Lifenet Insurance Company · TSE:7157

Lifenet Insurance — FY2024 Earnings Presentation

32 slides from Lifenet Insurance's earnings presentation, May 14, 2025

  1. Slide 1: 2024年度(2025年3月期)通期決算説明会

    ライフネット生命保険株式会社 2024 年度(2025 年 3 月期)通期決算説明会 2025 年 5 月 14 日 [登壇者] 代表取締役社長 森 亮介 上級執行役員 河﨑 武士 経理数理部長 松原 孝太

  2. Slide 2: 登壇

    登壇 森:森でございます。本日はお忙しい中、決算説明会にご参加いただき、誠にありがとうございます。 当社は、本日 15 時 30 分に、2024 年度通期決算を発表しました。発表資料は当社 IR ウェブサイトに掲載を しています。本日はその資料のうち、決算説明資料を用いて、私から決算の概要をご説明し、その後、質疑応答 に移りたいと存じます。 それでは、説明を始めます。 Copyright© LIFENET INSURANCE COMPANY All rights reserved. 1

  3. Slide 3: 本日のサマリー

    1 ページをご覧ください。初めに、本日のサマリーをお伝えします。 2024 年度業績は、保有契約年換算保険料が前年度末比 120%、保険サービス損益が前年度比 117%と なり、大幅な増収増益となりました。また、最も重要な経営指標である包括資本は、市場要因や税制変更による 逆風を受けながらも、着実に成長させることができました。 今後の取組みについては、ポイントが 3 点あります。 1 点目は、2025 年度は 3 年ぶりに営業投資の規模を拡大する予定であり、個人保険事業の成長を再加速さ せる年度にするということです。 2 点目は、経済価値ベースの新たな資本規制(ESR)が 1 年後から始まるこ

  4. Slide 4: Copyright© LIFENET INSURANCE COMPANY All rights reserved.

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  5. Slide 5: 2024年度決算ハイライト

    まず、2024 年度の決算ハイライトをお伝えします。3 ページをご覧ください。 企業価値を表す経営指標である包括資本(CE)は、前年度末比 104.6%の 1,670 億 9,000 万円となり ました。 成長性を示す保有契約年換算保険料は、前年度末比 120.1%の 345 億 1,800 万円となりました。 収益性を示す保険サービス損益は、前年度比 116.5%の 95 億 7,600 万円となりました。 主なトピックスを 3 点ご紹介します。 新商品の発売やブランドメッセージの刷新など、若年層向けの営業施策を推進した結果、中期計画で掲げている 重点領域のひとつ、Rebranding の手

  6. Slide 6: 保有契約年換算保険料

    4 ページをご覧ください。 保有契約年換算保険料は、2025 年 3 月末で 345 億 1,800 万円となり、業績予想として開示していた 340 億円を超過することができました。 個人保険事業と団信事業の両輪で、前年度末比 120.1%と力強い成長を継続することができたと評価をしてお ります。 Copyright© LIFENET INSURANCE COMPANY All rights reserved. 5

  7. Slide 7: 保有契約の変動要因

    5 ページは、その保有契約の変動要因をお示ししています。 課題であった個人保険の純増額は、第 4 四半期において、特に年明け以降、積極的な営業投資を行ったことが 功を奏しまして、前四半期の第 3 四半期を大きく上回る結果となりました。 団信事業も引き続き好調に推移していまして、四半期ベースでも着実に成長を加速させております。 保有契約年換算保険料合計の推移を通期で見てみますと、特に、昨年 7 月に行った団信の保険料率更新が 大きく押し上げたこともあり、力強く成長することができました。 Copyright© LIFENET INSURANCE COMPANY All rights reserve

  8. Slide 8: IFRS要約損益計算書

    6 ページは、IFRS における要約損益計算書をお示ししています。 2024 年度の保険サービス損益は、95 億 7,600 万円、親会社の所有者に帰属する当期利益は、59 億 9,300 万円の黒字となりました。 なお、第 3 四半期の決算発表でもお伝えしましたように、2025 年 3 月末に国会決議された防衛特別法人税に よる一過性の影響額 6 億 1,200 万円が当期利益に含まれていますが、これを除きますと、期初に公表した業績 予想 62 億円を超過する水準であったと考えております。 Copyright© LIFENET INSURANCE COMPANY All rights res

  9. Slide 9: 保険サービス損益

    7 ページをご覧ください。 2024 年度の保険サービス損益は、前年度比 116.5%の 95 億 7,600 万円と力強く成長し、業績予想 89 億円を上回る水準で着地することができました。 コロナ関連支払いの影響があった 2022 年度を除きますと、着実に成長を継続していることがお分かりいただけると 思います。 Copyright© LIFENET INSURANCE COMPANY All rights reserved. 8

