Carna Biosciences, Inc. · TSE:4572
Carna Biosciences — FY2022 Earnings Presentation
47 slides from Carna Biosciences's earnings presentation, February 2023
Slide 1: 2022年12月期 決算説明資料
2022年12月期 決算説明資料 カルナバイオサイエンス株式会社 証券コード:4572
Slide 2: 2022年12月期の総括
2022年12月期の総括 <創薬事業> ◆ AS-1763 ✓ フェーズ1b開始に向けて米国INDが完了 ✓ 中国INDが完了(BioNova社から最初のマイルストーンを受領) ◆ AS-0871 ✓ 製剤開発が完了し、新タブレット型製剤を用いたフェーズ1MAD試験のBAパートを開始 ◆ 新規パイプライン ✓ STINGアンタゴニストを米Fresh Tracks Therapeutics(FRTX社)に導出 <創薬支援事業> ✓ 創薬支援事業として過去最高の売上(1,100百万円)を達成 <その他> ✓ 行使価額修正条項付第20回新株予約権の発行 IND:新薬臨床試験開始届 (Investig
Slide 3: 2022年の目標達成状況
2022年の目標達成状況 2022年目標 2022年実績 AS-0871 パートナリング活動開始 パートナリング活動開始 IND完了 AS-1763 Ph1b開始(米国) 2023年Q1に米国FPI予定 創 薬 用量漸増パート 3+3デザインに移行 AS-0141 Ph1b拡大パート開始 2023年下期に拡大パート開始予定 1テーマ以上の前臨床試験段階へのステージアップ 2022年2月にSTINGアンタゴニストをFRTX社にラ 創薬研究 もしくはライセンスアウト イセンスアウト 北米、アジア地域における自社製品・サービスの売 北米、アジア地域での
Slide 4: mses Se
mses Se
Slide 5: 創薬事業:2022年度のトピックス
創薬事業:2022年度のトピックス ◆ AS-1763 ✓ フェーズ1b開始に向けて米国INDが完了 ✓ 2023年Q1に米国FPI予定 ✓ 日本における特許査定 ✓ 創製研究およびフェーズ1試験結果をアメリカ癌学会 (AACR)でポスター発表 ✓ 中国INDが完了(BioNova社から最初のマイルストーンを受領) ◆ AS-0871 ✓ 製剤開発が完了し、新タブレット型製剤を用いたフェーズ1 MAD試験のBAパートを開始 ◆ AS-0141 ✓ フェーズ1 用量漸増パートを実施中 ✓ コホート6まで用量漸増後、3+3デザインに移行し、引き続き用量漸増パートを実施中 ◆ 新規パイプライン ✓
Slide 6: 創薬事業:持続的な成長へ
創薬事業:持続的な成長へ 豊富な創薬パイプライン がん領域 免疫・炎症疾患領域 AS-1763 AS-0141 AS-0871 FRTX-10 BN102 次世代 GS-9911 次世代 共同研究 パイプライ パイプライン (AS-1763中華圏) ン 5
Slide 7: 創薬パイプライン
創薬パイプライン <がん領域> 化合物 標的 対象疾患 探索・前臨床 臨床 開発パートナー AS-0141 CDC7/ASK がん 自社 低分子 DGKα がん免疫 米ギリアド社に導出 AS-1763 BTK 血液がん・がん免疫 自社/ (中華圏のみ) 低分子 ALK5 血液がん・がん免疫 自社 低分子 CDK1 がん 自社 <がん以外の疾患領域> 化合物 標的 対象疾患 探索・前臨床 臨床 開発パートナー 低分子 キナーゼ 精神神経疾患 住友ファーマ社と共同研究 AS-0871 BTK 免疫・炎症疾患 自社 低分子 N/A マラリア 自社 米フレッシュ・トラックス・セラピューティクス社 低分
Slide 8: AS-1763:次世代BTK阻害剤
AS-1763:次世代BTK阻害剤 AS-1763:血液がんを対象に開発 ⚫ 低分子化合物 ⚫ BTK野生型およびC481S変異型細胞株を使ったリンパ腫モデルで強力な抗腫瘍効果 ⚫ 非共有結合型 ⚫ がん免疫モデルにおいても効果を発揮 ⚫ 高いキナーゼ選択性 ⚫ 米国INDが完了 ⚫ イブルチニブ耐性BTK(C481S変異体)にも強い ⚫ 2023年Q1に米国FPI予定 阻害活性を示す ⚫ 中華圏の権利をライセンスしたバイオノバ社が今後中国で実施する治験のデータを ⚫ 経口投与可能 活用し、臨床試験を加速予定 2021年 2022年 2023年 2025年 フェーズ1 フェーズ1b フェーズ2
