Kadoya Sesame Mills Incorporated · TSE:2612
Kadoya Sesame Mills — FY2025 Earnings Presentation
29 slides from Kadoya Sesame Mills's earnings presentation, May 29, 2025
Slide 1: 2025年3月期 通期決算説明会資料
2025年 3月期 通期決算説明会資料 2025年5月29日 TSEコード:2612 ごまの価値を極限まで高めることで、小豆島から、世界に貢献していく。 1
Slide 2: 本日のアジェンダ
本日のアジェンダ 1 2025年3月期決算・2026年3月期業績見通し 執行役員 経営企画部長 佐藤 幹央 2 新体制による取組方針 代表取締役社長 北川 淳一 2
Slide 3: 2025年3月期決算・2026年3月期業績見通し
1 2025年3月期決算・2026年3月期業績見通し 執行役員 経営企画部長 佐藤 幹央 2 新体制による取組方針 代表取締役社長 北川 淳一 3
Slide 4: 2025年3月期 決算概要
2025年3月期 決算概要 ・ 原料コスト増と円安により国内市場での収益が圧迫される中でも、中長期的な企業価値向上に向けて、 マーケティング投資は予定通り実施。 ・ 米国市場での販売拡大で国内市場における収益圧迫を補い、営業利益率は昨年対比0.7%減に留めた。 2024年3月期 2025年3月期 (参考)2024年5月発表予想比 (百万円) 通期実績 通期実績 前年比 通期予想 予想比 売上高 35,680 39,450 +3,769 +10.5% 38,500 +950 販管費 6,664 6,980 +315 +4.7% ー ー 営業利益 3,117 3,166 +49 +1.5% 2,5
Slide 5: セグメント別概況 1/2 ごま油事業の概況
セグメント別概況 1/2 ごま油事業の概況 ・ 全セグメントにおいて売上単価/数量は前年を上回った。 特に海外売上高は86億円と過去最高を記録。 ・ 営業利益率は国内市場における収益圧迫により前年対比0.8%低下。 5
Slide 6: セグメント別概況 2/2 食品ごま事業の概況
セグメント別概況 2/2 食品ごま事業の概況 ・ コスト増を踏まえた製品価格の適正化に務めた結果、販売数量は▲2.4%減少したが、 売上高は増加、営業利益率は同▲0.4%の減少に留めた。 6
Slide 7: 2026年3月期 通期業績見通し
2026年3月期 通期業績見通し ・ 引き続き国内市場での収益圧迫傾向が見込まれることに加え、米国向け販売はトランプ関税により 不透明な環境ではあるが、低採算取引の見直し等の施策実行により前年並みの利益を確保する。 ・ 中長期的な企業価値の向上に向け、マーケティング投資強化を継続する(販管費は昨年対比1割増とする)。 7
Slide 8: 新体制による取組方針
1 2025年3月期決算・2026年3月期業績見通し 執行役員 経営企画部長 佐藤 幹央 2 新体制による取組方針 代表取締役社長 北川 淳一 8
Slide 9: 当社概要
当社概要 安政5年(1858年)より一貫して小豆島でごま油を製造。 ごま油市場において、日本のみならず米国でも シェアーNo.1。 売上高 25年3月期実績 経常利益 25年3月期実績 394 億円 33 億円 従業員数 25年3月末現在 創業 418 人 167 年 ごま油シェアー ごま油シェアー 食品ごまシェアー (国内販売) (米国販売) (国内販売) 2023年(1月~12月) 2024年 2023年 約 44% 約 23 % 約28% 出所:富士経済 当社調べ 出所:Global Trade Atlasより 「2025年 食品マーケティング 当社試算 便覧No.4」ごま油販売額 9
Slide 10: 実現したい未来
実現したい未来 醤油が世界に広がったように、「ごま」の持つ価値を極限まで高め、美味しさと健康を届ける。 「KADOYAごま油」が世界中の食卓で並んでいる未来を創造する。 ごまの価値を極限まで高める 中期経営計画を通過点として成長を実現させる 10
