Slide 1: フジッコ株式会社 2025年3月期 決算説明会
フジッコ株式会社 2025 年3月期 決算説明会 フジッコ、売上高増で堅調な着地 新中計は「昆布と豆」の拡大・深耕に加え、 ヨーグルト事業を第 3 の柱に成長加速 2025 年 5 月 8 日に発表された、フジッコ株式会社 2025 年 3 月期決算説明の内容を書き起こしで お伝えします。 【スピーカー】 フジッコ株式会社 代表取締役社長執行役員 福井正一 フジッコ株式会社 上席執行役員経営企画本部長 小段健男 1
Slide 2: 前・中期経営計画のふり返り
前・中期経営計画のふり返り 福井正一:代表取締役社長執行役員の福井です。よろしくお願いします。 本日は、まず私から「2025-2027 中期経営計画」についてご説明します。その後は上席執行役員経営 企画本部長の小段より、2025 年 3 月期の決算概要と 2026 年 3 月期通期業績見通しについてご説 明します。 「2025-2027 中期経営計画」についてご説明する前に、前・中期経営計画を振り返りたいと思います。 スライドのグラフと表に示したとおり、売上高は目標に到達しましたが、利益は当初見込みを大きく下回りま した。 2025 年 3 月期の売上高は、当初目標の 570 億円に対して実績
Slide 3: 前・中期経営計画のふり返り(4つの戦略)
前・中期経営計画のふり返り 前・中期経営計画の 4 つの戦略について振り返りたいと思います。「ブランド価値の強靭化」「工場運営の 改革」「DX の推進」「コーポレートガバナンスの強化」の 4 つの戦略に取り組みました。 1 つ目のブランド価値の強靭化についてです。トップラインは回復しましたが、利益が減少しました。SKU を およそ 40 パーセントも削減し、数回にわたる値上げも実施したものの、物量減少によってコストアップを吸 収しきれませんでした。 昆布の原料がかなり枯渇している対策として生昆布原料を開発し、「ふじっ子煮 MIRAI」「MUGEN- KOMBU」という 2 つの新ブランドを立ち
Slide 4: 前・中期経営計画のふり返り(工場・DX・ガバナンス)
2 つ目の工場運営の改革についてです。複数品群生産工場と単一品群生産工場の 2 つを分離すること で工場を集約化する「二分化構想」は、大幅なコストがかかるために見送りました。 その代わりというわけではありませんが、革新技術による省人化ライン設計で生産性向上に取り組みまし た。 3 つ目の DX の推進についてです。DX に必要な 8 つの新システムの選定および実装が完了しました。現 在の課題は「DX 人財」であり、全社デジタルリテラシーの向上を目的とする社内「DX 人財」を積極的に 発掘し、教育しています。 4 つ目のコーポレートガバナンスの強化についてです。前・中期経営計画期間中に、150
Slide 5: 事業環境の整理
事業環境の整理 2025 年から 2027 年の 3 年間の中期経営計画についてお話しします。 まずは、事業環境を整理します。2025-2027 中期経営計画では、スライドに記載した 5 つの課題を認 識しており、それらに対する我々の方針を明確化しようと取り組んでいます。 1 つ目の未来の昆布・豆市場の創造(発想の拡大)では、新たな商品群を創発していきます。2 つ目 は、ヨーグルトを第 3 の柱に成長加速していきます。3 つ目は、生産性・効率性のさらなる向上を目指しま す。4 つ目の原材料生産者との共創強化では、特に昆布製品についての取り組みを進めていきます。 5 つ目の社風の改革では、特にス
Slide 6: 2025-2027 中期経営計画の位置付け
2025-2027 中期経営計画の位置付け 2025-2027 中期経営計画の位置付けについてご説明します。 これからの3年間は、『フジッコ 2030』ビジョン実現に向けて、持続可能な成長基盤を形成する重要な期 間であると位置付けます。『フジッコ 2030』ビジョンでは定性的な目標として、「お客さまの『価値ある時間』 に貢献」することを目指していきます。 スライド右側の枠内に記載のとおり、2030 共通価値指標として、業績については売上高 700 億円台、 営業利益率 7.5 パーセント、当期純利益率 5 パーセント台、海外売上高 35 億円以上、PBR1 倍以 上、ROE5.0 パーセントを