Slide 9: AS-1763:開発進捗状況
AS-1763:開発進捗状況 フェーズ1:オランダ ✓ preINDミーティング (健康成人対象) ✓ IND申請 SADパート 簡易製剤を用いて、安全性、忍容性及び薬物動態を確認 ✓ SADパートの全ての投与が完了 ✓ 安全性および忍容性を確認 ✓ 良好な薬物動態プロファイル ✓ 強い薬力学的作用 フェーズ1b:米国 (CLL/SLL/B-cell NHLの患者対象) BAパート 新製剤を用いた相対的バイオアベイラビリティを評価 ◆ 米国におけるIND申請承認取得済み(5月末) ◆ 2023年Q1に米国FPI予定 8
Slide 10: AS-1763: 変異型BTKに対する強い阻害活性
AS-1763: 変異型BTKに対する強い阻害活性 ◆ 野生型および変異型BTKに対する酵素阻害活性 IC50 (nM) BTK[A] BTKC481S AS-1763 0.85 0.99 J Med Chem. 2021 Oct 14;64(19):14129-14141. 9
Slide 11: AS-1763: 強い細胞活性と高いキナーゼ選択性
AS-1763: 強い細胞活性と高いキナーゼ選択性 ◆ 細胞を用いた各種阻害活性評価 ◆ キナーゼ選択性プロファイリング BTK IC50 (nM) AS-1763 イブルチニブ BTK以外に6キナーゼ のみを阻害 BTK自己リン酸化 1.4 1.1 (Ramos細胞) CD69活性化 11 8.1 (ヒト全血) がん細胞増殖 1.8 0.75 OCI-Ly10細胞 がん細胞増殖 50倍以上 20 1030 OCI-Ly10 [BTK C481S]細胞 強い活性 正常細胞に対する影響 IC50 6370 6870 HEL299細胞 < 1 nM 1 – 10 nM Ramos: ヒトバーキット
Slide 12: AS-1763: ヒトB細胞リンパ腫に対する抗腫瘍効果
AS-1763: ヒトB細胞リンパ腫に対する抗腫瘍効果 ◆ ヒトB細胞非Hodgkinリンパ腫OCI-Ly10細胞株を ◆イブルチニブ耐性BTK[C481S]ノックインOCI-Ly10細胞株を 皮下移植したマウス担癌モデル (n=8-10) 皮下移植したマウス担癌モデル (n=11) 800 2000 溶媒投与群 溶媒投与群 腫瘍の大きさ (mm3) 腫瘍の大きさ (mm3) 600 1500 イブルチニブ投与群 400 1000 ** イブルチニブ投与群 AS-1763投与群 200 500 AS-1763投与群 *** *** 0 0 30 40 50 60 37 42 47 52 57
Slide 13: AS-1763:FIHフェーズ1試験(健康成人対象)
AS-1763:FIHフェーズ1試験(健康成人対象) 試験デザイン Step 1 Step 2 用量漸増単回経口投与(SAD)パート 相対的バイオアベイラビリティ(BA)パート • プラセボ対照無作為化二重盲検試験 • 簡易製剤(溶液) • オープンラベル試験 • 6用量(8名/コホートA、8名/コホートB) • 別コホート(8名)を対象 • 各用量:実薬6例、プラセボ2例 • 100 mgタブレット製剤を簡易製剤と比較し、相対的BAを • 安全性,忍容性の評価 評価 • 薬物動態および薬力学的評価(PD; CD69を指標としたB細胞活 性化抑制活性) 登録 コホート A 5 mg 100 m
Slide 14: AS-1763:SADパート
AS-1763:SADパート <安全性および忍容性> ⚫ AS-1763の600 mg(最高用量)単回投与までの用量で忍容性が確認されました ⚫ 重篤な有害事象(AE)の発現はありませんでした ⚫ 1名の被験者において、2件のグレード2のAEが報告されたが、薬剤には無関連と判断されました ⚫ その他に報告されたAEは、軽度のものであり、発現頻度に用量相関性はありませんでした ⚫ 安全性評価として実施した全てのパラメータ(血液検査、心電図、バイタルサイン等)においても、薬剤投与に関連する変化はな く、安全性が確認されました <AS-1763の単回投与後の血中薬物濃度の時間推移> <薬物動態> ⚫
