Japan Exchange Group, Inc. · TSE:8697
Japan Exchange — 北浜投資塾 ライブウェビナー (January 2020)
60 slides from Japan Exchange's conference presentation, Jan 30, 2020
Slide 1: 北浜投資塾 ライブウェビナー
北浜投資塾 ライブウェビナー 【個人投資家が実際に取引する上で気をつけたいポイント総まとめ!】 【内容】 ①日経225オプションの基礎 ②ただ上下遠くのオプションを売るだけで毎月第2金曜日が給料日⁉ ~ショートストラングルの難しさ・怖さ ③大きな下落が怖いなら、コールオプションだけ売ればいい?! ~コールオプションの裸売りは安全なのか? ④コールオプションの買いコストを賄うために売りを多めにいれたらどうなる?! ~実は難しいコールレシオスプレッド ⑤Q&Aセッション
Slide 2: アンケート①
アンケート① 過去の北浜投資塾ライブウェビナーをご覧になりましたか? 1.ライブで見たことがある 2.北浜投資塾Webサイトで見た 3.今回が初めての参加
Slide 3: アンケート②
アンケート② 日経225先物・日経225miniを取引したことがありますか 1.頻繁に取引している 2.たまに取引している 3.取引したことはない
Slide 4: アンケート③
アンケート③ 日経225オプションを取引したことがありますか 1.頻繁に取引している 2.たまに取引している 3.取引したことはない
Slide 5: 視聴者のみなさんへ
視聴者のみなさんへ コンテンツ満載 しっかり学べる ウェビナー専用サイトを開設しています ※ ※一般社団法人オプショントレード普及協会が提供するWebサイトです
Slide 6: 1-1 日経225プットオプションとは
1-1 日経225プットオプションとは 日経225オプション ・・ プットオプション=日経平均の●●円以下の部分を金銭でやりとりする仕組み (権利行使価格) 日経平均 権利行使価格 P23000=@500円 23,000円 買い手受取額 1,000円(売り手支払額) 23,000-22,000=1,000円 SQ値22,000円 買い手支払額(売り手受取額)=500円 買い手損益=受渡額1,000円ー支払額500円=+500円(利益) 売り手損益=受取額ー受渡額=500円-1,000円=-500円(損失) 支払った額 VS 方向性+下落量(ボラティリティ)
Slide 7: 1-2 日経225プットオプションとは
1-2 日経225プットオプションとは 日経225オプション ・・ プットオプション=日経平均の●●円以下の部分を金銭でやりとりする仕組み (権利行使価格) 日経平均 権利行使価格 P23000=@500円 23,000円 買い手受取額 23,000-22,700=300円 300円(売り手支払額) SQ値22,700円 買い手支払額(売り手受取額)=500円 買い手損益=受渡額300円ー支払額500円=-200円(損失) 売り手損益=受取額ー受渡額=500円-300円=+200円(利益) 支払った額 VS 方向性+下落量(ボラティリティ)
Slide 8: 1-3 日経225プットオプションとは
1-3 日経225プットオプションとは 日経225オプション ・・ プットオプション=日経平均の●●円以下の部分を金銭でやりとりする仕組み (権利行使価格) 日経平均 SQ値23,200円 権利行使価格 23,000円 P23000=@500円 23,000円を下回っていないので受け渡し無し 買い手受取額0円 (売り手支払額0円) 買い手支払額(売り手受取額)=500円 買い手損益=受渡額0円ー支払額500円=-500円(損失) 売り手損益=受取額ー受渡額=500円-0円=+500円(利益) 支払った額 VS 方向性+下落量(ボラティリティ)
Slide 9: 1-4 日経225コールオプションとは
1-4 日経225コールオプションとは 日経225オプション ・・ コールオプション=日経平均の●●円以上の部分を金銭でやりとりする仕組み (権利行使価格) SQ値21,500円 21,500-21,000=500円 買い手受取額 500円 (売り手支払額) 権利行使価格 日経平均 21,000円 C21000=@200円 買い手支払額(売り手受取額)=200円 買い手損益=受渡額500円ー支払額200円=+300円(利益) 売り手損益=受取額ー受渡額=300円-500円=-300円(損失) 支払った額 VS 方向性+上昇量(ボラティリティ)
