Softbank Group Corp. · TSE:9984

Softbank — Q2 FY2025 Earnings Presentation

45 slides from Softbank's earnings presentation, Nov 11, 2025

  1. Slide 1: 2026年3月期 第2四半期 決算説明会

    ソフトバンクグループ株式会社 2026 年 3 月期 第 2 四半期 決算説明会 2025 年 11 月 11 日

  2. Slide 2: 免責事項

    免責事項 本資料は、ソフトバンクグループ株式会社(以下「SBG」)及びその子会社(以下 SBG と併せて「当社」)並びに関連会社(以下当社 と併せて「当社グループ」)に関する関連情報を提供するものであり、すべての法域において、いかなる証券の購入又は応募の申込み を含む、いかなる投資勧誘を構成又は形成するものではありません。証券の募集、購入の申し出の勧誘、又は証券の売出しは、1933 年 証券法(その改正を含む。以下、「証券法」という。)の登録要件に従って行われます。本資料に含まれる情報は、証券法ルール 135 に従って記載されるものです。 本資料には、当社グループの推定、予測、目標及び計画を含

  3. Slide 3: 本資料に記載されるファンド情報に関するお知らせ

    本資料に記載されるファンド情報に関するお知らせ 本資料は、情報提供を目的として提供されるものであり、法律上、税務上、投資上、会計上その他の助言又は SB Global Advisers Limited(以下「SBGA」)、SB Investment Advisers (UK) Limited(以下「SBIA」)及びそれらの関係会社を含む SBG の子会社(以 下併せて「SB ファンド運用会社」)により運用されるいずれかのファンド(文脈に応じて、パラレル・ファンド、フィーダー・ファン ド、共同投資ビークル又はオルタナティブ投資ビークルと併せて「SB ファンド」)のリミテッド・パートナーシップ持分

  4. Slide 4: 登壇者

    [登壇者] 取締役 専務執行役員 CFO 兼 CISO 兼 GCO 後藤 芳光 (以下、後藤) 常務執行役員 CAO 兼 CSusO 君和田 和子 SB Investment Advisers & SB Global Advisers ナブニート・ゴビル Executive Managing Partner & CFO Arm Executive Vice President and Chief Financial Officer ジェイソン・チャイルド 登壇 司会:それでは後藤より、ソフトバンクグループ株式会社(以下「SBG」)の連結決算概要および 事業概要につきまして、ご説明申し上げます。

  5. Slide 5: フィジカルAIというキーワード

    それはさておき、最近は孫さん(孫 正義 代表取締役 会長兼社長執行役員)もトランプ米大統領の 来日に合わせて、メディアに露出する機会も多かったと思いますが、日本とアメリカを頻繁に行き 来しながら、われわれが目指すべきビジョンのために、おそらく今すべきことは何かを自らに問い かけ、ソフトバンクグループの戦略策定に汗をかいています。 特に今、私たちがキーワードとして重要だと思っているのが、”フィジカル AI”という言葉です。具 体的にはロボットであったり、自動運転であったり、実際に動く、稼働する領域と AI の領域が一 体化していく。そして、複雑な行動を自律的にできるようになる時代がかなり近くなっ

  6. Slide 6: 新30年ビジョンとロボティクス

    「情報革命で人々を幸せに」。このメッセージは変わらないのですが、2010 年に新 30 年ビジョン を作ったときに、われわれの指先とロボットの指先がハートを持ち合うというスライドを作りまし た。 脳型コンピュータと筋肉(モーター)が結びつくと、ロボットが社会のあらゆる場面に自然に溶け 込んで、人類とともに未知の課題を解決していく時代が来るかもしれないということを、今から 15 年前、新 30 年ビジョン発表のときに皆さんと共有しました。 そして、ソフトバンクグループは、優しさを持った知的ロボットと共存する社会を実現していきた いと、当時語りました。先日発表した ABB のロボティクス部門の買収

  7. Slide 7: ASI実現に向けた取り組み

    ASI の実現に向けて、われわれが今何をすべきかを具体的に落とし込んでいくと、アームが旗手で ある半導体分野は領域を拡大しつつあります。データセンターは Stargate で、電力は SB Energy。そしてロボティクスは、われわれもさまざまなグループ会社を育ててきましたが、ABB のロボティクス部門が加わると極めて大きな戦力になる。そして、このタイミングで彼らにグルー プの仲間になっていただくことがどれだけ大きいかは将来、証明していけるのではないかと思って います。 6

