Inabata & Co., Ltd. · TSE:8098
Inabata & — FY2025 Earnings Presentation
44 slides from Inabata &'s earnings presentation, May 2025
Slide 1: Summary of FY March 2025 results
横田:それでは、まず私から、終わりました 2025 年 3 月期の決算の計数の概要についてご説明を させていただきます。 まず、総括でございますが、売上高、営業利益、経常利益につきましては過去最高を更新いたしま した。 売上高は 8,378 億円で対前期比 9.4%の増収になりました。国内および東南アジアにおけるビジネ スの好調、さらには円安の効果もあって増加しました。 営業利益ですが 258 億円、対前期比で 21.9%の増益です。売上高の増加や、売上総利益率の向上 もあり増益となりました。 経常利益ですが 261 億円、対前期比 22.2%の増益です。主に営業利益の増加によって増益となり
Slide 2: Consolidated results summary
あらためまして、連結決算総括について表にまとめております。この赤枠で囲んでおります黄色く なっているところが、終わりました 2025 年 3 月期の数字です。一番下に為替レートがございます が、終わりました 25 年 3 月期につきましては、為替は 152 円 62 銭でした。 対前期比についての数字は先ほど申し上げたとおりです。右に(B)としまして、昨年の秋に公表 した修正見通しを記載しています。このとき為替は 145 円で一応想定をしておりました。数字と しましては、修正した公表見通しに対して売上高は微増、営業利益は 7.6%、経常利益 8.9%の増益 になりましたが、当期純利益については
Slide 3: Performance trends
続きまして、業績の推移ですが、過去 4 期の実績と、それから来期、26 年 3 月期の見通しを併せ て記載しております。 この折れ線グラフが売上高になっておりまして、ご覧のとおり順調に増加傾向が続いております。 棒グラフが利益になりまして、ピンク色が営業利益、薄い緑が経常利益、それから黄色が当期純利 益となっております。 下に参考としまして、それぞれの決算に使った為替レートを記載しております。進行しております 26 年 3 月期につきましては、終わった期に比べますと円高を想定しておりまして、現在のところ は 143 円で見通しを組んでおります。 下に注釈としまして、過去これまで行ってまいりまし
Slide 4: Balance sheet summary
続きまして、B/S、貸借対照表のサマリーでございます。 大きな変化はないのですが、金額として大きく増えておりますのが、右の負債です。社債が 175 億円増えております。これは当社初めてのグリーンボンドを含め、3 回に分けて無担保社債を発行 しまして、それが 175 億円増加したということです。あとは、利益剰余金の増加等によって株主 資本が増えております。 自己資本比率ですが、終わった期は 47.1%という形で、昨年と比べ若干増加しているという状況で す。
Slide 5: Equity, net interest-bearing debt and net D/E ratio
続きまして、自己資本、ネット有利子負債、ネット D/E レシオの推移でございます。オレンジの 棒グラフが自己資本で、薄いグレーのグラフがネットの有利子負債、折れ線がその比率であるネッ ト D/E レシオを示しております。 ネット D/E レシオにつきましては、前期、24 年 3 月期に続いて、依然として低い水準が維持され ています。
Slide 6: Net sales by segment
続きましては、事業のセグメント別の売上高です。 当社は四つのセグメントに分けておりまして、情報電子と合成樹脂が大きく 2 大セグメントとして 比重が大きい状態が続いております。全体としての売上高は前期比で 9.4%の増収になります。 情報電子事業につきましては、主力の FPD、フラットパネルディスプレイ関連商材、それから、 プリンター、複写機関連材料等の販売の回復等によって増収となっております。 合成樹脂事業につきましては、特に OA 向け需要の回復等が大きく、総じて各分野で堅調、好調に 推移したこと、それから円安の効果、さらにはコンパウンド事業における新規連結等もございまし て増収となりまし
Slide 7: Segment and region matrix
