Slide 1: 2026年10月期第3四半期決算説明資料の解説
2026 年9月 10 日 各 位 会 社 名 トビラシステムズ株式会社 代 表 者 名 代表取締役社長 明 田 篤 (コード番号:4441 東証スタンダード) 問 い 合 わ せ 先 取締役CFO 金 町 憲 優 (E-mail:ir@tobila.com) 2026 年 10 月期第3四半期決算説明資料の解説 当社は、2026 年9月 10 日(木)に発表いたしました 2026 年 10 月期第3四半期決算説明資料につい て、その内容をより分かりやすくお伝えすることを目的として、テキストによる解説を公開いたします。 投資家の皆さまの当社に対するご理解の一助となれば幸いです。 ◆ 目次 1.
Slide 2: 第3四半期累計の業績ハイライト
2026 年 10 月期第3四半期累計の業績ハイライトについてご説明いたします。 売上高は 26 億 3,600 万円、前年同期比 127.1%となりました。セキュリティ事業が安定的に推移するな か、ソリューション事業の成長が全社売上高の拡大を牽引しました。 ソリューション事業では、トビラフォン Biz シリーズの販売台数、トビラフォン Cloud の課金 ID 数が、 いずれも四半期ベースで過去最高を更新しました。営業体制の強化を背景にトビラフォン Biz・Cloud 双 方が拡大しており、第3四半期累計の売上高は前期通期実績をすでに上回っています。 営業利益は7億 5,500 万円、前年同
Slide 3: 配当予想の修正
PBX サービスの販売拡大と提供領域の拡大を図り、市場におけるシェア拡大を目指します。 2点目は、配当予想の修正です。 当社は、2026 年 12 月1日に設立 20 周年を迎えます。株主の皆さまをはじめ、ステークホルダーの皆さ まからの長年にわたるご支援に、心より感謝申し上げます。 今期は、ソリューション事業の成長により、第3四半期までの業績が期首計画を上回って推移しており ます。一方で、 「中期経営計画 2028」に基づき、トビラフォン Cloud やトビラフォン Biz、新規事業、人 材などへの成長投資を引き続き優先しており、この方針に変更はありません。 今後の成長投資に必要な資金や、安
Slide 4: オフィス移転
3点目は、オフィス移転です。 「中期経営計画 2028」において、事業成長を支える重点施策の一つとして、 「メンバーの拡大・成長」を 掲げており、今後の事業拡大に伴い、さらなる人員増加を見込んでいることから、メンバーがより働きや すい環境の整備を進めてまいりました。 今年1月には東京オフィスを移転し、8月 31 日には名古屋本社の移転を完了いたしました。新しいオフ ィスでは、今後の人員増加に対応できる執務スペースを確保するとともに、社内のコミュニケーション や連携を促進する環境を整備しております。 こうした環境整備を通じて、採用や組織拡大を支え、中期経営計画の実現につなげてまいります。 なお、
Slide 5: 第3四半期 業績サマリー
2. 2026 年 10 月期第3四半期 業績 第3四半期累計の業績サマリーについてご説明いたします。 売上高は 26 億 3,600 万円、前年同期比 127.1%となりました。ソリューション事業の拡大を背景に、増 収基調が継続しております。 EBITDA は8億 9,200 万円、営業利益は7億 5,500 万円、経常利益は7億 7,100 万円、純利益は5億 1,600 万円となりました。売上高の拡大などにより、各段階利益についても期首想定を上回って進捗しており ます。 通期業績予想に対する進捗率は、売上高 78.3%、営業利益 96.2%、経常利益 96.9%、純利益 97.3%とな
Slide 6: セグメント別売上高
続いて、第3四半期累計のセグメント別売上高についてご説明いたします。 セキュリティ事業の売上高は 14 億 9,700 万円、前年同期比 104.1%となりました。 内訳は、モバイル向けが 12 億 4,000 万円、前年同期比 98.7%、固定電話向けが2億 5,600 万円、前年同 期比 156.8%となっております。 モバイル向けは、280blocker の減収影響により前年同期をやや下回った一方、一部通信キャリアとの契 約更改による増収が寄与しております。 固定電話向けでは、ケーブルプラス電話の標準サービス化に伴う契約者数の増加が継続しており、セキ ュリティ事業全体では増収となりました
Slide 7: 通期業績予想に対する進捗状況
続いて、通期業績予想に対する進捗状況についてご説明いたします。 第3四半期終了時点の進捗率は、売上高が 78.3%、営業利益が 96.2%、経常利益が 96.9%、純利益が 97.3%となっており、売上高・各段階利益ともに期首想定よりも高い進捗となっております。 第4四半期には、名古屋本社の移転関連費用に加え、人員の拡充、販売体制の強化、新規プロダクトの開 発など、来期以降の成長に向けた投資を予定しております。こうした投資を計画どおり進めることから、 通期業績については概ね業績予想どおりの着地を見込んでおります。 足元の事業拡大を継続しつつ、将来の成長に必要な投資についても着実に進めてまいりま
Slide 8: 売上高の四半期推移 ストック収益とフロー収益
売上高の四半期推移について、ストック収益とフロー収益に分けてご説明いたします。 まずストック収益です。 セキュリティ事業の安定した収益に加え、ソリューション事業では、トビラフォン Biz の累計販売台数、 トビラフォン Cloud の課金 ID 数が継続して増加しております。 トビラフォン Biz・Cloud ともに、販売や契約の拡大がその後の継続的な収益につながるビジネスモデル であり、第3四半期もストック収益の積み上がりが継続しました。 次にフロー収益です。 トビラフォン Biz の端末販売台数の増加や、トビラフォン Cloud の新規導入拡大に伴う初期費用などが 寄与し、フロー収益も引き
