Slide 1: 住友林業のサステナビリティ経営
住友林業のサステナビリティ経営 住友林業株式会社 サステナビリティ推進部 2022年11月22日
Slide 2: 経営理念
経営理念 住友林業グループは、公正、信用を重視し 社会を利するという「住友の事業精神」に基づき、 人と地球環境にやさしい「木」を活かし、 人々の生活に関するあらゆるサービスを通じて、 持続可能で豊かな社会の実現に貢献します。
Slide 3: 住友林業の歴史 ~創業から330年~
住友林業の歴史 ~創業から330年~ 江戸 明治 大正 昭和 平成 令和 1868 1912 1926 1989 2019 別子銅山 2041 2011 荒れてしまった銅山 ※1 木材を販売 1975 バイオマス発電 鉱石を溶かして銅をつくる技 1955 1948 住友政友 現在の別子山 住宅を販売 1691 1894 設立 創業(銅山の開坑) 大造林計画 ※1 住友史料館蔵 SUMITOMO FORESTRY CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
Slide 4: SUMITOMO FORESTRY CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
SUMITOMO FORESTRY CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED. 3
Slide 5: Mission TREEING 2030
Mission TREElNG 2030 ~地球を、快適な住まいとして受け継いでいくために~ 私たちは、地球環境、人々の暮らしや社会、市場や経済活動に価値を提供 することで、将来世代を含むあらゆる人々やすべての生き物に、地球が快 適な住まいとして受け継がれていくことを目指します。これまでも強みと してきた「森」と「木」の価値を活かし、深め、新たな未来の力へと変え ていきます。 地球環境への価値 人と社会への価値 市場経済への価値 4
Slide 6: 事業方針
事業方針 01 02 03 04 森と木の価値を 最大限に活かした脱炭素化と 変革と 成長に向けた グローバル展開の進化 サーキュラーバイオエコノミー 新たな価値創造への挑戦 事業基盤の改革 の確立 国内外のあらゆる領域において、オペレー 米国・豪州・アジアにおける事業プラット デジタル化の推進を始めとした事業変革と グローバル化の進展や事業の多様化に対応 ショナル・カーボンを削減するとともに、 フォームを核に海外におけるグループ事業 イノベーションにより、国内事業の収益基 した人財の継続的確保・育成・エンゲージ 木材資源の持つCO₂削減効果を訴求し、事 領域と規模の拡大を進める。 盤の再構築
Slide 7: 中期経営計画2024
住友林業 中期計画 2024 中期経営計画2024 Copyright 2022 SUMITOMO FORESTRY CO., LTD. 6
Slide 8: SUMITOMO FORESTRY CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
SUMITOMO FORESTRY CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED. 7
Slide 9: Mission TREEING 2030
Mission TREEING 2030 ~地球を、快適な住まいとして受け継いでいくために~ 私たちは、地球環境、人々の暮らしや社会、市場や経済活動に 価値を提供することで、将来世代を含むあらゆる人々やすべての生き物に、 地球が快適な住まいとして受け継がれていくことを目指します。 これまでも強みとしてきた「森」と「木」の価値を活かし、深め、 新たな未来の力へと変えていきます。 SUMITOMO FORESTRY CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
Slide 10: SUMITOMO FORESTRY CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
SUMITOMO FORESTRY CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED. 9
Slide 11: きこりんは、なんで三本脚??
きこりんは、なんで三本脚?? 10 E =環境 S =社会 G =ガバナンス planet people prosperity SUMITOMO FORESTRY CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
Slide 12: 世界の森林はどうなっている?
