Slide 1: 2025年12月期 第1四半期 決算説明会資料
2025年12月期 第1四半期 決算説明会資料 2025年5月13日 『V-STAGE』
Slide 2: Executive Summary
Executive Summary ⚫ Q1実績は、為替影響を除き増収増益。売上は計画線で推移 ⚫ 一方、想定を超える米国関税政策は、楽器業界に混乱をもたらしている ⚫ 当社においても、今後一定程度の影響を受ける見込み ⚫ ただし当社は、業界内では相対的に低リスク。シェア拡大のチャンスありと認識 ⚫ 現在、「攻め」と「守り」の施策を立案し実行中 ⚫ 不確定要素が多いため、業績予想をレンジ形式に修正するが、配当予想については 現時点では修正しない ⚫ 状況の進展を注視しつつ、必要に応じて再修正を行う 2
Slide 3: 目次
1 2025年12月期 第1四半期決算概要 2 米国関税政策の影響 3 2025年12月期 通期業績見通し 4 補足資料
Slide 4: 第1四半期決算概要
1 2025年12月期 第1四半期決算概要 2 米国関税政策の影響 3 2025年12月期 通期業績見通し 4 補足資料
Slide 5: 第1四半期決算概要 決算のポイント
2025年12月期 第1四半期決算概要 決算のポイント 売上高 • 前期比+2.1% 225億円 • 地域、カテゴリで濃淡はあるが、社内計画線での推移 (対前期比:+2.1%) 営業利益 • 前期比-7.8%(為替影響を除き+8.1%) 14億円 • 販管費増をこなし実質増益 (対前期比 :-7.8%) 四半期純利益1 18億円 • 税費用の期ズレによる一過性の増益(通期業績への影響は無し) (対前期比 :+87.1%) 1 四半期純利益は、「親会社株主に帰属する四半期純利益」を指す 5
Slide 6: 連結業績
2025年12月期 第1四半期決算概要 連結業績 ⚫ 売上総利益率は、為替影響除き、前期比1.0pt改善(43.5%) ⚫ 営業利益率は、為替影響を除き、前期比0.4pt改善(7.5%) 2024年12月期 Q11 2025年12月期 Q12 (単位: 百万円) 実績 売上比 実績 売上比 前期比 売上高 22,083 100.0% 22,543 100.0% +2.1% wo/Fx 売上総利益 9,392 42.5% 9,559 42.4% 43.5% +1.8% 販管費 7,827 35.4% 8,117 36.0% +3.7% wo/Fx wo/Fx 営業利益 1,564 7.1% 1,
Slide 7: 製品別売上高
2025年12月期 第1四半期決算概要 製品別売上高 ⚫ 管打楽器を除き、主要カテゴリで前期比増収 ⚫ 対想定比/鍵盤楽器○、管打楽器△、ギター関連△、クリエーション○、映像音響○ ⚫ 管打楽器、ギター関連機器では一部製品の在庫切れによる影響あり。Q2~Q3にかけて充足見込み 単位:百万円 鍵盤楽器 管打楽器 ギター関連機器 クリエーション関連 映像音響機器 その他 合計 +6.6% -2.8% +0.8% +8.0% +8.7% -7.9% +2.1% YoY1 (+6.5%) (-3.8%) (+0.7%) (+8.2%) (+8.0%) (-7.2%) (+1.8%) 6,612 6,4
Slide 8: 地域別売上高
2025年12月期 第1四半期決算概要 地域別売上高 ⚫ 「中国」は苦戦継続も底打ち感。「その他」地域は継続的に成長し、中国のマイナス金額をオフセット ⚫ 対想定比/北米○、欧州△、日本△、中国○、その他○ ⚫ 欧州はDealer間の競争激化により、一部のDealerが倒産。しばらくは影響が残る見込み 単位:百万円 日本 北米 欧州 中国 その他 合計 +7.9% -0.5% +4.0% -14.5% +8.1% +2.1% YoY1 (+7.9%) (-2.5%) (+4.5%) (-15.9%) (+10.9%) (+1.8%) 8,709 8,670 6,469 6,728 3,427
Slide 9: 連結営業利益
2025年12月期 第1四半期決算概要 連結営業利益 増減 (対前期比) 主な要因(対前期比) 販売数量変化 (億円) 売価/原価変動 販管費増減 為替影響 • 販売数量変化 ✓ Dealer在庫調整期からの回復(+) ✓ 一部製品の在庫切れ影響(ー) • 売価/原価変動 +2 ✓ 価格適正化効果(+) +2 -3 ✓ 一時的な海上輸送費増加(-) -2 • 販管費増減 ✓ 人件費、販促費、償却費等の増加 15 14 2024年12月期 Q1 2025年12月期 Q1 9
Slide 10: トピックス:第1四半期発表の主な新製品
