Kobayashi Pharmaceutical Co., Ltd. · TSE:4967

Kobayashi Pharmaceutical — Q1 2025 Earnings Presentation

25 slides from Kobayashi Pharmaceutical's earnings presentation, May 2025

  1. Slide 1: President's greeting

    (代表取締役社長 豊田 賀一) 皆様、いつも大変お世話になっております。3 月 28 日付で代表取締役社長に就任いたしま した豊田賀一でございます。よろしくお願いいたします。

  2. Slide 2: Apology and compensation priority

    昨年の紅麹サプリ関連製品の事案の公表から 1 年以上が経過いたしましたが、今もなお、関 係の皆様には多大なるご心配、ご迷惑をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます。 新体制となった後も引き続き、被害に遭われたお客様、お取引先様への補償を第一優先とい たしまして、品質・安全ファーストの再発防止策も着実に実行してまいります。

  3. Slide 3: New president's career background

    はじめに、私の主な経歴をご紹介させていただきます。私は 1987 年に入社いたしまして、 約 7 年半、国内の営業で商売の基本を学びました。その後、1995 年から国内のマーケティ ングで主に芳香剤やブルーレットを担当しておりました。 そして 2006 年から英国に拠点を持つ欧州現地法人の社長として赴任、英国では 7 年間駐在 いたしました。その後、米国では、2015 年から 8 年近く、米国現地法人社長として勤務い たしました。米国では販売と製造を統括するホールディングス会社を作り、販売、製造それ ぞれの機能と本社管理機能を強化いたしました。 また、製品開発部門を立ち上げ、現地のニーズに合っ

  4. Slide 4: Priority focus: balanced management and new products

    それでは、私が注力したいポイントにつきましてご説明をいたします。 3 月 28 日の社長就任時の記者会見でもお話をさせていただきましたが、補償や再発防止策 を着実に進めていくことはもちろんのこと、それらに加えまして、私が注力して取り組みた いことが 2 点ございます。 まず一つ目は、メリハリの利いた経営です。当社の強みは、創造と革新の精神のもと、ニッ チでユニークな新製品を毎年生み出し続けてきたことであり、これは他社が一朝一夕に真 似できるものではないと考えております。 当社は過去何十年にもわたり、 全従業員が毎月最低 1 件の提案を書くという決め事があり、 全従業員が新製品のアイデアや業務改

  5. Slide 5: Overseas growth, efficiency and organizational culture reform

    加えまして、自身の経験を生かし、海外事業の成長については、より加速させていきたいと 考えております。海外においても重点投資するエリアを定め、必要なリソースを充てるとと もに、米国で実践してきたように、チャンスを見つけ出して、M&A など成長のための大胆 な投資をしていきたいと考えております。 一方、これまでは事業拡大を重視するあまり、経営効率が悪いところもありました。今後は より効率性も重視した経営を行ってまいります。 二度と紅麹のような問題を起こさないように品質・安全のための投資はしっかり行いつつ も、広告効率の改善や SKU 数の削減、不採算事業の整備など、構造改革によって稼ぐ力の 向上を

  6. Slide 6: Recurrence prevention: three pillars

    (執行役員 財務本部長 中川 由美) 以降中川よりご説明をいたします。 まず 3 月 19 日に大阪市が紅麹に関する報告書を国に提出をしたと報告があったこと、改め てこの場で共有させていただきます。この内容の中では、社内基準が明確にルール化されて いなかったことやリスクの認識の甘さなどが指摘されました。小林製薬は、これらの結果を 真摯に受け止め、昨年より掲げています再発防止策について更に尽力していきたいと考えて おります。なお、この調査報告をもって、現状行政による調査は終了していることを申し添 えます。 再発防止策につきましては、三つの柱を掲げて進めてきました。 一つ目は、品質・安全に関する意

  7. Slide 7: Quality and safety awareness and structure

    まず一つ目の品質・安全に関する意識改革と体制強化についてです。

  8. Slide 8: Quality and safety progress

    前回の説明会でも発表しております東京大学との連携による特定技術の開発をその後、順 調に進めております。また製造過程において、人材不足を解決するための人員の追加や、 全社員の品質に関するスキル向上のための研修も開始しております。

