Softbank Group Corp. · TSE:9984

Softbank — Corporate Update (February 2018)

55 slides from Softbank's corporate update, Feb 9, 2018

  1. Slide 1: SoftBank Vision Fund ビジネスモデルと会計処理

    v.1.1 SoftBank Vision Fund ビジネスモデルと会計処理 2018年2月9日 ソフトバンクグループ株式会社 ※ 本資料は、ソフトバンク・ビジョン・ファンド(以下、「SVF」)のビジネスモデルと会計処理について 記述した資料となります。デルタ・ファンドのビジネスモデルと会計処理についても、SVFと相違 はありません。

  2. Slide 2: 免責事項

    免責事項 本資料に記載されている計画、見通し、戦略およびその他の歴史的事実でないものは、作成時点において入手可能な情報 に基づく将来に関する見通しであり、さまざまなリスクおよび不確実性が内在しています。実際の業績は経営環境の変動な どにより、これら見通しと大きく異なる可能性があります。また、本資料に記載されている当社および当社グループ以外の企 業などにかかわる情報は、公開情報などから引用したものであり、情報の正確性などについて保証するものではありません。 本資料中の設例等におけるすべての条件、金額などは実際の契約に基づくものではなく、実際の金額、比率を示すものでは ありません。 1

  3. Slide 3: 背景/目的

    背景/目的 • SVFは、2017年5月20日に大規模な初回クロージング※1を完了して以降、積極 的な投資活動を行っており、SBG連結財務諸表に与える影響は、今後ますます 大きくなると考えています。 • しかし、SVFが行う投資事業(以下、「SVF事業」)は、従来SBGが主力事業として いた通信事業とは全く性質の異なるものであり、通信事業者としてSBGをカバーし てきたアナリストがその業績を正しく理解するためには、SVF事業に対する正しい 理解が必要となります。 • そこで、SBGをカバーするアナリストに対し、「SVF事業の仕組み」をご説明し、SVF 事業がSBG連結財務諸表に与える影響を正し

  4. Slide 4: アジェンダ

    アジェンダ 1. 1.SVF事業の概要と会計処理 SVF事業の概要と会計処理 3. SBG連結財務諸表サマリー 1) SVFのビジネスモデル 1) ファンド取引の概要 2) SVFにおける収益性の評価 2) SBG連結財務諸表サマリー 3) SVFを構成する事業体 ( BS・PL・CF・セグメント情報) 4) SVFの業務の流れ 2. SBG連結の会計処理 2. SBG連結の会計処理 Appendix 1) SBG連結対象 ファンド特有の用語 2) 投資先(ポートフォリオ)の会計処理と表示 IFRS上の投資企業の定義 3) 外部投資家持分の会計処理と表示 4) SBGと外部投資家に対する分配

  5. Slide 5: SVF全体像

    SVF全体像 親会社 ソフトバンクグループ 100%子会社 100%子会社 SVF LP投資家 投資助言 キャピタル SBIA US※1 GP コール /SBIA JP※1 /SBIA UK※2 外部の第三者 投資助言費用 運営 成功 管理 営業 報酬 報酬 出資 ソフトバンク 費用 グループ 分配 リミテッド・パートナーシップ(ファンド) 出資 借入 分配 外部 利息 投資家 支払 投資 資金回収(配当/売却) 投資先(ポートフォリオ) ※1 SBIA UKに対して投資助言を提供する、日米のアドバイザリー会社 ※2 SVFの運営管理者 4

  6. Slide 6: 1. SVF事業の概要と会計処理

    1.SVFS Pee EME SoftBank Group

  7. Slide 7: アジェンダ

    アジェンダ 1. 1.SVF事業の概要と会計処理 SVF事業の概要と会計処理 3. SBG連結財務諸表サマリー 1) SVFのビジネスモデル 1) ファンド取引の概要 2) SVFにおける収益性の評価 2) SBG連結財務諸表サマリー 3) SVFを構成する事業体 ( BS・PL・CF・セグメント情報) 4) SVFの業務の流れ 2. SBG連結の会計処理 2. SBG連結の会計処理 Appendix 1) SBG連結対象 ファンド特有の用語 2) 投資先(ポートフォリオ)の会計処理と表示 IFRS上の投資企業の定義 3) 外部投資家持分の会計処理と表示 4) SBGと外部投資家に対する分配

