Slide 1: フィード・ワン 2023年3月期通期決算説明会
本日は、お足元の悪い中ご来場いただきましたこと、誠にありがとうございます。 定刻となりましたので、ただ今より、フィード・ワン株式会社2023年3月期通期決 算説明会を開催いたします。 1
Slide 2: 本日のスケジュール
2 本日のスケジュールですが、まず、2023年3月期実績についてご説明いたします。 その後、2024年3月期業績予想と重点課題についてご説明し、最後に皆様からのご 質問をお受けしたいと存じます。 2
Slide 3: 2023年3月期 実績
& 20233A 8A 4a FEED ONE ZANT, SHO RAOMBIOWCOMAYALET.
Slide 4: 事業環境:輸入原料価格・エネルギーコスト
160 850 150 800 750 140 700 130 650 600 120 550 110 500 450 100 4 まず、当社を取り巻く事業環境についてご説明申し上げます。 まず、輸入原料の価格動向です。畜産飼料の主原料はとうもろこしとなっておりま す。左下のグラフをご覧ください。オレンジ色のチャート、2年間のチャートに なっておりますが、これがシカゴのとうもろこし相場のチャートになっております。 ご覧のように、2021年度後半から中国需要の拡大やエタノール需要の増大、そして ロシア・ウクライナ紛争等もありまして、2022年度初頭には8ドルを超える水準ま で上昇いたしました。そ
Slide 5: 畜産物相場の動向
年度 年度 5 続きまして、畜産物相場の動向についてご説明します。 当社の食品事業の取り扱いは豚肉と鶏卵で約9割を占めております。この相場動向 が食品事業の仕入価格に非常に大きな影響を与えております。 左が豚枝肉相場、右が鶏卵相場。黄色の折れ線グラフが2022年度、緑の折れ線グラ フが2021年度、青色の点線が過去10年の平均になっております。豚枝肉卸売価格の 推移ですが、期初の輸入豚肉価格の高騰と国内の出荷頭数減少もありまして、年度 を通して過去10年を大きく上回る価格で推移をしております。 右側の鶏卵相場です。こちらは下期以降、鳥インフルエンザの全国的な蔓延で急激 に価格が上昇し、足元でも
Slide 6: 畜産飼料の販売価格と売上原価推移
▐ +11,259 ▲29 ▲1,240 70000 65000 +4,737 60000 +4,859 ▲1,587 +2,220 55000 50000 45000 40000 35000 ▶ ▶ 6 続きまして、当社の主力事業の畜産飼料の販売価格と売上原価推移についてご説明 します。 売上原価における原材料比率は8割強、うち輸入とうもろこしが約5割を占めており ます。販売価格は、原材料相場、為替、海上運賃を踏まえて四半期ごとに改定を行 わせていただいております。 青色の棒グラフが四半期平均の販売価格、数字につきましては四半期ごとの改定実 績の数字をお示ししています。黄色の折れ線グラフは月
Slide 7: 2023年3月期 決算概要
▐ 7 以上のような事業環境を踏まえた決算の数字になります。 売上高、売上原価は前期比大きく増加、それぞれ売上高は3,079億円、売上原価は 2,852億円、売上総利益はほぼ横ばいの226億円となりました。 販管費につきましては前期比プラス15.5%の212億円と増加をいたしました。結果、 営業利益は14億円、経常利益は17億円、最終利益(親会社株主に帰属する当期純利 益)は10億円と、前期比大幅な減益となりました。 2023年3月期は、四半期ごとの業績の変化が非常に大きな期でございましたので、 次のページで四半期ごとの業績推移をご説明します。 7
Slide 8: 四半期ごとの業績推移
▐ 8 こちらは四半期ごとの業績の推移をお示ししています。 水色の棒グラフが売上の粗利益(売上総利益)、黄色の棒グラフが販管費、オレン ジ色の折れ線グラフが営業利益となっております。ご覧のように、第1四半期の売 上粗利益が大きく減少し、営業利益につきましては当社統合後初の赤字計上となり ました。 第2四半期につきましては、粗利益(売上総利益)が大きく回復、営業利益も黒字 転換、以降、粗利益(売上総利益)は緩やかに減少し、営業利益もそれに応じて減 少をいたしました。販管費につきましては、期を通して前年を大きく上回る推移と なりました。 8
Slide 9: 販管費と配合飼料価格安定制度
▐ ▶ ▶ 年度 9 その販管費についてご説明をします。 左側をご覧ください。販管費の合計は212億円、前期比プラス28億円となりました。 ピンクの部分の「配合飼料価格安定制度 積立金」が前期比プラス23億円増加をい たしました。緑の部分の「その他」もプラス4億4,500万円、内訳としましては、貸 倒引当金の繰入、コロナ禍の後の営業活動費の増加により増加をいたしました。 次に、配合飼料の価格安定制度について簡単にご説明を申し上げます。輸入原料価 格の上昇が飼料価格の上昇につながり、ひいては畜産生産者の経営を圧迫しますが、 この圧迫度合いを緩和することを目的とした制度になっております。 通常補填
