Itochu Corporation · TSE:8001
Itochu — Investor Day (February 2026)
18 slides from Itochu's investor day presentation, February 2026
Slide 1: 基幹産業における「バリューチェーン」の進化
基幹産業における 02 「バリューチェーン」の進化 Copyright © ITOCHU Corporation. All Rights Reserved. 11
Slide 2: エネルギー・化学品カンパニー 宮﨑 勉
基幹産業における「バリューチェーン」の進化 エネルギー・化学品カンパニー 宮﨑 勉 常務執行役員 エネルギー・化学品Co. プレジデント (2026年~) • 1983年入社以来、一貫して化学品分野に携わる • 台湾での5年半の駐在を経験 • 2015~2025年度まで伊藤忠ケミカルフロンティア社⾧を務め、直近は6期連続最高益を記録 Copyright © ITOCHU Corporation. All Rights Reserved. エネルギー・化学品カンパニーの宮﨑です。当カンパニーの強みは、資源・原料から川下のお客様 までをつなぎ、基幹産業を支えるバリューチェーンを構築していることです
Slide 3: 幅広い商品群の取扱いにより基幹産業を支えるバリューチェーンを構築
幅広い商品群の取扱いにより基幹産業を支えるバリューチェーンを構築 合成樹脂 無機原料 LNG 発電・蓄電所 石油製品・LPガス販売 原油・LNGトレード 原油 電力トレード 有機原料 エネルギー・電力ソリューション部門 ファインケミカル 化学品部門 Copyright © ITOCHU Corporation. All Rights Reserved. 13 当カンパニーは、エネルギー・電力ソリューション部門と化学品部門の2部門から構成されています。 エネルギー分野では、上流権益から石油・LNGトレード、再エネを中心とする発電、蓄電所、 電力トレード、伊藤忠エネクスを通じた石油製品・LPガス販
Slide 4: 化学品部門:多数の商品群を取扱い、右肩上がりの成長を実現
化学品部門: 建材 多数の商品群を取扱い、右肩上がりの成⾧を実現 高機能フィルム 塩ビ床材 日用品・包材 (単位:億円) 化学品部門 単体+その他事業会社 460 日用品 主要事業会社3社計 包材 423 パッケージ 349 自動車・半導体 335 337 226 328 208 自動車部材 半導体関連部材 樹脂プレート 206 182 173 154 医薬・農薬 医薬品原料 234 農薬 215 162 183 146 143 農業・畜産 肥料 (年度) 2021 2022 2023 2024 2025 2026 飼料添加物 化学品部門 連結純利益推移 繊維 化学繊維原料 Copyright
Slide 5: 化学品部門 取組事例
化学品部門 取組事例 化学品部門 単体 タキロンシーアイ 建築住設・土木農業用資材、 住友化学製の飼料添加物 電子部品等、基礎産業に強み メチオニンを全量取扱い 2024年度完全子会社化実施、 世界有数の合成樹脂取扱数量 多数の人員を派遣しPMI推進中 その他、硫黄、アンモニアといった基礎原料から 2010年度 2026年度(計画) 日用雑貨、用度品まで幅広く取扱い トレード 取込損益 19億円 67億円 伊藤忠ケミカルフロンティア 事業会社 伊藤忠プラスチックス 川下視点で高収益の医薬、 半導体関連から食品包材まで ファインケミカル事業を拡大 川中~川下に広く事業
Slide 6: 今後の成長ドライバー:半導体関連の取組拡大
今後の成⾧ドライバー:半導体関連の取組拡大 新規事業 上流鉱物資源 樹脂プレート 半導体 既存事業 ファインケミカル 溶剤 (高純度薬液) 市場拡大が顕著な半導体分野で、伊藤忠の既存ビジネスと連接し、 バリューチェーンの拡大に資する投資を実行することで、次なる成⾧の柱に Copyright © ITOCHU Corporation. All Rights Reserved. 16 最後に、今後の成⾧ドライバーとして注力するのが半導体関連事業です。タキロンシーアイでの 半導体装置用樹脂プレートや伊藤忠プラスチックスでのフォトレジストに加え、高純度薬液製造 企業への参画や上流鉱物資源の確保まで領域
Slide 7: 金属カンパニー 田中 正哉