世界の森林はどうなっている? FAO’s Global Forest Resources Assessment 2020 約40.3億ha 陸地の31% 亜熱帯林 11% 温帯林 16% 寒帯林 27% 熱帯林 45% 5か国で世界の森林の54%を占める ブラジル カナダ 中国 ロシア 米国 11 SUMITOMO FORESTRY CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
Slide 13: 世界の森林は減少している
世界の森林は減少している(スピードは鈍化) FAO’s Global Forest Resources Assessment 2020 年間森林拡大量・減少量(1990-2020) 10年毎・地域毎のネット森林面積変化 カギは アフリカ と南米 アジア オセアニア 欧州 北米・中米 南米 アフリカ SUMITOMO FORESTRY CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED. 12
Slide 14: 世界の森で「人工林」はわずか3%
世界の森で「人工林」はわずか3% 人工林は増加 10年毎のネット増減 天然更新の森林 は減り続けている SUMITOMO FORESTRY CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED. 13
Slide 15: 日本の森林率
日本の森林率 -日本は世界でも有数の森林保有国- 日本の森林 国土の森林率 国土の約3分の2 フィンランド共和国 73.1% 日本 68.5% スウェーデン王国 68.4% 国土面積 大韓民国 63.7% 約3,780万ha ロシア連邦 50.0% 木材蓄積量 約52億m3 オーストリア共和国 46.9% カナダ 38.2% 森林面積 ドイツ連邦共和国 32.8% 2,505万ha ・人工林 1,020万ha アメリカ合衆国 33.8% ・天然林他 1,348万ha 中華人民共和国 22.0% 出典:“The Global Forest Resources Assessment 2015”(F
Slide 16: 森林・林業の必要性
森林・林業の必要性 森林のもつ公益的機能 CO2 木材生産 吸収 土砂災害等の 生物多様性 防止 水源かん養 レクリエーション 国土保全のための『森林の公益的機能』衰退防止。 京都議定書とその後の目標設定で、CO2吸収源として貢献。 中山間地域の過疎化の防止、高齢化対策 。 SUMITOMO FORESTRY CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED. 15
Slide 17: 日本の木材供給量の推移
日本の木材供給量の推移 輸入材の増加により国産材の使用が低下。近年は、中国等の木材需要の増加、 国内合板メーカーの国産材へのシフトにより、自給率は回復傾向にある。 <日本の木材供給量の推移> (万㎥) 国産材 輸入材 自給率 14,000 100 (%) 89.2% 11,599m3 90 12,000 80 10,000 70 7,147m3 7,444m3 8,000 6,321m3 60 50 6,000 41.2% 40 4,000 18.8% 30 20 2,000 10 0 0 2004 2007 2010 2013 2016 2019 1960 1965 1970 1975 19
Slide 18: 国内山林状況
国内山林状況 人工林の荒廃が深刻化 ・機械化を含む近代的な経営の立後れ ・伐採、搬出費用等の内外価格差 ・急峻な地形 ・小規模分散的な森林の所有構造 ・人工乾燥や集成材への対応遅れ 森林が持つ公益的機能の著しい低下 伐採後、植林が放棄された森林 未利用材が放置された間伐後の人工林 手入れがされずに放置された人工林 SUMITOMO FORESTRY CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED. 17
Slide 19: 日本の森林:蓄積は増え続けている
日本の森林:蓄積は増え続けている <森林蓄積の推移> (億㎥) 人工林 天然林 60.0 52.4億m3 1 49.0 50.0 1 44.3 40.4 19.3 40.0 18.6 1 34.8 17.8 30.0 28.6 17.0 1 15.9 21.9 18.9 20.0 15.0 0 13.9 30.4 33.1 13.3 23.4 26.5 10.0 18.9 0 13.6 5.6 8.0 0.0 0 1966 1976 1986 1995 2002 2007 2012 2017 SUMITOMO FORESTRY CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED. 18
Slide 20: 日本における人工林の齢級別構成
日本における人工林の齢級別構成 SUMITOMO FORESTRY CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED. 19
Slide 21: 山林の重要性
