Forcia,inc. · TSE:304A
Forcia,inc — Q2 FY2027 Earnings Presentation
52 slides from Forcia,inc's earnings presentation, Oct 20, 2026
Slide 1: 2027年2月期第2四半期(中間期)個人投資家向け決算説明会 補足資料
フォルシア株式会社 2027年2月期第2四半期(中間期) 個人投資家向け決算説明会 補足資料 2026年10月20日
Slide 2: 概要
概要 企業名 フォルシア株式会社 イベント名 個人投資家向け決算説明会 決算期 2027年2月期 日程 2026年10月15日(木)18時00分~19時00分 開催場所 インターネット配信 主な内容 2027年2月期第2四半期(中間期)決算の概要 及び成長戦略の進捗等 登壇者 代表取締役社長 屋代浩子 開催記録 ①アーカイブ動画について 以下リンクよりマネックス証券株式会社が運営する YouTubeチャンネル「マネックスオンデマンド」 上の本イベント配信動画に遷移します。 https://www.youtube.com/watch?v=x4i0q_wXf8k ②発表内容の書き起こしについて 本
Slide 3: 冒頭挨拶と開示事項の説明
本日はお忙しい中、フォルシア株式会社の決算説明会にご参加いただき、ありがとうございます。フォ ルシアの代表取締役社長の屋代浩子です。どうぞよろしくお願いいたします。 本日は、決算短信とあわせて開示いたしました決算説明資料に沿って、上半期の業績と通期の見通し、 そして成長戦略の進捗についてご説明いたします。 また、これに加えて本日は、「大型案件の受注及び売上計上に関するお知らせ」と「繰延税金資産の計 上に関するお知らせ」の2件を開示しておりますので、冒頭で簡単にご説明させていただきます。 まず、大型案件についてです。 本年4月の通期決算説明会では、一部大型案件について、収益認識タイミングの見直し
Slide 4: 本日のアジェンダ
こちらが本日のアジェンダです。はじめに当社の事業概要を簡単にご説明したのち、第2四半期・中間 期の決算概要、成長戦略とその進捗、主なトピックスの順にご説明いたします。 私からのプレゼンテーションは、30分程度を予定しております。ご説明の後には、皆さまからいただい たご質問にお答えいたします。画面には映っておりませんが、COOの屋代哲郎、そして司会を務める執 行役員 経営企画室長の洲巻も本会場に同席しております。ご質問の内容によっては、COOや洲巻から お答えさせていただく場合もございます。
Slide 5: 事業概要
それではまず、当社の事業概要からご説明いたします。
Slide 6: 事業概要
当社は、旅行・観光業界のデータ流通を担うビジネスハブとして、デジタルビジネスプラットフォーム 事業を展開しています。 膨大で複雑なデータの中から、必要な情報を的確に抽出する検索テクノロジーを基盤に、システム開 発、サービス提供、コンサルティングを行っています。 社員数は、2026年8月末時点で143名です。少数精鋭の体制で、大手旅行会社の基幹領域を含む重要な システムを支えています。
Slide 7: Spook・webコネクト・valueコネクト
当社の重点領域である、旅行・観光の商材は、日時、場所、部屋タイプ、食事条件、交通手段など、多 様な要素の組み合わせで成り立っており、在庫や料金も刻々と変動します。そのため、高度なデータ処 理と業界特有の知識が欠かせません。 当社は、独自の検索技術基盤「Spook」を軸に、旅行商品のオンライン販売に必要な機能をモジュール 化して提供する「webコネクト」、そして観光素材の提供者であるサプライヤーと、販売事業者である セラーをつなぐ「valueコネクト」を通じて、旅行・観光業界のビジネス全体を支えるシステム基盤を 提供しています。 単に検索結果を表示するだけではなく、企業ごとに異なるデータを整理し
Slide 8: 収益の構成
