Are Holdings, Inc. · TSE:5857
Are — Q1 FY2027/3 Earnings Presentation
54 slides from Are's earnings presentation, Aug 4, 2026
Slide 1: 2027年3月期 第1四半期 決算説明資料
2027年3月期 第1四半期 決算説明資料 2026年8月4日 AREホールディングス株式会社 東証プライム(証券コード:5857) 本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報および合 理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではあり ません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
Slide 2: 業績ハイライト
業績ハイライト 単位:億円 2026/3期 2027/3期 2027/3期 前年同期比 1Q 1Q 通期計画 売上収益 1,371 1,972 +601 6,800 売上総利益 76 144 +68 505 営業利益 59 123 +63 410 貴金属リサイクル事業 38 92 +54 274 北米精錬事業 18 31 +13 133 その他※ 3 0 △3 3 税引前利益 50 124 +74 400 親会社の所有者に 帰属する四半期利益 36 86 +50 290 ※ 「その他」には環境保全事業およびその他調整額等の数値を含む Copyright © ARE Holdings, Inc.
Slide 3: 目次(参考)
2027年3月期 第1四半期決算 参考 1. リテール事業の進捗 目次 2. 各種外部評価 3. 中長期ビジョンのアップデート(再掲) 4. 事業の特長(貴金属リサイクル事業) 5. 事業の特長(北米精錬事業) Copyright © ARE Holdings, Inc. All rights reserved. 3
Slide 4: 売上収益の内訳と増減要因(前年同期比)
売上収益の内訳と増減要因 (前年同期比) 単位:億円 2026/3期 2027/3期 前年同期比 1Q 1Q 売上収益 1,371 1,972 +601 貴金属リサイクル事業 1,297 1,889 +592 北米精錬事業 74 82 +9 売上収益の増減分析 売上構成比 単位:億円 貴金属価格の 韓国・タイ 製品事業 上昇 事業拡大 販売量増 貴金属別 売上構成比 回収分野別 売上構成比 単位:億円 アジア 北米 子会社 精錬事業 宝飾分野における 回収量減 2027/3期 2027/3期 1Q 1Q 貴金属リサイクル事業 ※ 「その他」には北米精錬事業を含む Copyright © ARE
Slide 5: 営業利益の内訳と増減要因(前年同期比)
営業利益の内訳と増減要因 (前年同期比) 単位:億円 2026/3期 2027/3期 前年同期比 1Q 1Q 営業利益 59 123 +63 貴金属リサイクル事業 38 92 +54 北米精錬事業 18 31 +13 その他 3 0 △3 ※ 「その他」には環境保全事業およびその他調整額等の数値を含む 営業利益の増減分析 ✓ 精錬入荷量の拡大 単位:億円 ✓ 宝飾分野の採算性向上 ✓ 製品事業の取扱量増加 ✓ 電子分野の金回収量の増加 ✓ 触媒事業の回復 ✓ 貴金属価格の上昇 北米精錬事業 コスト増他 アジア子会社 人件費、その他 宝飾分野における 回収量減 貴金属リサイクル事業 Copyri
Slide 6: 貴金属リサイクル事業 貴金属別の回収量
貴金属リサイクル事業 貴金属別の回収量 (前年同期比) 金 パラジウム 単位:トン 単位:トン 2027/3期 通期計画 31.7 トン 2027/3期 通期計画 5.5 トン プラチナ ロジウム 単位:トン 単位:kg 2027/3期 通期計画 7.3 トン 2027/3期 通期計画 283 kg Copyright © ARE Holdings, Inc. All rights reserved. 6
Slide 7: 貴金属リサイクル事業 分野別の概況
貴金属リサイクル事業 分野別の概況 利益 回収量 概況 (前年同期比) (前年同期比) 金 ➢ 市場縮小が続く中、新規顧客開拓を着実に推進し、回収量減少を抑制 デンタル 増益 ▲5.6% ➢ 収益性改善施策の推進に加え、貴金属価格上昇の効果もあり、前年同 期比で増益を達成 金 ➢ 取引条件の見直しに加え、市況改善が寄与し増益を達成 宝飾 増益 ▲30.1% ➢ ルテニウム評価が可能となり付加価値が向上、新規開拓および既存顧 客との取引拡大を図る 金 ➢ AIデータセンター関連需要が急増し、回収量・利益ともに前年同期を大 +11.4% 電子 増益 きく上回る ➢ 民生機器・車載向け需要は、一部を