Slide 15: AS-1763の薬力学的作用
AS-1763の薬力学的作用 ⚫ 副次的に評価した薬力学の試験で、AS-1763の5 mg投与から用量依存的にB細胞の活性化(CD69を指標)が抑制されました ⚫ B細胞の活性化抑制は、100~600 mgのAS-1763投与後1~2時間で最大に達し(80%以上の抑制)、その強い抑制効果は、 100, 300, 500, 600 mgの投与後、それぞれ2, 6, 8, 8時間まで持続しました ⚫ PK-PD相関解析の結果、B細胞活性化抑制のIC50値は10.5 ng/mLと算出されました <AS-1763の単回投与後のB細胞活性化抑制活性> <PK-PD相関> 14
Slide 16: AS-1763:BAパート
AS-1763:BAパート ⚫ BAパートにおいて、100 mgタブレット製剤は、溶液製剤と比べて少し暴露が低いものの、ほぼ同等のPKプロファイル を示しました ⚫ これらの結果から、再発/難治性CLLおよびB-cell NHL患者を対象とした第1b相試験において、AS-1763タブレット製 剤の1日2回投与レジメンが推奨されました <AS-1763の単回投与後の血中薬物濃度の時間推移:簡易製剤 vs タブレット製剤> 簡易製剤(溶液)100 mg (n=6) タブレット製剤 100 mg (n=8) 15
Slide 17: AS-1763:フェーズ1b試験デザイン(米国)
AS-1763:フェーズ1b試験デザイン(米国) Phase 1b Dose Expansion 3用量レベル 暫定 Phase 1b コホート1 第2相推奨用量 (RP2D) Dose Escalation (CLL/SLL*) 3 + 3 デザイン RP2D 3用量レベル CLL/SLL and B-cell NHL* 暫定 コホート2 RP2D (B-cell NHL*) *治療歴を有する患者 ◆ 2023年Q1に米国FPI予定 16
Slide 18: AS-0871:非共有結合型BTK阻害剤
AS-0871:非共有結合型BTK阻害剤 AS-0871:免疫・炎症疾患を対象に開発 ⚫ 低分子化合物 ⚫ 関節炎モデルで高い治療効果 ⚫ 非共有結合型 ⚫ 全身性エリテマトーデスモデルで効果 ⚫ 高いキナーゼ選択性 ⚫ フェーズ1MAD試験実施中 ⚫ 経口投与可能 ⚫ フェーズ1終了後、ライセンスアウトもしくは共同開発を目指す 2020年 2021年 2022年 2025年 フェーズ1 フェーズ2 CSUで開発することで短期間での SAD試験 MAD試験 POC取得が可能! 慢性特発性蕁麻疹(CSU) • 健康成人対象 • 健康成人対象 • 簡易製剤 • 新製剤BAパート • 小規模試験 •
Slide 19: AS-0871:開発進捗状況
AS-0871:開発進捗状況 フェーズ1:オランダ SAD試験(健康成人対象) ✓ 全ての用量で安全性および忍容性を確認 ✓ 良好な薬物動態プロファイル ✓ 強い薬力学的作用 ✓ 簡易製剤で実施 フェーズ1:オランダ MAD試験(健康成人対象) 複数の新製剤を用いた相対的バイオアベイラビリティを評価し、ベスト BAパート な製剤を選択 複数の新製剤を開発 2週間反復投与試験による、安全性・忍容性、血中濃度、薬力学的作用 MADパート を評価 *先行薬の結果から、薬力学的作用を基に十分に薬効を予測できると判断したため、 SPT (Skin Prick Test, 抗原誘発皮膚反応試験) パートを
Slide 20: AS-0871: 優れたキナーゼ選択性
AS-0871: 優れたキナーゼ選択性 ◆ 不活性型BTKキナーゼを標的にして高選択的BTK阻害剤を創出 ◆ キナーゼ選択性プロファイリング BTK BTK以外には同じTEC ファミリーのTECと BMXのみを阻害 BTK[A] BTK[U] IC50 BTK IC50 (nM) < 10 nM 10 – 100 nM BTK[A] BTK[U] 100 – 1000 nM AS-0871 3.4 0.3 19