当社の収益は、開発収益と月額収益の2つで構成されています。 開発収益は、基幹システムの構築や、導入時の設定・カスタマイズ、導入に関連するコンサルティング などの対価です。月額収益は、システム稼働後の運用保守費、ライセンス使用料、サービス利用料など で構成され、導入顧客が増えるほど安定的に積み上がっていく収益です。 なお、前事業年度まで「初期開発収益」としてお示ししていた区分は、当事業年度から「開発収益」と いう名称に改めております。特にエンタープライズ領域では、システム稼働後も改修や機能追加という 形で継続的に開発が発生することから、収益の実態をより適切に表すために変更したものです。
Slide 9: 開発収益と月額収益の推移
こちらは、開発収益と月額収益の年度ごとの推移です。 開発収益は大型案件の進捗や検収時期によって年度ごとに変動しますが、月額収益はシステム稼働後の 利用料を中心に積み上がっています。 2026年2月期には、月額収益が売上高に占める比率は56%となりました。大型の開発案件を成長の起点 としながら、システム稼働後の月額収益につなげることで、収益の安定性を高めていく考えです。
Slide 10: 第2四半期・中間期の決算概要
それでは本題の、第2四半期・中間期の決算概要についてご説明いたします。
Slide 11: 決算ハイライト
まず結論から申し上げますと、当上半期は、前年同期比で大幅な増収増益となり、通期業績予想に対し て順調に進捗しております。 売上高は18億6百万円、前年同期比64.5%の増加。営業利益は3億4千5百万円、前年同期比933.1%の増加 となりました。 増収増益の最大の要因は、開発収益の伸長です。前事業年度から進めてきた主要顧客向けの複数のプロ ジェクトが進展し、基幹システムの刷新や新サービス構築にかかる開発収益が大きく伸びました。月額 収益についても、システム稼働後の積み上がりが寄与し、前年同期を上回っております。 また、冒頭でも触れましたとおり、前事業年度の決算における収益認識タイミングの見直し
Slide 12: 損益の概要
業績を詳しくご説明します。売上高は前年同期から7億8百万円増加し、18億6百万円となりました。特 にSaaS型の開発収益は10億8千3百万円となり、前年同期比270.8%増と、全体の成長を牽引しました。 増収効果に加えて、売上総利益率も前年同期の49.6%から55.2%へと、5.6ポイント改善しました。その 結果、営業利益は3億4千5百万円、経常利益は3億4千8百万円、中間純利益は2億2百万円となり、すべ ての利益段階において前年同期比で大幅な増益を達成しております。 なお、中間純利益には、冒頭で触れました繰延税金資産の計上により、税金費用が6千7百万円減少した 効果が含まれております。これは
Slide 13: 売上高の増減要因
こちらは、前年同期からの売上高の増減要因を、ウォーターフォールチャートでお示ししたものです。 主要顧客向けの複数のプロジェクトが売上を牽引し、SaaS型の開発収益は前年同期から7億9千1百万円 増加しました。一部大型案件については、第1四半期の決算説明資料に記載したとおり、第2四半期中に 納品・検収が完了し、当中間期の売上に計上しております。
Slide 14: 開発収益の四半期推移
開発収益の四半期ごとの推移です。 第2四半期のSaaS型開発収益は、前年同期から大幅に増加しました。この中には、一部大型案件につい て、前事業年度と第1四半期に進めた作業に対応する売上を、第2四半期の検収時点で一括して計上した 分(約4億円)が含まれております。 この約4億円は、本年4月の説明会でお伝えした、前事業年度に計上を見込んでいた売上約3億円に、第1 四半期の稼働に対応する売上約1億円を加えたものです。 ここで申し上げたいのは、この一時的な要因を除いた場合でも、開発収益は前年同期を上回って推移し ているという点です。その他の案件も着実に進捗しております。
Slide 15: 月額収益の四半期推移
月額収益の四半期ごとの推移です。 第2四半期の月額収益は、全体で3億7百万円となりました。ソリューション型は一部顧客の契約終了に より減少しましたが、SaaS型ではサービス利用料が順調に積み上がって2億7百万円まで伸び、全体と して増収となりました。なお、SaaS型が第1四半期比で微減となっていますが、これは期間限定でのサ ービス利用が終了した影響です。 また、前事業年度の第1四半期には、SaaS型で一時的な解約料が計上されておりましたが、この影響を 除いたベースで見ても、月額収益は着実に増加しております。 月額収益は開発収益に比べて急激に増えるものではありませんが、サービスの稼働が続く限り継