Slide 8: 貴金属リサイクル事業 貴金属価格推移
貴金属リサイクル事業 貴金属価格推移 金 パラジウム 単位:¥/g 単位:¥/g 2026/3期1Q 2027/3期1Q 2026/3期1Q 2027/3期1Q 期中平均価格 23,242 期中平均価格 7,330 期中平均価格 期中平均価格 15,307 4,652 プラチナ ロジウム 単位:¥/g 単位:$/toz 2026/3期1Q 2027/3期1Q 2026/3期1Q 2027/3期1Q 期中平均価格 8,946 期中平均価格 10,062 期中平均価格 期中平均価格 5,078 5,248 Copyright © ARE Holdings, Inc. All rights rese
Slide 9: 北米精錬事業 業績推移
北米精錬事業 業績推移 • 営業利益は、精錬事業の入荷量拡大・製品事業の取扱量増加により増益 • 鉱山由来原料は入荷量が前年同期から拡大し、全ての事業の土台となる精錬事業の規模は着実に拡大 • トレーディング事業は、裁定取引機会が減少したものの、収益機会を適切に捉えたことにより営業利益は計画を上回った • 銀のリースレートが低下し、収益環境が改善 1 業績推移 2 売上収益の内訳 単位:億円 減損除くと 63億円 Copyright © ARE Holdings, Inc. All rights reserved. 9
Slide 10: 北米精錬事業 精錬入荷量および倉庫保管量の状況
北米精錬事業 精錬入荷量および倉庫保管量の状況 • 鉱山由来原料の入荷量は金・銀ともに高水準を維持 • 地政学的リスクが高まる中、米州最大の精錬能力を有する地理的優位性を活かし、入荷量の拡大を図る • スクラップ原料の入荷は、生産の効率化および取引条件改善による採算性向上を目的として戦略的に抑制 • 銀のリースレートが正常化したことを受け、自社倉庫への製品搬入を拡大し、銀の保管量が前期末比で増加 1 精錬入荷量 2 倉庫保管量 鉱山由来原料 単位:千トロイオンス スクラップ原料 ※ 2025/3期1Qを100とした際の指数グラフ ※ COMEXの「Daily Metal Stocks Repo
Slide 11: 連結財政状態計算書
連結財政状態計算書 単位:億円 2026年 2026年 主な増減内容 3月末 6月末 増減 営業債権及びその他の債権 +234 流動資産 5,370 5,583 +213 棚卸資産 △147 非流動資産 784 796 +12 資産合計 6,154 6,379 +225 営業債務及びその他の債務 △295 流動負債 2,769 2,910 +141 社債及び借入金 +546 非流動負債 1,080 1,220 +140 社債及び借入金 +163 資本 2,306 2,249 △ 57 負債・資本合計 6,154 6,379 +225 Point ・ 北米精錬事業において、鉱山会社との前渡し取引
Slide 12: 自己資本比率の考え方
自己資本比率の考え方 • 当社のバランスシートは、貴金属原料等の換金性の高い資産と、それに対応する短期の有利子負債が大半を占めている (※北米精錬事業における「前渡し取引」に関する資産・負債を含む。前渡し取引の詳細はp.54を参照) • 当社では、換金性の高い資産を除いた自己資本比率を用いて、財務の健全性を評価している AREホールディングス連結BS 換金性の高い資産を除いたBS 単位:億円 単位:億円 北米営業債権等 3,247億円 現金および同等物 177億円 国内宝飾前渡金 149億円 自己資本比率 自己資本比率 (親会社所有者帰属持分比率) (親会社所有者帰属持分比率) 35.3% 8
Slide 13: 連結キャッシュ・フロー計算書
連結キャッシュ・フロー計算書 単位:億円 2027/3期 主な増減内容 1Q 税引前利益 +124 営業活動によるキャッシュフロー 571 棚卸資産の増減 +147 その他債権債務増減等 +300 投資活動によるキャッシュフロー △ 16 有形固定資産の取得による支出 △14 借入金の増減 △426 財務活動によるキャッシュフロー △ 482 配当金の支払額 △56 現金及び現金同等物に係る換算差額 0 現預金の増減額 74 現金及び現金同等物の四半期末残高 177 Point ・ 入荷状況による工場在庫量の減少と貴金属価格の下落によって棚卸資産が減少 ・ 財務活動は借入金返済と配当金支払が中
Slide 14: 設備投資計画の進捗
