Kagome Co., Ltd. · TSE:2811
Kagome — FY2025 Earnings Presentation
67 slides from Kagome's earnings presentation, 2026
Slide 1: 2025年12月期 決算説明会
2025年12月期 決算説明会 カゴメ株式会社 本資料における数値について 証券コード:2811 ・金額は億円未満を切捨てで表示しています。 ・%については小数点第2位を四捨五入し、小数点第1位まで表示しています。 Kagome Group PLAN 2028 | ©2026 カゴメ株式会社 1 皆様、おはようございます。本日は、お忙しい中、当社の2025年12月期決算、及び新 中期経営計画の説明会にご参加いただき、誠にありがとうございます。1月から山口前 社長よりバトンを引継ぎました奥谷晴信です。 私は入社後、主に生産、経営企画、国際事業などを歴任してきました。特に海外現地 法人への出向経験
Slide 2: 2025年度 連結業績
2025年度 連結業績 ⚫ 売上収益:国際事業がトマトペースト市況の下降影響などにより減収 ⚫ 事業利益:国際事業が減収の他、製造工程不具合など一時的な損失の影響で減益 ⚫ 営業利益/当期利益:前期に、Ingomar連結子会社化による一時的な評価差益93億円を含む 25年度実績 対前年 24年度 単位:億円 比率 増減率 実績 売上収益 2,942 - △126 △4.1% 3,068 事業利益 226 7.7% △44 △16.2% 270 営業利益 226 7.7% △135 △37.5% 362 当期利益 ※ 148 5.0% △102 △40.8% 250 ※親会社の所有者に帰属する当
Slide 3: 2025年度 セグメント別業績
2025年度 セグメント別業績 ⚫ 国内加工食品事業:飲料が全体を牽引し増収、事業利益はコスト上昇続くも、広告宣伝費減少などで横ばい ⚫ 国際事業:トマトペースト市況の下降影響で減収、減益の他、製造工程不具合等一時的な損失などにより減益 2024 2025 米ドル 151.58 149.71 売上収益 事業利益 ユーロ 163.95 169.00 25年度実績 24年度 25年度実績 24年度 単位:億円 対前年 増減率 為替影響 実績 対前年 増減率 為替影響 実績 飲料 841 +14 +1.8% - 827 86 △4 △5.3% - 91 通販 139 +6 +4.7% - 133 9
Slide 4: 2025年度 国内加工食品事業
2025年度 国内加工食品事業 ⚫ 売上収益は食品他が減収も、飲料・通販が好調に推移し、全体では増収 ⚫ 事業利益は全体として原材料などの製造費用が継続的に上昇、広告宣伝費減少などで通販が増益 売上収益 飲料 通販 食品他 事業利益率 事業利益 1,573 10.0% 9.9% (億円) 1,557 (億円) 200 1,500 591 155 155 596 150 1,000 133 139 62 59 100 2 9 500 827 841 50 91 86 0 0 24年度 25年度 24年度 25年度 飲料・通販は増収、食品他は減収 通販は増益、飲料・食品他は減益 ⚫ 飲料: トマト
Slide 5: 2025年度 国内加工食品事業 事業利益増減要因
2025年度 国内加工食品事業 事業利益増減要因 ⚫ 原材料費などの原価変動により△26億円も、ロス削減などの原価低減が進み+14億円、合計で△12億円 ⚫ 広告宣伝費は費用対効果を考慮した戦略的投下などにより+9億円 合計△12 (億円) Kagome Group PLAN 2028 | ©2026 カゴメ株式会社 5 同事業の事業利益の増減要因です。 上の赤枠、原価影響は、原材料費の上昇による原価変動によりマイナス26億円。一方 で、製造ロス削減などの原価低減によりプラス14億円。合計でマイナス12億円となりまし た。 下の赤枠、広告宣伝費は、費用対効果を向上する戦略的投下によりプラス9億
Slide 6: 2025年度 国際事業
2025年度 国際事業 ⚫ 売上収益はトマトペースト市況が下降したこと、トマト他二次加工で一部顧客向け販売が低調に推移し減収 ⚫ 事業利益は減収に加え、一時的な損失などの影響で減益 2024 2025 米ドル 151.58 149.71 売上収益 トマト他一次加工 トマト他二次加工 事業利益率 事業利益 ユーロ 163.95 169.00 (億円) 1,493 為替影響 (億円) 9.3% 為替影響 1,500 1,298 △7億円 200 △0億円 139 7.2% 705 150 1,000 636 92 100 70 500 44 822 696 50 83 53 0 (調整額△35)
Slide 7: 2025年度 国際事業 事業利益増減要因
2025年度 国際事業 事業利益増減要因 ⚫ トマト他一次加工:市況の下降影響を受け、ペースト販売価格を引き下げたことにより△68億円 ⚫ トマト他二次加工:一次加工同様、平均販売価格は前期から低下。その他には、一時的な損失7億円を含む ※ 合計△30 合計△25 (億円) ※企業結合会計を適用したことに伴う、在庫・固定資産(有形・無形)などを時価評価したことにより生じる利益影響:24年度 △79、25年度 △32、増減+46 Kagome Group PLAN 2028 | ©2026 カゴメ株式会社 7 同事業の事業利益の増減要因です。 一次加工合計では30億円の減益となりました。 市況変
Slide 8: 2025年度 連結 事業利益増減要因
2025年度 連結 事業利益増減要因 ⚫ 連結全体の事業利益増減要因は以下の通り 合計△0 合計△46 (億円) Kagome Group PLAN 2028 | ©2026 カゴメ株式会社 8 こちらは、国内加工食品事業、国際事業を合わせた連結の事業利益の増減となります。 先ほどご説明したとおり、国内事業は堅調、国際事業は市況変動を背景に減益となり ました。 8
Slide 9: 2025年度 営業利益、当期利益増減要因
