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Are — FY2026 Earnings Presentation

18 slides from Are's earnings presentation, May 7, 2026

  1. Slide 1: 2026年3月期 通期決算説明会 書き起こし

    2026 年 5 月 7 日 ARE ホールディングス株式会社 2026 年3月期 通期決算説明会 書き起こし 本日は、2026 年 3 月期通期決算説明会にご参加いただきまして、誠にありがとうございます。司会か ら説明がありましたとおり、私が最初に業績や見通しにつき説明いたします。その後に質疑をお受けしたい と考えております。説明は簡潔を旨とし、ご質問をできるだけ多くお送りいただき、それらに丁寧に回答さ せていただきたいと考えております。よろしくお願いいたします。 連結業績のハイライトです。2026 年 3 月期の実績は、売上収益 5,700 億円、前年度比で 638 億円 の増収、営業利益

  2. Slide 2: Remarks continued: outlook, dividend and growth strategy

    一方、棚卸資産は前期末比で約 700 億円増加しました。これは貴金属価格の上昇に加え、期末の原材料 入荷増加によるものです。 自己資本比率は 37.5%まで回復しており、担保付き営業債権や現金等価物を除いた実態ベースでは約 79%と認識しています。 貴金属別の回収量についてですが、金は宝飾分野での採算重視を継続するため横ばいを見込んでいま す。電子分野は引き続き強い需要を背景に拡大を見込みます。プラチナ・パラジウムは前年度並み、水準維 持を計画しています。ロジウムについては坂東工場の稼働により増加を見込んでいます。 電子分野は AI データセンター向け需要を背景に好調を維持しています。宝飾分野

  3. Slide 3: 質疑応答: 2030年度に向けた成長戦略

    質疑応答 Q 質問 ① 2030年度に向けた成長戦略として挙げられている項目をそれぞれ詳しく教えてください。 該当ページ:p.27 A 当社の2030年度に向けた成長戦略は、設備投資による収益力強化と各事業分野の拡大を軸としています。 ✓ まず、坂東工場第二期が2025年度以降に順次稼働し、電子分野を中心に高効率運営が可能となることで、 競争優位性の向上とシェア・利益の拡大を図ります。 ✓ 電子分野はAIデータセンター需要を背景とした成長分野であり、市場拡大の取り込みにより中長期的な成 長を目指します。 ✓ 触媒分野は足元で厳しい状況にあるものの、坂東工場の完成により収益性の改善を見込み、アジ

  4. Slide 4: 成長戦略(前ページ続き)

    質疑応答 Q 質問 ① (前ページ続き) 2030年度に向けた成長戦略として挙げられている項目をそれぞれ詳しく教えてください。 該当ページ:p.27 A ✓ アジアでは対象地域を拡大し、2026年度に稼働予定のタイ工場を通じて収益性向上と回収量拡大を進め ます。 ✓ イリジウムやルテニウムなど新元素についても回収拡大と生産体制の効率化により新たな収益源として育 成します。 ✓ 北米精錬事業では原料入荷の再拡大と契約条件の改善により収益性向上を図るとともに、関連分野への投 資を通じて事業全体の収益拡大を目指します。 ✓ 北米倉庫事業およびダウンストリーム(プレミアム販売事業)は引き続き拡大し、特

  5. Slide 5: 営業利益の通期予想比上振れの理由

    質疑応答 Q 質問 ② 2026年3月期の営業利益は、通期予想に比べて20億円ほど上振れましたが、その理由について教 えてください。 該当ページ:p.5 A 営業利益が通期予想比で約20億円上振れた主因は、国内貴金属事業および北米精錬事業の双方における想 定超過です。 ✓ 国内貴金属事業においては、3Q決算時点の想定に比べて貴金属価格が上振れて推移したことが寄与しま した。 ✓ 北米精錬事業においては、トレーディング収益が好調を維持したことに加え、業績予想時に保守的な前提と していたこともあり、計画を上回る実績となりました。 ✓ また、外部環境面では、3Q時点で織り込んでいた高い銀のリースレー

  6. Slide 6: 裁定機会増加による増益要因と翌期の影響

    質疑応答 Q 質問 ③ 2026年3月期における裁定機会増加による増益要因はどの程度と見込んでいますか? また、2027年3月期は、どの程度の減益要因として見ていますか? 該当ページ:p.22 A ✓ 裁定取引自体は日常的に実施しているが、2026年3月期においては、関税問題等を背景にロンドンと ニューヨーク市場間の価格差が拡大し、通常時に比べて裁定機会が増加しました。 ✓ このような市場間格差の拡大は、感染症や関税などの特殊要因に起因する一時的な環境であると認識して います。 ✓ そのため、2027年3月期においては当該特殊環境の解消を前提とし、裁定機会の縮小に伴い、前期比で 約30億円程度

