Slide 1: 2026年12月期 第1四半期 連結決算の概要
2026年12月期 第1四半期 連結決算の概要 花王株式会社 2026年5月12日
Slide 2: 免責事項・用語の定義
免責事項 本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び 合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のもの ではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります 用語の定義 • △付きの数字はマイナス • 売上高の対前年実質増減率は為替変動の影響を除く増減率。また、数量等には製品構成差を含む • 「トイレタリー」:化粧品を除くグローバルコンシューマーケア • 「GC」:Global Consumer Care(グローバルコンシューマーケア)の略 • 「コア利益」:2023年に実施した構造改
Slide 3: Contents
Contents 01 Key Highlights 02 Financial Results 2026年12月期第1四半期 連結決算概要 03 Appendix
Slide 4: Key Highlights
Key Highlights 2026年の位置づけ 「再現性のある稼ぐ力」をさらに強め、成長への転換を加速する K27達成の確度を高めると共に、その先の非連続な成長に向けた基盤を構築する 2026年 Q1の成果 営業利益 449億円 利益率 10.9% ROIC 10.1% 売上高 4,132億円 対前年+140億円(+45.3%) 対前年+2.6pts 実質増減率 +2.5% 対前年(土地売却益除き)+25億円(+8.0%) Q1営業利益推移 (億円) ✓ 日本GC事業が稼ぐ力を牽引し、収益基盤がより強固に。営業利益率+3.0pts 449 ✓ 海外GC事業は、アジア化粧品(+11%)、米州
Slide 5: Financial Results
02 Financial Results 2026年12月期第1四半期 連結決算概要
Slide 6: 連結決算のハイライト
連結決算のハイライト (億円) 2025年Q1 2026年Q1 増減率 前年差 売上高 3,899 4,132 +6.0% +234 為替影響 ※ +3.5% +135 実質 +2.5% +99 売上総利益 1,480 1,587 +7.2% +107 売上総利益率(%) 38.0% 38.4% - +0.4pts 営業利益 309 449 +45.3% +140 営業利益率(%) 7.9% 10.9% - +3.0pts 財務及び法人所得税前利益 314 474 +51.0% +160 税引前利益 316 460 +45.6% +144 当期利益 230 313 +36.1% +83 親会社
Slide 7: Q1 販売実績
Q1 販売実績 • GC事業は好調な日本が牽引し3.9%増収。海外は、注力事業であるアジア化粧品、米州スキンケアが着実に 成長。一方、アジアファブリックケア及び欧州サロン等、課題事業の最適化を進める • ケミカルは日本・アジアの電子材料の売上が好調も、欧米での油脂及び機能材料の需要減が重しとなり減収 合計 日本 アジア 米州 欧州 海外計 (億円) 前年比 (億円) 前年比 (億円) 前年比 (億円) 前年比 (億円) 前年比 (億円) 前年比 ファブリック&ホームケア 780 7.3% 96 △16.0% 7 △17.6% - - 103 △16.2% 883 4.1% サニタリー 166
Slide 8: Q1 セグメントの業績
Q1 セグメントの業績 • GC事業は、稼ぐ力と高付加価値化の進展により全セグメントで増益。利益率 対前年+1.8pts • ケミカルは、欧米の油脂関連製品における原料価格上昇に応じた価格転嫁の時期ずれ等が影響し減益 売上高 営業利益 概況 増減 利益率 (億円) 前年比 数量等 価格 (億円) (億円) ファブリック&ホームケア 883 4.1% 1.0% 3.2% 170 25 19.2% 日本の高付加価値化・価格改定が売上・利益を牽引 アジアの伸び悩みを吸収し、高水準の利益率を達成 サニタリー 407 △1.6% △0.3% △1.3% 26 4 6.4% 収益性重視のマネジメントで、ロ
Slide 9: Q1 営業利益増減分析(対2025年Q1実績)
