Ms&ad Insurance Group Holdings, Inc. · TSE:8725
Ms&ad Insurance — Investor Presentation (December 2025)
24 slides from Ms&ad Insurance's investor presentation, Dec 17, 2025
Slide 1: IFRS導入に関する説明会
IFRS 導入に関する 説明会 2025年12月17日(水)
Slide 2: 目次
目次 ◼ (参考) 修正利益・修正純資産の定義 ◼ 本日ご説明のポイント 2 13 (日本基準・IFRS) ◼ 新たなKPIの定義 3 ◼ (参考) コンバインド・レシオの定義 14 ◼ グループ連結への影響 (修正利益) 4 ◼ (参考) 国内生保事業のCSM 15 ◼ グループ連結への影響 (修正ROE) 5 ◼ (参考) 会計方針 16 ◼ グループ連結への影響 (財務会計利益/ 6 ◼ (参考) 保険会計の影響 17 修正利益) ◼ 事業ドメイン別の影響 7 ◼ (参考) 金融商品会計の影響 18 ◼ 国内損保事業への影響 8 ◼ (参考) 導入スケジュール 19 ◼ 国内生保事業への
Slide 3: 本日ご説明のポイント
本日ご説明のポイント IFRS導入の ◼ 資本市場において開示する財務情報の国際的な比較可能性の向上 目的 ◼ 保険負債を経済価値ベースで評価することによる透明性の向上 ◼ IFRS移行後のKPIを「修正利益」、「修正ROE」、「EPS成長率」および「ESR」とする 方針 ◼ 株主還元と企業価値向上を一層意識し、「修正利益」と「EPS成長率」を新たにKPI化 新たな定量目標 ◼ 修正利益は、安定的な株主還元を目的に、日本基準のグループ修正利益との継続性 (KPI) を重視 ◼ 修正利益は、2024年度実績:8,170億円 *、2025年度予想:7,640億円 ◼ 修正ROEは、2024年度実績
Slide 4: 新たなKPIの定義
新たなKPIの定義 ◼ 2025年度末からのIFRS導入にあたり、目指す姿と整合的かつ達成に向けた適切な指針となるKPIを検討 ◼ 修正利益は、安定的な株主還元を目的に、キャッシュベース(日本基準のグループ修正利益)に近いものとなるよう 調整項目を決定 *1 IFRS連結 政策株式売却損益・ 市況変動影響 *3 *4 その他特殊要因 *6 修正利益 当期純利益 純投資株式売却損益 *2 新契約費繰延影響 *4*5 (のれんの減損等) *1 IFRS のれん・企業結合に 修正純資産 含み損益(AOCI) *7 連結純資産 係る無形資産 修正ROE 修正利益 修正純資産 *1: 各調整額は税引後
Slide 5: グループ連結への影響(修正利益)
グループ連結への (単位:億円) 2024年度実績 影響(修正利益) <IFRS> <日本基準> +950 △97 8,170 7,317 ◼ IFRS移行後の修正利益は、 国内損保事業および国内 生保事業における保険負 債の経済価値評価影響に より、現行対比で増加する グループ 保険負債の その他会計基準差等 修正利益 修正利益 経済価値評価影響 (単位:億円) 2025年度予想 +480 △440 7,600 7,640 グループ 保険負債の その他会計基準差等 修正利益 修正利益 経済価値評価影響 Copyright MS&AD Insurance Group Holdings, Inc
Slide 6: グループ連結への影響(修正ROE)
グループ連結への 2024年度実績 影響(修正ROE) +1.8pt △3.9pt 15.7% 13.6% ◼ IFRS移行後の修正ROE は、日本基準で求められる 責任準備金計算の保守性 が排除され、分母である修 正純資産が増加することな 日本基準 利益の差異 純資産の差異 IFRS どが、現行対比の押し下げ 要因となる 2025年度予想 +0.1pt △4.4pt 17.8% 13.5% 日本基準 利益の差異 純資産の差異 IFRS Copyright MS&AD Insurance Group Holdings, Inc. All rights reserved. 5
Slide 7: グループ連結への影響(財務会計利益/修正利益)
