SoftBank Group Corp. · TSE:9984

SoftBank — Corporate Update (May 2018)

21 slides from SoftBank's corporate update, May 9, 2018

  1. Slide 1: SoftBank Vision Fund 会計処理/開示 補足資料

    SoftBank Vision Fund 会計処理/開示 補足資料 2018年5月9日 ソフトバンクグループ株式会社 ※ 本資料は、ソフトバンク・ビジョン・ファンド(以下、「SVF」)の会計処理/開示について記述した 資料となります。デルタ・ファンドの会計処理/開示についても、SVFと相違はありません。

  2. Slide 2: 免責事項

    免責事項 本資料に記載されている計画、見通し、戦略およびその他の歴史的事実でないものは、作成時点において入手可能な情報 に基づく将来に関する見通しであり、さまざまなリスクおよび不確実性が内在しています。実際の業績は経営環境の変動な どにより、これら見通しと大きく異なる可能性があります。また、本資料に記載されている当社および当社グループ以外の企 業などにかかわる情報は、公開情報などから引用したものであり、情報の正確性などについて保証するものではありません。 本資料中の設例等におけるすべての条件、金額などは実際の契約に基づくものではなく、実際の金額、比率を示すものでは ありません。 1

  3. Slide 3: 目的/アジェンダ

    目的/アジェンダ [目的]  本資料は、2018/2/9に公表した「SoftBank Vision Fund ビジネスモデルと会計処理」の補足資 料になります。  リミテッド・パートナーシップ(ファンド)を連結しない運用会社の一般的な財務諸表の事例を、SBG 連結財務諸表と比較することで、SBGをカバーするアナリストに、SVF事業がSBG連結財務諸表に 与える影響を正しくご理解いただくことを目的としています。 [アジェンダ] 1) 連結対象となる事業体 2) 投資成果の会計処理/表示 3) 管理報酬・成功報酬の会計処理/表示 4) 関連当事者の取引に関する注記 5) まとめ Appendi

  4. Slide 4: 1) 連結対象となる事業体

    1) 連結対象となる事業体 SBGと一般的な運用会社では連結対象となる事業体の範囲が異なります。連結対象となる、すなわち、会計 上の支配要件を満たすかは、以下のような要素を総合的に判断しています。 SBG 一般的な運用会社 • 運用会社は、主にLP投資家の資金で投資を行い、自 • SBGは、自らも資金を拠出し投資成果を最大化するこ らのリスクを限定しながら成功報酬を含む報酬を得る 設立目的 とを目的に、リミテッド・パートナーシップ(ファンド)を設 ことを主要な目的として、リミテッド・パートナーシップ 立している (ファンド)を設立している 設立目的を踏まえ、会計上の支配要件を整理 • GP/S

  5. Slide 5: 1) 連結対象となる事業体

    1) 連結対象となる事業体 SBGはすべてのリミテッド・パートナーシップ(ファンド)を連結しますが、一般的な運用会社は一部のリミテッド・ パートナーシップ(ファンド)のみ連結し、リミテッド・パートナーシップ(ファンド)の大部分は非連結です。 SBG 一般的な運用会社 親会社 ソフトバンクグループ 運用会社 連結 連結 連結 SVF SBIA US 連結 運営 非連結 運営 GP/SBIA UK /SBIA JP 投資 助言 運営 リミテッド・パートナーシップ リミテッド・パートナーシップ リミテッド・パートナーシップ(ファンド) (ファンド) (ファンド)  リミテッド・パートナーシップ(フ

  6. Slide 6: 2) 投資成果の会計処理/表示 – 設例の前提条件

    2) 投資成果の会計処理/表示 – 設例の前提条件 P.6~P.9の設例において下記を前提条件とします。 ■ファンドのキャピタル・コール 1,000 SBG/運用会社(成果分配型)=300 外部投資家(成果分配型)=300 外部投資家(固定分配型)=400 ■ファンドからの投資 1,000 ■投資の当期末公正価値 2,200 (投資利益1,200) ■ファンドの運営費用 200 ■ファンドからGP/SBIA UK/運用会社への管理報酬 50、成功報酬 200 ■固定分配型の当期分配額 50 ■成果分配型の配分割合 SBG/運用会社:外部=1:1 ※上記の条件、金額などはすべて仮定の金額です。

