Softbank Group Corp. · TSE:9984
Softbank — Q3 FY2025 Earnings Presentation
35 slides from Softbank's earnings presentation, Feb 12, 2026
Slide 1: 2026年3月期 第3四半期 決算説明会
ソフトバンクグループ株式会社 2026 年 3 ⽉期 第 3 四半期 決算説明会 2026 年 2 ⽉ 12 ⽇
Slide 2: 免責事項
免責事項 本資料は、ソフトバンクグループ株式会社(以下「SBG」)及びその⼦会社(以下 SBG と併せて「当社」)並びに関連会社(以下当社 と併せて「当社グループ」)に関する関連情報を提供するものであり、すべての法域において、いかなる証券の購⼊⼜は応募の申込み を含む、いかなる投資勧誘を構成⼜は形成するものではありません。証券の募集、購⼊の申し出の勧誘、⼜は証券の売出しは、1933 年 証券法(その改正を含む。以下、「証券法」という。)の登録要件に従って⾏われます。本資料に含まれる情報は、証券法ルール 135 に従って記載されるものです。 本資料には、当社グループの推定、予測、⽬標及び計画を含
Slide 3: 免責事項(ファンド情報)
ル・ファンド、フィーダー・ファンド、共同投資ビークル⼜はオルタナティブ投資ビークルと併せて以下「ラテンアメリカ・ファン ド」)を含みます。 SB ファンド(ビジョン・ファンド 1 及びビジョン・ファンド 2 並びにラテンアメリカ・ファンドを含む)、SB ファンド運⽤会社、SB ファンド運⽤会社により運⽤される後続⼜は将来のファンド、SBG ⼜はそれぞれの関係会社のいずれも、本資料に記載されている情報 の正確性⼜は完全性について、明⽰⼜は黙⽰であるとにかかわらずこれを表明⼜は保証するものではなく、また、本資料に記載されて いるパフォーマンスに関する情報は SB ファンドその他本資料に⾔及される企
Slide 4: 登壇者・決算発表のテーマ
[登壇者] 取締役 専務執⾏役員 CFO 兼 CISO 兼 GCO 後藤 芳光(以下、後藤) 常務執⾏役員 CAO 兼 CSusO 君和⽥ 和⼦ SB Investment Advisers & SB Global Advisers ナブニート・ゴビル Executive Managing Partner & CFO Arm Executive Vice President and Chief Financial Officer ジェイソン・チャイルド 登壇 司会:それでは後藤より、ソフトバンクグループ株式会社(以下「SBG」)の連結決算概要および 事業概要につきまして、ご説明申し上げます。
Slide 5: プラットフォーマーを目指して
創業ビジネスはソフトウエアの卸売ですが、先⽇、孫と話をしていたとき、彼は「⾃分は創業のビ ジネスが卸売業だと思ったことは⼀度もないのだ」と申していました。確かに、そのとき世の中に なかったソフトウエアを、とにかく皆さまにお届けするシステムを作っていくプラットフォームと して、ビジネスをスタートしたということなのです。 例えば、ソフトウエアが何であるかを知らしめるためのさらなるサービスとして出版やメディア事 業を始めたり、いろいろなものをプラットフォームに乗せていくということを、創業当初からやっ ていたと思います。 2000 年代を迎えてインターネットの時代が始まって、プラットフォーマーという考
Slide 6: OpenAIへの追加投資完了
OpenAI への 225 億⽶ドル、3.5 兆円の⼤型追加投資が 12 ⽉末で完了しました。累計出資額は 346 億⽶ドル、つまり 5.4 兆円になり、OpenAI 株式の 11%を持分として保有するに⾄りました。 また、Stargate Project を進めていくための戦略的提携として、SB Energy と SBG、OpenAI が戦 略提携し、SBG、OpenAI の両社が SB Energy に出資しました。
