Kobayashi Pharmaceutical Co., Ltd. · TSE:4967
Kobayashi Pharmaceutical — Q2 2022 Earnings Presentation
28 slides from Kobayashi Pharmaceutical's earnings presentation, Dec 1, 2022
Slide 1: いつも大変お世話になっております。山根でございます。 それでは、2022 年 月期第 四半期の決算業績をご報告いたします。
いつも大変お世話になっております。山根でございます。 それでは、2022 年 12 月期第 2 四半期の決算業績をご報告いたします。
Slide 2: Second quarter topics
1 ページ目でございます。まずは、第 2 四半期でのトピックであります。 世界的には、ウクライナ危機や新型コロナ感染拡大などがある中、当社におきましては、主には仙 台小林製薬の医薬品工場の起工式を執り行ったことをあげます。海外に向けて供給可能な医薬品工 場をコンセプトに掲げる新棟を、仙台小林製薬の敷地内に着工しております。投資規模は、おおよ そ 250 億円程度で、2025 年からの稼働を予定しております。 そのほか、ブレスケア 25 周年や、持続性抗菌剤 KOBA-GUARD の BtoB 展開などがございまし た。
Slide 3: Results summary
2 ページ目にまいります。業績のサマリーであります。 国内事業につきましては、増収を確保した形でありますが、内容としては、新型コロナ流行の継続 で、のどぬ~るスプレーと熱さまシートが売上を伸ばして好調。そのほか新製品発売による貢献。 厳冬によるカイロの好調がございました。一方、Sawaday 香る Stick や、オードムーゲ、ケシミ ンというような一部の既存品が売上を落としております。 国際事業につきましては、円安の恩恵を受けたところが大きかったのですけれども、為替影響を除 いても、国際事業総計で 2 桁の増収を続けております。 エリア別に見ますと、米国はカイロと熱さまシートが売上を伸ばしま
Slide 4: Q2 consolidated results
3 ページ目にまいります。第 2 四半期の連結決算数字であります。 売上高は為替影響も含んで増収ながら、原材料の高騰を受けて減益となりました。売上高は 712 億 6,400 万円で、前期比プラス 6.3%。売上総利益は金額では増えておりますけれども、やはり原 材料の高騰が影響し、売上総利益率は前期の 59.1%から 57.4%にダウンしております。結果、営業 利益は 98 億 6,800 万円で、前期比マイナス 3.6%。税引後の利益では 77 億円で、前期比 2.3%のマ イナスとなりました。EBITDA は 124 億 3,300 万円と、ほぼ前年並みであります。
Slide 5: Operating profit variance analysis
続きまして、4 ページに入ります。営業利益の増減要因分析であります。 まず、原価関係では、増収とコストダウンで 36 億円のプラスがあったものの、原材料の値上げで 8 億円のマイナス、売上構成の関係で 6 億円のマイナス、固定費の増加で 4 億円のマイナス、物流 費高騰で 4 億円のマイナス影響がありました。 販売管理費関係では、広告費の積極投入で 7 億円の費用増、人件費が 3 億円の増、研究開発費で 2 億円の増などがありました。結果、営業利益は 98 億 6,800 万円となり、前期比で 3.6%のマイナス ということであります。 なお、為替影響ですが、営業利益ベースでは 3 億円のマイ
Slide 6: EBITDA trend
5 ページ目でございます。EBITDA の推移です。 この上期は 124 億円ということで、前期比で 0.8%のマイナスでありました。償却費が増えており ますが、これは昨年から連結に加わりました米国の医薬品会社、Alva 社の買収時ののれん代償却 費が為替影響で増えたり、今年の 3 月から稼働を始めております富山小林製薬の漢方棟、これの償 却費が増えたりしたことが要因となっております。
Slide 7: Sales by business segment
6 ページ目にまいります。連結売上を事業セグメント別に分けて見てみます。 国内事業は売上高 532 億円で、前期比でプラス 2.1%の成長。しかしながら、営業利益率は 17.5% と、原材料値上げとマーコストの増加支出で、前期ベースを下げております。 国際事業は 135 億円売上で、前期比プラス 32.3%。ただし、為替の影響除くと 18.6%のプラスとい う形になります。通販事業は 42 億円で、前期比で 5.2%のマイナスでございました。
Slide 8: Domestic business
7 ページでございます。まず、国内事業であります。 これはスキンケアが苦戦するものの、ヘルスケアや日用品が前年超えを確保した上で、カイロの売 上が好調で、増収を確保しております。 カテゴリー別には、ヘルスケアがのどぬ~るスプレーや栄養補助食品の伸長で前期比プラス 1.7%。日用品は芳香剤が少々苦戦いたしましたけれども、熱さまシートや耳ほぐタイムなどが伸 長してプラス 0.9%。そして、カイロが前期比プラス 79.7%となった一方で、スキンケアはオード ムーゲやケシミンが苦戦して、前期比でマイナス 7.6%となりました。
Slide 9: Strong-selling products
8 ページでございます。改めて、売上好調な製品でございます。 オミクロン株拡大による需要増で、のどぬ~るスプレーと、熱さまシートが売上を伸ばしておりま す。栄養補助食品は、機能性表示食品が牽引しております。昨年秋の新製品であった耳ほぐタイム は引き続き好調であります。