山林の重要性 近年、各地で豪雨が起こり、土砂災害が発生している。山林を整備する ことは木材生産拡大のみならず土砂災害防止や生態系保全にもつながる。 2017.7.5 九州北部豪雨 2019.10.12 台風19号 台風3号の影響により、福岡県、大分県等で計37名 関東、甲信、東北地方で記録的な豪雨。死者86名。 の死者。 住宅被害約9万棟。 2021.7.3 静岡県熱海市土砂崩れ 48時間で321㎜という現地7月の観測史上最多降雨 量で土砂災害が発生。死者26名、行方不明1名。全 半壊128棟。 SUMITOMO FORESTRY CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
Slide 22: 森林と木の循環
森林と木の循環 製造・流通事業 木を伐る 住宅・非住宅事業 木を使う 木を育てる 木を植える 森林事業 エネルギー事業 (木質バイオマス発電) SUMITOMO FORESTRY CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.<6>
Slide 23: Mission TREEING 2030
2022年2月14日発表資料より Mission TREElNG 2030 ~地球を、快適な住まいとして受け継いでいくために~ 私たちは、地球環境、人々の暮らしや社会、市場や経済活動に価値を提供する ことで、将来世代を含むあらゆる人々やすべての生き物に、地球が快適な住ま いとして受け継がれていくことを目指します。これまでも強みとしてきた「森 」と「木」の価値を活かし、深め、新たな未来の力へと変えていきます。 地球環境への価値 人と社会への価値 市場経済への価値 22 © SUMITOMO FORESTRY CO.,LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
Slide 24: 世界と日本の森林CO₂吸収量の課題
2022年2月14日発表資料より 世界と日本とでは、 森林のCO₂吸収量を増やすための課題は異なる。 世界の課題:森林の減少 日本の課題:森林の高齢化 (人工林) 森林の保全・拡大 森林の伐採・再植林 © SUMITOMO FORESTRY CO.,LTD. ALL RIGHTS RESERVED. 23
Slide 25: 20227F2A 140RRANKO
20227F2A 140RRANKO (an) HFORMBROMDEB 1007 ha/F HR CLRMORL DIED CH Y, COMME LY SHNBALES. RMORYERUILD, RE HAT SC EKER ~2000 2000~2010 2010~2015 AADHLO 68.4 Yaar hi, AalS BLO 7 eae so, FMBILOECDOH CH 3 EHS. TREE LT AER + HEMT SC LHS
Slide 26: @ HIKE SCOMMEDRIE
@ HIKE SCOMMEDRIE 2022427 148 RRENKO erery SRM BUMOKDS < ld Bie SICCOLeSB< RMIS taehnntys, @® BAOALRO Pian O SEE | 190848 J ovresax erery SRM © BADALHO#$F lt PhinbOF eBATHEY COPRINE Oi 2° MRENTWS, cenven 23
Slide 27: Point① CO₂吸収量を増やす
2022年2月14日発表資料より Point① CO₂吸収量を増やすため、森林減少を食い止め、経済林を若返らせる。 <世界の課題> <日本の課題> 森林減少によるCO₂吸収量↓ 森林の高齢化によるCO₂吸収量↓ 保護林を守り増やす 経済林を若返らせる 森林の管理・拡大がメイン 森林の伐採・再植林がメイン 生態系保全、山地災害防止、保健文化 建材や家具といった生産活動のために伐採 保護林= 経済林= といった公益的な機能が重視された森林 ・再植林をする安定的生産を目指した森林 世界の森林にも経済林はあり、日本の森林にも保護林はある。課題に応じてゾーニングし、最適な森林経営を行う。 © SUMIT
Slide 28: 国内外での植林事業
国内外での植林事業 (2021年12月末現在) 約16.1万ha 約3.7万ha 約 22.9万ha 無断転載禁止 SUMITOMO FORESTRY CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
Slide 29: 住友林業グループのサステナビリティ経営
住友林業グループのサステナビリティ経営 経営理念の実現 行動指針 経営理念 倫理規範 取締役会 方針・ガイドライン 労働安全 個人情報 環境方針 調達方針 品質方針 人権方針 衛生方針 保護方針 経営会議 社内規程(各種規程・基準・ガイドライン) ESG 推進委員会 長期ビジョン「Mission TREEING 2030」 9つの重要課題 中計 サス 中期経営計画 サステナビリティ編 テナ 編 テーマ 9つの重要課題 関連するSDGs 1 森林経営による「森」と「木」の価値向上 地球環境への価値 2 「森」と「木」を活かしたカーボンニュートラルの実現 3 「森」と「木」を活かしたサーキュラーバ
