Advanex Inc. · TSE:5998
Advanex — FY2024 Earnings Presentation
60 slides from Advanex's earnings presentation, May 23, 2024
Slide 1: 2024年3月期決算および中期経営計画説明会
2024年3月期決算および 中期経営計画説明会 - 2024年3月期 連結業績概要 - 2025年3月期 連結業績予想 - 中期経営計画 2024年5月23日 本資料は2024年3月31日現在のデータに基づいて作成されております。 本資料に記載された意見や予測等は、資料作成時点の当社の判断であ り、予告なしに変更されることがあります。
Slide 2: 目次
1. 2024年3月期 連結業績概要 2. 2025年3月期 連結業績予想 3. 中期経営計画 3-1. 旧中計(21/4-24/3)振り返り 3-2. 新中計(24/4-27/3) 3-3. まとめ 4. サスティナビリティ 1
Slide 3: 2024年3月期連結業績概要
1. 2024年3月期連結業績概要 (単位:百万円) 2023/3期 2024/3期 前期比増減額 前期比増減率 売上高 24,628 26,549 +1,920 +7.8% 営業利益 61 365 +304 +497.2% 営業利益率 0.2% 1.4% - - 経常利益 585 832 +247 +42.2% 親会社株主に帰属する 当期純利益 60 268 +208 +344.4% 23年3月期レート: 1US$=135.0円 2 24年3月期レート: 1US$=144.4円 2023年3月-2024年3月毎月月末TTMレートの平均
Slide 4: 連結業績のポイント
1. 連結業績のポイント - 売上高は、半導体不足の緩和による自動車向けの回復、米国テネシー新工場 での医療向け生産本格化の他、値上げや円安の効果もあり前期比増収。 - 営業利益は、人件費やエネルギーコストの高騰があったものの、上述の増収効果 やテネシー新工場の操業本格化による米国拠点の黒字化など赤字拠点の収益 改善も進み、前期比増益。 - 経常利益は上述の状況に加え円安による為替差益があったことから前年同期比 増益。当期純利益も同様。 3
Slide 5: 連結売上高・営業利益推移
1. 連結売上高・営業利益推移 (百万円) (百万円) 売上高(左軸) 営業利益(右軸) 8,000 500 6,927 6,699 6,611 6,309 6,436 6,311 6,235 5,647 200 5,439 5,412 5,540 5,330 139 110 126 104 66 49 48 -21 -10 4,000 -72 0 -165 0 -500 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 22/3期 23/3期 24/3期 23年3月期レート: 1US$=135.0円 4 24年3月期レート: 1US$=144.4円 2023年3月-20
Slide 6: 所在地別売上高・セグメント利益
1. 所在地別売上高・セグメント利益 売上高(左軸) セグメント利益(右軸) (百万円) 日本 米州 欧州 アジア (百万円) 12,000 1,000 10,192 10,339 541 8,592 8,867 464 9,000 375 500 230 165 113 6,000 0 4,231 2,904 2,939 3,111 3,000 △455 -500 △1041 0 -1,000 23/3 24/3 23/3 24/3 23/3 24/3 23/3 24/3 + 自動車向け売上増加 + テネシー新工場本格操業開始 + 医療・航空機向け売上増加 + 自動車向け売上増加 + 価格
Slide 7: 子会社各社収益
(参考資料)子会社各社収益 アメリカは前期比大幅改善。一方、メキシコとシンガポールは悪化 24/3期 23/3期 開設(買収) 経過 - 営業利益比較 + 2011年 ~12年 タイ 2002年 ~21年 東莞(中) 1988年 ~35年 イギリス アメリカ アメリカ 2022年 ~ 1年 改善 2006年 ~17年 ベトナム 1976年 ~47年 日本 2013年 ~10年 常州(中) 2003年 ~20年 大連(中) 2001年 ~22年 上海(中) 2016年 ~ 7年 インドネシア 2018年 ~ 5年 インド 2018年 ~ 5年 チェコ 1978年 ~45年 シンガポール メキシコ
Slide 8: 連結売上高内訳
