Kobayashi Pharmaceutical Co., Ltd. · TSE:4967

Kobayashi Pharmaceutical — Investor Presentation (2023)

31 slides from Kobayashi Pharmaceutical's investor presentation, 2023

  1. Slide 1: DX方針説明会

    A WRERRAEA DxX7astathAs NARA Wik CDOI-ybkR BP R 20234-8A98

  2. Slide 2: 本日の流れ

    CDO の石戸です。 本日の流れですが、小林製薬について改めましてご説明させていただき、そして DX の戦略を、三 つありますので、そちらをお話させていただいて、目指すべき姿、こういった流れでお話させてい ただきます。

  3. Slide 3: DX推進体制とCDOユニット

    まずご説明の前に、今年の 1 月から、資料の右側にありますような体制で DX を推進しておりま す。今年 2 月の決算発表でも、社長の小林から体制変更について簡単に触れさせていただきました が、左側昨年の 12 月までは、本社統括グループの中に業務改革センター、システム部がございま して、経営企画の中に DX 推進担当という組織がございました。 106期となる今年の 1 月からは、社長直下に CDO ユニットを新設しまして、これまでのシステ ム部と DX 推進担当から DX 推進グループへ組織化し、現在約 70 名ぐらいの組織で始動しており ます。 私自身は、2021 年からデジタル戦略の、外

  4. Slide 4: 小林製薬のパーパス

    こちらが今年発表しました当社のパーパスです。先ほど社長の小林からもパーパスの説明がありま したので、DX 方針説明の中では細かくご説明はいたしませんが、DX に関しても、小林製薬のパ ーパスを実現するための中期経営計画の大事な役割や戦略として推進している状況でございます。

  5. Slide 5: 変革の歴史とブルーレット

    小林製薬は経営理念にもあります、絶えざる創造と革新によって新しいものを求め続けて人と社会 に素晴らしい「快」を提供してまいりました。2008 年に卸事業を売却したことで、大きな戦略転 換をして、トランスフォーメーション(変革)をしてきた会社でございまして、卸事業から製造業 に変革し、ビジネスモデルや収益体質も変わってきました。 昨今の世の中でも言われております DX(デジタルトランスフォーメーション)ですが、小林製薬 のこの変革の原体験は、デジタル時代において、間違いなく変革や進化できるだろうと確信してお ります。 そして右側、製造業として当社で象徴的なのが 1969 年発売のブルーレットです

  6. Slide 6: あったらいいなをカタチにする

    ブルーレットをはじめとしまして、「環境変化によって新たなニーズをいち早く捉え、あったらい いなをカタチにする」というブランドスローガンの下、今期も 30 品目出しておりますが、コンタ クトレンズの普及や、メタボリックシンドローム、女性の社会進出、高齢化認知症社会、天候不順 という形で、半歩先、一歩先を行くようなニーズを、いち早く捉えて、形にしてまいりました。

  7. Slide 7: 環境変化と技術進化の機会

    デジタルを伴った変化が我々の業界および消費者や技術進化が社会の中で加速度的に起こっており まして、我々としては様々な機会があります。 一方で、これを機会としてとらえるべく、まだまだ追いついていないところがありますので、DX を推進しております。 簡単にご説明しますと、左側が購買行動や販売チャネルの変化、小売様が直接顧客データをもとに 製品開発や価値提供をされたり、店頭では、オンラインとオフラインが融合されておりますし、真 ん中は、消費者の方々もヘルスケアデータを見て、健康促進、そして特にコロナ禍でさらに変化し ました、手軽なオンライン診療なども変化してまいります。 右側の技術進化に関しまして、

  8. Slide 8: 全社員提案と多様な商品数

    先ほどお話しましたが、環境変化をアイデアにするのが我々の特徴というところで、少し定量的な 話をさせていただきますと、真ん中にあります全社員提案は、昨年一年間で 5 万 7,100 件のアイデ アが集まってきております。このうち、約 3 万 5,000 件ぐらいが製品アイデアで、残りが業務改善 アイデアです。 これは、全社提案のシステムがありまして、そこに全社員のアイデアのデータベースが入っており ます。 40 年ほど続いている文化ですので、これは他社も簡単に真似のできない、我々の文化であり仕組 みだと思っております。 結果的に、この多種多様な商品数、157 ブランド、1,017SKU が、世の

