Slide 1: 2015年度 決算説明 (Sony Corporation)
2015SF SE sitnsetnthise (20167F3 A431 BIS TU 15 Fad) Jatt Sony Corporation
Slide 2: CFOの吉田でございます
• CFOの吉田でございます • これからご説明が長くなりますが、この3つの内容で20分ほどお話いたします 1
Slide 3: 熊本地震の影響と2016年度業績見通しの見合わせ
• 熊本県および大分県で発生した地震により被災されました方々に、心よりお見舞い 申し上げます • 今回の地震の影響により申し訳ございませんが、本日時点では、エレクトロニクス5 分野および連結全体について、2016年度の業績見通しの発表を見合わせることとさ せていただきました • まずは、地震の影響自体についてご説明いたします • 当社グループの従業員は、ソニーセミコンダクタマニュファクチャリングおよびソニー 生命、ソニー損保など、約3,500人が熊本地方に在籍しております • 一部の従業員とそのご家族は避難所での生活を余儀なくされておりますが、幸い人 的な被害は出ておりません • 九州には、熊
Slide 4: 熊本テクノロジーセンターの概要
• まず熊本テックの概要は、ここにある通りです • 設立は2001年の10月です • 住所は熊本県菊池郡(きくちぐん)菊陽町(きくようまち)です • 4月16日に発生したマグニチュード7.3の、いわゆる本震の震源地から12km弱の距 離です • 従業員数は約3,200名となります • 主な生産品目はご覧の通りです • デジタルカメラや監視カメラ向けのイメージセンサーや、プロジェクター用のキーデ バイスの基幹工場と位置付けております 3
Slide 5: 熊本テックの構造と地震の被害
• 熊本テックの基本構造は、このスライドにあります通り、クリーンルームが二層に分 かれた構造となっています • 低層のクリーンルームは、より高い精密度を要求されるウェーハ工程を設置してい ます • 今回の地震では、この低層クリーンルームとその中の生産ラインには大きな悪影響 は生じておりません • 一方で高層のクリーンルームには、測定工程やカメラモジュールの生産設備などを 設置しています • こちらについては、構造上、高層に位置することもあって、地震の揺れがより大きく なり損傷が生じております • 4月14日の最初の地震での被害は限定的でしたが、その後、16日に発生した本震 による影響が大きい
Slide 6: 復旧状況と各事業分野への影響
• 地震ののち余震が長期間継続したこともあって、人員の安全確保を最優先したため、クリー ンルームに入室しての確認作業が速やかに実施出来ず、状況の把握や復旧計画の検討に 時間を要した経緯にあります • 確認の結果、低層階のクリーンルームに損傷はなく、昨日より設備の立ち上げを開始してお り、5月末を目途に生産を開始する見込みです • 高層階については、クリーンルームおよび生産設備等の損傷が認められ、現在、フロアおよ び装置ごとに検証しているところです • また、半導体部品としての完成品在庫については被害は限定的ですが、仕掛品在庫につい ては引き続き状況を確認中です • 各事業分野への影響としては、
Slide 7: 2015年度 連結業績
• 2015年度の連結売上高は、前年度から1%減の8兆1,057億円となりました • 連結営業利益は、前年度から4.2倍の2,942億円となりました • 当社株主に帰属する当期純利益は、1,478億円となりました • 当期純利益が黒字となったのは、約2,800億円の一時的利益を計上して415億円の 最終黒字となった2012年度以来、3年振りのこととなります • 仮に、この2012年度を除くと、2007年度以来、8年振りの最終黒字となります 6
Slide 8: 2015年度第4四半期実績
• 2015年度第4四半期の実績は、ご覧の通りです 7
Slide 9: セグメント別通期実績
• セグメントごとの通期実績は、ご覧の通りです • エレクトロニクス5分野の合計で営業黒字となったのは、5年振りです 8
Slide 10: 期初見通しとの比較
• こちらは期初時点の各セグメントの通期見通しと最終的な実績との比較になってお ります • ご覧の通り、営業利益で特にデバイス分野で1,496億円の大幅な下振れ、ゲーム& ネットワークサービス分野で487億円と大幅な上振れとなっています • いずれも期初見通しからの乖離という点では、大きな反省材料と考えております • 各セグメントの詳細は後ほどご説明します 9