Slide 16: 顧客区分別売上高
顧客区分別の売上高です。 エンタープライズ領域は12億7千6百万円、前年同期比103.5%増と、最大の売上規模となりました。大 手旅行会社向けの基幹システム刷新や、新サービス構築にかかる複数のプロジェクトが進展し、開発収 益が大きく積み上がったことが主な要因です。 スタンダード領域は5億円となり、前年同期比16.1%増と着実に成長しています。標準機能を活用しなが ら顧客ごとの要件にも対応することで、導入企業と月額収益を増やしていきます。 ベーシック領域は2千9百万円と、現時点では売上規模は限定的ですが、小規模事業者にもご利用いただ ける共同利用型サービスとして、顧客接点の裾野を広げる役割を担っ
Slide 17: 営業利益の増減要因
営業利益の増減要因です。 売上高は前年同期から7億8百万円の増収となりました。増収にともない、売上原価が2億5千5百万円、 販売費及び一般管理費が1億4千万円増加しましたが、増収効果がこれらの費用の増加を上回りました。 この結果、営業利益は前年同期比3億1千2百万円増の3億4千5百万円となり、営業利益率は前年同期の 3.1%から19.2%へと上昇しました。なお、売上高の増加には、収益認識タイミングの見直しにより、前 事業年度から当事業年度の計上となった一部大型案件の売上、約3億円が含まれております。
Slide 18: 営業利益の四半期推移
営業利益の四半期ごとの推移です。 第2四半期は、一部大型案件の、前事業年度と第1四半期の作業進捗にかかる売上の計上が寄与したこと などから、営業利益は約2億7千1百万円、営業利益率は23.8%となりました。 当社では、ソフトウェア開発について、契約内容に応じて一時点、または一定の期間にわたり収益を計 上しております。当該一部大型案件については、顧客が検収した時点で収益を認識することとしたた め、上半期累計の進捗率が高まる結果となりました。
Slide 19: 貸借対照表
続いて貸借対照表です。 資産合計は、前事業年度末から6億5千1百万円増加し、28億6百万円となりました。一部大型案件の納 品・検収にともなって契約資産を売掛金へ振り替えた一方、他の進行中案件にかかる契約資産が増加し ています。 現金及び預金は、営業活動で3億4千万円、投資活動で7千4百万円を使用した結果、4億1千4百万円減少 し、8億7千3百万円となりました。 負債合計は、未払法人税等と賞与引当金の増加を主因に、4億4千9百万円増加して6億1千5百万円となり ました。一方、純資産合計は、中間純利益の計上により2億2百万円増加して21億9千万円となり、自己 資本比率は78.1%と、引き続き健全な
Slide 20: 通期業績予想と下半期の見通し
決算概要の最後に、通期業績予想と下半期の見通しについてご説明します。 当中間期は、一部大型案件の納品・検収にともなう売上・利益が計画どおり計上されたことで、通期業 績予想に対して50%を大幅に上回る、高い進捗率となりました。また、この一時的な要因を除いた場合 でも、主要顧客向けの複数のプロジェクトをはじめ、当社の事業全体は順調に推移しております。 下半期は、進行中プロジェクトの着実な推進と、予定どおりのサービスイン、そして安定稼働に注力し てまいります。あわせて、新たな開発案件の受注により、当事業年度及び翌事業年度以降の開発収益の 上積みを図るとともに、標準化サービスの展開を加速させ、稼働後の
Slide 21: 成長戦略の進捗
ここからは、当社の成長戦略の進捗についてご説明いたします。
Slide 22: 3つの成長戦略
当社の中長期の成長シナリオは、これまで掲げてきた「既存顧客へのサービス拡充」「新たな顧客層の 獲得」「マーケットプレイス構想の推進」という基本方針を維持しております。 今回の資料では、今後の収益モデルの進化を踏まえて、これらを3つの段階的な成長ステップとして整 理し直しました。 成長戦略①は、エンタープライズ領域における基幹システム対応の深化。成長戦略②は、スタンダー ド・ベーシック領域におけるプロダクト展開の加速。そして成長戦略③は、データ流通基盤の構築と新 しい収益モデルの確立、すなわちマーケットプレイス構想の推進です。 3つの戦略は独立したものではありません。エンタープライズ案件で得た機