設備投資計画の進捗 単位:億円 2026/3期 2027/3期 2027/3期 設備投資計画の主な内容 実績 1Q実績 計画 設備投資額 88 13 102 貴金属事業 87 12 101 貴金属リサイクル事業 56 8 47 坂東工場の生産能力強化・・・約24億円 北米精錬事業 32 5 54 精錬事業の収益性向上・・・約29億円 その他 1 0 1 減価償却費 30 9 36 Point ・ 今期の主な設備投資として、坂東工場の生産能力強化および北米の精錬事業の収益性向上を計画 Copyright © ARE Holdings, Inc. All rights reserved. 14
Slide 15: 株主還元
株主還元 株主還元の方針 2027/3期の配当予想 前期比 年間配当 10円 増配 65円 135円 中間配当 配当性向40%を目安とした安定配当 期末配当 70円 1株当たり配当金の推移 Copyright © ARE Holdings, Inc. All rights reserved. 15
Slide 16: 目次(参考)
2027年3月期 第1四半期決算 参考 1. リテール事業の進捗 目次 2. 各種外部評価 3. 中長期ビジョンのアップデート(再掲) 4. 事業の特長(貴金属リサイクル事業) 5. 事業の特長(北米精錬事業) Copyright © ARE Holdings, Inc. All rights reserved. 16
Slide 17: リテール事業 地域との共創
リテール事業 地域との共創 1 坂東市ふるさと納税返礼品として当社製品が採用 2 横浜DeNAベイスターズとスポンサー契約を締結 銀の 銀の 銀の グラニュール メモリアルプレート お祝いセット ©YDB 茨城県 ふるさと納税 ➢ 横浜DeNAベイスターズとのオフィシャルスポンサーシップ契 坂東市 寄附者 約を締結し、横浜スタジアムのバックネット裏「ベイダイヤモン ド・シート」を「アサヒメタルファイン ベイダイヤモンド・シート」 ➢ 2026年4月より、当社がリサイクル・製造した銀製品を坂東市 として展開 のふるさと納税返礼品として提供を開始 ➢ スポーツチームへの支援を通じて地域社会とのつな
Slide 18: リテール事業 販売の状況
リテール事業 販売の状況 1 販売状況 4.0 倍 11.2 倍 ASAHI Gold Club ASAHI Online Store 会員数 注文数 2026年6月(前年同期比) 2025年度(前年同期比) 2 当社商品ラインナップ(一部抜粋) 金 銀 プラチナ ASAHIの豆金 銀バー5種セット プラチナ500gバー (100g, 200g, 300g, 500g, 1kg) 金1kgバー 銀1オンスラウンド プラチナ50gバー Copyright © ARE Holdings, Inc. All rights reserved. 18
Slide 19: 目次(参考)
2027年3月期 第1四半期決算 参考 1. リテール事業の進捗 目次 2. 各種外部評価 3. 中長期ビジョンのアップデート(再掲) 4. 事業の特長(貴金属リサイクル事業) 5. 事業の特長(北米精錬事業) Copyright © ARE Holdings, Inc. All rights reserved. 19
Slide 20: ESG マテリアリティの進捗 ①
ESG マテリアリティの進捗 ① 貴金属リサイクルの拡大 CO2排出量の削減 貴金属リサイクル量 CO2削減外部貢献量 CO2排出量 Scope1+2 ※ 2025年度実績 2025年度実績 2025年度累計 2030年度通期目標 合計 573トン 121.0 金 93トン 万トン +39 前期比 % (CO2排出量) (CO2排出量) 2024年度比 +34% 2024年度比 +37% 17.0千トン 11.9千トン 金 93トン 木に換算すると… ➢ SBTiより認定された温室 (2024年度比) (2023年度比) 効果ガスの排出削減目標 △7% △42% 前期比 2024年度比 +39
Slide 21: ESG マテリアリティの進捗 ②
ESG マテリアリティの進捗 ② 人・社会・環境にやさしい貴金属供給 外部評価 「責任ある貴金属管理」における当社の取り組み グッド・デリバリー認定の取得 1 責任ある貴金属管理方針の制定 目的 ➢ 人権侵害、テロ資金供与、マネーロンダリング、不正取 引、盗難や紛争への加担を回避する ➢ ESGリスクのある調達を回避する 「グッド・デリバリー・リファイナー」として、LBMAやLPPM等 ➢ 環境・サステナビリティに対する責任を果たす の国際的認定機関が求める製品の品質や貴金属の分析能力、 責任ある調達体制に関する厳格な審査をクリアしている 2 ※ LBMA:ロンドン地金市場協会、LPPM:ロン