Slide 7: 2025-2027 中期経営計画の位置付け(ビジョン)
2025-2027 中期経営計画の位置付け 2025-2027 中期経営計画の基本方針をご説明します。ビジョンは、「お客さまの『価値ある時間』に貢 献」することです。 「価値ある時間」とは何かについて、いろいろと議論しました。1 つ目は「おいしさ」、つまり味わえる時間で す。2 つ目は「手間・簡便」、つまり時間の短縮化が図れることです。3 つ目は「憩い」、つまり家族団欒の 憩いの場などを提供できることです。 4 つ目は「元気」です。当社は健康創造企業を目指しており、健康を何よりも重要視しています。家族団 欒で、みんなが食べるもので元気になることを目指していきます。5 つ目の「健康・栄養」も、同
Slide 8: 基本方針と基本戦略
基本方針は、「従業者の力を結集させ、お客さまと共に昆布と豆の未来を創造する」です。「もっと集中で きるように」という意味合いから「昆布と豆」とあえて限定していますが、他の品群や事業をないがしろにする わけではありません。このことは社員にも何度も説明し、徹底しています。 基本戦略は 4 つあります。1 つ目は、コアビジネスの事業強化と領域拡大です。2 つ目は、圧倒的な競争 優位性の確保です。3 つ目は、効率経営の追求です。 4 つ目は、経営基盤の強化です。経営基盤の強化については、DX 推進、人的資本経営、サステナビリテ ィ、資本政策などをしっかり進めていきたいと考えています。 8
Slide 9: 「昆布と豆」の事業拡大と深耕
「昆布と豆」の事業拡大と深耕 「昆布と豆」の事業を拡大・深耕させていきます。昆布事業では、高収益の維持と持続的成長を目指しま す。豆事業では、リソースを集中させて V 字拡大と収益回復を実現させます。 豆事業の 2025 年 3 月期の売上高は、前期比 105 パーセントほど増加しています。スライドに記載した取 り組みを通して、収益力を回復させていこうと考えています。 昆布事業では、社会的価値と経済的価値を両立させ、持続的成長を図ります。現在は昆布資源が非常に 枯渇してきているため、産地としっかり連携し、昆布の資源を保全していく活動にも取り組んでいきます。 また、原料貯蔵技術をもっと革新させる
Slide 10: ヨーグルト事業の拡大
ヨーグルト事業の拡大 もう 1 つ重要な事業として、ヨーグルト事業があります。ヨーグルト事業は過去から非常に伸長率高く伸び てきていることから、持続的成長ドライバーを担い、第 3 の柱を目指します。 「カスピ海乳酸菌で世界の健康長寿に貢献する」という大それたビジョンですが、世界に進出していくための 商品としても、このような商品政策・商品戦略をしっかりしていこうと考えています。 「カスピ海ヨーグルト」をはじめ、現在は大豆をまるごと使ったヨーグルトを生産しています。最近、「まるごと SOY カスピ海ヨーグルト」の人気が非常に高くなってきました。 今秋には、「カスピ海ヨーグルト リッチモ」という新商
Slide 11: ヨーグルト事業のグローバル展開
現在は台湾で個食の SOY ヨーグルトを発売しており、今年 4 月からは台湾のセブンイレブン全店で取り 扱いが始まりました。工場としては提携している現地企業があり、ライセンス契約の上、生産いただき、発売 しています。 まだ 4 月に始まったばかりのため、実績については正確に言えませんが、「よく売れている」という話は聞いて います。 また、インドネシアでは提携している工場があり、練り製品などの惣菜類を製造・販売しています。将来的に は、インドネシアでもヨーグルトを拡大していこうと考えており、現状は提携先が展開している小売店で、スラ イド一番上に掲載した PB 商品を販売しています。このようにグロ
Slide 12: 既存・周辺・新領域の三位一体の開発強化
既存・周辺・新領域の三位一体の開発強化 既存・周辺・新領域において、三位一体の開発強化を進めていきます。 新商品の貢献度を KPI として採用しています。2025 年 3 月期実績は 4.7 パーセントの構成比でした が、2028 年 3 月期には 7.7 パーセントまで向上させたいと考えています。 そのための施策として、1 つ目に、自社技術の強みを生かして周辺商品を開発していきます。2 つ目に、大 事な主力商品である既存商品リフレッシュ(リニューアル)により、商品価値を向上させます。 3 つ目に、周辺領域ではありますが、少し外へ出た新領域の開発を進めます。これら 3 つの施策に取り組 むこと