Q1 営業利益増減分析 (対2025年Q1実績) • GC事業が数量・価格ともに好調に推移し、ケミカル事業の減益をカバー • ロジスティクス最適化の一環として、土地売却を実施(売却益115億円計上)。資本効率の更なる向上につなげる +140 億円( 土地売却益除き+25億円 ) 稼ぐ力 約 55 億円 125 449 (億円) 15 50 TCR効果 26年Q1 30 製品構成差 物流費増 △ 40 営業利益 309 ※ 10 △ 50 土地売却益 25年Q1 115億円 人件費増 営業利益 マーケティング投資 トイレタリー +10 +25 +40 化粧品 0 +5 +10 原材料 販売価格
Slide 10: 稼ぐ力の更なる向上
稼ぐ力の更なる向上 • 高付加価値品の投入、高利益率事業の伸長、原価低減活動等、売上総利益を押し上げる仕組みが定着し、稼ぐ力 が再現性を持つ構造へと進化 売上総利益率の推移 (%) 通期 Q1 43.0 41.0 40.4 39.2 39.6 39.0 38.4 38.0 37.3 37.4 GC事業 売上総利益率 37.0 35.4 +1.9 pts > +1.0 pts/年 全社 売上総利益率 (対前年) 目標改善率 35.0 +0.4 pts 33.1 ● 販売価格改定(高付加価値化/値上げ): +0.6 pts 33.0 (2023/Q1) (2024/Q1) (2025/Q1) (2
Slide 11: 日本GC事業の更なる盤石化 - 2026年Q1の成果
日本GC事業の更なる盤石化 - 2026年Q1の成果 • 一貫したブランドコンセプトのもと、高付加価値品を間断なく提案し、ブランドロイヤルティが向上。カテゴリー をまたいだ併売拡大も進み、持続的な利益成長を実現 衣料用洗剤 日焼け止め 洗顔料 インバスヘアケア 花王シェア 2026年1-3月シェア(%) 対前年(pts) 47% +1.0pts 32% +2.6pts 31% +4.2pts 15% +1.9pts 25.2% 代表例 対前年+ 0.6pts プレミアム価格帯 トイレ 2023年7月から 新価値創造 タリー 33ヶ月連続で 前年同月を上回る マス価格帯 安定収益基盤 注力6ブラ
Slide 12: 日本GC事業の更なる盤石化 - 2026年Q1の成果
日本GC事業の更なる盤石化 - 2026年Q1の成果 • 日経トレンディ「2026年上半期ヒット大賞」にて 「ビオレUV アクアリッチ エアリーホールドクリーム」が「美容部門 大賞」を受賞 • 日経トレンディ「2026年下半期ブレイク予測」にて 「ビオレ おうちdeエステ ディープクレイ洗顔」が「美容部門 優秀賞」を受賞 ビオレUV アクアリッチ エアリーホールドクリーム ビオレ おうちdeエステ ディープクレイ洗顔 12
Slide 13: 海外注力事業の強化 - 2026年Q1の成果
海外注力事業の強化 - 2026年Q1の成果 • 重点ブランド、戦略領域を中心に、着実な成長を実現 売上前年比 欧州 グローバル連携の強化、成長戦略“3つの型”の推進 化粧品 米州 他 KATE:タイを起点に、日本と連動した新製品展開が加速 +5% アジア Curél:欧米の注力国・主力チェーンでの展開を着実に拡大 スキンプロテクション 欧州 ビオレUV 米州 :北米戦略チェーンでの配荷拡大が進展 UVケア・セルフタンニング 米州 アジア:新製品をフックにASEAN展開拡大・売上増 +18% アジア Bondi Sands:北米にて配荷拡大・市場を上回る伸長 JERGENS Base 米州 2
Slide 14: ケミカル事業 - Q1は価格転嫁のタイムラグ影響も、Q2以降は回復へ
ケミカル事業 - Q1は価格転嫁のタイムラグ影響も、Q2以降は回復へ • Q1減益の主因は構造的な収益力低下ではなく、油脂事業における欧米での価格転嫁のタイムラグ • Q2以降は、価格転嫁の進展、高付加価値化、TCR等により、利益改善を見込む 油脂 香粧品 機能材料 情報材料 香粧品 情報材料 ✓ コンクリート用減水剤 ✓ トナー・トナーバインダー ✓ 高級アルコール 主な製品 ✓ 界面活性剤・配合製品 ✓ プラスチック用添加剤 ✓ インクジェット色材・インク ✓ 三級アミン ✓ 香料 ✓ 鋳物砂用バインダー ✓ 半導体薬剤 ✓ 食品用乳化剤 ✓ 鉄鋼用洗浄剤 ✓ ハードディスク用薬剤 世界的
