Kawasaki Kisen Kaisha, Ltd. · TSE:9107
Kawasaki Kisen Kaisha — Investor Day (June 2024)
63 slides from Kawasaki Kisen Kaisha's investor day presentation, Jun 3, 2024
Slide 1: 事業説明会 2024年6月3日
事業説明会 2024年6⽉3⽇
Slide 2: AGENDA
AGENDA 開会挨拶 ⾃動⾞船 鉄鋼原料 LNG輸送船 低炭素・脱炭素に向けた事業 閉会挨拶 1
Slide 3: 開会挨拶 本日の趣旨
開会挨拶 本⽇の趣旨 中⻑期的な株主価値の向上に向けて、本⽇の事業説明会では”更なる成⻑”をキーワードに 当社の2030年度までの収⽀計画・成⻑戦略をご説明 昨年の事業説明会 本⽇の事業説明会 “安定性・成⻑性” “安定性・更なる成⻑” 市場環境・事業特性 成⻑戦略 収⽀・投資計画 成⻑戦略 当社の事業の特性や 持続的な収益成⻑、 新たな収⽀⽬標に向けた 解像度の⾼い成⻑戦略と 事業を取り巻く環境 および中期的な株主還元 具体的な施策と 中期的な株主還元 原資の創出 企業価値向上に必要な 原資の創出 投資計画 (投資規律は引き続き 緩めず促進) 2
Slide 4: 収支目標
開会挨拶 収⽀⽬標 2030年には、⾃営事業で1,100億円+αの経常利益を⽬指す。 収⽀⽬標の実現に向けては、成⻑を牽引する役割の3事業と新規事業領域の稼ぐ⼒の磨き上げに取り組む ⾃営事業の経常利益(億円) 1,500 説明の焦点 1,100+α ドライバルク エネルギー資源 アップサイド • ⾃営3事業の更なる⾃⼒成⻑ 製品物流(コンテナ除く) (+α) に向けた施策 (⾮連続的な成⻑に向けた 1,000 200 施策は、当社の強みを活かせる 876 900 900 36 事業において検討中) 79 150 150 200 50 100 • 「低炭素・脱炭素に向けた ベース 事業」の収⽀⽬
Slide 5: M&A戦略
開会挨拶 M&A戦略 当社の強みを活かせる事業において、⾮連続な成⻑に向けた施策について継続的に検討 対象領域 対象企業の要件 リターンの⽬線 • 当社の強みを活かせる事業 • スタンドアローンでの • 投資規律を緩めず、ハード 領域 競争⼒が⾼い ルレートを上回るM&A投 資のみ実⾏ • 成⻑を牽引する役割を担う • 成⻑を牽引する役割を担う 事業とその周辺領域が中⼼ 3事業を中⼼とした川崎 汽船との⾼いシナジー創出 が⾒込まれる 4
Slide 6: 事業説明会のアジェンダ
開会挨拶 事業説明会のアジェンダ トピックス メインスピーカー 開会挨拶 社⻑執⾏役員 明珍 幸⼀ ⾃動⾞船事業 専務執⾏役員 五⼗嵐 武宣 鉄鋼原料事業 常務執⾏役員 ⽥⼝ 雅俊 LNG輸送船事業 常務執⾏役員 岩下 ⽅誠 低炭素・脱炭素に向けた事業 常務執⾏役員 ⾦森 聡 閉会挨拶 専務執⾏役員 ⼭⿅ 徳昌 5
Slide 7: AGENDA(自動車船)
AGENDA 開会挨拶 ⾃動⾞船 鉄鋼原料 LNG輸送船 低炭素・脱炭素に向けた事業 閉会挨拶 6
Slide 8: 目次
⽬次 1. 2. 3. 4. 5. 事業特性・ 中期経営計画の 事業戦略 収⽀計画 投資計画 市場動向 ⽬標と進捗 7
Slide 9: 輸送需要の見通しと事業特性
1章 事業特性・市場動向 輸送需要の⾒通しと事業特性 1.事業特性・ 市場動向 2.中計の ⽬標と進捗 3.事業戦略 4.収⽀計画 5.投資計画 ⾃動⾞船事業は堅調な需要に⽀えられ、顧客との信頼関係を基盤としつつ、バランスの取れた 需給変動対応を求められる事業。 事業の特性 乗⽤⾞販売台数及び海上輸送需要予測 ︓BEV*1販売台数 ︓海上輸送需要 堅調な需要に⽀えられる事業 ︓ICE*2販売台数 ⾃動⾞販売台数は中期的に堅調に 世界乗⽤⾞ 海上輸送需要 推移し、海上輸送量も同様に堅調に 販売台数(万台) (億トンデイズ*3) 推移する⾒込み 10,000 200 船社と顧客の“顔が⾒える”事業
Slide 10: 船腹供給量の見通し
1章 事業特性・市場動向 船腹供給量の⾒通し 1.事業特性・ 市場動向 2.中計の ⽬標と進捗 3.事業戦略 4.収⽀計画 5.投資計画 26年までは需給逼迫解消に向けて供給量が増加⾒通し。27年以降は需要増に合わせ、供給量 も緩やかな増加基調を想定も、ゼロ・エミッション燃料船*1建造への進展や造船キャパシティを注視。 ⾃動⾞船供給量の将来予測 ポイント 世界⾃動⾞船キャパシティ 退役船のキャパシティ (千RT*2) (千RT) • 27年以降の供給量は以下を理由に 当⾯抑制的な可能性 8,000 ︓⾃動⾞船全体 ︓退役船/年 1,000 – 28年迄造船所船台が埋まりつつある 800 – ゼ
Slide 11: 需給バランスの見通し