Slide 11: 環境認識
環境認識 ・ 当社が手がける「ごま油」は、健康と美味しさを兼ね備えた、世界に誇れる調味料。 まるで「醤油」のように、世界中の食卓に欠かせない存在になる可能性を秘める。 ・ これまで食用ではなかった「脱脂ごま(搾りかす)」も、栄養価の高い新たな食品素材となり得る。 当社の取組に対して世界中の人々に共感していただき、ファンになっていただきたい ・日本で唯一、ごま油の製造で抽出工程を 使いこなせる高い技術力 ・ 過去の成功にとらわれない、変化に挑む力の必要性 ・167年間の歴史に裏打ちされた、信頼とブランド力 ・ 低採算取引の見直しなどに対する対応力の強化 ・高品質なタンパク質の供給力 ・ ごまの価
Slide 12: 環境認識を踏まえた取組方針 ~ファンベース経営の実践~
環境認識を踏まえた取組方針 ~ファンベース経営の実践~ 当社が大切にする価値を支持してくれる人(=ファン)を社内外で増やし、ファンを基盤にして企業価値を 高める経営(=ファンベース経営)を実践する。 環境変化の要因 ファンにとっての特別な存在を目指す 環境の変化 価 消 社会・経済の 値 費 変化 観 行 の 動 人口動態の の 変化 変 化 変 テクノロジーの 化 変化 推奨度の信頼性 出所:ファンベースカンパニー ファンが ファンの ファンと 次のファン 熱量が 社員が を生む 伝播する 共鳴する 出所:ファン総合研究所 12
Slide 13: パーパス・ビジョン・バリューの整理
ファンベースの前提となる「当社が大切にする価値」をパーパス・ビジョン・バリューとして整理 全社員対象のアンケートや社員各階層が参加するワークショップでの「当社が捨てるべきもの・守るべきもの・ 加えるべきもの」等に関する議論を経て、2025年4月にパーパス・ビジョン・バリューを制定。 社内ワークショップの様子 13
Slide 14: 組織体制の見直し(2025年4月1日付)
組織体制の見直し(2025年4月1日付) ・ ファンベース経営の推進を担う「ブランドマーケティング部」を社長直轄組織として新設。 ・ “ごまの価値を極限まで高める”べく「研究開発本部」を新設。 ・ 米国市場の成長取り込み加速に向けて、本年度中を目途に米国かどや製油(仮称)設立を検討中。 2025年3月31日 2025年4月1日現在 会長 社長 社長 経営企画部 経営企画部 監査室 監査室 研 国 海 生 コ 国 海 生 管 究 内 外 産 ー 品質保証部 内 外 産 理 品質保証部 ポ 開 事 事 本 生 事 事 本 本 発 業 業 部 産 レ 業 業 部 部 本 ー ブランド 本 本 本 本
Slide 15: ごま油の新たな需要創造にむけた施策
ごま油の新たな需要創造にむけた施策 ・ ごま油は家庭用食用油カテゴリーにおいて、オリーブ油と同様、調味料としての用途が定着しつつある。 ・ 「味変」ニーズを掘り起こすべく、飲食店の卓上への設置を働きかけると共に、洋食にも合う風味の新たな ごま油の開発にも取り組む。 家庭用食用油の販売額構成・比率( 2024年見込み) その他(サラダ油、 オリーブ油 キャノーラ油等) 488億円 486億円 33% 33% アマニ油 108億円 ごま油 7% 米油 297億円 20% 91億円 6% 出所:富士経済. 2025年 食品マーケティング便覧 No.4 ごまらー油/ごま油&塩で、洋食や唐揚げ等をお楽し
Slide 16: 国内市場における価値伝達の取組
国内市場における価値伝達の取組 ・ 家庭用調合ごま油を「ごま油100%」と誤解している消費者が75%にも達する(当社調べ)。 ・ ごま油100%であることが、大切な価値である「おいしさ」の理由であることをしっかりとお伝えし、 ファンの皆様のご理解を深めていく活動にも注力する。 75%の消費者が純正と調合の違いを知らない 純正ごま油のおいしさを伝える動画 純正ごま油 一般的な調合ごま油 他人に説明できる程度に知っている 3.7% 何となく聞いたことが ある程度 20.4% 知らない 75.9% ごま油 ごま油 菜種油 出所:自社調べ 2024年3月消費者調査(n=65,653) 100% 60%