Slide 23: 成長戦略①:エンタープライズ領域
三つの戦略それぞれについて、当四半期までの進捗と今後の展開をご説明いたします。 まず成長戦略①、エンタープライズ領域です。 当四半期の大きな進捗は、主要エンタープライズ顧客における一部大型案件で、設計・開発フェーズの 納品・検収が完了したことです。他の主要顧客においても、宿泊予約システムや団体旅行システムの刷 新、旅行商品の横断検索など、複数の開発プロジェクトが進捗しております。 また、AIを活用した開発・レビュー手法を複数の案件に導入し、開発工数の削減や品質向上に向けた検 証を進め、一部プロジェクトにおいて活用を開始しております。 こちらの図のとおり、現在の主戦場は「国内×個人旅行」ですが、
Slide 24: 成長戦略②:スタンダード・ベーシック領域
成長戦略②は、スタンダード・ベーシック領域におけるプロダクト展開の加速です。 旅行会社以外でも、会員基盤や移動サービスを持つ事業者が、旅行・観光商品を自社サービスへ組み込 む動きが広がっています。当四半期は、MaaS事業者や会員サービス事業者向けの複数案件で、システ ム開発や外部サービスとの接続が進みました。 特にMaaSサービス向けの案件では、webコネクトの組み込みが完了し、外部サービスとの接続試験に 移行しております。また、添乗員付きツアーに必要な各種機能の開発も行いました。 今後は、共同利用型のLightプランについて、導入プロセスを標準化・効率化し、展開のスピードを高め てまいります
Slide 25: 成長戦略③:データ流通基盤と新収益モデル
成長戦略③は、データ流通基盤の構築と、新しい収益モデルの確立です。 valueコネクトを通じて、外部システムと商品情報や在庫を連携する案件が複数進行し、大手旅行会社 などで観光素材の採用が進んでいます。また、これまでの登録型の素材に加えて、宿泊、飲食、着地型 商品などをシステム連携によって提供する「結合型素材」の拡充にも着手しました。 今後は、販売事業者の差別化につながる素材との接続を強化するとともに、商品提供事業者と販売事業 者の間の個別契約や精算の負担を軽減できる流通モデルを整え、接続先を拡大しやすい仕組みを構築し てまいります。 そして、素材流通から商品造成・販売までを一体で提供できるサ
Slide 26: トピックス
以降のパートは、時間の関係もありますので、ポイントのみ簡単にご紹介いたします。
Slide 27: 主なトピックス
こちらは、当上半期及び直近の主なトピックスです。事業展開と対外発信の両面で、取り組みが進みま した。
Slide 28: 観光MaaS推進事業への参画
国土交通省の令和8年度観光MaaS推進事業において、トヨタファイナンシャルサービス様を事業主体と するプロジェクトに参画しています。 MaaSアプリ「my route」の予約機能の共通基盤として、当社のvalueコネクトとwebコネクトを提供 し、移動と目的を一体で手配できる仕組みづくりを進めております。成長戦略②のパートでご説明した とおり、現在、サービスインに向けた最終段階にあり、この案件を通じてMaaS領域での活用実績を蓄 積し、他の交通事業者や地域への展開につなげていく考えです。
Slide 29: 三越伊勢丹ニッコウトラベル様への提供開始
9月には、三越伊勢丹ニッコウトラベル様に、webコネクトとvalueコネクトの提供を開始しました。添 乗員付きツアーに必要な機能を拡充したwebコネクトを、初めて導入いただいたものです。 2027年3月からは、両システムを活用し、三越伊勢丹グループの識別顧客に向けた旅行販売サービスが 始まる予定です。 会員基盤を持つ事業者への展開という成長戦略②と、観光素材の流通を拡大する成長戦略③の双方につ ながる取り組みとご理解ください。
Slide 30: 業界連携と対外発信
このほか、観光産業キャッシュレス推進協議会への入会や、ツーリズムEXPOジャパン2026でのセミナ ー開催など、業界連携と対外発信を通じて、観光流通DXの推進にも取り組んでおります。