1章 事業特性・市場動向 需給バランスの⾒通し 1.事業特性・ 市場動向 2.中計の ⽬標と進捗 3.事業戦略 4.収⽀計画 5.投資計画 25年までは供給不⾜継続。26年頃に需給はバランスし、その後安定化していくと予測。 需要・供給指数 (2023年の需要指数を100とする) 120 110 100 需 供 要 給 0 2023 2024 2025 2026 2027 2028 2029 2030 供給不⾜が継続 需給がバランス・安定化 需要 2030年までに約8%増加(FY23︓約120億トンデイズ → FY30︓約130億トンデイズ) 変動 要因 供給 需給逼迫の解消に向けて増加 需要に
Slide 12: 収益力強化・投資計画の進捗
2章 中期経営計画の⽬標と進捗 収益⼒強化・投資計画の進捗 1.事業特性・ 市場動向 2.中計の ⽬標と進捗 3.事業戦略 4.収⽀計画 5.投資計画 運賃修復やH&H輸送量拡充、運航効率向上などの収益改善施策は順調に進展。 環境対応新造船建造など、成⻑に向けた投資も計画通りに実施。 収⽀改善施策と実績 投資計画と実績 前年⽐ 施策 (FY22とFY23の ポイント 累積投資額(億円、 FY22~26) 実績値の⽐較) 2,000 2,000 未実施 平均Net • 運賃修復、及び⼤型船 600 収益⼒ 運賃率 投⼊など運航効率改善 1,500 実施済 約10%向上 の効果 (H&H荷役機器
Slide 13: 船隊整備の進捗
2章 中期経営計画の⽬標と進捗 船隊整備の進捗 1.事業特性・ 市場動向 2.中計の ⽬標と進捗 3.事業戦略 4.収⽀計画 5.投資計画 “三位⼀体”のバランスを保った成⻑を掲げた事業戦略は順調に進捗。23年度は、競争⼒のある 船隊整備を進めると共に、船隊の下⽅柔軟性確保などを通じ、事業基盤を強化。 船隊整備 施策の進捗を FY22 FY23 FY26 施策 測るKPI 実績値 実績値 ⽬標値 1隻あたり 船隊の⼤型化 平均RT 6,000 6,024 6,209 競争⼒のある H&H輸送能⼒ H&H輸送能⼒ 船隊整備 強化 強化船隻数 26 33 43 環境対応船 環境対応船 増加 隻数
Slide 14: 環境対応船の競争力とは
3章 事業戦略 環境対応船の競争⼒とは 1.事業特性・ 市場動向 2.中計の ⽬標と進捗 3.事業戦略 4.収⽀計画 5.投資計画 20年代後半以降、環境対応船の脱炭素価値が⾼まると共に、そのコスト競争⼒が重油焚き船を 上回る⾒通し。顧客需要が⾼まる脱炭素価値・コスト競争⼒に優れた船隊を強化する⽅針。 重油焚き船・環境対応船の競争⼒⽐較 ︓炭素排出への課⾦・コスト化 ︓船舶/運航コスト*1 重油 LNG 焚き船 焚き船 現在 IMO*2単純課⾦適⽤開始 IMO単純課⾦適⽤強化 (20年代後半以降) (30年代中盤以降を想定) 環境対応船整備により、顧客に求めら GHG排出影響負担の増加に伴い、
Slide 15: 30年度に向けた取組みまとめ
3章 事業戦略 30年度に向けた取組みまとめ 1.事業特性・ 市場動向 2.中計の ⽬標と進捗 3.事業戦略 4.収⽀計画 5.投資計画 “三位⼀体”のバランスを保った成⻑加速のため、それぞれの重点施策を着実に実⾏。 現在 将来(2030年頃) 航路 船隊 航路 船隊 顧客 顧客 顧客基盤の維持・拡⼤ 持続的な航路デザイン 競争⼒のある船隊整備 • ⻑期持続的な輸送サービスの • 当社が強みを持つ航路ネット • 超重量貨物も積載可能な 提供により、顧客需要に応え、 ワークで輸送能⼒増強を実 H&H積載能⼒強化船整備、 顧客基盤の維持拡⼤を図る 施し、⻑期持続的なサービス ⼤型船化による競争⼒向
Slide 16: 今後の収支見通し
4章 収⽀計画 今後の収⽀⾒通し 1.事業特性・ 市場動向 2.中計の ⽬標と進捗 3.事業戦略 4.収⽀計画 5.投資計画 30年度に向けて、「環境対応船投⼊」、「H&H輸送量増加」、「輸送台数拡充」などの施策による 持続的収益⼒の強化を進めつつ、収益アップサイドの実現も⽬指す。 正味経常利益*(FY23の正味経常利益を100とする) ︓ベースシナリオ ︓アップサイド アップサイド施策 100 • 中国/インド/メキシコ等成 ⻑マーケットでの積増し • H&H貨物の積増し 50 • 環境対応した低エミッ ション/ゼロエミッション船 投⼊スピードアップ 0 FY23 FY24 FY26 FY
Slide 17: 今後の投資見通し
5章 投資計画 今後の投資⾒通し 1.事業特性・ 市場動向 2.中計の ⽬標と進捗 3.事業戦略 4.収⽀計画 5.投資計画 ⻑期的には、カーボンニュートラルに向けた競争⼒のある環境対応船/ゼロエミ船の整備・船型⼤型 化・H&H積載能⼒向上など、基盤顧客需要に沿った船隊整備を推進。 船隊規模推移(FY23~35) 環境対応船の投資に対する考え⽅ 中計期間で2,000億円の投資を 実施予定 競争⼒のある環境対応船整備 積載能⼒(千RT) 炭素のコスト化を⾒据え、脱炭素価値向上・競争⼒ 600 ⾼い船隊整備を進める 506 ゼロエミ船 ゼロエミ船への段階的な移⾏ ⾜元ではLNG焚き船を整備しつつ、