  8. Slide 8: 上期決算のハイライト

    上期決算のハイライトとして財務的なお話をしたいと思いますが、ポイントは大きく 4 点あると思 います。 まず、OpenAI への投資の公正価値はぐんぐん成長しています。146 億米ドル、2 兆 2,000 億円く らい増加しています。かなり大きな増加だと思います。 そしてこれが牽引する形で、2 番目の上期純利益は 2.9 兆円と、過去最高益を大幅に更新していま す。減益と書かれていた記事があったりして驚きましたが、大幅更新です。 3 番目の Net Asset Value(以下「NAV」)はわれわれの最重要指標で、9 月末時点で 33.3 兆円を 記録しています。後ほど述べますが、その後 NA

  9. Slide 9: 連結業績と純利益の推移

    投資損益が約 4 兆円、税引前利益が約 3.6 兆円、純利益が 3 兆円。この 3 項目は、われわれの歴史 上、上期最高益です。相当大きな数字だと思います。 純利益をもう少し歴史的に追いかけてみますと、このような形です。大事なことは、この流れで す。今年度の 2.9 兆円も大変感謝すべき数字ですが、どうしても株式、マーケットの世界は毎日動 きます。大きく上がりも下がりもするわけですが、投資会社というのはそこに一喜一憂してはいけ ないと。継続的にわれわれの保有株式価値を増やし続けていくことを証明していかなければいけな い。 ですから、われわれの歴史もそのようになっているとすれば、われわれの戦略は

  10. Slide 10: 投資損益と純利益、OpenAIの貢献

    次に、投資損益と純利益のチャートも見ていただきたいと思います。これもやはり同じででこぼこ はあります。ただ、やはり今期は OpenAI の公正価値の上昇が牽引して、大変大きな投資利益と純 利益を達成することができました。 投資損益の数字を分解しますと、OpenAI の貢献は大きいです。146 億米ドル、2 兆 2,000 億円弱 の数字は、OpenAI からの貢献ということになります。 9

  11. Slide 11: OpenAIへの投資と企業価値

    最初に投資をしたのは昨年の 9 月ですが、OpenAI は何回もラウンドを作りながら投資家を集め、 直近の 10 月のラウンドでは企業価値が 5,000 億米ドルとなりました。未上場企業としては、おそ らく世界最大級の公正価値ではないかと思います。 10

  12. Slide 12: OpenAI投資の履歴と重要指標

    われわれの OpenAI への出資の歴史をできるだけ簡単にまとめると、累計の投資コストが 108 億米 ドルになります。そして、108 億米ドルが出資持分の公正価値の増加に伴って、真ん中の青いとこ ろの数字(11 億米ドルと 66 億米ドル)が今回実現できました。 それからもう一つは、今年 4 月にわれわれはトータルで 300 億米ドルを OpenAI に投資するという 契約を締結していて、最後の払い込みが年内、12 月になっています。これからですが、もう払い 込みをすることも、株価も決まっています。 ですから、これは言ってみれば先物取引と同じでフォワード契約です。この公正価値はこのタイミ ン

  13. Slide 13: NAVとLTV

    NAV については、ご参考までに 11 月 10 日の数字で簡易計算をしてみますと、36.2 兆円になると いうことで、過去最高レベルの資産価値ということを見ていただけると思います。 一方、LTV は、このように歴史的に見ても、例えば、コロナの最中の 2021 年などは、20%を少し 超える時期もありました。これは下がれば下がるほど良いわけですが、あまり下がりすぎると十分 に投資していないということになります。ですから、ほどほどが良いわけです。 12

  14. Slide 14: LTVと手元流動性

    2023 年から 2024 年にかけてはかなり低下して、7%、8%というところまで下がりました。そこか らしっかり投資のアクセルも踏み、今期の数字を LTV に織り込みますと 16.5%というレベルで、 非常にほどほど感のある、いい感じの LTV だと思います。 手元流動性も現在 4.2 兆円というのは安定したレベルです。手元に厚過ぎても資産運用効率が悪い です。これもほどほどでいい感じだと思います。 13