Slide 30: 事業とESGの更なる一体化
中期経営計画 基本方針⑤:事業とESGの更なる一体化 中長期の視点に立ち、脱炭素化など環境への取り組みは勿論のこと、 社会面、ガバナンスの強化など、事業との更なる一体化を図る。 テーマ 9つの重要課題 関連するSDGs 「森」を育てることで、「木」をはじめとする森林資源の価値 1 森林経営による「森」と「木」の価値向上 を高め、引き出す。 自らの二酸化炭素の排出を削減するとともに、炭素を吸収・固 地球環境 「森」と「木」を活かしたカーボンニュート への価値 2 定した「木」を届けること、また低炭素・脱炭素商品・サービ ラルの実現 スを提供することによって、社会の脱炭素化に貢献する。 自然のエコ
Slide 31: (重要課題1)森林経営による「森」と「木」の価値向上
(重要課題1)森林経営による「森」と「木」の価値向上 「森」を育てることで、「木」をはじめとする森林資源の価値を高め、引き出す SUMITOMO FORESTRY CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
Slide 32: 地方創生につなげる苗木生産
地方創生につなげる苗木生産 31 SUMITOMO FORESTRY CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
Slide 33: インドネシア ジャワ島における社会林業
インドネシア ジャワ島における社会林業 SUMITOMO FORESTRY CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
Slide 34: 持続可能な森林資源の活用拡大
持続可能な森林資源の活用拡大 SUMITOMO FORESTRY CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED. 33
Slide 35: インドネシア ジャワ島での社会林業の発展
インドネシア ジャワ島での社会林業の発展 source: Google Earth SUMITOMO FORESTRY CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
Slide 36: (重要課題2)カーボンニュートラルの実現
(重要課題2)「森」と「木」を活かしたカーボンニュートラルの実現 自らの二酸化炭素の排出を削減するとともに、炭素を吸収・固定した「木」を届けること、 また低炭素・脱炭素商品・サービスを提供することによって、社会の脱炭素化に貢献する SUMITOMO FORESTRY CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED. 35
Slide 37: ゼロエネルギーハウス(ZEH)の推進
ゼロエネルギーハウス(ZEH)の推進 各事業紹介 ZEHの住まい 断熱性の高い木を用いたゼロエネルギーの住まい。 自然の恵みを活かす「涼温房」に、次世代断熱や太陽光発電システ ム、エネファームなどを組み合わせることでZEH(ネット・ゼロ・ エネルギー・ハウス)を実現。ZEHとは高い断熱性能や省エネ設備 機器などを組み合わせることで、年間の一次エネルギー消費量が概 ねゼロ以下となる住宅のこと。 67.4%達成(2021年度) 75%目標(2022年度) 断熱・省エネ・ 創エネの組み 合わせ SUMITOMO FORESTRY CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
Slide 38: 環境フラグシップ LCCM住宅 の発売
環境フラグシップ LCCM住宅 の発売 SUMITOMO FORESTRY CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED. 37
Slide 39: Mission TREEING 2030
Mission TREEING 2030 2020年12月期決算発表資料より 100%利用 54.6%削減 16%削減 SUMITOMO FORESTRY CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED. 38
Slide 40: 再生可能エネルギーの活用
再生可能エネルギーの活用 「スミリンでんき」サービスの開始 ⚫ 2019年11月1日~ ⚫ 卒FITを迎える「住友林業の家」オーナー様向け ⚫ PV余剰電力買取: 11円/kWh 2040年: 自社事業で使用する電力を 再エネ100%に SUMITOMO FORESTRY CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED. 39
Slide 41: 日本におけるCSR・ESG進展と最近の動向