続きましては、終わった 25 年 3 月期の事業セグメントと、所在地、地域別のマトリックスを分解 した表になっておりますので、ご参考までに見ていただければと思います。 情報電子セグメントは、特に北東アジアの比重が高く、合成樹脂セグメントは特に東南アジアの数 字が大きく、化学品と生活産業は依然日本のビジネスが主力であるということが見てとれるかと思 います。
Slide 8: Operating profit by segment
続きましては、事業のセグメント別の営業利益でございます。 売上高の傾向と似ていますが、全体としましては 21.9%の増益でございます。情報電子と、合成樹 脂がやはり増益率が大きくなっておりまして、売上高のところで申し上げましたとおり、フラット パネルディスプレイ関連、プリンター、複写機関連の販売が回復したこと、それから全体的に利益 率が向上したことによって情報電子事業は 22.8%の増益という形になっております。 合成樹脂事業につきましては、繰り返しになりますが、OA 関連等含めて各分野で好調に推移し、 新規連結を含めてコンパウンド事業の製造機能の稼働回復等によって利益率が向上したことによっ
Slide 9: Net sales by region
続きましては、地域別に売上高を分析したものです。 全体としては 9.4%の増収ですが、東南アジアと特に日本での増収が大きかったということです。 東南アジアは合成樹脂関係の比重が高いですが、その OA 関連の回復によって増収となりました。 日本は情報電子と合成樹脂の好調によって増収となりました。
Slide 10: Operating profit by region
今度は、地域別の営業利益です。 まず、東南アジアは主力の合成樹脂関連の OA 関連の回復と、コンパウンド事業をはじめとする製 造事業の稼働回復、そして新規連結等もございまして増益となりました。 北東アジアは、フラットパネル関連商材の利益率向上、そして新規連結もございまして増益となり ました。 米州でございますが、これは特にメキシコでの、自動車向けコンパウンド事業の採算がかなり改善 し増益となりました。 金額は小さいですが、欧州の減益率が 35.2%と大きくなっています。これは電池関連の部材の販売 が減少し、大きく減益になっております。
Slide 11: Manufacturing businesses sales and operating profit
そして、当社はグループ会社で製造業というか、商社以外の事業を行っております。ここは商社以 外の製造業の売上高と営業利益だけの数字を抜き出したものになっております。 売上高は、前期の 807 億円に対して今期は 1,044 億円という形で、2 割ぐらい増えております。 一方で、営業利益のほうが大きく改善しておりまして、23 億 4,500 万円が 50 億 5,000 万円という 形で、2 倍以上に改善しています。これは新規連結、特にノバセル株式会社の新規連結の効果、そ して東南アジアならびにメキシコにおけるコンパウンド事業をはじめとする製造事業の稼働回復や 利益率の向上等によりまして、大きくこ
Slide 12: FY2026 net sales forecast by segment
続きまして、事業のセグメント別の売上高を 3 期間の実績と 26 年 3 月期の見通しを並べて記載し たものでございます。全体としては、26 年 3 月期は 8,700 億円という増収を見込んでおります。
Slide 13: FY2026 operating profit forecast by segment
続きまして、事業のセグメント別の営業利益です。 これも 25 年 3 月期に対しては若干微減になっていますが、ほぼ横ばいの 255 億円の見通しをして おります。情報電子事業を少し厳しく、終わった 25/3 月期よりはかなり厳しい状況を想定してお りますので、ここは減益になっております。 一方で、苦戦しておりました生活産業と、それから化学品の増益は大きく見ております。
Slide 14: Consolidated subsidiaries overview
これは当社の連結子会社等の状況でございますが、現在、国内外合わせて持分法適用会社を含めま すと 52 社連結しております。そのうち 27 社が純粋な商社以外の製造・加工業になっておりまし て、数の上では大体半分以上を占めています。
Slide 15: Major consolidated subsidiaries
主な連結子会社の状況と記載しておりますが、特に国内外の各拠点の中核となっている商社子会社 の数字を記載しております。 売上高は少し、でこぼこがありますが、特に営業利益につきましてはおおむね各拠点とも前期に対 しては増益となっています。特に香港、タイ、上海の増益率がかなり大きく貢献しています。
