Slide 1: 2025年度決算説明会 中長期の方向性・ロードマップ
2025年度(2026年3月期)決算説明会 「中長期の方向性」 「経営概況 - 中長期に向けたロードマップ」 2026年5月8日 代表取締役社長 井手 博 © IHI Corporation All Rights Reserved.
Slide 2: 目次
目次 1. 中長期の方向性 2. 経営概況 - 中長期に向けたロードマップ © IHI Corporation All Rights Reserved. 2
Slide 3: 中長期の方向性 <IHIのPolar Starとして>
中長期の方向性 <IHIのPolar Starとして> ● コロナショックによる民間航空エンジン事業の急激な需要減を受けて、2020年度以降、環境変化に対応可能な事業体質への変革と、成長 を実現するための事業ポートフォリオ改革に取り組んできた。 ● 2026年度からは、持続的な高成長を実現するステージに移行する。IHIが取り組むべき社会課題と成長を実現するための事業戦略を改め て明確化し、2040年に向けて、長期視点で大きな飛躍の実現に挑戦していく。 ≪2040年のありたい姿≫ 不安定さが常態化する地球・社会環境 世界中の人々の安心・安全、 豊かな暮らしを根幹から支える ・地球環境の非連続な変
Slide 4: 2040年に向けた経営の方向性
2040年に向けた経営の方向性 ● IHIは創業以来、技術をもって産業・国家レベルの重要な課題に挑み、それぞれの国・地域で、人々の安心・安全、豊かな暮らしの実現に 貢献してきた。この長年の挑戦の積み重ねこそが、IHIの競争優位の源泉である。 ● 2040年に向けて、IHIは日本の産業力・国力を再び世界トップレベルに高めるための一翼を担い、世界各国の経済・国家・エネルギーの 安全保障に貢献することを目指す。 世界中の人々の安心・安全、 2040年のありたい姿 豊かな暮らしを根幹から支える For Industry & National Security 価値創造プロセスによる 事業ポートフォリオ
Slide 5: 持続的な成長の実現(価値創造プロセス)
持続的な成長の実現(価値創造プロセス) ● 価値創造プロセスによる成長ループを大きく早く回し、グローバルレベルで競争力を有する事業を創出。 ● 市場の創出、事業の拡大・拡張を加速させるため、新たなサプライチェーンの構築や戦略的な企業間連携を推進。 事業戦略 ●バリューチェーンの創造 ●ライフサイクルを通じた価値提供 技術の強みを活かして市場を創出 技術戦略 技術戦略 圧倒的に 参入障壁の 重要な拡大・拡張の経路 事業の 拡大・拡張 高い 強い技術 ● 国内からグローバル市場進出 人財戦略 人材戦略 市場の創出 ● デュアルユースによる市場拡張 事業を通じて技術を獲得・蓄積・強化 新たな市場創出
Slide 6: 2040年に向けた成長シナリオ:エアロスペース
2040年に向けた成長シナリオ:エアロスペース 足下需要を取り込み民間エンジンの着実な拡大を実現させるとともに、安全保障に貢献する防衛と宇宙インフラの飛躍的成長を目指す。 市場動向 成長の実現に向けた取り組み(戦略投資により強化加速) 事業規模 ■ 航空需要の堅調な拡大 イメージ ※1 • 世界旅客需要の伸長:CAGR3.1%(2024-2050) 多種衛星・リアルタイムの地球観測データ提供 • アフターマーケットの増大 • 次世代化やカーボンニュートラルの動き 安全保障に資するグローバル事業拡充 次世代推進システムの付加価値拡大 ■ 防衛予算拡大:GDP比1%→2% ※2 ・装備移転・防衛ミ
Slide 7: 2040年に向けた成長シナリオ:エネルギー
2040年に向けた成長シナリオ:エネルギー 原子力と燃料アンモニアバリューチェーンの2つを軸としたクリーンエネルギー分野の事業推進・拡大により、 日本ならびに世界のカーボンニュートラル化とエネルギー安全保障に貢献する。 市場動向 成長の実現に向けた取り組み(戦略投資により強化加速) 事業規模 イメージ ■ 世界発電容量の増加:CAGR 3.0% ※1 (現在→2040) 安心かつ安定したグリーン燃料アンモニア供給体制の構築 ・欧米、東南アジア等のSMR新設需要 アンモニア利活用技術、燃料合成技術の開発 ■ 国内原子力発電量の増加:2.6倍(現在→2040) ※2 次世代革新炉向け機器供給のグロ