  15. Slide 15: ソフトバンク・ビジョン・ファンドの投資損益

    それでは、次にソフトバンク・ビジョン・ファンド(以下「SVF」)について紹介したいと思いま す。投資損益をセグメントで見ますと、この第 2 四半期は 190 億米ドルという数字です。このう ちの 120 億米ドルが OpenAI で、その他が 60 億米ドル。OpenAI の公正価値上昇が牽引している ということになります。 190 億米ドルという数字もめちゃめちゃすごいわけですが、OpenAI を除いた 60 億米ドルという 数字も、実はほかのポートフォリオがしっかり成長しているということも、見ていただきたいポイ ントです。 ですから、ファンド運営の中で OpenAI のようなホームラン的な

  16. Slide 16: SVFの累計投資損益

    値が上がっているものも含めて、57 億米ドルという成長は、意味のある成果ではないかと私は思 います。 活動開始来の累計投資損益はどうかというと、すごくいいときもありました。ただ、そのあとの 2022 年、2023 年ぐらいは市場が非常に低調な時期で、プライベートアセット、ベンチャー企業の 厳しい環境などがコロナと相まって、マイナスな時期でした。 会計的にも評価を落とすべきものはしっかりと落として、また本格反転の時期を迎えつつあるので はないかと評価しています。 15

  17. Slide 17: SVF投資先のIPO実績とパイプライン

    SVF 投資先の株式公開実績と今後のパイプラインについて、IPO の実績が左側で 58 件です。第 2 四半期の新規 IPO は、Klarna です。今後の価値向上は大変期待しています。 今後のパイプラインは右側にあります。われわれがレイトステージと見ている投資先の公正価値の 合計は 560 億米ドルです。右側はファイリング済みのポートフォリオでして、PayPay や、11 月 10 日に上場した Lenskart の他、Meesho など三つほどあります。銘柄はこれからさらに増える傾 向です。 そして、それ以外の主要レイトステージには、当然 OpenAI も入ります。OpenAI 以外にも、

  18. Slide 18: PayPayの登録ユーザー数

    PayPay の上場時期や市場については、現在コメントできないほど迫ったレベルですが、業績を見 ていただきたいと思います。まず、登録ユーザー数は、ついに 7,100 万人を突破。これは実に日本 の人口の 2 人に 1 人以上、スマホユーザーの 3 人に 2 人以上という数字です。 17

  19. Slide 19: PayPayの業績とアームの業績

    また、彼らの主要連結経営指標として、左側の決済取扱高(GMV)も前年同期比 25%増、9.2 兆円 まで成長しています。右側の EBITDA は前年同期比倍増で、現状 483 億円です。上場を控えて、 業績も財務も非常に堅調であるということをご確認いただければと思います。 次にアームにまいりたいと思います。一言で申し上げて、極めて順調。こちらのスライドにありま すように、売上高の合計も、それを構成する緑のライセンス、青のロイヤルティーのそれぞれの収 入も、いずれも上期で過去最高です。 18

  20. Slide 20: アーム:CSSの浸透

    それから、調整後の営業利益も前年同期比で 14%増です。この 2 枚のスライドでも非常に順調に 進んでいることが見ていただけると思います。もちろん、成長に伴って研究開発投資も膨らんでき ていますが、増収効果が大きく上回って、増益達成というところです。 最近のニュースとして、二つご紹介しておきたいのですが、まず、コンピュート・サブシステム (以下「CSS」)の浸透についてです。今のアームの成長を支える大きな柱の一つです。アームの 19

  21. Slide 21: アーム:CSS契約とLumex CSS

    複数のテクノロジーを使用することから、Armv9 より高いロイヤリティーの料率を実現できてい るということです。 この第 2 四半期には新たな契約を 3 件獲得して、累計契約件数は 19 件です。数字が小さいのでは ないかと思われるかもしれませんが、この中には Microsoft とか Samsung が含まれています。要 するに今、超大企業を中心に CSS の導入が進みつつあるという状況だということです。 次に、モバイル向けの Lumex CSS を発表しています。こちらはスマートフォンとかノートパソコ ンなどといったモバイル端末向けの新たな CSS です。 この CSS は最新の高性能の

  22. Slide 22: アームの業績ガイダンス

    アームの業績ガイダンスです。まず売上高は、中間値で 12 億 2,500 万米ドル、前年同期比 25%増 を見込んでいます。先ほど申し上げた、将来の成長に向け、研究開発投資などの営業費用が増加す る一方で、売上の拡大による利益の拡大もしっかり実現できる見通しです。 やはりこういうコストはできるだけ前倒してかけていくことが、あとで大きな成果につながるとい うのは、アームだけではなくソフトバンクグループ全体にいえるビジネスモデルだと思っていま す。必要な R&D はできるだけ早く、正しく大きくかけていくということで、進めていきたいと思 っています。 21