Slide 10: International business
では、9 ページ目。続きまして、国際事業についてご説明をいたします。 国際事業は、増収となり利益も伸びましたけれども、やはり為替の影響もありました。まずは為替 影響を含んだ数字でご説明しますが、米国は 44 億 3,500 万円で、前期比プラス 16%。中国大陸は 35 億 3,000 万円で、プラス 10%。香港は 9 億 3,400 万円で、プラス 30.7%。東南アジアは 32 億 600 万円で、プラス 133.2%。そのほかの国は 13 億 9,600 万円と、プラス 29%。 結果、国際事業の総計で 135 億 300 万円となりまして、前期比でプラス 32.3%の成長となってお
Slide 11: United States
10 ページ、主要な国ごと、品目別でご説明をいたします。 まずは米国でありますが、為替影響を含んだ数字では前期比プラス 16%でありまして、品目別で はカイロが厳冬で売上を伸ばし 21 億円としました。 医薬品は 19 億円、そのほかは 4 億円となっております。ただしここには、それぞれ為替影響が含 まれておりますので、それを除きますと米国ではプラス 1.6%の成長となり、カイロはプラス 10%。そのほかに含まれております熱さまシートについては、プラス 203%という実績になった一 方で、医薬品については前年を割りまして、マイナス 10%という結果であります。 これは、Alva 社における医薬
Slide 12: Mainland China
11 ページに入ります。次に、中国大陸であります。 新型コロナの拡大でロックダウンが続きまして、暖冬もあって本当にこれは苦戦いたしました。品 目別には、カイロが 4 億 8,000 万円と前年からマイナスとなる一方で、O2O や発熱対策需要で、 熱さまシート、これは売上を 12 億 4,000 万円に増やしております。ブレスケアや 1 滴消臭元、ラ ンジェリー洗剤は売上を落としました。 なお、こちらも為替の恩恵を受けた形になっておりまして、為替影響を除くと中国大陸計でマイナ ス 1.9%となります。品目別には、カイロがマイナス 17%、熱さまシートはプラス 35%、そのほか がマイナス 16%
Slide 13: China pharmaceutical launch
12 ページでございます。 ちなみに中国大陸での医薬品発売の件でありますが、懸案のアンメルツは、昨年にスイッチ OTC の承認を取得しておりまして、今年の 4 月から販売を開始しております。売上規模はまだ小さいで すけれども、計画を上回って好調なスタートを切っております。
Slide 14: Southeast Asia
13 ページであります。次に、東南アジアです。 アンメルツブランドの新製品の投入、ならびに新型コロナ対策も含めて、熱さまシートの需要増が ありまして、プラス 133%の大幅増収でありました。医薬品は 9 億 1,000 万円、熱さまシートは 18 億円、その他が 4 億 9,000 万円であります。 こちらも為替影響がありますので、これを除いた現地通貨ベースでは、東南アジア売上総計でプラ ス 113%、医薬品はプラス 82%、熱さまシートはプラス 155%、その他もプラス 70%となっており ます。
Slide 15: Full-year outlook
14 ページになります。通期の見通しであります。 期初の想定を上回るプラスとマイナスの影響がありますけれども、上半期の流れを発展させる形 で、公表数値の達成を目指してまいります。 売上は少し余裕をもって達成できると思いますけれども、利益面ではコストダウン計画の未達や、 引き続き上昇する原材料の値上げ、固定費や物流費の増加がありまして、これに対して広告費の抑 制やその他経費の削減を行いながら、計画している営業利益の達成を果たしたいと考えています。
Slide 16: Shareholder returns
15 ページでございます。最後に、株主還元策についてです。 期初には自己株買いを実施したところでありますけれども、配当につきましては、今回の中間配当 を、期初に公表したとおり 38 円とし、前期実績の 37 円から 1 円の増配としております。期末を 含む年間配当につきましても、現時点では期初に発表した数字を変更しておらず、85 円としてい ますが、強い意志を持って 24 期連続の増配を達成する考えでございます。 私は以上でございます。
Slide 17: Responding to raw material price increases
今、山根から説明がありましたとおり、上期は売上成長は実現できましたが、利益に関しまして は、原料高によりまして減益となりました。経営上でも今、最もプライオリティが高いのが原材料 の高騰に対応することであります。
Slide 18: Cost increase estimate
17 ページお願いします。 期初は、原材料で 10 億円上がると見込んでおりましたけども、直近の見通しでは 13 億円増えて 23 億円。加えて、物流費、そして固定費、これはほぼ光熱費ですけども、8 億円想定していたも のが 18 億円。合計 41 億円。期初想定からすると 23 億円のコストアップを見込んでおります。
Slide 19: Absorbing cost increases
