 2026) on 6ix