Toho Co., Ltd. · TSE:9602

Toho — FY2025 Earnings Presentation

39 slides from Toho's earnings presentation, Apr 15, 2025

  1. Slide 1: 2025年2月期決算及び中期経営計画説明会 概要

    2025年2月期決算及び中期経営計画説明会 概要 企 業 名:東宝株式会社 証券コード:9602 イベント名:2025年2月期決算及び中期経営計画説明会 日 程:2025年4月15日(火) 時 間:15:00 –16:30 登 壇 者:代表取締役社長 社長執行役員 松岡 宏泰、取締役 副社長執行役員 太古 伸幸 1

  2. Slide 2: 決算エグゼクティブサマリー

    松岡:代表取締役社長の松岡でございます。本日はご多忙のところ、決算・中期経営計画説明会にご参加い ただきまして、誠にありがとうございます。 早速ですが、決算のエグゼクティブサマリーからご説明いたします。 2025 年 2 月期の営業収入、営業利益は過去最高を記録しました。映画営業事業が好調に推移したことに 加え、TOHO animation 作品が国内外で順調に拡大しました。 2026 年 2 月期は前期と比べ減益の見通しとなりますが、後ほどご説明いたします。 また、中期経営計画 2028 のポイント、記載のとおりですけれども、こちらも決算のご説明の後に詳細をお 伝えさせていただきます。 2

  3. Slide 3: 連結業績ハイライト

    続きまして、連結業績ハイライトについてご説明いたします。 営業収入は 3,131 億円、営業利益は 646 億円、自社幹事作品を含む当社配給作品がヒット、「ゴジラ-1.0」 の配信権収入が業績に寄与、TOHO animation 作品が国内外で好調に推移したことなどから、前期と比 べ増収増益となりました。 なお、当期純利益につきましては、前期に東京楽天地の普通株式を公開買付けにより取得し、連結子会社化 したことに伴う「段階取得に係る差益」を計上したことや、今期に特別損失を計上したことなどから、前期と 比べ減益となっております。 3

  4. Slide 4: セグメント別業績一覧

    セグメント別の業績一覧となります。 映画事業は、営業収入 2,092 億円、前期と比べ 164 億円の増収、営業利益は 508 億円、前期と比べ 60 億円の増益となりました。 演劇事業は、営業収入 228 億円、前期と比べ 27 億円の増収、営業利益は 41 億円、前期と比べ 10 億円の 増益となりました。 不動産事業は、営業収入 796 億円、前期と比べ 105 億円の増収、営業利益は 168 億円、前期と比べ 7 億 円の減益となりました。 4

  5. Slide 5: 四半期別営業収入の推移

    四半期別の営業収入の推移です。 順調に右肩上がりに推移していることが、ご覧いただけるかと思います。 2025 年 2 月期第 4 四半期の営業収入は、前年同期比で若干の減収となりました。東京楽天地が増収に寄 与したものの、前年同期は「ゴジラ-1.0」「劇場版ハイキュー!!」の大ヒットや、アニメ作品の海外配信権収入等 の貢献が大きかったことが要因となります。 5

  6. Slide 6: 四半期別営業利益の推移

    四半期別の営業利益の推移です。 2025 年 2 月期第 4 四半期の営業利益は、前年同期にあった「ゴジラ-1.0」「劇場版ハイキュー!!」のような 利益貢献度の高い作品がなかったことや、帝劇ビルの今後の解体工事に係る一時的な費用を計上したこと などにより、減益となりました。 6

  7. Slide 7: セグメント別営業収入・営業利益の増減

    セグメントごとの営業収入と営業利益の増減状況です。 映画営業と映像事業の伸びが大きく、増収増益となりました。 7

  8. Slide 8: セグメント別業績分析:映画事業

    次に、セグメント別の業績分析です。 まず、映画事業です。 映画営業事業においては、当社が配給した「名探偵コナン 100 万ドルの五稜星(みちしるべ)」「劇場版ハイキ ュー!!ゴミ捨て場の決戦」「キングダム 大将軍の帰還」「ラストマイル」「変な家」などが大ヒット。さらに、上期 の「ゴジラ-1.0」の国内外における配信権収入も業績に貢献し、増収増益となりました。 映画興行事業においては、当社配給作品の高稼働などに加え、「はたらく細胞」「インサイド・ヘッド 2」などの 話題作を上映したものの、豊富なヒット作があった前期には及ばず、減収減益となりました。 映像事業においては、「僕のヒーローアカデミア」