日本におけるCSR・ESG進展と最近の動向 2003年 日本のCSR元年 2006年 国連責任投資原則(PRI)が発足 2010年11月 経団連 企業行動憲章を改定 生物多様性条約 「利潤を追求する経済主体」 「愛知目標」 ➡ 「広く社会にとって有用な存在」 2010年11月 ISO26000(組織の社会的責任の国際的ガイドライン)発行 2011年 国連「ビジネスと人権に関する指導原則」(ラギー原則) 12月 IIRC「国際統合報告フレームワーク」が発行 2014年 2月 日本版スチュワードシップコードを金融庁が制定 11月 EU指令で環境・労働・人権・腐敗防止の開示義務強化 12月 CDPカ
Slide 42: 非財務情報の対外開示と外部評価
非財務情報の対外開示と外部評価 統合報告書発行 GPIF ESGインデックス サステナビリティ開示 イニシアティブへの参加・賛同 MSCI指数への住友林業株式会社の組み入れ、及びWEBサイトにおけるMSCIのロゴ、商標、サービスマーク、指数名称の使用は、MSCI及び関係会社による住友林業株式会社の後援、 推奨あるいは広告宣伝ではない。MSCI指数はMSCIの独占的財産。MSCI及びMSCI指数の名称とロゴは、MSCI及び関係会社の商標もしくはサービスマーク SUMITOMO FORESTRY CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
Slide 43: 気候変動関連の情報開示要求の流れ
(2020年の社内資料から) 気候変動関連の情報開示要求の流れ 2000年 CDP発足 投資家として投資ポートフォリオのGHG排出量を 2006年 PRI発足 定量化し、公表することに誓約する取り組み 2014年9月 モントリオール誓約発足 SBTイニシアティブ設立/RE100発足 2015年4月 G20財務大臣会合で、金融安定理事会(FSB)に要請 「気候変動関連課題に金融セクターがどう対処すべきか」 12月 TCFD設立 (気候関連財務ディスクロージャーTF) パリ協定成立 パリ協定:世界共通の長期目標として 産業革命前からの平均気温上昇を2℃未満(さらに 2016年11月 パリ協定発効
Slide 44: 改定後のGHGプロトコルのイメージ図
(2020年の社内資料から) 改定後のGHGプロトコルのイメージ図 • 従来のGHGプロトコル: 化石燃料由来の排出を算定 • 改定後のGHGプロトコル: 化石燃料由来の排出に加え、生物由来の GHG除去/排出を追加して算定・報告 現在のGHGプロトコル 改定後のGHGプロトコル 追加される要素 追加要素は、「IPCC算定 大気中 ルール」に以前から存在。 大気中 炭素貯留 国の算定ルールには含ま 炭素貯留 れているが、企業の算定 ルールであるGHGプロトコ + 陸上 製品 ルにはなかったもの。 炭素貯留 炭素貯留 化石炭素貯留 地質 海洋 生物由来のGHG 炭素貯留 炭素貯留 除去・排出 引
Slide 45: 建設セクターのエネルギー由来CO2排出量削減が課題
建設セクターのエネルギー由来CO2排出量削減が課題 2021年 CO2排出量 森 林 363億t 経 居住時の 営 エネルギー使用 運輸 23% オペレーショナル カーボン 28% 加 工 流 通 その他 37% 原材料の調達、 輸送・加工、 6% 建築、解体 エンボディド 建 カーボン 9% 設 その他産業 33% 利 用 エンボディドカーボンの比率増大 オペレーショナル カーボン ⇒ 素材選びがカギ エンボディド ⇒ EPDの導入 37% 再 カーボン 利 ⇒ 脱炭素設計へ 363億t 用 2021年 2050年 SUMITOMO FORESTRY CO., LTD. ALL RIGHTS
Slide 46: 暮らすときの脱炭素と建てるときの脱炭素
2022年2月14日発表資料より 「暮らすときの脱炭素」と、「建てるときの脱炭素」。2つのCO₂排出を削減。 =建物の利用中に排出されるCO₂の削減 =建物を建てる上で排出されるCO₂の削減 省エネ 「暮らすときのCO₂排出」をゼロへ 100% • ZEH、ZEBの推進 … • 使用電力の再エネ化 ‘18 ‘19 ‘20… ’2X 暮らすときの 脱炭素 創エネ 「建てるときのCO₂排出」の削減 排出削減 • 木材活用による削減 • CO₂排出量に配慮した設計・施工 再エネ調達 • 低炭素建材の納入 木 鉄 RC 木造化 建てるときの 低炭素建材採用 脱炭素 オ 更なる削減策 フ 残排出量 •
Slide 47: 暮らすときの脱炭素と建てるときの脱炭素
2022年2月14日発表資料より 「暮らすときの脱炭素」と、「建てるときの脱炭素」。2つのCO₂排出を削減。 =建物の利用中に排出されるCO₂の削減 =建物を建てる上で排出されるCO₂の削減 省エネ 「暮らすときのCO₂排出」をゼロへ 100% 設計時に建物のLCA「見える化」 • ZEH、ZEBの推進 … • 使用電力の再エネ化 ‘18 ‘19 ‘20… ’2X 暮らすときの 脱炭素 創エネ 「建てるときのCO₂排出」の削減 排出削減 • 木材活用による削減 • CO₂排出量に配慮した設計・施工 再エネ調達 • 低炭素建材の納入 木 鉄 RC 木造化 建てるときの 低炭素建材採用 オ 更なる
Slide 48: One Click LCAで建てるときのCO₂排出量を見える化