この 23 億円をいかに吸収していくかということですが、もちろん現場には追加のコストダウン努 力を求め、また、広告・販促費の調整、また、その他経費の節約を行っております。加えて、売上 の拡大、また高付加価値商品へのシフトを進める。こういった努力に加えまして、どうしても足り ないものにつき値上げを検討しております。 右側、海外の値上げにつきましては、今期分がほぼ交渉済みとなっておりまして、真ん中の下、国 内の値上げにつきまして、次のページ以降で説明いたします。
Slide 20: Domestic price increases
既に公表もいたしましたけれども、生産性の向上や物流効率化など、様々なコストダウン努力を行 ってきましたけれども、どうしても自助努力だけで吸収するのが難しい状況に対しまして、今後の 安定供給も想定して、この 10 月に 2 品目の値上げをいたします。 トイレ洗浄中、こちらは日用品カテゴリーですけども、JAN コードを変更して 11%の値上げ。そ してヘルスケア事業部のコリホグス、これは、筋弛緩剤の成分の肩こり薬ですけども、こちらは JAN コード変更なしで 6%、シンプルな値上げを交渉しております。これでは品目として足りませ んので、来年の春以降、順次値上げを計画しております。
Slide 21: New products
次は、新製品の状況です。 先般発表いたしましたとおり、秋の新製品は 10 品で 21 億円を目指します。ご覧の商品群でござ います。
Slide 22: Switch OTC report
そしてその中で、21 ページですけれども、スイッチ OTC の報告がございます。 医療用成分のイトプリド塩酸塩、これを日本で初めてスイッチ OTC、ドラッグストアで販売でき る形と、切り替えることに成功しました。胃腸薬の市場は商品がたくさんありますけれども、食べ 過ぎとか飲みすぎではなくて、ストレスや加齢などが原因で弱った胃の不快症状を改善する医薬品 として、この大変競争が激しいカテゴリーの中で、うまくストレスを表現して差別化することによ りまして、市場定着を狙っていきたいと考えています。
Slide 23: Materials research: red yeast rice
続きまして、素材研究の事例です。 紅麹、この事業は 2016 年にグンゼ社から譲り受けました。グンゼさんも大変この領域に興味をお 持ちで、機能性表示、もしくは特定保健用食品を取るべく大きな投資をしてこられていましたけど も、最終的にはそれを断念されまして、当社が譲り受けることとなりました。 我々も機能性表示を目指してたんですが、なかなか取得が進みませんでしたが、やっと昨年、機能 性表示のヘルスクレームを取得することができまして、現在大変好調に売上推移しております。今 年は、この表現に「L/H 比を下げる」、これは善玉コレステロール、悪玉コレステロールの比率を 改善するということなんですけども、
Slide 24: International business targets
23 ページ、国際事業です。 2030 年には 900 億円を目指しておりますが、現在この 900 億円を超えて、どこまで伸ばしていけ るか議論をしているところであります。2020 年は新型コロナウイルス感染拡大によるロックダウ ンの影響などでマイナスとなりましたが、その後、順調に伸ばしておりまして、900 億円を達成し ていくために、新製品をどんどんと投入していく準備をしてまいりました。
Slide 25: International new product launches
24 ページ、今年の春の新製品が、北米、中国、アジア、それぞれでこれだけ出しますし、秋もご 覧の品目数、そして来年もご覧の品目数を準備しておりまして、これをしっかりと育成することで 2 桁成長を継続し、900 億円を達成したいと思っています。
Slide 26: China version of Bluelet
その 1 例ですけれども、25 ページです。中国版ブルーレットです。 2021 年、ブルーレットはほぼ日本国内だけで売上があった、海外輸出がほぼなかった商品でした けども、これを海外に広めるべく、日用品事業部内の洗浄剤カテゴリーだけは「グローバル洗浄剤 カテゴリー」といたしまして、国内だけでなく海外の売上にも責任を持つ体制と切り替えました。 ブルーレットは、非常に 1 滴 1 滴細かな調整で、表面張力や重力のバランスを考えて、わずかな 量、少しずつポタポタと除菌液がトイレの中に流れる設計でして、国内事業部にはその技術・ノウ ハウがありますが、国際事業部が片手間でその国に合わせて商品開発できるよ
Slide 27: ESG materiality
26 ページ、ESG のマテリアリティにつきまして、現在 20 テーマを発表しておりますが、様々な ご意見を伺う中で、小林らしいユニークな取り組みっていうことの優先づけができていないと感じ ておりまして、現在、来年からの中期経営計画に向けて、その重点課題をメリハリをつけて議論で きるようまとめております。
Slide 28: ESG: social, Katariba project
最後、27 ページ。ESG の S といたしまして、当社の強みは社員の一人ひとりがアイデアをどんど ん出してくださって、その力でダイバーシティによるノベーションを引き起こすことだと思ってお ります。従業員の多様な意見を商品開発だけじゃなくて、経営にも活かすべく、会社の将来を語る 場として、カタリバプロジェクトを現在進めております。 今は、従業員の思いやアイデアを中期経営計画に活かすべく議論をしておりまして、来年以降も中 期経営計画を進める中で、新たな経営課題などにつきまして、従業員が語りつづける場として活用 をしていきたい、そのように考えております。 以上です。
Kobayashi Pharmaceutical — Q2 2022 Earnings Presentation on 6ix