  9. Slide 9: TOHO animation作品のソース別営業収入・国内外構成比

    TOHO animation 作品のソース別の営業収入・国内外構成比です。 「呪術廻戦」「ハイキュー!!」「僕のヒーローアカデミア」などのタイトルが好調に稼働し、前期と比べ営業収入は 増収となりました。 なお、国内外構成比においては、国内における商品物販が大きく伸びたため、国内の伸びが大きく見えます が、海外からの収入も着実に増えております。 9

  10. Slide 10: 演劇事業

    演劇事業です。 再開発のため、2 月末をもって一時休館となった帝国劇場では、「レ・ミゼラブル」「CONCERT THE BEST New HISTORY COMING」などのクロージングラインナップを上演いたしました。前期と比べ、公演回数 が増加した結果、増収増益となりました。 「CONCERT THE BEST New HISTORY COMING」においては、限定公演回におけるライブ配信およ び大千穐楽公演のライブビューイングも好評を得ました。 10

  11. Slide 11: 不動産事業

    不動産事業です。 不動産賃貸事業においては、東京楽天地の業績が通期寄与したことに加え、「東宝日比谷プロムナードビル」 の通年稼働などが貢献し増収となったものの、大規模修繕費や帝劇ビルの今後の解体工事に係る一時的な 費用の計上により、減益となりました。 道路事業や不動産保守・管理事業は、堅調に推移いたしました。 続きまして、2026 年 2 月期業績の見通しをご説明いたします。 11

  12. Slide 12: 2026年2月期通期業績予想

    2026 年 2 月期の通期業績予想についてご説明いたします。 今期は、営業収入 3,000 億円、営業利益 570 億円となり、前期と比べ減益の予想となります。 その要因といたしましては、前期に貢献度が大きかった「ゴジラ-1.0」の国内外の配信権収入の剥落や、帝 国劇場の一時休館の影響などによるものです。しかしながら、これらの要因を除けば、前期並みの業績とな るかと思います。 なお、期首の通期業績予想としては過去最高の見通しとなります。 12

  13. Slide 13: 株主還元

    株主還元についてです。 2025 年 2 月期の 1 株当たり配当金は、期首予想から 15 円増額し、年間 85 円といたしました。 また、2026 年 2 月期より、株主還元方針を「年間 85 円の配当を下限に、連結配当性向 35%以上」に変更 いたしました。この方針に基づき、2026 年 2 月期の 1 株当たり配当予想は、年間 85 円といたします。 13

  14. Slide 14: 「IP・アニメ事業」セグメントの新設

    2026 年 2 月期の業績見通しは以上となります。ここからは、「IP・アニメ事業」セグメントの新設についてご 説明いたします。 2026 年 2 月期より、「映画事業」セグメントに含まれる「映画営業事業」「映像事業」から IP およびアニメビ ジネス関連を抽出し、「IP・アニメ事業」を報告セグメントとして独立させました。 これにより、当社グループの成長戦略の中核となるアニメおよび IP 関連ビジネスの実態や業績をより適切 に把握できるようにいたします。 14

  15. Slide 15: IP・アニメ事業 子会社別の変更前後

    新設した「IP・アニメ事業」セグメントにおいて、子会社別に変更前と変更後を表した図となります。 「映画営業事業」に含まれていた TOHO Global、TOHO International などや、「映像事業」に含まれて いた TOHO animation、サイエンス SARU などは、「IP・アニメ事業」に移ります。 15

