Slide 1: 2026年度第1四半期決算説明会
ライフネット生命保険株式会社 2026 年度(2027 年 3 月期)第 1 四半期決算説明会 2026 年 8 月 12 日 [登壇者] 代表取締役社長 横澤 淳平 取締役副社長 CFO 河﨑 武士 経理数理部長 松原 孝太
Slide 2: 登壇
登壇 横澤:皆さま、本日はお忙しい中、ライフネット生命保険株式会社 2026 年度第 1 四半期決算説明会にご参 加いただき、誠にありがとうございます。 本日は、まず、私と取締役副社長 CFO の河﨑より決算の概要を説明し、最後に質疑応答に移りたいと存じま す。 それでは、説明を始めます。 Copyright© LIFENET INSURANCE COMPANY All rights reserved. 1
Slide 3: 2026年度第1四半期決算ハイライト
2 ページをご覧ください。2026 年度第 1 四半期決算のハイライトです。 まず、企業価値を表す最も重要な経営指標である「包括資本(CE)」は、前年同期末比 2.6%増加の 1,748 億 5,400 万円となりました。次に、保有契約年換算保険料は、前年同期末比 7.4%増加の 378 億 1,000 万円となりました。そして、保険サービス損益は、変動要因は後ほど詳しくご説明いたしますが、保険金等 の支払い増加により、前年同期比 71.5%の 21 億 400 万円となりました。 次に、主なトピックスについて 3 点ご紹介します。 1 点目として、当社は 4 月に日本航空株式会社(JAL)と
Slide 4: JALとの資本業務提携
3 ページをご覧ください。 今年 4 月に発表いたしました JAL との資本業務提携につきましては、6 月に資本異動が完了し、具体的な体制 整備が伸展しています。本提携は、当社の中期計画で掲げる「Embedded の強化」と、JAL グループが掲げる 「非航空領域の拡大」という双方の成長戦略が合致したものです。 提携の核となるのは、結びつきが強くエンゲージメントの高い JAL マイレージバンク会員の顧客基盤です。非日常の 体験やステータスを重視するエンゲージメントの高い顧客層と、10 年、20 年と続く長期ストックビジネスである生命 保険は非常に高い親和性があると考えています。JAL 経済圏の
Slide 5: 中期計画の重点領域の進捗
4 ページをご覧ください。中期計画における 3 つの重点領域に基づく取組みの進捗です。 重点領域「Tech & Services」では、社内 AI エージェントを開発しその導入を推進することで、生産性向上に つなげています。足元では、全社員を応募対象とした AI ハッカソンを開催するなど、非エンジニアを含めた全従業 員の AI スキル底上げや、AI コーディングの活用を推進し、「全員が AI を使える組織」を目指しています。 こうした取組みにより創出した時間とリソース、そして全社的な AI 活用力を新たなサービス開発へと投入し、「最 高の保険体験を届ける」ための価値提供・顧客体験の向上へとつな
Slide 6: 中期計画の概要
5 ページをご覧ください。中期計画の概要です。 ただいまご説明いたしました 3 つの重点領域に基づく取組みを着実に推進していくことで、中期計画の最終年度で ある 2028 年度における包括資本 2,000 億円から 2,400 億円の達成に向け、引き続き邁進してまいります。 以上が、当第 1 四半期における主な取組みです。 ここからは、第 1 四半期決算の概要について、CFO の河﨑よりご説明いたします。 Copyright© LIFENET INSURANCE COMPANY All rights reserved. 5
Slide 7: 保有契約年換算保険料
河﨑:河﨑です。よろしくお願いいたします。7 ページをご覧ください。 当社の成長性指標である保有契約年換算保険料は、2026 年 6 月末で 378 億 1,000 万円となりました。 前年同期末比 7.4%の増加となり、着実な成長を継続しております。 Copyright© LIFENET INSURANCE COMPANY All rights reserved. 6
Slide 8: 保有契約の四半期推移
8 ページは、その保有契約の推移を四半期単位でお示ししています。 個人保険の成長については、先ほど横澤からも説明がありましたが、ダイレクトビジネス・パートナービジネスの両輪 で、引き続き良いモメンタムをつくることができています。 一方、団信の当第 1 四半期の純増は 6,200 万円となっています。四半期のペースとしては緩やかに見えますが、 これは 2026 年 4 月に実施した保険料率更新の影響をあらかじめ織り込んだ、計画通りの進捗になっておりま す。 また、7 月からは京都信用金庫との協業を開始しており、その実績は次回の第 2 四半期決算でお伝えできる予 定です。 引き続き、団信の販売パー