Slide 31: Appendix
Appendixには、冒頭で詳しく触れることができなかった当社のサービス概要や顧客区分の説明に加え、 KPIを掲載しております。
Slide 32: Appendix サービス概要・顧客区分
05. Appendix FORCIA BASE | 4eV-CZORHAMAM - BRS AS: RHETT -—ZHMAVELRA CAMhe HE aS wrimt/s—2, __ Oth, 1% RAMY—e. Spook 2% o) RnR he ‘Basz7 | puname ada ‘Gage bid aaa QO —minieteR TY yy ee Oa—F 7b "ae + ere erin os iS) J sty- 208m J stems stosese mt coreamarxennncom RT + SMMC UTA. BR BA BRAIT, RHA Melt
Slide 33: webコネクトの顧客数
webコネクトの顧客数は、当第2四半期において変化はありません。 現在進行中の複数の開発プロジェクトをサービスインまで着実に進め、月額収益へとつなげることによ り顧客数の上積みを図ってまいります。なお、当社の事業はwebコネクト単体の導入拡大にとどまら ず、Spook、webコネクト、valueコネクトを組み合わせた基盤提供へと広がっております。今後は、複 数のプロダクトにおける月額収益の積み上がりを横断的に把握できる指標への見直しも検討してまいり ます。
Slide 34: エンジニア稼働1日当たり売上高
また、エンジニア稼働1日当たり売上高については、当第2四半期の指標に、一部大型案件について、そ れ以前の期間に実施した作業に対応する売上を検収時点で計上した影響が含まれている点にご留意くだ さい。 ご用意した資料は以上となります。ここで私からのプレゼンテーションを終了させていただき、質疑応 答に移りたいと思います。
Slide 35: 質疑応答
それではまず、今回の決算に関して、投資家の皆さまから特に多く関心を持たれると考えている3点に ついて、社長の屋代浩子からご説明させていただきます。そのうえで、視聴者の皆さまからお寄せいた だいたご質問にお答えする流れで進めてまいります。 (注) 本資料の質疑応答部分は、本説明会における質疑応答を、当社にて要約・編集したものです。趣旨を変 えない範囲で、発言の省略や表現の修正を行っております。発言内容の詳細は、説明会のアーカイブ動 画(URLは資料2ページに掲載)をご確認ください。なお、質問1~3は、当社側で事前に準備した質 問、質問4以降は説明会当日に視聴者の皆さまからいただいたご質問への回答
Slide 36: Q1:通期業績予想を据え置いた理由
上半期の進捗率は、売上高で58.0%、営業利益で83.9%と、半期として通常見込まれる50%を上回る高い 水準となりました。これには、前事業年度の決算における収益認識タイミングの見直しにより、顧客が 検収した時点で売上を計上することとした一部大型案件の前事業年度における稼働に対応する売上、約 3億円が含まれております。 この売上は、本年4月の通期決算説明会でもご説明したとおり、期初の業績予想に織り込んでいたもの であり、計画どおり第2四半期に計上されたものです。また、この一時的な要因を除いた場合でも、当 社の事業全体は順調に推移しております。 こうした上半期の実績と下半期の取り組みの状況を踏ま
Slide 37: Q2:一部大型案件を除いた進捗
当中間期の売上高18億6百万円のうち、一部大型案件の売上は、本年4月の説明会でもお伝えしたとおり 約3億円です。これを除いた場合でも、売上高はおよそ15億円となり、前年同期の10億9千7百万円を3 割以上上回ります。また、一部大型案件の売上を除いた通期業績予想の売上高は約28億円となりますの で、一部大型案件の影響を除いた進捗率としては約54%となります。 これは、上半期に主要顧客向けの基幹システム刷新や新サービス構築など、複数のプロジェクトが順調 に進展していること、そしてSaaS型の月額収益が、サービスインにともなって積み上がっていることに よるものです。 つまり、当期の増収は一時的な要因