Slide 7: ABBロボティクス・Ampere・DigitalBridge
OpenAI 以外の進捗もあります。まず、ロボティクスの分野で、世界的な企業である ABB のロボ ティクスの分野を 54 億⽶ドルで買収することを発表しました。また、チップの分野では 65 億⽶ ドルでの Ampere 買収を完了しました。これらはすべて、第 3 四半期に起きた事象です。 そして、デジタルインフラへの投資会社である DigitalBridge を、31 億⽶ドルで買収するという発 表を 12 ⽉に⾏いました。こうした⼀つ⼀つのプロジェクトが布⽯になっていると思います。 これらは ASI 実現に向けた構えの進展と⾔えます。⼤きな座組みは着々とできています。
Slide 8: ポートフォリオの変化と決算ハイライト
われわれのポートフォリオの変化も⾒逃せない部分です。3 年前に事業分類別に⾒たとき、ASI 実 現に向けたポートフォリオは、Arm を中⼼とするポートフォリオに限られていました。 あとは若⼲、ロボットと電⼒がありましたが、われわれのポートフォリオの約 18%に過ぎないと いう時代でした。現在は、まず Arm が成⻑しています。それに加えて、OpenAI やロボット、デー タセンター、その他を加え、60%超が ASI 実現に向けたポートフォリオと⾔えるのではないでしょ うか。 さて、数字⾯での決算ハイライトを整理しました。まず 1 番は、OpenAI への追加出資が完了し、 持分が約 11%にな
Slide 9: 連結業績
連結業績です。まず、売上⾼、投資損益、税引前利益、純利益はそれぞれ前年同期⽐ 2 兆円以上の 増額です。数字的には⾮常にいい期だと思います。 四半期別の投資損益です。第 3 四半期は 3,000 億円弱の投資利益です。これを⾒て、でこぼこだな という感想もあると思いますが、この 7 回の四半期を全部並べてみても 6 勝 1 敗、直近の 4 四半 期は全部利益が出ている。投資会社としては⾮常にいい成⻑を遂げている証ではないかと思いま す。
Slide 10: 投資損益の推移
累積すれば当然、⿊字になっていくわけです。われわれのさまざまな投資戦略はこのような形で実 を結びつつあると思います。 投資損益をさらに⾒ると、第 2 四半期と第 3 四半期に、OpenAI の公正価値増加は確かに⼤きく寄 与しています。これはこれで、投資の意思決定が結果に対して⾮常に貢献していると思います。例 えば、第 2 四半期を⾒ていただくと、ライトブルーの OpenAI の公正価値も⾮常に⼤きいですが、 その下にある、その他投資でも 1 兆 3,000 億円近いプラスがあったわけです。 この第 3 四半期は、その他投資が 3,000 億円強のマイナスです。上場株の⼀時的な下落というのも
Slide 11: OpenAIのバリュエーション推移
このように、われわれの投資結果に⼤きく貢献している OpenAI ですが、この 1 年強のバリュエー ションの推移を⾒ていただくと、投資を始めた 2024 年 9 ⽉は 1,500 億⽶ドルでした。そして、昨 年の 3 ⽉に 300 億⽶ドルの⼤型投資をしようと意思決定をしたときは 2,600 億⽶ドルです。昨年 10 ⽉の段階では、この OpenAI のバリュエーションは 5,000 億⽶ドルに成⻑しました。これは私 たちが 5,000 億⽶ドルだと⾔っているわけではなくて、OpenAI 株式を取得するラウンドの、第三 者評価としてのバリュエーションが 5,000 億⽶ドルになったということ
Slide 12: 累積投資利益