Slide 16: Equity trend
参考資料になりますが、自己資本の推移を 5 期間にわたって記載をしております。
Slide 17: Average exchange rates
同じく参考ですが、期中の平均為替レートを記載しておりまして、ここ 3 期間ぐらいはおおむね円 安基調が続いてきています。26 年 3 月期については少し円高になるという見通しを現在していま す。 簡単でございますが、以上で私からの説明を終わらせていただきます。続きまして、社長の稲畑か らご説明をさせていただきます。
Slide 18: Strengths of Inabata: long-term performance
稲畑:それでは私から、中期経営計画「New Challenge 2026」の初年度の進捗について、中計か らの観点でご説明をさせていただきます。 最初に、稲畑産業の強みということで簡単にまとめました。 ご覧いただいていますこのグラフは、過去 15 年以上の業績の推移をグラフで示したものです。売 上高、営業利益ともに大体順調に成長を遂げているというのがご覧いただけるかと思います。
Slide 19: Four strengths of the company
次に、当社の強みにつきまして、簡単に 4 点にまとめさせていただきました。4 点全部を細かく説 明は申し上げませんが、最初に歴史、業歴ということで、130 年以上の業歴がございますので、取 引先の顧客基盤ということで言いますと、約 1 万社に上る顧客基盤を有しているのが当社の非常に 何よりも大切な財産ではないかと考えております。 それから、グローバルな情報網を有する化学品の専門商社というのを次に挙げています。海外展開 につきましては、現在海外 19 カ国でおよそ 70 拠点を展開しています。その中で、直接運営して いる私どもの拠点がこれだけあるということで、このネットワークから来る情報網という
Slide 20: Asian network and segment strengths
先ほどの部分、少しだけ細かく説明させていただきますと、特に当社は海外のネットワークという 中でも、アジアについては強固な事業基盤がございます。先ほど 19 カ国、およそ 70 拠点と申し 上げましたが、この中で 12 カ国、59 拠点はアジアに集中しております。 その中でも、特に北東アジアではフラットパネルディスプレイの材料を中心に拡大してまいりまし た。そして東南アジアにおきましては合成樹脂事業を中心にコンパウンド事業といったものも併せ て拡大をしてまいりました。 それから、当社の 2 大セグメントであります情報電子事業、それから合成樹脂事業の強みという観 点から簡単に、これは全部読み上げる
Slide 21: Flat panel display business history
事業展開事例としまして、フラットパネルディスプレイの関連事業というものの歴史を簡単にここ にまとめさせていただきました。 簡単に申し上げますと、最初はフラットパネル、特にいわゆる液晶テレビについては、最初、日系 勢はかなりの強みを持って始めたわけですが、そこからあまり時間を置かずに、台湾、韓国といっ たところに製造の中心が移りました。それが、現在ではもう台湾、韓国から、さらに中国と完全に 製造拠点が移っております。 これは 90 年代から始まって、2010 年代までという、二十数年の動きですが、こういう激しい動き の中にも当社はしっかりとお客様のフォローをするという中で、このビジネスを拡大する
Slide 22: Synthetic resin business in Southeast Asia
次に、合成樹脂事業につきまして、当社の東南アジアの進出は 1970 年代半ば頃ということで、も うそろそろ 50 年になろうかという時期であります。最初は日系の家電メーカー中心に取引基盤を 拡大してまいりまして、以後、OA そして直近では自動車と、中心となる産業を変えながらも発展 してきたということがあります。その中で、次にも触れますが、当社が持っているコンパウンドの 生産、コンパウンドの機能というのは、当社のこの合成樹脂事業を特徴付ける要素となっていま す。
Slide 23: Compound business capacity
そのコンパウンド事業ですが、当社の樹脂のコンパウンドというものは、キャパにしましておよそ 19 万 5,000 トンで、いわゆる独立系という中で考えますと、日本国内では最大ということが言え ると思います。 このコンパウンド事業を持つことによりまして、お客様のグローバルなサポートというものを現地 の対応も含めて細かくできております。これは先ほど少し触れました多品種少量生産といったもの にもきめ細かく対応できるというのが大きな強みでございます。