  16. Slide 16: 作品の商流別計上先

    さらに、作品の商流別計上先を表した図となります。 ゴジラとアニメ関係の営業収入は、「IP・アニメ事業」セグメントに計上されるものと、引き続き「映画事業」セ グメントに計上されるものに分かれます。 例えば、「ゴジラ」映画シリーズの国内の出資配分金や劇場配給などは引き続き「映画営業」に計上、海外の 映像配信とライセンス、物販などは「IP・アニメ事業」に計上されます。 また、TOHO animation 作品、サイエンス SARU 出資作品では、出資配分金、映像配信、ライセンス・物販 などは「IP・アニメ事業」に計上されます。 16

  17. Slide 17: 中期経営計画2028

    続きまして、中期経営計画 2028 をご説明いたします。 3 年前、われわれが長期ビジョン 2032 と中期経営計画 2025 を出したときは、まさにコロナ禍の真った だ中でした。特にエンタテインメント事業ということもあって、この先どうなるか全く分からない状況の中で したが、将来をなんとか見据えて、こういう方向に進んでいきたいという気持ちを込めて、ビジョンおよび中 計を作成いたしました。 社員全員の頑張りと、パートナーの皆様の素晴らしいお仕事、そして運にも恵まれ、この 3 年間、私たちは着 実に結果を残すことができました。そう自負しております。われわれは、3 年前に立てた戦略は間違っていな か

  18. Slide 18: 長期ビジョン2032の重点ポイントと進捗

    長期ビジョン 2032 で掲げた「投資の促進」「人材の確保と育成」「アニメを第 4 の柱に」という三つの重点ポ イントは、着実に実行できたのではないかと思っています。特にアニメ事業は、第 4 の柱として成長しており ます。 18

  19. Slide 19: こちらは決算説明資料にてお話ししたので、割愛させていただきます。

    こちらは決算説明資料にてお話ししたので、割愛させていただきます。 19

  20. Slide 20: 前中計の成果

    この 3 年間、数字だけではなく、われわれの作品が高い評価を国内外でいただけたことが、私たちにとって は本当に大きな自信、誇り、成果となりました。 収益の面でも非常に大きな影響を得ることができましたが、われわれの作品が世界のお客様に受け入れら れるんだという自信を得られたことも大きな成果だと思っています。 改めて、ご一緒に仕事をしてくださったクリエイター、パートナーの皆様、そして社員全員に感謝したいと思 っております。 20

  21. Slide 21: 中計期間の姿勢

    こちらのスライドは、この中計期間に取り組むわれわれの思い、あるいは姿勢を示したスライドとなります。 東宝グループの社員が様々なクリエイターの皆様と共に、素晴らしい作品やコンテンツを企画して生み出し ていく。東宝としての姿勢は、これからも全く変わりません。 しかし、この 3 年間は、これまで以上に世界のお客様に向けて作品を届けていくことを常に意識して強調し ていきたいと思っています。それに加えて、お客様一人ひとりのことを理解し、お客様とつながっていくこと。 これが、さらなる成長において非常に重要だと考えています。 21

  22. Slide 22: 人材・コンテンツIP・デジタル・海外の方針

    指針に挙げた、「人材」「コンテンツ IP」「デジタル」「海外」の四つのカテゴリーにおいて重要なポイントを挙げ てみました。簡単にご説明させていただきます。 東宝株式会社では、前・中計期間中に 150 名近くを採用いたしましたが、次の 3 年間もその方針を継続し、 200 名程度の採用を計画しております。 「コンテンツ IP」につきましては、映画、アニメ、演劇を中心として、エンタテインメント作品をさらに成長させ ていくために、投資を継続していくつもりです。その中でも、ゴジラ関連に 150 億円を投下する予定として おります。 そして、企画開発や製作にかける 700 億円とは別に、M&A やシネコ

  23. Slide 23: 中期経営計画2028の数値目標

    次の中計においては、2028 年度までに営業利益 700 億円以上の達成を目指しております。この期間は、 われわれが 2032 年に目指す 750 億円から 1,000 億円の営業利益の橋渡しと位置づけております。 四つの事業セグメントの中で、演劇事業は帝国劇場の建て替えにより、営業利益は確実に下がることとなり ます。不動産事業も、建築費や人件費の高騰により、逆風が吹いております。しかし、IP・アニメ事業は海外も 含めて、まだまだ成長できる余地があると考えております。また、映画事業もコロナ禍で苦戦した洋画の復 調の兆しも見えてきています。 このように、不動産事業、演劇事業が厳しい中でも、映画事