  7. Slide 7: 国内貴金属リサイクル事業の増益要因

    質疑応答 Q 質問 ④ 国内貴金属リサイクル事業において、2027年3月期の増益要因を価格効果などに分解して教えてく ださい。 該当ページ:p.22 A ✓ 国内貴金属リサイクル事業における2027年3月期の増益要因は、主に価格要因と数量要因に分解でき、 概ねそれぞれ半分程度の寄与と見込んでいます。 ✓ このうち、価格要因(相場影響)が約半分を占める見込みである。なお、金の取扱数量は概ね横ばいを想定 している一方、ロジウムなど一部元素については堅調な推移を見込んでいます。 ✓ 残る約半分は主に数量要因によるものであり、取引条件の改善などによる収益性向上も寄与する見通しで す。 Copyrigh

  8. Slide 8: 2031年3月期営業利益目標500億円の内訳

    質疑応答 Q 質問 ⑤ 2031年3月期の営業利益目標500億円において、貴金属リサイクル事業、北米精錬事業、環境保全 事業の内訳を教えてください。 該当ページ:p.2、p.28 A 2031年3月期における営業利益目標500億円の内訳は、事業別に以下の通りです。 ✓ 貴金属リサイクル事業:310億円 ✓ 北米精錬事業:170億円 ✓ 環境保全事業:20億円 なお、これらはいずれも2027年3月期との比較において増益となる計画です。 Copyright © ARE Holdings, Inc. All rights reserved. 6

  9. Slide 9: 累進配当・DOEの導入について

    質疑応答 Q 質問 ⑥ 配当について、累進配当あるいはDOEを導入する考えはございますでしょうか? 該当ページ:p.23 A ✓ 累進配当を現時点で導入する計画はありません。 ✓ DOEは、手法として継続的にモニタリングは行っているものの同指標を基準として株主還元方針を設定す る予定はありません。 Copyright © ARE Holdings, Inc. All rights reserved. 7

  10. Slide 10: 今後の資金調達についてのお考え

    質疑応答 Q 質問 ⑦ 今後の資金調達についてのお考えを教えてください。 貴金属価格高騰で表面上のBSの肥大化のリスクがあると思いますが、その際は社債や借入中心なの か、もう転換社債は出さないのでしょうか。 該当ページ:p.7、14、16 A ✓ 2026年3月末時点において、十分な借入余力を有しています。 ✓ 今後は、貴金属価格の上昇や原材料入荷・回収量の増加に伴う資金需要の拡大に対応するため、銀行借入 および社債を中心に資金調達を行う方針です。 ✓ 一方で、転換社債については現時点で発行の予定はありません。 Copyright © ARE Holdings, Inc. All rights

  11. Slide 11: 坂東工場への設備投資と業績寄与

    質疑応答 Q 質問 ⑧ 坂東工場への設備投資についてですが、坂東工場はいつ頃から何ができるようになり、業績への寄 与が見込まれるのでしょうか? 該当ページ:p.31 A ✓ 坂東工場は段階的にライン整備を進めており、現時点で第1期・第2期を合わせて全体の約8割が完成して います(第2期の3棟のうち2棟は既に完成)。 ✓ 今後は、触媒回収に関する新プロセス設備の立ち上げが予定されており、これが残る主要な設備です。 ✓ これらの稼働に伴い、2026年度から2027年度にかけて本格的に業績へ貢献する見通しです。 Copyright © ARE Holdings, Inc. All rights re

  12. Slide 12: 北米精錬事業の売上高構成比

    質疑応答 Q 質問 ⑨ 北米精錬事業の売上高構成比についての質問です。2027年3月期に製品事業の売上高の比率が伸びることに なっておりますが、その背景はどのようなものでしょうか。 また、トレーディング事業の売上高構成比が例年よりも小さいですが、これはあくまでもこれぐらいはいくだろう という数字を計画値として算入しているということでしょうか。 該当ページ:p.11 A ✓ 製品事業の売上構成比の上昇については、金を中心とした地金流通が活発であることが背景にある。特に、 小型(1kg等)の地金需要の拡大に伴い、当社の加工機能による製品販売が伸長する見通しです。 ✓ 加えて、銀製品など各種製品の販