Slide 24: Compound business and manufacturing process
これは参考までに、コンパウンド事業と簡単に一言で申し上げましたが、どういうものかというこ とを、製造工程を含めまして図でご説明させていただいているものですので、ご覧いただければと 思います。
Slide 25: External environment
それでは、初年度の進捗状況ということでお話をしたいと思います。まず、外部環境につきまし て、ここに 4 点挙げてありますが、これは皆様よくご存じのことと思いますので、特に細かい説明 はいたしません。 ただ、国産のナフサ価格というのは特に合成樹脂事業の全般の事業環境に大きな影響を与える要素 になります。これはこの期間、比較的高水準で推移してきたものが足元ではやや下落傾向にあると いうことは 1 点ご説明申し上げたいと思います。 あと 1 点、フラットパネルディスプレイの関連では、全般にいわゆるテレビですが、大型のパネ ル、テレビ、それからスマートフォン、こういったものでは、ほぼもう需要は横ばいの
Slide 26: Progress against quantitative targets
次に、定量目標に対する進捗状況ですが、先ほどのご説明とかなり重複する部分がございますの で、要点のみに絞ってご説明を申し上げたいと思います。 この赤で囲ってある部分ですが、営業利益につきましては、特に初年度計画 225 億円を大きく上 回り、通期では 258 億円で過去最高を更新することができました。同様に経常利益は 261 億円、 純利益は過去最高ではないですが、初年度の計画を大きく上回って着地することができました。こ の状況がまず一つです。
Slide 27: Progress by segment
次に、セグメントごとの説明に簡単に触れたいと思います。 セグメントごとで申し上げますと、やはり好調だったのは、いわゆる 2 大セグメントと当社の中で 呼んでおります、情報電子と合成樹脂です。 情報電子セグメントにつきましては、先期に比べまして大きく 69 億円から 84 億円と伸びており ます。初年度計画で申し上げますと 65 億円ですので、ここから比べてもかなりの増益ということ になっているということは申し上げられます。 それから合成樹脂です。合成樹脂も営業利益段階で 130 億円ということですので、これも過去最 高を大きく更新して、営業利益では、最終年度の 27 年 3 月期の目標も上回り
Slide 28: Capital allocation progress
次のページは、キャピタルアロケーションの進捗状況の説明です。 この中期経営計画の期間中、営業キャッシュフローはおよそ 650 億円程度と想定しておりまし て、この内訳として、投資に 50%から 60%、株主還元に 40%から 50%程度と、既に中期経営計画 では表現させていただいております。 初年度としましては、そのうちで営業キャッシュフローは 228 億円でしたが、このうち成長投資 に 137 億円を充て、また株主還元に 109 億円を充てました。おおむね計画どおりに進捗している ということがご覧いただけると思います。
Slide 29: Investment summary
これは、この期間に行いました投資の状況についての簡単なサマリーでございます。 成長投資としまして 25 年 3 月期、この終わった期ですが、138 億円ほどの投資を実行いたしまし た。定常投資は 53 億円ほどということで、両方を合わせまして 191 億円の投資を行いました。 成長投資の主なものにつきましては、ノバセルという、これは株式会社ダイセルとの合弁会社のコ ンパウンド会社ですが、こちらに対する投資が一番大きなものでございます。それ以外にも事業投 資としましては、リチウムイオン電池材料関連の投資、それからバイオマス発電の関連投資を実施 いたしました。
Slide 30: Investments by segment
これは各セグメント別に実施いたしました投資案件の詳細について記しています。詳細の説明は割 愛させていただきますが、ご覧いただければと思います。
Slide 31: Novacel joint venture