Slide 18: 本日の説明の要点
本⽇の説明の要点 需要と供給︓海上輸送需要は堅調に推移。25年までは供給不⾜継続。26年頃から需給が バランスし安定化して⾏くが、30年〜35年の⼤量退役と代替新造動向は注視 中計の進捗︓中計前半の⼆年間で、運賃修復やH&H輸送量拡充等の収益⼒向上、競争⼒ のある環境対応船を含む船隊整備など、”三位⼀体”の事業戦略は着実に進捗。 環境対応︓顧客の輸送能⼒確保や脱炭素価値追求などの需要を踏まえ、環境対応船の投 資を拡充し、カーボンニュートラルに向けた競争⼒ある完成⾞輸送サービスを顧客と共創していく。 収益計画︓需給バランス化と⼀部過熱市況巡航速度化も、競争⼒ある環境対応船投⼊、需 要増・新規成⻑
Slide 19: AGENDA(鉄鋼原料)
AGENDA 開会挨拶 ⾃動⾞船 鉄鋼原料 LNG輸送船 低炭素・脱炭素に向けた事業 閉会挨拶 18
Slide 20: 目次
⽬次 1. 2. 3. 4. 5. 事業特性・ 中期経営計画の 事業戦略 収⽀計画 投資計画 市場動向 ⽬標と進捗 19
Slide 21: 鉄鋼原料事業の特性
1章 事業特性・市場動向 鉄鋼原料事業の特性 1.事業特性・ 市場動向 2.中計の ⽬標と進捗 3.事業戦略 4.収⽀計画 5.投資計画 鉄鋼原料輸送は顧客属性・地域等によって契約形態が⼤きく異なる事業であり、安定収益と 市況連動収益に⼤別される 鉄鋼原料事業の収益構造 各収益タイプの特性 収益構造イメージ 契約期間︓短期(1~3年程度) 主な顧客︓資源メジャー等 取引形態︓⼊札中⼼ 市況連動収益 運賃⽔準︓主に他社との⼊札で決まり、需給・市況により変動 選定要因︓特に価格、安定・安全運航実績 契約期間︓中⻑期 主な顧客︓⽇韓ミル等 安定収益 取引形態︓少数指名⼊札または随意契約 運賃⽔準︓主
Slide 22: 市場動向
1章 事業特性・市場動向 市場動向 1.事業特性・ 市場動向 2.中計の ⽬標と進捗 3.事業戦略 4.収⽀計画 5.投資計画 当社の注⼒顧客の需要は拡⼤する⾒通し。⽇韓ミルの需要は横ばいで推移し、印・中東ミルと 資源メジャーの事業機会は拡⼤する予測 ⽇韓ミル 印・中東ミル 資源メジャー • ⽣産量は横ばいだが、環境 • 経済成⻑に伴い、輸送需要が • 環境対応船の需要が強まること 対応船への移⾏需要⾼まる 増加 で、契約期間が⻑期化 粗鋼⽣産量 インド粗鋼⽣産量 資源メジャー契約形態割合 (億トン) (億トン) (イメージ) 3.5 4 100 3.0 2.5 3 2.0 横ばい +5〜6%
Slide 23: 事業戦略の進捗
2章 中期経営計画の⽬標と進捗 事業戦略の進捗 1.事業特性・ 市場動向 2.中計の ⽬標と進捗 3.事業戦略 4.収⽀計画 5.投資計画 安定収益基盤の維持・拡⼤、組織営業⼒強化、船隊ポートフォリオコントロールの事業戦略は 順調に進捗 施策の進捗を FY22 FY23 FY26 施策 測るKPI 実績値 実績値 ⽬標値 安定収益の 収益基盤の 維持・拡⼤ 維持 運航規模の 船隊規模 100- ⽇韓ミル 維持 (FY22=100) 100 100 印・中東ミル 110 資源メジャー 配船効率の深化 バラスト航海 バラスト航海⽐率 1.9ppt ⽇数の減少 - 改善 (FY22基準⽐) 改善 組
Slide 24: 収支計画の進捗
2章 中期経営計画の⽬標と進捗 収⽀計画の進捗 1.事業特性・ 市場動向 2.中計の ⽬標と進捗 3.事業戦略 4.収⽀計画 5.投資計画 23年度の業績変動要因は、市況影響等の⼀時的な収益性の悪化であるため、 24年度の業績 は回復する⾒通し FY23の収⽀計画と実績及びFY24予測値 収⽀変動の概要 経常利益 • 市況影響︓FY23前半の低市 その他 況下で契約した短期貨物と ⼀過性の FY23後半の市況改善時の 要因 成約の収益貢献時期の期ズレ 運航要因 • 運航要因︓喜望峰ルートへの 市況影響 迂回やパナマ運河渇⽔の初期 コストの増加など 安定収益は計画通り確保 FY23 ⽬標 為替影
Slide 25: 投資計画の進捗
2章 中期経営計画の⽬標と進捗 投資計画の進捗 1.事業特性・ 市場動向 2.中計の ⽬標と進捗 3.事業戦略 4.収⽀計画 5.投資計画 環境対応船への転換が全体的に想定より遅れており、中計期間で当初想定していた投資の⼀部 が後ろ倒し 2023年5⽉計画 最新計画 ポイント 船隊規模(隻) 船隊規模(隻) • 需要遅延に伴う投資後ろ倒し︓ 200 200 顧客の環境対応船転換が想定より 重油船 遅れており、代替燃料船需要の 遅れに応じ、中計期間の当初の 新燃料船 投資予定額のうち500億円は中計 短期傭船 新燃料船 期間後に後ろ倒し 後ろ倒し • 新燃料船の確度が上がる︓ 100 100 2
Slide 26: 事業戦略の概要