  23. Slide 23: OpenAIの組織再編と株主構成

    次に OpenAI にまいります。OpenAI への投資を始めてから、もう 1 年になるわけですが、皆さん の一番の注目点は、本当に組織再編が完了するのか。従来の OpenAI の組織のままでは、そのまま 株式市場に出ることも難しいような状態が続いていましたが、ようやく関係者との対話が終了し、 組織再編が完了しました。 こちらにありますように、新たな事業体としての OpenAI Group PBC、これは営利事業がそのまま 会社のさまざまなマーケットへのアクセスを可能にする企業体です。一方、株主としては OpenAI Foundation という非営利組織が 26%を引き続き保有します。そして

  24. Slide 24: OpenAIへの出資コミットメント

    これまでの投資と、これからの投資について、もう一度まとめておきたいと思いますが、今われわ れが 4 月に OpenAI と取り決めた総額 400 億米ドルの出資コミットメントのうち、100 億米ドルは 外部投資家を募ります。300 億米ドルは SVF2 を含む、われわれ SBG からの出資ということをコ ミットして、ファーストクロージングはこの 4 月に完了しています。外部投資家が 25 億米ドル、 そしてわれわれも 75 億米ドル払い込み済みです。 セカンドクロージングはトータル 300 億米ドルを 12 月までに支払います。外部投資家の募集も極 めて良好な状況で、問題ありません。われわれも

  25. Slide 25: OpenAI週間アクティブユーザー数

    ここで OpenAI のビジネスを確認いただきたいと思いますが、週間アクティブユーザー数は成長を 続けています。この 10 月で、ついに 8 億ユーザーを超えるということで、同様のサービスを提供 している他社と比較しても、圧倒的に強いポジションを OpenAI は維持し続けているということを 確認いただきたいと思います。 24

  26. Slide 26: アプリダウンロード数とARR

    また、他社と数字で比較できるものとしては、アプリのダウンロード数があります。ChatGPT は 8 億 7,100 万回です。他社と大きな差があるということもご確認いただけると思っています。 また、年間経常収益、これは Annual Recurring Revenue(ARR)といって、例えばこの黒い 7 月 時点の月次の数字を 12 倍したらどうなるかという数字ですが、大幅増加です。今後も課金ユーザ ーの伸びはさらに成長していくと思いますし、財務面でも OpenAI の数字は、かなり大きなインパ クトのある成長ができるとわれわれは期待をしています。 25

  27. Slide 27: 5,000億米ドル評価ラウンド

    ChatGPT は皆さんがお使いのものだけでなく、さまざまなサービスを次々とリリースをしてきて います。こういったものも一つ一つ見ていただけるといいと思います。 追加で、金額的にはそんなに大きな話ではありませんが、今回、彼らが 5,000 億米ドルの評価で募 集をしたラウンドでは、66 億米ドルの取引がされました。そのうちわれわれも 14.5 億米ドルの投 資をしました。右にありますように、われわれ以外にも大変著名な投資家たちがこのラウンドに参 26

  28. Slide 28: Stargate Project

    加しています。T. Rowe Price や、Dragoneer Investment Group、Thrive Capital など、素晴らし い投資家だと思います。 さて、1 月から OpenAI、Oracle と、Stargate Project の準備を鋭意進めています。9 月に共同プ レスリリースも出しましたが、3 社で総額 5,000 億米ドル、10GW について達成の見通しが立った と発表しました。これから一つ一つ、具体的なサイト、プロジェクトをまとめ上げながら、皆さん に発表できるタイミングも近くなっていると考えています。 27

  29. Slide 29: Crystal intelligenceとSB OAI Japan

    もう一つ、2 月には Crystal intelligence という構想を発表しています。こちらもソフトバンク株式 会社(以下「SBKK」)が中心となって OpenAI と取り組んでいますが、11 月 5 日に Crystal intelligence を 日本の法人顧客向けに独占展開する SB OAI Japan が発足しました。 われわれ持株会社の SBG と通信会社の SBKK が共同出資をした C ホールディングスという持株会 社と OpenAI が 50%、50%で出資をするジョイントベンチャーです。 SB OAI Japan は、2026 年からの顧客向けサービス提供開始を目指し