  9. Slide 9: あったらいいなDXの全体像

    「あったらいいなをカタチにする」というブランドスローガンの中で、あったらいいな DX の絵 姿、この 1 枚が、我々の DX の全体像を物語っているものになります。 この真ん中の戦略 1、2、3 は、後ほどお話させていただきますが、大きく二つ、上にあります、 顧客体験の向上と従業員体験の向上を実現するために、この戦略三つを推進していく。 そして、下にありますのが、我々の業務の流れです。業務の流れ自体もより円滑に行っていくと考 えております。

  10. Slide 10: DXロードマップとフェーズ

    そして、この DX 戦略 1、2、3 ですが、ロードマップという形でフェーズを考えております。今年 の2月に発表した中期経営計画の中にもあります 2030 年のありたい姿を目安に、ノーマル期と書 いてありますが、最終的にはという形で、DX と言わなくても当たり前になるような状態というと ころを、まずは考えています。 その中で、フェーズが四つ、フェーズ 1 からあるのですけれども、フェーズ 1、導入期は、今期 CDO ユニットが新設されましたが、2017 年頃から、先ほどありましたシステム部は、守りの IT に加えて、攻めの IT というものを始めております。製造本部では、おもしろ技術大会という

  11. Slide 11: ロードマップと風土改革

    レーニングをするというようなフェーズ、そして、それを展開、創造し、飛躍していくという、こ ういったイメージ感を持っています。 実際の戦略 1、2、3 の内容に関しては、社内では要素分解をして、役割やスケジュールを決めな がらロードマップを具体的に進めています。風土改革、これは、後ほどまた触れさせていただきま す。

  12. Slide 12: 戦略1:あったらいいな開発のDX

    まず戦略 1、一つ目です、あったらいいな開発の DX。

  13. Slide 13: データ・AIを活用したあったらいいな開発

    二つありまして、一つがデータ、AI を活用したあったらいいな開発の DX です。開発というと、ア イデア創造からその後工程含めプロセスがたくさんあるのですけれども、ここで触れていますの は、まずはアイデア創造のところです。 今までは、上の四角にありますように、アイデア創造のインプットや評価は、自分たちの経験や身 近な物事・人物が主な情報源でした。もちろんリサーチもしておりますが。そうすると、新規性の 高いお困りごとを見過ごしてしまったり、多様性に欠けてしまうことがあったと。ただ、それで も、これまでたくさん商品を出してきました。これからさらに良質な商品を多く生み出していくた めには、このこれか

  14. Slide 14: 生成AI・ChatGPTの全社員活用

    少し関連するところですけれども、昨今非常に話題になっている生成 AI、ChatGPT を、我々は国 内 3,200 人の全社員が使っております。 海外は、セキュリティやガイドラインがありますので、整理中ですが、8 月 22 日の創立記念日に 毎年開催している全社員アイデア大会という、全社員がアイデアを考える日に、今 ChatGPT を使 うなど、全社員にも、デジタルフレンドリーな環境を用意しています。 ChatGPT も、環境を用意して、ただ渡して、ただ検索してといった形では使いこなせませんの で、プロンプトという指示文を、今後しっかり拡充したりして、様々なプロセスで生かせるような 形で、業務

  15. Slide 15: デジタルサービスの開発

    戦略 1 で、もう一つありまして、デジタルサービスです。デジタルサービスと言いますと、左側四 角いところ、IoT デバイスや Web サービスアプリ、検査診断、データ、こういったものをテーマ にとらえながら、我々のビジネスモデルのヘルスケアに取り入れたりなど、新規アイデアが現在 32 件ほど出てきております。 一気にこれを進めることではなくて、ここから、まずは成功事例を生み出すと。我々としては、基 本的には店頭で販売する、EC もありますけれども、使っていただいて、効果を感じていただくも の、こういったサービスを、まず成功を作っていくと。 右側が、新組織、会議体も今期から設立しております。ヘル

  16. Slide 16: 戦略2:DX人材・組織(四つのE)

    15/30X%-Y RISO-OACS, HSBC DX CS.