Slide 21: AS-0871: 優れた薬効
AS-0871: 優れた薬効 ◆ 薬物動態/薬力学(PK/PD)解析 ◆ 受身皮膚アナフィラキシー反応マウスモデル AS-0871をマウスに経口投与後、血液中BTKの自己リン酸化阻害活性を解析した 120 溶媒群 100 % of Vehicle 80 60 40 * 20 0 溶媒群 AS-0871 (30 mg/kg) ◆ コラーゲン誘発関節炎マウスモデル 溶媒群 20
Slide 22: AS-0871:フェーズ1SAD試験
AS-0871:フェーズ1SAD試験 SAD試験(完了) Step 1 Step 2 単回投与用量漸増試験 (SAD) • 6用量(8例/群) • 各用量:実薬6例、プラセボ2例 • 安全性,忍容性の評価 • 食事の影響 • 薬物動態および薬力学的評価 ✓ 全ての用量で安全性および忍容性を確認 ✓ 薬物動態も良好 ✓ 薬力学的評価として実施したB細胞および好塩基球の活性化も100 mg以上 の用量で強力に阻害 ✓ MAD試験は新製剤に切り替えて実施 21
Slide 23: AS-0871の薬力学的作用
AS-0871の薬力学的作用 ⚫ 副次的に評価した薬力学の試験で、AS-0871の投与量依存的に好塩基球およびB細胞の活性化が抑制され、100 mg以上の用 量で強い阻害活性が持続的に観察されました。 ⚫ 好塩基球は、アレルギー疾患の発症に重要なヒスタミンやロイコトリエンのような化学伝達物質の放出に関与しています。ま たB細胞は、リウマチや全身性エリトマトーデスのような自己免疫疾患において、異常なBCRシグナルによる自己抗体の産生 に関わっていると考えられています。 ⚫ 今回の臨床試験において、AS-0871は、B細胞および好塩基球の作用を抑制するのに十分な効果を示したことから、免疫・炎 症疾
Slide 24: AS-0871:フェーズ1MAD試験BAパート
AS-0871:フェーズ1MAD試験BAパート ◆ 健康成人を対象とした非盲検、単回投与試験 ◆ 空腹時及び食後投与のクロスオーバー試験としてデザイン ◆ カプセル製剤およびタブレット型製剤を用いた本BAパートでの投与が完了 ピリオド 1 ピリオド 2 空腹時投与 食後投与 グループ 1 完了 (n = 4) (n = 4) コホート A ランダム化 カプセル製剤 登録 (n=8) 食後投与 空腹時投与 グループ2 完了 (n = 4) (n = 4) 空腹時投与 食後投与 グループ 1 完了 (n = 4) (n = 4*) コホート Aa ランダム化 タブレット製剤 登録 (n=8) 食後
Slide 25: AS-0871:フェーズ1MAD試験MADパート
AS-0871:フェーズ1MAD試験MADパート ◆ 健康成人男女を対象とした二重盲検、プラセボ対照、無作為化MAD試験 ◆ 3段階の用量について、14日間の反復投与後、AS-0871の安全性、忍容性、血中濃度、薬力学的作用を評価 ◆ 第2四半期中にすべての投与が完了予定 ◆ MADパートの結果は2023年下期に得られる予定 それぞれ14日間の反復経口投与 コホート D 高用量 コホート C 中用量 コホート B 低用量 24
Slide 26: AS-0141:CDC7阻害剤
AS-0141:CDC7阻害剤 AS-0141:がんを対象に開発 ⚫ 低分子CDC7阻害剤 ⚫ 様々ながん種のがん細胞の増殖を強く阻害 ⚫ 高いキナーゼ選択性 ⚫ 各種ヒト腫瘍移植動物モデルにおいて優れた抗腫瘍効果 ⚫ ファーストインクラスの可能性 ⚫ 日本で固形がん患者を対象としたフェーズ1試験を実施中 ⚫ 経口投与可能 2021年 2022年 2024年 2026年 フェーズ1 フェーズ2 固形がん 固形がん 固形がん • 用量漸増パート • 拡大パート • 多施設 • 単施設 • 多施設 (実施中) 25
Slide 27: AS-0141:フェーズ1試験
AS-0141:フェーズ1試験 ◼ がん患者を対象にしたフェーズ1試験 ✓ 2021年上期に切除不能進行・再発又は遠隔転移を伴う固形がん患者を対象としたフェーズ1試験を開始 ✓ フェーズ1試験は、用量漸増パートおよび拡大パートの2段階 ✓ 安全性、忍容性、最大耐用量(MTD)、探索的抗腫瘍効果、薬物動態/薬力学(PK/PD)等を評価するとともに、フェーズ2 試験の推奨用量を決定することが主要目的 ✓ 用量漸増パートでは、加速漸増デザイン (accelerated titration design)を採用 • 用量制限毒性(DLT)評価期間中にGrade 2以上の有害事象(AE)が発現しない限り