Slide 22: 資金調達の多様化
資金調達の多様化 • 貴金属価格の高騰や前渡し取引の拡大により、北米精錬事業を中心に資金需要が拡大 • 資金調達を多様化し、必要な資金を安定的かつ機動的に調達することで事業拡大を支援 1 信用格付の維持・取得 格付機関 格付対象 格付 格付の方向性 格付付与・維持 発行体格付 前期比 A- 安定的 2026年1月 R&I 2.1倍 (初取得:2025年1月) 株式会社格付投資情報センター コマーシャルペーパー a-1 - 2026年2月 2 資金調達の取り組み 普通社債の発行 調達資金の使途 第1回 第2回 発行日 2025年10月23日 2026年3月5日 北米運転資金へ充当 前期比 200
Slide 23: 各種外部評価 株価指数等への選定
各種外部評価 1 株価指数等への選定 2 ESG関連の評価 2020 - 2025年度選定 資本の効率的活用や投資者を意識した経営観点など、グ ローバルな投資基準に求められる諸要件を満たした「投 資者にとって投資魅力の高い会社」400銘柄で構成され る株価指数 JPX日経インデックス400のコンセプトを中小型株に適用 し、「資本の効率的活用や投資者を意識した経営を行って いる会社」200銘柄で構成される株価指数 ディスクレイマー AREホールディングスを MSCI インデックスに含めること、および MSCI のロゴ、商標、サービスマーク、またはインデックス名を使用することは、MSCI またはそ
Slide 24: 目次(参考)
2027年3月期 第1四半期決算 参考 1. リテール事業の進捗 目次 2. 各種外部評価 3. 中長期ビジョンのアップデート(再掲) 4. 事業の特長(貴金属リサイクル事業) 5. 事業の特長(北米精錬事業) Copyright © ARE Holdings, Inc. All rights reserved. 24
Slide 25: 中長期ビジョン 基本方針
中長期ビジョン 基本方針 再掲 Purpose この手で守る自然と資源 1 2 3 成長戦略 財務戦略 人的資本 • 新市場の獲得 • 成長投資 • 組織力の強化 • 事業の地理的拡張 • 株主還元 • 人材の育成 • リテール事業の強化 • 財務健全性 売上収益 営業利益 ROE EPS 2030年度の 数値目標 7,500億円 500億円 13% 420円 (策定当初比 +2,100億円) (策定当初比 +120億円) Copyright © ARE Holdings, Inc. All rights reserved. 25
Slide 26: 中長期ビジョン 成長戦略
中長期ビジョン 成長戦略 再掲 足元の事業環境を反映した成長戦略にアップデート 成長戦略① 技術開発による新市場の開拓 貴金属リサイクルに関する研究開発を強化し、 新分野からの回収量拡大を狙う AI半導体関連 合成医薬関連 水素・アンモニア製造分野 (金・パラジウム等) (パラジウム等) (イリジウム・ルテニウム等) 生産基盤が拡充 成長戦略② 事業を地理的に拡張 坂東工場 坂東工場 (第1期) (第2期) ➢ 坂東工場第2期の段階的稼働により、生産基盤を拡充 ➢ 3つの成長戦略を支える事業基盤として機能 現在の 事業規模 成長戦略③ 貴金属リサイクル事業 アジアへの進出を加速し、原材料の調達
Slide 27: 中長期ビジョン 業績目標
中長期ビジョン 業績目標 再掲 営業利益・ROE 1 電子分野の拡大 (M&Aを含まない) ➢ 国内・海外のAI関連分野の回収拡大 ➢ 最新設備の導入・自動化による生産性改善 2 触媒分野の復調 ➢ 坂東工場の稼働開始による収益拡大 単位:億円, % ➢ 化学・製薬分野からの回収量拡大 最 終 年 度 3 アジアへの進出拡大 に ➢ ASEAN・インドにおける回収営業の強化 向 け ➢ タイの現地工場稼働による収益性向上 た 主 な 4 イリジウム・ルテニウムの取扱量拡大 成 長 ➢ 回収体制の強化と技術基盤の拡充 要 因 5 北米精錬事業の収益性向上 ➢ 北米精錬設備の増強を通じた生産性向上
Slide 28: 中長期ビジョン 事業別業績目標
中長期ビジョン 事業別業績目標 再掲 単位:億円 2025/3期 2026/3期 2027/3期 2031/3期 ・・・・・・・・・・ 実績 実績 計画 予想 売上収益 5,062 5,700 6,800 ・・・・・・・・・・ 7,500 貴金属リサイクル事業 4,819 5,351 6,453 ・・・・・・・・・・ 7,190 北米精錬事業 242 347 345 ・・・・・・・・・・ 300 営業利益 200 371 410 ・・・・・・・・・・ 500 貴金属リサイクル事業 143 199 274 ・・・・・・・・・・ 310 北米精錬事業 63 162 133 ・・・・・・・・・・ 1