2025年度 営業利益、当期利益増減要因 ⚫ ①その他の収益:前期、Ingomarを連結子会社化したことによる一時的な利益93億を認識した反動 ⚫ ②実効税率(例年30%前後):Ingomar税務申告調整などの影響で前期に続き、例年より低い 25年度実績 24年度 単位:億円 対前年 増減率 実績 事業利益 226 △43 △16.2% 270 その他の収益 ① 6 △94 △93.6% 100 その他の費用 7 △2 △26.0% 9 営業利益 226 △135 △37.5% 362 税引前利益 211 △125 △37.3% 336 法人所得税費用 50 △14 △21.9% 64 実効税
Slide 10: 2035ビジョン 中期経営計画 2026-2028 説明会
2035 ビジョン 中期経営計画 2026-2028 Kagome Group Plan 2028 説明会 証券コード:2811 続きまして、私たちの次の10年にむけて制定した「ミッション・ビジョン・バリューズ」について、 説明します。 私たちが目指す未来をお伝えするために、イメージムービーを制作しました。まずはこちらをご 覧ください。 私たちは約2年間にわたり、カゴメが目指す姿について議論を重ねてきました。 このミッション・ビジョン・バリューズを、ステークホルダーの皆さまにしっかりとお伝えし、ご理 解・ご支援をいただけるよう、取り組みを着実に進めてまいります。 それでは、2035ビジョンおよ
Slide 11: INDEX
1 価値創造に向けた取り組み INDEX 2 前中期経営計画の振り返り 3 Kagome Group Plan 2028 Kagome Group PLAN 2028 | ©2026 カゴメ株式会社 11 本日のご説明の内容です。 11
Slide 12: 価値創造に向けた取り組み -理念体系-
1 価値創造に向けた取り組み -理念体系- ⚫ この数年でカゴメは大きく変化し、国際事業の拡大とともに、国内外42社からなるグループに成長した ⚫ グループが一体となって力強く価値創造を進めるため、新たにミッション・ビジョン・バリューズを定めた ⚫ カゴメグループが進む方向性を明確にすることで、持続的成長と企業価値向上を実現する。 Brand Message 社会やお客様への約束 自然を、おいしく、楽しく。 カ Mission カゴメグループは、 ゴ 私達の使命 人が自然を、自然が人を豊かにする循環を生み出し続けます メ グ 〜Cultivating Nature’s Potential〜 ル
Slide 13: 価値創造に向けた取り組み -ミッション 私たちの使命-
1 価値創造に向けた取り組み -ミッション 私たちの使命- ⚫ カゴメグループは創業から一貫して、自然や自然の恵みを通じて人々の食と健康に 向き合うとともに、自然を豊かにする企業活動の循環により、価値を創造してきた ⚫ 人と自然の相互作用による循環を大きくし、価値を創出し続けることがカゴメの使命(ミッション)である Mission カゴメグループは、人が自然を、自然が人を豊かにする循環を生み出し続けます 持続可能性の向 然の 上 自 人 自然 然 自 上 によ る人の の向 心身の健 康 Kagome Group PLAN 2028 | ©2026 カゴメ株式会社 13 社会における私たちカゴ
Slide 14: 価値創造に向けた取り組み -2035ビジョン-
1 価値創造に向けた取り組み -2035ビジョン カゴメグループが目指す姿- ⚫ 世界的な気候変動による農業の危機や、人々の健康をめぐる社会課題の解決に取り組むことで、 新たに設定した2035年ビジョンを達成し、さらなる成長を目指す 〜Cultivating Nature’s Potential〜 2035 Vision 農から食にわたる技術革新をリードし、自然の可能性を共に拓く会社へ ⚫ 人や地域のつながりを重視した、ウェルビーイングの重要性の高まり 社会課題 ⚫ 気候変動などの変化に対応し、持続可能な農の営みを守り、食の基盤を維持 ⚫ 自然が生み出す恵みの価値を最大限に引き出し、人々に届け
Slide 15: 価値創造に向けた取り組み -2035ビジョンを実現するための価値観-
1 価値創造に向けた取り組み -2035ビジョンを実現するための価値観- ⚫ 「2035ビジョン」を実現するために、私たちが大切にする価値観 2035 Values 2035ビジョンを Explore Advance Cooperate 実現するための 探究しよう 先進しよう 協創しよう 価値観 農や食への好奇心で 新たな兆しを大切にし 多様な考えに興味を持ち 知識を拡げ、深掘ろう 次のあたりまえをつくろう 仲間との協創を楽しもう ⚫ 従業員一人ひとりが大切にする価値観であり、ステークホルダーへの呼びかけ ⚫ カゴメが積み重ねてきた知見や技術に加え、新しい発想や技術を持つ 取り組み パートナー
Slide 16: 価値創造に向けた取り組み -マテリアリティ-
1 価値創造に向けた取り組み -マテリアリティ(重要な経営課題)- ⚫ 新ビジョンの達成に向けて、マテリアリティを「カゴメグループの持続的な成長と、すこやかで持続可能な 地球環境と社会を実現するための重要な経営課題」と再定義し、内容をアップデート カゴメグループのマテリアリティ 2035ビジョン実現に向けた取り組み トマトに関連する 農と食を通じた 農業の グローバル・バリューチェーンの ウェルビーイングへの貢献 振興・持続可能性向上 環境負荷極小化と気候変動の克服 持続的な経営・事業を支える基盤の取り組み 多様な人材の 安心・安全・高品質を 持続可能な コーポレート・ガバナンスの 活躍機会創
Slide 17: 前中期経営計画の振り返り
1 価値創造に向けた取り組み INDEX 2 前中期経営計画の振り返り 3 Kagome Group Plan 2028 本資料における数値について ・金額は億円未満を切捨てで表示しています。 ・%については小数点第2位を四捨五入し、小数点第1位まで表示しています。 Kagome Group PLAN 2028 | ©2026 カゴメ株式会社 17 続いて、前中計の振り返りです。 17
