Softbank Group Corp. · TSE:9984
Softbank — Q1 FY2022 Earnings Presentation
21 slides from Softbank's earnings presentation, August 2022
Slide 1: SoftBank Group
SoftBank Group YIPRNYIT V— TS RASH 20234735 BA 3 1 0U Ai RAHA 20224F8H 8H
Slide 2: 免責事項
免責事項 本資料は、ソフトバンクグループ株式会社(以下「SBG」)及びその子会社(Arm Limitedを含み、以下SBGと併せて「当社」)並びに関連会社 (以下当社と併せて「当社グループ」)に関する関連情報を提供するものであり、すべての法域において、いかなる証券の購入又は応募の申込 みを含む、いかなる投資勧誘を構成又は形成するものではありません。 本資料には、当社グループの推定、予測、目標及び計画を含む当社グループの将来の事業、将来のポジション及び業績に関する記述など当 社グループの将来の見通しに関する記述、見解又は意見が含まれています。将来の見通しに関する記述には、特段の限定を付すことなく
Slide 3: ファンド情報に関するお知らせ(続き)
Fund II-2 L.P. (文脈に応じて、あらゆるパラレル・ファンド、フィーダー・ファンド、共同投資ビークル又はオルタナティブ投資ビークルと併せて以 下「ビジョン・ファンド2」)及びSBGAとその関係会社によって運用されているSBLA Latin America Fund LLC (文脈に応じて、あらゆるパラレ ル・ファンド、フィーダー・ファンド、共同投資ビークル又はオルタナティブ投資ビークルと併せて以下「ラテンアメリカ・ファンド」)を含みます。 SBファンド(ビジョン・ファンド1及びビジョン・ファンド2並びにラテンアメリカ・ファンドを含む)、SBファンド運用会社、SBファンド運用会社によ
Slide 4: 創業以来初の連続した大きな赤字
登壇 孫:今、世の中は大変混沌としておりますが、そのような状況の中で今日の決算発表、ソフトバンクグ ループ株式会社(以下「SBG」)は大きな赤字です。その中身をこれからご説明したいと思います。 まず、この絵を見ていただきたいと思います。これは、徳川家康が三方ヶ原で武田信玄の軍勢に大敗し て、命からがら逃げてきた。当時同盟軍だった織田信長との同盟の義理をしっかり果たすために、自分 たちよりもはるかに強大な敵であった、武田信玄の軍と戦った。 家臣のほとんどが、この戦には負けるから守りを固めて籠城したほうが良いと進言したところ、それでは 武士の沽券に関わるということで、彼はわざわざ城を出て、武田軍と
Slide 5: 今四半期は3兆円の赤字
お伝えしたように、今四半期は3兆円の赤字でした。前四半期が2兆円の赤字ですので、合計で5兆円の 赤字です。その前の年に5兆円の利益を出していましたから、その利益に相当する部分をすべて吐き出 した。今となれば、大きな利益を出したときには、やや有頂天になっていたなと、大変恥ずかしく反省して います。 赤字の要因は大きく分けて二つです。一つは世界的な株安と、もう一つは急速な円安です。 4
Slide 6: SVF保有の上場株の下落
この3カ月の間に、ナスダックは22%下がりました。 われわれがソフトバンク・ビジョン・ファンド(以下「SVF」)で持っている上場株は、同じ期間に31%下がり ました。SVFが持っている銘柄のうち、上場株は毎日株価が出ます。その値を、SVFが持っている株式の インデックスという形で表すと、同じ期間にナスダックが22%下がっているのに対して、われわれは31% 下がっています。 四半期ごとで見ると、大きく利益を出した1年前と比べて、SVFはこの2四半期でそれぞれ約3兆円の赤字 を出しました。 5
Slide 7: SVFの累計投資利益
SVFのこれまでの投資利益を累計で見ると、まだ赤字ではありません。 フタコブラクダのように、こぶが出ているところが二つあります。一つ目の小さなこぶはSVF1 が下がった ところです。要因であるウィーワークや、ウーバーのIPOの不振など、いろいろと反省していたわけです が、そのあとは価値を増やすことができました。SVF2は、このSVF1の底のところで、自らの手金で投資 を続けて、ちょうど1年前には大きく利益を増やしましたが、この6カ月間で利益をすべて吐き出した。7兆 円あったSVFの利益がほぼゼロになったということです。 6
Slide 8: SVF1・SVF2・LatAmファンドの価値