Slide 10: 1-5 日経225コールオプションとは
1-5 日経225コールオプションとは 日経225オプション ・・ コールオプション=日経平均の●●円以上の部分を金銭でやりとりする仕組み (権利行使価格) 21,100-21,000=100円 SQ値21,100円 買い手受取額 権利行使価格 100円(売り手支払額) 日経平均 21,000円 C21000=@200円 買い手支払額(売り手受取額)=200円 買い手損益=受渡額100円ー支払額200円=-100円(損失) 売り手損益=受取額ー受渡額=200円-100円=+100円(利益) 支払った額 VS 方向性+上昇量(ボラティリティ)
Slide 11: 1-6 日経225コールオプションとは
1-6 日経225コールオプションとは 日経225オプション ・・ コールオプション=日経平均の●●円以上の部分を金銭でやりとりする仕組み (権利行使価格) 日経平均 権利行使価格 21,000円 C21000=@200円 SQ値20,950円 21,000円を上回っていないので受け渡し無し 買い手受取額0円 (売り手支払額0円) 買い手支払額(売り手受取額)=200円 買い手損益=受渡額0円ー支払額200円=-200円(損失) 売り手損益=受取額ー受渡額=200円-0円=+200円(利益) 支払った額 VS 方向性+上昇量(ボラティリティ)
Slide 12: 2-1 ただ上下遠くのオプションを売るだけで毎月第2金曜日が給料日になるか
2-1 ただ上下遠くのオプションを売るだけで毎月第2金曜日が給料日になるか⁉ オプションの買いはどこまで行くかが重要 しかしどこまで行くかは予想が難しい(利食い千人力) 行かないという予想を反映できるのがオプションの売り しかもここまでは行かないだろうというラインは予想する方法がある! 予想 できる
Slide 13: 2-2 ボラティリティの予想
2-2 ただ上下遠くのオプションを売るだけで毎月第2金曜日が給料日になるか⁉ 株価変動を統計学的に定義=標準偏差(±1σ)=ボラティリティ 今後の日経平均の変動率(ボラティリティ)をどう予想するか 日経平均株価(日足) 24500 24000 ③オプション価格から推測 23500 23000 22500 22000 21500 21000 20500 ① 20000 1/4 1/18 2/1 2/15 3/1 3/15 3/29 4/12 4/26 5/10 5/24 6/7 6/21 7/5 7/19 8/2 8/16 8/30 9/13 9/27 10/11 ①過去の変動率(ヒストリカルボ
Slide 14: 2-3 オプション価格から日経平均の変動率を予想
2-3 ただ上下遠くのオプションを売るだけで毎月第2金曜日が給料日になるか⁉ オプション価格から日経平均の変動率を予想 あらゆる分析を行った市場参加者が、最終的にどういう判断をしたのかがオプション価格となって現れる 日経平均株価(日足) 24500 24000 23500 23000 22500 22000 21500 短期間に大きく下げた 21000 緩やかに上昇してきた (疑心暗鬼~恐怖感) 20500 (安心感) 20000 1/4 1/18 2/1 2/15 3/1 3/15 3/29 4/12 4/26 5/10 5/24 6/7 6/21 7/5 7/19 8/2 8/16 8/3
Slide 15: 2-4 IV(インプライドボラティリティ)の話
2-4 ただ上下遠くのオプションを売るだけで毎月第2金曜日が給料日になるか⁉ IV(インプライドボラティリティ)の話 日経平均株価も同水準 権利行使価格(日経平均の水準からの距離)も同じ 大きな下げが落ち着き上昇している途中(安心感)P22000=215円 大きく下げ不安感漂う展開(疑心暗鬼~恐怖感) P22000=445円 しかし 保険として活用されるプットオプションの価格が全く違う オプション価格が相場の変動量(様子)を表現しているのではないか? オプション価格から 逆算的に日経平均の変動量(ボラティリティ)を予想できる! ↓ インプライドボラティリティ(IV)
Slide 16: 2-5 IVの指数化 日経平均VI
2-5 ただ上下遠くのオプションを売るだけで毎月第2金曜日が給料日になるか⁉ IV(インプライドボラティリティ)の指数化 日経平均ボラティリティ・インデックス(日経平均VI) https://indexes.nikkei.co.jp/nkave/index/profile?idx=nk225vi