Slide 18: 前中計(2022年-2025年)振り返り 連結業績
2 前中計(2022年-2025年)振り返り 連結業績 ⚫ 連結業績におけるオーガニック売上の年間平均成長率は、4.9% ⚫ また、2024年のIngomarの連結子会社化により、インオーガニックでの成長を実現 前中計 基本戦略 売上収益・事業利益 推移 売上収益: オーガニック インオーガニック 事業利益: オーガニック インオーガニック 事業利益率 4つのアクションの有機的連携による (億円) 46 3,000 30 持続的成長の実現 オーガニック年平均成長率4.9% 577 490 (為替影響除き) 2,491 2,452 2,000 2,247 1 2,056 野菜摂取に対する 1,8
Slide 19: 前中計振り返り 国内加工食品事業
2 前中計(2022年-2025年)振り返り 国内加工食品事業 ⚫ 野菜の健康価値の訴求や、野菜摂取への行動変容の促進による需要創造、 1 野菜摂取に対する 行動変容の促進 体験機会創出によるファン化の推進により売上収益が成長 2 基本戦略 3 オーガニック・インオーガニック ファンベースドマーケティング ⚫ 原材料価格などの上昇影響を受け、機動的な価格改定や不採算商品の見直し、 への変革 両面での成長追求 4 物流効率の改善、原価低減活動などにより事業利益水準が回復 グループ経営基盤の強化と 挑戦する風土の醸成 成果と課題 売上収益・事業利益 推移 飲料 通販 食品他 事業利益率 原材料価格
Slide 20: 前中計振り返り 国際事業
2 前中計(2022年-2025年)振り返り 国際事業 ⚫ 米国を中心に、バリューチェーン強化と、フードサービス向け販売の拡大への取り組み 1 野菜摂取に対する 行動変容の促進 ⚫ 2024年Ingomarの連結子会社化により、売上収益、事業利益ともに拡大した 2 ファンベースドマーケティング 基本戦略 3 オーガニック・インオーガニック への変革 両面での成長追求 ⚫ 加工トマト市況変動の影響により、国際事業の業績変動幅が拡大 4 グループ経営基盤の強化と 挑戦する風土の醸成 成果と課題 売上収益・事業利益 推移 オーガニック インオーガニック 事業利益率 一次加工の 二次加工の (億円)
Slide 21: 前中計振り返り 経営指標
2 前中計(2022年-2025年)振り返り 経営指標 ⚫ EPSは着実に拡大した一方、ROEは低下し、目標9%に未達。課題を残す ⚫ その結果、株主総利回りが相対的に低い状況 経営指標 株主総利回り 21年 25年 21年差 保有期間 1年 2年 3年 4年 5年 EPS (円) 109.3 161.4 +52.1 カゴメ 92.3% 89.2% 93.0% 96.3% 80.1% ROE 8.5% 7.9% △0.6pt TOPIX(配当込) 125.5% 151.1% 193.8% 189.1% 213.2% 当期利益率 5.1% 5.0% △0.1pt 総資産回転率 0.86 0.80
Slide 22: 前中計振り返り まとめ
2 前中計(2022年-2025年)振り返り まとめ 1 野菜摂取に対する 行動変容の促進 2 3 ファンベースドマーケティング 基本戦略 オーガニック・インオーガニック への変革 両面での成長追求 4 前中計 主な活動結果 グループ経営基盤の強化と 挑戦する風土の醸成 項目 活動結果 測定回数(累計、延べ人数):2,400万回以上 ※2025年12月時点 野菜摂取に対する ベジチェックの展開 企業・自治体などでの導入実績(累計):8,400台 行動変容の促進 野菜摂取推進プロジェクト 情報発信対象人数:1.8億人 中計期間4年間、累計、延べ人数 ファンベースド 生活者接点の多様化 植物性ミル
Slide 23: Kagome Group Plan 2028
1 価値創造に向けた取り組み INDEX 2 前中期経営計画の振り返り 3 Kagome Group Plan 2028 Kagome Group PLAN 2028 | ©2026 カゴメ株式会社 23 では、2026年から開始した、新しい中期経営計画「Kagome Group Plan 2028」につ いて説明します。 ここからは、「Kagome Group Plan 2028」を「新中計」と呼ばせていただきます。 23
Slide 24: Kagome Group Plan 2028 テーマ
Kagome Group Plan 2028 テーマ 「農から価値を形成するバリューチェーン」を進化させ 国内外における競争優位性を築く 〜独自の強み「農・技術・グローバルネットワーク」の相乗効果の最大化〜 Kagome Group PLAN 2028 | ©2026 カゴメ株式会社 24 新中計のテーマです。 「農から価値を形成するバリューチェーンを進化させ、国内外における競争優位性を築く」 これをテーマにしました。 24
Slide 25: Kagome Group Plan 2028 テーマ(農を起点としたバリューチェーン)
3 Kagome Group Plan 2028 テーマ 農を起点としたバリューチェーン 品種・栽培技術 調達 マーケティング 開発 栽培 生産 販売 独自の強み 農からの価値形成 技術・ノウハウ グローバルネットワーク ⚫ 品種・栽培技術の開発 ⚫ 研究・加工・開発技術を ⚫ 世界に広がるグループ拠点 ⚫ 生産者との信頼関係 通じた価値の創出 ⚫ 分散調達による原料QCDの強さ ⚫ 農業が抱える課題解決による ⚫ 顧客のニーズに沿った商品、機能・ ⚫ グローバル顧客への対応力 持続性への貢献 ソリューションの開発・需要創造 ⚫ 機能性・生活者研究 ⚫ ベジチェックなど行動変容を 促進するデバ
Slide 26: Kagome Group Plan 2028 定量目標