  17. Slide 17: 四つのEの主要アクション

    先ほどありました導入期で、各部門、各社員の主体性があり、様々なトレーニングや研修、活動が ありました。一方で、バラバラしていたところもありますので、少し整理し、全社で何をするの か、各事業でどういったことをするのかを整理したものになっています。 四つのアルファベットの E を、主要アクションとして推進していきます。 Education、人材育成、デジタル人材の役割やスキル定義ですね。社員のレベルやスキルに応じた 研修プログラムの横展開。 二つ目が Environment、主体性も大事ですが、環境がないと、しっかりとそのデジタルの活動を生 かせなかったりしますので、そういった実践の場を用意してお

  18. Slide 18: Education:人材育成

    それぞれの E の、トピックをいくつかご紹介ですが、一つは Education です。全社員それぞれ が、当社で言うと、研究所で働く方、工場で働く方、本社で、いろいろ仕事がありますので、それ ぞれの社員にフィットするような、学習機会を選択できるような形で、既に動いているもの、検討 しているものがあります。 縦軸を見ていただくと、全社員が選択できるものは、文字が少し小さいのですけれども、オンライ ン学習のプラットフォームだったり、IT のいろんな便利ツールの研修だったり、最近で言うと、IT 企業やベンチャー企業の方に社内で講師になっていただいて、勉強するとか、セキュリティに関し ては、皆行ってい

  19. Slide 19: プロトタイピング研修

    Education の中で、5 月に、プロトタイピング研修を 30 名ほど、ヘルスケア事業部、日用品事業 部、CDO ユニットで参加しました。その後、私も、それぞれのこのデバイスや、アプリケーショ ンのプロトタイプで試作品を作った、アウトプットを全部見たのですけれども、やはり小林製薬の 社員は、アイデアを見つけてきて形にするのが元々得意というのがありますので、こういったアプ リケーションも、とても手触り感があって、手応えを感じていますので、しっかりとガイドして、 トレーニングしていくと、小林製薬のポテンシャルは最大化できると感じています。

  20. Slide 20: Environment:情報発信とオフィス環境

    Environment です。先ほどあった情報発信に関しましても、今年の 6 月に LinkedIn と note とい う SNS とブログのようなものを開設しまして、我々の製品以外の社内にあるような魅力を発信し たりしております。 そして 9 月には、企業のオウンドサイトという形で、note というのは、主に採用目的の発信なの ですが、オウンドサイトは、会社のあらゆる魅力を発信していくようなサイトが開設します。よろ しければ、ぜひこちらもフォローいただいたり、見ていただけるとありがたいなと思っています。 オフィス環境づくりですが、今年の 11 月に当社で言うとシステム部が入っているオフィス

  21. Slide 21: Engagement:ブランディングと発信

    そして、先ほど Engagement、ブランディング、発信のところですが、既に今年、いろいろなメデ ィアさんや、イベントなどでも、小林製薬の露出を増やしておりまして、去年の 1~8 月、今年の 1~8 月、比較すると、約 10 倍ぐらいのメディアさんへの記事や登壇などの露出が増えておりま す。 ですので、実際、面接もたくさんしているのですが、こういった記事を見ました、この企業研究を していますということで、当社に、デジタルに関心を持った方々も、実際増えてきています。

  22. Slide 22: Employment:採用と協業

    Employment です。先ほどのデジタルサービス開発というと、これまでの店頭製品の開発とはやは り異なります。大きく、この立ち上げ期と育成期、それぞれいろいろな、こういうふうにサービス を作っていくのですが、そのサービスを作っていく上で、組織づくりや採用は、まだ当社、ノウハ ウが強くありませんので、Sun Asterisk 様というデジタルサービス開発と人材組織づくり、採用が 両方得意な会社さんと協業をして、組織体制や採用のプロセスなども緻密に今、進めております。

  23. Slide 23: デジタル職種の採用

    そして今年の6月に新たに 10 職種、こういった形でリリースいたしました。 文字は小さいですが、上のほう、HRBP というデジタルの経験があるような人事労務、先ほどあり ました制度も変わってきますので、そういった職種から、新規サービス開発をするような、新規サ ービス開発プロダクトマネージャー、UI のデザイナー、システムに関しても、我々は、比較的各 事業部に紐づいて、システムを作ってきました。今後、グローバル化など、全体の戦略や整理整頓 が必要になりますので、IT のプロジェクトマネージャー、引き続き強化していくセキュリティ、 こういった形で今、採用を進めています。 この 2 カ月ぐらいですが

  24. Slide 24: 戦略3:従業員体験の向上

    23/30\—-Y ERAS 3 DAREORECT.