Slide 17: 米国市場における更なる成長の取り込み
米国市場における更なる成長の取り込み ・ 米国市場では、アジア系人口の増加とアジア食の拡がりを背景に、ごま油の需要が着実に拡大。 ・ 現在主戦場としているオリエンタル市場(2,000万人)に加え、メインストリーム市場(3億人超)も開拓。 海外ごま油売上高・比率の推移 米国 人口動態予測 (億円) 比率は当社ごま油全売上高に占める割合 (百万人) 120 30% 総人口 351 359 365 379 393 405 437 29% 全人口における アジア系比率 6% 7% 9% 34 100 25% 30 27 21 17 22 25 15 20 21 13 11 11 10 80 86億円
Slide 18: 脱脂ごま(搾りかす)の食品利用に向けた取組
脱脂ごま(搾りかす)の食品利用に向けた取組 ・ 100%非遺伝子組換の脱脂ごまには、良質なたんぱく質が約4割含まれる。また、強い抗酸化作用を持つ セサミノール配糖体や、焙煎ごま香味も有しており、食品に利活用できる高い潜在力を有する。 2025年3月 世界のたんぱく質需要が供給を上回る 脱脂ごまを利用したグラノーラをオリゼ社と共同で上市 ”たんぱく質危機“が懸念されている 単位:億トン たんぱく質需給 3.5 3.4 3.1 3.1 3 2.8 2.8 2.6 2.5 2.3 2.3 2 1.5 1 0.5 0 需要 供給 需要 供給 需要 供給 需要 供給 2018 2030 2040 205
Slide 19: 地政学リスクに強い持続可能な原料調達戦略
地政学リスクに強い持続可能な原料調達戦略 ・ ブラジル等の南米において、大規模農家による機械収穫ごま品種を利用した生産が拡大中。 ・ 南米からの安定調達スキームを構築し、相対的に地政学リスクが高いアフリカへの依存度低減を図る。 世界の主要地域におけるごま生産量 アフリカ等での伝統的なごま栽培(手収穫) 数量は2024年クロップ、国名は主要産 播種 収穫 脱穀 保管 南米での大規模生産によるごま栽培(機械収穫) 播種 収穫 脱穀 保管 19
Slide 20: JTB 20年先の小豆島をつくるプロジェクトへの参画
社会課題解決に向けた取り組み:JTB 20年先の小豆島をつくるプロジェクトへの参画 ・ 小豆島は1950年代から始まった人口減少が止まらず、地域の持続可能性に懸念がある。 ・ “日本の縮図”ともいえる社会課題を抱える小豆島における最大企業として、「JTB 20年先の小豆島をつくる プロジェクト」に参画し、観光・教育・環境の各分野で課題解決に取り組んでいく。 観 光 教 育 環 境 小豆島工場にある歴史資料館「今昔館」 将来を担う小豆島の子どもたちの未 ごまでつながる持続可能な島を目指 の移設およびリニューアルの検討を進 来へ、健やかな笑顔のきっかけづくり した地域創生フロジェクト め、観光と
Slide 21: ごま生産地における農家支援
社会課題解決に向けた取り組み: ごま生産地における農家支援 ・ 2021年より、現地サプライヤーと共に、現地農家の生産性と生活の質を高める営農指導に注力している。 ・ 収穫量と品質の向上を支援することで当社にとっての安定調達の実現に加えて、農家の自立を促し持続可能な サプライチェーンを強靭化している。 ナイジェリア タンザニア パラグアイ 独学で学んでいたごま農家へ農業技師を派 農業技師が2,000戸の農家を訪問し、栽培 生活水準の引き上げのため、政府がごま栽培 遣。約2000haの圃場で実施し、単位あたり マニュアル配布などを実施。2年目以降も連続 を推奨しており、現地サプライヤーと共に技術
Slide 22: 財務政策の考え方