3 Kagome Group Plan 2028 定量目標 ⚫ 2035ビジョン達成に向けて、Kagome Group Plan 2028 期間においては、 次の中期につなげる競争力を強化する 2029年〜2035年 ROE 2026年〜2028年テーマ 国際事業のさらなる成長 新規価値領域の本格稼働 12%以上 「農から価値を形成する ROE 9%以上 売上収益 バリューチェーン」を進化させ 国内外における競争優位性を築く 5,000 事業利益 インオーガニック ROE 成長 戦略投資予算 500 + 7.9% 500億円程度 単位:億円 売上収益 売上収益 売上収益 【事業利益2025年対
Slide 27: Kagome Group Plan 2028 テーマと基本戦略
3 Kagome Group Plan 2028 テーマと基本戦略 テーマ 「農から価値を形成するバリューチェーン」を進化させ、国内外における競争優位性を築く 〜独自の強み「農・技術・グローバルネットワーク」の相乗効果の最大化〜 基本戦略 収益獲得力の向上と、成長・新規価値領域への資源投下による競争力強化 独自の強みの最大化による、収益獲得力の向上と、国際事業の二次加工を中核とした成長の加速 収益基盤 国内 野菜と健康の価値提供を起点としたバリューチェーン最適化による、収益獲得力の強化 1 国際 バリューチェーンの相互連携強化による、トマト他一次加工の安定的な収益の創出 成長領域 国際 ソリュ
Slide 28: 基本戦略1 収益基盤 国内加工食品事業
3 基本戦略1 収益基盤 国内加工食品事業 ⚫ 国内人口は減少する一方、健康への関心の高まりなど新しい需要は生まれている ⚫ これまで培った野菜や植物性食品の価値開発と、需要創造力によりトップラインを拡大する ⚫ 生産拠点やサプライチェーンの最適化など事業構造を見直し、収益獲得力を強化する 2028年 事業利益率目標 国内加工食品 野菜と健康の価値提供を起点としたバリューチェーン最適化による、収益獲得力の強化 約10% 環境認識 強みの掛け算 ⚫ 人口減少、高齢化率上昇、 単身世帯増加 農からの価値開発 価値伝達 バリューチェーン最適化 ⚫ 人手不足の深刻化 ⚫ 生産者との信頼関係 ⚫ 多様な
Slide 29: 基本戦略1 収益基盤 国内加工食品事業(高付加価値化)
3 基本戦略1 収益基盤 国内加工食品事業 ⚫ 国内のバリューチェーンによる高付加価値化として、国産訴求商品に注力する ⚫ これまでに培った生産者と関係性と、その価値を届ける商品開発や価値情報発信力を活かし、 取り組みを強化するとともに、農業振興に取り組む 国内加工食品 高付加価値化 国産訴求商品の価値の最大化 価値創造 価値伝達 バリューチェーン最適化 ⚫ 長期にわたり培った、 ⚫ おいしさを届ける ⚫ 国産トマト加工の新工場 国産野菜・果実の生産者との 関係性 × 多様な商品の展開 ⚫ 産地や生産者を応援する × (北海道 千歳工場)の 新設により国産トマト加工工場の ⚫ 価値ある農作物の
Slide 30: 基本戦略1 収益基盤 国際トマト他一次加工
3 基本戦略1 収益基盤 国際トマト他一次加工 ⚫ トマトペースト市況の変動を前提とした、収益の安定化が経営課題 ⚫ 畑と二次加工を繋ぐ一次加工では、相互の結びつきを強めることで価値を創出すること、 加えてグループの各拠点が保有する技術・ノウハウ・人材を結集し、収益創出力を強化する 2028年 事業利益率目標 トマト他一次加工 バリューチェーンの相互連携の強化による、トマト他一次加工の安定的な収益の創出 約8% 環境認識 強みの掛け算 ⚫ 2025年の加工用トマト生産は、 加工用トマトの グローバル拠点の 二次加工への 米国は豊作、一方世界的には 前年から減少 付加価値化 相互連携 価値の接続
Slide 31: 基本戦略1 成長領域 国際事業 トマト他二次加工
3 基本戦略1 成長領域 国際事業 トマト他二次加工 ⚫ フードサービス業態の市場シェアが高い北米と欧州を、二次加工のフォーカスエリアとする ⚫ 商品力に加え、トレンドと顧客要望に即応できるスピーディーな提案力と品質・コスト・安定供給が勝敗を分ける ⚫ 日本・米国で培ったインテリジェンスと、QCD、グローバルネットワークを掛け合わせ、成長を牽引 2028年※1 2028年 売上収益CAGR目標 事業利益率目標 トマト他二次加工 ソリューション提案力強化による、フードサービス向け事業の成長と、インドの基盤構築 約 8% 約9% 環境認識(北米・欧州) 強みの掛け算 ⚫ フードサービス業態の 過去
Slide 32: 基本戦略1 成長領域 トマト他二次加工 インド
3 基本戦略1 成長領域 国際事業 トマト他二次加工 インド ⚫ インドのトマト加工産業は市場形成期であるからこそ、統合したバリューチェーンを組むことが勝ち筋 ⚫ 現在は二次加工拠点のみだが、原料の調達から二次加工まで一貫したバリューチェーン構築を進める トマト他二次加工 ソリューション提案力強化による、フードサービス向け事業の成長と、インドの基盤構築 環境認識(インド) 強みの掛け算 インドの契約農家訪問の様子 ⚫ トマト生産量が世界2位で 大半が国内消費 ⚫ 現在はKagome Foods India 加工用トマトの バリューチェーン形成の グローバル にて二次加工事業を展開 栽培 知見・
Slide 33: 基本戦略2 新規価値領域の創造
3 基本戦略2 新規価値領域の創造 ⚫ 今後は、ウェルビーイング関連市場とサステナビリティ関連市場の拡大を見込む ⚫ この市場に対して、農を起点としたバリューチェーンの強みを最大限に活用して価値開発に取り組み 未来の成長の柱をつくる 成長市場 独自の強み 新規価値領域の創造 健康経営関連サービス 国内市場規模 2030年※1 ウェルビーイング 農と食の 3,308 億円 関連市場 農からの 価値形成 ウェルビーイング 事業の展開 (2023年対比188%) 健康経営支援プログラム × 「野菜栽培体験サービス」の様子 エシカル食品 世界市場規模 2030年※2 技術・ グローバル ノウハウ ネッ
Slide 34: 基本戦略2 農と食のウェルビーイング事業
