Nippon Paint Holdings Co., Ltd. · TSE:4612

Nippon Paint — Investor Presentation (September 2020)

49 slides from Nippon Paint's investor presentation, Sep 1, 2020

  1. Slide 1: 日本発・日星合弁・グローバル企業への軌跡

    皆さま、本日は、当社の説明会にご参加いただきありがとうございます。 日本ペイントホールディングスの田中良輔です。 本日は、日本発・日星合弁・グローバル企業への軌跡、というテーマで当社のこれまでの成長、 パートナーであるWuthelam(ウットラム)グループとの歴史、そして今後の戦略についてお話 しをさせていただきます。 特に、8月21日に発表しましたアジア合弁事業100%化、インドネシア事業買収にあたり、一 部報道でウットラムが当社を買収、のようなミスリードな紙面も見られたため、正確な内容をご 説明いたします。 1

  2. Slide 2: 本日の説明項目

    さて、本日は大きく5つの項目についてご説明いたします。 2

  3. Slide 3: 3

    3

  4. Slide 4: 当社の概要

    まずは、当社の概要をご説明させていただきます。 当社は今から約140年前に日本で初めて国産塗料を開発した我が国最大の塗料メーカーの 持ち株会社であります。 連結売上高は2019年で6,920億円の規模であり、昨年半ばに買収した海外塗料会社の2 社が通年寄与すれば約8,000億円規模になることが想定されます。 時価総額ランキングでは、現在トップ50位以内に位置し、金額は3兆円となりました。 従業員も、2013年から2万人増加して2万5千人、今回のインドネシア事業買収により来年に は3万人を超える予定です。 現在、海外従業員比率は87%、29の国と地域にまたがって事業を展開することになります。 海

  5. Slide 5: 当社と Wuthelam の歴史

    当社の歴史ですが、創業者の茂木重次郎は、社会的な課題を見つけて、塗料技術でどのよ うに解決するか、という発想で事業を始めました。 1878年(明治11年)に亜鉛華と呼ばれる鉛を使用しないおしろいを開発して、役者さんの 健康被害を助けたり、1881年(明治14年)には海軍に協力して艦船用塗料を開発したり と、実際に塗料技術を基に社会課題を解決してきました。 創業の地は東京都港区芝ですが、1931年に大阪へ本社を移し、2015年の分社化・持ち株 会社化などを経て現在に至っています。 一方パートナー会社であるウットラムですが、1949年に英軍から払い下げを受けた塗料をきっ かけに塗料製造販売に携わり

  6. Slide 6: リーマンショック以降の成長の軌跡

    こちらはリーマンショック以降の、当社の成長の軌跡です。 2009年、サバイバルチャレンジという中期経営計画を策定し、経費の抜本的な削減に取り組 み、国内事業の収益性を大きく改善しました。そして、アジアにおけるウットラムとの合弁事業 である NIPSEA グループとの統合を一歩進める大きな決断し、 これが当社グローバル化の礎 を築きました。 その後、積極的なM&Aでグローバル戦略を進め、現在の日本ペイントホールディングスを築き 上げました。 その結果、この10年間で売上は3倍以上、株価は22倍近く成長するなど、飛躍的な成長を 遂げています。 6

  7. Slide 7: グローバル展開とNo.1シェア

    グローバル化の進展により、当社は現在29の国と地域で事業展開していますが、中国やマ レーシア、シンガポールをはじめ、昨年買収したオーストラリアおよびトルコではNo.1シェアを誇る など、各地域でプレゼンスを拡大しています。 また、8月21日に発表しましたが、インドネシアの買収を行ったことにより、インドネシアでもシェア No1.となります。 7

  8. Slide 8: 事業構成の変化

    当社の事業構成ですが、2014年と比較すると、事業構成、地域ともに大きく変化していること が分かります。 事業別では汎用塗料事業の構成が今や最大であり、成長のけん引役となっています。 8