もう少し詳しく見ますと、ブルーのところがSVF1の価値です。SVF1は、一度少し利益が出たあと下がっ て、もう一度上がります。今、SVF1のブルーのところがまだ少し残っているのは、SVF1の銘柄で上場し たものをそれなりに利益確定して売却したためです。それなりの高い株価がついていたときに、売却して 利益を確定しているので、まだ救われている部分があったということです。利益を確定していない部分に ついては、含み益は飛んでしまいました。 ピンクのところがSVF2です。SVF2はまだほとんどが未上場の株式ですから、それらの株式について、現 在の市場に合わせて内部的に評価損を立てています。その結果、この
Slide 9: SVF2中心の未上場株の評価損
もう少し詳細を見ていただきたいと思います。今年度第1四半期の決算で、価値を増やした上場会社は 若干ありました。でも、価値を減らした上場会社が35社あり、1.7兆円の価値を減らしました。 SVF2を中心とする未上場の会社は、上場している類似会社の株価が下がっているのに合わせて評価 損を立てるべきであろうということで、評価損を立てたのが、約1兆円ありました。 それから、われわれが投資したときに投資先の会社が立てていた事業計画よりも事業実態が悪くなり、 自ら評価損を立てたのが2,500億円。 上場している会社も未上場の会社も、業績が振るわないからということで、われわれが自ら評価損を立 てたものを含め
Slide 10: 為替差損の影響
次に、為替です。この3カ月間で急速に円安が進みました。会計上、われわれの借入の約半分がドル建 て、残りの半分は円建てです。円建ての借入は、円で借りて円で返すわけですから、損益には影響があ りません。 しかし、ドル建てで借りている部分については、日本で上場し、円で財務諸表を作成している会社として、 外貨建ての負債は円ベースでは返済すべき額が増加する。その部分が約8,200億円の為替差損という ことです。 9
Slide 11: 最大の赤字とNAV・LTV
税引き後では、SVFで約2.3兆円の赤字であり、為替差損で8,200億円、合計で3兆円を超える赤字に なったということです。時価総額約9兆円の会社が、3カ月で3兆円の赤字を出したわけですから、その規 模としてもバランスとしても今回、創業以来最大の赤字を出したということを真摯に反省すべきだと考え ています。 ここまでが会計上の話ですが、われわれが最も重要だと常々申し上げている二つの指標があります。一 つはNet Asset Value(以下「NAV」)、時価純資産ですね。もう一つは、LTV。これはLoan To Valueとい う、われわれが保有している株式の価値に対して、純負債がどのぐらいある
Slide 12: NAV(ドルベース)の減少
まずNAVですが、これをドルベースで見ると、この3カ月で16ビリオン減りました。3カ月で1兆数千億円、 約2兆円のNAVが減りました。151ビリオンが135ビリオンになった。約10%ちょっと減ったということです。 11
Slide 13: 円ベースのNAVは横ばい
しかし、円ベースで見ると18.5兆対18.5兆。会計上の損失は3兆円ですが、円ベースのNAVは横ばい だったということです。 もう少し内訳を見ていただくと、先ほどドルベースでは減っているとお伝えしましたが、NAVベースで見る と円安で救われた部分が2.2兆円あります。ですから、円安はSBGにとって良かったのか、悪かったのか というと、会計上では純負債に対するドルベースの評価として8,200億円の赤字要因でした。しかし、円 ベースのNAVは円安の結果、2.2兆円。為替はむしろ良い影響を与えてくれたということです。 皆さんが会計上の利益をより重要視するか、NAVをより重要視するかというのは、いろい
Slide 14: NAVの直近状況
われわれは毎日、速報ベースでNAVの状況をチェックしています。悪い決算のときには正直に悪いと はっきり申し上げるのが私のポリシーです。今日現在は、6月末の数字からさらに約1兆円悪くなっていま す。18.5兆円が17.5兆円ぐらいの状況になっており、直近はもう一段良くない状況だということです。 NAVにおいても、この3カ月では横ばいでしたが、ピークから見ると10兆円ぐらい減っているということで す。 13
Slide 15: NAVの内訳とLTVの改善