  8. Slide 8: 1) SVFのビジネスモデル

    1) SVFのビジネスモデル SVFはLP投資家から資金を集め、投資先を探します。投資先に投資・運用することで、成果をLP投資家に分 配します。 ①投資家を集める ②投資先を探す SVF 投資先の選定 SVF LP投資家 出資コミットメント 投資先 投資先 投資先 候補 候補 候補 ③投資し、投資先の業績を改善する ④投資成果を最大化し、LPに分配する キャピタルコール 分配 SVF LP投資家 SVF LP投資家 資金拠出 • 配当 • 投資 • キャピタルゲイン • 投資先の業績改善 投資先 投資先 7

  9. Slide 9: 収益性(IRR)の向上

    1) SVFのビジネスモデル SVFは、投資成果をIRRで測定します。 投資成果の最大化 収益性(IRR)の向上 8

  10. Slide 10: 1) SVFのビジネスモデル(IRRとは)

    1) SVFのビジネスモデル IRRとは、将来キャッシュフローの現在価値の合計と、投資金額が一致する場合の割引率をいいます。 IRRが高い投資ほど、良い投資と言えます。 割引計算 現在価値 合計 売却 配当 配当 配当 ・・・ 1年目 2年目 3年目 ・・・ n年目 投資 同額となる割引率=IRR 9

  11. Slide 11: 2) SVFにおける収益性の評価 – 概要

    2) SVFにおける収益性の評価 – 概要 SVFは、投資成果を最大化する(IRRを向上させる)ために、配当やキャピタルゲインによって、投資先から キャッシュを回収します。回収できるキャッシュを増加させるために、SVFは投資先の業績を改善する施策を 実施します。SVFは投資先の経営に関与するなどして、投資先の業績向上を手助けします。 収益性(IRR)の向上 キャピタルゲイン増大 配当の増大 株主価値の増大 1. 投資先の経営に関与 投資先の業績改善 2. シナジーの創出など 10

  12. Slide 12: 2) SVFにおける収益性の評価 – 概要

    2) SVFにおける収益性の評価 – 概要 IRRは以下のいずれかの方法をとることでも、改善します。 売却 売却 250 ① 200 投資金額を小さく/売却 金額を大きくできれば、 安く買って 投資 投資 50 高い割引率(IRR)を達成 できる 高く売る 100 0年 1年 2年 3年 4年 5年 0年 1年 2年 3年 4年 5年 売却 売却 ② 200 200 投資回収期間が短いと、 投資期間を 一般的にIRRは改善する 投資 投資 短くする 100 100 0年 1年 2年 ・・・ 9年 10年 0年 1年 2年 3年 借入 借入 資産 資本 資産 75 75 100 100 借入を活

  13. Slide 13: ①安く買って高く売る

    2) SVFにおける収益性の評価 – ①安く買って高く売る 投資期間が同じ場合には、より投資金額が少なく、より売却金額が高い方が、IRRは高くなります。 高く買って安く売る 安く買って高く売る 【前提】 【前提】 投資期間 : 5年間 投資期間 : 5年間 投資 : 100 投資 : 50 売却 : 200 売却 : 250 ※上記以外の投資に係る諸費用や税金はなし ※上記以外の投資に係る諸費用や税金はなし 売却 売却 250 200 投資 投資 50 100 0年 1年 2年 3年 4年 5年 0年 1年 2年 3年 4年 5年 IRR:14.9% IRR:38.0% 12

  14. Slide 14: ②投資期間を短くする

    2) SVFにおける収益性の評価 – ②投資期間を短くする 投資金額、売却金額が同じ場合には、投資期間が短い方がIRRは高くなります。 投資期間が長い 投資期間が短い 【前提】 【前提】 投資期間 : 10年間 投資期間 : 3年間 投資 : 100 投資 : 100 売却 : 200 売却 : 200 ※上記以外の投資に係る諸費用や税金はなし ※上記以外の投資に係る諸費用や税金はなし 売却 売却 200 200 投資 投資 100 100 0年 1年 2年 ・・・ 9年 10年 0年 1年 2年 3年 IRR:7.2% IRR:26.0% 13

  15. Slide 15: ③借入を用いる

    2) SVFにおける収益性の評価 – ③借入を用いる IRR向上のために、SVFは外部金融機関から借入を行うことがあります。これはレバレッジ効果を利用したもの で、LP出資による投資を小さくし、収益性を高めることが目的です。 借入がない 借入がある※1 【前提】 【前提】 投資期間 : 5年間 投資期間 : 5年間 投資 : 100(全て自己資金) 投資 : 100(うち、自己資金25) 売却益 : 100(計算上200で売却と仮定) 売却益 : 100(計算上200で売却と仮定) 借入 : なし 借入 : 75(期中返済なし) 利息 : 25(5年後に一括計上/支払) 借入 借入 資産 資本