3章 事業戦略 事業戦略の概要 1.事業特性・ 市場動向 2.中計の ⽬標と進捗 3.事業戦略 4.収⽀計画 5.投資計画 ⽇韓ミル、印・中東ミル、資源メジャーのベースシナリオの拡⼤に加えて、還元鉄シフトによる新たな 輸送需要などを取り込むことで、収益アップサイドの実現を狙う 収⽀⽬標 事業戦略 正味経常利益* アップサイドの実現 還元鉄など環境対応に伴う既存顧客の 需要、及びインドなど伸⻑する領域での 更なる顧客基盤の拡⼤ ベースシナリオの拡⼤ 環境対応船需要の獲得による⽇韓ミル の顧客内シェア維持、印・中東ミルの 増加する需要の取り込み、及び資源 メジャー向けのシェア拡⼤ FY23 FY2
Slide 27: ベースシナリオの拡大:顧客戦略
3章 事業戦略 ベースシナリオの拡⼤︓顧客戦略 1.事業特性・ 市場動向 2.中計の ⽬標と進捗 3.事業戦略 4.収⽀計画 5.投資計画 今後は、顧客密着の組織営業を深化させ、環境対応船需要を梃⼦に顧客内シェアを維持・拡⼤ し、主⼒キャリアの実現を⽬指す 主要顧客内シェア イメージ 1• ⽇韓ミル 環境対応船シフトの需要に対す る適切な船隊整備で顧客基盤 を維持 2• 印・中東ミル 輸送需要の増加に伴い、海外 2 増加する 1 顧客内シェア維持 拠点に於ける海務スタッフを含む 需要の 営業組織の強化と拡充によって、 取り込み 3 顧客内シェア拡⼤ 新たな顧客基盤・商域を拡⼤ 3• 資源メジャ
Slide 28: ベースシナリオの拡大:事業戦略
3章 事業戦略 ベースシナリオの拡⼤︓事業戦略 1.事業特性・ 市場動向 2.中計の ⽬標と進捗 3.事業戦略 4.収⽀計画 5.投資計画 脱炭素化をはじめ、顧客の挑戦のパートナーとして選ばれ続けるため、安全性と運航品質の担保、 組織営業⼒の強化と共に、社内ノウハウを活かした顧客密着での協業を推進継続 • 安全性の訴求︓安全運航体制の確⽴により、 重⼤事故を防⽌、顧客の信頼を獲得・維持 ⽬指す姿︓ 顧客の挑戦のパートナーとして • ⾼い運航品質の提供︓海陸協働による安全 選ばれ続け ⽂化の醸成、顧客⽬線の⾼いサービス品質で、 主⼒キャリアとして共に成⻑ 信頼・要望を充⾜ • ⼈員育成︓LNG輸
Slide 29: アップサイドの実現
3章 事業戦略 アップサイドの実現 1.事業特性・ 市場動向 2.中計の ⽬標と進捗 3.事業戦略 4.収⽀計画 5.投資計画 既存顧客の原料シフトによる新たな輸送需要や鉄鋼以外の原料輸送需要の取込みにより、更なる 収益拡⼤を⽬指す 既存顧客の原料シフトによる 鉄鋼以外の原料輸送需要の 新たな輸送需要の取り込み 取り込み 需要の • 製鉄の低炭素化技術の進化に伴い、 • ⾃動⾞・航空産業の需要に⽀えられ、 ⾒通し サプライチェーンの中で、還元鉄等の新たな ボーキサイトの輸送需要は伸⻑ 輸送需要が現出し、中⼩型船の鉄鋼原料 輸送機会の増加 川崎汽船 • ⼤型船・中⼩型船の強みを融合、商域の •
Slide 30: 収支計画
4章 収⽀計画 収⽀計画 1.事業特性・ 市場動向 2.中計の ⽬標と進捗 3.事業戦略 4.収⽀計画 5.投資計画 30年度に向けては、収益性の向上・安定化に取り組みつつ、ベースシナリオの拡⼤と新たな輸送需 要の開拓・取り込みを実現することで、右肩上がりの収益拡⼤を実現 指数(FY24値=100とする) 200 正味経常利益*(ベースシナリオ) 正味経常利益(アップサイド) 隻数 +25%~ (FY24⽐) 150 新規需要の開拓 運航による収益悪化の改善 と市況の改善 100 環境対応船需要 ~+10% の取り込み (FY23⽐) 50 貨物契約と船隊構成のバランス適正化 0 FY23 F
Slide 31: 投資計画
5章 投資計画 投資計画 1.事業特性・ 市場動向 2.中計の ⽬標と進捗 3.事業戦略 4.収⽀計画 5.投資計画 競争⼒向上・船隊運営規模拡⼤に向けて、新燃料船を中⼼とした保有船の投資・⻑期傭船の 調達を⾏う 船隊整備⽅針 船隊整備計画(FY22-30) 隻数 船隊規模の拡⼤ 顧客基盤の維持・拡⼤と環境需要の 150 取り込みに⽴脚した船舶投資 増加 100 船舶競争⼒の向上 燃費効率の⾼い新鋭船の中短期傭船 50 活⽤による競争⼒と市況耐性の向上 需要とバランスの取れた船隊構成を構築 0 FY22 FY26 FY30 しながら成⻑を実現 保有・⻑期傭船︓ 重油船 新燃料船 短期傭船 30
Slide 32: 本日の説明の要点
本⽇の説明の要点 当社の注⼒顧客の需要は拡⼤する⾒通し。⽇韓ミルの需要は横ばいで推移するが、印・中東 ミルの需要と資源メジャーの事業機会は拡⼤すると予測 ⾜元の業績は、低市況下で契約した短期貨物などの市況影響により⼀時的に収益が悪化。 FY24の業績は回復する⾒通し 顧客の挑戦のパートナーとして選ばれ続け主⼒キャリアとして共に成⻑することで、⽇韓ミル、 印・中東ミル、資源メジャーといった主要顧客の収益拡⼤を実現する 還元鉄への原料シフトによる新規需要の獲得やボーキサイト等の他原料輸送需要の取り込みを ⾏うことで、更なる収益アップサイドを実現する 2024年度は、営業機能の強化、環境営業の推進と