Slide 13: 圧倒的な競争優位性の確保
圧倒的な競争優位性の確保 圧倒的な競争力はどこから生まれるのか考えると、第一に商品の差別化が挙げられます。お客さまの満足 度の向上により、圧倒的な差別化を図れます。満足度の高い商品づくりを通じて、お客様の購入ロイヤル ティを高く維持します。 また、お客さまの潜在ニーズを察知するために、DX をさらに活用する必要があります。DX を駆使してお客 様ニーズの把握に取り組みます。そして、アジャイル開発を可能とする新しい連携体制も築いていきます。 2 つ目はイノベーション、つまり研究開発です。新しい健康エビデンス基礎研究からの事業強化を行ってい きます。 エビデンス基礎研究が商品とまったくつながらない
Slide 14: 原料調達力の強化
3 つ目に、差別化では原料調達力強化が重要なポイントになります。調達力もさることながら、今後は 我々の生産力について考えていかなければならない時代ではないかと考えています。BCP、グローバル調 達、新原料の開拓・開発という 3 つのポイントについて、他社と差別化を図っていきます。 資源 BCP に取り組み、枯渇したとしても自分たちでなんとか継続して調達できる仕組みを作り、良質・安 価・安定の高い資材調達を実現していきます。また、グローバル調達と産地深耕を両立させるべく、一層、 世界に視野を広げることが重要だと考えています。 さらに、新原料開拓・開発により事業をサポートしていきます。温暖化が進ん
Slide 15: 工場機能集約で効率経営を追求
工場機能集約で効率経営を追求 工場機能集約で効率経営を追求します。5 月 2 日に、浜坂工場の閉鎖に関するリリースを発表しまし た。 浜坂工場は 1968 年に創業し、57 年間操業してきたことになります。残念ながら効率が上がらず、現在 は赤字に落ち込み、昆布製品・豆製品を作ってもなかなか利益が出ませんでした。老朽化も激しく、再投 資して再建設したとしても回収見込みがないため、やむなく閉鎖という結論に至りました。 124 名の従業員については、他の工場や本社、営業所などで雇用を継続したいと考えています。一人ひ とりと面談し、希望を聞きながら、引き続き活躍してもらえるよう動いていきます。 15
Slide 16: 事業ポートフォリオの再構築で効率経営を追求
事業ポートフォリオの再構築で効率経営を追求 事業ポートフォリオをしっかり再構築し、効率経営を進めていきたいと考えています。 まず、昆布事業では引き続き収益力を上げ、規模も維持していくよう取り組みます。そのためには原料政 策が非常に重要であり、すでにいくつかアイデアを持っています。 豆事業では「再成長からの稼ぐ力を復元」を目指しています。現在はスライド右側の負け犬に位置していま すが、もう一度金のなる木へ復活させるべく取り組んでいきます。 ヨーグルト事業は、成長を加速していきます。他の事業は収益性をさらに回復させ、おかず事業もしっかりと 膨らましていかなければいけないと考えています。通信販売事業
Slide 17: 経営基盤の強化
経営基盤の強化 経営基盤の強化です。何よりも重要なのがやはり人的資本経営であり、人財です。基本方針である「従 業員の力を結集させ、お客様と共に昆布と豆の未来を創造する」を実現すべく、必要な経営基盤として重 要なものを 4 つに分けて考えています。 1 つ目は DX 推進です。今後は DX なくしてサステナビリティのある経営はできないと考えており、社員一人 ひとりがしっかりと DX の知識をつけていくことが重要です。また、商品開発のスピードアップや品群収支管理 にも DX をしっかり取り入れられるよう、システム開発も進めていきたいと思います。 2 つ目は人的資本経営です。組織・人事領域に関わるも
Slide 18: 経営基盤の強化(人的資本・サステナビリティ)
