Carna Biosciences, Inc. · TSE:4572

Carna Biosciences — Q3 2023 Earnings Presentation

52 slides from Carna Biosciences's earnings presentation, December 2023

  1. Slide 1: 2023年12月期第3四半期 決算説明資料

    2023年12月期第3四半期 決算説明資料 カルナバイオサイエンス株式会社

  2. Slide 2: 目次

    目次 1 第3四半期の業績・資金調達の状況 2 臨床試験中のパイプラインの現況 3 導出済みパイプラインの現況 4 補足資料

  3. Slide 3: 第3四半期のトピックス

    第3四半期のトピックス BTK阻害剤AS-1763  フェーズ1b試験(米国)の投与開始(8月) 多施設共同試験 主導:テキサス大学MDアンダーソンがんセンター白血病科 准教授 Nitin Jain医師 BTK阻害剤 sofnobrutinib (AS-0871)  MAD試験の報告書を最終化(11月) 安全性、忍容性、並びに良好な薬物動態プロファイルと薬力学作用を確認 sofnobrutinib :AS-0871の医薬品国際一般名称(INN) MAD試験 :反復投与用量漸増(Multiple Ascending Dose)試験 ギリアド社導出プログラム DGKα阻害剤GS-9911 

  4. Slide 4: 第3四半期のトピックス

    第3四半期のトピックス STING阻害剤  導出先であるFresh Tracks Therapeutics社が清算・解散計画を発表(9月) 創薬支援事業  通期売上計画902百万円に対して売上実績711百万円(進捗率78%)と 好調に推移  タンパク質販売が第3四半期累計期間(1月~9月)として過去最高の売上 (448百万円) その他  第19回新株予約権未行使残が行使可能期間の終了に伴い消滅(8月) 4

  5. Slide 5: 2023年12月期 第3四半期累計 連結経営成績の概況

    2023年12月期 第3四半期累計 連結経営成績の概況 2022年 2023年 2023年 (百万円) 第3四半期 第3四半期 増減率 通期計画 進捗率 要因 累計 累計 △384 売上高 1,095 711 △35.1% 902 78.8% • 計画に対して順調な進捗 △98 • タンパク質販売を中心に堅調に推移したものの、2022 創薬支援 809 711 △12.1% 902 78.8% 年はギリアド社とのライセンス契約に関連した売上が寄 与しており、対前年では減収 • 2022年は、FRTX社から契約一時金、バイオノバ社から 創薬 286 ― △286 ― - マイルストーンを受領 営

  6. Slide 6: 2023年12月期 第3四半期累計 創薬支援事業売上高推移

    2023年12月期 第3四半期累計 創薬支援事業売上高推移 前年比0.1%増 創薬支援事業 地域別売上高推移(連結) • 上半期において大型案件が少なく対前年で減収と 国内 なったが、第3四半期においてプロファイリング (百万円) その他 欧州 北米 国内 サービスが好調に推移し対前年で微増 900 809 前年比24.6%減 800 • キナーゼタンパク質販売が大幅に伸長 129 711 700 636 米国 • AI創薬企業を含むバイオベンチャーから高い需要 50 109 • 前年度は、ギリアド社とのライセンス契約に関連 600 46 62 88 した売上が寄与していたため、対前年では減収

  7. Slide 7: バランスシートの状況(連結)

    バランスシートの状況(連結) 2023年12月期 (百万円) 2022年12月期 増減額 主な増減理由 第3四半期末 流 動 資 産 4,104 4,050 △53 現金及び預金+11 現 金 及 び 預 金 3,379 3,390 +11 新株予約権行使による調達額+1,349 固 定 資 産 162 141 △20 資 産 合 計 4,266 4,192 △74 流 動 負 債 436 277 △159 未払金△127、1年内償還予定の社債△32 固 定 負 債 188 98 △89 長期借入金△89 負 債 合 計 624 375 △248 純 資 産 合 計 3,641 3,816 +

  8. Slide 8: 資金調達

    資金調達 2023年1-9月新株予約権行使状況 第20回新株予約権行使状況 第19回 第20回 2022年12月 2023年1-4月 合計 合計 新株予約権 新株予約権 調達額 300百万円 1,302百万円 1,602百万円 調達額 47百万円 1,302百万円 1,349百万円 行使株数 55万株 283.6万株 338.6万株 行使株数 5万株 283.6万株 288.6万株 行使進捗率 16.2% 83.8% 100% 第20回新株予約権はすべての行使が完了(4月) 第19回新株予約権未行使残は行使可能期間の終了に伴い消滅(8月) 2023年9月末現在の手元資金:3,390百万円 今後