Slide 33: AGENDA(LNG輸送船)
AGENDA 開会挨拶 ⾃動⾞船 鉄鋼原料 LNG輸送船 低炭素・脱炭素に向けた事業 閉会挨拶 32
Slide 34: 目次
⽬次 1. 2. 3. 4. 5. 事業特性・ 中期経営計画の 事業戦略 収⽀計画 投資計画 市場動向 ⽬標と進捗 33
Slide 35: LNG輸送船事業の戦略類型
1章 事業特性・市場動向 LNG輸送船事業の戦略類型 1.事業特性・ 市場動向 2.中計の ⽬標と進捗 3.事業戦略 4.収⽀計画 5.投資計画 川崎汽船は顧客密着⼒を⽣かし、エネルギー資源会社/需要家を主たる顧客に据えた 「⻑期安定型」を志向 川崎汽船が志向する戦い⽅ ⻑期安定型 短期市況型 契約期間 ⻑期 短期〜中期 主要顧客 エネルギー資源会社、需要家中⼼ ポートフォリオプレーヤー*、トレーダー中⼼ 船舶発注 案件獲得と同時に発注 投機的な先⾏発注 船舶保有 パートナーと共同保有 単独保有 (建造〜売船までコントロール) 利益貢献 ⻑期 中期 までの期間 (営業や造船に時間がかかる) 顧
Slide 36: LNG需要の見通し
1章 事業特性・市場動向 LNG需要の⾒通し 1.事業特性・ 市場動向 2.中計の ⽬標と進捗 3.事業戦略 4.収⽀計画 5.投資計画 LNG需要はカーボンニュートラル社会実現に向けた現実解であることを背景に⻑期的に堅調に推移 する⾒通し。⻑期安定型のLNG輸送船需要も2040年までは堅調に増加する予測 LNG需要量予測 需要に関する⾒⽴て 世界LNG需要(億トン) • 新興国を中⼼とした経済成 安定推移 ⻑、AI等による電⼒需要増 8 7.2 7.3 7.1 加に伴い、世界全体のエネ 需要増加 ルギー消費量が増加 6.5 6 5.6 • カーボンニュートラル社会実 現に向けた現実解であるこ
Slide 37: 事業戦略の進捗
2章 中期経営計画の⽬標と進捗 事業戦略の進捗 1.事業特性・ 市場動向 2.中計の ⽬標と進捗 3.事業戦略 4.収⽀計画 5.投資計画 カタールエナジーとの追加契約をはじめ、⻑期安定収益案件を順調に積み上げ。 関与隻数は中期経営計画で65隻まで増加する⾒込み 関与隻数の推移 中計期間中の獲得案件 関与隻数 10年以上の契約 10年未満の契約 80 × 12隻 (第⼀弾) 65 60 × 4隻 (第⼆弾) 44 46 40 × 3隻 その他 新興地域 20 × 1隻 カタール エナジー 0 上記の他、複数隻を獲得済み FY22 FY23 FY26 (顧客要望により⾮開⽰) (実績) (実績)
Slide 38: 計画(収支・投資)の進捗
2章 中期経営計画の⽬標と進捗 計画(収⽀・投資)の進捗 1.事業特性・ 市場動向 2.中計の ⽬標と進捗 3.事業戦略 4.収⽀計画 5.投資計画 既存案件の安定推移に加え、為替影響もあり、23年度収⽀は中期経営計画の⽬標対⽐で良化。 顧客の船腹調達計画の具体化に伴い、投資CFを900億円積み増し、 約6割は既に確定済み 中計期間の投資額 投資額変動要因 累積投資額(億円、FY22-26) • 需要増加︓中⻑期的なLNG需要の 900 2,500 伸⻑を背景に、カタール・北⽶を中⼼とし 2,500 コスト上昇 た⼤型LNGプロジェクトが具体化し、 顧客サイドの船腹調達計画が進展 2,000
Slide 39: 事業戦略
3章 事業戦略 事業戦略 1.事業特性・ 市場動向 2.中計の ⽬標と進捗 3.事業戦略 4.収⽀計画 5.投資計画 30年度に向けては、既存顧客の案件積み上げと、新規顧客の開拓に注⼒。 ⻑期契約を中⼼として75隻以上の船隊拡充を⽬指し、中⻑期的に100隻体制を視野に⼊れる 関与隻数の推移 事業戦略 関与隻数 ︓10年以上の契約 ︓10年未満の契約 既存顧客の案件積み上げ 100〜 100 カタール・ペトロナス等の既存顧客が 75~ 計画する新規プロジェクトの契約、 及び、既存契約の代替需要を獲得し、 65 案件の積み上げを⾏う 50 46 新規顧客の開拓 中国・インド・東南アジア等の新興地域
Slide 40: 関与隻数増加に向けた体制強化
3章 事業戦略 関与隻数増加に向けた体制強化 1.事業特性・ 市場動向 2.中計の ⽬標と進捗 3.事業戦略 4.収⽀計画 5.投資計画 川崎汽船の強みである「技術・営業⼀体となった顧客サポート」の強化を継続。 営業ネットワークの拡充、および、船舶管理の質を⾼め、技術・営業にて連携 川崎汽船の現状︓⾼ 低 船社選定要因 川崎汽船の現状 取り組み内容 業界トップ⽔準︓ 継続して⾼い品質を維持できるよう、 船舶管理実績 業界の主要顧客から船舶管理 将来の隻数拡⼤を⾒据えて、船員の や船員の質が⾼く評価 育成・採⽤を進めている 強化余地あり︓ パートナーとのネットワーク、海技者の ローカルコンテンツ