Slide 29: 中長期ビジョン 財務戦略
中長期ビジョン 財務戦略 再掲 財務戦略の基本方針 • 事業成長と資本効率を意識した経営を推進 • 安定的なキャッシュ創出力を基盤に、財務健全性を維持しつつ、「成長投資」と「株主還元」を両立 成長投資 既存事業の収益性改善、M&Aを含む新規事業投資 株主還元 配当性向40%を目安に安定配当 財務健全性 事業特性を踏まえた財務健全性の維持管理を継続。並行して、資金調達の多様化と資金効率の改善を推進 キャッシュアロケーション • 既存事業の設備投資が2026年度でピークアウトすることから、M&Aを含む新規事業投資による事業拡大に注力 • 配当性向40%の方針に沿って業績の拡大に合わせた安定配当を継
Slide 30: 中長期ビジョン 設備投資計画
中長期ビジョン 設備投資計画 再掲 2027/3期の主な投資内容 単位:億円 貴金属リサイクル事業 電子・触媒分野の収益性向上 28億円 減価償却費 坂東工場の生産能力強化 24億円 大規模成長投資補助金へ採択 ✓ 約19億円の補助金交付を予定 尼崎・福岡工場の生産能力強化 4億円 ✓ 2027/3期以降の減価償却費計画に 算入済み デンタル・宝飾分野の収益性向上 3億円 タイの現地工場設立 9億円 技術開発に伴う設備投資 7億円 北米精錬事業 精錬事業の収益性向上 29億円 銀製品の製造プロセス自動化 7億円 金の倉庫キャパシティ拡大 4億円 Copyright © ARE Holdings
Slide 31: 中長期ビジョン 人事制度コンセプトの改定
中長期ビジョン 人事制度コンセプトの改定 再掲 人事制度改定の狙い 社員一人ひとりの行動をAREグループウェイに結び付け、中長期ビジョンの成長戦略の着実な実行を通して、 持続的な企業価値向上を実現する 評価制度の改定 1 Valuesの共有 ➢ 行動指針であるAREグループウェイの5つのValuesを 評価指標として活用 持続的な企業価値の向上 ➢ 中長期ビジョンの達成および将来の企業価値向上に 個人の目標 向け、社員の行動を方向づけ 中長期ビジョン 成長戦略 2 挑戦の後押し ➢ 主体的な挑戦や成長が分かりやすく評価・報酬に反映 個人の成長 される制度へ再設計 Group Way ➢ 自ら考
Slide 32: 目次(参考)
2027年3月期 第1四半期決算 参考 1. リテール事業の進捗 目次 2. 各種外部評価 3. 中長期ビジョンのアップデート(再掲) 4. 事業の特長(貴金属リサイクル事業) 5. 事業の特長(北米精錬事業) Copyright © ARE Holdings, Inc. All rights reserved. 32
Slide 33: 貴金属リサイクル事業 国内およびアジアの拠点
貴金属リサイクル事業 国内およびアジアの拠点 貴金属事業 貴金属事業 貴金属事業 Asahi Pretec (Thailand) Co., Ltd. 韓国アサヒプリテック株式会社 アサヒプリテック株式会社 アサヒメタルファイン株式会社 環境保全事業 ウェイストシステムジャパン 設立:2006年 株式会社 設立:2024年 場所:韓国、忠州(チュンジュ) DXE株式会社 場所:タイ、サムットプラーカーン 貴金属事業 貴金属事業 Asahi Pretec India Private Limited ASAHI G&S SDN. BHD. 設立:2025年 設立:1994年 場所:インド、グルガオン
Slide 34: 貴金属リサイクル事業の強み
貴金属リサイクル事業の強み 全国を網羅する広範な回収ネットワークと 創業以来蓄積された技術・ノウハウが当社の競争力の源泉 全国を網羅する広範な回収ネットワーク 創業以来蓄積された技術・ノウハウ 分析技術 全国の営業拠点 ✓ 回収物を複数の工程により均一化 19ヵ所 し、代表性のあるサンプルを抽出 ✓ 回収物の種類や組成に合った分析 機器・方法を用いることで、高い分 析精度を実現 精製技術 ✓ 回収物ごとに最適な前処理を行 うことで、貴金属を効率的に精製 ✓ 創業時から培った経験と自動化・ 省人化を実現する最新設備に 自社従業員が顧客一件一件を直接訪問する、 よって、高い回収効率を実現 顧客密着
Slide 35: 貴金属リサイクル事業の3つのステップ