2025年12月期 第1四半期決算概要 トピックス:第1四半期発表の主な新製品 クリエーション関連機器 & サービス シンセサイザー Roland Cloud ⚫ ハイクラスのキーボード・プレイヤー向けに設計されたプレミアムなステージ・ ⚫ 1975年の発売以降、世界中のステージ、スタジオで愛され続けている キーボードの新シリーズ「V-STAGE」 ギター・アンプの名機「JC-120」をソフトウェア化 ⚫ 最先端のモデリング/サウンド技術による4種類の独立したサウンド・エンジ ⚫ ステレオモード、マイクの種類や位置の詳細設定など、現在のDAW制 ンを搭載 作環境にマッチした機能を搭載 ⚫ Ro
Slide 11: トピックス:第1四半期発表の主な新製品
2025年12月期 第1四半期決算概要 トピックス:第1四半期発表の主な新製品 ギター関連機器 鍵盤楽器 V-Guitarプロセッサー ポータブル・キーボード ⚫ 当社独自のモデリング技術で、リアルなギター・サウンドから実際のギターで ⚫ 「Roland Piano App」を使いゲーム感覚で楽しみながら音感が身に は不可能な新しいサウンドまで演奏を楽しめるプロセッサー つけられるレッスン機能や内蔵曲の譜面表示機能を活用可能 ⚫ 専用ピックアップ搭載ギターを使用することで、様々な弦楽器(シタールや ⚫ 「Roland Cloud」にある500曲以上の楽曲データを使用可能 バンジョー等)のサウン
Slide 12: 米国関税政策の影響
1 2025年12月期 第1四半期決算概要 2 米国関税政策の影響 3 2025年12月期 通期業績見通し 4 補足資料
Slide 13: 米国関税政策に関する当社認識
米国関税政策の影響 米国関税政策に関する当社認識 ⚫ 米国は世界最大の楽器市場かつ輸入販売が多く、大きな影響がある ⚫ 極めて高い関税率となる中国での生産比率が高いメーカーほど影響が大きい ⚫ 当社も影響を免れないが、マレーシア生産が中心であるため、相対的に低リスク ⚫ 中国生産中心のメーカーからのシェア奪取、ファン拡大のチャンス ⚫ 様々な対策に取り組めば、関税影響を吸収可能 ⚫ ただし現時点では、世界経済の先行きも含め不確実性が極めて高く、今後を見通せるよう になるには、いましばらく時間がかかる 13
Slide 14: 当社における米国関税政策の直接的な影響範囲
米国関税政策の影響 当社における米国関税政策の直接的な影響範囲 ⚫ 連結売上に占める米国販売比率は約30%と大きい一方、そのうち最も関税影響のある 中国生産品の販売比率は約14%と大きくない(30%×14%=連結売上の約4%程度) 米国販売製品の主な生産地および関税の状況(2025年5月11日現在) 連結売上に占める米国販売比率 米国内1 公表済 発動済 約30%1 生産地 主な輸入品目 販売比率 追加関税率 追加関税率 管打楽器、鍵盤楽器 Malaysia 62% 24% 10% ギター関連、クリエーション 管打楽器、鍵盤楽器 China 14% 145% 145% クリエーション 米国 管
Slide 15: 米国関税政策への当社対応
米国関税政策の影響 米国関税政策への当社対応 ⚫ 状況の推移を注視しつつ、関税影響を最小化する「攻め」と「守り」の施策を実行 ⚫ 施策は状況の進展によって柔軟に見直しを行う ⚫ 中長期的には、米国工場(DW社)での電子楽器生産も視野 4月 5月~10月 11月~12月 対策立案 施策の実行、状況に応じた調整 需要期での影響最小化 シェア向上に向けた取り組み コストコントロール 中国生産→マレーシア生産等への切りかえ 米国での価格改定を含む、各種対応策の実行 中国→米国への輸出の一時停止 15
Slide 16: 2025年12月期 通期業績見通し
1 2025年12月期 第1四半期決算概要 2 米国関税政策の影響 3 2025年12月期 通期業績見通し 4 補足資料
Slide 17: 業績予想の修正
2025年12月期 通期業績見通し 業績予想の修正 外部環境の前提 1. 対中国関税は145%、その他地域は10%の関税が年内継続 2. 世界的なリセッションの可能性は含まない ⚫ 相互関税発動前に設定した期初予想の達成を目指す ⚫ 不確実性を鑑み、”リスクシナリオ”から”ターゲット(期初予想)”までのレンジ形式へ、通期業績予想を修正 リスクシナリオ ターゲット 売上高 969億円 ~ 1,009億円 見通し 営業利益/純利益 81億円/57億円 ~ 101億円/72億円 (金額は営業利益への影響額) 関税によるコストアップ -14億円 -14億円 関税影響 中国→米国輸出停止1 -20億円
Slide 18: 営業利益増減要因