Slide 15: 原材料調達リスクへの対応力を支える統合サプライチェーン
原材料調達リスクへの対応力を支える統合サプライチェーン • 原材料調達リスク下でも、統合サプライチェーンにより年内の計画供給は確保できる見通し • 川上から川下までの一体運営により、外部環境変化に対応可能 生み出す結果 花王の総合力 外部環境変化 川上から川下までを一体運営 計画数量の供給確保 技術力 販売力 (現時点見通し) 原料価格 代替原料・処方変更に 高いブランド力・ 変動 需要変動への柔軟性 よる迅速対応 自社販売網を活かした 価格対応力 優先すべき 供給の 製品の 売上機会の維持 不安定化 調達力 見極め 生産・供給力 グローバルネットワー SCMデータベース活 業績影響最小化 ク
Slide 16: Key Highlights
Key Highlights 2026年の位置づけ 「再現性のある稼ぐ力」をさらに強め、成長への転換を加速する K27達成の確度を高めると共に、その先の非連続な成長に向けた基盤を構築する 2026年 Q1の成果 営業利益 449億円 利益率 10.9% ROIC 10.1% 売上高 4,132億円 対前年+140億円(+45.3%) 対前年+2.6pts 実質増減率 +2.5% 対前年(土地売却益除き)+25億円(+8.0%) Q1営業利益推移 (億円) ✓ 日本GC事業が稼ぐ力を牽引し、収益基盤がより強固に。営業利益率+3.0pts 449 ✓ 海外GC事業は、アジア化粧品(+11%)、米州
Slide 17: 2026年 今後の主なスケジュール(予定)
2026年 今後の主なスケジュール(予定) ➢ マーケティング戦略に関する説明会 ➢ 研究開発戦略に関する説明会 17
Slide 18: Appendix
03 | Appendix
Slide 19: 臨時株主総会を受けた4つのコミットメント
臨時株主総会(2026/4/30実施)を受けた4つのコミットメント 株主提案議案※ 否決(30.30%) <提案株主> Oasis Japan Strategic Fund Ltd.およびOasis Opportunities Fund One SPC - Echo SP <提案議案※> 当社の業務及び財産の状況を調査する者の選任議案 詳細はこちら:花王 | 株主総会情報 ➢ トレーサビリティの完全達成 私たちの ➢ グリーバンスメカニズムのさらなる拡充 ひとつひとつ着実に実行し 4つのコミットメント その進捗についても誠実 ➢ 森林関連調達の開示強化 にお伝えしてまいります ➢ 独立第三者レ
Slide 20: 責任ある原材料調達に向けて
責任ある原材料調達に向けて 2030年までの目標と活動内容 原料農園から最終製品まで、完全に透明で持続可能なサプライチェーンを実現し、森林破壊ゼロ・人権尊重を世界に示す 100% 100% 2030年 2030年 2026年 独立第三者レビュー 農園トレーサビリティ ミルトレーサビリティ 特定された課題の第三者レビュー完了 現状 91% → 目標 100% 現状 82% → 目標 100% 人権・環境NGO、グローバル監査法人等 91% 82% パーム農園を100%追跡可能に パーム核油のミルを レビュー結果開示と、 100%把握・可視化 提言に基づく改善措置計画策定 農園まで完全連結100%
Slide 21: 両輪アプローチ:RSPO普及と自社トレーサビリティ100%
両輪アプローチ:市場全体の変革(RSPO普及)と自社統制(トレーサビリティ100%)を両立 RSPOの支持並びに普及拡大 自社トレーサビリティ 100%確保※ (2030年目標) パーム農園 IP SG 認証油のみ完全分別 パーム搾油 パーム核分別 MB 帳簿上で認証油数量を管理し、非認証油と混合 + パーム核搾油 B 認証農園からクレジットを購入、物理的受渡し不要 & 小規模農園を指定したクレジット購入 C 精製 → RSPO普及へ 2025年 MBとB&Cを組み合わせ認証油100%を達成 FCM / Apical・KAO ※EUDR、EUFLRへの順守も視野にいれた取組み 21
Slide 22: Book & Claimが担う持続可能な調達拡大への役割