Slide 11: 第4四半期セグメント別実績
• 第4四半期のセグメント別実績は、ご覧の通りです 10
Slide 12: モバイル・コミュニケーション分野
• まず、モバイル・コミュニケーション分野についてご説明いたします • 2015年度は売上高で20%の減収、営業利益は614億円の赤字となりました • 営業利益は、前年度から1,561億円の改善となっていますが、前年度に計上した 1,760億円の営業権の減損を除いたベースでは、199億円の悪化となりました • なお、構造改革費用を2015年度に216億円計上しております • これまで進めて来た構造改革は、当初掲げた目標以上の効果を上げており、2015 年度のオペレーションコストは、2014年度との対比で、約800億円の削減ができまし た • また、ソニーモバイルの人員数については、2014年1
Slide 13: ゲーム&ネットワークサービス分野
• 次に、ゲーム&ネットワークサービス分野についてご説明いたします • PS4の好調により前年度から大幅な増収増益となり、営業利益は887億円となりまし た • また、ネットワークサービスについても、前年度から5割を超える増収となりました 12
Slide 14: ネットワークサービス売上高の成長
• こちらのスライドにもある通り、PS4の発売以降、ネットワークサービスの売上高は非 常に大きく伸びております 13
Slide 15: PS Vueの施策
• 既にご案内の通り、米国でサービスを行っているTVサービスのPS Vueについて、3月 に施策を発表し、コンテンツと視聴可能エリアの拡充などを図っています 14
Slide 16: PlayStation VRの発売
• また、PlayStation VRについては、2016年10月に発売することを発表しました 15
Slide 17: 2016年度PS4販売見通し
• 2016年度についても、プラットフォームとしてのPS4のモメンタムは引き続き好調に推 移すると見ております • 地震の影響により一部のサプライヤー様からの部品供給に支障が生じる可能性が ありますが、その影響があったとしても、2016年度のPS4の販売台数は前年度の 1,770万台を上回ることができると、現時点では考えております • 現在、地震の影響を最小化すべく、対応策の検討を進めております 16
Slide 18: イメージング・プロダクツ&ソリューション分野
• 続いて、イメージング・プロダクツ&ソリューション分野についてご説明いたします • 2015年度は前年度から減収増益となり、721億円の営業利益を計上しました • カメラ市場が縮小するなかで高付加価値モデルへのシフトに成功しており、前年度 から304億円の大幅な増益となりました • 冒頭に述べた通り、熊本テックにおける部品の生産停止により、この分野における 製品の大半が最終製品としての影響を直接に受けている状況です 17
Slide 19: ホームエンタテインメント&サウンド分野
• 続いて、ホームエンタテインメント&サウンド分野についてご説明いたします • 2015年度は前年度から減収増益となり、営業利益は506億円となりました • この分野に含まれるテレビ事業は、258億円の営業黒字となりました • テレビについては、この数年で高付加価値モデルへのシフトと、販売会社まで含め たオペレーション力の向上で、収益構造の改善を実現できたと考えており、それがこ の結果に表れているとみております • 2016年度については、地震の影響により、製品のうちブルーレイディスク・レコー ダーの一部のモデルなどで、サプライヤー様からの部品供給に支障が生じる可能 性があります • なお、テ
Slide 20: デバイス分野
• 続いて、デバイス分野についてご説明いたします • 2015年度実績は、営業利益で前年度から1,176億円と大幅に悪化し、286億円の赤 字となりました • 先週に発表させていただいた通り、第4四半期においてカメラモジュール事業の長 期性資産の減損を596億円計上しました • 2016年度の業績見通しについては、先ほど述べた通り地震の影響により、策定でき ていない状況にあります 19
Slide 21: デバイス分野の営業損益内訳