  9. Slide 9: 事業別売上推移

    こちらは事業別の過去3年の売上推移です。 自動車では高い技術力を、汎用塗料ではブランドやマーケティング力を強みに、それぞれの事 業で強みを活かした事業展開を行っています。ここでは、買収会社の売上が上乗せされてい る事もありますが、汎用事業が大きく成長していることを見て取れると思います。 9

  10. Slide 10: 製品一覧と環境配慮型製品

    このページは当社の製品一覧です。 ここで、環境に配慮した製品をいくつかご紹介します。 1つ目は、中国立邦の製品として真ん中に掲載する製品「じどうぼう(儿童房)」ですが。小 説「星の王子様」とコラボレーションし、無添加で空気中の化学物質の分解効果を発揮する 水性塗料製品です。 2つ目は、ページ右下の船舶用塗料の欄に掲載する製品「うなぎ一番」です。これは、航行す ればするほど、船底の表面が滑らかになり、燃費の向上に加え、錫を含まない環境にやさしい 画期的な製品として高く評価されています。 このように、当社では、創業時からの社会課題を解決するという企業としてのDNAをもとに、 ESGを意識した製品を

  11. Slide 11: 当社塗料の使用事例

    このページは、当社の塗料が使用された製品や建物のほんの一例です。 ①国立競技場の塗装を手掛けました。特に、スタジアムスタンドを支える丸柱の塗装は非常 に高い技術を使って塗装しています。 ②シンガポールのラッフルズホテルですが、ウットラムが白い塗料を供給したことが始まりです。昨 年の全面的リノベーションでも当社の塗料が使われています。 ③意外なところでは、和宗総本山四天王寺にも使われています。6世紀末に聖徳太子によっ て建立された日本最古の仏教寺院ですが、聖徳太子千四百年御聖忌に合わせて行われた 大規模改修工事にて、当社の塗料で当時の色を再現しました。 これらは、すべてお客様から当社の高い技術力

  12. Slide 12: NIPPON PAINT HOLDINGS GROUP

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  13. Slide 13: 当社の4つの強み

    さて、ここから当社の強みです。大きく4つあります。 ①まず、塗料市場を世界の視点から見ると、それは成長産業であり、人口が増加すれば塗 料の需要も確実に増加します。またシェア拡大の余地も大いにあります。そして塗料産業は一 般的な化学産業のように変動要素が大きくなく、安定した成長が見込まれる、という点です。 ②成長する塗料市場の中でも、特に魅力的なアジア地域で圧倒的なポジションにあるのが当 社です。シェアやブランド力はもちろんですが、例えば事業環境に合わせてビジネスモデルを変 化させていく合弁事業NIPSEAの高い事業運営力が一つの強みと言えます。 ③M&Aは今後も積極的に推進してまいります。 M

  14. Slide 14: 世界人口増加と塗料需要

    ここからそれぞれの強みをもう少し詳しくご説明します。 今後10年間で世界人口は78億人から85億人への増加が見込まれます。7億人増加すると いうことは、つまり日本が6個分、または中国の2分の1の需要が新たに創出されるということであ り、いかに塗料が潜在需要の高い国際市場であるかお分かりいただけるかと思います。 14

  15. Slide 15: グローバルシェアと事業構成

    グローバルシェアの半分はトップ10のメーカーで占められていますが、逆に言えば残りの半分は 多数の中小メーカーで構成されていますので、当社にとってはシェア拡大、M&Aの余地が大い にあるわけです。特に今後は環境対応や資金力など大手でなければ対応できない部分も増 え、そもそも伸びる市場に加え、シェア向上の余地も大きい、ということであります。 右のグラフは、各メーカーの事業構成です。当社は今や汎用事業が55%となっており、事業 構成バランスが整っていると考えています。 15