Slide 8: 2040年に向けた成長シナリオ:インフラ
2040年に向けた成長シナリオ:インフラ 需要が増大する都市・社会インフラの保全・維持管理への対応に加えて、 安心・安全で快適な社会を支える次世代インフラの構築を推進することにより、持続的な成長事業へと転換することを目指す。 市場動向 成長の実現に向けた取り組み(戦略投資により強化加速) 事業規模 イメージ ■ 道路交通インフラの保全・更新需要の拡大 インフラ維持管理を起点とした新たなバリューチェーン構築 ・制約の多い重交通部での更新需要本格化 ・老朽化の進展に伴う延命化需要の拡大 大都市圏の空間利用と移動の効率化・高度化 次世代高規格道路・自動物流ネットワーク対応による付加価値拡大 ■ イン
Slide 9: 安定的な収益基盤の確保(ライフサイクルビジネスの拡大)
安定的な収益基盤の確保(ライフサイクルビジネスの拡大) ● 設備・プラントのストックの価値を最大化するライフサイクルビジネスを、お客さまと社会にとっての価値(経済性・安全性・強靭性・ 気候変動対策等)を有機的に高める取り組みへとスパイラルアップ。 ● IHIの強み(技術、市場ポジション)を起点として付加価値を継続的に高めることで、外部要因に左右されにくい安定的な収益基盤として 拡大・拡張。 お客さまと社会にとっての価値の最大化Expansion お客さまと社会にとっての価値の最大化 and enhancement of a stable revenue base 安定的な収益基盤の拡大・拡張
Slide 10: IHIグループの原動力:技術と人財
IHIグループの原動力:技術と人財 ● 2つの経営理念に象徴される技術と人財は、170年以上にわたるIHIグループの歩みを支えてきた原動力。 ● 2040年に向けた事業の方向性に沿って技術と人財のあり方を再定義し、更なる強化に取り組むことで、IHIグループの価値づくりを 加速させる。 技術戦略 2040年に向けた取り組みの重点 ・3つの事業ドメインの競争力の徹底的な強化 ・グローバル市場で勝ち抜くための「ものづくりの実行力」の追求 ・新たな価値を創り出す力の向上(技術開発×事業開発のプロセス全体の最適化) デジタル技術活用による競争力強化 ・生産プロセス革新:供給制約の解消と 生産性向上 人財
Slide 11: 経営概況 - 中長期に向けたロードマップ
1. 中長期の方向性 2. 経営概況 - 中長期に向けたロードマップ © IHI Corporation All Rights Reserved. 11
Slide 12: 中長期に向けたロードマップ
中長期に向けたロードマップ 今後3か年は、FY2029以降の営業利益・営業CF大幅拡大、FY2032以降のFCF大幅拡大を 実現するための先行投資および財務基盤強化に注力 成長機会を逸することなく投資を実行しつつ、収益性・キャッシュ創出力の着実な向上を実現 28000 26000 売上収益CAGR (FY2025-2035) 5%+ 24000 22000 売上収益 CAGR 4-5% 20000 FY2025 売上収益 1.64兆円 18000 16000 14000 12000 10000 2025 2028 1 2031 2 2035 3 グループ経営方針2023 フェーズ フェ
Slide 13: 戦略的投資方針
戦略的投資方針 広がる事業機会 電力需要増 航空旅客需要増 安全保障高度化 宇宙開発の進展 エネルギー 社会インフラの 産業インフラの トランジション 保守保全 LCB機会増加 飛躍的な成長ステージへ 生産能力増強 エンジニア確保と技術継承 民間エンジン/原子炉生産能力整備 原子力エンジニア、エンジン開発技術 キャパシティの制約を打破する 大型投資を実行 サプライチェーン強靭化 DX投資 鍛造品及び鋳造品製造能力増 デジタル人財、データマネジメント基盤 イノベーション促進 アライアンス強化 技術力のさらなる強化 国際共同開発、バリューチェーン構築 グループ経営方針2023 成長ステージに向けた