1. 連結売上高内訳 (百万円) (市場別) 23/3期 構成比 24/3期 構成比 増減額 増減率 自動車(輸送機器) 12,868 52.2% 14,599 55.0% 1,731 13.5% 医療機器 3,182 12.9% 4,131 15.6% 949 29.8% OA機器 2,647 10.7% 2,330 8.8% △317 △12.0% 航空機器 1,644 6.7% 1,682 6.3% 38 2.3% 精密機器 881 3.6% 799 3.0% △82 △9.3% インフラ・住設 647 2.6% 691 2.6% 44 6.8% AV・家電 611 2.5% 552 2
Slide 9: 規格品とカスタム品
(参考資料) 規格品とは工業規格に沿った標準品で当社ブランドの製品 カスタム品とは顧客製品に組み込まれる一品一様の製品 市場別 カスタム品・規格品別 規格品の市場別 (265億円) (265億円) (18億円) その他 14% 自動車 産業機器・ 規格品 インフラ他 55% 8% 7% コイルスレッド*1 医療 カスタム品 93% 航空機 92% 16% 線ばね 板ばね インサート成型 *1 コイルスレッドとはアルミなどの軟質材のねじ穴補強具(詳しくは55Pご参照)。航空機1機あたり10万~30万個のコイルスレッドを使用する。 8
Slide 10: 設備投資・減価償却・有利子負債
1. 設備投資・減価償却・有利子負債 設備投資 減価償却 (百万円) (百万円) 4,144 有利子負債 D/Eレシオ 3,980 (含むリース債務) 計画 12,846 13,015 12,000 11,192 11,194 10,839 10,079 2,350 2.2 2,191 8,177 2,084 2,037 1.8 1.7 1.7 6,629 1.6 1.6 1,576 1,475 1,568 1,485 計画 1,440 1.3 5,096 1,288 1,242 1,239 1,215 1,110 1,118 1.1 3,977 1,008 939 808 0.8 799 6
Slide 11: 目次
1. 2024年3月期 連結業績概要 2. 2025年3月期 連結業績予想 3. 中期経営計画 3-1. 旧中計(21/4-24/3)振り返り 3-2. 新中計(24/4-27/3) 3-3. まとめ 4. サスティナビリティ 10
Slide 12: 2025年3月期通期業績予想(連結)
2. 2025年3月期通期業績予想(連結) (百万円) 2024年3月期 2025年3月期 前期比増減額 前期比増減率 (実績) (今回) 売上高 26,549 26,000 △549 △2.1% 営業利益 365 300 △65 △17.8% 営業利益率 1.4% 1.2% - - 経常利益 832 200 △632 △76.0% 300 +32 親会社株主に帰属する 当期純利益 268 +11.9% (円) 一株あたり 配当 20 20 ±0 - 為替レートの前提は1US$140.0円 11
Slide 13: 2025年3月期通期見通し
2. 2025年3月期通期見通し - 売上高は、医療向けが増えるものの中国経済の減速が日本のみならず世界 経済に影響を及ぼすことや、各国でのインフレ継続に伴う金利の高止まり、 中東やウクライナでの紛争問題などを懸念 - 営業利益は、シンガポール・メキシコ工場の赤字圧縮を計画するも、人件 費・材料費・エネルギーコスト等が引き続き高騰すること、また高度人材 採用・設備投資の積極化により固定費増加も想定される - 経常利益・当期純利益は、シンガポール工場の構造改革による本業以外の 損益発生や円高への戻りも加味 12
Slide 14: 目次
1. 2024年3月期 連結業績概要 2. 2025年3月期 連結業績予想 3. 中期経営計画 3-1. 旧中計(21/4-24/3)振り返り 3-2. 新中計(24/4-27/3) 3-3. まとめ 4. サスティナビリティ 13
Slide 15: 中期経営計画
3. 中期経営計画 (百万円、%) 旧中計 新中計 24/3期目標 24/3期実績 2027/3期 24/3期実績比 売上高 23,000 26,549 29,000 +9.2% 医療売上 - 4,131 6,000 +45.2% コイルスレッド売上 - 1,811 3,000 +65.7% 営業利益 1,000 365 1,500 +311.0% 有利子負債 6,000以下 11,764 9,000以下 ▲23.4% 自己資本比率 30%以上 29.1% 30%以上 +0.9ポイント ROE - 3.5% 7.0%以上 +3.5ポイント 配当(1株あたり) - 20円 50円 +30円 為替