Slide 9: IFRS損益計算書の要約
続いて、9 ページをご覧ください。ここから IFRS での財務報告の説明に移ります。 最初に、全体感をご理解いただくため、IFRS ベースの損益計算書の要約をお示ししています。 保険サービス損益はいわゆる営業損益に相当するもので、当社のように保障性商品が中心の生命保険会社で は、保険サービス損益が利益の大部分を占めます。 2026 年度第 1 四半期の保険サービス損益は、21 億 400 万円、最終利益である親会社の所有者に帰属す る四半期利益は 16 億 3,700 万円となりました。 Copyright© LIFENET INSURANCE COMPANY All rights reser
Slide 10: 保険サービス損益の推移
10 ページをご覧ください。保険サービス損益の推移です。 2026 年度第 1 四半期は、保険金等の支払実績が非常に良好であった前年同期と比較すると 71.5%となり、 今年 5 月に発表した業績予想 112 億円に対する進捗率は 18.8%となりました。 その減少要因を次のページでご説明いたします。 Copyright© LIFENET INSURANCE COMPANY All rights reserved. 9
Slide 11: 保険サービス損益の変動要因
11 ページをご覧ください。保険サービス損益における、昨年度第 1 四半期の 29 億 4,500 万円から、当年度第 1 四半期 21 億 400 万円へと 28.5%減少した変動要因です。左側の表は保険サービス損益の構成要素を示 し、右側のグラフはその増減です。 前年同期からの減益の主な要因は、個人保険および団信における保険金・給付金等の支払い増加です。 団信損益につきましては、前年同期の 7 億 3,000 万円に対し当期はマイナス 3 億 4,900 万円となり、差額 10 億 8,000 万円が減益要因となりました。 また、個人保険におきましても「予想保険金等と発生保険金等の差額」が
Slide 12: 団信事業の進捗
次に、団信事業の進捗です。12 ページをご覧ください。 au じぶん銀行の住宅ローン利用者に向けて提供している団信は、包括資本における団信契約価値、つまり将来 利益の価値と、保有契約年換算保険料に対しては 20%内外の寄与となり着実に貢献しています。 一方、当第 1 四半期においては、先ほどご説明したとおり団信損益がマイナスとなりました。 現在の事業規模においては、保険金等の支払いの発生状況により、収益に一時的なブレが生じやすい状況にあ ります。この課題を解消すべく、保有契約規模の拡大を通じた収益の安定化とリスク分散を図ってまいります。 その方針のもとで、7 月には京都信用金庫との協業を開始し
Slide 13: 経営指標の推移(包括資本)
13 ページは、経営指標の推移をお示ししています。 2026 年 6 月末の包括資本(CE)は 1,748 億 5,400 万円、1 株当たり CE は 2,176 円となり、2026 年 3 月末と比較しますと、1,761 億円から約 13 億円の微減となりました。この現象の背景につきましては、次のペ ージでご説明いたします。 一方で、企業価値指標の上場来の年平均成長率は 17%と、長期的には高い成長軌道を維持しております。 引き続き、中期計画に掲げた 2028 年度における 1 株当たり CE 成長率 10%に向けて取組みを進めてまいり ます。 Copyright© LIFENET INS
Slide 14: 包括資本の変動要因分析
14 ページは、2026 年 3 月末から 6 月末までの 3 カ月間の包括資本の変動要因分析です。 グラフ左側の「経営努力による変動」におきましては、新契約 CSM で 7 億 2,600 万円を積み上げることができた 点は評価しています。 一方で、住宅ローンの伸び悩みや保険料率の更新に伴い団信契約価値の伸びが微増にとどまったことや、戦略投 資株式の評価額の減少(9 億 6,600 万円)が発生したことにより、経営努力による企業価値の増分が限定 的となりました。 グラフ右側の「その他の変動」につきましては、主に金利上昇に伴う保険契約、そして保有債券等の評価変動によ る影響です。ご説明のとおり
Slide 15: 包括資本とPLの関係性