  13. Slide 13: 国内事業ガイダンス73億円増益の前提

    質疑応答 Q 質問 ⑩ 2027年3月期の国内事業ガイダンスの73億円の増益計画について、貴金属価格上昇影響、坂東工場の本格稼働 など、主要な要因別にどのような前提で計画されているのかイメージを教えてください。 特に、貴金属価格上昇による追い風と、坂東工場本格稼働など構造的な利益改善要因をどのように分けて見れば よいでしょうか。 該当ページ:p.22 A ✓ 製品事業の売上構成比の上昇については、金を中心とした地金流通が活発であることが背景にある。特に、 小型(1kg等)の地金需要の拡大に伴い、当社の加工機能による製品販売が伸長する見通しです。 ✓ 加えて、銀製品など各種製品の販売においても、

  14. Slide 14: 中東情勢の影響とリスク

    質疑応答 Q 質問 ⑪ 中東情勢の不安定さは、御社にとってどのような影響やリスク要因がありますか? A 中東情勢の不安定化による当社への影響は、現時点では限定的であり、事業運営への大きな支障は生じてい ません。 ✓ 当社では、主に塩酸・硝酸・王水・溶媒を精製工程で使用しています。 ✓ 塩酸・硝酸・王水については、現時点で顕著な価格上昇は見られておらず、調達面での影響は限定的です。 ✓ 石油由来の溶媒については価格上昇の懸念があるものの、当社では循環利用を進めていることから、新規 調達への依存度は低く、コストへの影響は軽微です。 ✓ 北米拠点においては、カナダのトロントと米国のソルトレイクシティ

  15. Slide 15: 電子分野の回収量拡大と坂東工場稼働率

    質疑応答 Q 質問 ⑫ 電子分野では競合もある中、回収量拡大や坂東工場の稼働率向上について見通しはあるのか、その 確度と背景を教えてください。 A 電子分野における成長については、活発な市場環境と坂東工場によって強化された競争力の双方を背景とし て、回収量拡大および稼働率向上が可能であると見込んでいます。 新たな坂東工場では、処理リードタイムの短縮およびプロセスコストの低減が実現できると見込んでいますの で、採算性が改善し、市場競争の中でも優位に受注を獲得できると考えています。 Copyright © ARE Holdings, Inc. All rights reserved. 13

  16. Slide 16: 貴金属価格上昇が業績にプラスとなる背景

    質疑応答 Q 質問 ⑬ 貴金属価格の上昇局面が御社の業績にもプラスとなる背景について教えてください。 どのような競争優位性や契約構造によって、価格上昇のメリットを確保できているのでしょうか? 該当ページ:p.29、43 A 貴金属価格の上昇によって、収率差異の価値が大きくなるためです。 ✓ 貴金属リサイクル事業では、原料の入荷から地金販売まで一定のリードタイムが存在するが、当社はこの期 間に対応したヘッジを行うことで、価格変動が直接収益に影響しない体制を構築しています。 ✓ 一方で、実収率と契約収率の差分である収率差異分については、確定時点で売却するため貴金属価格が上 昇する局面では収率差異の

  17. Slide 17: 2030年度までの貴金属価格前提

    質疑応答 Q 質問 ⑭ 新たなガイダンスにおいて、貴金属リサイクル事業における金の回収量は横ばいとありましたが、 2030年度までの金、銀、プラチナの価格前提を教えてください。 該当ページ:p.29 A ✓ 貴金属価格については、上昇または下落を前提とした計画とはしていない。 ✓ 2027年3月期のガイダンスおよび中長期ビジョンの数値目標は、足元の前提価格をベースに業績計画を 組み立てている。 ✓ したがって、業績見通しは価格変動による影響を極力排除し、事業の実力ベースでの成長を前提としたも のとなっている。 Copyright © ARE Holdings, Inc. All rights

  18. Slide 18: 国内の都市鉱山の可能性

    質疑応答 Q 質問 ⑮ 今後の国内の都市鉱山の可能性について、どのように見ておられますか? A ✓ 都市鉱山は鉱山採掘と同様に、「採掘できるものの価値が、採掘によって発生するコストを上回る場合に活 性化する」という原則に基づくビジネスです。 ✓ 貴金属価格が上昇する局面では、採掘できるものの価値が高まるため、採掘する対象が拡大していると言 えます。 ✓ 今後についても、貴金属価格上昇を背景として回収対象の拡大は進むと考えており、これが都市鉱山の成 長要因の1つであると考えています。 Copyright © ARE Holdings, Inc. All rights reserved. 16

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