• デバイス分野について、イメージセンサー、カメラモジュール、電池、のそれぞれに ついて見解を述べさせていただきます • こちらは、2014年度と2015年度について、デバイス分野の営業損益実績の内訳を グラフ化したものになります • イメージセンサー、カメラモジュール、電池、その他の四つに分けて表示しておりま す 20
Slide 22: デバイス分野の四半期別営業損益内訳
• このスライドは、その営業損益内訳を四半期別に展開したものになります 21
Slide 23: イメージセンサー・カメラモジュール・電池の見解
• イメージセンサーについての反省は、結果的に顧客からの需要数量を大きく読み違 えたことにあります • 現在、中国のスマートフォンメーカーを含め拡販を行っており、受注は順調ですが、 本格的な需要の回復は2016年度の下期となる見込みです • イメージセンサーを当社の成長ストーリーの中核としてきていることもあり、この業績 の悪化については大変重く受け止めております • 次に、カメラモジュールについては、当社では組み立ての自動化を進めることで、歩 留まりと利益率を高めていけるものと考えていました • しかしながら、この事業は自動化を進めたが故に、仕様の変更と需要の変動への対 応力に欠けた事業構造と
Slide 24: 映画分野
• 次に、映画分野についてご説明いたします • 2015年度は、前年度から増収減益となり、営業利益は385億円となりました • 2016年度は増収増益と見ており、430億円の営業利益を見込んでいます • 3つのカテゴリーのうち引き続き映画製作が最大の課題であり、2016年度は、昨年 の春から始動した新しいマネジメント体制による、事業立て直しの移行期間と位置 付けております 23
Slide 25: 音楽分野
• 次に、音楽分野についてご説明いたします • 2015年度は、前年度から増収増益となり、873億円の営業利益を計上しました • この利益には、Orchardを完全子会社としたことによる再評価益181億円が含まれて いますが、これを除いたベースでも増益となっております • 既に発表の通り、音楽出版事業を営むSony/ATVについて、合弁の相手先より持分 を取得し完全子会社とすることを決定しました • 音楽出版はリカーリング型事業の一つであり、この施策はその強化に向けた戦略的 な投資と位置付けております 24
Slide 26: 世界の音楽市場規模
• なお、音楽の国際的な業界団体であるIFPIのデータによると2015年の全世界の音楽 市場全体の規模は、有料サブスクリプションに牽引される形で前年比で2.5%増加し ました • 音楽の市場規模が前年比で増加したのは、1999年以来、16年振りのこととなります 25
Slide 27: 音楽分野の2016年度見通し
• 2016年度の見通しは、営業利益で630億円を見込んでおります • 減益の見通しとなっておりますが、これは2015年度に先ほど述べた再評価益が含 まれていたこと、また2016年度において、円高による為替の悪影響があることや本 社費用等の算出方法を変更したことによるものであり、事業としては好調を維持して いると考えております 26
Slide 28: 金融分野
• 続いて、金融分野についてご説明いたします • 2015年度は減収減益となり、営業利益は前年度から368億円減少の1,565億円とな りました • この減益は、主にソニー生命において長期金利の低下という金利要因と、日本株式 相場の下落という相場要因により、会計上繰り延べられている費用のうち当年度に 計上すべき金額が増加したことによるものです • これに加えて、2014年度は日本の株式相場が大幅に上昇したことがプラスの要因 になっており、年度の比較で見た場合の減益幅の拡大要因になっております • 2016年度の見通しは、分野としての営業利益で1,500億円を見込んでおります • ソニー生命は保
Slide 29: 地震の影響のまとめと業績見通しの発表予定
最後に、今回の地震の影響については、当社の熊本テック、およびサプライヤー様の 状況をなるべく早期に把握し、ビジネスへの悪影響を最小限とするべく努めているとこ ろです 現在、業績への影響の精査を行うスケジュールを引いており、現時点では5月24日を 目途に、エレクトロニクス5分野、および連結全体の業績見通しのご案内が可能と考え ております 私からの説明は以上です 28