Slide 38: Q3:キャッシュ・フローと財務
当中間期の営業キャッシュ・フローは約3億4千万円のマイナスとなり、現金及び預金は前事業年度末か ら約4億1千万円減少して、約8億7千万円となりました。 これは主に、売上の計上にともなって、売掛金が約6億2千万円、契約資産が約3億7千1百万円増加した ことによるものです。一部大型案件について、納品・検収にともなって契約資産を売掛金へ振り替えた ことにより、売掛金が増加しています。一方、契約資産の増加は、主に他の進行中プロジェクトの進捗 にともなうものです。 自己資本比率は78.1%と引き続き高い水準であり、財務の健全性を維持しています。 ◇ それではここからは、受付フォームに次々といただいている
Slide 39: Q4:一時的な収益貢献と今後
一時的な収益貢献は、本来前期に計上する予定だった売上が当期に計上されたものです。ただし、これ も当社がこれまで着実に取り組んできたビジネスが成果として表れたものです。 当社ではwebコネクト、valueコネクトをはじめとする新たなサービスの開発を進めております。新規の お客様からのご発注もいただいており、多数のプロジェクトが進行しております。一部大型案件を除い ても事業は着実に進展しており、この傾向は今後も続くと考えております。 また、複数の決算期にわたる案件の収益計上が期間損益に大きな影響を与えるような事態は、今回の反 省を踏まえ、今後できる限り生じないよう取り組んでまいります。会計面につき
Slide 40: Q5:開発収益と月額収益の関係
個別案件の詳細についてのお答えは差し控えさせていただきます。 当社では、当該案件以外にも多数の開発案件が進行しております。開発を終えて納品した後、月額収益 につながる構造です。したがって、当期の開発収益の伸びと今後の月額収益の増加は、おおむね比例す る関係にあるとお考えください。 ただし、案件によっては個別開発・特殊開発の比重が大きく、月額収益につながりにくいものもあるた め、すべてが同じ比率になるわけではありません。それでも、開発案件が増えればその後の月額収益は 増加します。具体的な時期は申し上げられませんが、今期以降、来期に向けて月額収益は着実に増加し ていくものと考えております。 ソリュ
Slide 41: Q6:契約資産の増加
そのご理解のとおりです。開発中の案件はまず契約資産として計上されます。納品・検収後に売掛金と なり、代金の回収をもって現金となります。 上半期の契約資産の増加は、開発実績が順調に積み上がったことを示しています。この傾向は、下半期 についても継続する見込みです。契約資産が増加しているということは、納品・検収を控えている案件 が増えている状況とご理解ください。
Slide 42: Q7:webコネクト顧客数
webコネクトの顧客数自体は増加していませんが、その一方で、大型のお客様1社当たり複数のサービ スをご利用いただいている状況です。顧客数が横ばいでも月額収益は着実に積み上がっており、エンタ ープライズ領域には大変強い手応えを感じております。
Slide 43: Q8:利益率の見通し
来期以降について現時点で確実なことは申し上げられません。ただ、前期の説明会でもお伝えしたとお り、大型案件の実績を重ね、同様のシステムを横展開していくことで利益率は向上していきます。鍵と なるのは、一度構築したものを標準化し、次のお客様により良いものとして展開することです。 現在、再現性と効率を高めるため、AIをテスト工程などに活用しております。あわせて、経験や知見を 次の案件に生かす循環が回るよう、全社で取り組んでおります。この流れを一層強めて成長につなげる べく、新たなお客様への展開を進めております。
Slide 44: Q9:valueコネクトの収益モデル
valueコネクトは成長戦略③に位置づけており、当社として注力している領域です。現時点では、大手 旅行会社がvalueコネクトを通じてさまざまな商材を接続している段階です。今後は大手旅行会社以外 の事業者にもご利用いただき、日本中の商材がつながっていく姿を目指しております。 収益モデルとしては、流通総額の一定割合(例えば1~2%程度)をいただく流通課金型を想定しており ます。ただし、現時点では流通量がまだ大きくありません。適切な料率の水準も含め、今後検討しなが ら展開してまいります。