  9. Slide 9: 臨床試験中のパイプラインの現況

    臨床試験中の パイプラインの現況 1 AS-1763 2 sofnobrutinib(AS-0871) 3 monzosertib(AS-0141) sofnobrutinib :AS-0871の医薬品国際一般名称(INN) monzosertib :AS-0141の医薬品国際一般名称(INN) 9

  10. Slide 10: 臨床開発中のパイプライン

    臨床開発中のパイプライン 化合物 標的 対象疾患 概況 ・健康成人を対象としたPhase1試験 SADパート及びBAパ ートを完了(オランダ) ・Phase1b試験(米国) AS-1763 BTK 血液がん 2023年8月に最初の患者様に投与開始 多施設共同試験 主導:テキサス大学MDアンダーソンがんセンター 白血病科 准教授 Nitin Jain医師 Phase1試験(健康成人対象、オランダ) ・SAD試験及びMAD試験BAパートを完了 sofnobrutinib 免疫・炎症 BTK ・MAD試験の報告書を最終化(11月) (AS-0871) 疾患 安全性、忍容性、並びに良好な薬物動態プロフ

  11. Slide 11: AS-1763:概要

    AS-1763:概要 詳細はP.27-P.36 作用機序 BTKキナーゼを阻害してB細胞性悪性腫瘍(血液がんの一種) 対象疾患 の治療を目指す経口剤です 先発薬であるイブルチニブが効かなくなった患者様にも 耐性患者に 有効な薬剤を 目指す 有効な薬剤を目指して、可逆的にBTKキナーゼを阻害する 非共有結合型の阻害剤を研究開発しました 副作用低減のため、BTK以外のキナーゼの阻害がなるべく 副作用低減 少ない薬剤を目指して、研究開発しました 11

  12. Slide 12: AS-1763:Phase I試験の結果

    AS-1763:Phase I試験の結果 詳細はP.28, P.32-P.35 試験の目的 健康成人にAS-1763を単回経口投与して、以下の項目を調査  血液中のAS-1763の濃度  安全性(血液検査、心電図、バイタルサイン等)  B細胞の活性化をどの程度抑制するか 試験の結果 5mg, 25mg, 100mg, 300mg, 500mg, 600mgを投与した結果、 以下のことを確認  血液中のAS-1763の濃度は投与量に応じて十分に上昇した  すべての安全性評価項目において、医学的に意味のある問題はなく、安全性が確認された  投与量に応じてB細胞の活性化が強く抑制された

  13. Slide 13: AS-1763:Phase Ib試験

    AS-1763:Phase Ib試験 詳細はP.36 多施設共同試験 主導:テキサス大学MDアンダーソンがんセンター 白血病科 准教授 Nitin Jain医師 米国で、患者様へAS-1763を投与するPhase Ib試験を 実施中の試験 開始いたしました。 対象疾患は、CLL/SLL(慢性リンパ性白血病/小リンパ球性 対象疾患 リンパ腫)、B-cell NHL( B細胞性非ホジキンリンパ腫) 臨床試験実施施設(6施設)において契約を完了、最初の用量 試験の状況 群において、3名の患者に投与が開始され、安全性、忍容性が 確認されたため、次用量に移行(10月)。 13

  14. Slide 14: AS-1763:市場予測(B細胞性悪性腫瘍)

    AS-1763:市場予測( B細胞性悪性腫瘍) 現在 共有結合型BTK阻害剤 ibrutinib, acalabrutinib, zanubrutinibが使用されている 市場予測 (共有結合型BTK阻害剤 ibrutinib, acalabrutinib, zanubrutinib) 2021年推定売上 9 billionドル(約1兆2000億円) 2029年予想売上 17 billionドル(約2兆3000億円) ※年率8%の成長が見込まれている ビジネスチャンス 共有結合型BTK阻害剤 を使い続けると、耐性を生じ阻害剤が効かなくなる 共有結合型BTK阻害剤が効かなくなった、B細胞性悪性腫