  16. Slide 16: 3) SVFを構成する事業体

    3) SVFを構成する事業体 SVFは、GP/SBIA UK、 SBIA US/SBIA JP,リミテッド・パートナーシップ(ファンド)から構成されます。 親会社 ソフトバンクグループ 100%子会社 100%子会社 SVF LP投資家 投資助言 SBIA US/SBIA JP GP/SBIA UK 運営 ソフトバンク グループ リミテッド・パートナーシップ(ファンド) LP出資 外部 投資 投資家 投資先 (ポートフォリオ) 15

  17. Slide 17: 4) SVFの業務の流れ – 概要

    4) SVFの業務の流れ – 概要 まずGP/SBIA UKとLP投資家がLPA※1を締結し、出資コミットメントを決定します。その後、GP/SBIA UKからLP 投資家に対しキャピタルコールが行われ、LP投資家からSVFに対し資金が拠出されます。GP/SBIA UKはこの 資金をファンド運営※2や投資に利用します。GP/SBIA UKは投資先の売却や配当を用いて、LP投資家に対し 成果を分配します。 a LPA※1締結 b ファンド運営※2 c 投資 d 成功報酬/分配 GP/ SBIA UK 投資回収 (配当/売却) ファンド運営 キャピタル キャピタル コール 管理報酬、 営業費用※3等

  18. Slide 18: a LPA締結

    4) SVFの業務の流れ – a LPA締結 LP投資家はGP/SBIA UKとLPA※1を締結し、出資コミットメントを決定します。出資コミットメントは、Class A(成 果分配型)とClass B(固定分配型)に分類されます。 LPA※1締結 SVF LP投資家 (出資コミットメントの決定) ソフトバンク グループ GP/SBIA UK 外部投資家 タイプ 特徴 1. 投資成果の増減に合わせ、LP投資家が受け取ることができ Class A る分配も増減する (成果分配型) 出資 2. LP投資家に対する投資成果の分配は、Class Bに劣後する コミットメント Class B 1. 投資元

  19. Slide 19: b ファンド運営

    4) SVFの業務の流れ – b ファンド運営 GP/SBIA UKはLP投資家にキャピタルコール(①)を行います。このキャピタルコールに基づいてLP投資家は、 リミテッド・パートナーシップ(ファンド)に資金を拠出(②)します。ファンドに拠出された資金は、資金の目的(管 理報酬、営業費用)に応じ、GP/SBIA UKや外部の第三者に支払われます(③④)※1。 SVF LP投資家 ①キャピタルコール 外部の第三者 GP/SBIA UK ソフトバンク グループ ③管理報酬 ②資金拠出 (管理報酬・営業費用※2) リミテッド・パート 外部 ④営業費用 ナーシップ(ファンド) 投資家 投資先 (ポート

  20. Slide 20: c 投資

    4) SVFの業務の流れ – c 投資 GP/SBIA UKはLP投資家に対しキャピタルコール(①)を行います。LP投資家はキャピタルコールに基づき、リ ミテッド・パートナーシップ(ファンド)に資金を拠出(②)します。GP/SBIA UKは、リミテッド・パートナーシップ (ファンド)から投資先(ポートフォリオ)へ投資(③)を行います。 SVF LP投資家 ①キャピタルコール GP/SBIA UK ソフトバンク 運営 グループ ②資金拠出(投資資金) リミテッド・パート 外部 ナーシップ(ファンド) 投資家 ③投資 投資先 (ポートフォリオ) 19

  21. Slide 21: d 成功報酬/分配

    4) SVFの業務の流れ – d 成功報酬/分配 投資先の売却や投資先からの配当など、投資回収により生じるキャッシュフローは、リミテッド・パートナーシッ プ(ファンド)にプール(①)されます。リミテッド・パートナーシップ(ファンド)にプールされた資金は、まずClass B のLP投資家に対し分配(②)されます※1。その後、GP/SBIA UKに成功報酬が支払われる(③)とともに、Class AのLP投資家に分配(②)されます。 SVF LP投資家 GP/SBIA UK ②成果分配 ソフトバンク ③成功報酬 グループ ①分配原資 プール リミテッド・パートナーシップ(ファンド) 外部投資家 配当

  22. Slide 22: d 成功報酬/分配

    4) SVFの業務の流れ – d 成功報酬/分配 まず、Class B※1を出資するLP投資家が、投資元本に対する一定割合を固定報酬(クーポン※2)として受け取 ります。Class Bの固定報酬支払後、GP/SBIA UKが成功報酬を受け取る※3とともに、Class A※4を出資する LP投資家が投資成果に応じた分配を受け取ります。 LP投資家(Class B※1) GP/SBIA UK、LP投資家(Class A※4) GP/SBIA UK 成功報酬※3 投資 ソフトバンク 投資 売却益/ グループ LP投資家 元本 配当 成果分配 クーポン※2 外部投資家 外部投資家 投資 元本 一定割合