Slide 41: 事業計画達成に向けたKPI
3章 事業戦略 事業計画達成に向けたKPI 1.事業特性・ 市場動向 2.中計の ⽬標と進捗 3.事業戦略 4.収⽀計画 5.投資計画 事業計画の達成に向け、「案件獲得」、「船舶建造」、及び、「船舶運航」の3つのフェーズで 合計5つのKPIを設定し、事業進捗を管理 案件獲得 船舶建造 船舶運航 施策 顧客との⻑期契約 ⾼品質の船舶を ⾼品質サービスの提供 獲得 竣⼯予定通り提供 事業計画通りの 事業計画通りの 当社の強みである⾼品質の船舶管理を継続的に提供 利益創出を実現 本船竣⼯を実現 関与隻数 建造監督 船員 船員準備率 不稼働率 施策の リテンション率 準備率 進捗を 今後3年以内に 当
Slide 42: 収支計画
4章 収⽀計画 収⽀計画 1.事業特性・ 市場動向 2.中計の ⽬標と進捗 3.事業戦略 4.収⽀計画 5.投資計画 新規案件の取り込みにより、30年度までは市場の拡⼤を上回るスピードで契約獲得と収⽀拡⼤を 実現中 指数(FY23値=100とする) 市場規模 正味経常利益*1(ベースシナリオ) 関与隻数 正味経常利益(アップサイド) 400 収益アップサイド実現の施策 • 更なる案件積み上げ︓ 300 計画以上の案件獲得 +150%~ • 中古船の資産価値最⼤化︓ (FY23⽐) ⻑期契約終了後の中古船の 200 +70%~ 活⽤⽅法を、市況に応じて (FY23⽐) 最適化することで期間収益
Slide 43: 投資計画
5章 投資計画 投資計画 1.事業特性・ 市場動向 2.中計の ⽬標と進捗 3.事業戦略 4.収⽀計画 5.投資計画 現中期経営計画期間中に総額2,500億円の投資を計画し、約6割の⽬途がついている状況。 30年度に向け、投資規律を維持した上で残り4割の投資案件を獲得し、船隊規模を拡⼤予定 投資の考え⽅ 中計期間の累積投資額 2,500億円 ⻑期安定型の戦略を継続 100% 当社事業ポートフォリオにおけるLNG輸送船 事業の位置づけから、リスクの低い⻑期安定 的な案件を重視 80% 未確定 案件獲得と同時に投資 投機的な先⾏発注はせずに、⻑期契約の 60% 案件獲得と同時に新造発注することで、
Slide 44: 本日の説明の要点
本⽇の説明の要点 LNG需要の堅調な増加に沿って、⻑期安定型のLNG輸送船需要も2040年までは堅調に 増加する⾒込みであり、LNG輸送船事業は、市場拡⼤と共に成⻑を遂げることができる事業 業界トップ⽔準の船舶管理実績と顧客ニーズへの対応⼒・提案⼒を武器に市場拡⼤を上回る スピードでの契約獲得と収益拡⼤を実現中 既に当初の中期経営計画の投資⽬標を達成しており、当社事業ポートフォリオとしての⻑期 安定収益の基盤を拡充すべく投資規模を拡⼤ 事業のフェーズを「案件獲得」「船舶建造」「船舶運航」の3つのフェーズに分け、合計5つのKPIを 設定し、事業計画の実現の確度を上げていく 43
Slide 45: AGENDA(低炭素・脱炭素)
AGENDA 開会挨拶 ⾃動⾞船 鉄鋼原料 LNG輸送船 低炭素・脱炭素に向けた事業 閉会挨拶 44
Slide 46: 低炭素・脱炭素に向けた事業の全体像
低炭素・脱炭素に向けた事業 低炭素・脱炭素に向けた事業の全体像 川崎汽船の環境ビジョンの1つである「社会の脱炭素化⽀援」に向けて、液化CO2輸送事業・LNG 輸送船周辺事業・洋上⾵⼒発電⽀援船事業・⽔素/アンモニア輸送事業の4つの事業へ取り組む “K” Line 環境ビジョン2050 ⾃社の脱炭素化 社会の脱炭素化⽀援 2050年の⽬標として 社会の脱炭素化を⽀える GHG排出送量ネットゼロを⽬指し挑戦 新しいエネルギー輸送・供給の担い⼿に ネットゼロに向けた現実解 再⽣エネルギーの発展 燃料転換 ⽔素/アンモニア輸送 液化CO2輸送事業 LNG輸送船周辺事業 洋上⾵⼒発電⽀援船事業 事業 •
Slide 47: 低炭素・脱炭素に向けた事業の全体像
低炭素・脱炭素に向けた事業 低炭素・脱炭素に向けた事業の全体像 バランスの良い新規事業ポートフォリオ形成に向けて、4つの低炭素・脱炭素に向けた事業に同時 並⾏で取り組み中 液化CO2輸送事業 LNG輸送船周辺事業 世界初のNorthern Lightsプロジェクトでの FSUとFSRUを中⼼に、 実績とノウハウを梃に、業界のトップランナーを⽬指す 当社LNG輸送船事業に貢献する案件に取り組む • 2030年までは環境対応意識が⾼い欧州案件に注⼒し、 • 以下3つの軸を評価基準とし、当社LNG輸送船事業に 2030年以降はアジア/太平洋案件に拡⼤ 貢献する案件を選択し取組む ① 当社LNG船隊の
Slide 48: 低炭素・脱炭素に向けた事業全体の収支目標