その内訳は、色で見ていただくとより分かりやすいと思います。オレンジ色はアリババですが、アリババ が一番ピークのときは、1株300ドルを超えるような時期がありました。今日現在は90ドル前後で、3分の1 になっています。NAVが増えたのも減ったのも、アリババが一番大きな要因でした。 先ほどからSVFについて申し上げていますが、SVFは、一時は含み益を増やしていましたが、累計で見 るとプラスマイナスゼロです。 このオレンジ色の部分がなければ、それなりのペースで推移しているわけですが、上がるのも下がるの も、一番大きく影響を与えたのはアリババであったということが、このグラフからご理解いただけると思い
Slide 16: 手元流動性と保有株式価値
もう一つの財務規律は手元流動性です。この先2年分の返済すべき社債の財源として、現金あるいは現 金同等物を常に手元に保有しておくという財務規律がありますが、2年分の返済すべき社債の額の倍以 上の現金を手元に厚く持っている。つまり、守りを固めるということを、しっかりと約束どおり実行している ということです。 LTVは下がったわけですが、そんなに自慢して言えるレベルではありません。保有株式価値が32兆円か ら21兆円と、この1年間で約10兆円減っているわけです。 15
Slide 17: SVFの473社のユニコーン
それに合わせて、純負債も同じく減らしてしまったということです。5兆円あった純負債を3兆円に、5分の3 に減らした。結果、LTVは改善したということです。 手元の現金を厚くして、純有利子負債を減らした。これは、保有している財産が約10兆円減っているわけ ですから、その減った勢いよりもさらに純負債を減らしたので、LTVは14.5%まで下がったということです。 これが、われわれの実態を正直に表したものです。 そして次に、SVFです。SBGが実質的な投資会社になったということで、われわれはSVFを中心に投資を 行っています。 SVFは、こういった状況の中で473社のAIを中心としたユニコーンを持つこと
Slide 18: SVF2の新規投資の厳選
SVF1が底になったときは、われわれのビジョンをなかなか信じてもらえず、自分たちの手金だけでSVF2 を始めました。より大きなリスクを背負ってでも、われわれの信じるビジョンを追い求めていったわけで す。 どのように追い求めていったのかというと、SVF2では約1年前、3カ月で2兆円を超えるような投資を行っ ていました。その次の四半期でも1兆数千億円の投資を行っています。また、その次の四半期でも1兆円 規模の投資を行っている。つまり、9カ月で5兆円近い投資を行ったということです。 SVF2の積極果敢な投資が、先ほど言いましたように、大幅な赤字を計上すると。大半はわれわれが自 ら保守的に立てた評価損
Slide 19: SVF運営のコストダウン
その結果として、われわれは、SVFの運営についても大幅なコストダウンを図るべきだと考えています。 ビジョンは微動だにしない。信じるところは変わりませんが、泣く泣く、SVFの運営組織においても人員の 削減も含めたコストダウンを行わなければならないと覚悟を決めているところです。 新規投資もさらに厳選した状況をもうしばらく続けるべきだと。今やるべきは、すでに投資している473 社。新たに投資しなくても、ここに金の卵がたくさんあると信じながら、しっかりと育てていくことが今やる べきことだと考えています。 18
Slide 20: アームと自己株式取得枠の進捗
続いてアームです。ここ最近は前向きな話ばかりで、アームの上場に向けた発表会かという批判を受け ています。今日は反省がメインの発表会ですから、あえてアームの前向きな話、積極的な僕の信じるとこ ろはローキーで説明をしたいと思いますが、順調に推移しているということだけお伝えしたいと思います。 最後に、自己株式の取得枠について説明を申し上げたいと思います。9カ月前、すでに自己株式1兆円 の取得枠について発表しています。 この1兆円の自己株式の取得枠に対しては、9カ月で約70%達成しました。やるやる詐欺ではないかとた まに言われますが、思い起こしてほしいのは、今までわれわれが自社株買いを行うと発表した枠
Slide 21: 新たな4,000億円の自社株買い枠
そこで、今日から数えて12カ月の間に、4,000億の自社株買いの枠を新たに設定します。従って、今進め ている自社株買いの枠の残り3,000億を買えば、それプラス4,000億になりますが、買えずに未消化で終 わったとしても、今から12カ月のうちに4,000億を新たに枠として設定して、すでに発表している1兆円の 枠は、仮に時期がずれたとしても必ず実行するという方針を申し上げます。 ただし、この4,000億も但し書きがついているのは、これも同じく、第一優先は財務方針だからです。平常 時でLTV25%未満、異常時でも35%。そして、2年分の社債償還資金を手元に持っておく。それが守れる 場合は、4,00