  15. Slide 15: AS-1763:競合薬との差別化

    AS-1763:競合薬との差別化 イブルチニブに耐性となったB細胞性悪性腫瘍に効果が期待される非共有結合型BTK阻害剤 化合物 開発会社 開発段階 pirtobrutinib (LOXO-305) Lilly (Loxo) 承認/P3 nemtabrutinib (ARQ 531) Merck (ArQule) P3 TT-01488 TransThera P1 HMPL-760 HutchMed P1  最も先行している競合品のpirtobrutinibが本年米国で迅速承認された。  pirtobrutinibとの差別化が最も重要な課題。  pirtobrutinibに不応となったB細

  16. Slide 16: sofnobrutinib (AS-0871):概要

    sofnobrutinib (AS-0871):概要 詳細はP.37-P.44 BTKキナーゼを阻害してB細胞、マクロファージ、マスト細 作用機序 対象疾患 胞などの免疫細胞の活性化を抑制して、自己免疫性炎症疾 患の治療を目指す経口剤です 副作用軽減のために、BTK以外のキナーゼの阻害がなるべく 副作用軽減 少ない薬剤を目指して、研究開発しました 安全性を高めるため、可逆的にBTKキナーゼを阻害する 特徴 非共有結合型の薬剤を研究開発しました 16

  17. Slide 17: sofnobrutinib:Phase I 試験の結果(1)

    sofnobrutinib (AS-0871) :Phase I 試験の結果(1) 詳細はP.38, P.41-P.43 SAD試験の目的 健康成人にsofnobrutinibを単回経口投与して、以下の項目を調査  血液中のsofnobrutinibの濃度  安全性(血液検査、心電図、バイタルサイン等)  B細胞、好塩基球の活性化をどの程度抑制するか SAD試験の結果 5mg, 25mg, 100mg, 300mg, 600mg, 900mgを 投与した結果、以下のことを確認  血液中のsofnobrutinibの濃度は投与量に応じて十分に上昇した  すべての安全性評価項目において、

  18. Slide 18: sofnobrutinib:Phase I 試験の結果(2)

    sofnobrutinib (AS-0871) :Phase I 試験の結果(2) 詳細はP.44 MAD試験MADパートの内容  健康成人男女を対象とした二重盲検、プラセボ対照、無作為化反復投与用量漸増試験  sofnobrutinib 50、150、300 mgの3用量を1日2回、14日間反復投与  安全性、忍容性、血中薬物濃度および薬力学的作用を評価 MAD試験MADパートの結果  有害事象のほとんどは軽度  有害事象の頻度及び重症度について、用量依存的に増加する傾向は確認されず  投与用量に依存して血中薬物濃度が増加、良好な薬物動態プロファイルを確認  sofnobrut

  19. Slide 19: sofnobrutinib:重要な治療標的 慢性特発性蕁麻疹(CSU)

    sofnobrutinib:重要な治療標的 慢性特発性蕁麻疹(CSU) (開発コード:AS-0871) 原因が不明で、1か月以上持続する蕁麻疹(瘙痒を伴った一過性の紅斑と膨疹が出没を繰り返す皮膚疾 患)を慢性特発性蕁麻疹と呼ぶ。症状が数か月から数年続く。患者のQOLを大きく損なう。 慢性特発性蕁麻疹の課題  既存の治療薬でコントロールできない患者がいる  医療経済的損失が大きい。特に疾患活動性の高い患者さん 有効な治療のアンメットニーズが において、社会的・経済的に大きな負担となっている* 高く大きな潜在市場が存在する  患者数が多い。人口の1%が罹患している* *Br J Dermat

  20. Slide 20: monzosertib (AS-0141):概要

    monzosertib (AS-0141):概要 詳細はP.45-P.51 作用機序 CDC7キナーゼを阻害して細胞の増殖を抑制し、 対象疾患 悪性腫瘍の治療を目指す経口剤です 副作用軽減 副作用低減のため、CDC7以外のキナーゼの阻害がなるべく 少ない薬剤を目指して、研究開発しました 様々ながんに 基礎研究では、monzosertibがさまざまな種類のがん細胞株の 有効? 増殖を強く抑制することが示されました 現在のところ、承認されているCDC7キナーゼ阻害剤はなく、 ファーストイン クラスの可能性 monzosertibが最初のCDC7キナーゼ阻害薬になる可能性があ ります 20