  23. Slide 23: 2. SBG連結の会計処理

    SoftBank Group 2. SBGH tO st WHE , TL)

  24. Slide 24: アジェンダ

    アジェンダ 1. 1.SVF事業の概要と会計処理 SVF事業の概要と会計処理 3. SBG連結財務諸表サマリー 1) SVFのビジネスモデル 1) ファンド取引の概要 2) SVFにおける収益性の評価 2) SBG連結財務諸表サマリー 3) SVFを構成する事業体 ( BS・PL・CF・セグメント情報) 4) SVFの業務の流れ 2. SBG連結の会計処理 2. SBG連結の会計処理 Appendix 1) SBG連結対象 ファンド特有の用語 2) 投資先(ポートフォリオ)の会計処理と表示 IFRS上の投資企業の定義 3) 外部投資家持分の会計処理と表示 4) SBGと外部投資家に対する分配

  25. Slide 25: 1) SBG連結対象 – 概要

    1) SBG連結対象 – 概要 SVFを構成する事業体は、全てSBGの連結対象となります。 投資先(ポートフォリオ)は、SBGが連結判定を実施し、判定結果に応じた会計処理を実施します。 親会社 ソフトバンクグループ 100%子会社 100%子会社 子会社 SVF SBIA US/SBIA JP GP/SBIA UK 投資 助言 運営 連結判定 リミテッド・パートナーシップ(ファンド) 投資 投資先 (ポートフォリオ) 24

  26. Slide 26: SBGがファンドを連結する理由

    1) SBG連結対象 – SBGがファンドを連結する理由 SBGは、100%子会社であるGP/SBIA UKを通じて、リミテッド・パートナーシップ(ファンド)の投資の意思決定を 行います(①)。また、SBGは、 LP投資家として投資成果に応じた分配を受け取り(②)、さらに、GP/SBIA UK を通じて成功報酬を受け取ります(②’)。SBGは、パワー(①)を用いリターン(②②’)を最大化する能力を有 する(③)ことから、リミテッド・パートナーシップ(ファンド)を支配していると考えられます。 親会社 ② リターン ソフトバンクグループ SBGは、リミテッド・パートナーシップ(ファンド)に出資し、

  27. Slide 27: 投資先の会計処理と表示 – SBG

    2) 投資先(ポートフォリオ)の会計処理と表示 – SBG SBGはIFRS定義上、投資企業に該当しません※1。SBGは投資企業に該当しないため、SBGは投資先の連結 判定を行い、連結判定結果に応じた会計処理※2を実施します。 <SBG連結> 親会社 IFRS上 ソフトバンクグループ SBGは投資企業に該当しない※1 (IFRSの定義上投資企業ではない) SVF (投資企業) SBGは投資先の連結判定を実施 <支配力> >50% ≧20% <20% 投資先 子会社 関連会社 その他 連結判定結果に応じた会計処理※2 連結 原則、FVTPL※3 ※1 IFRS10 Para27を参照ください。

  28. Slide 28: 投資先の会計処理と表示 – SVF

    2) 投資先(ポートフォリオ)の会計処理と表示 – SVF SVFは、IFRS定義上、投資企業に該当します※1。このため、SVFは全ての投資先をFVTPL※2で会計処理しま す。 SVF IFRS上、SVFは投資企業に該当※1 (投資企業) <支配力> >50% ≧20% <20% 子会社 関連会社 その他 投資先を全てFVTPL※2で会計処理 投資先 評価損益を投資成果として 財務諸表に取込み 全てFVTPL※2 ※1 IFRS10 Para27を参照ください。 ※2 FVTPL (Fair Value Through Profit or Loss): 資産および負債は四半期末ごとに公正価値

  29. Slide 29: 公正価値評価

    2) 投資先(ポートフォリオ)の会計処理と表示 – 公正価値評価 SBG連結における投資先の公正価値評価は、SVFの公正価値評価(評価方法と評価金額)を引き継ぎます (投資先が連結子会社となる場合を除く)。評価方法は次頁を参照ください。 SVFの公正価値評価 • 評価方法 SBG連結財務諸表 • 評価金額 に引き継ぎ 28