  10. Slide 10: 保険サービス損益の増減要因

    8 ページは、保険サービス損益が前年度から当年度にかけて、13 億 5,400 万円増加した主な要因を示してい ます。 「CSM リリース」が 3 億 8,300 万円増加、団信損益が 22 億 4,200 万円増加したことが主な増益要因となっ ています。 今後も、CSM リリース及び団信損益により、さらなる成長を目指してまいります。 Copyright© LIFENET INSURANCE COMPANY All rights reserved. 9

  11. Slide 11: 包括資本(CE)の定義と目標

    当社は、2023 年度より、IFRS(国際財務報告基準)を適用しており、これに伴い、企業価値を表す経営指 標を、従来の EEV(ヨーロピアン・エンベディッド・バリュー)から、IFRS に基づく「包括資本(Comprehensive Equity、略称 CE)」に変更しました。 包括資本は、IFRS の資本に、保険契約の将来利益の現在価値である CSM(契約サービスマージン)の税調 整後の金額、そして、団信契約の将来の IFRS 損益の価値である団信契約価値、この 3 つを加えたものと定義 をしております。 この包括資本を 2028 年度に 2,000 億円から 2,400 億円の規模まで成長さ

  12. Slide 12: 包括資本・1株当たりCEの推移

    10 ページは、その企業価値を表す経営指標の推移を示しています。 2023 年 3 月末までは EEV、2024 年 3 月末以降は包括資本をお示ししています。 2025 年 3 月末の包括資本については、1,670 億円となり、上場来の経営指標は、年平均成長率 18%と高 い成長を実現しています。 また、折れ線グラフは 1 株当たり CE(ないしは 1 株当たり EEV)の推移をお示ししています。2025 年 3 月末 時点の 1 株当たり CE は 2,080 円となり、2,000 円の大台を突破した年度となりました。 Copyright© LIFENET INSURANCE COMPAN

  13. Slide 13: 包括資本(CE)の変動要因分析

    11 ページをご覧ください。2024 年 3 月末から 2025 年 3 月末まで、12 ヶ月間の包括資本(CE)の変動要 因分析となります。 「団信契約価値」の変動や、「当期利益」など経営努力による増加要因があった一方で、金利上昇による「その他 の包括利益」の減少や、防衛特別法人税導入による「法定実効税率の変更」が CE の押し下げ要因となりまし た。 なお、「その他の包括利益」のマイナス 48 億円に関しましては、金利上昇による有価証券や保険契約資産の評 価損によるものであり、これは今後、期間の経過に伴い、長期的には解消する性質のものであるという点は、今回 特にお伝えしたいポイントとなりま

  14. Slide 14: 個人保険事業の取組み

    12 ページは、個人保険事業の 2024 年度の取組みです。 ダイレクトビジネスにおいては、中期計画の Rebranding に基づき、特に、若年層のお客さまに響く新商品の開発 や、ブランドメッセージの刷新など、積極的な営業施策を展開いたしました。 また、パートナービジネスでは、魅力的なポイント経済圏を持つ企業との提携を強化し、新たな顧客基盤の開拓に 成功いたしました。 2025 年のオリコン顧客満足度調査®や、J.D.パワー生命保険契約満足度調査において、オンライン生保第 1 位の評価を獲得できたことは、オンライン生保市場における当社の圧倒的なポジショニングを表しておりますが、今 後もこのリ

  15. Slide 15: 団信事業の実績

    13 ページは、団信事業における実績をお示ししています。 事業開始 2 年目となる 2024 年度は、7 月に保険料率の更新を実施したことに加え、1 月には新商品であるペ アローン連生団信の提供も行いました。パートナー銀行である au じぶん銀行の住宅ローン実行残高も力強く伸 長したことから、3 つの重点指標いずれにおいても団信事業が力強く貢献をしました。 なお、4 月 9 日のリリースでもお伝えしていますとおり、定期的な見直しを実施している団体信用生命保険の保険 料率については、今年度より、4 月に更新する運用に変更しました。昨年度の 7 月とは保険料更新時期が異な りますので、こちらご留意

  16. Slide 16: 人材戦略に関する取組み

    14 ページは、人材戦略に関わる取組みです。 重点領域を力強く推進するため、人材への投資にも注力をしています。 2024 年度は、開業以来初めてとなる本社オフィスの移転を行いました。これまで以上に、従業員同士のコミュニケ ーションが増え、多様性による創発を通じた新たな価値提供ができる環境を整えたと考えております。 また、株価を財務目標に掲げ、株主の皆さまとの一層の価値共有を目指して、役員だけではなく全従業員向けに も株式報酬を導入しました。 今後も、人材戦略に基づいた取組みを推進し、中長期的な企業価値向上を目指してまいります。 Copyright© LIFENET INSURANCE COMP