2022年2月14日発表資料より 脱炭素設計 「One Click LCA」で建てるときのCO₂排出量を見える化 建材ごとのCO₂排出量を見える化する認証ラベル「EPD」の普及を推進。 ▼建物別のCO₂排出量の算定結果 ▼建物のライフサイクルステージごと のCO₂排出量の比率 建物に使用される 各部材の環境負荷データ 30kg-CO₂e/m2 One Click LCAで計算 100kg-CO₂e/m2 100kg-CO₂e/m2 … 建物のCO₂排出量を見える化 建物のCO₂排出量等を見える化するソフトウェア「One Click LCA(LifeCycle Assessment)」の日本単独
Slide 49: 国内外で建築の木造化を推進
2022年2月14日発表資料より ▼桐朋学園音楽ホール ▼上智大学15号館 国内外で建築の木造化を推進し 脱炭素社会の実現に貢献。 ✓ ZEH、ZEB化で、「暮らすときの CO₂」排出量を削減。 木材使用量:930m3 木材使用量:112m3 2021年竣工 炭素固定量:746t-CO2eq 2022年竣工 炭素固定量:84t-CO2eq ✓ 「建てるときのCO₂ 」を見える化 ▼メルボルンの15階建木造オフィス ▼ロンドンの6階建木造オフィス し、使用される木材の炭素固定効 果により、さらに排出量を削減。 2023年竣工 ↓ カーボンネガティブ建築を 木材使用量:4,000m3 木材使用量:
Slide 50: 脱炭素設計のスタンダード化構想
脱炭素設計のスタンダード化構想 ZEH、ZEB、LCCM住宅、ネットゼロカーボンビルの 普及と脱炭素設計 (One Click LCA×EPD) の確立で 他社・他者の脱炭素化に貢献する。 © SUMITOMO FORESTRY CO.,LTD. ALL RIGHTS RESERVED. 50
Slide 51: 住友林業のWOOD CYCLE
住友林業のWOOD CYCLE 森林 木材 建築 SUMITOMO FORESTRY CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED. 51
Slide 52: 日本におけるCSR・ESG進展と最近の動向
日本におけるCSR・ESG進展と最近の動向 2003年 日本のCSR元年 2006年 国連責任投資原則(PRI)が発足 2010年11月 経団連 企業行動憲章を改定 生物多様性条約 「利潤を追求する経済主体」 「愛知目標」 ➡ 「広く社会にとって有用な存在」 2010年11月 ISO26000(組織の社会的責任の国際的ガイドライン)発行 2011年 国連「ビジネスと人権に関する指導原則」(ラギー原則) 12月 IIRC「国際統合報告フレームワーク」が発行 2014年 2月 日本版スチュワードシップコードを金融庁が制定 伊藤レポート 11月 EU指令で環境・労働・人権・腐敗防止の開示義務強化 1
Slide 53: 住友林業グループ人権方針
住友林業グループ人権方針 住友林業グループ人権方針内容の一部抜粋。全文は下記リンク先にてご確認お願います。 https://sfc.jp/information/society/sustainability/policies.html#pgph11 SUMITOMO FORESTRY CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED. 53
Slide 54: CSR関連ツール
CSR関連ツール 1. 住友林業グループ倫理規範ガイドブック PDFデータ(英語・中国語・インドネシア語・ベトナム語版) 2. 住友林業グループ環境方針・住友林業グループ調達方針 ポスター・PDFデータ(英語版) 3. 国連グローバル・コンパクト10原則 ポスター・PDFデータ(英語・中国語・インドネシア語・ベトナム語版) SUMITOMO FORESTRY CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
Slide 55: 人権リスク インパクトマッピング
人権リスク インパクトマッピング 2019年度、人権リスクのデューディリジェンスで特定された重要リスク 資源環境事業:先住民やコミュニティが有する土地の権利侵害及び関連法令への対応 山林での労働安全衛生管理(危険作業など) 木材建材事業:先住民が有する土地の権利侵害 工場での労働安全衛生管理(火災や粉じん爆発など) 木材伐採地での児童労働(危険労働含む) 住宅・建築及び海外住宅・不動産事業: 移民労働者の労働条件(強制労働など) SUMITOMO FORESTRY CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED. 55
Slide 56: 建築資材調達の最新動向
建築資材調達の最新動向 2020年8月28日(日刊工業新聞朝刊) 2020年8月24日(日経新聞夕刊)
Slide 57: サプライチェーン上の人権取組みが課題に
サプライチェーン上の人権取組みが課題に 日経新聞 2022年11月17日朝刊 SUMITOMO FORESTRY CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED. 57
Slide 58: 気候変動対策だけでは足りない!