グループ連結への影響(財務会計利益/修正利益) ◼ IFRS当期純利益は政策株式売却損益を認識しないことを主因に、現行対比で減少 (単位:億円) 2024年度実績 <IFRS> <日本基準> +1,047 8,170 6,916 △4,123 +4,123 7,317 +872 △665 市況変動影響:△135 3,000 新契約費繰延影響:△25 その他特殊要因:+1,207 日本基準 政策株式 保険負債の その他の IFRS 政策株式 その他の調整項目 修正利益 グループ 当期純利益 売却損益 経済価値評価影響 会計基準差等 当期純利益 売却損益 修正利益 (単位:億円) 2025年度予想
Slide 8: 事業ドメイン別の影響
事業ドメイン別の影響 ◼ 国内損保事業および国内生保事業においては、保険負債の経済価値評価の影響を主因に現行対比で利益が増加する ◼ 海外事業においては、会計期間と換算レートの差異による増減が生じる 2024年度実績 2025年度予想 (単位:億円) 日本基準 IFRS 増減 (単位:億円) 日本基準 IFRS 増減 修正利益 7,317 8,170 +853 修正利益 7,600 7,640 +40 国内損保事業 4,875 5,520 +645 国内損保事業 4,560 4,820 +260 国内生保事業 522 720 +198 国内生保事業 290 370 +80 海外事業 1,888
Slide 9: 国内損保事業への影響
国内損保事業への (単位:億円) 2024年度実績 影響 <日本基準> <IFRS> <日本基準> +750 △105 5,520 ◼ 保険負債の経済価値評価 4,875 の影響を主因に現行対比 で利益が増加する グループ 保険負債の その他会計基準差等 修正利益 修正利益 経済価値評価影響 (単位:億円) 2025年度予想 +230 +30 4,820 4,560 グループ 保険負債の その他会計基準差等 修正利益 修正利益 経済価値評価影響 Copyright MS&AD Insurance Group Holdings, Inc. All rights reserved. 8
Slide 10: 国内生保事業への影響
国内生保事業への (単位:億円) 2024年度実績 影響 <IFRS> +88 720 <日本基準> +110 ◼ 保険負債の経済価値評価 の影響を主因に現行対比 522 で利益が増加する グループ 保険負債の その他会計基準差等 修正利益 修正利益 経済価値評価影響 (単位:億円) 2025年度予想 +250 △170 370 290 グループ 保険負債の その他会計基準差等 修正利益 修正利益 経済価値評価影響 Copyright MS&AD Insurance Group Holdings, Inc. All rights reserved. 9
Slide 11: 海外事業への影響
海外事業への影響 (単位:億円) 2024年度実績 <IFRS> <日本基準> +90 △58 1,888 1,920 ◼ 現行日本基準決算におい てIFRSを適用済 ◼ 財務会計利益からIFRS修 正利益への調整は行わな い グループ MS・AD本体の海外事業 期ズレ解消等 修正利益 修正利益 に係る保険負債の 経済価値評価影響 (単位:億円) 2025年度予想 +0 △300 2,740 2,440 グループ MS・AD本体の海外事業 期ズレ解消等 修正利益 修正利益 に係る保険負債の 経済価値評価影響 Copyright MS&AD Insurance Group Holdings, I
Slide 12: 連結純資産への影響
連結純資産への影響 財務会計純資産 (単位:億円) +9,700 54,700 +6,900 △1,900 40,000 2024年度末 資産負債の のれん・無形資産 異常危険 2024年度末 日本基準 経済価値評価影響 の残高の差 準備金等 IFRS 修正純資産 (単位:億円) +7,520 △2,960 +2,010 58,100 +7,330 44,200 2024年度末 資産負債の 金融資産の 保険負債の MSP生命の価格 2024年度末 日本基準 経済価値 含み損益 含み損益 変動準備金等 IFRS 評価影響 除外影響 除外影響 Copyright MS&AD Insurance G
Slide 13: 参考資料