  7. Slide 7: 2) 投資成果の会計処理/表示 – 設例の前提条件

    2) 投資成果の会計処理/表示 – 設例の前提条件 リミテッド・パートナーシップ(ファンド)の純利益が、SBG/運用会社に対して+600、外部投資家に対して+400 分配されます。 投資成果:+600 ファンド運営費用 外部投資家持分 SBG/運用会社持分 △200 管理報酬 50 固定報酬※1 管理報酬 50 GP 成功報酬 200 成果報酬※1 成功報酬 200 投資利益 成果型分配 ファンド 1,200 350 純利益 各投資家 成果 1,000 に分配 分配型 750 成果型分配 350 固定分配型 固定型分配50 成果型元本 300 投資額 リミテッド・ 成果型元本 1,000 パー

  8. Slide 8: 2) 投資成果の会計処理/表示 – P/L表示

    2) 投資成果の会計処理/表示 – P/L表示 投資成果のP/L表示は、リミテッド・パートナーシップ(ファンド)が連結対象かどうかにより、異なります。 SBG 一般的な運用会社 連結P/L 投資成果:+600 P/L 投資成果:+600 売上高 収益 売上原価 管理報酬 +50 売上総利益 成功報酬 +200 P.9参照 販管費 投資利益 +350 営業利益(ソフトバンク・ビジョン・ファンド/デルタ・ファンド除く) ・・・・・・・・・ ソフトバンク・ビジョン・ファンド 費用 /デルタ・ファンドからの営業利益 +1,000 P.8参照 ・・・・・・・・・ 営業利益 営業利益 ・・・・・・・・・

  9. Slide 9: 2) 投資成果の会計処理/表示 – SBG

    2) 投資成果の会計処理/表示 – SBG ソフトバンク・ビジョン・ファンド/デルタ・ファンドからの営業利益+1,000と、外部投資家持分の増減額△400の 差引で、投資成果が+600であることがわかります。また、外部投資家持分+1,100が連結B/Sに計上されます。 P/L P/L 差引 ソフトバンク・ビジョン・ファンド/ 外部投資家持分 投資成果:+600 デルタ・ファンドからの営業利益:+1,000 の増減額:△400 ファンド運営費用 外部投資家持分 SBG持分 △200 管理報酬 50 固定報酬※1 管理報酬 50 GP 成功報酬 200 成果報酬※1 成功報酬 200 投資利益 成

  10. Slide 10: 2) 投資成果の会計処理/表示 – 一般的な運用会社

    2) 投資成果の会計処理/表示 – 一般的な運用会社 運用会社の投資成果+600のみがP/Lに計上され、外部投資家の投資成果は運用会社のP/Lに計上されま せん。ただし、運用会社がリミテッド・パートナーシップ(ファンド)を連結する場合、外部投資家持分の会計処 理はSBGと同様の処理となります。 P/L P/L 投資成果:計上なし 投資成果:+600 ファンド運営費用 外部投資家持分 運用会社持分 △200 管理報酬 50 固定報酬※1 管理報酬 50 GP 成功報酬 200 成果報酬※1 成功報酬 200 投資利益 成果型分配 ファンド 1,200 350 純利益 各投資家 成果 1,000

  11. Slide 11: 3) 管理報酬・成功報酬の会計処理/表示

    3) 管理報酬・成功報酬の会計処理/表示 SBGでは、管理報酬や成功報酬は、内部取引として連結上消去されるため、連結P/Lに表示されません。一 方、一般的な運用会社では、 リミテッド・パートナーシップ(ファンド)が連結対象外となる場合、管理報酬や成 功報酬がP/Lに表示されます。 SBG 一般的な運用会社 リミテッド・パートナーシップ(ファンド)を連結する リミテッド・パートナーシップ(ファンド)を連結しない 管理報酬・成功報酬は、 管理報酬・成功報酬は、 内部取引になる 内部取引にならない 管理報酬・成功報酬が、P/Lに表示されない 管理報酬・成功報酬が、P/Lに表示される (内部取引として

  12. Slide 12: 4) 関連当事者の取引に関する注記

    4) 関連当事者の取引に関する注記 SBGはリミテッド・パートナーシップ(ファンド)を連結するため、リミテッド・パートナーシップ(ファンド)は開示対象 の関連当事者に該当しません。一方、一般的な運用会社は一部のリミテッド・パートナーシップ(ファンド)を連 結しないため、持分等を考慮し、リミテッド・パートナーシップ(ファンド)が関連当事者に該当する場合は、関連 当事者についての注記が必要となります。 SBG 一般的な運用会社 リミテッド・パートナーシップ(ファンド)を連結する リミテッド・パートナーシップ(ファンド)を連結しない リミテッド・パートナーシップ(ファンド)は、 持分等を考慮した結果