Book & Claimが担う持続可能な調達拡大への役割 株主提案における主張の前提 “B&Cは低級グレードのモデルである” ー RSPO事務局 2025年 MBとB&Cを組み合わせ認証油100%を達成 「B&Cは低級グレードモデルではない」と明言 <RSPO事務局コメント要旨> IP B&Cの位置付けについて / 2026年4月20日 SG 認証油のみ完全分別 • B&Cは「低位モデル」ではなく、市場変革を促進するため の正式かつ重要なサプライチェーンモデルの一つである MB 帳簿上で認証油数量を管理し、非認証油と混合 • 各モデル(IP/SG/MB/B&C)は、それぞれ異なる形でイ ンパク
Slide 23: 「関与を通じて改善を促す」ことはNDPEの国際標準指針
「関与を通じて改善を促す」ことはNDPEの国際標準指針 株主提案において指摘されたサプライヤーに対する、H&PC各社の対応状況 FGV AAL 取引状況 *ミルリストへの記載 取引状況 *ミルリストへの記載 取引継続・是正要求 Unilever 取引停止 なし なし (間接調達) 取引継続・是正要求 P&G あり(米国以外) 取引停止 なし (直接調達) 取引継続・是正要求 取引停止 Colgate あり なし (間接調達) (指摘3ミルのみ) 取引継続・是正要求 花王 あり 取引停止 あり (間接調達) *ミルリスト(調達先リスト)に記載がある場合は、サプライチェーンに含まれる可能性がある
Slide 24: 臨時株主総会における株主提案者とのエンゲージメント履歴
臨時株主総会(2026/4/30開催)における株主提案者(以下 Oasis社)とのエンゲージメント履歴 2026/3/19 株主による臨 時株主総会招 2026/3/5 集請求に関す 2026/3/27, Oasis社による る当社の考え 4/8 2023/8/3 2024/4/3 2025/1/17 2025/3/21 2026/4/30 「Protect Kao」 方について 株主提案に対 「K27」公開 Oasis社による 株主提案 定時株主総会 臨時株主総会 公開 する当社取締 構造改革と成長戦略 「A better Kao」公開 株主提案否決 役会の意見, 補 株主提案否決 を軸とし
Slide 25: 国内コンシューマープロダクツ市場の状況
国内コンシューマープロダクツ市場の状況 トイレタリー市場伸長率 87品目・SRI+※1金額ベース 化粧品市場伸長率 26品目・新SLI※2金額ベース (%) 120 (%) 120 25 Q2 25 Q3 25 Q4 26 Q1 25 Q2 25 Q3 25 Q4 26 Q1 104 103 103 105 102 99 99 98 110 110 100 100 90 90 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 25年 26年 25年 26年 主要カテゴリー市場伸長率 主要カ
Slide 26: 海外主要参入市場の状況
海外主要参入市場の状況 アジア 中国(EC含む) インドネシア タイ (前年比) 25 Q2 25 Q3 25 Q4 26 Q1 25 Q2 25 Q3 25 Q4 26 Q1 25 Q2 25 Q3 25 Q4 26 Q1 ベビー用紙おむつ - - - - 95 95 97 96 85 78 82 76 生理用ナプキン+パンティライナー 104 103 96 94 104 103 105 108 101 100 103 102 衣料用洗剤 - - - - 102 102 102 103 100 100 104 102 日焼け止め - - - - - - - - 93 97 96 99 住居用
Slide 27: IFRS第18号「財務諸表における表示及び開示」
IFRS第18号「財務諸表における表示及び開示」 • 当第1四半期よりIFRS第18号を早期適用。区分表示の組替により、為替差損益の一部が営業利益に影響 前第1四半期連結累計期間/(百万円) IFRS第18号適用前(IAS第1号) 表示組替 IFRS第18号適用後 表示科目 金額 金額 注記 表示科目 売上高 389,857 ‐ 389,857 売上高 売上原価 △ 241,879 ‐ △ 241,879 売上原価 売上総利益 147,978 ‐ 147,978 売上総利益 販売費及び一般管理費 △ 117,772 ‐ △ 117,772 販売費及び一般管理費 営業区分 その他の営業収益 4,
Slide 28: KAO
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