Slide 16: 旧中計振り返り
3-1. 旧中計振り返り 旧中期計画(2021.4-2024.3)の定量目標(利益・財務)には未達だったものの、ガバナンス・ 収益構造・財務体質強化に向けた取り組みは計画どおりに実施 旧中期計画テーマ 主な旧中計期間中の実施項目 - 海外子会社14社のトップ・役員の多くを 本社出向社員へ切り替え 20/12 23/12 エリア長が本社籍の拠点 2拠点 12拠点 本社籍社長 3人 7人 駐在本社籍役員 8人 15人 現地人役員が過半の拠点 4拠点 0拠点 - 中国子会社4社の資本関係整理 2022/12まで 2023/1から - 連結会計自動集計システム導入 - 中国4拠点における委託貸付制度導
Slide 17: 旧中計振り返り:その他の実施項目
3-1. 旧中計振り返り その他、旧中計期間中の実施項目 - グローバル事業本部の設立 - 医療・コイルスレッドPJチーム活動 国際展示会への共同出展 - ブランド力向上に向けた取り組み - 当社ブランドの新製品開発 医療専用サイト コイルスレッド専用サイト 16
Slide 18: 旧中計振り返り:営業利益未達要因
3-1. 旧中計振り返り:営業利益未達要因 利益計画の未達要因はシンガポールとメキシコ子会社の赤字拡大 24/3期営業利益、計画と実績の差異 本社を含む13社の シンガポール子会社の 計画と実績の差異 計画と実績の差異 +5.2億円 ▲3.2億円 1,500 メキシコ子会社の 計画と実績の差異 ▲8.3億円 24/3期計画 営業利益10億円 1,000 営業利益 24/3計画 24/3実績 差異 (百万円) 本社含む 800 1,316 +516 13社合計 24/3期実績 500 シンガポール子会社 0 ▲320 ▲320 3.7億円 メキシコ子会社 200 ▲631 ▲831 総計 1
Slide 19: 新中計:テーマ
3-2. 新中計:テーマ 新中計テーマは、「グローバル連携・団結の強化」「構造改革の実行」「注力市場への経営資源投下」。 位置づけは旧中計の「飛躍力充填」から「飛躍に向けて手を打つ」にステップアップ 16/3期- 21/3期 21/4期-24/3期 24/4期-27/3期 27/4期- 拠点急拡大期 旧中計期 新中計期 Phase1 Phase2 Phase3 拠点急拡大 飛躍力充填 飛躍に向けて手を打つ 本格的に飛躍する - 新工場開設 - ガバナンス強化 - 埼玉工場開設 - メキシコ工場開設 - 海外拠点トップの切り替え - 資本関係整理 -グローバル連携・団結の強化 - ベトナム新工場
Slide 20: 新中計:目標達成のポイント
3-2. 新中計:目標達成のポイント シンガポールとメキシコ子会社のブレイクイーブンが利益目標達成のポイント 27/3期営業利益計画の内訳 営業利益 24/3実績 27/3計画 変動 (百万円) 本社含む 1,316 1,500 +184 メキシコ子会社ブレイクイーブン 13社合計 27/3期計画 (▲6.3億円→0) ▲320 0 +320 15億円 1,500 シンガポール子会社 +6.3億円 メキシコ子会社 ▲631 0 +631 総計 365 1,500 +1,135 シンガポール子会社ブレイクイーブン (▲3.2億円→0) 1,000 +3.2億円 本社を含む13社の改善
Slide 21: 新中計:方針・戦略・施策
3-2. 新中計:方針・戦略・施策 ⅰ)マーケット分析とターゲット市場・顧客を設定の上、ⅱ)その攻略のための営業・組織・開発戦 略を策定し、ⅲ)それらを支え且つ収益を確保するための施策を実施する 太字・下線は以降のページで説明 - 医療 - コイルスレッド*1等規格品 - 自動車 ⅰ - ターゲット製品 - 航空機 - EV・HEV マーケット分析 - ドライパウダー - 航空機メーカー - バッテリー - オートインジェクター他 - MRO(メンテ) - インバーター ターゲット市場・顧客設定 - ターゲットエリア - 産業機器他 - PCU - 欧州・北米 - インフラ・住設 - 自動運
Slide 22: 新中計:注力市場