Slide 28: AS-0141:フェーズ1用量漸増パートの進捗状況
AS-0141:フェーズ1用量漸増パートの進捗状況 ⚫ 用量漸増パートの実施状況 ◆ 20 mg BIDから300 mg BIDまで、概ね良好な薬物動態 コホート 用量 (5d on/2d off) 患者数 実施状況 プロファイル 1 20 mg BID N=1 No G2 AE/No DLT ◆ コホート6(300 mg BID)で、Grade 2以上の有害事象 2 40 mg BID N=1 No G2 AE/No DLT (AE)が発現したため3+3デザインに移行 3 80 mg BID N=1 No G2 AE/No DLT ◆ その後、3名中2名で用量制限毒性(DLT)が発現したため
Slide 29: CDC7阻害剤について
CDC7阻害剤について ◼ CDC7キナーゼ阻害剤 CDC7 (cell division cycle 7) は、セリン/スレオニンキナーゼの1種であり、細胞周期において染色体複製開始の制御に重要な役割をしていま す。がん細胞では、細胞周期の制御に異常をきたしているため、CDC7を阻害すると、不完全なDNA複製が引き金となって、染色体の不安定化 を引き起こし、がん細胞に細胞死を誘導します。一方で、正常細胞は、細胞周期の制御が正常であるため、CDC7活性が阻害されても細胞は死ぬ ことはなく、この点からCDC7阻害剤は非常に副作用の少ない新しい治療薬になると期待されています。近年、様々ながんでCD
Slide 30: AS-0141: ユニークな阻害様式
AS-0141: ユニークな阻害様式 ◆ AS-0141はCDC7キナーゼに対して時間依存性の阻害活 ◆ AS-0141は遅い解離速度をもつ可逆的CDC7キナーゼ阻害剤 性を示す CDC7キナーゼと阻害剤をプレインキュベーション後に酵素反応を開始 溶媒コントロール 他CDC7阻害剤 酵素反応 AS-0141 0 50 100 150 200 CDC7阻害活性 IC50値(1 mM ATP存在下) 時間(分) プレインキュベーションなし プレインキュベーションあり 503 nM 2.4 nM J Med Chem. 2021 Oct 14;64(19):14153-14164. 29
Slide 31: AS-0141: 高いキナーゼ選択性
AS-0141: 高いキナーゼ選択性 ◆ キナーゼ選択性プロファイリング ◆ ヒットキナーゼのIC50値(1 mM ATP存在下) 1 mM ATP存在下、プレインキュベーションあり IC50 (nM) プレインキュベーション なし あり CDC7 503 2.4 約210倍に向上 PIM1 30 34 CLK1 212 206 CLK2 270 227 CDC7 GSK3α 189 251 プレインキュベーションで阻害活性が向上するのはCDC7のみ J Med Chem. 2021 Oct 14;64(19):14153-14164. IC50 < 10 nM 10 – 100 nM 100
Slide 32: AS-0141: 強い細胞活性
AS-0141: 強い細胞活性 ◆ 持続性のあるキナーゼ阻害作用 ◆ 様々ながん種のがん細胞の増殖を抑制 44 Cancer cell lines (Oncolines at NTRC) 1 がん細胞をAS-0141で処理後、薬剤を取り除いたのち、基質 乳がん (MCM2)のリン酸化阻害作用を測定 大腸がん 0.5 血液がん 腎がん Log10 IC50/IC50mean 肺癌 DMSO AS-0141 皮膚がん 0 頭頸部がん Time after wash-out 0h 24 h 0h 24 h 膀胱がん より効果あり 骨肉腫 24時間後でも -0.5 神経膠腫 卵巣がん pMCM2 リン
Slide 33: AS-0141: 優れた抗腫瘍効果