3 基本戦略2 新規価値領域の創造 農と食のウェルビーイング事業 ⚫ 日本における急速な人口減少や単身世帯の増加により、「身体の健康」だけでなく、「心の健康」 「地域とのつながり」を含むウェルビーイングの重要性が高まる ⚫ 当社は農と食の領域で、人と人をつなぐ場を創出しコミュニティを活性化することで、課題解決に貢献する 新規価値領域 農と食のウェルビーイング事業の展開 ⚫ 事業活動を通じた、産地・自治体・学校・企業などとのつながり 新たな価値創造に ⚫ 食健康研究所や産官学プロジェクトへの参画によるエビデンス開発 つなげる、カゴメの資産 ⚫ 野菜摂取推進プロジェクトなどを通じた、社会的健康への
Slide 35: 基本戦略2 環境負荷の低いトマトビジネスの開拓
3 基本戦略2 新規価値領域の創造 環境負荷の低いトマトビジネスの開拓 ⚫ 気候変動の深刻化による農作物の収穫量減少や土壌環境の悪化、世界人口増加による農地・農業人口の 不足など、「持続可能な農業」の必要性が国際規模で高まる ⚫ トマト加工品のGHG排出量に関する問い合わせが増加、環境負荷の低い製品の需要が高まる見込み 新規価値領域 環境負荷の低いトマトビジネスの開拓 ⚫ トマトの栽培や加工工程に深く関与し、経済的効果と環境貢献の 新たな価値創造に 両立を通じ、栽培や加工技術、生産技術開発の知見を蓄積 つなげる、カゴメの資産 ⚫ 品種開発から販売までのバリューチェーン、世界の生産地とのネットワ
Slide 36: 基本戦略3 財務戦略
3 基本戦略3 財務戦略 ⚫ Kagome Group Plan 2028の事業戦略実行に向けて、健全な財務基盤を基に、 成長投資と株主還元を両立する 基本方針 「資本コストを意識した経営」の実践と「成長投資と株主還元の両立」 ⚫ オーガニック投資 500億円 資本効率を ⚫ 戦略投資枠 500億円 重視した成長 ROE 9%以上 ⚫ 資本効率の向上 ⚫ 信用格付シングルA維持 財務基盤の安定 ⚫ 格付維持の範囲内での調達 ⚫ 企業価値向上の最重要指標 ⚫ 最低ラインとして、前中計未達 水準を達成する ⚫ 総還元性向 50% ⚫ 2035年には12%以上を目指す 安定的な利益還元 (40%から
Slide 37: 基本戦略3 キャッシュ・アロケーション
3 基本戦略3 キャッシュ・アロケーション ⚫ オーガニック成長に向けた戦略やDX、環境対応に約500億円の投資をみこむ ⚫ 格付を維持する範囲で負債を積極的に活用し、M&Aを含む戦略的な成長投資を実施する PLAN2028 キャッシュ・アロケーション ⚫ M&Aを含む戦略的な成長投資を計画 有利子負債 戦略投資枠 戦略投資枠 (米国、欧州などの成長戦略、 500億円程度 500億円程度 農と食のウェルビーイング事業、など) ⚫ 成長戦略 ⚫ 北海道工場新設 オーガニック 国内 ⚫ 生産性向上 ⚫ 飲料ライン など 成長・維持 成長・維持 ⚫ 環境対応 営業CF 投資 投資 ⚫ KIUSオイル
Slide 38: 基本戦略3 持続的なROE向上に向けた資本効率の向上
3 基本戦略3 持続的なROE向上に向けた資本効率の向上 ⚫ M&Aなどによって獲得した資産を最大限に活用し、稼ぐ力を向上する ⚫ ROIC管理の強化を通じ、持続的なROEの向上を図る 現状認識 ROIC向上へのアクション ⚫ 2025年ROEは7.9%。前中計目標(9%)に対し未達 ⚫ カゴメROIC※4による管理基盤の確立 ⚫ 当期利益※1および総資産回転率の伸長不足が主因 前中計 ⚫ セグメントのカゴメROICの可視化と、各部門KPI設定 ⚫ 稼ぐ力であるROICの向上が、解決すべき重要課題 ⚫ 事業ポートフォリオマネジメントの強化 2025年実績 課題 ‐収益性・成長性を軸とした資源配
Slide 39: 基本戦略3 株主還元方針
3 基本戦略3 株主還元方針 ⚫ 総還元性向を40%から50%へ引き上げ、累進配当の導入により、安定的な配当と 自己株式取得による株主還元を強化 2022年ー2025年の株主還元方針 Kagome Group Plan 2028 の株主還元方針 ⚫ 総還元性向 40%を目指す ⚫ 総還元性向 50%を目指す ⚫ 年間配当金額38円以上 ⚫ 累進配当を導入 ー増配または維持 1株当たり配当金額の推移(円) 普通配当 記念配当 58円 50 10 10 35 36 37 38 41 47 48 22 24.5 30 30 0 15年 16年 17年 18年 19年 20年 21年 22年 23年
Slide 40: 基本戦略4 経営基盤の進化
3 基本戦略4 経営基盤の進化 ⚫ カゴメグループの独自の強みを築き、価値を創造するための原動力となる経営基盤が 人材、研究開発、DX、サステナビリティ Kagome Group Plan 2028 価値創造原動力となる経営基盤 主な戦略 人材戦略 研究・開発 DX サステナビリティ ⚫ 採用・配置・育成の三 【食健康研究所】 ⚫ 事業戦略を支える差 ⚫ 農を起点としたバリー 位一体で、経営戦略 ⚫ 「心身の健康」から 別化領域でのデジタ チェーンそのものが、社 を実行に必要な多様 「社会的健康」への研 ル価値創出 会課題解決であり、 なスキルを持つ人材の 究領域の拡張 ⚫ AIを軸とした全社
Slide 41: Kagome Group Plan 2028 主要経営指標
3 Kagome Group Plan 2028 主要経営指標 Kagome Group Plan 2028 主な経営指標 事業の成長目標(中計期初の事業ポートフォリオを前提) 2025年実績 2028年目標 増分 売上収益 単位:億円 2,942 3,250 +307 事業利益 単位:億円 226 270 +43 経営の成果目標(インオーガニック含む) 2025年実績 2028年目標 増分 ROE 7.9% 9%以上 +1.1pt 株主還元 総還元性向 41.3% 総還元性向 50% +8.7pt (中計期間累計) Kagome Group PLAN 2028 | ©2026 カゴメ株式会社
Slide 42: 2026年度 セグメント別業績予想
3 2026年度 セグメント別業績予想 ⚫ 国内加工食品事業:2月より家庭用・業務用の飲料の価格改定を実施し増収増益 ⚫ 国際事業:トマト他一次加工は、トマトペースト市況の下降も販売数量増により増収、一方利益率悪化により減益 2025 2026 売上収益 事業利益 米ドル 149.71 150.00 ユーロ 169.00 175.00 26年度予想 25年度 26年度予想 25年度 単位:億円 対前年 増減率 実績 対前年 増減率 実績 飲料 860 +18 +2.2% 841 106 +19 +23.0% 86 通販 145 +5 +3.6% 139 8 △1 △19.2% 9 食品他 60