3-2. 新中計:注力市場 注力分野は「医療」「航空機(コイルスレッド)」「自動車」に加え、「インフラ・住設」。 高収益、長ライフサイクルの安定市場に長期戦略をもってグループ連携で取り組む 高参入障壁・高収益・長ライフサイクル 長 い インフラ・住設 航空機 (コイルスレッド) 注力市場 巨大市場・長ライフサイクル 医療 製 品 自動車 寿 命 OA 短 い 精密・家電 低い 収益性 高い *医療や自動車は量産開始から生産終了まで10-30年と長い一方、カメラやスマホなどは1-2年と短い。製品寿命が長い方が経営の安定性に有利 21
Slide 23: 新中計:注力市場
3-2. 新中計:注力市場 長期・安定的に成長する医療・航空機市場においてシェア拡大も図る。 インフラ・住設には画期的製品で新規参入 市場拡大 医療 航空機 (コイルスレッド) 当 社 ゲーム機 注力市場 当 社 シ 自動車 シ ェ ェ ア インフラ・住設 ア 縮 拡 小 スマホ 大 精密・家電 OA 市場縮小 22
Slide 24: 新中計:医療市場
3-2. 新中計:医療市場 長期・安定的な拡大はほぼ確実。オートインジェクターは糖尿病薬の用途拡大で急成長 20 5 出典:Mordor Intelligence オートインジェクター市場*1 出典:Medgadget new24 ドライパウダー吸入器市場*2 当社ばね 年平均成長率(CAGR) 年平均成長率(CAGR) 採用製品 16.1% 3.5% 市場見通し 0 0 23 24 25 26 27 28 22 24 25 27 所得増・飽食・肥満 CO2増・温暖化・花粉増(ブタクサ) 地球環境 糖尿病疾患増 気管支疾患増 世界情勢 24.2兆ドル 66 歳 72 歳 2030年 40億
Slide 25: 新中計:医療ビジネス方針・戦略
3-2. 新中計:医療ビジネス方針・戦略 イギリス・チェコ・アメリカでの同一製品の並行生産(①②)のスキームは既に当社のスタンダード(メガファー マの現地生産ニーズにマッチ)。欧米から日本・アジアへの増設(③)、中国製薬メーカー向け(④)も狙う 北米 欧州 北米系メガファーマ TOP5 パターン① 欧州系メガファーマ TOP5 イギリス・チェコで立上げ、アメリカに移管・増設 ファイザー 53,647 ロシュ 57,983 増設 立上げ メルク 42,294 ノバルティス 51,900 J&J 40,734 GSK 41,300 アッヴィ 31,753 パターン② サノフィ 40,666 イーラ
Slide 26: 新中計:航空機市場(コイルスレッド)
3-2. 新中計:航空機市場(コイルスレッド) コイルスレッドの主要市場(航空機)は医療同様、長期・安定的拡大がほぼ確実 (億ドル) (億ドル) 3,500 130 出典:Oliver Wyman analysis コイルスレッド 出典:deal lab 航空機市場*1 MRO(メンテ・リペア・オーバーホール)市場*2 年平均成長率(CAGR) 同左 当社コイルスレッド 採用製品 8.0% 2.6% 市場見通し 0 0 21 22 24 28 32 21 22 24 28 32 運賃低価格化・新興国客増・低燃費機買替 検査ルール厳格化・政府のメンテ支援 地球環境 航空機需要増 メンテナ
Slide 27: 新中計:コイルスレッド戦略・施策
3-2. 新中計:コイルスレッド戦略・施策 確実に拡大するマーケットに対し、グローバルのPJチーム全体で戦略的に取り組む。 以下取り組みは27/3期コイルスレッド売上30億円に向け進捗中 生産・技術・投資戦略 販売戦略 生産設備 材料開発・ マーケットリサーチ・ 新規販社と契約・ 既存販社との 新製品・ツール開発 新規開発・増設 材料メーカー開拓 展示会出展 航空宇宙規格*1取得 協力関係強化 生産キャパアップ・コストダウン 新市場開拓 既存市場向け強化 競争力強化、売上増(目標30億円)、収益増 *1 航空宇宙産業向け品質マネジメントシステム「AS9100」 26
Slide 28: 新中計:医療、コイルスレッド
3-2. 新中計:医療、コイルスレッド 医療とコイルスレッドの売上目標は十分に狙える範囲 (百万円) 8,000 27/3期 売上目標 医療 :60億円 コイルスレッド :30億円 (航空機向けが大半) 6,000 4,131 3,182 3,000 2,234 2,008 1,775 1,811 1,234 1,228 0 21/3 22/3 23/3 24/3 27/3 *24/3期は販社の在庫調整やボーイング機事故の影響で一時的に減少 27
Slide 29: 新中計:グローバルPJチーム