  16. Slide 16: 塗料市場の地域別・事業別構成

    こちらは、塗料市場の地域別・事業別の構成です。 ポイントとしては、これまで申し上げた通り、塗料は世界を見渡せば成長産業であり、であれば こそグローバル展開が重要となるわけです。 16

  17. Slide 17: アジア市場での圧倒的なポジション

    ここからは、「建築用塗料」および「中国・アジア市場」で圧倒的なポジションを構築している点 のご説明です。 当社はアジア15の国と地域で展開し、アジアは今や連結売上収益の52%を構成していま す。特に、DIY市場では立邦の高いブランド力をもとに、シェアは、中国で36%、シンガポールで 71%、マレーシアで43%を占めるに至っています。 17

  18. Slide 18: 中国事業の特徴

    私どもの強みである中国事業の特徴です。市場としての魅力、当社の優位なポジショニングが お分かりいただけるかと思います。 なお、中国で事業展開というとリスクが高いと思われがちですが、当社は約30年前に、シンガ ポールとの会社との合弁事業NIPSEAで進出し、かつ右上の「立邦・リーバン」というブランドで 現地化が進んでいるため、一般的な日系企業よりもリスクは低いと考えています。 18

  19. Slide 19: 中国DIYのビジネスモデル

    こちらは建築用の中でも、DIY(住宅の内装向け塗料)のビジネスモデルの概観です。 当社は、各セグメントで戦略を策定し、中国全域を幅広く網羅した販売チャネルを構築して います。 都市類型では、大都市であるTop(北京・上海)、 Tier 1(南京・天津)やTier 2(蘇州・ 青島)に軸足を置きつつ、地方都市となるTier3 やTier4にも注力し、それぞれ市場シェアの 向上を図っています。今の需要の過半はTier 1, 2の都市で占められ、私どもにとって大変大き な市場となっています。 また、インフルエンサーやエンドユーザーに訴求するべく、地上波およびインターネットで積極的 な広告宣伝活動を行

  20. Slide 20: 中国Projectのビジネスモデル

    一方で、こちらはProject(住宅・ビルの外装向け塗料)のビジネスモデルです。 直近では、中国の積極的なインフラ投資のもと、大都市周辺部にも都市開発が広がっている ことに加え、新築住宅はこれまでの内装を塗らないスケルトン販売から内装塗装済みでの販 売に変化していることもあり、Project市場は非常に拡大しています。 当社は、Top100の不動産開発会社と戦略的に連携して、各項目を網羅して売上を拡大し ています。 これらの戦略が奏功し、Project市場シェアはやはりNo.1で17%となりました。こちらはBtoB的 な色彩があり、現状最も伸びている市場です。 20

  21. Slide 21: NIPSEA中国の工場網

    現在、合弁事業であるNIPSEA中国は49ヵ所に工場があり、広大かつ成長市場である中国 全土にタイムリーに届ける体制を整備しています。 21

  22. Slide 22: サプライチェーンマネジメント

    さらにその広大な生産体制を支える強みとして、実は中国ではすでに先進的なサプライチェー ンマネジメントを実現しています。 例えば、全国にある工場の生産状況や配送状況がリアルタイムで分かるシステムを構築して おり、瞬時に今どのような状況かを把握することができます。 また工場も、全自動化が進んでおり、基幹工場でも従業員20人以下でオペレーションしてい ます。 このような高い生産性がNo.1シェアの礎となっています。元の技術は日本発なのですが、今で は中国から大いに学ぶことがあり、後ほど申し上げます国内への投資もこれらの仕組みを逆輸 入することを考えています。 22

  23. Slide 23: 積極的なM&Aの実践

    続いて積極的なM&Aの実践です。 当社の取締役会は極めて活発にこれら買収のリスクを見極め、将来的なEPSへの影響につい ても慎重な検討を加え、PMIの考え方やM&Aを実施しないリスクも十分踏まえた上での判断 がなされています。 ご存知のように、8月21日に、アジア合弁事業の100%化とインドネシア事業買収を発表して おり、成長のためのM&Aを積極的に実施しています。 23