  21. Slide 21: monzosertib (AS-0141):Phase I 試験

    monzosertib (AS-0141):Phase I 試験 詳細はP.46 治験実施施設:国立がん研究センター中央病院及び東病院 実施中の試験 がん患者を対象としたPhase I 用量漸増試験を実施中 用量漸増試験の目的は、安全性、忍容性の確認、最大耐用量(MTD)の決 試験の目的 定、薬物動態(monzosertibの血液中濃度、持続時間)の測定、探索的 抗腫瘍効果の確認等 投与方法 投与スケジュール:1日2回経口投与 これまでに、20mg, 40mg, 80mg, 150mg, 250mg, 300mgを投与したと ころ、300mgで用量制限毒性が発現したため、現在、投与用量を下げて

  22. Slide 22: 導出済みパイプラインの現況

    導出済み パイプラインの現況 1 DGKα阻害剤(Gilead Sciences, Inc. ) 2 住友ファーマ株式会社との共同研究 22

  23. Slide 23: 導出済みパイプライン

    導出済みパイプライン 化合物 マイルストーン 受領済マイルス 進捗状況 契約一時金 ロイヤリティ 契約地域 契約時期 (対象疾患) 総額 トーン DGKα阻害剤 Phase1試験 上市後の売上高 10M$ Gilead GS-9911 20M$ 450M $ ClinicalTrials.gov (約21億円) (約585億円) に応じた一定の 全世界 2019年6月 (約11億円) Sciences (がん免疫) 料率 2021年12月 に登録 へ導出 - 80百万円 上市後の売上高 住友ファーマ 前臨床候補化合物 (精神神経 (契約一時金+ 約106億円 に応じた一定の 全世界 2018年

  24. Slide 24: DGKα阻害剤(Gilead Sciences)

    DGKα阻害剤 Gilead Sciences, Inc. パートナー 2019年6月にライセンスアウト(対象地域は全世界) • 契約一時金 20百万ドル(約21億円) 契約金額 • 開発状況や上市などに応じたマイルストーン最⼤450百万ドル(585億円) ロイヤリティ • 上市後の売上⾼に応じた一定比率のロイヤリティ ① 臨床候補化合物:GS-9911 ② 対象疾患:がん(免疫療法)  2022年4月にギリアドが開催した説明会”Oncology Deep Dive”で、GS-9911がT細胞を活性化す ること、動物モデルで、併用により抗PD-1抗体の効果が増強されることが示された。また、抗

  25. Slide 25: 住友ファーマ株式会社との共同研究

    住友ファーマ株式会社との共同研究 住友ファーマ株式会社 パートナー 2018年3月に契約締結(対象地域は全世界) • 契約一時金 80百万円 (契約一時金+研究マイルストーン) 契約金額 • 開発状況や上市などに応じたマイルストーン最⼤106億円 ロイヤリティ • 上市後の売上⾼に応じた一定比率のロイヤリティ ① 精神神経疾患と関連のあるキナーゼを阻害する低分子化合物の 探索研究を共同で実施する ② 2021年12月に共同研究契約の期間を延長 ③ 現在前臨床候補化合物を探索中 25

  26. Slide 26: 補足資料

    ot SP ARNA BIOSCIENCES HE 26

  27. Slide 27: AS-1763:次世代BTK阻害剤

    AS-1763:次世代BTK阻害剤 AS-1763:血液がんを対象に開発  低分子化合物  BTK野生型およびC481S変異型細胞株を使った  非共有結合型 リンパ腫モデルで強力な抗腫瘍効果  高いキナーゼ選択性  がん免疫モデルにおいても効果を発揮  イブルチニブ耐性BTK(C481S変異体)にも強い  米国INDが完了 阻害活性を示す  2023年8月にフェーズ1b試験(米国)の投与開始  経口投与可能 2021年 2022年 2023年 2025年 フェーズ1 フェーズ1b フェーズ2 米国IND SADパート BAパート B細胞性悪性腫瘍 B細胞性悪性腫瘍 • 健康成