Slide 17: 2-6 1年間の予想変動率を統計的に定義
2-6 ただ上下遠くのオプションを売るだけで毎月第2金曜日が給料日になるか⁉ 1年間の予想変動率を統計的に定義(株価変動を正規分布的に評価) ⇒株価変動事象の約68.3%(±1σ)が含まれる株価変動率を年換算して算出=IV 例えばIV=20%というとき 1年間に上下20%の幅に収まる確率が約68.3%ということ 幅を2倍に広げた上下40%の幅に収まる確率は約95.4%! 原資産が20,000円ならば 上は16,000円~24,000円の間に収まる確率が約68.3% 12,000~28,000の間に収まる確率は95.4% -20% +20% -40% +40% 事象の約95%が含まれる 事象の
Slide 18: 2-7 2011年3月8日の例
2-7 ただ上下遠くのオプションを売るだけで毎月第2金曜日が給料日になるか⁉ 2011年3月8日 日経225先物=10,520円 日経VI(推定値)=20.85 残存日数1ヶ月換算=20.85÷ 12 ≒6.02% 68.3%が含まれる範囲=±1σ≒±631円 95.4%が含まれる範囲=±2σ≒±1,262円 99.7%が含まれる範囲=±3σ≒±1,893円 上は11,750円を越えず、下は9,250円を割らない確率は95% ならば 上はC11750を売って、下はP9250を売れば勝率は95%!! (C12250売り+P8500売りならば99.7%以上)
Slide 19: 2-7 C11750売り+P9250売り
10,400.00 10,900.00 11,900.00 7,900.00 8,400.00 8,900.00 9,400.00 9,900.00 11,400.00 2011年1月3日 2011年1月5日 2011年1月7日 2011年1月9日 2011年1月11日 2011年1月13日 2011年1月15日 2011年1月17日 2011年1月19日 2011年1月21日 2011年1月23日 2011年1月25日 2011年1月27日 2011年1月29日 2011年1月31日 2011年2月2日 2011年2月4日 2011年2月6日 2011年2月8日 2011年2月10日 201
Slide 20: 2-8 受取合計21円
2-8 ただ上下遠くのオプションを売るだけで毎月第2金曜日が給料日になるか⁉ C11750売り(3円)+P9250売り(18円) 受取合計21円(21,000円) それぞれ10枚ずつ売れば合計210,000円の受取 1ヶ月後の4月第2金曜日に日経平均が9,250円~11,750円の間にあれば この210,000円は確定的な利益となる・・・毎月第2金曜日が給料日になる⁉
Slide 21: 2-9 満期の姿
2-9 ただ上下遠くのオプションを売るだけで毎月第2金曜日が給料日になるか⁉ C11750売り(3円)+P9250売り(18円)の満期の姿 この幅(2,500円幅)に収まる確率は95.4% 210,000円 上がるか下がるかを当てるのは難しいが、今後1ヶ月の間に2,500の幅の中にあることを 予想するのは簡単。統計も根拠になる。 しかし・・・まさかは起こるものです(ブラックスワン)
Slide 22: 2-10 まさかは起こる
10,400.00 10,900.00 11,400.00 11,900.00 7,900.00 8,400.00 8,900.00 9,400.00 9,900.00 2011年1月3日 2011年1月5日 2011年1月7日 2011年1月9日 2011年1月11日 2011年1月13日 2011年1月15日 2011年1月17日 2011年1月19日 2011年1月21日 2011年1月23日 2011年1月25日 2011年1月27日 2011年1月29日 2011年1月31日 2011年2月2日 2011年2月4日 2011年2月6日 2011年2月8日 2011年2月10日 201
Slide 23: 2-11 証拠金とデルタの変化