  24. Slide 24: キャピタルアロケーション

    キャピタルアロケーションについてです。先ほども申し上げましたが、コンテンツ・IP の製作に 700 億円を 投下いたします。そこから生まれてくる営業キャッシュ・フローに加えて、有利子負債などを活用しながら、 M&A、シネコンの出店、帝劇ビルの再開発など、積極的な成長投資と確実な株主還元を実施していく所存 でございます。 24

  25. Slide 25: 映画事業の戦略

    各事業の戦略については、詳細な説明は割愛し、ポイントを絞ってご説明させていただければと思います。 まずは、映画事業です。 われわれはパートナーの皆様からお預かりする作品に関しては、非常に良い状況を保てていると思っていま す。これを今後も継続して磨いていく一方で、利益率の高い自社作品の製作を促進していきたいと考えてい ます。 加えまして、映画以外のコンテンツ配給をさらに拡充することによって、映画部門の収益力を高めていきま す。 また、海外のグループ会社と提携し、世界を見据えた日本の実写コンテンツの企画開発を展開していきたい と考えています。 25

  26. Slide 26: IP・アニメ事業の戦略

    IP・アニメ事業に関しては、これからも継続的に世界で展開していくために、良質なコンテンツ・IP をこれま で以上に多く製作していく必要があると感じています。そのためにも、人員増による体制の拡充、そして制 作スタジオ機能の強化を心がけてまいります。 26

  27. Slide 27: 海外展開

    海外市場は、東宝グループ全体の成長にとって不可欠です。現在、ロサンゼルス、ニューヨーク、シンガポー ルに拠点がございますが、近いうちにヨーロッパにも拠点を設ける予定です。 東宝グループ全体の海外売上高比率は、現在約 10%でございます。これを 2032 年には 30%まで引き上 げたいと考えています。 27

  28. Slide 28: ゴジラIPの展開

    ゴジラは、当社が 100%保有している非常に貴重な IP です。劇場用映画だけにとどまらず、映像作品、商品 化、イベント、ストア、ゲームなど、マルチユースな展開を行い、ゴジラの IP ビジネスを全世界で加速させてい きたいと考えております。 28

  29. Slide 29: 演劇事業の戦略

    演劇関連については、帝国劇場休館中の興行収入を底支えするため、外部劇場での主催公演の実施いたし ます。さらに、新会員サービスや多様なチケット価格、販売形態を多角化していくことによって、しっかりと利 益を確保できるように取り組んでいきたいと思っております。 29

  30. Slide 30: 不動産事業のこれまでの経緯

    不動産事業についてです。ここについては、これまでの経緯について少しご説明させていただければと思い ます。 93 年前、当社の創業者である小林一三が映画業界に進出する際に、従来の映画ビジネスとは異なる戦略を 採用しました。 当時の映画業界では、映画製作・配給・興行は一気通貫で行わず、興行は地元の有力者に任せるのが主流で した。しかし、小林一三は、興行の重要性を早くから見抜き、「全国百館主義」というモットーを掲げて、日本 の一等地の中心街に映画館をたくさん建設しました。この小林一三の計画が、当社の不動産事業の起点とな っております。私たちはこれまで、不動産事業のおかげで幾度となく危機を乗り越えられ

  31. Slide 31: 不動産事業の方針

    そういったこともあり、われわれにとって不動産ビジネスは非常に重要な要素ではありますが、昨今の物件 価格の高止まりや、不動産市況の変動を踏まえ、前中計で掲げた新規物件の取得・開発を推進する方針を見 直します。新規物件の取得は抑制しつつ、不動産事業全体の資産効率向上を目指していきます。 31

  32. Slide 32: デジタル:新会員サービス

    デジタル関連ですが、4 月 10 日に TOHO シネマズからシネマイレージが終了するというリリースを公表い たしました。2026 年春には、東宝グループとして新しい会員サービスをローンチする予定です。新サービス の詳細は今年の冬に発表を予定しておりますので、ご期待いただければと思います。 32