  28. Slide 28: AS-1763:開発進捗状況

    AS-1763:開発進捗状況 フェーズ1:オランダ  preINDミーティング (健康成人対象)  IND申請 SADパート 簡易製剤を用いて、安全性、忍容性及び薬物動態を確認  SADパートの全ての投与が完了  良好な薬物動態プロファイル  安全性および忍容性を確認  強い薬力学的作用 フェーズ1b:米国 BAパート (CLL/SLL/B-cell NHLの患者対象) 新製剤を用いた相対的バイオアベイラビリティを評価  フェーズ1b:2023年8月に投与開始 28

  29. Slide 29: AS-1763: 変異型BTKに対する強い阻害活性

    AS-1763: 変異型BTKに対する強い阻害活性  野生型および変異型BTKに対する酵素阻害活性 IC50 (nM) BTK[A] BTKC481S AS-1763 0.85 0.99 J Med Chem. 2021 Oct 14;64(19):14129-14141. 29

  30. Slide 30: AS-1763: 強い細胞活性と高いキナーゼ選択性

    AS-1763: 強い細胞活性と高いキナーゼ選択性  細胞を用いた各種阻害活性評価  キナーゼ選択性プロファイリング IC50 (nM) BTK イブルチニ AS-1763 ブ BTK自己リン酸化 1.4 1.1 BTK以外に6キナーゼ (Ramos細胞) のみを阻害 CD69活性化 11 8.1 (ヒト全血) がん細胞増殖 1.8 0.75 OCI-Ly10細胞 がん細胞増殖 20 1030 50倍以上 OCI-Ly10 [BTK C481S]細胞 強い活性 正常細胞に対する影響 6370 6870 HEL299細胞 IC50 Ramos: ヒトバーキットリンパ腫細胞株 < 1 nM O

  31. Slide 31: AS-1763: ヒトB細胞リンパ腫に対する抗腫瘍効果

    AS-1763: ヒトB細胞リンパ腫に対する抗腫瘍効果  ヒトB細胞非Hodgkinリンパ腫OCI-Ly10細胞 イブルチニブ耐性BTK[C481S]ノックインOCI-Ly10細 株を皮下移植したマウス担癌モデル (n=8-10) 胞株を皮下移植したマウス担癌モデル (n=11) 800 2000 溶媒投与群 溶媒投与群 腫瘍の大きさ (mm3) 1500 腫瘍の大きさ (mm3) 600 イブルチニブ投与群 400 1000 ** イブルチニブ投与群 AS-1763投与群 200 500 AS-1763投与群 *** *** 0 0 30 40 50 60 37 42 47 52 57

  32. Slide 32: AS-1763:FIHフェーズ1試験(健康成人対象)

    AS-1763:FIHフェーズ1試験(健康成人対象) 試験デザイン Step 1 Step 2 用量漸増単回経口投与(SAD)パート 相対的バイオアベイラビリティ(BA)パート • プラセボ対照無作為化二重盲検試験 • 簡易製剤(溶液) • オープンラベル試験 • 6用量(8名/コホートA、8名/コホートB) • 別コホート(8名)を対象 • 各用量:実薬6例、プラセボ2例 • 100 mgタブレット製剤を簡易製剤と比較し、相対的 • 安全性,忍容性の評価 BAを評価 • 薬物動態および薬力学的評価(PD; CD69を指標とした B細胞活性化抑制活性) 登録 コホート A 5 mg 100 m

  33. Slide 33: AS-1763:SADパート

    AS-1763:SADパート 安全性および忍容性  AS-1763の600 mg(最高用量)単回投与までの用量で忍容性が確認されました  重篤な有害事象(AE)の発現はありませんでした  1名の被験者において、2件のグレード2のAEが報告されたが、薬剤には無関連と判断されました  その他に報告されたAEは、軽度のものであり、発現頻度に用量相関性はありませんでした  安全性評価として実施した全てのパラメータ(血液検査、心電図、バイタルサイン等)においても、 薬剤投与に関連する変化はなく、安全性が確認されました <AS-1763の単回投与後の血中薬物濃度の時間推移> 薬物動態  PK評

  34. Slide 34: AS-1763の薬力学的作用

    AS-1763の薬力学的作用  副次的に評価した薬力学の試験で、AS-1763の5 mg投与から用量依存的にB細胞の活性化(CD69を指標)が抑制されました  B細胞の活性化抑制は、100~600 mgのAS-1763投与後1~2時間で最大に達し(80%以上の抑制)、その強い抑制効果は、 100, 300, 500, 600 mgの投与後、それぞれ2, 6, 8, 8時間まで持続しました  PK-PD相関解析の結果、B細胞活性化抑制のIC50値は10.5 ng/mLと算出されました <AS-1763の単回投与後のB細胞活性化抑制活性> <PK-PD相関> 34