Slide 9: 売上原価の推移
続いて、売上原価の推移についてご説明いたします。 売上原価は、事業拡大に伴い増加しております。 主な増加要因は、トビラフォン Biz の販売台数増加に伴う端末原価と、採用強化に伴う労務費の増加で す。端末原価については、トビラフォン Biz の販売拡大に連動して増加する費用であり、売上高の拡大 に伴うものです。 また、労務費については、今後の事業拡大を支える開発・運用体制の強化に伴い増加しております。 引き続き、必要な投資を進めながら、適切なコストコントロールに努めてまいります。 9
Slide 10: 販管費の推移
次に、販管費の推移についてご説明いたします。 主な増加要因は、採用強化に伴う人件費の増加と、トビラフォン Cloud の販売拡大に伴う代理店手数料 の増加です。 第4四半期には、これらに加えて、名古屋本社の移転に伴う関連費用を計上する予定であり、販管費は第 3四半期までと比較して増加する見込みです。これらの費用については、すでに通期業績予想に織り込 んでおります。 来期以降の事業拡大に向けて必要な投資を、引き続き計画的に進めてまいります。 10
Slide 11: 正社員数の推移
続いて、正社員数の推移についてご説明いたします。 「中期経営計画 2028」の成長戦略に基づき、今後の事業拡大に必要な人員の採用を継続しております。 特に、プロダクトの開発を担う技術人材に加え、ソリューション事業の販売推進を担う営業人材、新規プ ロダクトの企画・推進を担う人材を中心に採用を強化しております。 第3四半期末の正社員数は 138 名となり、前期末から 24 名増加いたしました。 第4四半期についても、8月に5名、9月に5名が入社しており、この後の内定も進んでいます。 通期 155 名の人員計画に対して概ね計画に沿って進捗しており、引き続き、来期以降の事業拡大を支え る組織体制の整備
Slide 12: 営業利益の推移
営業利益の推移についてご説明いたします。 第3四半期の営業利益は2億 6,900 万円、前年同期比 115.6%となりました。 人件費や販売費などの増加があるなかでも、ソリューション事業を中心とした増収効果により、前年同 期を上回っております。 第4四半期には、名古屋本社の移転関連費用に加え、採用の継続や販売体制の強化、新規プロダクトの開 発など、来期以降の成長に向けた投資を予定しております。 このため、第4四半期単独の営業利益は、第3四半期を下回る見込みです。 一方で、第3四半期までの利益は期首想定を上回って進捗しております。第4四半期に予定している成 長投資を着実に実行したうえで、通期では
Slide 13: モバイル向け契約モデル別の推移
続いて、セキュリティ事業におけるモバイル向けサービスの契約モデル別の推移についてご説明いたし ます。 スライド左側は、大手通信キャリアとの主な契約モデルごとの売上構成の四半期推移、右側は各モデル の前四半期比を示しております。 なお、本データは大手通信キャリアとの契約を対象としており、MVNO は含んでおりません。 当四半期も契約構造に大きな変化はなく、複数の契約モデルによるストック収益を基盤として、安定し た収益を確保しております。 前四半期比では、「月間利用者数×単価」モデルが 103.7%、 「契約者数×単価」モデルが 98.9%、 「固定 契約」モデルが 100.0%となりました。 ま
Slide 14: トビラフォン Biz の推移
トビラフォン Biz の推移についてご説明いたします。 カスタマーハラスメント対策への需要が継続するなか、Biz Lite による新たな顧客層の取り込みや営業 体制の強化を背景に販売が拡大し、第3四半期の販売台数は 916 台と、四半期ベースで過去最高を更新 いたしました。これにより、累計販売台数は 8,588 台となっております。 トビラフォン Biz は、代理店を通じて、端末と5年から7年のライセンスを組み合わせて販売する形態 が主流となっております。会計上、端末代は代理店への販売時に売上として計上する一方、ライセンス費 用は契約負債として計上し、契約期間にわたって毎月売上として認識してお
Slide 15: トビラフォン Cloud の推移
続いて、トビラフォン Cloud の推移についてご説明いたします。 第3四半期末の課金 ID 数は 17,399 件となり、前四半期末から 2,538 件増加いたしました。直販におけ るエンタープライズ案件の拡大などを背景に、四半期の課金 ID 純増数は過去最高を更新しております。 また、平均月次解約率は1%を下回る低い水準を維持しており、新規契約の獲得と既存顧客の継続利用 の双方により、課金 ID 数が着実に積み上がっております。 15
Slide 16: 貸借対照表の推移・社長挨拶
最後に、貸借対照表の推移についてご説明いたします。 第3四半期末の総資産は 67 億 3,700 万円となり、前期末から 13 億 5,600 万円増加いたしました。現金 及び預金は 43 億 100 万円となり、前期末から5億 6,500 万円増加しております。負債は 36 億 6,700 万 円で、前期末から8億 8,100 万円増加いたしました。主な要因は、トビラフォン Biz の販売拡大に伴う 契約負債の増加です。契約負債は、今後契約期間に応じて売上として計上されるものであり、トビラフォ ン Biz の販売拡大に伴って積み上がっております。 純資産は 30 億 7,000 万円、自己資