3-2. 新中計:グローバルPJチーム 注力市場・注力顧客それぞれにPJチームを組織し、合同で戦略的に活動 本社+海外子会社14社 シ イ ア メ イ チ ン ベ イ ン 日 メ キ ギ ガ タ ト ド 東 香 大 上 常 本 ェ ポ イ ン ネ 莞 港 連 海 州 リ シ リ コ ナ ド カ コ ス ー ム シ ル ア マーケティング・営業 技術・製造 ✓ ✓ ✓ ✓ ✓ ✓ ✓ ✓ ✓ ✓ ✓ 医療PJチーム ✓ ✓ ✓ ✓ ✓ ✓ ✓ ✓ ✓ ✓ ✓ コイルスレッドPJチーム ✓ ✓ ✓ ✓ ✓ ✓ ✓ ✓ 自動車部品Tier1* 某社向けPJチーム 主なPJチーム活動内容 展示会共同出
Slide 30: 新中計:インフラ・住設
3-2. 新中計:インフラ・住設 ブランド名・ロゴを冠する新商品を開発。特許・商標を取得し、販売活動も積極化。 今まで業界になかった画期的な機能が認められ、ブレイクスルーの兆し。 顧客との秘密保持契約により開示できないプロジェクト多数 ボルト・ナット脱落防止 ボルト・ナット脱落防止 線路連結ゆるみ止 (余長が長いボルト用) 吊り天井落下防止 足場の安全対策 タイヤ脱落防止 高性能ヒーター 浴室暖房 床暖房 *ヒートネクスは瞬時に発熱し、熱放射距離が長い高性能ヒーターで、カーボンナノチューブ(CNT)が使われている。当社開発製品(詳しくは57Pご参照) 29
Slide 31: 新中計:メキシコ工場
3-2. 新中計:メキシコ工場 不退転の決意で黒字化させる 概況 収益トップのタイ工場との収益構造比較(24/3実績) - 24/3期営業利益▲6.3億円から27/3期ブレイクイーブンを目指す 変動費 固定費他 営業赤字 - 幹部・エキスパート人材を十数名派遣 50% 85% 35% - ゼロから体制を作り直す メキシコ工場 変動費率は収益トップの - 生産・技術・品質管理・経理それぞれに日本人責任者・指導者を配置 タイ工場並み - 管理者ではなく実務者目線で、現場と一緒に汗を流しつつ監視 営業黒字 - メキシコ車産業はニアショアリング*により活況 53% 37% 10% タイ工場 0 5
Slide 32: 新中計:シンガポール工場
3-2. 新中計:シンガポール工場 シンガポール工場は生産活動を停止し、営業・マーケティング・技術センターへ機能変更する 概況 - 今期中に生産活動を停止し、機能変更 - コイルスレッドなど規格品ビジネスにおける営業・マーケティングセンターに - グループ会社への技術・品質サポート機能と人材は残す - 24/3期営業利益▲3.2億円からのブレイクイーブンを目指す - 工場建屋は12,000㎡と広く好立地。工場売却益も期待 シンガポール工場営業損失推移 27/3期 ±0億円 シンガポール 近年、顧客の国外撤退が相次ぎ シンガポール工場 業績を悪化させていた チャンギ空港 マーライオン 24/
Slide 33: まとめ
3-3. まとめ - 積極的に設備・開発・人的投資を行い、 5年後、10年後の飛躍に向けて手を打っていく - 医療・航空機(コイルスレッド)市場の長期的な成長は確定的。 当社のグローバル体制の強みを最大限活用する - メキシコ・シンガポール工場がブレイクイーブンするだけで営業利益9億円強改善。 早期にめどをつける - インフラ・住設に投入した新製品が徐々に浸透。ブレイクスルーの兆し - ここで個別の説明がなかった自動車向け取り組みや地道な施策も重要。 本社と海外14社は中計テーマに沿いそれぞれに課されたタスクとKPI達成を目指す 32
Slide 34: 目次
1. 2024年3月期 連結業績概要 2. 2025年3月期 連結業績予想 3. 中期経営計画 3-1. 旧中計(21/4-24/3)振り返り 3-2. 新中計(24/4-27/3) 3-3. まとめ 4. サスティナビリティ 33
Slide 35: サスティナビリティ
4.サスティナビリティ 高まるESG、SDGsニーズや変化する地球・市場環境に積極的に対応することで永続的な成長・存続を目指す ESG、SDGs関連ビジネスの商機 顧 客 要 少 求 子 ( 高 特 齢 に 化 、 サスティナビリティ 自 動 人 - SDGs市場(医療、省エネ、再生可能エネ、安心安全)への注力 車 手 関 - 人材方針・取り組み(教育、働き甲斐・満足度、適材適所等) 連 不 ) 足 - CO2排出削減・管理・把握、ESG・SDGs対応状況の開示 、 、 - グローバルPJチーム(P28)等によるダイバーシティの普遍化*1 マ 採 ー 用 ケ 難 ッ ト 評 価 CO2削減、環
Slide 36: サスティナビリティ:人的資源方針、取り組み