2-11 ただ上下遠くのオプションを売るだけで毎月第2金曜日が給料日になるか⁉ 3/15 証拠金は数十倍になっている可 能性があります この時点で追加資金を用意でき なければ強制的に決済されてしま います。 3/14に損切ができればよいが・・・ スタート時のポジションデルタ=+0.34 (日経225mini換算3枚分ロング) この時点のポジションデルタ=+6.3 (日経225mini換算63枚分ロング) 現時点の仕組みでは2,000万円用 意し月1%の運用を目指したとしても おそらく証拠金不足になる可能性が あります。 最終的には利益になっていますが、ポ ジションを維持できないのです。
Slide 24: 2-12 ±3σを売った場合
2-12 ただ上下遠くのオプションを売るだけで毎月第2金曜日が給料日になるか⁉ ±3σ 上下約18%の距離を売ると勝率は99.7%だが・・・ブラックスワンの前には無意味?! C12250(1円)売り99枚+P8500(5円)売り99枚 仮に100枚(システム上99枚)を 売っていた場合 3/15の時点で証拠金は数億円に なっている可能性があります。この時 点で追加資金を用意できなければ強 制的に決済されてしまいます。 3/14に損切ができればよいが・・・ (まだ1,000円も離れている) スタート時のポジションデルタ=+0.81 (日経225mini換算8枚分のロング) この時点のポジションデ
Slide 25: 2-12 アイアンコンドルで損失限定
2-12 ただ上下遠くのオプションを売るだけで毎月第2金曜日が給料日になるか⁉ 損切できない可能性に備えて⇒ショートストラングル+上下外のオプションを保険として買う C21000買い+C20875売り+P20125売り+P20000買い ショートストラングル アイアンコンドル C20875売り+P20125売り C20875売り@34+C21000買い@16 受取80,000円(最大利益) + P20125売り@46+P20000買い@31 損失限定されていない 受取33,000円(最大利益) 最大損失92,000円 最大利益は小さくなりますが損失が限定されています。損切りができるか不安ならば
Slide 26: 3-1 コールオプションの裸売りは安全なのか?
3-1 コールオプションだけ売ればいい?!~コールオプションの裸売りは安全なのか? P21750買い 下落幅が必要(積極的な下落を期待) C21875売り 少なくとも「21,875円+当初の受取額」を越えなければよい (多少上昇しても、動かなくても利益になりうる) C21875 P21750
Slide 27: 3-2 P21750買いの例
3-2 コールオプションだけ売ればいい?!~コールオプションの裸売りは安全なのか? 2019年7月1日 大きく下落すると予想 P21750を200円で買う⇒満期に21,500円を割り込めば利益となる 下げれば下げるほど利益も増大 P21750 21,500円以下まで 下げる必要がある
Slide 28: 3-3 P21750買いの損益
3-3 コールオプションだけ売ればいい?!~コールオプションの裸売りは安全なのか? 2019年7月1日 大きく下落すると予想 P21750を200円で買う⇒満期に21,500円を割り込んでいればよい 下落幅が大きければ大きいほど 利益も多くなる(利益無限大) 縦軸:損益 予想が外れた場合200円失う(損失限定) 21,500円 横軸:日経平均(日経225mini) ほとんど動かず・・・21,750円を8円だけ下回った
Slide 29: 3-4 C21875を売る
3-4 コールオプションだけ売ればいい?!~コールオプションの裸売りは安全なのか? 2019年7月1日 このあと多少は上がるかもしれないがこの辺りが天井かと考えた。 一方上昇トレンド中、大きな下落も考えにくい・・・ このようなときにC21875を売るというのはどうか? C21875 下のプットを売ると怖い のでコールだけ売る × C21875の売り手=先に買い手からお金をもらう⇒21875を超えた分を支払う義務 (21,875円を超えなければ支払い義務はなし。)
Slide 30: 3-5 C21875売りの損益
3-5 コールオプションだけ売ればいい?!~コールオプションの裸売りは安全なのか? C21875を175円で売る⇒満期に21,875円を超えていなければ支払い義務なし ⇒下がらなくてもいい。動かなければ満額の利益 ⇒多少上昇しても22,050円までならば利益 多少上昇しても 22,050円までならば利益 いくら下落しても175円の利益まで。 縦軸:損益 大きく上昇した場合 支払額が増大 横軸:日経平均(日経225mini) (損失は限定されていない) ほとんど動かず・・・21,750円を8円下回っただけだが175円の利益!