貴金属リサイクル事業の3つのステップ STEP1 さまざまな分野から発生する貴金属含有スクラップを回収(Collection) STEP2 蓄積したノウハウを活かした精確な分析および回収(Recovery) STEP3 精製した貴金属は顧客へ現物返却もしくは、商品市場や商社などで販売 STEP1 STEP2 STEP3 回収(Collection) 分析・回収(Recovery) 現物返却または販売 デンタル ✓ 歯科用の補てつ物 宝飾 ✓ 宝飾品 (指輪・ネックレス等) ✓ 表面処理 電子 ✓ 精密洗浄 ✓ Eスクラップ 触媒 ✓ 自動車触媒 ✓ 化学触媒 ✓ 合理的なサンプリングと ✓ 顧
Slide 36: STEP1 デンタル分野からの回収
STEP1 デンタル分野からの回収 デンタル分野の概要 回収先 ➢ 歯科医院、歯科技工所 回収品目 ➢ 銀歯などの撤去冠、歯科技工所で発生する加工くず 回収元素 ➢ 金・銀・パラジウム・プラチナ 事業の特徴 ➢ 顧客密着型の営業により高い市場シェアを獲得 ➢ 自社の営業員が日本全国の歯科医院を訪問 ➢ 自社で開発したアプリなどを活用し、効率的な営業活動を実現 主なビジネスモデル 回収(買取り) 販売 歯科医院 回収 商品市場 分析・精製・成型 分析・精製・成型 商社など 歯科技工所 返却 Copyright © ARE Holdings, Inc. All rights reserved. 3
Slide 37: STEP1 宝飾分野からの回収
STEP1 宝飾分野からの回収 宝飾分野の概要 回収先 ➢ 買取業者、宝飾品製造工場 回収品目 ➢ 買い取りされた宝飾品、工場で発生する加工くず 回収元素 ➢ 金・銀・パラジウム・プラチナ 事業の特徴 ➢ 採算性の高い顧客からの回収に注力し、収益性が向上 ➢ 事業領域拡大のため、タイやインドでの営業を強化 主なビジネスモデル 回収(買取り) 販売 買取業者 回収 商品市場 宝飾品製造工場 分析・精製・成型 商社など 返却 Copyright © ARE Holdings, Inc. All rights reserved. 37
Slide 38: STEP1 電子分野からの回収(表面処理)
STEP1 電子分野からの回収 表面処理の概要 回収先 ➢ 電子部品メーカー、半導体製品メーカー 回収品目 ➢ メッキ廃液 回収元素 ➢ 金・銀・パラジウム 事業の特徴 ➢ 貴金属メッキは工業分野で幅広く利用される ➢ 当社が独自に開発した電解式自動貴金属回収装置を顧客の 工場ラインに導入し、貴金属を効率よく回収 主なビジネスモデル 回収(買取り) 販売 回収 電子部品メーカー 半導体関連メーカー 商品市場 分析・精製・成型 商社など 返却 Copyright © ARE Holdings, Inc. All rights reserved. 38
Slide 39: STEP1 電子分野からの回収(精密洗浄)
STEP1 電子分野からの回収 精密洗浄の概要 回収先 ➢ 電子部品メーカー、半導体製品メーカー 回収品目 ➢ 電子・半導体製品の製造時に使用される真空蒸着装 置、スパッタリング装置の防着板など 回収元素 ➢ 金・銀・パラジウム・プラチナ 事業の特徴 ➢ 電子部品・半導体製品の製造工程で防着板などに付着した貴 金属の剥離・回収を行う ➢ 顧客から防着板などを預かり、精密洗浄によって性能を回復 したうえで返却 主なビジネスモデル 回収(買取り) 販売 回収 電子部品メーカー 半導体関連メーカー 商品市場 分析・精製・成型 商社など 返却 Copyright © ARE Holdings, Inc
Slide 40: STEP1 電子分野からの回収(Eスクラップ)
STEP1 電子分野からの回収 Eスクラップの概要 回収先 ➢ 電子部品メーカー、半導体製品メーカー、 小型家電リサイクル法認定業者、流通業者 回収品目 ➢ プリント基板、工場から発生する端材、コネクタ、情報 機器の回路基板、車載電装品 回収元素 ➢ 金・銀・パラジウム・銅 事業の特徴 ➢ 工場の生産ラインにおいて発生する端材や不良品などを回収 ➢ 使用済み製品に含まれる電子部品や回路基板などを回収 主なビジネスモデル 回収(買取り) 販売 回収 電子部品メーカー 半導体関連メーカー 商品市場 分析・精製・成型 商社など 返却 Copyright © ARE Holdings, Inc. Al
Slide 41: STEP1 触媒分野からの回収