  24. Slide 24: M&Aの方針

    塗料業界は成長性に加え、キャッシュフローが非常に安定しているという特徴があります。 また、昨今の市場環境は、低金利での調達が可能であり、併せて非常にM&Aに適した業界 です。 そうした中、当社はまずは株主価値最大化に資するM&Aを目指しています。規模の拡大だ けを目指すM&Aは実施しません。最終的に財務の安定性を損なう、あるいはEPSが増大しな い案件も実行しません。 24

  25. Slide 25: 蜘蛛の巣型経営

    グローバル企業の経営手法には、「放射線型」と「蜘蛛の巣型」の 2 種類があると考えていま す。「放射線型」とは、本社を中心に各拠点とつながり、本社が全て意思決定する体制で す。 当社の場合、国内外の投資先企業間で自由闊達にシナジー発揮の機会を見つけてもらう 「蜘蛛の巣型」が良いと考えています。現地海外子会社の自発的意思を尊重するこの経営 スタイルは、日本企業では珍しい手法となります。 25

  26. Slide 26: ガバナンス体制

    さて、これからGlobalに成長を志向する中でのガバナンス体制ですが、2018年度から大幅に独 立社外取締役を増やしています。 「少数株主権の保護」を目的とし、取締役会の独立性・客観性を確保するため、指名委員 会等設置会社に移行し、取締役9名中独立社外取締役が6名を占める態勢としました。 26

  27. Slide 27: ガバナンスの特徴

    当社ガバナンスの特徴は、 ①先ほど申し上げた、取締役における独立社外取締役の割合が67% ②各委員会における独立社外取締役の割合が67%以上 ③独立社外取締役の全員が経営経験がある ④CEOが各委員会のどれにも属していない この4つで、透明性、客観性、公正性を担保しています。 27

  28. Slide 28: Wuthelam

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  29. Slide 29: ウットラムとNIPSEAとの協業の進展

    ここから、ウットラムやNIPSEAとの協業の進展について改めて整理させていただきます。 ウットラムグループは、当社取締役であるゴー・ハップジン氏が現在代表を務めるシンガポール 籍の投資会社です。1962年から60年近く合弁事業を行っているパートナー会社でもありま す。 合弁事業のNIPSEAに関しては、2014年まで当社の出資はマイノリティでしたが、2014年以降 マジョリティー化しましたが、それと同時に当社本体の資本の拡充を図る過程で、当社の大株 主になったわけです。そしてJV(合弁事業)の連結化以降、当社の時価総額は大幅に増 え、さらなるグローバル化の礎となったわけです。 29

  30. Slide 30: 100%化による資本構成の変化

    そして、8月21日に発表した100%化の資本構成の変化がこのページになります。 本件実施前は、ウットラムグループが当社株式 39.6%、アジア合弁事業 49%、インドネシア 事業 100%を保有しており、資本関係が複雑で、当社の成長エンジンであるアジア合弁事業 の利益の流出や、ガバナンス上利益相反の可能性があると指摘されてきました。 本件実施後は、ウットラムグループが当社株式を 58.7%保有し、当社がアジア合弁とインドネ シア事業を100%保有することになるため、資本関係が一本化され、分かりやすい資本関係 となります。 そして、この結果、大株主と少数株主の間の利害が完全に一致することになり、

  31. Slide 31: 成長軌跡のベクトルを合わせる

    改めて約140年の歴史の中で成長してきた当社と、60年間アジアで成長してきたウットラムが 2014年以降、成長軌跡のベクトルを合わせることで、実際より大きな成長が実現されてきたこ とがわかります。 31