  17. Slide 17: 中期計画の進捗

    15 ページをご覧ください。最後に、2028 年度を最終年度とする中期計画の目標に対する進捗です。 中期計画の 1 年目となる 2024 年度は、ここまでにご説明をした取組みなどを通じて、財務目標、非財務目標 に向けて、着実に前進させることができた 1 年間だったと評価をしています。 2028 年度に向けて、さらに成長ステージを引き上げ、目標達成に向けての取組みを、次のページからご説明をし たいと思います。 Copyright© LIFENET INSURANCE COMPANY All rights reserved. 16

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  19. Slide 19: 事業環境の認識

    17 ページをご覧ください。昨年 5 月に発表した中期計画、こちらにおいても記載をした事業環境への認識には、 特に変更はありません。 金融サービスのオンライン化は、不可逆的かつ構造的なものでありまして、既に多くのお客さまがスマートフォンなどを 用いて、日常的にオンラインで金融サービスを利用しています。そのような構造的なトレンドを背景として、生命保険 業界においても、他の金融サービスと同様にオンライン化が進み、オンライン生保市場の成長可能性は拡大の一 途にあると考えております。 また、世の中での若年層を起点とするテクノロジーの利活用の拡大も進行しています。若い世代の方々こそ、新し いテクノロジー

  20. Slide 20: 3つの重点領域

    以上のような事業環境を踏まえ、中期計画において、今後の事業成長を支える 3 つの重点領域を設定していま す。 「Rebranding」「Tech & Service」「Embedded」、この 3 つが当社を次の成長ステージに引き上げ、オンライ ン生保市場において、当社が圧倒的な地位を確立し続けるための重要なテーマであると考えております。 Copyright© LIFENET INSURANCE COMPANY All rights reserved. 19

  21. Slide 21: 重点領域による成長ループ

    19 ページをご覧ください。この 3 つの重点領域による当社の成長ループを表したものです。 当社は、開業時からオンライン生保専業のリーディングカンパニーとして、市場を拡大、牽引をしてきました。 重点領域「Rebranding」を通して、ライフネット生命の認知度とブランド力を高め、自らの力で市場拡大をする努 力をしてきた自負があります。 このような活動がビジネスパートナーとの拡大にも貢献をしています。オンライン生保のリーディングカンパニーというブ ランドと、ユニークなポジショニングが、金融経済を構築しようとする強力なパートナーなどと実施する「Embedded」 の協業機会を創出し、これがさらなる

  22. Slide 22: AIの活用ポテンシャル

    20 ページ以降では、各重点領域に基づいて、今後、実施する主な取組みを説明します。 まず、「Tech & Services」そして「Rebranding」に関連する取組みとして、AI の活用ポテンシャルについてで す。 AI が社会構造やビジネスの在り方を根底から変えると言われる現代において、我々はこの変革の波を絶好の追い 風であると捉えております。オンライン生保である我々にとって、事業成長を加速させる強力なエンジンにつながって いくと実感をしています。最先端のテクノロジーを積極的に導入し、リーディングカンパニーとしていち早くその活用に 取り組むことは、大きな成長機会となります。 例えば、音声

  23. Slide 23: Embedded施策

    21 ページをご覧ください。「Embedded」の施策についてです。 当社は、パートナー企業が有する強固な顧客基盤を最大限に活用し、それぞれの経済圏に最適化された商品サ ービスを提供することで、「Embedded」戦略を強力に推進してまいります。 個人保険領域におきましては、SMBC グループとの連携による V ポイント経済圏、及び KDDI との連携による Ponta 経済圏、これらを主軸としまして、広大なポイント経済圏をさらに活用する商品・サービスの開発・提供を進 めてまいります。 団信領域におきましても、au じぶん銀行の住宅ローン事業の競争力強化を引き続き支援するとともに、新たなパ ー

  24. Slide 24: 営業費用の積極投下

    これらの取組みを推進するため、2025 年度においては新しい経営体制のもと、3 年ぶりに営業費用を積極的に 投下してまいります。 直近 2 年間は、外部環境の変化を見極めつつ積極的な投下になかなか踏み切れない悔しい期間が続いていた んですけれども、裏側では、成長基盤の整備を着々と行っておりました。2025 年度は、これらの成長基盤が整い つつある状況を踏まえ、営業費用の積極投下を再開することで、契約業績の伸長及び CSM 増大を果敢に目指 す年にします。 Copyright© LIFENET INSURANCE COMPANY All rights reserved. 23