  30. Slide 30: 公正価値評価の方法

    2) 投資先(ポートフォリオ)の会計処理と表示 – 公正価値評価 公正価値評価には、一般的な評価方法(相場価格、取引事例法、マーケット・アプローチ、インカム・アプロー チ)が採用されます※1。 活発な市場における同⼀銘柄の相場価格が⼊⼿可能か Yes No 直近の独⽴した第三者間取引やファイナンス価格の情報が利⽤可能か Yes No 評価対象会社と 信頼できるキャッ ⽐較可能な上場 シュ・フロー計画 類似会社の情報 が利⽤可能 が利⽤可能 マーケット・ インカム・ 相場価格 取引事例法 アプローチ アプローチ ※1 単一の評価方法ではなく、上記の評価方法(相場価格、取引事例法、マーケット・アプ

  31. Slide 31: 関連会社/その他

    2) 投資先(ポートフォリオ)の会計処理と表示 – 関連会社/その他 連結判定の結果、投資先(ポートフォリオ)がSBGの連結子会社以外となった場合、SBGは投資先(ポートフォ リオ)を原則FVTPLで処理します。しかし厳密には、投資先(子会社以外)の会計処理と表示は、有価証券の 取得方法により異なります。また、ブリッジ投資※1がある場合、SVFへの移管が決定しているかどうかにより、表 示が異なります。詳細は次頁以降をご参照ください。 ケース① ケース② ケース③ ケース④ SBGがブリッジ投資※1 SBGがブリッジ投資※1 SBGが投資 SVFが投資 (移管決定※2) (移管未決定※3) 取得

  32. Slide 32: 関連会社/その他 – 持分法

    2) 投資先(ポートフォリオ)の会計処理と表示 – 関連会社/その他 ケース① ケース② ケース③ ケース④ SBGがブリッジ投資 SBGがブリッジ投資 SBGが投資 SVFが投資 (移管決定) (移管未決定) 会計処理 : 持分法 投資先F/S [投資先に対し重要な影響力を有する場合] 持分法を採用 [上記以外の場合] 負債 原則FVTOCI ただし、一定の要件を満たす場合には 資産 FVTPLの選択も可能 利益剰余金 SBG持分相当の成果を SBG 連結F/Sに取込 表示イメージ 連結P/L 連結B/S 連結C/F 売上高 営業活動によるキャッシュ・フロー 流動資産 ・・・・・・・・・ 売

  33. Slide 33: 関連会社/その他 – FVTOCI

    2) 投資先(ポートフォリオ)の会計処理と表示 – 関連会社/その他 ケース① ケース② ケース③ ケース④ SBGがブリッジ投資 SBGがブリッジ投資 SBGが投資 SVFが投資 (移管決定) (移管未決定) 会計処理 : FVTOCI [投資先に対し重要な影響力を有する場合] 持分法を採用 (評価益) OCI認識 [上記以外の場合] 原則FVTOCI B/S認識 ただし、一定の要件を満たす場合には FVTPLの選択も可能 公正価値 公正価値 前期末 当期末 表示イメージ 連結P/L(OCI) 連結B/S 連結C/F 営業活動によるキャッシュ・フロー 純利益 流動資産 ・・・・・・・・・ そ

  34. Slide 34: 関連会社/その他 – FVTPL

    2) 投資先(ポートフォリオ)の会計処理と表示 – 関連会社/その他 ケース① ケース② ケース③ ケース④ SBGがブリッジ投資 SBGがブリッジ投資 SBGが投資 SVFが投資 (移管決定) (移管未決定) 会計処理 : FVTPL [投資先に対し重要な影響力を有する場合] P/L認識 持分法を採用 (評価益) [上記以外の場合] (FVTPL損益) 原則FVTOCI B/S認識 ただし、一定の要件を満たす場合には FVTPLの選択も可能 公正価値 公正価値 前期末 当期末 表示イメージ 連結P/L 連結B/S 連結C/F 売上高 営業活動によるキャッシュ・フロー 流動資産 ・・・・・・・

  35. Slide 35: 関連会社/その他 – FVTPL

    2) 投資先(ポートフォリオ)の会計処理と表示 – 関連会社/その他 ケース① ケース② ケース③ ケース④ SBGがブリッジ投資 SBGがブリッジ投資 SBGが投資 SVFが投資 (移管決定) (移管未決定) 会計処理 : FVTPL P/L認識 (評価益) (FVTPL損益) B/S認識 公正価値 公正価値 前期末 当期末 表示イメージ 連結P/L 連結B/S 連結C/F 売上高 営業活動によるキャッシュ・フロー 流動資産 ・・・・・・・・・ 売上原価 現金及び現金同等物 投資活動によるキャッシュ・フロー 売上総利益 営業債権及びその他の債権 ・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・ ・・・