  30. Slide 30: フィジカルAI

    それでは、フィジカル AI について掘り下げてみたいと思います。10 月に、ABB のロボティクス事 業の買収に合意しました。ぜひロボティクスと人類の未来を画期的な進化として実現していきたい と思います。 29

  31. Slide 31: ASI実現に向けた四つの分野

    先日、孫さんと ABB のロボティクス部門のプレジデントのマーク・セグーラさんと、ABB の CEO のモーテン・ウィーロッドさんの 3 人で大変有意義な時間を過ごしたと聞いています。顔を見ると わかりますね。 ここで映像をご覧いただきたいと思います。 映像:(ABB ロボティクス事業紹介動画) 後藤:ASI の実現に向けて、今われわれはこの四つの分野に一生懸命取り組んでいるところです。 そして今回、この ABB がロボティクス分野に加わるというのが大きな進化です。 30

  32. Slide 32: ABBロボティクス事業の規模

    ABB のロボティクス事業は、どのくらいの規模かということですが、ABB は世界的に大変有名な 企業グループで、ロボティクス事業の本社はスイスにあり、従業員は 7,000 人超いらっしゃると思 います。その中には、多くのエンジニアが含まれています。売上高も 22 億米ドルというレベルで す。 31

  33. Slide 33: ABBロボティクス買収の位置づけ

    他社と比較してみるとわかりやすいと思うのですが、ロボット大手と比較して見たとき、売上高は 業界 2 位、ロボットの出荷台数もファナックに続いて業界 2 位。こういう非常に強いポジションを 取っている。 今回の買収額 53 億米ドルは 8,000 億円ぐらい。もちろん大きな投資です。われわれも取締役会で 十分議論した大型の投資案件ですが、例えばファナックを買収しようと思ったら、今時価総額 5 兆 円ですから、とてもできない。もちろん、ファナックが大変素晴らしい会社だということですが、 われわれも今回 ABB のロボティクス事業の統合が 8,000 億円で実現できることは、今後の展開に 非常にいい

  34. Slide 34: 自動走行:Wayve

    フィジカル AI のもう一つ違うテーマとして、自動走行の分野があります。われわれは従来から英 国の Wayve 社に投資をしています。この会社の自動走行もいろいろな特徴がありまして、すごく 高精密な地図がなくても、いろいろな国で自律走行できるような自動運転のテクノロジーを開発し ているのです。 現在、本社のある英国だけではなく、アメリカやドイツにも展開して、4 月には日本でも拠点をオ ープンしました。数カ月であっという間に日本に適応し、今は安定的な自律走行が可能になってい ます。 それでは、映像をご覧いただきたいと思います。ちょっと面白い映像です。 映像:(自動運転の実演動画) 後藤:私は技術

  35. Slide 35: Nuroのロボタクシープログラム

    私どもが古くから投資している Nuro が、この 7 月、次世代のロボタクシープログラムを Lucid と Uber と共同で発表しました。Lucid の EV 車両と Nuro の自動運転システム、Uber の配車プラッ トフォームを活用した新たなロボタクシーの枠組みです。2026 年後半には、米国の主要都市で提 供を開始する予定です。 今後、世界中の都市でも展開していく計画があります。楽しみにしていただきたい、新しい自動走 行のチャレンジです。 34

  36. Slide 36: ロボティクス関連投資

    これら多様なロボティクス関連投資、これに ABB ロボティクスを加えて、われわれのロボティク スセグメントの成長をいっそうスピードアップしていきたいと思います。自動運転は今見ていただ きましたが、それ以外にもこの分野で以前から投資をしているのは、物流、サービス、自動倉庫な どさまざまなロジスティクス系のところにも大変面白い投資先がいくつもあります。 こういったものをグループで有機的にシナジーを出し合いながら、新たな価値を創造していきたい と思っています。 35

  37. Slide 37: 日米戦略的投資の枠組み

    最近孫さんとトランプ大統領の日本での様子に関してさまざまなシーンの報道があったと思います が、日米両国で戦略的投資に関する覚書に基づいた枠組み合意書に署名しました。 この仕組みを、われわれ SBG を含む多くの日本企業とアメリカ企業が、自分たちはこのぐらいの 投資枠でやりたいかを足し上げていくと、3,320 億米ドルになるわけです。SBG も米国の重要な電 力インフラ支援のための取り組みをしていきたいと考えています。 36