Slide 10: セグメント別状況
▐ 10 続きましてセグメントの状況についてご説明を申し上げます。 飼料事業・食品事業ともに販売数量増、販売価格改定で大きく増収になりました。 しかしながら、原価高騰や販管費の増加で飼料事業のセグメント利益は前期比マイ ナス26億円の39億円、食品事業につきましてはマイナス3億1,600万円の営業利益3 億6,900万円の赤字計上となりました。 なお販売数量ですが、畜産飼料につきましては358万6,000トンの前期比プラス1.8% 増、水産飼料につきましては10万トンの前期比プラス8.1%と、前期比を上回る販売 数量は確保いたしました。 10
Slide 11: 主要事業の四半期業績推移
▐ ▐ ▐ 11 続きまして主要事業の四半期ベースの業績推移をご説明します。 緑色が畜産飼料、水色が水産飼料、黄色が食品事業となっております。 畜産飼料につきましては、先ほどご説明したとおり、第1四半期は原料の高騰によ り利益が減少し赤字、第2四半期は販売価格改定により利益改善、以降につきまし ても有利原料やコストの低減等を図りまして、一定の利益は確保いたしました。 次に水色の水産飼料です。水産飼料は畜産飼料と違って四半期ごとの価格改定の仕 組みがございません。2023年3月期は原材料の高騰がありまして、第3四半期に大幅 な価格改定は実行いたしました。しかしながら、それ以降も原料の高騰が想定以
Slide 12: 営業利益の増減要因
9,000 8,000 7,000 6,000 5,000 4,000 3,000 2,000 1,000 0 12 営業利益の増減要因のまとめになります。 左の青色の棒グラフが2022年3月期の営業利益で42億9,300万円、右側の棒グラフの 14億2,200万円が2023年3月期の営業利益となっております。 減益幅は28億7,000万円。内訳としましては、畜産飼料で販管費の増加(配合飼料 価格安定制度の積立金増加)によりマイナス19億円の減益。水産飼料につきまして は、原材料価格が高騰して価格転嫁が浸透しなかったことでマイナス5億9,100万円 の減益。食品事業につきましても、販売先への価
Slide 13: 連結財務状況
▐ ▐ ▐ ▐ 年度 13 最後に連結財務状況についてご説明します。 売上高、売上原価の大幅な増加によりまして、売掛債権、棚卸債権、買掛債務が大 きく増加をいたしました。総資産は前期末プラス194億円の1,279億円となりました。 また、増収による増加運転資金に対応するため、借入金はプラス141億円の増加と なりました。 なお、外部環境を踏まえ、現預金の積み増しとコミットメントラインの締結をいた しまして、財務の安全性と健全性の向上を図りました。 以上をもちまして、2023年3月期の決算の概要について簡単ではございましたがご 説明いたしました。ありがとうございました。 13
Slide 14: 2024年3月期 業績予想と重点課題
(©) 202443AM #MFRCEARE FEED ONE AHCI, 20243 AHO MAP Be BERRA CRA St TURK SST, 14
Slide 15: 2024年3月期 業績予想
15 まず事業環境でございます。 為替レートは下期以降、緩やかな円高を予想しております。また、原材料相場やエ ネルギーコストは高止まりして、通期では若干の上昇を想定しております。 次に前提条件ですが、販売価格はエネルギーコストや原材料価格を踏まえまして、 若干の上昇。配合飼料価格安定制度の積立金については、前期より6億円ほど増加 する見込みで算定しております。 その結果、売上高におきましては、前期比4.9%増の3,230億円、営業利益につきま しては前期比146%増の35億円と大幅な回復を見込んでおります。 15
Slide 16: セグメント別予想
▐ 16 次にセグメント別の予想になります。 まず、売上高に関しましては、単価の上昇を主な要因といたしまして、飼料事業・ 食品事業とも、それぞれ4.5%増、6.4%増ということで上昇を見込んでおります。 次に、セグメント利益でございます。飼料事業は販売数量の増加、高付加価値製品 の拡販、価格改定などにより増益を予想しておりまして、37.6%増の54億円、食品 事業におきましては前期赤字でしたが5億円への黒字転換を見込んでおります。 販売数量でございます。畜産飼料は0.9%増の361万7,000トン、水産飼料は前期比 2.9%増の10万3,000トンを見込んでおります。この成⾧ドライバーとして、
Slide 17: 第3次中期経営計画との比較