Slide 31: 3-6 C23250を150円で売る
3-6 コールオプションだけ売ればいい?!~コールオプションの裸売りは安全なのか? しかし安易にコールを売るのも考え物・・・ 2019年12月4日(日経225mini=23,100円) さすがに天井をつけたと思いC23250を150円で売った(15万円を狙いに行く) C23250 (@150)
Slide 32: 3-7 C23250売りの損益
3-7 コールオプションだけ売ればいい?!~コールオプションの裸売りは安全なのか? C23250を150円で売る⇒満期に23,250円を超えていなければ支払い義務なし ⇒下がらなくてもいい。動かなければ満額の利益 ⇒多少上昇しても受取150円があるので23,400円までならば利益 多少上昇しても 23,400円までならば利益 いくら下落しても150円の利益まで。 縦軸:損益 大きく上昇した場合 支払額が増大 横軸:日経平均(日経225mini) (損失は限定されていない)
Slide 33: 3-8 SQ値23,895円で支払い義務
3-8 コールオプションだけ売ればいい?!~コールオプションの裸売りは安全なのか? しかし安易にコールを売るのも考え物 2019年12月13日 SQ=23,895円(損益分岐点23,400円を大きく上回ってしまった) SQ=23,895円 645円の支払い義務 C23250
Slide 34: 3-9 2014年の事例 C16500売り
14,000.00 14,500.00 15,000.00 15,500.00 16,000.00 16,500.00 17,000.00 17,500.00 18,000.00 2014年9月1日 2014年9月3日 2014年9月5日 2014年9月7日 2014年9月9日 2014年9月11日 2014年9月13日 2014年9月15日 2014年9月17日 2014年9月19日 2014年9月21日 2014年9月23日 2014年9月25日 2014年9月27日 2014年9月29日 2014年10月1日 2014年10月3日 できるだけ遠く離したら大丈夫か? 2014年10月5日
Slide 35: 3-10 安易にコールを売るのも考え物
3-10 コールオプションだけ売ればいい?!~コールオプションの裸売りは安全なのか? しかし安易にコールを売るのも考え物 2014年10月10日(10月限SQ)⇒10月31日の日銀異次元緩和第2弾
Slide 36: 3-11 逃げる間もなく一気に上昇
14,000.00 14,500.00 15,000.00 15,500.00 16,000.00 16,500.00 17,000.00 17,500.00 18,000.00 2014年9月1日 2014年9月3日 2014年9月5日 2014年9月7日 2014年9月9日 2014年9月11日 2014年9月13日 2014年9月15日 2014年9月17日 2014年9月19日 2014年9月21日 2014年9月23日 2014年9月25日 2014年9月27日 2014年9月29日 2014年10月1日 2014年10月3日 できるだけ遠く離したら大丈夫か? 2014年10月5日
Slide 37: 3-12 損切できるだろうか
3-12 コールオプションだけ売ればいい?!~コールオプションの裸売りは安全なのか? しかし安易にコールを売るのも考え物 2014年10月10日(10月限SQ)⇒10月31日の日銀異次元緩和第2弾 はたして損切できるだろうか? 証拠金は足りるか? この時点からデルタヘッジするとしてもmini31枚レベルを扱えるか? 上の権利行使価格に逃がすか?期先に逃がすか?