また、これまでは「働き方改革」と言っていましたが、「働きがい改革」に変更しました。エンゲージメントがさら に上がるよう、公平な評価やスキル向上のための育成支援のプランニングなどに取り組んでいきたいと考えて います。 3 つ目はサステナビリティです。社会と企業のサステナビリティの同時実現ができるよう、プラスチックの削減や LNG を用い、これ以上 CO2 を排出しない取り組みなどをしっかり行うと同時に営業利益を確保し、業績 をしっかりと上げていくことが必要です。お客さま、パートナー、自然環境を両立できる経営に取り組みます。 最後の資本政策については、バランスを考え、最適な資本配賦を考えていきます
Slide 19: 資本政策の考え方(キャピタル・アロケーション)
資本政策の考え方(キャピタル・アロケーション) 資本政策の考え方として、「株主還元充実」「財務体質強化」「成長投資」の 3 つのバランスをしっかりとっ て進めていきたいと考えています。 スライド右側には、中期経営計画期間累計キャッシュフローを示しています。3 年間の累計では、営業キャ ッシュフローが 160 億円、投資キャッシュフローがマイナス 110 億円、株主還元が 40 億円、配当後 FCF (フリーキャッシュフロー)は 10 億円です。FCF がしっかりと残るように進めていきたいと思います。 19
Slide 20: 中期経営計画の売上高・営業利益目標
中期経営計画の売上高・営業利益目標 売上高および営業利益の目標です。「収益性の改善」「持続的な成長」「経費コントロールの強化」を掲 げ、2028 年 3 月期においては売上高 627 億円、営業利益率 5.0 パーセント、営業利益額 30 億円 以上を目指していきたいと思います。 20
Slide 21: 中期経営計画期間の財務指標目標
中期経営計画期間の財務指標目標 財務目標についてです。現状と課題については、PBR1 倍割れ、ROE の低迷、エクイティスプレッドがマイ ナスである点となります。スライド右側には、対応策を挙げています。 PBR1.0 倍以上、および ROE3.0 パーセントに持っていくための今後の推移の見込みについては、スライド 下部のグラフに示しています。 21
Slide 22: 【ご参考】資本コストや株価を意識した経営の実現
【ご参考】資本コストや株価を意識した経営の実現 資本コストや株価を意識した経営の実現です。 スライド左側には成長戦略、右側には効率経営を記載しています。この両輪を回して新規売上高 100 億円を達成し、PER20 倍、ROE5.0 パーセントというそれぞれの目標達成に取り組みます。そして、これら を掛け合わせた PBR1 倍という目標達成を目指し、取り組んでいきます。 私からのご説明は以上です。ありがとうございました。 22
Slide 23: 主な製品分類別の取り組み結果
主な製品分類別の取り組み結果 小段健男:上席執行役員経営企画本部長の小段です。私より、2025 年度 3 月期の決算発表およ び 2026 年度 3 月期の見込みについてご報告します。 業績についてご報告する前に、まずは我々が 2025 年度に特に取り組みを強化したポイントについてご報 告します。 はじめに、スライド右側の豆品群です。残念ながら、豆事業ではここ数年、右肩下がりの状況が続いていま した。当期はなんとか V 字回復を図ろうと全社でプロジェクトを開催し、開発、販売、プロモーションのすべ てを強化してきました。 その結果、豆品群はプラスに転じ、V 字回復を果たしました。スライド右上の「
Slide 24: 主な製品分類別の取り組み結果(ヨーグルト・昆布)
さらに、先ほど福井からもご報告した、大豆のタンパク質でフレイル予防に貢献するというミッションに関して は、スライド右下の「朝のたんぱく おまめさん」という新商品を今年 3 月に発売しています。 スライド左側の中段にあるヨーグルトは、新中期経営計画で第 3 の柱に掲げており、当期は大幅に伸長し ました。 その中でも「まるごと SOY カスピ海ヨーグルト」は、一昨年にクレモリス菌を使った大幅リニューアルを行い、お いしくなりました。「普通のヨーグルトのように食べられる」とご評価いただき、さまざまなメディアでも取り上げら れています。その結果、当期は売上高 150 パーセント伸長しました。 従来の「