▐ 17 今年は第3次中期経営計画の最終年度となりますので、2023年3月期の実績、2024 年3月期予想、2024年3月期の中計の数字をこのように並べて比較をさせていただい ております。 飼料の販売数量におきましては、2024年3月期予想の372万トンは、中計の目標378 万トンにはわずかに及びませんが、ほぼ同レベルの数字となっております。一方で、 経常利益、ROE、EBITDAにつきましては、前期が先ほどご説明しましたように大 幅未達となっておりまして、その影響が残る今期につきましても大幅な回復を見込 むものの、中期経営計画の数字には及ばない数字となっております。 17
Slide 18: 飼料販売数量とシェア
▐ 18 その中で、利益的にはなかなか及ばなかったものの、飼料メーカーとして販売数量 は将来の収益を獲得する大きな基盤となっておりますので、そちらついてもう少し 詳しくご説明させていただきます。 オレンジの折れ線グラフが全国の飼料流通量、黄色の棒グラフが当社の実績および 見通し、青が中期経営計画の数字となっております。全国の飼料の流通量について は、皆様ご存じのとおり、鳥インフルエンザや豚熱の影響で家畜が大量に淘汰され たため、微減で推移しております。その中で、当社は着実に販売数量を伸ばしてお りまして、これが将来的に利益を獲得する基盤になると考えております。 右の円グラフは、畜産飼料と水産飼
Slide 19: 収益回復に向けた短期対応と重点課題
● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 19 次に、今期の収益回復に向けた各主要事業での、先ほど申しました原因となってい ますコストアップへの短期的な対応と、中期的な重点課題についてご説明申し上げ ます。 畜産飼料におきまして、これは緑線のグラフですけれども、さらなる収益力の強化 ということで、今年度は、エネルギーコスト高騰に対応した価格改定を行いたいと 思います。先ほどのご説明のとおり、畜産飼料においては四半期ごとの価格改定は 主に原材料コストを反映した形で行っております。ですが我々はメーカーでござい ますので、光熱費の上昇分が今まで転嫁できていないということで、今年の7月1日 出荷
Slide 20: 畜産飼料:牛用飼料の拡販
て、去年の後半から徐々にその条件改定が通っております。 この努力をもう少し続けることによって、特に相場取引のリスクをなるべく 軽減するような形で取引先に対してお願いをすることで、これで短期的には 収益の回復を図りながら、中期的には相場に左右されにくいコンシューマー 商品の販売基盤を構築していきたいと思っております。 19
Slide 21: 水産飼料:高付加価値製品
20 まず畜産飼料です。先ほど申しましたように、牛用飼料の拡販ということで、二つ を掲げております。 まず、設備増強による製造体制の強化ということで、牛、特に乳牛は半分以上が北 海道におりまして、土地にまだ余裕がありますから、今後、牛用飼料は北海道で伸 びていくことが期待されています。 その中で、我々は苫小牧と釧路に製造拠点を持っておりますが、牛に餌を与えるに は加熱してフレーク加工したほうが消化に良く、牛乳がたくさん出るということで、 日本の国内の牛用飼料はほぼ加熱してフレーク製品を使っています。これがつくれ なければ牛用飼料はできないということで、このフレーク加工のキャパシティを苫 小牧と
Slide 22: 水産飼料:稚魚用飼料と輸出
配合飼料メーカーはほとんど行っていない分野でございます。これは酪農家 にいる乳牛の全頭のゲノムを解析して、DNAを調べて、それによって例えば 繁殖とか、乳量とか、健康とか、体型のようなものの潜在的能力をDNAに よって調べることができるサービスです。 これはいろいろな場面で使えます。例えば、乳牛を残すのか手放すのかと いったときに、当然、遺伝能力の低いものは手放し、高いものは手元に残す ということができます。さらに我々は飼料給餌コンサルティングを強みとし ており、我々自身で配合設計を行い、特に乳牛については海外の大学と提携 してつくった独自のシステムがございますので、これに反映させることに よ
Slide 23: 食品事業・海外事業
ちなみに稚魚って小さいので、(与える飼料の)数量的には多くはないんで すけれども、種苗生産市場で評価されるということは、メーカーの技術に対 する信頼となり、その後の栄養設計も我々に任せてもらえます。よりパイの 大きな生魚用のマーケットに対しても優位な立場が取れるということで、稚 魚用のマーケットはフィード・ワンとして非常に大事だと思っています。 また、非常に数量が少なくて高いものなので、ベトナムやマレーシアまで物 理的に輸出することが可能で、既に始めております。国内の拡販に加えて、 成⾧著しいアジア圏の輸出拡大にも今、取り組み始めていて、タイの見本市 にも出展していろいろな引き合いをいただいて
Slide 24: 海外事業:ベトナム