参考資料 Copyright MS&AD Insurance Group Holdings, Inc. All rights reserved. 12
Slide 14: (参考)修正利益・修正純資産の定義(日本基準・IFRS)
(参考) 修正利益・修正純資産の定義(日本基準・IFRS) 修正利益 その他特殊要因 *3 非連結グループ会社 グループ修正利益 *1 連結当期純利益 異常危険準備金等繰入額 *2 (のれん減損等) 持分利益 IFRS連結 政策株式売却損益・ 市況変動影響 *5 *6 その他特殊要因 *3 修正利益 *1 当期純利益 純投資株式売却損益 *4 新契約費繰延影響 *6 *7 (のれんの減損等) 修正純資産 のれん・企業結合に係る 修正純資産 *1 連結純資産 異常危険準備金等 無形資産 のれん・企業結合に係る 修正純資産 *1 IFRS連結純資産 含み損益(AOCI) *8 無形資産 *1: 各
Slide 15: (参考)コンバインド・レシオの定義
(参考) コンバインド・レシオの定義 ◼ グローバルピアとの比較可能性の観点から、 IFRS導入後の損害率および事業費率を定義 日本基準 IFRS 影響 発生保険金+損害調査費 ▪ 分子の発生保険金は割引後、リスク調整 発生保険金+損害調査費 +損失要素損益+出再保険損益 加算後 EI損害率 正味既経過保険料 ▪ 分子に出再保険料が含まれる 保険収益 ▪ 分母は元受保険料+受再保険料 諸手数料及び集金費+保険引受に係る 営業費及び一般管理費 新契約費当期償却分+維持費 事業費率 保険収益 ▪ 分母は元受保険料+受再保険料 正味収入保険料 ◼ 日本基準との差異(MS・AD単純合算、除く自賠責・家
Slide 16: (参考)国内生保事業のCSM
(参考) 国内生保事業のCSM ◼ 長期契約については、新契約からの将来利益をCSMとして認識し、保険期間にわたり利益認識(償却)する 新契約CSMのイメージ 新契約 GMM適用の長期契約 CSM およびVFA適用の変額 リスク調整 保険等が対象 保険料の 収入現価 保険金等の 支出現価 (単位:億円) CSMの変動要因 +490 +150 △330 (再保険控除後) △880 8,420 7,850 2024年度初 当初認識 利息による 計算前提の 償却 2024年度末 (新契約CSM) 増加 変更等 (利益認識) による調整 Copyright MS&AD Insurance Group
Slide 17: (参考)会計方針
(参考) 会計方針 ◼ IFRS適用に伴う主な会計方針は、グローバルピアとの比較可能性や実務上の制約等を考慮して設定 原則として、無リスク金利に非流動性プレミアムを上乗せしたボトムアップ・ 保険負債の割引率 アプローチを採用 割引率の変動 原則として、割引率の変動による保険負債の増減はOCIで認識 (VFA契約を除く) リスク調整の 原則として、資本コスト法を採用 測定手法 保険契約の 実務上不可能でない限り完全遡及アプローチを適用、完全遡及アプローチの適用が実務上 移行アプローチ 不可能な場合は修正遡及アプローチまたは公正価値アプローチを適用 政策株式 時価変動および売却損益はOCIで認識、
Slide 18: (参考)保険会計の影響
(参考) 保険会計の影響 ◼ 国内損保では、過年度に生じた不利な契約に係る損失について、 IFRS移行時に保険負債を積み増した状態でスター ト(移行後の経過に応じて保険負債を取り崩すことで、日本基準対比で利益水準が引き上げられる) ◼ 国内生保では、日本基準で求められる責任準備金計算の保守性が排除され、日本基準対比で利益水準が引き上げら れる(利益認識のタイミングが早くなる、保険期間通算の利益は日本基準と同じ) 主な対象 日本基準 IFRS 損益への影響 ▪ 国内損保では、長期火災などの過去の不利な契約に 保守的な GMM法に 係る損失をIFRS移行時に一括処理している 長期 国内損保 基礎率
Slide 19: (参考)金融商品会計の影響
(参考) 金融商品会計の影響 ◼ IFRSでは、金融商品は事業モデルと契約上のキャッシュフローの特性に応じて、異なる会計処理が必要となる ◼ 原則として、債券および政策株式については FVOCI、その他の株式および投信等はFVTPLに分類している ◼ 安定的な株主還元を目的として、修正利益の算定上、投資損益の一部は市況変動影響として調整する 日本基準 IFRS 区分 損益への影響 OCI PL OCI PL 為替変動 ▪ IFRSでは為替変動は純損益に計上 時価変動 売却損益 債券 *1 時価変動 売却損益 為替変動 減損 ▪ 為替変動の影響は修正利益から控除 ECL*2 時価変動 ▪ IFR