  36. Slide 36: 関連会社/その他 – FVTPL

    2) 投資先(ポートフォリオ)の会計処理と表示 – 関連会社/その他 ケース① ケース② ケース③ ケース④ SBGがブリッジ投資 SBGがブリッジ投資 SBGが投資 SVFが投資 (移管決定) (移管未決定) 会計処理 : FVTPL P/L認識 (評価益) (FVTPL損益) B/S認識 公正価値 公正価値 前期末 当期末 表示イメージ 連結P/L 連結B/S 連結C/F 売上高 営業活動によるキャッシュ・フロー 流動資産 ・・・・・・・・・ 売上原価 現金及び現金同等物 投資活動によるキャッシュ・フロー 売上総利益 営業債権及びその他の債権 ・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・ ・・・

  37. Slide 37: セグメント情報

    2) 投資先(ポートフォリオ)の会計処理と表示 – セグメント情報 ソフトバンク・ビジョン・ファンド/デルタ・ファンド事業のセグメント利益には、子会社を含む投資損益とファンドの 運営費用の合計額が計上されます。セグメント利益に含まれる連結子会社の投資損益は、調整額で消去し ます。 ■設例 (条件、金額はすべて仮定の金額) A社(子会社)の業績 : 売上高900、営業費用500、セグメント利益400 ファンドによる投資損益 : A社900、B社(子会社以外)300 ファンドの運営費用 : 200 (その他に収益・費用なし) セグメント ソフトバンク・ビ ジョン・ファンド/ デルタ・ファンド その

  38. Slide 38: 3) 外部投資家持分の会計処理と表示

    3) 外部投資家持分の会計処理と表示 外部投資家持分とは、ソフトバンク・ビジョン・ファンド/デルタ・ファンドに参画する外部投資家が保有するソフトバンク・ビジョン・ ファンド/デルタ・ファンドに対する持分を言います。外部投資家持分は、連結B/S上は「ソフトバンク・ビジョン・ファンド/デルタ・ ファンドにおける外部投資家持分」として負債計上※1されます。また、増減額(出資、償還以外)は、連結P/L上、「ソフトバン ク・ビジョン・ファンド/デルタ・ファンドにおける外部投資家持分の増減額」として営業外費用に計上されます。 SBG持分 投資 ソフトバンク・ビジョン・ファンド/デルタ・ 評価益 外部投資家

  39. Slide 39: SBGと外部投資家に対する分配 – 投資成果がプラス(前提条件)

    4) SBGと外部投資家に対する分配 – 投資成果がプラス P.39及び40の設例において下記を前提条件とする。 ■ファンドのキャピタル・コール 1,000 SBG(成果分配型)=300 外部投資家(成果分配型)=300 外部投資家(固定分配型)=400 ■ファンドからの投資 1,000 ■投資の当期末公正価値 2,200 (投資損益1,200) ■ファンドの運営費用 200 ■ファンドからGP/SBIA UKへの管理報酬 50、成功報酬 200 ■固定分配型の当期分配額 50 ■成果分配型の配分割合 SBG:外部=1:1 ※上記の条件、金額などはすべて仮定の金額です。 38

  40. Slide 40: 分配 – 投資成果がプラス

    4) SBGと外部投資家に対する分配 – 投資成果がプラス ファンド運営費用 SBG投資成果:+600 △200 外部投資家持分 SBG持分 管理報酬 50 固定報酬 固定報酬 50 GP/SBIA UK 成果報酬 成功報酬 200 (クローバックあり) 成果報酬 200 ソフトバンク・ビ 投資損益 ジョン・ファンド/ 成果型分配 1,200 デルタ・ファンド からの 各投資家 350 成果分配型 営業利益 に分配 1,000 750 成果型分配 350 固定分配型 固定型分配 50 成果型元本 300 リミテッド・ 投資額 パートナーシップ 成果型元本 1,000 (ファンド) 300 固定

  41. Slide 41: 分配 – 投資成果がプラス(P/L)

    4) SBGと外部投資家に対する分配 – 投資成果がプラス 前頁分配の流れについて、P/Lイメージは以下の通りです。 SVF SBG連結 LP GP/ 連結 SBG 科目および内容 調整 表示科目 (ファンド) SBIA UK 連結 売上高 投資損益 +1,200 - - - 売上高 管理報酬 & 成功報酬 - +250 -250 - - 営業費用 ファンド運営費用 -200 - 1 - - 営業費用 管理報酬 & 成功報酬 -250 - +250 - - 営業利益 ソフトバンク・ビジョン・ファンド/デ +750 +250 - +1,000 ルタ・ファンドからの営業利益 営業外費用 ソフトバン