2025年12月期 通期業績見通し 業績予想の修正 営業利益増減要因 (億円) a e d c 3 b b 5 f a -14 e 3 6 c d 3 2 2 4 -20 6 a. 関税によるコスト増 a. 米国値上げ効果 (High) b. 中国→米国輸出停止 b. 生産移管効果 (High) c. 米国値上げ効果 (Mid) c. 米国以外での施策効果 101 d. 生産移管効果 (Mid) 81 d. コストコントロール (High) 101 e. コストコントロール (Mid) e. 競合優位性発揮 (High) f. 競合優位性発揮 (Mid) 期初予想 リスクシナリオ ターゲット
Slide 19: 業績予想の修正
2025年12月期 通期業績見通し 業績予想の修正 ⚫ 上半期の業績予想については取り下げる ⚫ 状況の進展により、再度業績予想は修正する可能性がある (単位:億円) 前回予想1 今回予想1 増減率 上半期 通期 上半期 通期 通期 969 -4.0% 売上 464 1,009 - ~1,009 ~0% 81 -19.8% 営業利益 38 101 - ~101 ~0% 57 -20.8% 当期純利益2 26 72 - ~72 ~0% 1 当期想定為替レート 米ドル/円:149.00、ユーロ/円:158.00、ユーロ/米ドル:1.060 2 当期半期純利益は、「親会社株主に帰属する当期純利益」を
Slide 20: 配当予想について
2025年12月期 通期業績見通し 配当予想について ⚫ 不確実性が非常に高いため、現時点では配当予想の修正は行わない ⚫ 業績の進捗により、リスクシナリオが想定される場合、配当予想は修正する <基本方針> 持続的かつ安定的な配当を行うとともに、株式市場動向や資本効率等を考慮した機動的な自己株式の取得も適宜行うこと で、連結総還元性向は原則50%を目指し、成長投資資金の留保が必要な場合も、連結総還元性向は30%以上を目指す。 自己株式取得を含む 総還元性向176.2%1 (JPY) 79.2% 自己株式取得を含む 総還元性向68.2% 65.9% 2nd quarter-end 57.8% 4
Slide 21: 為替変動に関する考え方
2025年12月期 通期業績見通し 為替変動に関する考え方 Point:直近の、想定比USD安傾向に関しては、営業利益へのマイナス影響はない見込み ⚫ 営業利益においては、EUR/USDの感応度が最も大きく、直近のEUR高USD安は有利に働く 想定レート 直近傾向 売上影響 営業利益影響 USD/JPY1 149円 USD安 Negative Negative EUR/JPY1 158円 JPY安 Positive Positive EUR/USD2 1.060 USD安 ー Positive ご参考:為替感応度3 売上 営業利益 1 年間影響額(1円あたり) USD/JPY1 3.0億円 1
Slide 22: 補足資料
1 2025年12月期 第1四半期決算概要 2 米国関税政策の影響 3 2025年12月期 通期業績見通し 4 補足資料
Slide 23: 主要連結財務数値
補足資料 主要連結財務数値 (単位: 百万円) 2024年12月期 2025年12月期 (単位: 百万円) 2024年12月期 2025年12月期 Q1 Q1 期末 Q1末 売上高 22,083 22,543 現金及び預金 14,478 17,116 売上総利益 9,392 9,559 受取手形及び売掛金 12,538 11,272 販売費及び一般管理費 7,827 8,117 棚卸資産合計 29,147 27,166 営業利益 1,564 1,442 その他流動資産 1,827 1,343 経常利益 1,122 1,343 流動資産合計 57,993 56,899 税金等調整前四半期純利益
Slide 24: 将来見通しに関する注意事項
将来見通しに関する注意事項 本資料はローランド株式会社の「将来予想に関する記述に該当する情報」が記載されています。本 資料における記述のうち、過去または現在の事実に関するもの以外は、将来予測に関する記述に 該当します。これら将来予測に関する記述は、現在入手可能な情報に鑑みてなされた当社の仮 定および判断に基づくものであり、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。これに は既知または未知のリスクおよび不確実性ならびにその他の要因が内在しており、実際の業績と大 きく異なる可能性があります。実際の業績に影響を及ぼす可能性がある要因には、当社の事業を 取り巻く経済情勢、需要動向、為替相場