  32. Slide 32: 業績と株価の成長

    その結果、業績と株価が成長してきたことは、冒頭ご説明のとおりです。 32

  33. Slide 33: シナジーの説明

    ここからがシナジーの説明です。 今後のシナジーは大きく4点あると考えています。当社の経営スタイルは、日本を中心にした 「放射線型」ではなく、優秀なパートナー会社同士が自律的に連携を進め、シナジーを産出 する「蜘蛛の巣型経営」を標榜してきましたが、今回の買収により、インドネシア事業をパート ナーに迎え、またアジア合弁事業との連携も益々拡大していくと考えています。 一例を次のページでご説明します。 33

  34. Slide 34: 4つのシナジー

    こちらの4つは、検討し始めているものから、アイデア・可能性段階のものも含まれていますが、「蜘 蛛の巣型経営」により、多くのシナジーが得られると考えています。 ①「工業用事業体制をグローバルで一体化」については、49%の所有者が別であると、中々一 体的な事業運営が滞ることがございます。建築用は地産地消で、地域軸での展開がベースとな るのに対して、工業用は顧客がグローバル化しておりますので、事業軸での展開のほうが、迅速な 意思決定と執行が可能になると考えています。 ②「Selleysブランドのインドネシア展開」につきましては、豪州のグループ会社であるDuluxが接着剤 で良い商品を持っているのです

  35. Slide 35: NIPPON PAINT HOLDINGS GROUP

    SERORERU BOT NIPPON PAINT HOLDINGS GROUP mina mms 35

  36. Slide 36: 今後の戦略及び方向性

    ここからは今後の戦略及び方向性についてです。 今年度は中期経営計画の最終年度でありますが、来年度以降の中期経営計画の策定は 大きな経営課題であり、新体制の取締役会ともじっくりと議論を始めています。 大きな方向性としては、SDGs・ESGの視点を経営の中核に位置付け、株主価値の最大化を 図るべく、ここに記載した5点を推進してまいります。 36

  37. Slide 37: 社会課題解決による価値創造モデル

    このページでは、社会課題の解決を通じた当社の価値創造モデルをご説明します。 これは「当社の強み」と「蜘蛛の巣型経営」を重ね合わせることで、社会課題を解決し、当社 のミッションである株主価値最大化を実現するモデルです。 塗料に関連する社会課題は、①気候変動、②大気・水質汚染、③高齢化・人口減少社 会、などが挙げられます。 これらの課題に対して、各グループ会社が持つ独自の技術力や最先端のサプライチェーン、事 業運営力などの強みを「蜘蛛の巣型経営」によりグループ各社間で共有し、それぞれの強みを 重ね合わせてシナジーを創出します。 その結果、環境問題に貢献する新技術の創出や、都市整備を積極的に支援する

  38. Slide 38: ESG推進体制と活動事例

    そのため、第一に、ESG推進部を設置するとともにESG委員会を部署横断で設置しています。 この委員会では、SDGs・ESGにおける当社の課題や対策を経営レベルで洗い出し、グローバル かつ各事業部において社会課題を解決するような取り組みを加速させ、多くのアウトプット (成果)を顕現化していきたいと考えています。 近年のESG活動の具体的な事例をいくつかご紹介します。 ①インドのグリーン工場は、ソーラーパネルと屋内外へ緑地を設置した環境配慮型の工場で す。 ②遮熱塗料は自動車の窓やマラソンコースに採用されています。 38

  39. Slide 39: ESG活動事例

    ③船舶用塗料の日本ペイントマリンでは、地球温暖化防止に貢献する世界初の技術を開 発し、環境大臣表彰を受けました。 ④豪州のグループ会社Duluxでも一部の塗料を濾過可能な機器を開発し、環境負荷を低 減しています。 ⑤次世代のデザイナー育成のための国際建築コンペティションにも注力しています。 その他にもすでに発表の通り、当社の大切なパートナー会社が所在するオーストラリアの 森林火災や、新型コロナウィルスに対しても寄付を行うのみならず、様々な支援を行っていま す。 39