投資利益の積み上げを確認いただきます。左側の緑のところが、われわれの投資コストです。 2025 年度第 2 四半期末の累積投資コストである 108 億⽶ドルに加え、第 3 四半期に 238 億⽶ドル の投資を積み重ねました。 それが第 3 四半期累計の投資利益にどう影響しているかといいますと、まず約 346 億⽶ドルの累 計投資コストが⿊い部分で、その上に 2024 年に計上した利益と第 2 四半期に計上した利益に加 え、この第 3 四半期に 42 億⽶ドルのさらなる追加の投資利益を上乗せでき、トータルで 544 億⽶ ドルに⾄っています。累計の投資利益は 198 億⽶ドルのプラスです。
Slide 13: 重要指標:NAV・LTV・手元流動性
重要指標についても少し説明したいと思います。まず、先ほども申し上げた NAV、時価純資産で す。投資会社ですので、どうしてもこれが⼀番重要な指標だと思います。この 12 ⽉末で約 31 兆 円、今朝の数字ではほぼ 33 兆円です。 LTV は 20.6%でしたが今朝時点では 19%程度、⼿元流動性も 3.8 兆円レベルということで、われ われの財務は極めて健全な状態を維持できていると思いますし、皆さまにお約束している財務ポリ シーの範囲内でしっかりと財務運営ができています。
Slide 14: NAVとLTVの推移
ここ数年の NAV のヒストリーです。⾮常に安定した資産価値の状況をご覧いただけると思いま す。 LTV、資産に対する借⼊の指標で、担保掛⽬みたいなものです。現在は 20%を切るレベルで、ほぼ 4〜5 年間、安定して安全性を維持できていると思います。つまり、この 9 カ⽉でも巨⼤な投資を ⾏ってきているわけですが、それも財務⽅針をちゃんと堅持しながらやっていますということも、 皆さまに申し上げたいメッセージです。
Slide 15: ソフトバンク・ビジョン・ファンド
⼿元流動性は、常に今後 2 年間の社債償還資⾦を上回るキャッシュポジションを準備しておくとい うわれわれのポリシーもしっかりと守れていて、歴史を⾒ていただいても、ほぼ 3 兆円から 4 兆円 のレベルを維持できているという財務状況です。 さて、ソフトバンク・ビジョン・ファンド(以下「SVF」)について少しお話を申し上げたいと思 います。 SVF の投資損益の推移を⾒ていただきますと、数字は異なりますが、四半期ごとのパフォーマンス の変化は、ソフトバンクグループ全体の投資損益とおおむね同じような動きをしています。中⾝の 分析もそのとおりです。
Slide 16: SVF1・SVF2の投資損益内訳
投資損益の内訳をもう少し細かく⾒てみますと、今四半期は SVF1 のところでマイナスが出ていま す。公開投資先の損益が約 38 億 3,500 万⽶ドルのマイナスになっていますが、主に情報漏洩等の 問題が⽣じた Coupang の評価減が⼤きい。 Coupang の今後については、ファンダメンタルズはしっかりしていますし、ビジネスも好調だと 思いますので、私たちは今後の株価の回復とさらなる成⻑を期待したいと思っています。 また、右側の SVF2 は、その他のところで⼤きくプラスになっていますが、これは OpenAI の貢献 も⼤きいですし、その他のこの 3〜4 年で投資してきたポートフォリオも
Slide 17: SVF累計投資損益
活動開始来累計投資損益について、トータルでプラスを維持できています。先ほど、最近の四半期 ごとの投資損益が 6 勝 1 敗と申し上げましたが、それを累積で⾒てみますと、累積利益は拡⼤して います。2022 年ぐらいから苦しい時期がありましたが、トータルとしてしっかりとパフォーマン スを回復できている。今後も楽しみなレイトステージ投資先がいくつもあります。こうしたものは さらに、この累積利益を成⻑させてくれるだろうと考えています。
Slide 18: IPO実績とレイトステージ投資先
左にありますが、活動開始来の IPO 実績は累計で 60 件に達しました。第 3 四半期も Lenskart と Meesho の 2 社が新規 IPO を達成しました。 また、その右側にあるのが、さらに今後われわれが楽しみにしているレイトステージ投資先です。 昨年 12 ⽉末の公正価値合計として、900 億⽶ドルに上る評価と考えています。 その数字を構成するポートフォリオが下にありますが、すでに IPO ファイリングを済ませている 銘柄には、⽇本の PayPay もあります。それ以外にも Klook などもファイリング済みです。 そして、右側のその他レイトステージ投資先も、おそらく今後⽐較的