  35. Slide 35: AS-1763:BAパート

    AS-1763:BAパート  BAパートにおいて、100 mgタブレット製剤は、溶液製剤と比べて少し暴露が低いものの、 ほぼ同等のPKプロファイルを示しました  これらの結果から、再発/難治性CLLおよびB-cell NHL患者を対象とした第1b相試験において、 AS-1763タブレット製剤の1日2回投与レジメンが推奨されました <AS-1763の単回投与後の血中薬物濃度の時間推移:簡易製剤 vs タブレット製剤> 簡易製剤(溶液)100 mg (n=6) タブレット製剤 100 mg (n=8) 35

  36. Slide 36: AS-1763:フェーズ1b試験デザイン(米国)

    AS-1763:フェーズ1b試験デザイン(米国) Phase 1b Dose Expansion 3用量レベル 暫定 コホート1 第2相推奨用量 (RP2D) Phase 1b (CLL/SLL*) Dose Escalation 3 + 3 デザイン RP2D CLL/SLL and B-cell NHL* 3用量レベル 暫定 コホート2 RP2D (B-cell NHL*)  2023年8月に投与開始 *治療歴を有する患者 36

  37. Slide 37: sofnobrutinib (AS-0871):非共有結合型BTK阻害剤

    sofnobrutinib (AS-0871):非共有結合型BTK阻害剤 AS-0871:免疫・炎症疾患を対象に開発  低分子化合物  関節炎モデルで高い治療効果  非共有結合型  全身性エリテマトーデスモデルで効果  高いキナーゼ選択性  フェーズ1MAD試験完了  経口投与可能  ライセンスアウトもしくは共同開発を目指す 2020年 2021年 2022年 2025年 フェーズ1 フェーズ2 CSUで開発することで短期間での SAD試験 MAD試験 POC取得が可能! 慢性特発性蕁麻疹(CSU) • 健康成人対象 • 健康成人対象 • 新製剤BAパート • 簡易製剤 • M

  38. Slide 38: sofnobrutinib (AS-0871):開発進捗状況

    sofnobrutinib (AS-0871):開発進捗状況 フェーズ1:オランダ SAD試験(健康成人対象)  全ての用量で安全性および忍容性を確認  良好な薬物動態プロファイル フェーズ1:オランダ  強い薬力学的作用 MAD試験(健康成人対象)  簡易製剤で実施 複数の新製剤を用いた相対的バイオアベイラビリティを評 BAパート 価し、ベストな製剤を選択 MADパート 2週間反復投与試験による、安全性・忍容性、血中濃度、 複数の新製剤を開発 薬力学的作用を評価 38

  39. Slide 39: sofnobrutinib (AS-0871): 優れたキナーゼ選択性

    sofnobrutinib (AS-0871) : 優れたキナーゼ選択性  不活性型BTKキナーゼを標的にして高選択的BTK阻害剤を創出  キナーゼ選択性プロファイリング BTK BTK以外には同じTEC ファミリーのTECと BMXのみを阻害 BTK[A] BTK[U] IC50 BTK IC50 (nM) < 10 nM BTK[A] BTK[U] 10 – 100 nM 100 – 1000 nM sofnobrutinib 3.4 0.3 39

  40. Slide 40: sofnobrutinib (AS-0871): 優れた薬効

    sofnobrutinib (AS-0871) : 優れた薬効  薬物動態/薬力学(PK/PD)解析  受身皮膚アナフィラキシー反応マウスモデル sofnobrutinibをマウスに経口投与後、 120 血液中BTKの自己リン酸化阻害活性を解析した 100 sofnobrutinib sofnobrutinib sofnobrutinib 80 % of Vehicle 溶媒群 60 40 * 20 0 溶媒群 sofnobrutinib (30 mg/kg)  コラーゲン誘発関節炎マウスモデル 溶媒群 sofnobrutinib 40 sofnobrutinib (μM)