4.サスティナビリティ:人的資源方針、取り組み 働きやすい環境づくり 社員教育/研修 健康管理/促進 - フルフレックス導入 - ジョブローテーション - 産業医サービス向上 - テレワーク継続 - 次世代リーダー研修 - 顧問医の設置 - 通報窓口設置 - 管理職研修 - 提携病院の紹介 (社内外複数窓口) - 中堅、若手研修 - 人間ドック利用促進 - ハラスメントセミナー - 新入社員研修 - メンタルヘルスケア - 男性社員の育休取得 - 技術訓練(社外) - 健康管理システム導入 - 有給消化奨励 - テクニカルトレーニング - 種々福利厚生 - ベネフィット・ワン導入 センター(社
Slide 37: サスティナビリティ:社会貢献事業の拡大
4.サスティナビリティ:社会貢献事業の拡大 ESG、SDGsニーズの高まりを成長機会と捉え、経営戦略に織り込む SDGs 参入領域 当社製品 見通し (2027/3期) 20% ドライパウダー吸入器 オートインジェクター 各種線ばね EV/HEV 自動車軽量化 10% インサートカラー プレス(EV/HEV向け) (自動車軽量化) 太陽光発電 風力発電 社会インフラ コイルスレッド ロックワン 鉄道 10% 自動運転/運転補助 航空機 事故防止 インサートモールド インスタントロック 計40% 36
Slide 38: お問い合わせ先
(お問い合わせ先) 株式会社アドバネクス 経営企画室 TEL : 03 - 3822 – 5865 Email : tsutomu_kumaki@advanex.co.jp URL : https//www.advanex.co.jp
Slide 39: キャッシュフロー
(参考資料)キャッシュフロー 23/3期 24/3期 (単位:百万円) 3,981 営業活動によるCF 2,034百万円増加 3,000 2,773 2,034 1,455 現 金 1,394 投資活動によるCF 1,500 同 等 物 設備投資等により 271 財 残 務 高 640百万円減少 0 営 フ リ 業 投 ー -640 -457 資 財務活動によるCF CF -1,500 -2192 借入金の返済等により -1,599 457百万円減少 -3,000 38
Slide 40: 資本コスト(WACC)
(参考資料)資本コスト(WACC) 10% 9% 8% 7% 6% 5% 4% 3.6% 3.6% 3.3% 3.2% 3.1% 2.9% 2.8% 2.9% 3% 2% 1% 0% 17/3 18/3 19/3 20/3 21/3 22/3 23/3 24/3 10年物国債利回り β 支払利息 実効税率 期首期末平均有利子負債 2023/3期 0.37% 1.00 258百万円 30.6% 12,020百万円 39 2024/3期 0.73% 0.89 350百万円 34.6% 12,930百万円
Slide 41: 会社概要
(参考資料)会社概要 〔社名〕 株式会社アドバネクス (スタンダード市場) 〔設立〕 1946年11月 〔事業内容〕精密ばね製品等の製造・販売 〔従業員数〕1,920名(連結) 364名(単体) *2024年3月末時点 〔連結対象子会社〕14社(海外14社)*2024年3月末時点 〔売上〕 265億円 *2024年3月期 40
Slide 42: 製品紹介
(参考資料)製品紹介 板ばね 線ばね フォーミング加工 41
Slide 43: 製品紹介
(参考資料)製品紹介 インサートモールド 深絞り加工 42
Slide 44: 製品紹介
(参考資料)製品紹介 タングレス・インサート インサートカラー ロックワン 43
Slide 45: 国内外拠点
(参考資料)国内外拠点 精密ばねメーカーでは最多の海外拠点数 天津営業拠点 欧州 アジア 大連工場 大分工場 青森工場 上海工場 チェコ工場 常州工場 新潟工場 イギリス工場 重慶営業拠点 埼玉工場 千葉工場 東莞工場 蘇州営業拠点 本社 デリー営業拠点 中部営業拠点 香港営業拠点 生産拠点 インド工場 大阪営業拠点 ベトナム工場 営業拠点 タイ アユタヤ工場 米州 タイ チョンブリー工場 プネー営業拠点 ホーチミン営業拠点 アメリカ工場 シンガポール工場 ベンガルール営業拠点 メキシコケレタロ工場 製造拠点: 海外15 日本 5 メキシコノガレス工場 営業拠点: 海外 8 日本 3 イン
Slide 46: 工場外観
(参考資料)工場外観 新潟工場 埼玉工場 青森工場 大分工場 千葉工場 シンガポール工場 タイアユタヤ工場 タイチョンブリー工場 ベトナム工場 インドネシア工場 インド工場 中国上海工場 中国大連工場 中国常州工場 中国東莞工場 アメリカ工場 メキシコケレタロ工場 メキシコノガレス工場 イギリス工場 チェコ工場 45