低炭素・脱炭素に向けた事業 低炭素・脱炭素に向けた事業全体の収⽀⽬標 低炭素・脱炭素に向けた事業全体で、2030年代中盤に50~100億円の収益規模の事業体確 ⽴を⽬指す 2030年代中盤の収⽀⽬標 経常利益 50~100億円 • 中計期間の投資額900億円を着実に実施 • 中計期間以降は、環境対応需要の変化を捉え、機動的に投資を⾏ い、中⻑期的にはさらなる事業規模拡⼤を⽬指す 2024 2030 先⾏する欧州を中⼼に 液化CO2 アジアでの新規契約獲得 液化CO2輸送船の竣⼯・ 収益 輸送事業 新規契約獲得 増加 要因 その他 洋上⾵⼒発電⽀援船事業/⽔素・アンモニア輸送船/FSRUの竣⼯・
Slide 49: 液化CO2輸送事業 目次
液化CO2輸送事業 ⽬次 1. 2. 3. 4. 5. 事業特性 市場動向 事業戦略 収⽀計画 投資計画 48
Slide 50: 液化CO2輸送事業の社会的意義
1章 事業特性 液化CO2輸送事業の社会的意義 1.事業特性 2.市場動向 3.事業戦略 4.収⽀計画 5.投資計画 ネットゼロの現実解の⼀つとして、天然ガスとCCSが両輪として不可⽋。液化CO2輸送事業は、 CCSを⽀える有効なCO2輸送⼿段 回収・液化︓ 輸送︓ • CCSへの注⽬度が近年⾼まっている • 専⽤の装置を⽤いて⼯場等の • 液化されたCO2を船舶を⽤いて – 欧州では、2010年代に再⽣可能エネルギー 排出源からCO2を回収 集積地の施設まで輸送 が勃興したが、再エネのみではネットゼロ達成 • 回収したCO2を圧縮し、液化 は困難との認識が広がる – ネットゼロの達成に向けた
Slide 51: 川崎汽船の取組意義
1章 事業特性 川崎汽船の取組意義 1.事業特性 2.市場動向 3.事業戦略 4.収⽀計画 5.投資計画 液化CO2輸送事業は川崎汽船の取組意義が⼤きい。液化ガス輸送船事業で培ったノウハウ・ 安定運航実績と既存顧客とのパートナーシップが活⽤可能で、カーボンニュートラルへも貢献できる オペレーションノウハウの活⽤ 既存顧客とのパートナーシップ カーボンニュートラルへの貢献 イクシスの写真挿⼊ 当社LNG船Pacific Breezeが 「⽇ASEAN協創フォーラム」にて「瀬⼾内・四国CO2ハブ構想」 Northern Lights社との傭船契約締結の様⼦ 豪州イクシスLNG基地に着桟する様⼦ 実
Slide 52: 輸送方法の分類
2章 市場動向 輸送⽅法の分類 1.事業特性 2.市場動向 3.事業戦略 4.収⽀計画 5.投資計画 CCSにおけるCO2の輸送⽅法は船舶、パイプライン、オンサイト圧⼊の3種類。本年度から、世界で 初めて商⽤開始するNorthern Lightsプロジェクトは船舶で液化CO2を輸送 船舶 パイプライン オンサイト圧⼊ 概要 • 船舶を⽤いて液化CO2を • パイプラインを⽤いてCO2を • CO2の輸送を⾏わず、CO2を 海上輸送 輸送 回収した⼟地に直接貯留 CO2輸送に • ⻑距離(回収地と貯留地が • 短中距離(回収地と貯留地が • 貯留地でCO2の回収が可能な 適した条件 150マイル
Slide 53: 需要の見通し
2章 市場動向 需要の⾒通し 1.事業特性 2.市場動向 3.事業戦略 4.収⽀計画 5.投資計画 2030年代中盤には年間20億トンの貯留需要が⽣じ、その内、船舶輸送を必要とする液化CO2 量は全体の約10%のため、船舶需要は約200隻を予測 液化CO2輸送船需要(隻) 予測(2030年代中盤) 前提 500~ 500 液化CO2 輸送船 約200隻 400 • IEA*の持続可能な開発シナリオ 300 CCS (先進国は2050年、中国は 貯蔵トン数 年間20億トン 2060年、他国は2070年までの 200~ ネットゼロ達成)を仮定 200 • ⻑距離輸送では、船舶のコスト 船舶の 輸送
Slide 54: 顧客戦略
3章 事業戦略 顧客戦略 1.事業特性 2.市場動向 3.事業戦略 4.収⽀計画 5.投資計画 液化CO2輸送ニーズを持つ産業は、⽯油・鉄鋼・ガス・電⼒・製紙・セメントなどの多岐に渡り、 多くが既存事業の顧客のため、既存顧客の脱炭素課題解決にも資する CO2の貯留を担う顧客 CO2を排出する顧客 顧客層 エネルギー ガス 鉄鋼 電⼒ 貯留地 欧州・東南アジア 国内/アジア 豪州・東南アジア 国内外 地域 共同 液化CO2 必要な設備 液化CO2 液化CO2輸送船のバリューチェーン構築に 輸送・貯留に 検討内容 輸送の社会 の仕様や費 輸送船の 必要な設備/コスト 関する最適な 実装 ⽤、スキー
Slide 55: 地域戦略
3章 事業戦略 地域戦略 1.事業特性 2.市場動向 3.事業戦略 4.収⽀計画 5.投資計画 2030年までは炭素排出コストの導⼊やCCSへの補助政策の施⾏が早い欧州の有⼒案件に 参⼊し、それ以降は、アジア太平洋へ拡⼤ ⽇本の成⻑志向型カーボン ノルウェー政府の⽀援により、 先進的CCSの プライシング構想における炭素への 世界初の事業開始 事業開始⽬標 賦課⾦稼働 ︓注⼒案件 2024 2026 2028 2030 造船 運航 欧州 案件 その他 R&D 造船 運航 案件 アジア/ R&D 造船 運航 太平洋案件 54