AS-0141: 優れた抗腫瘍効果 ◆ ヒト結腸直腸癌細胞株SW620を皮下移植したマウス担癌モデルに対するAS-0141の抗腫瘍効果 腫瘍の大きさ平均推移(n=10) 最終日の腫瘍重量 *** 2.5 1500 *** 溶媒投与群 2.0 腫瘍の大きさ (mm3) 腫瘍重量 (g) 1000 1.5 1.0 500 AS-0141 *** 投与群② 0.5 *** AS-0141 投与群① 0 0 5 10 15 20 25 0.0 溶媒群 AS-0141 AS-0141 薬剤投与開始後の日数 投与群① 投与群② ***: p<0.001 ***: p<0.001 AS-0141投与群①:
Slide 34: FRTX社とライセンス契約を締結
FRTX社とライセンス契約を締結 2022年2月、当社が創出した新規STINGアンタゴニストの全世界における開発 および商業化の権利を、米国フレッシュ・トラックス・セラピューティクス 社(旧社名:ブリッケル・バイオテック社)に導出 ✓ 契約一時金 2百万ドル(約2.2億円) ◆ 契約金額 ✓ 開発状況や上市などに応じたマイルストーン最大258百万ドル ◆ ロイヤリティ ✓ 上市後の売上高に応じた最大10%の料率の段階的ロイヤリティ ⚫ 次世代パイプラインの構築を目的として、2019年に開始した新規創薬プログラム ⚫ 2021年Q4に前臨床開発段階にステージアップ ⚫ 本契約に関わらず、当社は引
Slide 35: STINGについて
STINGについて ウィルスや細菌感染、細胞ストレスに ✓ cGAS (cyclic GMP-AMP synthase) - STING (stimulator of interferon genes) シグナル より細胞質中に放出された細胞質DNA 経路は、自然免疫において中心的な役割を担っています。 ✓ cGAS-STINGシグナル経路は、ウィルスや細菌感染、細胞ストレスにより細胞質中に放出 された細胞質DNAを感知して活性化され、I型インターフェロン (IFN) の発現ならびに自 然免疫を誘導します。 ✓ cGAS-STINGシグナルを活性化する遺伝子変異がおこると、肺、腎臓、関節などに
Slide 36: BISE SIE SS
BISE SIE SS
Slide 37: 創薬支援事業の状況
創薬支援事業の状況 ◼ 2022年度の創薬支援事業の売上は過去最高の1,100百万円(前年同期比23.7%増)を達成 ✓ 米国:前年比22.2%増 ビオチン化キナーゼタンパク質中心にキナーゼタンパク質の販売が好調。米国ではAI創薬企業など の新規顧客を含むバイオベンチャーからの需要が高く、さらに医薬品開発業務受託機関(CRO)や大手製薬企業からの大量 受注も貢献した。ギリアド社とのライセンス契約に関連した売上も第3四半期までの売上に寄与した。 ✓ 国内:前年比6.7%増 全体として需要が弱い中、代理店ビジネス(セルベースアッセイ受託)が好調。キナーゼタンパク質 も前年並みの売上となり、国内全体
Slide 38: 20224F12A Ri in
20224F12A Ri in
Slide 39: 2022年12月期 連結経営成績の概況
2022年12月期 連結経営成績の概況 2022年 2022年 2021年 2022年 (百万円) 前年比 5/10修正 12/14修正 要因 実績 実績 通期計画 通期計画 △630 連結売上高 2,017 1,386 1,186 1,363 -31.3% +211 創薬支援 889 1,100 900 1,077 • キナーゼタンパク質が米国、中国で好調 +23.7% • FRTX社から契約一時金、バイオノバ社からマイルストーンを受 △841 領 創薬 1,128 286 286 286 -74.6% • 2021年Q4にギリアド社からマイルストーンを受領しており、前年 比では減収 連結営
Slide 40: 2022年12月期 創薬支援事業売上高推移
2022年12月期 創薬支援事業売上高推移 国内: 前年比6.7%増 (百万円) 創薬支援事業 地域別売上高推移(連結) • セルベースアッセイ受託、結晶構造解析サービス、 1,200 1,100 NanoBRETTMサービスが好調。 1,080 • キナーゼタンパク質は前年比横ばいだが、プロファ 73 イリングが減収。 1,000 182 70 889 72 米国: 前年比22.2%増 89 800 • キナーゼタンパク質が非常に好調。 80 その他 欧州: 前年比11.1%減 600 658 欧州 • キナーゼタンパク質、プロファイリングとも売上が 627 伸びず減収。 513