  41. Slide 41: sofnobrutinib (AS-0871):フェーズ1SAD試験

    sofnobrutinib (AS-0871) :フェーズ1SAD試験 SAD試験(完了) Step 1 Step 2 単回投与用量漸増試験 (SAD) • 6用量(8例/群) • 各用量:実薬6例、プラセボ2例 • 安全性,忍容性の評価 • 食事の影響 • 薬物動態および薬力学的評価  全ての用量で安全性および忍容性を確認  薬物動態も良好  薬力学的評価として実施したB細胞および好塩基球の 活性化も100 mg以上の用量で強力に阻害  MAD試験は新製剤に切り替えて実施 41

  42. Slide 42: sofnobrutinib (AS-0871) の薬力学的作用

    sofnobrutinib (AS-0871) の薬力学的作用  副次的に評価した薬力学の試験で、sofnobrutinibの投与量依存的に好塩基球およびB細胞の活性化が抑制され、 100 mg以上の用量で強い阻害活性が持続的に観察されました。  好塩基球は、アレルギー疾患の発症に重要なヒスタミンやロイコトリエンのような化学伝達物質の放出に関与し ています。またB細胞は、リウマチや全身性エリトマトーデスのような自己免疫疾患において、異常なBCRシグ ナルによる自己抗体の産生に関わっていると考えられています。  今回の臨床試験において、sofnobrutinibは、B細胞および好塩基球の作

  43. Slide 43: sofnobrutinib:フェーズ1MAD試験BAパート

    sofnobrutinib (AS-0871) : フェーズ1MAD試験BAパート  健康成人を対象とした非盲検、単回投与試験  空腹時及び食後投与のクロスオーバー試験としてデザイン  カプセル製剤およびタブレット型製剤を用いた本BAパートでの投与が完了 ピリオド 1 ピリオド 2 グループ 1 空腹時投与 食後投与 完了 (n = 4) (n = 4) コホート A ランダム化 カプセル製剤 登録 (n=8) 食後投与 空腹時投与 グループ2 完了 (n = 4) (n = 4) 空腹時投与 食後投与 グループ 1 完了 (n = 4) (n = 4*) コホート ランダム化 タブレッ

  44. Slide 44: sofnobrutinib:フェーズ1MAD試験MADパート

    sofnobrutinib (AS-0871) : フェーズ1MAD試験MADパート  健康成人男女を対象とした二重盲検、プラセボ対照、無作為化MAD試験  3段階の用量について、14日間の反復投与後、sofnobrutinibの安全性、忍容性、血中濃度、薬力学的作用を評価  すべての投与がスケジュール通り完了  確定結果を反映した報告書を最終化(2023年11月) それぞれ14日間の反復経口投与 コホート D 300 mg BID コホート C 150 mg BID コホート B 50 mg BID 44

  45. Slide 45: monzosertib (AS-0141):CDC7阻害剤

    monzosertib (AS-0141):CDC7阻害剤 AS-0141:がんを対象に開発  低分子CDC7阻害剤  様々ながん種のがん細胞の増殖を強く阻害  高いキナーゼ選択性  各種ヒト腫瘍移植動物モデルにおいて優れた抗腫瘍効果  ファーストインクラスの可能性  日本で固形がん患者を対象としたフェーズ1試験を実施中  経口投与可能  血液がんを対象とした試験も実施予定 2021年 2022年 2023年 2026年 フェーズ1 フェーズ2 固形がん・血液がん 固形がん + 血液がん (実施中) (準備中) • 拡大パート 単剤 / 併用 • 用量漸増パート • 多施設 •

  46. Slide 46: monzosertib (AS-0141):フェーズ1試験

    monzosertib (AS-0141):フェーズ1試験 がん患者を対象にしたフェーズ1試験  2021年上期に切除不能進行・再発又は遠隔転移を伴う固形がん患者を対象としたフェーズ1試験を開始  フェーズ1試験は、用量漸増パートおよび拡大パートの2段階  安全性、忍容性、最大耐用量(MTD)、探索的抗腫瘍効果、薬物動態/薬力学(PK/PD)等を評価するとともに、フェーズ2 試験の推奨用量を決定することが主要目的  40 mg-80 mg BID以上で薬力学的作用を確認  用量漸増パート  拡大パート 20 - 300 mg 固形がん BID 単剤 フェーズ2試験 5 Days O