  9. Slide 9: Fundamental corporate governance reform

    二つ目は、コーポレート・ガバナンスの抜本的改革です。

  10. Slide 10: New board and committee structure

    3 月 28 日の定時株主総会の承認を得て、取締役会メンバーが刷新してスタートしておりま す。その下に各種会議体、専門委員会が位置づけられています。特に新しく機能している経 営執行会議は、決める会議という位置づけで、メンバーも社長と少数の執行役員において、 スピード感を持って決裁することを目指しています。 また、専門委員会の中で、例えば品質安全専門委員会であれば、研究開発本部の本部長が委 員長を務め、専門性の高いメンバーを集めた定例会議を実施します。それに加えて、随時必 要な審議と決定を行い、品質と安全が懸念される事案がある場合には、速やかに関係者が集 まって協議し、社長、並びに取締役会に報告

  11. Slide 11: Rebuilding the new Kobayashi Pharmaceutical

    続きまして、三つ目の全員が一丸となって創り直す「新小林製薬」です。

  12. Slide 12: Quality and Safety Day

    紅麹事案の公表日である 3 月 22 日を品質・安全の日と、小林製薬で制定をしております。 そして毎年内省を行うこととし、今年はその第 1 回を実施いたしました。 内容としましては、社外講師を招き各グループにおけるワークショップ、また新旧役員は大 阪工場に集まるなどの取り組みを行いました。こちらは今後も継続してまいります。

  13. Slide 13: Compensation progress update

    続きまして、補償の進捗状況をアップデートさせていただきます。12 ページとなります。 お問い合わせがあった中で、現在の申請受付は約 780 名で、書類確認が完了しているもの は約 730 名に当たります。これは受付数の中の 94%を占めております。このスピード感で 確認を続けておりまして、引き続き健康被害に遭われた方々への補償は真摯に対応していく 所存でございます。

  14. Slide 14: Q1 results report

    ここからは第 1 四半期の決算報告をさせていただきます。

  15. Slide 15: Q1 performance summary

    第 1 四半期累計の業績サマリーとなります。 国内事業の売上高は、トータルで対前年ではマイナス 34 億、マイナス 12.9%の減収となり ました。 国際事業は、対前年でマイナス 5 億円、マイナス 4.7%の減収となりました。 国内事業は 34 億円の中に、インバウンド需要の増加 1 億円を含んでおりまして、また消臭 元 ZERO やゴホナースなどの新製品は、プラス 5 億円の貢献がありました。また、年初は 寒さが厳しかったこともあり、カイロが好調で、プラス 2 億円となりました。 反面、紅麹関連製品の自主回収等の影響で既存品が苦戦をしておりまして、マイナス 33 億 円となりました。通販の

  16. Slide 16: Consolidated results

    連結の業績となります。 第 1 四半期の売上高は 326 億円で、前年度の比較ではマイナス 10.6%、営業利益は 25 億円 でマイナス 49.6%、当期純利益におきましては 16 億円で、プラス 66.5%の結果となりまし た。 今期は紅麹関連製品回収等に伴う特別損失を 7 億円追加計上しておりますが、この主なも のとしましては、昨年の見積金額と今回の実績との差異、および外部の専門家・弁護士等へ の支払いに伴うものとなっております。 これらの第 1 四半期の数字は、前回公表いたしました今期通期のガイダンス中の 1Q 想定 と比較しますと、売上、営業利益ともに約 10 億円上振れた結果となっ

  17. Slide 17: Operating profit change factors

    続きまして、連結営業利益の増減要因をご説明いたします。 第 1 四半期累計の営業利益は 25 億円となり、前年 50 億円から 25 億円の減益となりまし た。増加要因を青のブロック、減少要因を赤のブロックで示しています。 大きな要因として、広告を抑えている影響でプラス 22 億円、製品値上げの 8 億円貢献もご ざいましたが、減収の影響がマイナス 41 億円と大きく出ておりまして、結果、トータル 25 億円の減益となりました。 為替の影響につきましては、プラスとマイナスの要素がございましたが、利益におきまして は、仕入価格への影響のほうが今期は大きく出ておりまして、ネットではマイナス 0.3