Slide 19: Meesho
もう⼀つは Meesho で、個⼈や⼩規模事業者向けに E コマースのプラットフォームを提供して、 消費者と直接取引を可能にするための仲⽴ちをするような企業です。こういう会社は⽇本にもあり ますが、インドの企業です。 こちらも株価の上げ下げがあるものの、トータルでは好調に推移をしていますし、投資リターンも 好調です。この 2 銘柄はたまたまインド銘柄ですが、この四半期に実現した IPO です。 PayPay について、少しお話ししたいと思います。
Slide 20: PayPay
ビジネスは⾮常に堅調というか、快調に進んでいます。登録ユーザー数が 7,200 万⼈を突破し、す でに⽇本の⼈⼝の 2 ⼈に 1 ⼈は PayPay を使っている。また、⽇本のスマホユーザーの 3 ⼈に 2 ⼈は PayPay を利⽤しているという、まさにこれも⽇本における決済系プラットフォーマーとして の役割を今後⼤いに期待できるポートフォリオだと思います。 その他の指標も順調です。左側は GMV と⾔われる決済取扱⾼です。9 カ⽉の実績が約 14 兆円で す。現時点での前年同期⽐は GMV が 24%増、右側の EBITDA に関しては 83%の増加ということ で、財務⾯の成⻑も⽬覚ましい
Slide 21: Arm業績
次に Arm です。⾮常に順調で、売上⾼は前年同期⽐ 26%の増加で、過去最⾼です。ライセンスそ の他の収⼊、それから、ロイヤルティーの収⼊、ともに順調に成⻑しています。 調整後営業利益も、前年、前々年同期⽐で⾒ていただいて、順調に成⻑しています。前年同期⽐で 14%の増加実績です。Arm には研究開発投資も必要ですが、そうしたコストを⼗分かけながら、そ れでも、この利益を達成できているというところに、この数字の意味があるのだろうと思います。
Slide 22: Armの技術:エッジAI・フィジカルAI・クラウドAI
Arm の技術は、現在もさまざまな分野で活躍してくれています。少し例を紹介すると、エッジ AI、フィジカル AI、クラウド AI の3つの分野です。 まず、⼀番左はスマートフォンや IoT 機器などを含むエッジ AI の分野です。韓国の Samsung が Exynos 2600 を発表しています。これは Arm の v9 や CSS を基盤とするモバイル向けのチップで す。 また、フィジカル AI の分野では、⽶国の EV メーカーである Rivian の⾃動運転向けのチップが Arm の v9 ベースです。また、⼀番右のデータセンターを含むクラウド AI の分野としては、AWS が Arm
Slide 23: Armの業績ガイダンス
Arm は業績のガイダンスも発表しています。実に堅調な成⻑⾒通しを発表できていて、アナリスト コンセンサスも上回った数字になっているのではないかと思います。 売上⾼は 14.7 億⽶ドルで、前年同期⽐ 18%の成⻑を出しています。少しプラスマイナスのレンジ があり、14.7 億⽶ドルは中値です。その他、調整後営業費⽤も 7.45 億⽶ドル程度、調整後 EPS も 0.58 ⽶ドルと、この数字もきっとまたしっかり達成してくれるものと信じています。 OpenAI について、もう少し皆さまに説明しておきたいと思います。
Slide 24: OpenAIへの投資額と持分