Slide 41: バランスシートの状況(連結)
バランスシートの状況(連結) (百万円) 2021年12月期 2022年12月期 増減額 増減理由 流 動 資 産 5,318 4,104 △1,214 売掛金△1,061、現金及び現金△438 現金及び預金 3,817 3,379 △438 固 定 資 産 114 162 +48 資 産 合 計 5,432 4,266 △1,166 流 動 負 債 774 436 △338 固 定 負 債 342 188 △154 長期借入金△119、社債△32 負 債 合 計 1,116 624 △492 資本金及び資本剰余金+650 純 資 産 合 計 4,315 3,641 △673 利益剰余金△1,
Slide 42: 2023年の事業計画
2023年の事業計画
Slide 43: 2023年のマイルストーン
2023年のマイルストーン 達成目標 事業 2022年目標 2022年実績 2023年目標 Ph 1 MAD試験の完了 AS-0871 パートナリング活動開始 パートナリング活動開始 導出パッケージの作成 IND完了 AS-1763 Ph1b開始 (米国) 2023年Q1に米国FPI予定 Ph1b FPI(米国) 創 薬 用量漸増パート 3+3デザインに移行 AS-0141 Ph1拡大パート開始 2023年下期に拡大パート開始予定 Ph1拡大パート開始 1テーマ以上の前臨床試験段階へのステージ 2022年2月にSTINGアンタゴニストを
Slide 44: 成長戦略
成長戦略 <基本戦略> ➢ 創薬パイプラインの臨床開発を進め、クリニカル・ステージ・カンパニーとして企業価値を大きく向上させる 自社創薬研究開始 創薬力の具現化 パイプライン価値の最大化 持続的な利益の創出 2010~2015 2016~2020 2021~2025(計画) 2026~2030(計画) • 社内研究体制の構築 • 複数パイプラインの導出 • 開発パイプライン(AS-0871,AS-1763, AS-0141)の • 導出済みの複数パイプラインからのマイルストーン、 • 創薬パイプラインの構築 • 自社臨床試験の開始 臨床試験 ロイヤリティ収入による収益拡大 • 新たな導出による
Slide 45: 事業計画
事業計画 (百万円) 2022年実績 2023年計画 2024年~2027年見通し 売上高 1,386 902 創薬支援 1,100 902 安定的な売上の維持 創薬 286 ー マイルストーン収入、一時金収入による売上 営業損益 △1,269 △1,890 創薬支援 452 221 新製品・サービスの開発費用は一定程度あるものの、安定的な利益を確保する 創薬 △1,722 △2,111 先行投資期が続くが、マイルストーン収入、一時金の金額によっては利益を計上 経常損益 △1,278 △1,911 当期損益 △1,349 △1,936 (百万円) 2022年実績 2023年計画 2024年~2
Slide 46: 創薬支援事業 売上計画
創薬支援事業 売上計画 2021年 2022年 2023年 (百万円) (単位:百万円) 実績 実績 計画 創薬支援事業地域別売上計画 1200 創薬支援事業 889 1,100 902 1100 1000 182 タンパク質販売 323 592 583 900 72 その他 89 800 184 アッセイ開発 274 178 4 80 700 欧州 79 プロファイリング・スク 600 203 188 192 リーニング 500 627 北米 513 423 セルベースアッセイ関連 57 64 78 400 国内 300 セルベースアッセイ関連 12 49 32 200 (仕⼊品⽬) 100
Slide 47: カルナ《CARNA》は、ローマ神話に登場 する人間の健康を守る女神で、cardiac オサイエンス《BIOSCIENCES》は、生物
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