  18. Slide 18: Domestic business

    それでは国内事業を見ていきたいと思います。 第 1 四半期累計の売上高は、トータルで 227 億円の 12.9%減収の結果となりました。 日用品につきましては、昨年第 3 四半期から前年比プラスのトレンドが続いておりまして、 この第 1 四半期でもプラスの 0.4%となりました。 カイロは、厳冬による効果で昨年を上回る結果となりましたが、ヘルスケア、通販は、こち らも昨年同様継続して苦戦をしております。ヘルスケアは紅麹事案を受けて、食品カテゴリ ーが 1Q も苦戦いたしました。 営業利益のトータルにつきましては 25 億円で、前年と比較し、マイナス 34%の結果となり ました。

  19. Slide 19: Inbound demand impact

    国内事業のインバウンドの影響をご説明いたします。 第 1 四半期は 25 億円の結果となりました。この数字は、コロナ前の昨年と比較しても上回 る結果となっております。 海外からのお客様の構成比は、台湾、韓国、中国で約 30%ずつを占めています。売れ筋商品 に関しましては、コロナ前と大きくは変わっておりません。 この4月からは大阪・関西万博も開催しておりますので、更に売上が伸びていくことを期待 しております。

  20. Slide 20: International business

    続きまして、国際事業となります。 第 1 四半期の売上高は 97 億円で、対前期でマイナス 4.7%の減収となりました。 為替影響を除きますと、トータルではマイナス 7.2%の結果となりました。 営業利益はゼロとなりまして、昨年とのギャップが 10 億円ほど出ておりますが、こちらに 関しましては、売上減少による影響が大きく、売上減による影響は 7 億円、その他償却費増 などの影響で 3 億円のギャップが出ております。

  21. Slide 21: United States

    国別に見ていきたいと思います。まずアメリカです。20 ページとなります。 カイロにつきましては、冬が厳しかったこともありまして、非常に好調に推移いたしまして、 大きく増収いたしました。 医薬品はほぼフラット、その他の売上は、買収した Focus 社の主力製品、Garlique に新た な成分を追加した新製品の発売などが貢献いたしまして、大きく伸ばしております。

  22. Slide 22: Mainland China

    中国大陸です。 全体的に苦戦をしております。特に熱さまシートは、発熱を伴った感染症が流行しておらず、 需要が低迷しております。 その他のアンメルツにつきましては、販売代理店を変更した影響が継続しており、元々3 月 以降に送品を開始する予定だったものが、5~6 月の送品予定にずれ込んでいます。

  23. Slide 23: Southeast Asia

    続きまして、東南アジアについて見ていきたいと思います。 医薬品におきましては、主力製品はアンメルツになりますが、構成比の高いマレーシアにお きまして、期ずれが生じておりまして、この第1四半期という括りにつきましては微減とな っております。 熱さまシートにおきましては、昨年はインフルエンザをはじめとした各種感染症が流行し、 需要が高かった反動もあったことと、こちらも第 2 四半期に期ずれが起こっております。 売上構成比の高いタイや、マレーシアにおきましては、4 月単月を確認しますと、前年を大 きく上回っているということを確認できておりますことを補足させていただきます。

  24. Slide 24: Full-year forecast and advertising resumption

    今期の業績予測ですが、今回公表数字は変えず、達成を目指すということにしております。 また、今後、広告再開以降の売上影響を見ながら、数字の見直しは判断していきたいと考え ております。 また、その広告再開でございますが、5 月以降、順次再開していくこととしておりますので、 どうぞご期待ください。

  25. Slide 25: Medium-to-long-term growth progress and closing

    中長期の成長に関する方向性について、進捗をご報告いたします。 構造改革の推進の中で SKU の削減を示しておりますが、順次進めております。 例えば、ブルーレットの事例となりますが、既に全体 81SKU の中で、上半期には 18SKU の 削減を予定しております。 国内の SKU 削減候補はリストアップも終了しておりますので、順次進めてまいります。 また、事業の見直しの中で、紀の川工場の閉鎖を決定しており、先月リリースもいたしまし た。このような活動も順次進めて、決まり次第、社外の皆様にも共有させていただく所存で ございます。 次回の 8 月の決算発表会では半期の報告となりますが、その際に広告を

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