15 ページは、資本市場の皆さまと対話する中で、包括資本と PL の関係性をご質問いただく機会が多いことから、 そのメカニズムを説明したものです。 個人保険における CSM の拡大は、真ん中にお示ししておりますとおり CSM リリースを通じて、利益として実現し、 最終的には IFRS 資本に計上されます。そして一番上にお示ししている団信契約価値と併せて、包括資本の増 加要素として作用します。 個人保険は CSM のリリースを通じた利益計上、団信は単年度の保険収支が利益に直結する PL の特徴に違い はありますが、個人保険・団信ともに契約業績の拡大、効率性の改善が利益・包括資本の成長につながって
Slide 16: 2026年度通期連結業績予想
16 ページをご覧ください。 2026 年度の通期連結業績予想につきましては、5 月に公表いたしました予想を据え置きます。 保有契約年換算保険料については、概ね想定どおりの進捗と評価しており、引き続き個人保険・団信の両輪で 成長を目指してまいります。 なお、団信につきましては、京都信用金庫との協業が 7 月から開始しており、業績予想においても反映しておりま す。 個人保険・団信ともに、保険金等の支払状況については、業績予想に対する変動要素となるため、今後も引き 続き注視してまいります。 Copyright© LIFENET INSURANCE COMPANY All rights reserv
Slide 17: 市場評価に関する指標
次に、市場評価向上へ向けての対応をご説明いたします。17 ページをご覧ください。 当社の市場評価に関連する各種指標を時系列でお示ししたものです。 向かって左側のグラフは、企業価値を表す包括資本(CE)、および 1 株当たり CE の推移です。向かって右側 のグラフは、株価を 1 株当たり CE で割った倍率、株価・包括資本倍率(PCE 倍率)の推移をお示ししたもので す。 先ほどのご説明のとおり、包括資本が前年度末比で微減となり、PCE 倍率も株価の下落により 1 倍を下回る水 準で推移している現状を課題として真摯に受け止めております。 市場評価を改善させるためには、まずは企業価値である包括資
Slide 18: PCE倍率向上に向けた取組み
18 ページをご覧ください。PCE 倍率の向上に向けて、「企業価値の向上」と「市場評価の改善」の両軸で対応す るための取組みを説明しています。 左側の「企業価値の向上」におきましては、個人保険の成長加速や団信の提携金融機関の拡大等による「規模 拡大」と、営業・事業費効率の改善を通じた収益性改善による CSM の増大を図ることで、持続的な成長への蓋 然性を高めてまいります。 同時に、右側の「市場評価の改善」におきましては、株主価値への強力なコミットメントのもと、株主・投資家の皆 さまとの積極的かつオープンな対話やガバナンス体制の強化に注力することで、当社の本質的な価値を資本市場 へ力強く訴求して
Slide 19: 統合報告書の発行
19 ページをご覧ください。 資本市場との対話の強化に向けた取組みとして、中長期の価値創造への理解を深めていただくことを目的に、新 たに統合報告書を発行しました。 当社が目指す「最高の保険体験を届ける」ための戦略ストーリーを、財務・非財務の両面からお伝えすることで、 資本市場の皆さまの当社への一層の理解促進と対話の推進を図ってまいります。 最後に、包括資本の今後の成長加速に向けた決意と戦略を、社長の横澤よりご説明いたします。 Copyright© LIFENET INSURANCE COMPANY All rights reserved. 18
Slide 20: 包括資本の成長加速に向けた戦略
横澤:横澤でございます。20 ページをご覧ください。 足元で包括資本が微減となったことや直近の市場評価については、当社の中長期的な成長ポテンシャルを踏まえ ますと、大きな改善余地を経営トップとして感じております。このポテンシャルを、確かな企業価値へと繋げていくため のドライバーについてご説明いたします。 第一に、AI 時代の到来は当社にとって大きな追い風です。マイナポータル連携等によって実現する最高の保険体 験の創出に加え、当社の特長である「少数精鋭の組織」と「オンラインモデル」は、AI 時代における強みとなり他社 にないスピード感で AI 実装を進めることで、成長加速と生産性向上を同時に実現
Slide 21: 中期計画目標と結び
最後に、21 ページをご覧ください。 今お伝えした取組みを確実に実行し、競争優位性と高い成長性を実現することで、中期計画に掲げた包括資本 2,000 億円~2,400 億円の到達を目指してまいります。 株主・投資家の皆さまには、当社の新たな挑戦にご期待いただくとともに、引き続き、ご支援のほどよろしくお願いい たします。 以上で、2026 年度第 1 四半期決算の説明を終了いたします。 ご清聴、ありがとうございました。 Copyright© LIFENET INSURANCE COMPANY All rights reserved. 20