Slide 56: 事業戦略
3章 事業戦略 事業戦略 1.事業特性 2.市場動向 3.事業戦略 4.収⽀計画 5.投資計画 液化CO2輸送に限らず、貯留まで含めたパッケージを提案し、プロジェクトの起案段階から顧客に 伴⾛することで、川崎汽船がCCSプロジェクトにおける最良のパートナーとして認められることを⽬指す 川崎汽船の提供価値 価値提供に向けた施策 • Northern Lightsプロジェクト 回収 精製・液化 輸送 貯留 での運航実績の積み上げ 輸 排出された 回収した 液化CO2を 地層内に 送 • Northern LightsでのCO2の CO2を専⽤ CO2を圧縮し、 船舶で輸送 CO2を圧⼊し、 中温中
Slide 57: アライアンス戦略
3章 事業戦略 アライアンス戦略 1.事業特性 2.市場動向 3.事業戦略 4.収⽀計画 5.投資計画 2024年3⽉に⽇本ガスライン㈱との合弁契約を締結。液化CO2輸送において、外航輸送と内航輸 送とを⼀体化した、効率的な海上輸送サービスの提供を⽬指す 外航輸送をリード 内航輸送をリード 外航輸送のオペレーションノウハウ・ 内航輸送船の運航・ 運航品質を提供 荷役技術の開発を提供 • Northern Lightsプロジェクトで培った運航 • 国内唯⼀の内航LPG船専⾨オペレーター ノウハウを活⽤し、外航液化CO2輸送船に として60年以上かけて培った⾼圧ガスタンカー おけるリスクアセスメン
Slide 58: 収支計画
4章 収⽀計画 収⽀計画 1.事業特性 2.市場動向 3.事業戦略 4.収⽀計画 5.投資計画 2030年代中盤の経常利益⽬標は30~60億円。経常利益⽬標の実現に向けて、運航隻数 20隻以上を⽬指す 液化CO2輸送事業の 経常利益(億円) 液化CO2輸送船の隻数(隻) 2030年代中盤の⽬標 100 100 経常利益 隻数 更なる 80 利益の 80 積み上げ 60 60 液化CO2輸送船運航隻数 40 更なる 隻数の 積み上げ 40 20隻以上 60 20 20 30 20 20 0 事業開始 0 現在 2024年 2030年 2030年 2040年 代中盤 まで 57
Slide 59: 投資計画/方針
5章 投資計画 投資計画/⽅針 1.事業特性 2.市場動向 3.事業戦略 4.収⽀計画 5.投資計画 ⻑期安定的な案件に絞り、投資規律を維持した上で、2026年までに低炭素・脱炭素に向けた事 業全体で約900億円の投資を⾏う⽅針 投資の考え⽅ 累計投資額推移 低炭素・脱炭素に向けた事業の累計投資額(億円) 1,000 ⻑期安定型の戦略 900 液化CO2輸送事業の位置づけから、 800 ⻑期安定的な案件を重視 600 案件獲得と同時に投資 環境対応需要の 投機的な先⾏発注はせずに、⻑期契約 変化を捉え、 400 機動的に投資を実施 の案件獲得と同時に新造発注することで、 フリー船のリスクを回避
Slide 60: 本日の説明の要点
本⽇の説明の要点 社会の低炭素・脱炭素化に貢献するために、4つの低炭素・脱炭素に向けた事業に取り組み、 2030年代中盤には50~100億円規模の収益規模の事業体確⽴を⽬指す ネットゼロを実現する上で不可⽋なのはLNGとCCS。特に、CCSを⽀える液化CO2輸送事業は 社会的意義と川崎汽船の取組意義が両⽴する魅⼒的な事業 液化CO2輸送船の船舶需要は2030年代中盤には200隻の規模に到達。世界初の Northern Lightsプロジェクトでの実績の積上げとノウハウの体系化等により、20隻以上 の運航隻数を⽬指す 液化CO2輸送事業の2030年代中盤の収益規模は30~60億円を計画。投資規律
Slide 61: AGENDA(閉会挨拶)
AGENDA 開会挨拶 ⾃動⾞船 鉄鋼原料 LNG輸送船 低炭素・脱炭素に向けた事業 閉会挨拶 60
Slide 62: 閉会挨拶 本日の説明の要点
閉会挨拶 本⽇の説明の要点 2023年度本決算で掲げた収⽀⽬標である、2030年までに1,100 1 億円+αの経常利益を⽬指す 1,100億円の経常利益実現に向けて、⾃社・社会の低炭素・脱炭素 2 化を事業機会として捉え、成⻑を牽引する役割を担う3事業の成⻑戦 略を着実に推進 更に、当社の強みを⽣かせる事業において、⾮連続的な成⻑に向けた 3 施策を実⾏し、+αの収益アップサイドを実現 61
Slide 63: 免責事項・見通しに関する注意事項
【免責事項】 本資料は投資判断の参考となる情報提供のみを⽬的とし、当社株式の購⼊や売却等を勧誘するものではありません。 投資に関する決定は、投資家ご⾃⾝の判断において⾏われるようお願いします。 【⾒通しに関する注意事項】 本資料には将来についての予想や⾒通しが含まれておりますが、これらは当社が現時点で⼊⼿可能な情報に基づいて おり、経済動向、海運業界需給、燃料価格、為替相場等の動向により変動することをご了承下さい。 62