気候変動対策 だけでは足りない! SUMITOMO FORESTRY CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED. 58
Slide 59: IPBES報告 世界のGDPの半分以上は生態系サービスに依存
2019年5月 IPBES報告 • 「生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学―政策プラットフォーム」 (IPBES)による調査 • 地球規模の生物多様性の将来予測の報告書を公表 • 50カ国145人の専門家が2016年から執筆 • 世界のDGPの半分以上は生態系サービスに依存(44兆ドル) • 2030年には、毎年2.7兆ドルずつ減じる • 生物多様性は過去50年で58%減少 • 淡水生物は80%減少 • 100万種の動植物が絶滅危機 • 絶滅速度が過去1000万年より数百倍加速 • 気温情報を2℃以内に抑えても、生物種の5%が • 花粉媒介生物の減少で最愛5770億ドルの農産物が損失
Slide 60: 生物資源の利用に限界がきている
生物資源の利用に限界がきている 2019年IPBES報告書より抜粋(環境省翻訳) 自然劣化の例 生態系の範囲と状況 種の絶滅リスク 生物学的群衆 バイオマス量と 種の豊富さ 先住民や地域 コミュニティに とっての自然 SUMITOMO FORESTRY CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED. 60
Slide 61: 2030年までに「ネイチャー・ポジティブ」な世界へ
2030年までに「ネイチャー・ポジティブ」な世界へ 2020年基準で 自然減少 「ネットゼロ」へ https://www.naturepositive.org/より一部和訳 SUMITOMO FORESTRY CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED. 61
Slide 62: 熱帯泥炭地における持続可能な森林経営
熱帯泥炭地における持続可能な森林経営 SUMITOMO FORESTRY CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
Slide 63: 周辺事業者と協力した「緑の回廊」の設置
周辺事業者と協力した「緑の回廊」の設置 SUMITOMO FORESTRY CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED. 63
Slide 64: ネイチャー・ポジティブのためにできること
ネイチャー・ポジティブのためにできること 2019年IPBES報告書より抜粋(環境省翻訳) ・農林水産業 ・鉱業 ・観光業 ・都市インフラ … 自然劣化の例 変 革 生態系の範囲と状況 復 元 種の絶滅リスク &再生 軽 減 生物学的群衆 回避 バイオマス量と 種の豊富さ SUMITOMO FORESTRY CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED. 64
Slide 65: 森林セクターがネイチャーポジティブに貢献できること
森林セクターがネイチャーポジティブに貢献できること SBTNが提示する「アクション」 自然関連「緩和」の優先順位 自然 C. 変革 システム変革 貢献 復元 B. UP 自然の復元・再生 &再生 軽減 A. 負荷 インパクトの 回避・軽減 回避 軽減 出典:FSG「Nature Positive Roadmap」 SUMITOMO FORESTRY CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED. 65
Slide 66: カーボンニュートラル/ネイチャーポジティブ
カーボンニュートラル/ネイチャーポジティブ 気候関連「緩和」の優先順位 自然関連「緩和」の優先順位 CO2 自 然 C. システム変革 負荷 貢献 B. 軽減 A. 事業からの排出削減 UP 自然の復元・再生 B. A. 貢献 炭素除去を増加 負荷 インパクトの 回避・軽減 UP 軽減 C. サーキュラー バイオエコノミー 出典:FSG「Nature Positive Roadmap」 https://www.wbcsd.org/Sector-Projects/Forest-Solutions-Group/Resources/Forest-Sector-Nature-Positive-Road
Slide 67: 気候変動関連(自然関連)の情報開示要求の流れ
気候変動関連(自然関連)の情報開示要求の流れ 2000年 CDP発足 / 2006年 PRI発足 投資家として投資ポートフォリオのGHG排出量を 2014年9月 モントリオール誓約発足 定量化し、公表することに誓約する取り組み SBTイニシアティブ設立/RE100発足 2015年4月 G20財務大臣会合で、金融安定理事会(FSB)に要請 12月 TCFD設立 (気候関連財務ディスクロージャーTF) パリ協定成立 2016年11月 パリ協定発効 「気候変動関連課題に金融セクターが 12月 EUサステナブル金融HLEG設立 どう対処すべきか」 2017年7月 TCFD提言をG20首脳へ報告 201
Slide 68: きこりんは、なんで三本脚??
きこりんは、なんで三本脚?? 68 E =環境 S =社会 G =ガバナンス planet people prosperity Climate, Nature, Equity SUMITOMO FORESTRY CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
Slide 69: ご清聴ありがとうございました
https://sfc.jp/information/vision/ ご清聴ありがとうございました SUMITOMO FORESTRY CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED. 69