  40. Slide 40: 国内生産拠点への投資

    二点目は、国内生産拠点への投資による生産性向上です。 海外の工場と比較すると国内の生産設備は老朽化・陳腐化が進んでおり、国内生産拠点 への投資が喫緊の課題だと認識しています。 この問題に対処するためにも、「サプライチェーン改革」を進めています。この改革は、労働人 口の減少やロジスティックスに関する課題への対処に加え、生産性の向上にも必要なものであ り、持続的な競争力をつけるためには必須の投資と考えています。 40

  41. Slide 41: M&Aの活用による成長

    三点目はM&Aの活用による成長です。 当社のM&Aのやり方としては、「蜘蛛の巣型経営」を更に進めていく形で買収を進めていく、と いうことです。 つまり、M&Aにより、事業のみならず、優秀な人材やブランドの獲得を目指しますが、買収後 は、基本的には、買収先の自律的経営を尊重しつつ、グループ会社間での技術共有などを 通じて成長機会を共有して、全体としての企業価値を高めていくという手法をとります。 41

  42. Slide 42: R&Dとオープンイノベーション

    SDGsやESGの視点を経営の中核に位置付けていますので、R&Dにおいてもオープンイノベー ションを進めるため、研究施設や大学などの外部機関との接触や協働を強化するなど、今後 様々な機会も模索していきます。 当社の創業者である茂木重次郎は、社会的な課題を見つけて、その課題に塗料技術でどの ように解決するか、というところから事業を始めています。 つまり、当社は技術力を重視してきた企業です。国内にいる1,000人の技術者、またグローバ ルな技術者たちがいかに輝けるかが経営上の大きなテーマであると考えており、また、そうした 技術陣が作る塗料の魅力も積極的に発信したいと考えています。 42

  43. Slide 43: 抗ウイルス製品の開発

    具体的な取り組みをご紹介します。 一つ目は、「抗ウイルス製品の積極的な開発」です。5月には、東京大学との協創協定を締 結し、抗ウイルス機能を有するコーティング技術を含む3つのテーマでの共同研究等を発表して います。 二つ目の「パーフェクト インテリア エアークリーン」は1972年に東京大学で開発された光触媒技 術を活用した抗菌・抗ウイルス塗料です。昨今テレビ報道などでも大きく取り上げられていまし て、病院や公共施設、ダンススタジオ等からの引き合いが急増しています。 43

  44. Slide 44: NIPPON PAINT HOLDINGS GROUP

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  45. Slide 45: 財務情報の長期トレンド

    ここからは財務情報の長期トレンドをお示ししています。 会計基準の変更などありますが、ここでも2015年以降のアジア連結化により財務数値も大き く伸長していることがお分かりいただけると思います。 45

  46. Slide 46: EPSの推移

    ws i W@rnrronranT HoLDNOS COTE | HEB(EPS ) 1 1 PRY AH) MARE EPS HS (FA) 700 170 “ ag 141 122 116 108 114 100 94 80 76 54 60 47 40 33 0 2010/3 2011/3 = 2012/3.» 2013/3 =. 2014/3 = 2018/3 = 2016/3 = 2016/12") 2017/12) 2018/12 2019/12 ae 8 1tRG7E1) BAAae (2) 2016/ 12m aU 12RRMICRER, Balt20 10818 ~12A O

  47. Slide 47: 配当方針

    当社の配当方針は、安定配当と配当性向30%を目安としています。 業績の向上に伴い、1株当たりの配当金は増加傾向にあります。 47

  48. Slide 48: 株価の推移

    また、キャピタルゲインの観点では、業績の拡大と将来の成長への期待から、株価も堅調に推 移しており、10年前と比較して、22倍の水準になっています。 48

  49. Slide 49: まとめ

    当社は、 ①アジアでの圧倒的なポジション、②M&Aによる成長、③ユニークな「蜘蛛の巣型」によるグ ローバル経営、により、今後も持続的な成長を遂げてまいります。 以上、ご静聴ありがとうございました。 49

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