Slide 43: 2026年度 国内加工食品事業
3 2026年度 国内加工食品事業 ⚫ 継続する人口減少・製造費用の上昇を跳ね返し、事業構造改革を図り、グループの安定基盤を担う ⚫ 「野菜の美味しさと健康価値による需要創造」を更に深化、機動的な価格戦略を実行、売上成長と利益獲得力を強化 2026年度の主な取組み 売上収益・事業利益 推移 ⚫ 2026年2月、家庭用・業務用飲料の価格改定を実施 飲料 通販 食品他 事業利益率 事業利益 ⚫ 商品のバリューアップやプロモーションにより、販売数量の 売上収益 10.0% (億円) 1,580 1,610 1,615 (億円) 9.9% 9.9% 減少を抑制する需要喚起策を図る 200 1,500
Slide 44: 2026年度 国内加工食品事業 事業利益増減要因
3 2026年度 国内加工食品事業 事業利益増減要因 ⚫ 価格改定による増益+68億円を見込むが、改定後の販売数量減△21億円により、合計+47億円 ⚫ 原材料価格上昇などの影響△38億円を見込むが、原価低減活動の+10億円により、原価変動は合計△27億円 合計+47 合計△27 (億円) Kagome Group PLAN 2028 | ©2026 カゴメ株式会社 44 国内加工食品事業の事業利益の増減要因についてご説明します。 国内加工食品事業は2月から実施する飲料の価格改定の好影響と、想定される販売 数量減の悪影響により、全体でプラス47億円を見込んでいます。 一方で原材料などの製造費用
Slide 45: 2026年度 国際事業
3 2026年度 国際事業 ⚫ トマト他一次加工:トマトペースト市況の変動を前提に、安定的な収益基盤の強化 ⚫ トマト他二次加工:市場規模の大きい米国に加え、欧州を重点地域と位置づけ、事業拡大を推進 2026年度の取組み 売上収益・事業利益 推移 【トマト他一次加工】 トマト他一次加工 トマト他二次加工 事業利益率 ⚫ 契約農家と協力し、品種・栽培方法を 売上収益 事業利益 (億円) (億円) 最適化、加工用トマトの糖度向上によ 1,515 200 り一次加工の歩留まり向上を図る 1,500 1,390 8.6% 1,274 ⚫ 更なる省人化投資により、人件費抑制 7.2% 150 6.5%
Slide 46: 2026年度 国際事業 事業利益増減要因
3 2026年度 国際事業 事業利益増減要因 ⚫ トマト他一次加工:市況変動影響として、ペースト販売価格変動と加工用トマト調達価格などの原価変動で△54億円 ⚫ トマト他二次加工:販売数量を伸ばし+5億円、製造ロス低減などにより全体で+10億円 ※ 合計△12 合計+10 (億円) ※企業結合会計を適用したことに伴う、在庫・固定資産(有形・無形)などを時価評価したことにより生じる利益影響:25年度 △32、26年度 △20、増減+12 Kagome Group PLAN 2028 | ©2026 カゴメ株式会社 46 国際事業の事業利益増減要因についてです。 トマト他一次加工は、市況変動影響と
Slide 47: 2026年度 連結 事業利益増減要因
3 2026年度 連結 事業利益増減要因 ⚫ 連結全体の事業利益増減要因は以下の通り 合計+3 合計△1 (億円) Kagome Group PLAN 2028 | ©2026 カゴメ株式会社 47 国内加工食品事業、国際事業を合わせた連結の事業利益の増減となります。国際事 業で若干の減益となりますが、国内加工食品事業の増益でカバー出来る見通しです。 47
Slide 48: 2026年度 連結業績予想
3 2026年度 連結業績予想 ⚫ 売上収益: 前期比+5.3%の3,100億円、 事業利益:同+1.3%の230億円 ⚫ 当期利益: 前期の実効税率がIngomar税務申告調整などの影響で例年より低いことからの反動で減益 26年度予想 対前年 25年度 単位:億円 比率 増減率 実績 売上収益 3,100 - +158 +5.3% 2,942 事業利益 230 7.4% +4 +1.3% 226 営業利益 230 7.4% +4 +1.6% 226 当期利益 ※ 134 4.3% △14 △9.5% 148 EPS (円) 147.47 - △13.95 △8.6% 161.42 ※親会社の
Slide 49: カゴメ理念体系(再掲)
カゴメ理念体系(再掲) Brand Message 社会やお客様への約束 自然を、おいしく、楽しく。 カ Mission カゴメグループは、 ゴ 私達の使命 人が自然を、自然が人を豊かにする循環を生み出し続けます メ グ 〜Cultivating Nature’s Potential〜 ル 2035 Vision 農から食にわたる技術革新をリードし、自然の可能性を共に拓く会社へ ー 2035年にカゴメグループが目指す姿 〈 ビジョン実現をドライブする2つの構想 〉 プ 農と食のウェルビーイング事業の展開 環境負荷の低いトマトビジネスの開拓 理 念 Explore / 探究しよう Advance
Slide 50: 参考資料
参考資料 Kagome Group PLAN 2028 | ©2026 カゴメ株式会社 50 50
Slide 51: 2025年度 国内加工食品事業 トピックス
2025年度 国内加工食品事業 トピックス 飲料 通販 食品他 ⚫ トマトジュース 売上239億円(前期比+17%) ⚫ 野菜飲料 売上86億円(前期比+4%) ⚫ 家庭用食品 売上212億円(前期比+1%) 4年連続で出荷量が過去最高 「日本のトマト」が好調に推移 トマトケチャップとソースの万能調味料としての 用途がさらに浸透 ⚫ 野菜生活100 売上370億円(前期比△5%) ⚫ スープ 売上19億円(前期比+12%) 発売開始から30周年、子育て層を中心に 具だくさんポタージュ中心にWEB広告などの ⚫ 業務用 売上290億円(前期比△2%) 購入率上昇。一方で節約志向などの影響で 影響