Slide 14: 成長事業の拡大(民間エンジン・防衛・原子力)
成長事業の拡大 ( 民間エンジン・防衛・原子力 ) 民間エンジンは将来を見据えた先行投資でトップライン拡大と収益性向上の両立を実現 原子力・防衛は海外市場を次なる成長機会とし、生産力強化による飛躍フェーズへ 25.0% 営業利益率 20% ※ 新製エンジン出荷台数増に 売上収益CAGR 10%+ 20.0% ともない営業利益率が低下 15,000 15.0% 10,000 売上収益 8,800億円+ FY2025 売上収益 10.0% 6,483億円 原子力 防衛 5,000 5.0% 民間エンジン 0 0.0% グループ経営方針2023 フェーズ 1 フェーズ 2 フェーズ 3 20
Slide 15: キャピタル・アロケーション
キャピタル・アロケーション フェーズ1では、成長領域への積極的な先行投資を優先し、将来の大きな成長機会を獲得 株主還元 - フェーズ1では安定配当を基本方針として、1株あたり配当を持続的に成長 - 営業キャッシュ・フローが伸長するフェーズ2以降は、株主還元のさらなる拡大を目指す フェーズ1 フェーズ2 フェーズ3 FY2026-FY2028 FY2029-FY2031 FY2032-FY2034 営業CF 営業CF Cash-In 営業CF 成長・育成事業 成長投資 成長投資 Cash-Out 安定収益事業 他 株主還元 株主還元 株主還元 © IHI Corporation All
Slide 16: 新たなる成長ステージに向けて
新たなる成長ステージに向けて 経営指標(フェーズ3) 成長投資を着実に実行し、 売上収益成長率 (年間平均成長率) 5 %+ 将来の飛躍に向けて果敢に挑戦 営業利益率 15 %+ 3か年累計営業CF 1 兆円+ ROIC 13 %+ FY2025実績 売上収益 1.64兆円 営業利益率 10.1% ROIC 9.5%※ ※不動産売却益を除くROIC © IHI Corporation All Rights Reserved. 16
Slide 17: For Industry & National Security
For Industry & National Security 写真出典: 左上:防衛省ウェブサイト(URL:https://www.mod.go.jp/j/policy/defense/nextfighter/index.html) © IHI Corporation All Rights Reserved. 右上:GE Aerospace 17 左下:株式会社 JERA
Slide 18: <参考> 中長期に向けた各事業の役割
<参考> 中長期に向けた各事業の役割 資源・エネルギー・ 産業システム・ 航空・宇宙・防衛 社会基盤 環境 汎用機械 20%+ 11-13 % 10%+ 10%+ フェーズ3 営業利益率イメージ 育成事業 宇宙 アンモニア 役割 新たな収益の柱を構築 売上CAGR・営業利益率重視 民間エンジン・防衛 原子力 成長事業 役割 投資の加速により トップラインを拡大 ROIC重視 安定収益事業 CS・原動機ほか パーキングほか 橋梁・水門ほか 役割 資産効率性の高い LCBで利益を拡大 © IHI Corporation All Rights Reserved. 18
Slide 19: 本資料のうち、業績見通し等に記載されている将来の数値は、現時点で入手可能な情報に基づき判断した見通 しであり、リスクや不確実性を含んでいます。従いまして、これらの業績見通しのみに依拠して投資判断を下すこ とは控えるようお願いいたします…
本資料のうち、業績見通し等に記載されている将来の数値は、現時点で入手可能な情報に基づき判断した見通 しであり、リスクや不確実性を含んでいます。従いまして、これらの業績見通しのみに依拠して投資判断を下すこ とは控えるようお願いいたします。実際に業績は、様々な重要な要素により、これら業績見通しとは大きく異なる 結果となり得ることをご承知置きください。実際の業績に与える重要な要素には、当社の事業領域を取り巻く政 治、経済情勢、対ドルをはじめとする円の為替レートなどがあります。