一言、ノバセルという比較的大きな投資を行いましたので、これについて少しだけ触れさせていた だきます。 設立は 24 年、昨年の 4 月 1 日です。出資比率としましては当社が 3 分の 2、それから株式会社ダ イセルが 3 分の 1 で出資している合弁会社でございます。これは、アジアの中では香港とタイ、シ ンガポールという海外の 3 拠点ありますが、日本と合わせて 4 拠点の会社でございます。全般とし ては樹脂のコンパウンドを提供する機能です。
Slide 32: Shareholder return trends
次は、株主還元の推移についてグラフで説明をさせていただきます。ご覧いただきますように、配 当金額を棒グラフで示しました。折れ線グラフのブルーのラインが当社が重要な指標として掲げて おります総還元性向です。最後のグレーのラインが配当性向ということになります。 中期経営計画の期間中、株主還元の基本方針としましては、1 株当たりの配当額については前年実 績を下限として減配しないという累進配当をまず第 1 の方針としています。そして、これは前の中 期経営計画から引き継いでいますが、同じく総還元性向の目安としてもおおむね 50%程度を維持 するという、この二つの基本的な方針を掲げております。 実績としま
Slide 33: NC2026 year two plan
次のページ、まず定量面での NC2026 の 2 年目の計画ということで、見通しをここに掲げていま す。一番左の枠が、終わりました 25 年 3 月期の実績です。真ん中のブルーで網掛けしている部分 が 26 年 3 月期見通しで、2 年目の今年の状況でございます。 売上につきましては 8,700 億円、営業利益につきましてはほぼ今期と横ばいですが、255 億円で す。同様に経常利益も 255 億円、純利益も 195 億円で、利益面では当初の 2 年目の計画をいずれ も上回った数字を達成する予定でおりますが、今期と比べるとほぼ横ばいというのが 2 年目の状況 です。 ちなみに、為替レートに関しま
Slide 34: Year two plan by segment
では、事業セグメントごとにそれをブレークダウンしたのが次の表でございます。 この中で、やはり今期と比較しまして減益幅が大きいのは情報電子になります。84 億円に対して 66 億円ということで、これは非常に事業環境の悪化をかなり厳しく見積もっています。 合成樹脂につきましては、ほぼ横ばいという見通しです。情報電子の悪化の部分を化学品、そして 生活産業の収益の改善というもので何とかカバーするというのが 2 年目の見通しでございます。
Slide 35: Sustainability and digital strategy topics
次は、サステナビリティ・デジタル戦略という、いわゆる経営基盤戦略に属する部分ですが、それ についてもご報告を申し上げたいと思います。 まず、ここで年表のような形で示しておりますのは、サステナビリティ関連のトピックスについて です。昨年の 5 月、中期経営計画 NC2026 の公表と同時に、サステナビリティ中期計画 2026 とい うものも公表しております。24 年の 7 月には当社としましては初めてとなるグリーンローンを締 結いたしました。そして、11 月には当社として同じく初めてとなるグリーンボンドの発行を決定 いたしました。
Slide 36: Materiality KPIs: sustained value creation
次は、対応する中期経営計画の中でサステナビリティ関連のマテリアリティ、主要課題につきまし て示したものです。 マテリアリティ全般は持続的な価値創出、次のページで出てまいります事業継続の基盤と二つに分 けておりまして、まずその前半の持続的な価値を創出するためのマテリアリティということで KPI・目標を掲げています。 まず、GHG の排出量ですが、2026 年度は 2022 年度比で 25%削減という目標を掲げているわけで すけれども、この実績につきましては、今現在、第三者保証を取得しようとしておりまして、それ の取得に多少時間がかかっております。それを取得した上で、9 月の上旬に開示しようと考え
Slide 37: Materiality progress continued
やはり一番は情報電子関連で EV 化に対して材料提供をいろいろとしておりまして、そこでの実績 を相当計画はしていましたが、進捗は今現在、市場全体として急ブレーキがかかったような格好に なっております。進捗にやや遅れが出ているという状況でございます。 以下はご覧いただければと思います。例えば国内外における化学物質規制の管理体制を強めるとい うこととか、責任ある調達に関する当社の姿勢とか、人権 DD といったものもこの期に着実に進捗 いたしました。
Slide 38: Materiality KPIs: business continuity foundation