Slide 38: 3-13 コツコツドカン
3-13 コールオプションだけ売ればいい?!~コールオプションの裸売りは安全なのか? しかし安易にコールを売るのも考え物 2014年10月10日(10月限SQ)⇒10月31日の日銀異次元緩和第2弾 上の権利行使価格や次の限月に逃がすか? 損切するか?日経225miniを使ってデルタヘッジするか? そもそも冷静でいられるだろうか? 損切もできず、ヘッジの手立てもなくただただ下げるのを祈るだけになるのでは。 相当遠いコールを使って20万円程度を狙うも、30倍の損失... 30ヶ月分の収益を一発で失うこともありうるということ(勝率97%でも負ける可能性) いわゆるコツコツドカンという結果に
Slide 39: 3-14 適正なリスクで臨む
3-14 コールオプションだけ売ればいい?!~コールオプションの裸売りは安全なのか? ・適正なリスクで臨むこと(大きなリターンをねらってリスクをとりすぎない) 【3-6の事例で】 保険としてC23500を買うことで、23,500円以上の部分を受け取りにして損失補填。 (⇒C23250の損失はC23500の利益でカバーする=損失限定化) 【3-6事例】 C23500 損失を限定に C23250
Slide 40: 3-15 ベアコールクレジットスプレッド
3-15 コールオプションだけ売ればいい?!~コールオプションの裸売りは安全なのか? C23250@150円売り+C23500@66円買い(ベアコールクレジットスプレッド) ⇒満期に23,250円を超えていなければ最大利益 ⇒満期に23,500円を超えてもC23500がその損失をカバーする(損失限定) 150円受け取り66円支払うので84円の受け取り 最大支払額は権利行使価格の差である250円 よって 最大利益は受け取った84円 最大損失は支払額-受取額=250-84=166円 多少上昇しても いくら下落しても84円の利益固定 23,334円までならば利益 大きく上昇した場合でも 支払額は一定
Slide 41: 4-1 レシオスプレッド
4-1 コールオプションの買いコストを賄うために売りを多めにいれたらどうなる? レシオスプレッド ATMのオプションは高いので届かないであろうオプションを複数売ってコストを回収できないか? 裸のコール売りが危ないならば、ATMを買っておけば安心ではないか? 2019年12月4日 日経225mini=23,100円 23,600 上は行っても23,600円だろう。下げても利益になるようにしたい。
Slide 42: 4-2 C23125買い+C23500売り5枚
4-2 コールオプションの買いコストを賄うために売りを多めにいれたらどうなる? レシオスプレッド ATMのオプションは高いので届かないであろうオプションを複数売ってコストを回収できないか? 裸のコール売りが危ないならば、ATMを買っておけば安心ではないか? 2019年12月4日 日経225mini=23,100円 ATM付近のC23125を215円で買う。 このコストを賄うためにC23500を66円で5枚売る。 支払=215,000円 受取=66,000円×5=330,000円 差引115,000円の受取 23,500円への上昇で最大利益50万円程度になる。 下がっても115,000円の利益!
Slide 43: 4-3 最大利益と損失の可能性
4-3 コールオプションの買いコストを賄うために売りを多めにいれたらどうなる? レシオスプレッド ATMのオプションは高いので届かないであろうオプションを複数売ってコストを回収できないか? 裸のコール売りが危ないならば、ATMを買っておけば安心ではないか? 2019年12月4日 日経225mini=23,100円 23,500円への上昇で最大利益50万円程度になる。 下がっても115,000円は確保できる! しかし、23,500円を超えたら・・・23,800円を超えると100万円超の損失となる可能性
Slide 44: 4-4 SQ値23,895円で損失109万円
4-4 コールオプションの買いコストを賄うために売りを多めにいれたらどうなる? レシオスプレッド ATMのオプションは高いので届かないであろうオプションを複数売ってコストを回収できないか? 裸のコール売りが危ないならば、ATMを買っておけば安心ではないか? 2019年12月4日 日経225mini=23,100円 確かに23,500円への上昇で最大利益50万円程度になる。下がっても115,000円は確 保できる! しかし、23,500円を超えたら・・・23,800円を超えると100万円超の損失となる可能性 現に、SQ値=23,895円だった 損失額109万円
Slide 45: 4-5 レシオスプレッドの難しさ