まず、OpenAI に対する私たちの SVF2 を通じた投資額の推移は、累計で 346 億⽶ドル、5 兆円強 になります。このうち、第 3 四半期には 225 億⽶ドルの追加出資の払い込みを完了しています。 その結果、OpenAI の営利部⾨、OpenAI Group PBC の株主持分⽐率として、われわれは約 11%の 株主ということになります。ほかの⼤株主には、⾮営利組織の OpenAI Foundation や Microsoft が当初から存在していて、その次に当たる約 11%の株主ということです。
Slide 25: OpenAIの利用者数とARR
彼らのサービスは相変わらず順調です。リリースからまだ 3 年ですが、週間アクティブユーザー数 は 8 億⼈超となり、さらに成⻑を続けている状況です。 年間の経常収益、Annual Recurring Revenue も、2025 年 12 ⽉時点で 200 億⽶ドルを超えるとこ ろまで来ています。2 年間で 10 倍になっているのです。それくらいの収益の成⻑率を⾒ていただ けるということです。
Slide 26: ChatGPTのダウンロード数と法人アカウント
また、OpenAI の主⼒サービスの ChatGPT のアプリのダウンロード数は、グローバルに⾒て、サ ービス開始以来の累計で 15 億強です。Gemini やその他の競合サービスを⼤きく圧倒しているこの 数字も、競合に対する ChatGPT の強さとして⾒ていただけると思います。 また、法⼈向けのサービス ChatGPT for Work のアカウント総数も 700 万を超えているということ で、法⼈向けのビジネスも拡⼤しています。これも今後の ChatGPT 事業の拡⼤のために⽋かせな い分野だと思います。
Slide 27: OpenAIの新製品と広告
OpenAI もさまざまな分野に次々と新製品をリリースしています。例えば Chat GPT for Healthcare は医療の領域です。また、Prism は論⽂執筆など研究⽀援です。そして、GPT-5.3- Codex はソフトウエア開発のコーディング分野です。さまざまな専⾨領域へ特化した製品を次々と 世に出してきています。 そして、⼀番右の Frontier は AI エージェントの導⼊を⽀援する法⼈向けの AI プラットフォームで す。今、私たちが OpenAI と組んで本格的なサービス展開の準備を進めているクリスタル・インテ リジェンスの基盤となります。クリスタル・インテリジェンスは
Slide 28: Stargateの進捗
今週⽶国で、無料プランや低価格のサブスクリプションプランなどの利⽤者を対象に、この広告配 信を試験的に開始したところです。 Stargate について、進捗をお話ししたいと思います。 まず、OpenAI と SBG、そしてソフトバンクグループの SB Energy が戦略的パートナーシップを 1 ⽉ 9 ⽇に締結しました。OpenAI と SBG がそれぞれ 5 億⽶ドルの出資を SB Energy に⾏い、SB Energy が Stargate の推進をこれからさらに加速していくというモデルを考えています。
Slide 29: テキサス州データセンターとDigitalBridge買収
テキサス州のミラム郡のデータセンターです。⾮常に⼤きなデータセンターとして、従前より準備 をしてきました。1.2 ギガワット相当のデータセンターですが、SB Energy が建設事業者に選定さ れ、OpenAI と 15 年間のリース契約を締結しています。 これは現地の写真です。ご覧のとおり、造成、シビルワークがどんどん進んでいて、まず整地が済 み次第、その上に建物、そしてさまざまなチップ・アンド・システムの搭載準備に⼊るというとこ ろです。 次に、DigitalBridge への投資について少し説明申し上げたいと思います。 年末の 12 ⽉ 29 ⽇に買収を発表しました。DigitalBri
Slide 30: DigitalBridgeのポートフォリオ企業