  33. Slide 33: 人への投資

    続きまして、東宝グループにとって大変重要な、ある意味、今回の中計期間の最重要ポイントの一つとなる、 人への投資についてお話をさせていただければと思います。現会長の島谷が日ごろから言っているように、 われわれにとって一番重要なのは企画です。しかし、その企画を作るのも、その企画をお客様に届けるのも、 やはり人です。人材は財産であり、価値の源泉だと考えております。 その思いをビジョンで表すために、「心が動き、心を動かす仕事を通じて幸福を得られる会社へ」というスロ ーガン掲げました。 ちょうど 5 年ぐらい前になるかと思いますが、新型コロナウイルス感染症の流行下で、われわれは緊急事態 宣言に従い、映画

  34. Slide 34: 精鋭多数・成長・自律・安心

    「精鋭多数」「成長・自律・安心」を新たなキーワードとして掲げて、東宝グループで働く全ての社員が、余裕を 持って、朗らかにいきいきと働くことのできる組織を追求していきます。 34

  35. Slide 35: 人への投資とエンゲージメント向上

    具体的な施策の一つとして、東宝株式会社では、「人への投資」と「エンゲージメント向上」を図っていきま す。 人材獲得と育成の強化はもちろん、その基盤となる人事制度の大幅な刷新を 6 月に実施することとしてお ります。 35

  36. Slide 36: サステナビリティの基本方針

    TOHO VISION 2032 に合わせ、サステナビリティの基本方針を制定いたしました。ここで挙げた四つの 重点課題は、今後も引き続き取り組んでまいります。 スライドの右下に記載している制作現場の環境向上については、映画だけでなくアニメや演劇といった現場 においても、より一層踏み込んで取り組んでいきたいと思っております。 以上が、中期経営計画 2028 の説明となります。 36

  37. Slide 37: 前期実績と今期ガイダンスの差異

    前回、10 年先の未来を見据え、ビジョンと中計を策定しました。あれから、あっという間に 3 年が経ち、創立 100 周年まであと 7 年です。その間にやるべきことを着実に実行し、世界中のファンに愛されるエンタテイ ンメント企業になれるよう、今後 3 年間、そして 2032 年まで、さらにその先も努力を重ね、成長し続けてい きたいと思っております。引き続き、何とぞよろしくお願いいたします。 質疑応答に入る前に、皆様が高い関心をお持ちであろう、前期実績と今期のガイダンスの差異について、簡 単に説明をさせていただければと思います。 前中計の期間中、営業利益は 3 期連続で成長し、増益を達成いたしまし

  38. Slide 38: 過去最高益の要因:IP・アニメとゴジラ-1.0

    次に、なぜこれだけの利益を計上できたかということを説明させていただければと思います。 もちろん映画営業部の興行収入が過去最高の 900 億円を超える、これは今まで考えられないレベルの数字 になっています。演劇でも、クロージングの特需というわけではございませんけれども、最終的には素晴らし い数字となりました。 しかし、大きく二つの要因があったと考えております。 一つ目は IP・アニメビジネスです。従来、東宝は、TOHO animation 作品を海外の配信事業者に販売し、 大きな収入・利益を得ておりました。 しかし、ここ最近になりまして、追加印税を受け取るケースが、まれにですが、出てくるようにな

  39. Slide 39: 今期減益要因と今後の方針

    まずは、帝国劇場がクロージングしてしまったことです。帝国劇場は 2,000 席弱の客席数を誇る、国内有数 の劇場です。現在、休館中のため、われわれはさまざまな方々のご厚意により、劇場をお借りして、東宝作品 を上演しております。 しかし、同規模の劇場はなかなかございません。加えて、われわれが希望する上映期間を使わせていただけ る保証もございません。同じ作品であっても、帝国劇場と比べて客席数が少なく、上演回数が減っていく、こ ういう状況にあって、演劇事業は大きな減益となります。数字でいうと 1 年間に約 20 億円、帝劇がないこ とで、われわれの演劇事業は下がっていく、そういう状況にございます。ま

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