財務政策の考え方 ・ 小豆島/袖ケ浦/寝屋川(カタギ食品)の国内3工場における老朽化対策や低採算取引の見直しに加え、 将来的な米州での生産なども見据え、生産体制の在り方を検討の上、戦略投資を実行。 ・ 配当性向40%を基準とし、安定した株主還元を実行(投資進捗や資本コストを踏まえた追加還元も検討)。 ・ 成長の実現に向けて、財務安定性を棄損しない範囲での有利子負債活用も検討。 ・ 戦略投資により稼ぐ力を底上げし、営業キャッシュフローを最大化。 2024~28年度累計キャッシュフローのイメージ (単位:億円) IN OUT 営業キャッシュフローの最大化 設備投資・戦略投資の着実な実行 ・ごま油の
Slide 23: ( @28@8
( @28@8 23
Slide 24: 当社グループ生産拠点と生産量
当社グループ生産拠点と生産量 24年度生産量(単位:トン) 香川 千葉 小豆島工場 ごま油 23千トン 食品ごま 8千トン 袖ケ浦工場 ごま油 6千トン 大阪 寝屋川工場(カタギ食品)食品ごま 4千トン 24
Slide 25: 過去5年分の要約財務諸表
過去5年分の要約財務諸表 (百万円) 21年3月期 22年3月期 23年3月期 24年3月期 25年3月期 26年3月期予想 売上高 31,371 32,185 33,690 35,680 39,450 40,000 売上総利益 9,147 10,163 9,712 9,781 10,146 10,800 売上高総利益率 29.1% 31.5% 28.8% 27.4% 25.7 % 27.0% 連 営業利益 3,021 3,450 2,914 3,117 3,166 3,100 結 売上高営業利益率 9.6% 10.7% 8.6% 8.7% 8.0% 7.8% P 経常利益 3,135 3,9
Slide 26: 搾油用原料ごま価格推移
原料市況 ⚫ 足元の原料市況は、東アフリカの堅調な生育、パキスタンやブラジルといった新興産地の台頭、中国港湾在庫の 高止まり等、需給両面での弱材料により一時の高値からは落ち着きつつある。 ⚫ アフリカ等の地政学リスクの高い地域からの輸入が多く、安定操業に必要な在庫保有に加え長期契約などの 調達を行う。 搾油用原料ごま(Any5)価格推移(通関統計) 円ドル為替レート推移(月足) 2015年4月~2025年3月 2015年4月~2025年3月 USD/MT 円/USD 2,200 170 2,000 160 1,800 150 140 1,600 130 1,400 120 1,200 110
Slide 27: 米国市場におけるシェアの状況および市場動向
米国市場におけるシェアの状況および市場動向 米国ごま油市場全体における当社のシェア* 米国ごま油市場は拡大傾向 単位:百万米ドル 韓国 2% その他 4% 159.3 中国 5% 148.5 142.6 135.6 当社 22% 129.6 インド 10% 日本(他社) 6% 台湾 14% メキシコ 37% 2018 2019 2020 2021 2022 出所:Global Trade Atlasをもとに当社作成 (2023年1月~12月分データ) 出所:Persistence Market Research *当社が認識する限り米国にはごま油製造メーカーは略存在しておらず、 市場は日本・メ
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Slide 29: この資料は、かどや製油株式会社(以下「当社」)が作成したものであり、投資家の皆様に対する 情報提供を目的としています。本資料に含まれる情報は、現時点での当社の見解や予測に基づ いており、将来の業績を保証するものではありません。市場環境…
この資料は、かどや製油株式会社(以下「当社」)が作成したものであり、投資家の皆様に対する 情報提供を目的としています。本資料に含まれる情報は、現時点での当社の見解や予測に基づ いており、将来の業績を保証するものではありません。市場環境や経済状況の変化により、実際 の業績が予測と異なる可能性があります。 本資料に記載されている情報は、信頼できると判断した情報源から得たものですが、その正確 性や完全性を保証するものではありません。また、本資料に含まれる情報は、予告なしに変更さ れることがあります。 投資に関する最終的な判断は、投資家ご自身の責任で行っていただくようお願い申し上げます。 当社は、本資