ポートフォリオ企業の⼀部を紹介しますと、ここにあるような銘柄です。例えば⼤きなものだと、 VANTAGE などは⽇本でもサービス展開している、AI データセンターなどを展開する会社です。ま た、Switch も⽶国全⼟で AI 対応の⼤規模なデータセンターを開発する EPC 事業者※として、⾮常 に有名な企業です。 ※ 設計(Engineering)、調達(Procurement)、建設(Construction)を⼀括して請け負う事業者のこと。 通信タワーのところでは、⽇本の JTOWER も、DigitalBridge が保有しています。
Slide 31: 財務戦略と財務方針
最後に財務戦略です。 まず、財務⽅針には今年もいささかの変更もなしということです。LTV も 25%未満、⼿元流動性 も常に社債償還 2 年分を堅持していく。先ほど申し上げたとおり、さまざまな投資も今後も活発 に、積極的にやっていきたいと思います。ただ、それはこの財務⽅針あってのことだと思っていま して、安全性を維持しながら成⻑を実現していきたいと思います。 投資額の推移を⾒ていただくと、この 9 カ⽉はかなり⼤きく、第 1 四半期で 83 億⽶ドル、第 2 四 半期で 32 億⽶ドル、そしてこの第 3 四半期で 323 億⽶ドルと、400 億⽶ドル、約6兆円を超える 投資を⾏いますが、冒頭に
Slide 32: 資金調達手段
調達⼿段はどうしているのか。われわれは投資会社、しかもどちらかというと⾃⼰勘定で投資をし ながら、これだけの規模になっている。さらに上場企業というのは世界的に⾒ても珍しいです。 そんな中で、われわれも特⾊のある財務活動をやってきています。まず、何よりも 40 兆円近い保 有資産を活⽤するのは当然でして、この保有資産価値を背景にしたさまざまな調達活動をまず考え ます。例えば、株式担保ローンですが、マージンローンやデリバティブ、フォワードなども活⽤し たカラー取引です。 それから、ポートフォリオの⼊れ替えもやはり⼤事で、売却も⾏います。その結果、現時点で上場 株⽐率は 50%を超えています。上場株
Slide 33: 保有資産の活用
す。ただ、投資回収と新規投資は必ずタイミングがずれるのです。このずれを補うのがレバレッジ です。 レバレッジを上⼿に活⽤することで、投資のタイミングを機会損失することなく、そして、ベスト なタイミングで回収することができるわけです。これをつなぐのが、実はレバレッジの意味です。 われわれはこれを上⼿に活⽤し、適度なレバレッジをかけていくことで、安全性を保ちながら、投 資アセットの拡⼤を実現していけるということだと思います。 保有資産の活⽤です。実績としてどんなことをやったのか。左側はアセットの⼊れ替えで、T モバ イル株やドイツテレコム株、NVIDIA 株などを売却して、これを新たな新規投資に充
Slide 34: 負債の活用:ブリッジローン・社債
この 9 カ⽉間の負債の活⽤を⾒てみます。負債というのは当たり前ですが、返さないといけない。 これはちゃんと社内でもよく⾔っとかないといけない。どんどん借りてしまうとろくなことはな い。ちゃんと返さないといけない。 例えば、まず買収に伴うブリッジローンを組成して投資を⾏うこともあります。昨年も OpenAI へ の⼤型追加投資のうち 1 回⽬の投資や、Ampere の投資などを対象にした⼤型のブリッジローンな どを組成しました。返済償還も⾏いながら純調達が 1.8 兆円。ただ、これはブリッジローンですか ら、この償還に対してさらに調達を⾏っていくことになります。もちろん準備済みです。 また、シ
Slide 35: 決算のまとめ
このように、負債というのは調達、それから償還、返済、そして償還タイミングでのまた新たな調 達を、投資家と対話しながら、上⼿にマーケットを活⽤していく。負債を上⼿に使うことでエクイ ティバリューが上がるわけですから、おそらく社債投資家だけでなく株主の皆さまにも満⾜いただ けるということになるのではないかなと思います。 最後に決算のまとめですが、冒頭申し上げたとおりです。 私たちの第四半期の決算発表は以上です。ありがとうございます。