STEP1 触媒分野からの回収 触媒分野の概要 回収先 ➢ 触媒メーカー、自動車メーカー、自動車解体業者、 化学・医薬品メーカー 回収品目 ➢ 自動車触媒、化学触媒 回収元素 ➢ パラジウム・プラチナ・ロジウム 事業の特徴 ➢ 自動車の触媒コンバーターには排気ガスに含まれる有害物質 を無害化する触媒が使用され、この触媒に貴金属が使われる ➢ 化学・医薬品製造において、化学反応を促進することを目的に、 貴金属が触媒として使用される 主なビジネスモデル 回収(買取り) 販売 自動車解体業者 回収 商品市場 触媒メーカー、 分析・精製・成型 商社など 医薬品製造工場 返却 Copyright © A
Slide 42: STEP2 合理的なサンプリングと精確な分析
STEP2 合理的なサンプリングと精確な分析 サンプリング技術 ➢ 回収物を複数の工程により均一化し、 代表性のあるサンプルを抽出 ➢ サンプルの精度が分析の精確性を左右 1 サンプリング ➢ 最新の工場ではサンプリングの自動化 設備を導入 自動サンプリング装置 2 分析 分析技術 ➢ 原材料や組成に合った分析機器・方法 を用いて高い分析精度を実現 3 精錬 ➢ 精確な分析は自社の競争力を高める だけでなく、顧客からの信頼性確保に も繋がる 誘導結合プラズマ(ICP) 発光を用いた分析 Point ➢ 長年のノウハウを活かし、合理的なサンプリングと分析によって回収物の価値を正しく評価 Copy
Slide 43: STEP3 リサイクル品に対する付加価値 -グリーンプレミアム-
STEP3 リサイクル品に対する付加価値 -グリーンプレミアム- ✓ 環境や社会への影響を評価した ”グリーンプレミアム” の成立 ✓ 宝飾産業を皮切りに、さまざまな産業・分野がリサイクル由来原材料の調達方針を発表 ✓ 日本国内の自動車産業に対してリサイクル生産したプラチナ・パラジウムの供給開始 企業例 ➢ BVLGARI “ブルガリが調達する金の99%以上はリサイクル ゴールドであり、採掘作業で発生する環境および 社会への影響を効果的に削減している。” 宝飾産業 企業例 ➢ Apple “2025年までに自社設計の全製品のメイ ンロジックボードで、認定リサイクル金 電子産業 メッキを100%
Slide 44: 貴金属リサイクル事業 分野別回収元素の構成比
貴金属リサイクル事業 分野別回収元素の構成比 元素別構成比 金 パラジウム プラチナ ロジウム デンタル - 30~50% 50~70% 10%未満 宝飾 - 70%以上 10%未満 10~30% 電子 - 70%以上 10%未満 10%未満 触媒 - 50~70% 30~50% 10%未満 ※ 表中のアイコンは各分野の回収量全体(銀, 銅を除く)に占める各元素の割合を示す。 Copyright © ARE Holdings, Inc. All rights reserved. 44
Slide 45: 貴金属事業における取引形態
貴金属事業における取引形態 製品を返却 顧客 AREホールディングスグループ 返 分析 精錬・成型 却 回収 型 取 引 原材料に含まれる 高純度に精錬し、 貴金属量を測定 地金に成型 貴金属の買取が無いため、精錬手数料のみが売上収益となる。 代金の支払い 顧客 AREホールディングスグループ メーカー 買 分析 買取 精錬・成型 取 型 回収 販売 取 商品市場 引 分析後速やかに 原材料に含まれる 高純度に精錬し、 販売価格≧買取価格 貴金属量を測定 地金に成型 となるよう価格ヘッジ 商社 回収物の購入額が売上原価となり、精錬後の地金の販売額が売上収益となる。 Copyright © AR
Slide 46: 貴金属事業の2つの収益源泉
貴金属事業の2つの収益源泉 • 貴金属事業の利益は安定収益源である精錬手数料と、貴金属価格の水準が影響する収率差異から構成される • 貴金属の価格リスクは基本的にフルヘッジされており、価格下落による業績への影響は限定的 収益モデルのイメージ図 変動収益 ➢ 収率差異は、実際の収率と顧客に支払・返却する契約収率 の差異 ➢ 収率差異分は確定時点で売却するため、売却時の貴金属 収率差異 価格が高いほど収益額は大きくなる ➢ 設備投資等による実収率の向上や貴金属価格の上昇に 実収率 - 契約収率 よって収益が拡大 収益額 安定収益 精錬手数料 ➢ 各分野からの貴金属回収量と、分野・取引先ごとに設定
Slide 47: 貴金属リサイクル事業 金の回収量推移
貴金属リサイクル事業 金の回収量推移 • 金価格の高騰を背景に、 2022/3期以降、宝飾分野を中心に金の回収量は年々増加 • 2026/3期は採算性をより重視した結果、回収量は前期比で減少 金の価格および回収量推移 単位:円/g, トン ※金の価格は山元建値の期中平均値を記載 Copyright © ARE Holdings, Inc. All rights reserved. 47
Slide 48: ESG リサイクルプロセスによる環境負荷低減