Slide 47: 業界の位置づけ
(参考資料)業界の位置づけ ばね業界において“グローバルニッチ”のポジション 多 ばねメーカー分布 い ブルーオーシャン レッドオーシャン アドバネクス 10社~ 海 他1,2社 外 グローバル・精密ばねメーカー グローバル・大型ばねメーカー 拠 点 レッドオーシャン レッドオーシャン 少 500社~ 50社~ な い 国内・精密ばねメーカー 国内・大型ばねメーカー ・ 無 い 精密ばね サイズ 大型ばね 46
Slide 48: 精密ばね事業の業績推移
(参考資料)精密ばね事業の業績推移 連結売上 (売上:百万円) (営業利益:百万円) 精密ばね売上 過去事業の連結対象期間 40,000 精密ばね営業利益 プラスチック事業: 08/3期~15/3期 ヒンジ事業 : ~13/3期 モーター事業 : ~11/3期 30,000 26,549 24,628 21,280 21,722 20,402 20,29420,967 19,539 20,000 18,35318,864 18,950 19,073 17,628 17,858 2,000 16,316 15,979 15,04014,93415,81315,126 15,408 13,9111
Slide 49: シェアNo.1製品
(参考資料)シェアNo.1製品 2020s 2010s 2000s 1980s 1990s 1946 設立 パワーコントロールユニット用 携帯電話用ヒンジ リードフレーム フロッピーディスク用 50%(世界) 30%(世界) 音楽テープ用 シャッター テープパッド 80%(世界) 70%(国内) 留置針用ばね 60%(国内) はかりばね シェア90%(国内) ビデオテープ用 光ディスク用 リーフスプリング センターハブ 50%(世界) 90%(国内) 48
Slide 50: 沿革
(参考資料)沿革 1930年 東京都江戸川区にばね専門工場を創業 1946年 株式会社に改組、資本金を199千円で 「株式会社加藤スプリング製作所」を設立 1964年 東証二部上場 1971年 カトウスプリングUSAをロサンゼルスに設立 (初の海外進出) 1976年 新潟県柏崎市に新潟工場を建設し操業を開始 1978年 カトウスプリング・シンガポールを設立 (初の海外生産拠点) 1957年頃の作業風景 2001年 株式会社アドバネクスに社名を変更 2004年 東証一部に昇格 2014年 船橋電子株式会社を子会社化 新潟工場 2015年 埼玉工場開設 2022年 スタンダード市場に移行 埼玉工場
Slide 51: 工場総面積推移
(参考資料)工場総面積推移 拡大から収益改善にシフト メキシコ工場拡大 アメリカ第2工場閉鎖 (単位:㎡) 埼玉工場拡張 130,000 新工場 チェコ工場 M&A イギリス第2工場閉鎖 120,000 インド工場 アメリカ新工場 ベトナム新工場 (旧工場から引越し) *新工場はやや狭い 110,000 Electronic Stamping corporation買収 (旧工場から引越し) (アメリカ第2工場) 新潟工場技術棟 メキシコ工場拡大 100,000 PT. Yamakou Indonesia買収 宮城工場閉鎖 (現インドネシア工場) 90,000 メキシコ工場 80,000 福
Slide 52: EV化による構成部品の変化
(参考資料)EV化による構成部品の変化 EV化で一部の構成部品が不要となる一方、自動運転・コネクティッド・快適性に関連す る構成部品は増加する *太字下線は当社製品使用 EVには不要 EVでも継続使用 EV化で追加・増加 代表的当社製品 エンジン トランスミッション モータ 吸排気系 インバータ パワートレイン タンク スロットルセンサー バッテリー ポンプ(フューエルポンプ等) PCU バルブ ステアリング RFIDタグ サスペンション バイワイヤブレーキ 足回り・制御 タイヤ 〃 シフト ブレーキ 〃 ステアリング ESC(横滑り防止) ヘッドライト アンテナ 各種センサー ヘッドアッ
Slide 53: 自動車市場 ばねメーカー海外拠点数
(参考資料)自動車市場 ばねメーカー海外拠点数 日系ばねメーカーではダントツの海外生産拠点数 日系ばねメーカー海外工場数 グローバル発注システム 数では当社がダントツ 顧客購買、当社営業窓口が一本化される傾向 顧客拠点 当社拠点 RFQ 見積もり回答 顧客購買担当者 当社営業担当者 日系ばねメーカーの海外拠点数は「ばね企業年間2015年版(ばね新聞社出版)」を参考 52