  42. Slide 42: 分配 – 投資成果がマイナス(前提条件)

    4) SBGと外部投資家に対する分配 – 投資成果がマイナス P.42及び43の設例において下記を前提条件とする。 ■ファンドのキャピタル・コール 1,000 SBG(成果分配型)=300 外部投資家(成果分配型)=300 外部投資家(固定分配型)=400 ■ファンドからの投資 1,000 ■投資の当期末公正価値 800 (投資損益△200) ■ファンドの運営費用 200 ■ファンドからGP/SBIA UKへの管理報酬 50、成功報酬なし ■固定分配型の当期分配額 50 ■成果分配型の配分割合 SBG:外部=1:1 ※上記の条件、金額などはすべて仮定の金額です。 41

  43. Slide 43: 分配 – 投資成果がマイナス

    4) SBGと外部投資家に対する分配 – 投資成果がマイナス ソフトバンク・ビジョン・ SBG投資成果:-200 ファンド/デルタ・ ファンドからの 外部投資家持分 SBG持分 外部投資家持分 SBG持分 営業利益△400 投資損益 △200 成果型分配 △250 ファンド 運営費用 △200 固定報酬 成果型分配 GP/SBIA UK 管理報酬 50 固定報酬 50 △250 投資額 各投資家に 固定型 固定分配型 1,000 分配 50 分配 50 成果型元本 50 リミテッド・ (当初300) パートナーシップ 成果型元本50 (ファンド) (当初300) 固定型元本 400 42

  44. Slide 44: 分配 – 投資成果がマイナス(P/L)

    4) SBGと外部投資家に対する分配 – 投資成果がマイナス 前頁分配の流れについて、P/Lイメージは以下の通りです。 SVF SBG連結 LP GP/ 連結 SBG 科目および内容 調整 表示科目 (ファンド) SBIA UK 連結 売上高 投資損益 -200 - - - 売上高 管理報酬 - +50 -50 - - 営業費用 ファンド運営費用 -200 - 1 - - 営業費用 管理報酬 -50 - +50 - - 営業利益 ソフトバンク・ビジョン・ファンド/デ -450 +50 - -400 ルタ・ファンドからの営業利益 営業外費用 ソフトバンク・ビジョン・ファンド - - +200 +

  45. Slide 45: 3. SBG連結財務諸表サマリー

    SoftBank Group 3. SBGiB te AR YU

  46. Slide 46: アジェンダ

    アジェンダ 1. 1.SVF事業の概要と会計処理 SVF事業の概要と会計処理 3. SBG連結財務諸表サマリー 1) SVFのビジネスモデル 1) ファンド取引の概要 2) SVFにおける収益性の評価 2) SBG連結財務諸表サマリー 3) SVFを構成する事業体 ( BS・PL・CF・セグメント情報) 4) SVFの業務の流れ 2. SBG連結の会計処理 2. SBG連結の会計処理 Appendix 1) SBG連結対象 ファンド特有の用語 2) 投資先(ポートフォリオ)の会計処理と表示 IFRS上の投資企業の定義 3) 外部投資家持分の会計処理と表示 4) SBGと外部投資家に対する分配

  47. Slide 47: 1) ファンド取引の概要

    1) ファンド取引の概要 SVFの取引が、SBG連結財務諸表においてどのように表示されるか、次頁以降に示します。 SVF LP投資家 キャピタル コール SBIA US/SBIA JP GP/SBIA UK 投資助言 外部の第三者 費用 営業 成功 管理 費用 報酬 報酬 出資 ソフトバンク 5 分配 グループ リミテッド・パートナーシップ(ファンド) 出資 借入 6 分配 7 外部 利息 支払 投資家 公正価値 1 投資 2 売却 3 4 配当 評価 投資先(ポートフォリオ) : SBG連財務諸表において内部取引として消去される : 資金が動かない取引を示す 46

  48. Slide 48: SBG連結財務諸表サマリー B/S

    2) SBG連結財務諸表サマリー B/S 資産 負債及び資本 流動資産 流動負債 現金及び現金同等物 有利子負債※1 営業債権及びその他の債権 営業債務及びその他の債務 等 その他の金融資産 等 非流動負債 非流動資産 有利子負債※1 有形固定資産 ソフトバンク・ビジョン・ファンド/ のれん デルタ・ファンドにおける外部投資家持分 無形資産 その他の金融負債 持分法で会計処理されている投資 引当金 FVTPLで会計処理されている 繰延税金負債 等 ソフトバンク・ビジョン・ファンド/ デルタ・ファンドからの投資 資本 投資有価証券 親会社の所有者に帰属する持分 その他の金融資産 等 非支配持分