21 続きまして、食品事業です。 先ほど申しましたように、相場に左右されにくいコンシューマー商品の販売基盤の 構築ということで、豚を中心とした食肉加工・販売のフィード・ワンフーズ㈱につ いてご説明をさせていただきます。 コロナ禍で食の簡便化が非常に進んで、お客様からチルドとか冷凍形態でいろいろ な食肉商品が食べたいということで、夏場であれば焼肉商材、冬場であれば鍋物商 材ということで、新商品の開発を進めております。 特に我々は肉も得意ですけれども、肉に付いてくる内臓も得意なので、モツやホル モンの価値化に今、強みを発揮しております。既に20品目以上ラインナップして、 年間を通じて安定的な収益、
Slide 25: ESG経営の推進:気候変動と人的資本
2023年3月期は当社も減益を余儀なくされましたけれども、ベトナムでは原 料価格の飼料への価格転嫁が比較的容易であったということで、高収益製品 を拡販したこともありますけれども、純利益が2022年3月期から2.5億円増加 して史上最高益を獲得しております。 また、将来に向けて、ベトナム初のコーンフレークおよび代用乳(粉ミル ク)製造設備を完成させました。日本とベトナムを比べますと、まだ1頭当 たりの乳量はベトナムが日本の3分の2ほどです。すなわち伸びしろがあって、 これから乳製品の需要が高まるベトナムに対して、今までないような飼料を これから拡販していくという、非常に将来面白い事業を考えており
Slide 26: 人的資本への投資
22 次にESG経営の推進ということで2点、ご説明させていただきます。 まず、気候変動への対応です。当社はプライム上場企業の社会的責任を果たすため に、2022年4月にTCFD宣言に賛同表明、同6月にTCFDレポートを開示しました。 これは飼料メーカーとしては初めての試みです。 2030年度に、CO₂排出量を2020年度対比半減(Scope1-2)、2050年度にカーボン ニュートラルという高い目標を掲げて、今、いろいろと取り組んでおります。具体 的な取り組み例としては、北九州の工場2つにガスコージェネレーション設備を導 入いたしました。ガス発電で出た排熱をボイラーの燃焼効率を高めるために再活
Slide 27: 配当方針・株主還元方針
ました。社員一人一人の成⾧をサポートして、成⾧ドライバーである人材に 積極的に投資をしていきたいと考えております。 22
Slide 28: 企業価値向上に向けて
60 50 40 30 40 20 10 20 0 -10 0 -20 23 配当方針、株主還元方針です。 当社は安定法配当を基本として、連結配当性向25%以上を目標にして、内部留保資 金は将来にわたり競争力を維持・成⾧するための投資資金として有効活用していき たいと思います。もちろん配当はしっかりやりますけれども、その他やることがま だたくさんありますので、こちらを有効に使わせていただきたいと考えております。 その具体的な内容をここにいくつか書いております。将来を見据えた積極的な老朽 化対策や新工場の建設。当社は全国に14工場を持っておりますが、平均年齢30年を 超えていますので、内部を更新
Slide 29: ガバナンスと企業価値向上
24 最後に、当社の企業価値向上に向けた考え方ということで、こういった形の図で説 明させていただきます。 今、まずやるべきことは、減益に終わりました2023年3月期の収益力回復を、先ほ どご説明しました施策によってしっかりやっていきたい。それによって、2023年度 の事業計画達成、回復軌道の定着化を早急に行っていきたいと思います。その後は、 先ほど前のページで申しました成⾧投資の拡大と利益の増大を循環的に行っていき ながら、企業価値の向上を目指していき、最終的には株価、PBRの上昇も実現させ ていきたいと考えています。 その中で軸になるのはESG経営の推進、深化です。先ほど、E(環境)の部分と
Slide 30: 結びのご挨拶
した後に、第2四半期はV字回復して、その後、我々が見込んでいたよりもは るかに高いレベルの収益を実現できました。すなわちこの危機に対して、業 界の中では一番回復力が強い、当社社員の実力を私も改めて認識したところ でございます。 まだ厳しい業界環境が続きますけれども、今日ご説明しました課題を着実に 実行いたしまして、今期の計画に少しでも上積みをして業績を上げていくこ とを、これから全社一丸となって取り組みますので、皆様のご理解、ご協力 をよろしくお願いいたします。私からの説明は以上です。ありがとうござい ました。 24
Slide 31: お問い合わせ・注意事項
SBWELENDHBEE ©) FEED ONE RABIEMINK ERO PMS LAA EAE TO SHO HE CH, OND EVEN EAREET SEM TlAHV EA. EKA EAD RII LY RROKMOE REARS TREO HSLCECKMES ER. SAIS SOAR SMO Ght ico FSL Td, BHOIRRET RUZ (ir@feed-one.co. jp) THEBES. VEL eEobELT, 202343F A BH RAMAAERIVELET. DAES, ICH OCI OSPVELE. 25