  25. Slide 25: 従業員体験向上の三つの柱

    こちらは、従業員体験の向上により DX を推進するというところで、大きく三つ掲げております。 一つ目が、働き方改革とデジタルワークプレイス、DWP と略させていただいておりますが、時 間、場所、デバイスにとらわれない、デジタルワークプレイスの拡充です。 当社、ここ 20 年ぐらい、様々な製品や事業が増えてきましたので、システムが全て滞りなく繋が っているか、スムーズかというと、決してそうではありません。ここがスムーズになってくると、 従業員の生産性、働き方が変わってきますので、そういったところをまず、一つ目に置いておりま す。 二つ目は、先ほどもありましたように、国内外、様々な事業や拠点が広が

  26. Slide 26: 働き方変革・DWPの取り組み

    こちらも、ここ数年いろいろな活動をしてきていますので、少しトピックとしてお伝えさせていた だきます。 一つ目の、先ほどの働き方変革と DWP ですが、既に RPA を活用して 14 万時間ぐらい、業務を削 減しております。ネットワークも、この 3 年で、コロナ禍で、全社員が Web 会議を使うようにな ったりすると、ネットワーク関係も実はしっかりとやっていかないと生産性が上がりませんので、 こういったところも行っています。 二つ目が、全従業員の 3,500 人ぐらいから、システムで様々な問い合わせが来ます。年間数千件の 問い合わせが来ます。これも整理されていないわけではないのですが、個別対応が

  27. Slide 27: デジタルワークプレイスのイメージ

    このデジタルで、従業員の体験の向上ということで、この従業員を、前半は顧客に対してでした が、従業員を真ん中にとらえて、ビジネスアプリケーション、コミュニケーション、コラボレーシ ョン、セキュリティ、クラウド、こういったところで、デジタルワークプレイスを充実するか、こ ういったイメージを考えています。

  28. Slide 28: 問い合わせ・資産管理の統合

    先ほどありました問い合わせですね、これも一例です、いろいろ取り組んでいる中で。こういった プロセスと情報を統合管理というところで、左側、各事業部から、色々な問い合わせが来て、年間 数千件の社内の問い合わせが来ています。 これを様々なルート、電話やポータルによるチャット、ある程度しっかりとログを取ったりとか、 一元化して、この下にナレッジのデータベースのようなものを作ると、今の数千件の問い合わせと いうのは、同じような問い合わせが来たりとか、本当は情報が見つけやすければすぐに解決できる ような内容もありますので、こういった形でナレッジデータベースを作り、一次窓口、二次窓口、 そして問い合わせの傾

  29. Slide 29: セキュリティの強化

    3 番、セキュリティです。セキュリティに関しては、これまでは情報セキュリティを中心に強化し てきたのですが、工場や研究所を含めた、制御セキュリティを拡大していきます。 そして、先ほどありました消費者向けのサービスを展開しますので、製品・サービスセキュリティ といったところ、ですので、今までは左が中心だったのですけれども、この三つをより拡大してい くといった形です。 そしてセキュリティに関しても、何か起きた時に対応するということはもちろんですけれども、や はり、戦略的なセキュリティのプランが必要だと思っていますので、このようなアセスメント、脆 弱性管理、セキュリティ体制強化、インシデント対応とい

  30. Slide 30: 風土改革

    冒頭で触れた風土改革です。DX となると、何となくデジタルの手段の話が多くなってしまうかと 思うのですが、やはり、こういった風土や考え方自体も、一緒にみんなで進化していこうというこ とが大事だと思っています。 既に社内で取り組んでいるものですので、成長対話だったり、心理的安全性研修、従業員が会社の 未来を語る場、最近積極的に増やしているのは、外部の企業見学、こちらも先月、とあるベンチャ ー企業の経営者の方が、当社の講演に来ていただいて、社長、役員以下 300 人ぐらいがオンライ ン、リアルで参加し、その後は、みんなで学びになったり、こうしたいという、こういった取り組 みをしております。

  31. Slide 31: 目指すべき姿

    最後は、目指すべき姿というか、少し宣言めいた形になってしまうのですが、3 年以内には関西で デジタルの仕事をするなら小林製薬、と言われるような状態を目指しておりますし、2030 年に は、メーカーでデジタルの仕事をするなら小林製薬、という状態を目指しています。 資料化はしてないのですが、この、関西というキーワードを使っている理由も、私は、東京の IT 企業などで働く期間が長かったのですが、関西と東京だと、企業数で 3~4 倍ぐらいの差があると 思います。実際デジタルの情報や人材は、10 倍、20 倍ぐらいの差があるので、これだけ優良企業 が関西にも多いにも関わらず、情報と人材の偏りが多いなと。

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