4-5 コールオプションの買いコストを賄うために売りを多めにいれたらどうなる? レシオスプレッド 大きく損をする可能性があることだけでなく、この戦略には別の難しさがある。 それは レシオスプレッドの難しさは最大利益になる23,500円への到達時期が早すぎると、 最大利益になる場所なのに、含み損が大きくなるためポジションを維持するのが難しくなるということ 2日後には最大利益地点である23,400円近くに到達 そのまま動かなければじわじわと最大利益に近づくはずだが待てるか・・・
Slide 46: 4-6 最後に大きな損失
4-6 コールオプションの買いコストを賄うために売りを多めにいれたらどうなる? レシオスプレッド 大きく損をする可能性があることだけでなく、この戦略には別の難しさがある。 それは レシオスプレッドの難しさは最大利益になる23,500円への到達時期が早すぎると、 最大利益になる場所なのに、含み損が大きくなるためポジションを維持するのが難しくなるということ 我慢していたら損益は改善しては来たが、最後の最後で大きくやられている
Slide 47: 4-7 デルタヘッジ
4-7 コールオプションの買いコストを賄うために売りを多めにいれたらどうなる? レシオスプレッド 大きく損をする可能性があることだけでなく、この戦略には別の難しさがある。 それは レシオスプレッドの難しさは最大利益になる23,500円への到達時期が早すぎると、 最大利益になる場所なのに、含み損が大きくなるためポジションを維持するのが難しくなるということ デルタヘッジをするという人も いるでしょう。 この時点でデルタ=-1.4 ミニを14枚買えば消えます。 しかし、一旦デルタヘッジした ならば、その後も調整し続け る必要があります。
Slide 48: 4-8 デルタヘッジを続ける
4-8 コールオプションの買いコストを賄うために売りを多めにいれたらどうなる? レシオスプレッド 終値でデルタが0になるように日経225miniで調整し続けた。 ここで逃げられるか
Slide 49: 4-9 外の権利行使価格に逃がす
4-9 コールオプションの買いコストを賄うために売りを多めにいれたらどうなる? レシオスプレッド 売っているコールに近づいたら少しづつ外の権利行使価格に逃がすという方法もあるが・・・ C23500を買い戻して、今度はC23625を6枚売る、さらに上がったらC23625を買い戻してC23750を売る・・・
Slide 50: 4-10 2014年の事例で検証
14,000.00 14,500.00 15,000.00 15,500.00 16,000.00 16,500.00 17,000.00 17,500.00 18,000.00 2014年9月1日 2014年9月3日 2014年9月5日 2014年9月7日 2014年9月9日 2014年9月11日 2014年9月13日 2014年9月15日 2014年9月17日 2014年9月19日 2014年9月21日 2014年9月23日 2014年9月25日 2014年9月27日 2014年9月29日 2014年10月1日 2014年10月3日 2014年10月5日 2014年10月7日 2014年1
Slide 51: 4-11 C15375買い+C16000売り5枚
4-11 コールオプションの買いコストを賄うために売りを多めにいれたらどうなる? レシオスプレッド 2014年10月10日(10月限SQ)⇒10月31日の日銀異次元緩和第2弾の事例で検証 ATM付近のC15375を340円で買う。 このコストを賄うためにC16000を115円で5枚売る。 支払=340,000円 受取=115,000円×5=575,000円 差引235,000円の受取 16,000円への上昇で最大利益80万円程度になる。 下がっても235,000円の利益!
Slide 52: 4-12 含み益状態
4-12 コールオプションの買いコストを賄うために売りを多めにいれたらどうなる? レシオスプレッド 2014年10月10日(10月限SQ)⇒10月31日の日銀異次元緩和第2弾の事例で検証 一旦下げたので、むしろ含み益状態。
Slide 53: 4-13 1日でマイナス180万円
4-13 コールオプションの買いコストを賄うために売りを多めにいれたらどうなる? レシオスプレッド 2014年10月10日(10月限SQ)⇒10月31日の日銀異次元緩和第2弾の事例で検証 「10月30日の15,665円付近はうまくいけば50万円ぐらいにはなるところ。大きく下げても大 丈夫だし、上は16,000円あたりまで行ってくれた方がむしろ大きな利益になるしなあ。」 と思っていたら・・・翌日一気に損益が悪化!1日でマイナス180万円に。 含み益状態で、しばらくすればもっと利益が出るはずの場所にいて、ここでやめられるだろうか?