  13. Slide 13: 5) まとめ

    5) まとめ SBG 一般的な運用会社 一部のリミテッド・パートナーシップ(ファンド)のみ リミテッド・パートナーシップ 連結し、大部分は非連結 連結対象となる事業体 (ファンド)を連結 連結する場合 連結しない場合 運用会社の 外部投資家の投資成果も含め、 投資成果の会計処理 SBGと同様の処理 投資成果のみ 全額P/L計上 P/L計上 外部投資家が保有する P/L計上 P/L計上なし SBGと同様の処理 持分の会計処理 (B/S計上) (B/S計上なし) P/L表示なし 管理報酬・成功報酬 (内部取引として消去。ソフトバンク・ SBGと同様の処理 P/L計上 の会計処理 ビジョン・ファンド

  14. Slide 14: Appendix

    — Appendix — SoftBank 13

  15. Slide 15: SVF全体像

    SVF全体像 親会社 ソフトバンクグループ 100%子会社 100%子会社 SVF LP投資家 投資助言 キャピタル SBIA US※1 GP コール /SBIA JP※1 /SBIA UK※2 外部の第三者 投資助言費用 運営 成功 管理 営業 報酬 報酬 出資 ソフトバンク 費用 グループ 分配 リミテッド・パートナーシップ(ファンド) 出資 借入 分配 外部 利息 投資家 支払 投資 資金回収(配当/売却) 投資先(ポートフォリオ) ※1 SBIA UKに対して投資助言を提供する、日米のアドバイザリー会社 ※2 SVFの運営管理者 14

  16. Slide 16: SBG連結対象 – SBGがファンドを連結する理由

    SBG連結対象 – SBGがファンドを連結する理由 SBGは、100%子会社であるGP/SBIA UKを通じて、リミテッド・パートナーシップ(ファンド)の投資の意思決定を 行います(①)。また、SBGは、 LP投資家として投資成果に応じた分配を受け取り(②)、さらに、GP/SBIA UK を通じて成功報酬を受け取ります(②’)。SBGは、パワー(①)を用いリターン(②②’)を最大化する能力を有 する(③)ことから、リミテッド・パートナーシップ(ファンド)を支配していると考えられます。 親会社 ② リターン ソフトバンクグループ SBGは、リミテッド・パートナーシップ(ファンド)に出資し、投 出

  17. Slide 17: 一般的な運用会社における投資成果の会計処理/表示

    一般的な運用会社における投資成果の会計処理/表示 リミテッド・パートナーシップ(ファンド)の投資成果の会計処理は、リミテッド・パートナーシップ(ファンド)が、運用 会社の連結対象かどうかにより異なります。 リミテッド・パートナーシップ(ファンド)が リミテッド・パートナーシップ(ファンド)が 連結対象外の場合 連結対象の場合 表示 表示 P/L P/L P/L 収益 収益 収益 管理報酬 管理報酬 成功報酬 成功報酬 ・・・・・・・・・ 投資利益 ・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・ ・・・・・・・・ ・・・・・・・・・ 投資利益 費用 費用 ・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・ ・・・・

  18. Slide 18: 他社事例 – Blackstone (US-GAAP)/Management fees & Performance fees

    他社事例 – Blackstone (US-GAAP)/Management fees & Performance fees リミテッド・パートナーシップ(ファンド)のうち、連結対象外のリミテッド・パートナーシップ(ファンド)から受け取る Management fees & Performance feesは、P/Lに計上されます。 (出典)Blackstone 2017/12/31 10-K 17

  19. Slide 19: 他社事例 – Blackstone (US-GAAP)/Related party transactions

    他社事例 – Blackstone (US-GAAP)/Related party transactions リミテッド・パートナーシップ(ファンド)のうち、連結対象外のリミテッド・パートナーシップ(ファンド)で、関連当事 者となるリミテッド・パートナーシップ(ファンド)との取引が、関連当事者の取引として注記されます。 (出典)Blackstone 2017/12/31 10-K 18

  20. Slide 20: 他社事例 – Schroders (IFRS)/Management fees & Performance fees

    他社事例 – Schroders (IFRS)/Management fees & Performance fees リミテッド・パートナーシップ(ファンド)のうち、連結対象外のリミテッド・パートナーシップ(ファンド)から受け取る Management fees & Performance feesがP/Lに計上され、注記が行われています。 (出典)Schroders Annual Report and Accounts 2017 19

  21. Slide 21: 他社事例 – Aberdeen (IFRS)/Related party transactions

    他社事例 – Aberdeen (IFRS)/Related party transactions リミテッド・パートナーシップ(ファンド)のうち、連結対象外のリミテッド・パートナーシップ(ファンド)で、関連当事 者となるリミテッド・パートナーシップ(ファンド)との取引が、関連当事者の取引として注記されます。 (出典)Aberdeen Annual Report and Accounts 2017 20

SoftBank Group — Corporate Update (May 2018) on 6ix