Slide 25: 2025年3月期 経営方針の振り返り
2025 年 3 月期 経営方針の振り返り 1 番目、2 番目の豆製品、昆布製品については先ほどお話ししたため、3 番目について少し補足します。 当初計画では「成長の芽」として高く設定していた通信販売事業、素材事業ですが、当期は大きなマイナ スとなりました。 こちらは、期初から発生していた紅麹問題の影響を強く受け、通信販売のサプリメントや健康素材の業務 用販売が大きく減少したことが要因です。 また、5 番目の「稼ぐチカラの復元」については、昨年 9 月と今年 3 月に 2 回の製品値上げを実施しまし た。値上げにより大幅な収益改善を見込んでいましたが、残念ながら販売費用や値引き条件等が増加し
Slide 26: 連結損益計算書(前年との比較)
連結損益計算書(前年との比較) このような状況を踏まえ、2025 年 3 月期決算の数字についてご報告します。 売上高は 570 億 7,700 万円、前年比 13 億 6,100 万円のプラス、増減率は 2.4 パーセントのプラス です。営業利益は 11 億 3,100 万円、前年比 3 億 9,900 万円のマイナス、増減率は 26.1 パーセン トのマイナスです。 製品の値上げによって売上高の増減率が 5 パーセント程度まで押し上げることを期待していました。しか し、販売経費の増大によってすべてのコストアップを吸収することができなかった結果となりました。 そのため、当期純利益は 9 億
Slide 27: 営業利益の増減要因分析(前年との比較)
営業利益の増減要因分析(前年との比較) 前年と比較した営業利益の増減を、スライドに滝グラフで示しています。最大の要因は、売上増による限 界利益の増加が当初の見込みほど得られなかった点にあります。 本来であれば、値上げによってさらに利益が積み上がる予定でしたが、そこが十分に達成できなかったことに より、人件費、エネルギー費、経費等の増加を吸収しきれませんでした。 27
Slide 28: 当期純利益の増減要因分析 ~特別損益の比較~
当期純利益の増減要因分析 ~ 特別損益の比較 ~ 当期純利益の増減要因です。当期は特別利益および特別損失が発生したため、その差異になります。 特別利益としては、投資有価証券の売却益が 3 億 5,900 万円プラスとなっています。 特別損失として、1 つは減損損失によるマイナスが 2 億 2,700 万円です。こちらは、先ほど福井から申し 上げた、浜坂工場の減損損失の一部です。もう 1 つは、投資有価証券評価損のマイナスが 1 億 4,600 万円です。 28
Slide 29: 連結製品分類別売上高(前年との比較)
連結製品分類別売上高(前年との比較) 製品分類ごとの前年比売上高です。スライドの表の右端を見るとおわかりのとおり、すべての製品分類で前 年の売上高を上回ることができました。 その中でも、冒頭に申し上げたとおり、豆品群が前期比 5 億 3,400 万円プラスとなる 105.4 パーセント の伸長、ヨーグルト製品が前期比 2 億 8,700 万円プラスとなる 104.5 パーセントの伸長と、大きく貢献 しています。 29
Slide 30: 連結損益計算書(期初予想との比較)
連結損益計算書(期初予想との比較) 期初予想との比較です。期初予想の売上高と比べると、14 億 2,200 万円マイナスとなります。期初では 惣菜製品を大きく伸ばす計画でしたが、値上げによってなかなか伸びず、差が大きくなりました。 もう 1 つの要因は、先ほどご説明した紅麹問題の影響により、通信販売事業と素材事業の売上が大きく マイナスになったためです。 営業利益は 11 億 3,100 万円、期初予想比 8 億 6,800 万円マイナスとなり、当期の純利益は期初 予想比 5 億 9,800 万円マイナスという結果になりました。 30
Slide 31: 営業利益の増減要因分析(期初予想との比較)
営業利益の増減要因分析(期初予想との比較) 滝グラフも、先ほどの前年比のグラフとほぼ同じ見え方になります。限界利益の積み上げが不足したことで、 経費を回収できなかったという状況です。 31
Slide 32: 連結製品分類別売上高(期初予想との比較)