Slide 54: 4-14 損切できるか
4-14 コールオプションの買いコストを賄うために売りを多めにいれたらどうなる? レシオスプレッド 2014年10月10日(10月限SQ)⇒10月31日の日銀異次元緩和第2弾の事例で検証 一気に上昇し、デルタは-2.765。日経225mini28枚でデルタヘッジしてももはや手遅れの感。相 場が16,000円に戻る過程でうまくヘッジを外せればなんとかなるが戻る保証もない。 ここで冷静に損切できるか?なかなかできないものです。
Slide 55: 4-15 コールレシオスプレッド
4-15 コールオプションの買いコストを賄うために売りを多めにいれたらどうなる? レシオスプレッド 2014年10月10日(10月限SQ)⇒10月31日の日銀異次元緩和第2弾の事例で検証 コールサイドは上がり方がゆっくりだと思う個人投資家が多く、大きく下げても利益、緩やかに上がれば、 途中で利食いできる可能性もあり、そこそこの上昇であれば大きな利益が狙えるコールレシオスプレッド。
Slide 56: 4-16 コールレシオスプレッドのまとめ
4-16 コールオプションの買いコストを賄うために売りを多めにいれたらどうなる? レシオスプレッド コールレシオスプレッド(1枚買い+他枚数売り 売りポジションで買いポジションのコストを賄う) 思惑:「大きく下げても利益、緩やかに上がれば、途中で利食いできる可能性もある、そこそこの上昇 で終わればむしろ大きな利益が狙える、上昇はゆっくりなので逃げようと思えば逃げられる・・・」 しかし 上がるときは一気に上がります。 コールも逃げられない場合もあります。 組成してすぐに上昇したら含み損はどんどん膨らみます。 もっとも利益になる場所にいて大きな含み損のとき、そこで損切りするのはなかなか難しいもので
Slide 57: 復習テスト
復習テスト ○か×で答えてください 1.ショートストラングルは相場が動かなくても利益を出せる戦略である。 2.ショートストラングルの売り玉の権利行使価格を大きく離せば必ず利益になる。 3.IV=20%(年率)とは、1年後約95%の確率で原資産価格は上下20%の範囲内にあるとい う見立てである。 4.ショートストラングルを組成した後に証拠金の額は変化しない。 5.権利行使価格を遠く離せば、コール売りの勝率は上がるが必ずしも安全というわけではない。 6.コールの売り玉の外に買い玉を同枚数持てば損失は限定的である。 7.コールレシオスプレッドは買い玉があるので損失は限定的である。 8.コールレシオス
Slide 58: 復習テスト 解答
復習テスト 解答 ○か×で答えてください 1.ショートストラングルは相場が動かなくても利益を出せる戦略である。○ 2.ショートストラングルの売り玉の権利行使価格を大きく離せば必ず利益になる。× 3.IV=20%(年率)とは、1年後約95%の確率で原資産価格は上下20%の範囲内にあるとい う見立てである。 × 4.ショートストラングルを組成した後に証拠金の額は変化しない。× 5.権利行使価格を遠く離せば、コール売りの勝率は上がるが必ずしも安全というわけではない。○ 6.コールの売り玉の外に買い玉を同枚数持てば損失は限定的である。○ 7.コールレシオスプレッドは買い玉があるので損失は限定的である。
Slide 59: 視聴者のみなさんへ
視聴者のみなさんへ ウェビナー専用サイトを開設しています ※オプショントレード普及協会が提供するWebサイトです 【PR】オプショントレード普及協会は 活動を行っています。 無料メルマガも配信中! オプショントレード普及協会
Slide 60: 本資料に関する注意事項
【本資料に関する注意事項】 免責事項: 本資料は、大阪取引所の先物・オプション取引に関する情報提供のみを目的として提供されるもので、先物・オプション取引の 勧誘を目的としたものではありません。先物・オプション取引においては、株式相場、為替相場の変動等によって損失が生じるおそれがあり、 差し入れた証拠金の全部若しくは一部を失う、又は、差し入れた証拠金を超える損失を被ることがあります。また、相場変動等により証拠 金額に不足が生じた場合には、追加の差し入れが必要となります。お取引に際しては、あらかじめお取引先の金融商品取引業者等より交 付される契約締結前交付書面等の書面の内容を十分にお読みいただき、