Slide 45: Q10:当社の強み
旅行・観光分野のシステムを手がける企業は数多くあります。その中で当社の強みは、旅行会社が取り 扱う幅広い商材を網羅的に扱える点にあります。 宿泊、航空、交通などを横断して検索・予約できるシステムを提供しております。大量の商材を扱い、 数百億円規模のビジネスを支える品質で、長年にわたり大手旅行会社にご利用いただいてまいりまし た。この実績が、当社の最大の強みであると考えております。
Slide 46: Q11:事業領域の拡大
当社が捉える「旅行・観光」の領域は非常に広いものです。宿泊を伴う旅行だけでなく、日常の飲食な どのコト消費も含めれば、人々が生活の中でアクセスするさまざまなサービスを取り込めると考えてお ります。日常生活との境界がなくなるところまで、事業を広げていきたいと考えております。 また当社は、大量かつ複雑なデータを流通させる検索エンジンも開発しております。現在は旅行・観光 業界が当社にとって最も注力する領域ですが、そこに限定せず、さらに展開を広げていく考えです。
Slide 47: Q12:AIの影響
現時点で、AIは当社にとってプラスに働いております。お客様のデータを扱う立場として、慎重かつ積 極的に活用しております。活用の方向性は、主に次の2つです。 開発の効率化: 開発・テスト工程などで実際に複数のAIモデルを活用しております。 ビジネス面: AIに「どこに行けば楽しい旅行ができるか」と尋ねるような、新しい検索のかたち が広がりつつあります。当社が持つ旅行データを速く正確にお届けする技術は、AIと組み合わせる ことでより活用されるようになります。実際に、当社プロダクトとAIを連携させたいというご相談 を多数いただいております。 AIは当社にとって追い風であると考えております。
Slide 48: Q13:株価と企業価値
事業は着実に成長していると考えております。一方で、当社の取り組みを皆さまにお伝えする努力は、 まだ必要であると認識しております。 株価の短期的な動きに一喜一憂することなく、成長戦略①②③を確実に遂行し、売上と利益を着実に伸 ばしてまいります。それが最終的に企業価値の向上につながるものと考え、事業に注力してまいりま す。
Slide 49: Q14:今後の期待
現在の事業の中心は、大手旅行会社向けに提供しているサービスです。今後は、皆さまが日常的にお使 いになるシステムにまで当社が提供するサービスが浸透していく世界を目指しております。ぜひ成長戦 略③の成長にご期待いただければと考えております。
Slide 50: Q15:目指す姿
旅行・観光にとどまらず、飲食をはじめとする生活のさまざまな場面にまで当社サービスが浸透し、生 活の基盤を支えるシステムとなることを目指しております。一朝一夕に実現できるものではなく、現在 は一つひとつ着実につないでいる段階です。 当社は前面に出るのではなく、それを支える基盤でありたいと考えております。皆さまの生活の中で、 意識されないところで当社が開発したプロダクトが常に動いている、そうした状態を目指してまいりま すので、引き続きご注目とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
Slide 51: 締めの挨拶
本日は、多くのご質問をいただき、ありがとうございました。 本年4月の説明会では、収益認識タイミングの見直しにより、前事業年度の業績が減収減益となったこ とをご報告し、皆さまにはご心配をおかけいたしました。当上半期は、ご説明していたとおり一部大型 案件の納品・検収が完了し、前年同期比で大幅な増収増益となりました。また、この要因を除いても、 当社の事業全体は順調に推移しております。 下半期も、進行中のプロジェクトを着実に推進し、月額収益の積み上げを通じて、ストック型の収益基 盤を一層強化してまいります。あわせて、エンタープライズ、スタンダード・ベーシック、そしてマー ケットプレイスの3つの成長戦略
Slide 52: FORCIA 連絡先
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