基幹産業における「バリューチェーン」の進化 金属カンパニー 田中 正哉 上席執行役員 金属カンパニープレジデント(2026年~) • 1987年入社以来、化学品関連ビジネスに従事 • エネルギー・化学品Co. プレジデントを務め、韓国駐在も経験 • 現地の取引先との繋がりを大切にしながらビジネスを推進 • 企画部門等のスタッフ経験もあり、チームワーク重視で周囲からの意見にも耳を傾ける Copyright © ITOCHU Corporation. All Rights Reserved. 資源ビジネスを手掛ける金属カンパニーの強みは、鉄鉱石や原料炭を中心とした優良資源 権益の保有において、資源
Slide 8: 鉄鉱石・原料炭を中心とした優良資源権益を保有
鉄鉱石・原料炭を中心とした優良資源権益を保有 資源メジャー等の優良パートナーと⾧期に亘り強固な関係を構築 ウラン 原料炭 Djengeldi 鉄鉱石 AMMC Orano/Navoiyuran 原料炭 Allegheny AMCI ArcelorMittal 原料炭 Argo(*) 原料炭 Argo SMM PAMA Oaky Creek 白金族金属/ニッケル GLENCORE 鉄鉱石 鉄鉱石 Platreef Ivanhoe 原料炭 Maules Creek Whitehaven Photo courtesy of BHP CSN Mineração パートナー/オペレーター (*) 旧 F
Slide 9: 低炭素還元鉄:バリューチェーンの構築へ
低炭素還元鉄 業界課題を捉え、当社ならではのネットワーク・機能を活かしたバリューチェーンの構築へ 川上 川中 川下 トレード スクラップ 高品位 還元鉄 販売 安定 鉄鉱石 製造 日本含む グローバル市場 調達 ブラジル カナダ UAE ファイナンス アレンジ トレード 鋼材 流通 権益への出資 製造事業立上げ 製鉄会社へ供給 • CM (ブラジル) UAE鉄鋼最大手 JFEスチール等へ EMSTEELとの協業で 供給 • AMMC (カナダ) 等 低炭素還元鉄を 製造・加工 Copyright © ITOCHU Corporation. All Rights Reserved. 19 次に、
Slide 10: 低炭素還元鉄のバリューチェーン(川中から川下)
川中から川下においては、生産された高品位鉄鉱石のトレードへの関与に加え、低炭素還元鉄 製造事業をEMSTEELと取組みます。そこで製造された低炭素還元鉄を製鉄会社へ供給して いきます。JFEスチール様だけでなく、他にもオフテイク先を開拓することも役割の一つであり、この プロジェクト全体の経済性を担保するうえで重要な役割を担っています。更には、重要な冷鉄源 として伊藤忠メタルズからの製鉄会社への鉄スクラップ供給や、伊藤忠丸紅鉄鋼による製品 販路確保など、伊藤忠グループ全体として取り組んでおります。 このように、本プロジェクトは、川下のニーズと川上の優良権益を繋げることでバリューチェーンを 構築し
Slide 11: 住生活カンパニー 真木 正寿
基幹産業における「バリューチェーン」の進化 住生活カンパニー 真木 正寿 上席執行役員 住生活カンパニープレジデント(2022年~) • 1987年入社以来、建設・不動産業界分野で手腕を発揮 • 優れたリーダーシップでパートナーの心を掴み、国内外の不動産事業を拡大 • 中国駐在時には住生活分野全体を統括 • 豊富な実践経験を活かしつつグローバルな視点で戦略を推進 Copyright © ITOCHU Corporation. All Rights Reserved. 住生活カンパニープレジデントの真木です。本日は、当カンパニーが築いてきた「木」を起点とする 独自のバリューチェーンと、今後の成⾧
Slide 12: 築き上げてきたバリューチェーン
築き上げてきたバリューチェーン 木材チップ 紙・パルプ 包材 ゴム タイヤ 整備・中古車 外構建材 不動産開発 建材 構造建材 不動産再生 内装建材 建設インフラ 物流 Copyright © ITOCHU Corporation. All Rights Reserved. 21 当カンパニーの最大の特徴は、木材チップやゴムなど、「木」を起点とする原料からバリューチェーン を拡大させており、付加価値を付けて深く掘り下げることを強く意識しております。 木材チップから、紙・パルプ、包材、モールド等に進化しております。ゴム、タイヤのビジネスから、 さらにその先に整備を行う自動車アフターマーケット、中
Slide 13: 建設・不動産 4つの重点領域