ESG リサイクルプロセスによる環境負荷低減 • リサイクル原料から作られる当社の製品は、採掘由来の原料に比べて製造過程のCO2発生量を98%削減可能 • 当社では製造工程で発生するNOxを水に溶解し、硝酸として再利用することで、環境への影響を排除 CO2排出量の少ない製造プロセス 製造工程で発生するNOxを再利用 火力を用いる乾式精錬 貴金属リサイクルのプロセス CO2 工場内で溶解 NOx 硝酸 鉱山由来の原料 地金 硝酸として再利用 酸・アルカリを用いる湿式精錬 CO2排出量 98%削減 CO2 王水・硝酸等 回収物 貴金属溶液 リサイクル原料 グラニュール Copyright © AR
Slide 49: 目次(参考)
2027年3月期 第1四半期決算 参考 1. リテール事業の進捗 目次 2. 各種外部評価 3. 中長期ビジョンのアップデート(再掲) 4. 事業の特長(貴金属リサイクル事業) 5. 事業の特長(北米精錬事業) Copyright © ARE Holdings, Inc. All rights reserved. 49
Slide 50: 北米精錬事業の拠点
北米精錬事業の拠点 Asahi Refining Canada Ltd. 設立 :2015年 Asahi Refining USA Inc. 所在地 :カナダ・オンタリオ州 事業内容:金・銀の精錬・金融事業・コーポレート部門 Asahi Depository LLC 設立 :2015年 所在地 :米国・ユタ州 事業内容:金・銀の精錬 設立 :2021年 所在地 :米国・ニューヨーク州 事業内容:倉庫事業 Copyright © ARE Holdings, Inc. All rights reserved. 50
Slide 51: 北米精錬事業 沿革
北米精錬事業 沿革 2015年 英Johnson Matthey社から精錬事業を買収 Asahi Refining Canada Ltd. (トロント)設立 Asahi Refining USA Inc. (ソルトレイクシティ)設立 2019年 米リパブリックメタル社の資産買収 Asahi Refining Florida LLC (マイアミ)設立 2023年 営業開始 Asahi Depository LLC (ニューヨーク)設立 Copyright © ARE Holdings, Inc. All rights reserved. 51
Slide 52: 北米精錬事業 コアとなる精錬事業
北米精錬事業 コアとなる精錬事業 顧客 精錬事業 Point ✓ 顧客から預かった原材料を精錬 する際に発生する精錬手数料 が主な収益源 ✓ 取り扱う原材料は主に鉱山から 回収 入荷するドーレ(鉱石を濃縮し た中間製品)が中心 返却 金・銀鉱山会社 分析・精錬 宝飾スクラップディーラー 事業の強み ✓ 日本国内で蓄積した分析・精錬ノウハウの活用によって、精錬能力・生産性を向上 ✓ 南北アメリカ大陸における宝飾品スクラップ市場では高い取り扱いシェアを誇る Copyright © ARE Holdings, Inc. All rights reserved. 52
Slide 53: 北米精錬事業の概況
北米精錬事業の概況 利益の発生箇所 北米精錬事業の主な取引先 精錬事業 ➢ 鉱山会社・宝飾スクラップディーラー 等から入荷した原料を精錬 精錬手数料 フリーメタル※ 入荷 宝飾スクラップディーラー 分析 精錬 金融サービス提供 ※実収率と契約収率の差異 鉱山会社 トレーディング事業 ➢ 精錬取引先に対して金融サービスを提供 スポット取引 裁定取引 返却 金融機関 ヘッジソリューション 前渡し取引 先渡し、オプション取引など P.54を参照 入庫 入荷 製品事業 返却 倉庫事業 ➢ 精錬後の製品を自社が運営するCOMEX認定倉庫 鋳直し 地金製造 へ搬入し、製品売却後も保管・管理 ➢ 市場ごとの
Slide 54: 北米精錬事業 「前渡し取引」の流れ
北米精錬事業 「前渡し取引」の流れ • 前渡し取引は、精錬取引の一環として行われるもので、精錬取引の拡大に資する仕組み • この取引により一時的に資産・負債が増加するものの、前渡し期間に応じた金利収益を通じて利益に貢献し、取引関係の 強化にもつながる 顧客 金融機関 (主に鉱山) 負債UP 原材料 入荷 分析 前渡し資金の借入 ➢ 鉱石を濃縮した中間製品である ➢ 顧客から金や銀の精錬前原材 ➢ 分析結果および契約内容に基づ ドーレを出荷 料を入荷 き、前渡し額を決定・借入 ➢ 原材料の早期資金化を目的に、 ➢ 当社精錬所で原材料に含まれ 前渡し取引を依頼 る貴金属含有量を分析 資産・負債 資