Slide 52: 2025年度 国際事業 主な子会社業績
2025年度 国際事業 主な子会社業績 売上収益 事業利益 事業利益率 KAGOME INC. (億円) Ingomar (億円) 17.6% 120 600 100 500 506 100 500 577 80 400 490 403 10.6% 449 80 400 8.0% 8.0% 60 300 60 300 6.3% 319 70 200 4.4% 6.5% 46 40 227 53 40 200 100 36 20 100 30 20 10 20 0 0 0 0 2021 2022 2023 2024 2025 2021 2022 2023 2024 2025 HIT (億円) K
Slide 53: 2025年度 財政状態計算書変動内容
2025年度 財政状態計算書変動内容 ⚫ 総資産は前期末比+134億円の3,758億円(うち、為替影響は+39億円) 資産 / 負債・資本 前期末からの増減内容(為替影響含む) (億円) 3,758億円(前期末比 +134億円) 流動資産 2,167 (+68) 現金及び現金同等物 +55 親会社所有者帰属持分比率 営業債権及びその他の債権 +11 など 50.7%(前期末比△0.6pt) 非流動資産 1,590 (+65) 連結財政状態計算書 その他の金融資産 +46、有形固定資産 +27 など 2025年12月31日 (億円) 負債 1,609(+101) 借入金(長期含む)+97 など
Slide 54: 2025年度 キャッシュフローの主な内容
2025年度 キャッシュフローの主な内容 ⚫ フリーキャッシュフロー:営業CFは収入が前期比で減少も投資CFの支出が減少したため、FCFは増加 25年度実績 24年度 単位:億円 対前年 増減率 実績 営業活動によるキャッシュフロー(A) 269 △48 △15.1% 316 投資活動によるキャッシュフロー(B) △114 348 ー △463 フリーキャッシュフロー(A+B) 154 300 ー △146 財務活動によるキャッシュフロー △103 △98 ー △5 (億円) 営業活動によるキャッシュフロー 269 (△48) 税引前利益211、減価償却費及び償却費118、棚卸資産の減少21、
Slide 55: 加工用トマト生産量・米国における加工用トマト・トマトペースト市況
加工用トマト生産量・米国における加工用トマト・トマトペースト市況 ⚫ 2025年Cropの加工用トマト生産量は前年Cropから14%減少し、年間消費量を下回る水準となった ⚫ 世界的なトマト加工品の在庫は2023年、2024年Cropにより依然として高い水準 ⚫ トマトペースト単価は需給影響を受けやすいため、加工用トマトより価格の振れ幅が大きい 加工用トマト生産量 加工用トマト・トマトペーストの市況 ⚫ 2025年Cropは米国豊作 ⚫ 加工用トマト生産量が増加した2023年をピークに ⚫ 欧州、中国で前年を下回った 加工用トマト価格、トマトペースト価格ともに下降傾向 トマトペースト 加工用ト
Slide 56: 米国 Ingomar 業績
米国 Ingomar 業績 ⚫ Ingomarは、トマト市況低下の影響により、2025年の売上収益、事業利益は低下 ⚫ 川上から川下にかけて、各段階のシナジー創出を実現・加速させ、競争力の強化を着実に進める Ingomar 業績動向 シナジー創出プラン ⚫ 市況低下の影響を受けるが、原価低減や中長期 ⚫ 2025年〜2030年累計で事業利益36億円を見込む 契約率の向上、シナジー創出により利益安定化を目指す (前年公表20億円) 700 200 圃場:加工用トマトの糖度向上による、歩留まり改善 など 600 Ingomar 業績推移 売上収益180 工場:品質ロス削減、DX活用による効率改善、
Slide 57: フードサービス 市場動向
フードサービス 市場動向 ⚫ フードサービス市場規模が大きい米国・欧州、及び高い成長率が見込まれるインドをターゲットエリアとして注力 ⚫ 各市場の顧客インサイトに基づいた商品開発と、業務提携やM&Aにより不足している資源を獲得することで 各市場におけるシェアを拡大する (兆円) 国別フードサービス市場規模/成長率 北米 47.2 市場規模 国 / 地域 CAGR 2013-24(%) 2024 (兆円) 1 アメリカ 44.4 5.8 2 中国 6.5 5.6 2.8 3 フランス 5.3 3.5 2.5 2.2 4 ブラジル 4.3 7.8 5.3 44.4 2.4 5 日本 3.2 3.0
Slide 58: 国際事業 トマト他二次加工 米国戦略
国際事業 トマト他二次加工 米国戦略 ⚫ 米国は世界のフードサービス市場の半分近くを占め、大規模チェーン企業が多数存在 ⚫ 市場規模が大きく、成長率が高い、商品カテゴリーのソリューション開発・営業・マーケ強化により、新規顧客の開拓を加速 ⚫ 製品容器のバラエティを拡充し、顧客需要に広く対応できる生産・供給体制を構築 米国 市場動向 課題と戦略 ⚫ トマトベースの市場規模は大きいが成長率は高くない ⚫ 営業・マーケティング人員の拡充により、組織を強化し、 ⚫ 高成長のオイルベース、アジアンベースの顧客を開拓 顧客開拓を進める ⚫ オイルべースの製造キャパシティ増を目的としたラインを 米国商品カテ
Slide 59: 国際事業 トマト他二次加工 欧州戦略
国際事業 トマト他二次加工 欧州戦略 ⚫ 欧州は地域密着型のフードサービス企業が市場を構成、卸会社が持つ販売網の役割が重要 ⚫ 2026年1月に英国の食品卸会社Silburyを連結子会社化し、欧州事業を拡大していく ⚫ 英国に加え、欧州における主要消費国であるフランス・ドイツの市場開拓を進める 欧州 市場動向 課題と戦略 2024年 欧州国別市場規模 ⚫ Silburyを連結子会社化し、マーケティング、開発、 生産、販売の各機能を密接に連携できる体制を構築 国 / 地域 市場規模 CAGR ⚫ 欧州市場の大半が (兆円) 2013-24(%) 細かくフラグメント化、 ⚫ 主な消費国に営業・マー