  25. Slide 25: 2025年度連結業績予想

    23 ページをご覧ください。これまでご説明をした取組みを踏まえ、2025 年度の連結業績予想をお示しします。 まず、成長性指標として、2026 年 3 月末の保有契約年換算保険料は 375 億円を見込んでおります。 続いて、収益性指標として、2025 年度の保険サービス損益は 98 億円を見込みます。 その上で、最終利益である親会社の所有者に帰属する当期利益は 69 億円の黒字を想定しております。 Copyright© LIFENET INSURANCE COMPANY All rights reserved. 24

  26. Slide 26: 市場評価の改善に向けた取組み

    最後のセクションでは、市場評価の改善に向けた取組みについてご説明をします。 Copyright© LIFENET INSURANCE COMPANY All rights reserved. 25

  27. Slide 27: 市場評価に関する各種指標

    25 ページをご覧ください。このページは当社の市場評価に関連する各種指標を時系列でお示ししたものです。 向かって左側のグラフは、企業価値を表す CE の実額及び 1 株当たり CE の推移です。理論株価である 1 株当 たり CE は、毎年力強い成長を継続してきたことがお分かりいただけると思います。 一方で、向かって右側のグラフは、株価を 1 株当たり CE で割った倍率、P/CE 倍率の推移をお示ししたもので す。ご覧のとおり、P/CE 倍率は 1 倍を下回る状況が継続しており、資本市場からの評価には改善の余地がある と当社では認識しております。 Copyright© LIFENET INS

  28. Slide 28: 市場評価改善に向けた取組み

    26 ページをご覧ください。市場評価の改善に向けた主な取組みをご説明します。 P/CE 倍率 1 倍超を安定的に目指すために、株価目標を含む中期計画の発表といった「株主価値への強力なコ ミットメント」、「IFRS に連動した企業価値指標の設定」による信頼性・比較可能性の向上、東証プライム市場上 場による「投資家層の拡大や市場流動性の向上」、モニタリングボードへの移行による「経営・ガバナンス体制の強 化」、こういった取組みが含まれております。 Copyright© LIFENET INSURANCE COMPANY All rights reserved. 27

  29. Slide 29: 内部ESRの開示

    また今回、当社のリスクテイクの良質性を表す新たな開示を行います。27 ページをご覧ください。 生命保険会社の健全性を示す新しい資本規制フレームワークである ESR、当社で内部管理指標として算出して いる ESR ですけれども、こちらは現在 364%の水準にあります。こちらの数字が初めて開示する内容となります。 同業他社と相対的にみても高水準である当社の ESR は、我々のビジネスモデルのリスク・リターン効率が極めて高 いということに由来をしています。具体的には、保障性に特化した商品構成で、保険引受リスクは積極的にテイクを している一方で、株式リスクやデュレーションリスクを抑えた健全な資産運用方

  30. Slide 30: Copyright© LIFENET INSURANCE COMPANY All rights reserved.

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  31. Slide 31: 今後の経営体制

    最後に、今後の経営体制に関してご説明をします。当社は、成長フェーズの変化を受けて、事業成長により集中 するため、経営体制を変更することを 3 月 17 日に発表しました。現在、社長である私と副社長である木庭はそ れぞれ退任をし、新たに横澤淳平が代表取締役社長、河﨑武士が取締役副社長 CFO に就任をする予定で す。 私が社長に就任をした 2018 年以降の経営体制で実現をしてきたことは、主に 3 つあります。 1 点目は、ファイナンスを戦略的に活用した積極的な成長投資を行い、ライフネット生命の潜在能力を最大限引 き出すということ。2 点目は、IFRS の適用により、会計基準に起因していた投資家

  32. Slide 32: 中期計画の概要

    29 ページをご覧ください。5 月に発表した 2028 年度を最終年度とする 5 年間の中期計画の概要です。 当社が次の成長ステージに向かうための 3 つの重点領域及び人材戦略の実行を通じて、包括資本の経営目標 に加え、財務目標として掲げた株価 3,000 円以上、そして、先ほどのスライドでも触れた 1 株当たり包括資本の 10%成長を 2028 年度に達成することを目指します。 今後も、金融サービスのオンライン化という構造的なトレンドをしっかり捉えながら、事業規模の増大を目指して成 長を追求してまいります。その上で、個人保険事業及び団信事業の両輪により、力強い成長を持続的に実現す ることで、

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