次のページは、中期計画の進捗状況の中で事業継続の基盤に関するマテリアリティをまとめており ます。これもなかなか KPI が細かいので、全てを説明することは割愛させていただきたいと思い ます。 例えば、最初に掲げております従業員のエンゲージメントサーベイです。これは、例えば全体とし まして肯定的な回答を 70%以上にするとか、それ以前にそもそも回答率そのものを 90%以上にし て、その捕捉率を高めるということだとか、いろいろな KPI を掲げています。 回答率に関しましては、対象範囲をかなり製造拠点まで広げたということもありまして、昨年に比 べて大きく進捗はしています。それと多少関連するかもしれ
Slide 39: Health management and human capital
次のページも細かい説明は控えさせていただきたいと思いますが、当社の健康経営、人的資本投資 といった項目についてのご報告になります。 細かい数字は申し上げませんが、この下に掲げています健康経営の優良法人に 3 年連続で認定を受 けることができました。
Slide 40: Digital strategy progress
次に、デジタル戦略の進捗状況でございます。ここも少し項目が細かいので、大項目の 3 点をご覧 いただければと思います。 一番大きなものは、今現在、国内の基幹システムを新たなものに刷新しようとしていまして、この 計画は順調に進んでいるということをまずご報告申し上げたいと思います。それと併せまして、海 外を含めた拠点でのグローバルな経営基盤システムを今整備しています。これにより、およそグル ープ全体の 9 割ぐらいの経営情報は即時に一元化できるという体制が整いました。 大きな項目の 2 番目、セキュリティの強化に向けたスキームの構築およびグループ全体への展開に なります。こちらにつきましても全般に
Slide 41: ROE and cost of equity
資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応になります。これも要点のみの説明というこ とで簡単に説明させていただきたいと思います。 まず、25 年 3 月期です。24 年、昨年の 1 月、非常に当社の株式は市場流動性が高まりましたの で、全般にこれを背景に、資本コストそのものが低下いたしました。従来に引き続き、株主資本の コントロール、小型株プレミアム、流動性プレミアム等々を考慮したスプレッドの確保というもの に努めてまいりたいというのが最初に申し上げたい点でございます。 ここに示していますグラフは、ROE の推移、株主資本コストの推移のグラフでして、ROE がブル ーのところです。昨年度
Slide 42: Share price and market valuation trends
株価・市場評価の推移です。以下、この順番に、株価・時価総額の推移というグラフ、ROE の推 移のグラフ、PBR の推移のグラフ、そして PER の推移のグラフということで示しております。 引き続き、株主資本のコントロールをしっかりと実施しまして、ROE の水準は維持したいと考え ると同時に、また一方で PER そのものが残念ながら依然として低い水準に推移しています。これ は先程行いましたような成長投資を実績化してまいり、成長期待をしっかりと高める必要があると 認識しております。
Slide 43: Policy for cost of capital and share price
対応方針につきまして、取締役会でこれにつきましても様々な議論を行いました。その議論を経 て、以下の方針を現在決定しております。 ご覧いただいたとおりで、成長施策の着実な実行により、事業価値を継続的に向上させ、利益成長 への期待を醸成したいということが 1 番目です。2 番目、ROE としましては、基本的に 10%以上 維持するということです。3 番目、財務レバレッジの活用を含めまして、資本コストを抑制、ある いは低減するということです。そして 4 番目としまして、自己株式取得の継続実施を行ってまいり たいということでございます。
Slide 44: History of initiatives and reference materials
次のページは、東証からの要請以前から当社はこのような取り組みを本格化していたわけですが、 その取り組みの履歴を表でまとめさせていただいております。これもご覧いただければと思いま す。 以下、参考資料としましてお付けしておりますので、お時間があるときにお目通しいただければと 思います。 私からの説明は以上でございます。ありがとうございました。