Slide 20: (参考)導入スケジュール
(参考) 導入スケジュール ◼ 2026年5月にIFRSベースの業績予想、6月の有価証券報告書にてIFRS連結財務諸表を公表予定 今後のスケジュール 2025年度 2026年度 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 IFRSベースの業績開示に移行 2026年5月 6月 決算発表/決算短信 有価証券報告書 ◼ 2025年度業績(日本基準/IFRS * ) ◼ 連結財務諸表(IFRS) ◼ 2026年度業績予想(IFRS) ◼ 三井住友海上 連結財務諸表(IFRS) ◼ あいおいニッセイ同和 連結財務諸表(IFRS) * 2025年度のIFRS修正利益を参考情報として開示予定 Copyright M
Slide 21: (参考)用語集
(参考) 用語集 略語/用語 正式名称/英語表記 説明 その他の包括利益。金利・株価変動等によって生じた純資産の増減額であり、 OCI Other Comprehensive Income 保険契約負債や債券・株式の評価額等の変動により生じる。 Fair Value Through Other FVOCI その他の包括利益を通じた公正価値評価。 Comprehensive Income FVTPL Fair Value Through Profit or Loss 純損益を通じた公正価値評価。 ECL Expected Credit Loss 予想信用損失。IFRSでは将来の一定期間内に発生す
Slide 22: 2030年度までの利益見通し(IFRS・修正利益ベース)
【再掲】 2030年度までの利益見通し (IFRS・修正利益ベース) 11/27インフォメーション・ミーティング資料 ◼ 国内損保事業の収益性向上と海外事業の成長等により、政策株式売却完了後の 2030年度に2025年度予想と 同水準の約7,600億円を見通す ◼ 2026~2030年度における政策株式売却益を除いた修正利益の CAGRは13.7%、ROEは政策株式売却益 除きで12.4%に(責任準備金の会計基準差が負債から純資産に振り替わることを主因に日本基準から低下) ◼ 2030年度の利益水準のイメージ ROE ■ 国内損保(除く政策株式売却益) ■ 海外事業 ■ 政策株式売却益 ■ 国
Slide 23: 2030年度までのKPI成長率(EPS・DPS)
【再掲】 2030年度までのKPI成長率 (EPS・DPS) 11/27インフォメーション・ミーティング資料 ◼ 2025年度までの政策株式売却益を除くEPSのCAGRは15.4%、配当については13期連続の増配を予定 ◼ 2026年度~2030年度における政策株式売却益を除くEPSのCAGRは16.8%。2026年度以降も増配を 目指す ◼ 2030年度までのEPSおよびDPSの見通し EPS(除く政策株式売却益) ※1 DPS ※3 (単位:円) 普通配当 (単位:円) CAGR 特別配当 16.8% 引き続き 増配を目指す CAGR 15.4% 13期連続 594 の増配 320 301
Slide 24: 予想および見通しに関する注意事項
予想および見通しに関する注意事項 この資料に記載されている内容のうち、MS&ADホールディングスならびにグループ各社の将来に関する計画や 戦略、業績に関する予想や見通しは、現時点で把握できる情報から得られた当社グループの判断に基づいています。 実際の業績は、さまざまな要因によりこれらの業績見通しと異なる結果になり得ることをご承知おき下さいますよ うお願いいたします。実際の業績に影響を及ぼし得る要因としては、( 1)事業を取り巻く経済動向、(2)保険業界に おける競争激化、(3)為替レートの変動、(4)税制など諸制度の変更、などがあります MS&AD インシュアランス グループ ホールディングス
MS&AD Insurance Group Holdings — Investor Presentation (December 2025) on 6ix