  47. Slide 47: monzosertib (AS-0141):作用機序

    monzosertib (AS-0141) CDC7キナーゼ阻害剤:monzosertibの作用機序  CDC7 (cell division cycle 7) は、セリン/スレオニンキナーゼの1種であり、細胞周期において染色体複製開始の制御 に重要な役割をしています。  近年、様々ながんでCDC7が過剰発現していることが報告されており、CDC7阻害剤は、がんの新しい治療薬として 期待が寄せられています。 O O O 正常細胞 CF3 O N N N H N N H monzosertib CDC7 CDC7 正常細胞は、細胞周期の制御が正常であるため、 CDC7活性が阻害されても細胞死が

  48. Slide 48: monzosertib (AS-0141): ユニークな阻害様式

    monzosertib (AS-0141) : ユニークな阻害様式  monzosertibはCDC7キナーゼに対して時間依  monzosertibは遅い解離速度をもつ可逆的 存性の阻害活性を示す CDC7キナーゼ阻害剤 CDC7キナーゼと阻害剤をプレインキュベーション後に酵素反応を開始 monzosertib 溶媒コントロール 他CDC7阻害剤 酵素反応 monzosertib CDC7阻害活性 IC50値(1 mM ATP存在下) プレインキュベーションなし プレインキュベーションあり 0 50 100 150 200 503 nM 2.4 nM 時間(分) J Med Chem.

  49. Slide 49: monzosertib (AS-0141): 高いキナーゼ選択性

    monzosertib (AS-0141) : 高いキナーゼ選択性  キナーゼ選択性プロファイリング  ヒットキナーゼのIC50値(1 mM ATP存在下) 1 mM ATP存在下、プレインキュベーションあり IC50 (nM) プレインキュベーション なし あり CDC7 503 約210倍に向上 2.4 PIM1 30 34 CLK1 212 206 CDC7 CLK2 270 227 GSK3α 189 251 IC50 < 10 nM 10 – 100 nM プレインキュベーションで阻害活性が向上するのはCDC7のみ 100 – 1000 nM 49 J Med Chem. 202

  50. Slide 50: monzosertib (AS-0141): 強い細胞活性

    monzosertib (AS-0141) : 強い細胞活性  持続性のあるキナーゼ阻害作用  様々ながん種のがん細胞の増殖を抑制 がん細胞をmonzosertibで処理後、薬剤を取り除いたのち、 基質(MCM2)のリン酸化阻害作用を測定 44 Cancer cell lines (Oncolines at NTRC) 1 乳がん DMSO monzosertib 大腸がん 0.5 血液がん Time after wash-out 0h 24 h 0h 24 h 腎がん Log10 IC50/IC50mean 肺癌 皮膚がん 24時間後でも 0 頭頸部がん pMCM2 リン酸化を阻害 膀胱

  51. Slide 51: monzosertib (AS-0141): 優れた抗腫瘍効果

    monzosertib (AS-0141) : 優れた抗腫瘍効果 ヒト結腸直腸癌細胞株SW620を皮下移植したマウス担癌モデルに対するmonzosertibの抗腫瘍効果 腫瘍の大きさ平均推移(n=10) 最終日の腫瘍重量 *** 2.5 *** 1500 溶媒投与群 2.0 腫瘍重量 (g) 1000 腫瘍の大きさ (mm3) 1.5 1.0 500 monzosertib *** 投与群② 0.5 monzosertib *** 投与群① 0 0.0 0 5 10 15 20 25 溶媒群 monzosertib monzosertib 投与群① 投与群② 薬剤投与開始後の日数 ***: p

  52. Slide 52: カルナ《CARNA》は、ローマ神話に登場する人間 の健康を守る女神で、cardiac(心臓)の語源とも 《BIOSCIENCES》は、生物科学と言われ、生物学

    本資料は投資家の皆様への情報提供のみを目的としたものであり、売買の勧誘を目的としたものではありません。 本資料における、将来予想に関する記述につきましては、目標や予測に基づいており、確約や保証を与えるものではありません。 将来における当社の業績が、現在の当社の将来予想と異なる結果になることがある点を認識された上で、ご利用下さい。 ま た、業界等に関する記述につきましても、 信頼できると思われる各 種デ ー タに基 づ い て 作成 さ れてい ま す が 、当 社 はその 正 確 性 、 完全性を保証するものではありません。 本資料は、投資家の皆様がいかなる目的に利用される場合においても、ご自

Carna Biosciences — Q3 2023 Earnings Presentation on 6ix