Slide 54: 医療ばね
(参考資料)医療ばね 使い捨てドラッグデリバリー(薬剤注入・服用)需要が急拡大中 メガファーマはばねメーカーに品質力・財務体質・グローバル体制を求める グローバルな生産体制を持つ精密ばねメーカーは世界に数社しかない 使い捨てドラッグデリバリー主要3品目 留置針 ドライパウダー インジェクター *メガファーマ:圧倒的な売上高を誇り、潤沢な研究開発費用を駆使して新薬創出を担い、その国を代表するような製薬メーカーを指して呼ばれる。 新医薬品産業 53 ビジョンにおいては、「世界的に通用する医薬品を数多く有するとともに、世界市場で一定の地位を獲得する総合的な新薬開発企業。(ウィキペディアより)
Slide 55: 医療ばねの特徴
(参考資料)医療ばねの特徴 医療は “先憂後楽“。受注のハードルは高いが決まれば長期安定生産 収益性と受注難易度 受注決定から終了までの生産数推移(モデルケース) 高収益 医療 - 受注決定から5-10年後量産開始 - 試作10回に9回は量産化されずムダに - 量産期間は15-20年 - 試作費は当社(ばねメーカー)負担 - コストダウン要求は少ない - 受注決定から量産まで5-10年 - 新薬承認は欧米が先行(2-4年)し、 日本、 - 認証(ISO13485)取得が求められる 中国、インド、アジア(4-8年)と続くので徐々 精密 - 良好な財務体質が求められる に生産数が増加 受注し易い
Slide 56: コイルスレッドとは
(参考資料)コイルスレッドとは コイルスレッドは当社規格品の代表的製品 “ねじ穴の補強”と“ゆるみ止め”の効果で、主に航空機市場にて重宝されている コイルスレッドと挿入工具 使用例 コイルスレッド主要市場の航空機 ボルト締め 挿入後 航空機のあらゆる箇所で使用 カットサンプル 挿入前 コイルスレッドをねじ込んだ ねじ穴にボルトを締める 航空機1機あたりのコイルスレッド使用数は10万-30万個 55
Slide 57: 当社コイルスレッド事業の評価
(参考資料)当社コイルスレッド事業の評価 Chat GPTによる当社コイルスレッド事業の評価は概ね当社認識と一致 *KATO=当社コイルスレッドのブランド名 User コイルスレッドインサートメーカーであるKATOの市場 - 他社を圧倒する技術力 における強みと特長は? ChatGPT コイルスレッドインサートメーカーのKATOの市場における強みと特長は以下の通りです。 - 非常に厳しい品質基準 技術力の高さ: KATOは、コイルスレッドインサート製造の分野で高い技術力を持っています。特に、コイルの製造技術においては、他社を圧倒する技術力を持っています。これは、高精度なコ - グローバルなビジ
Slide 58: CNT製品
(参考資料)CNT製品 CNT(カーボンナノチューブ)ヒーターのことで当社ブランド名は 。 顧客ニーズと特長がマッチし、20年10月の新製品発表以降案件の具体化進む 特長 ①均一発熱 金属線ヒーターと違いムラがない ②消費電力 金属系ヒーター比25%省電力 ③遠赤外線放射率 金属線ヒーターが5-20%に対し、50-95% ④発熱応答性 瞬時に発熱、瞬時に冷却 Heatnex(CNT) 金属線ヒーター 遠赤外線分光放射率比較(評価温度50℃) 100 80 放射率[%] 60 40 20 ステンレス材 0 5 8 11 14 17 20 波長[μm] 57
Slide 59: CO2削減の取り組み
(参考資料)CO2削減の取り組み 埼玉・シンガポール両工場へのソーラーパネル設置を決定。PPA契約により 当社が背負うリスクや負担は少ない一方、CO2排出と電力料の削減効果が 期待できる 埼玉工場 シンガポール工場 年間発電電力:533,620kWh 同左:917,650kWh CO2削減効果:19.2% 同左:45.0% *PPAとはPower Purchase Agreementの略で、保有と保守は事業者で担った上、発電電力を事業者と契約者で分け合う方式 58
Slide 60: 知的財産に関する方針、取り組み
(参考資料)知的財産に関する方針、取り組み ブランド価値向上 新製品開発 知財戦略 - 当社商標の浸透 - サイズラインナップ拡充 - 特許戦略再策定 - 現地に適した商標の選択 - 新製品開発体制強化 - 知財セミナー、研修 - ロゴ使用事例の共有 - 開発予算確保 - 知財専門家顧問契約 - 展示会出展推進 - マーケティング活動強化、 - グローバル特許申請 ニーズ調査 - ロイヤリティ収入 - 事務所設置 - 協力会社コラボ 59