Slide 60: 前中計振り返り 主な投資
前中計(2022年ー2025年)振り返り 主な投資 主な投資実績 投資の推移 国内加工食品事業 国際事業 その他 (億円) ⚫ 米国Ingomarの連結子会社化による、 150 事業投資 原料安定供給、農業研究の加速 360億円 131 成長投資 ⚫ 米国Kagome Inc.オイルライン導入 10 ⚫ 植物性ミルク生産対応 117 ⚫ 人参新規搾汁法ライン導入 8 100 79 米国Kagome Inc.包装工程自動化 2 75 84 ⚫ 米国Kagome Inc.包装工程自動化ライン 4 76 生産性向上 ⚫ HITパウチライン生産能力増強 ⚫ 米国Ingomar 光学選別機の導入 39
Slide 61: 基本戦略4 経営基盤 人材戦略
基本戦略4 経営基盤 人材戦略 人材戦略 目指す姿実現に向けて、経営戦略と連動した人材戦略を実行する 人材価値の最大化 目指す姿 2035 Values 探究しよう / 先進しよう / 協創しよう 一人ひとりが互いを尊重し、 高めあう風土のもと、自らのキャリアを築き、 ビジョン実現に向けて会社・個人が 経営戦略と人材戦略の ワークキャリア開発・ 連動 ライフキャリア支援 ともに進化し、成長している エンゲージメント取組の 人事領域のグローバル エンゲージメント 人材計画 再構築 体制の構築・実働化 サーベイスコア 充足率 (28年) (28年) 人的側面のガバナンス 25年 73% 74.5%
Slide 62: 基本戦略4 経営基盤 研究・開発
基本戦略4 経営基盤 研究・開発 ⚫ 2035ビジョン達成に向け、研究領域をこれまでの「身体的な健康」から、心の充足や 社会とのつながりを含む「精神的・社会的健康」へ大きく拡大する 研究・開発 食健康研究所 挑戦するフィールド 届けたい未来 一人ひとりのライフステージに寄り添う健康づくり 「食と健康」の深化 ⚫ 新たな「野菜・植物性食品の力」の解明 従来の機能性研究の高度化 ⚫ 「野菜を摂る」「野菜加工品を活用する」エビデンス取得 「おいしい・楽しい」が自然と健康につながる暮らし ⚫ 個人に合わせた「最適な食」の提案と、楽しみながら継続できる 「心と体験」の拡張 農・調理・行動変容への展開 行
Slide 63: 基本戦略4 経営基盤 研究・開発(GARBiC)
基本戦略4 経営基盤 研究・開発 ⚫ 農業における、気候変動リスクは年々高まり、暑さや水ストレスの増加、害虫や病気の発生により 収量の低下が予想される。 ⚫ 持続的な農業の実現に向けた開発能力を高めるため、品種開発や栽培技術の開発・実装・事業化を行う 研究・開発 GARBiC(農業資源・技術開発部、アグリビジネス研究開発センター(ポルトガル)、GARBiC USA、UG) 主な取り組み 取り組み事例 課題 内容 ⚫ 実際の農場において、新たな ⚫ 各国の特徴に合わせた 栽培技術の実証実験を実施 品種の開発 技術探索〜開発 CVCによる新規技術の探索 (2025年12月時点出資決定数:4件) イ
Slide 64: 基本戦略4 経営基盤 DX
基本戦略4 経営基盤 DX ⚫ 前中計ではDXフェーズ1として、デジタル人材の育成や、基盤刷新が進展。AIの活用も増加 ⚫ PLAN2028はDXフェーズ2として、事業戦略に関わる領域においてDXで差別化をはかりつつ、AIを軸にした 全社業務改革を推進する DX フェーズ2 デジタルを活用した差別化、成長へのリソース創出を図る 競争力向上 サプライネットワーク スマート工場 商品開発 マーケティング 成長に向けた 全社 部門課題 個人 業務改革 業務改革 解決 生産性向上 海外グループ連携 海外グループ会社でのDX推進 デジタル人材育成 リスクマネジメント強化 Kagome Group PLA
Slide 65: 基本戦略4 経営基盤 サステナビリティ
基本戦略4 経営基盤 サステナビリティ ⚫ 気候変動、自然関連課題による原材料調達の影響などに備え、取締役会の監督のもと グループでレジリエンスを強化する体制を整えている サステナビリティ(環境) 環境マネジメント計画(2026年〜2028年)※抜粋 区分 主な課題 KPI 気候変動への対応 温室効果ガス削減計画の Scope1・2排出量の削減 43.1%以上削減(2020年比 2030年) 遂行 Scope3排出量の削減 25%以上削減(2020年比 2030年) FLAG排出量の削減 30.3%以上削減(2020年比 2030年) 水の保全 取水量の削減 国内工場の取水量削減 原単位9%以
Slide 66: Kagome Group Plan 2028 セグメント別定量計画
Kagome Group Plan 2028 セグメント別定量計画 売上収益 事業利益 25年 26年 対前年 28年 対25年 25年 26年 対前年 28年 対25年 単位:億円 実績 予想 増減率 目標 増減率 単位:億円 実績 予想 増減率 目標 増減率 国内加工食品計 1,580 1,610 +29 +1.9% 1,615 +34 +2.2% 国内加工食品計 156 160 +3 +2.1% 162 +5 +3.4% トマト他一次加工 672 690 +17 +2.6% 738 +65 +9.8% トマト他一次加工 52 40 △12 △23.3% 60 +7 +15.0% トマト他
Slide 67: 注意事項
注意事項 当資料はカゴメの現在の計画、見通し、戦略などのうち歴史的事実でないものは、現在入手可能な情報から得ら れたカゴメの経営者の判断に基づいております。従いまして、これら業績 見通しのみに全面的な依拠することは控え るようお願い致します。実際の業績は、さまざまな 重要な要素により、これら業績見通しとは大きく異なる結果となり うることをご承知おきください。 実際の業績に影響を与えうる重要な要素には、以下のようなものが含まれます。すな わち、① 天候、特に夏場の低温 ②異物混入等の製品事故 ③カゴメの事業領域を取り巻く経済情勢、特に消費 動向 ④変わりやすい顧客嗜好などを特徴とする激しい競争に