  38. Slide 38: 財務ポリシー

    最後に、財務戦略についてお話ししたいと思います。長年、われわれが公表している財務ポリシー はまったく変更せずに、鉄板のルールでこれからも進めていきます。 安全性の指標である LTV は 25%未満。毎回くどい説明で申し訳ありませんが、25%という数字自 体が極めて安全な数字です。でも、そのさらに下で運用していきます。さまざまな局面で 25%を 少し超えるようなことも将来的にはあるかもしれませんが、この 25%自体が安全だということで す。 また、手元流動性も、少なくとも 2 年分の社債償還資金はしっかりと維持していきます。 37

  39. Slide 39: 投資額と第3四半期の投資予定

    投資額をご覧いただくと、2025 年度に入ってから、第 1 四半期、第 2 四半期で、特に OpenAI へ の投資が合計 86 億米ドルと中心を占めていますが、上期合計では 116 億米ドルの投資を行ってい ます。 一方で第 3 四半期においては、OpenAI の次のラウンドがあります。ここで 225 億米ドルの投資を 行います。また、すでに買収を発表している Ampere 社、こちらも 12 月末までに全ての手続きが 38

  40. Slide 40: 資金調達の準備

    完了する見込みでして、65 億米ドルの出資をする予定です。これらを入れて、第 3 四半期の投資 見込み額は 305 億米ドルぐらいを見ています。 この投資を行う資金の調達はすでに準備ができています。OpenAI の累積投資額は、この投資の完 了をもって、347 億米ドルとなります。 資金調達の準備はできたと申し上げましたが、どのように準備をしているかです。案件ごとのファ イナンスのご説明はしませんが、大きく三つのルートがありまして、一番右の手元流動性 4.2 兆円 というのは、当然ありますが、それ以外に、まず一番大事なのは一番左の保有資産の活用です。 ここまで見ていただいた NAV は、保有株

  41. Slide 41: デット調達と保有資産の活用

    みずほ銀行を中心とするメガ 3 行に加え、多くの邦銀、それから JP モルガンなどを含めた外銀か ら大変力強いサポートをいただき、調達を継続しています。 また、単純な負債以外にハイブリッド調達というのもあります。ハイブリッドのボンドやローンな どを発行することで資本性を 50%評価するファイナンスです。私たちは先日調達を完了しました が、こういった調達は資本増強につながるという観点から、このデットストラクチャーはより投資 家の皆さんにさまざまな投資機会を与えながら、財務も健全化できるという調達手法です。 さまざまな手法を組み合わせながら、投資資金の確保を安全な方法で取り組んできています。 保有

  42. Slide 42: 上期決算のまとめ

    さて、今一度、上期決算のまとめということで、冒頭申し上げたスライドです。 当社の株価も直近、かなりダイナミックに動いていますが、株価そのものが現在 2 万 2,000 円を超 えている日もあります。 41

  43. Slide 43: 株式分割

    年初来からだと、今は成長がかなり大きいわけですが、投資家の皆さんに、できるだけ多くの投資 機会を差し上げたいですし、東証のガイダンスにも、そこを意識した資本政策を組んでいく必要が あるとあります。 今回、1 対 4 の株式分割を意思決定しました。月曜日の株価ですと、最低投資単位が 220 万円ぐら いだったのですが、4 分割するので、分割後は 56 万円で投資が可能になる。NISA で活用いただく 42

  44. Slide 44: フィジカルAIとASIの使命

    には、もう少し下がっていくことも将来的には必要なテーマかもしれませんが、まずはこの分割で 投資機会を拡大するということを実現していきたいと考えています。 最後に、冒頭でもお話しましたが、近年のフィジカル AI の取り組み、すなわち ASI(頭脳)と身 体となるロボットの組み合わせで私たちのライフスタイル、ワークスタイルにどういう形で革新的 な影響を与えていくかを考えていき、また、それによってどれだけ人々を幸せにできるかを考えて いくのがわれわれの使命だと思っています。 できるだけ、この分野をリードできる存在になりたいと思っています。 43

  45. Slide 45: 締めくくり

    今年の株主総会でも、孫さんは、「10 年後に ASI の No.1 プラットフォーマーになる」というコメ ントをしていました。その流れを今日の説明の中で、少しでもご理解いただけたら、私としては幸 いです。 私からの説明は以上です。ありがとうございます。 44

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