連結製品分類別売上高(期初予想との比較) 製品分類別の期初計画との比較です。サプリメントはヨーグルト製品に含まれるため、ヨーグルト製品にサプ リメントでのマイナスが発生しています。また、先ほどご説明したとおり、惣菜製品にもマイナスが生じていま す。 32
Slide 33: 連結損益計算書(1/24修正予想との比較)
連結損益計算書(1/24 修正予想との比較) 1 月 24 日に発表した修正予想との比較です。売上高、営業利益ともにほぼ修正予想どおりの着地とな っています。 33
Slide 34: 営業利益の増減要因分析(1/24修正予想との比較)
営業利益の増減要因分析( 1/24 修正予想との比較) スライドをご覧いただくとおわかりのとおり、修正予想とほぼ同じ結果となっています。 34
Slide 35: 連結製品分類別売上高(1/24修正予想との比較)
連結製品分類別売上高( 1/24 修正予想との比較) 製品分類ごとの内訳についても、修正予想にほぼ近いかたちで着地しています。 35
Slide 36: 四半期会計期間の売上・営業利益の増減推移(前期比)
四半期会計期間の売上・営業利益の増減推移(前期比) 四半期ごとの増減推移です。スライド中央の売上高は、第 1 四半期から第 4 四半期まで、すべてプラス で進捗しました。 ただし、売上高の右側に記載している営業利益について、第 1 四半期は 1 億 6,300 万円マイナスと、 期初からマイナスとなりました。後半からのコストアップを予想していましたが、見込みよりも早い段階からコス トアップが増加してしまったため、見込みとの差が発生しました。 第 2 四半期は、2 億 3,900 万円のマイナスです。第 2 四半期の最後となる 9 月に製品の値上げを実 施しましたが、第 3 四半期は値上げによる
Slide 37: 連結貸借対照表(前期末との比較)
連結貸借対照表(前期末との比較) B/S のご報告です。2024年度は、フリーキャッシュフローが 3 億 5,200 万円プラスで着地した結果、現 預金は 3 億 5,200 万円増えた状態となっています。 固定資産は、浜坂工場の減損損失に伴って減少しています。全体で見ると、B/S が少しスモール化し、 改善されたかたちになっています。 37
Slide 38: 連結業績予想
連結業績予想 2026 年 3 月期の業績の見通しについてご報告します。 売上高は 585 億円、前年比 14 億 2,200 万円プラス、2.5 パーセントの増加です。営業利益は 16 億 5,000 万円、前年比 5 億 1,800 万円プラス、当期純利益は 13 億 5,000 万円、前年比 3 億 9,800 万円の増加です。1 株当たりの配当は、今期から据え置きで 46 円を予定しています。 38
Slide 39: 営業利益の増減要因分析(前年との比較)
営業利益の増減要因分析(前年との比較) 営業利益増減のグラフです。今年の春および 6 月に予定している値上げにより、大きくプラスに働くことを見 込んでいます。値上げを実施するだけでなく、商品の改善および当期の新商品販売等をトータルし、限界 利益を 18 億円積む計画です。 さらに、社内では期初からコストダウン活動をスタートしており、4 億円プラスを見込んでいます。今期にコス トアップが予定されている材料費、人件費、物流費等を差し引き、最終営業利益は 16 億 5,000 万円 となる計画です。 39
Slide 40: 連結製品分類別売上高
連結製品分類別売上高 製品群については、豆製品、ヨーグルト製品の構成比を高く計画しています。豆製品は 106.8 パーセン ト、ヨーグルト製品は 107.6 パーセントです。我々が現在強化している品群で新商品も増やしつつ、目標 達成を目指します。 40
Slide 41: 連結設備投資額と減価償却費の推移
連結設備投資額と減価償却費の推移 最後に、投資額と償却費の推移です。減価償却費について、2025 年 3 月期は 34 億 7,700 万円、 2026 年 3 月期は 35 億円を予定しており、設備投資も同等水準を見込んでいます。先ほど福井が申 し上げた今期に発売を予定している大容量タイプのヨーグルトの新商品も、今期の投資に含まれています。 私からのご報告は以上です。ありがとうございました。 41