  49. Slide 49: SBG連結財務諸表サマリー P/L

    2) SBG連結財務諸表サマリー P/L [投資損益] 2 投資の売却による実現損益 売上高 3 投資の未実現評価損益 売上原価 売上総利益 4 投資先からの利息配当収益 販管費 (子会社株式に対する投資損益を除く) 営業利益(ソフトバンク・ビジョン・ファンド/デルタ・ファンド除く) [営業費用] ソフトバンク・ビジョン・ファンド SVFを構成する事業体の設立費用 /デルタ・ファンドからの営業利益 SBIA(UK/US/JP)で発生した 営業利益 5 取引調査費用 財務費用※1 ソフトバンク・ビジョン・ファンド/デルタ・ファンド 各社で発生した管理費用など における外部投資家持分の増減額 ・・

  50. Slide 50: SBG連結財務諸表サマリー C/F

    2) SBG連結財務諸表サマリー C/F [投資損益] 2 投資の売却による実現損益 営業活動によるキャッシュ・フロー 3 投資の未実現評価損益 純利益 減価償却費 4 投資先からの利息配当収益 ・・・・・・・・・ (子会社株式に対する投資損益を除く) 小計 [営業費用] 利息及び配当金の受取額 SVFを構成する事業体の設立費用 利息の支払額 SBIA(UK/US/JP)で発生した 投資活動によるキャッシュ・フロー 5 取引調査費用 固定資産の取得による支出 ソフトバンク・ビジョン・ファンド/デルタ・ファンド 各社で発生した管理費用など による投資の取得による支出 ソフトバンク・ビジョン・ファ

  51. Slide 51: SBG連結財務諸表サマリー セグメント情報

    2) SBG連結財務諸表サマリー セグメント情報 ソフトバンク・ビジョ 国内通信 ン・ファンド/デル ・・・ タ・ファンド事業 その他 調整額 連結 事業 売上高 xxx ・・・ - xxx xxx xxx セグメント利益 xxx ・・・ xxx xxx xxx xxx =ソフトバンク・ビジョン・ファンド/デ ルタ・ファンドからの営業利益 EBITDA xxx ・・・ xxx xxx xxx xxx ソフトバンク・ビジョン・ファンド/ デルタ・ファンド事業における - ・・・ △xxx xxx xxx xxx 投資の未実現評価損益 調整後EBITDA xxx ・・・ xxx xxx xxx x

  52. Slide 52: Appendix

    — Appendix - SoftBank 51

  53. Slide 53: ファンド特有の用語(1/2)

    Appendix) ファンド特有の用語(1/2) № 分類 用語 内容 1 契約 LPA Limited Partnership Agreementの略。GP/SBIA UKとLPで締結する契約。ファンド運営に必要 (リミテッド・パートナーシップ・ な各種取決めを規定 アグリーメント) 2 事業体 SVF SoftBank Vision Fundの略称 3 Limited Partnership LPAに基づき設立される組合(ファンド) (リミテッド・パートナーシップ) 4 SBIA UK SB Investment Advisers (UK) Limited(SBGの英国100%子会社、SV

  54. Slide 54: ファンド特有の用語(2/2)

    Appendix) ファンド特有の用語(2/2) № 分類 用語 内容 14 成果分配 Waterfall ファンドが生み出したキャッシュ(例えば、投資の処分等による収入)は、GP/SBIA UKによる管理 /評価 (ウォーターフォール) 報酬や営業費用等に充当され、その後、LP等へ分配されていくことになるが、それらの支払の 順序に優先劣後関係をつけたもの 15 IRR Internal Rate of Returnの略。SVFが投資先に対する投資成果を評価する際に用いる指標。将 (内部収益率) 来キャッシュフローの現在価値の合計と、投資金額が一致する場合の割引率を指す 16 クローバック 一

  55. Slide 55: IFRS上の投資企業の定義

    Appendix) IFRS上の投資企業の定義 ■IFRS上の投資企業の定義 IFRS10 27 (抜粋) 投資企業は、次のすべてに該当する企業である。 a. 投資者から、当該投資者に投資管理サービスを提供する目的で資金を得ている。 b. 投資者に対して、自らの事業目的は資本増価、投資収益、又はその両方からのリターンのためだけに 資金を投資することであると確約している。 c. 投資のほとんどすべての測定及び業績評価を公正価値ベースで行っている。 ■投資企業の親会社の子会社に対する会計処理 IFRS10 33 (抜粋) 投資企業の親会社は、投資企業である子会社を通じて支配している企業を含めて、支

SoftBank Group — Corporate Update (February 2018) on 6ix