建設・不動産 4つの重点領域 国内開発 不動産アフター 垂直統合と高度化 循環型ビジネス JR東日本伊藤忠不動産開発が発足 サンフロンティア不動産との資本業務提携 リノベーション(アフターマーケット)へ参画 三信住建との資本業務提携(仕入強化) 4つの アセットマネジメント・プロパティマネジメント 官民連携(PPP)・データセンター開発 事業との連携強化 重点領域 建設・不動産 北米不動産 建設インフラ 成⾧取込 基盤強靭化 Wood Partnersとの資本業務提携 西松建設(準大手ゼネコン)、 事業投資と共同開発プロジェクトを推進 オリエンタル白石(大手橋梁ゼネ
Slide 14: 北米建材事業のバリューチェーン
北米建材事業のバリューチェーン 製造 流通 開発 外構建材 構造建材 内装建材 -流通・販売網の強化- -不動産開発へ事業展開- Copyright © ITOCHU Corporation. All Rights Reserved. 23 当社は北米において外構・構造・内装建材の製造から、全米No.1の販売、卸会社である Master Halcoをはじめ、全米に85超の拠点を有し幅広い事業展開をしており、今後もエリアと 領域を着実に拡大させていきたいと考えております。 Wood Partnersとの協業は、北米におけるバリューチェーンをさらに拡充するものであり、事業の さらなる成⾧・拡大を目
Slide 15: 機械カンパニー 都梅 博之
基幹産業における「バリューチェーン」の進化 機械カンパニー 都梅 博之 代表取締役 副社⾧執行役員 機械カンパニープレジデント(2019年~) (兼)COO補佐 • 1982年入社、 主に海外プラント建設事業に携わり、ナイジェリア・ タイ・中近東等で伊藤忠の 海外事業拡大に貢献 • これまでに中近東・アフリカ・欧州の海外3ブロックの総支配人を歴任、世界各地で当社グループの 地域代表として経営手腕を振るう Copyright © ITOCHU Corporation. All Rights Reserved. 機械カンパニープレジデントの都梅です。機械カンパニーの特徴を一言で申し上げますと、対面
Slide 16: 多様な対面業界と収益基盤
多様な対面業界と収益基盤 あらゆる分野でプラットフォーム・サプライチェーンを構築、安定成⾧を実現 (億円) 機械カンパニー 連結純利益推移 連結純利益 2026年度計画内訳 1,800 自動車・建機・産機部門※ 2,000 2021→2026 約 2倍 700億円 400億円 1,556 1,500 約 約 1,365 1,316 1,074 自動車 建機・産機 1,000 2010→2021 806 約 8倍 プラント・船舶・航空機部門※ 500 231 300億円 約 約 250億円 約 150億円 104 0 電力・プラント 航空宇宙 船舶 (年度)2010 2011 2021 2022
Slide 17: 大統領時代の2022年にIRA法(Inflation Reduction Act)が制定され、再生可能エネルギーに
3点目は円安の恩恵です。機械カンパニーは利益全体に占める海外トレードや海外事業会社 からの取込損益の割合が大きく、昨今の円安が利益成⾧に寄与した側面もございます。 4点目は、時流に乗ったビジネスです。例を挙げますと、北米電力分野において、米国でバイデン 大統領時代の2022年にIRA法(Inflation Reduction Act)が制定され、再生可能エネルギーに よる発電事業を後押しする政策環境が整いました。当社はこうした市場動向を先取りし、先行 して再エネ発電資産の開発・売却を行う会社を設立し、事業機会の獲得に取り組んできました。 本ビジネスは高資産効率や利益貢献といった定量影響だけでな
Slide 18: アンモニア統合型プロジェクト
アンモニア統合型プロジェクト 燃料調達 燃料供給 プラント事業 バンカリング事業 保有船事業 自らプラントを運営し、燃料確保 運航船に燃料供給 アンモニアを燃料に運航 • ゼロエミッション燃料として注目 • 世界の主要航路に機動展開 • 強化される海運環境規制に適合 • クリーンアンモニアを自社生産 • 周辺インフラビジネス機会の創出 プラント・船舶両分野の知見を活用 知見・総合力から生み出される “アンモニア燃料” サプライチェーン Copyright © ITOCHU Corporation. All Rights Reserved. 26 機械カンパニーでは、様々な事業を展開していますが