Kurita Water Industries Ltd. · TSE:6370
Kurita Water Industries — ESG Presentation (March 2021)
29 slides from Kurita Water Industries's sustainability presentation, Mar 19, 2021
Slide 1: 第1回 ESG説明会 クリタにおける社会との共通価値の創造
栗田工業株式会社 第1回 ESG説明会 クリタにおける社会との共通価値の創造 (証券コード:6370) 2021年3月19日
Slide 2: 目次
目次 1 クリタにおける価値創造の理念 p1-7 2 価値創造の仕組みづくり p 8 -24
Slide 3: クリタにおける価値創造の理念
1 クリタにおける価値創造の理念 代表取締役社長 門田 道也
Slide 4: 価値創造のあゆみ
価値創造のあゆみ 売上高 水と環境の分野での顧客への価値提供と社会の課題解決に貢献 2017/2019 (億円) 米国水処理関連企業を買収 3,000 1949 1965 1975 2002 2015 水処理薬品事業(ボイラ薬品)に プロセス薬品へ事業展開 海外薬品子会社を設立(ブラジル) 超純水供給事業を開始 欧州水処理薬品事業を買収 より創業 2,000 1951 1973 1991 半導体産業分野へ参入 土壌浄化事業を開始 2019/2020 水処理装置事業へ進出 米国で精密洗浄事業を行うペンタゴン・ 1,000 テクノロジーズ・グループInc.へ投資 1958 2020 メンテナンス事
Slide 5: 企業理念の意味するところ
企業理念の意味するところ クリタグループが事業を通じて、社会との共通価値を創造する意思を表明 水への拘りと 人間が生み出す 持続可能な社会の 技術立社 環境負荷の低減 実現 2
Slide 6: CSR推進体制の整備
CSR推進体制の整備 持続的な成長を実現するために、CSRを経営の中核に据える 国連・政府・金融界の動き 資本市場の動き ESG情報インフラの整備 • 国連責任投資原則 • スチュワードシップコード • 国際的規格・指針 • 持続可能な開発目標(SDGs) • ESGを考慮した投資判断 • ESG評価機関 • パリ協定など • 企業によるESG情報開示の増加 事業機会・競争優位性を獲得するためにCSRの方針・推進組織が必要 2017年 E&S委員会(事務局CSR課)の発足 3
Slide 7: 経営の中核としてのCSR
経営の中核としてのCSR CSRに関する方針 水と環境の問題にソリューションを提供し、未来への責任を果たす 基礎テーマ 成長機会テーマ 4.水資源の問題を解決する 1.安全性の高いサービス・製品を提供する 5.持続可能なエネルギー利用を実現する 2.公正に事業を行う 6.廃棄物を削減する 3.人権を尊重する 7.産業の生産技術を進歩させる リスクの低減 社会との共通価値の創造 企業価値の向上 資本コストの低下 CSV 4
Slide 8: 社会との共通価値の創造に向けて
社会との共通価値の創造に向けて 社会課題を起点とした価値の提供 社会課題 顧 客 水資源の 枯渇 クリタグループ 気候変動 天然資源の 減少 取引先 5
Slide 9: 社会課題に応えるソリューションやビジネスモデルを創出
社会課題に応えるソリューションやビジネスモデルを創出 これまでのクリタ これからのクリタ 産業用水処理 環境規制対応 ⚫ 産業・社会における現場接点 資源の回収・再利用 生産性向上への貢献 AI、 ⚫ “水に関する知”の形式知化と活用 IoTの 新環境規制対応 省エネ・廃棄物削減 活用 ⚫ グループ内外の広範な技術の融合 ⚫ 多種多様な現場接点 ⚫ 産業の水に関する経験の蓄積 産業や地域の特性、社会課題に応える ⚫ 総合的な製品・サービスの保有 ソリューションやビジネスモデルの創出 6
Slide 10: コロナ禍を機会に変える
コロナ禍を機会に変える クリタ自身の変容が急務 コロナ禍 再認識 変容のスピードアップ ⚫ リスクマネジメント ソリューション 持続可能な社会 構造変化 ⚫ 環境意識 ⚫ バーチャル 要請 事業の在り方の検証 ⚫ BCP ソリューション ⚫ 働き方 要請 顧客の事業継続 ニーズ変化 ⚫ 遠隔監視 ⚫ 自動化 要請 クリタの貢献 社会課題 7
Slide 11: 価値創造の仕組みづくり
2 価値創造の仕組みづくり 経営管理本部広報・CSR部 部長 新井 孝輔
Slide 12: CSRに関する方針の制定
CSRに関する方針の制定 守り(価値毀損防止)と攻め(競争優位)に対応したCSR方針の制定 企業理念の再確認 CSRに関する方針 水と環境の問題にソリューションを提供し、 CSRの定義と取り組む目的を整理 未来への責任を果たす 重点的に取り組むテーマ 重点的に取り組むテーマ(マテリアリティ)の検討 基礎テーマ 成長機会テーマ 大 4. 水資源の問題を解決する 1. 安全性の高いサービス・製品を提供する クリタグループが 30のテーマ群 5. 持続可能なエネルギー利用を実現する 社会に与える から 2. 公正に事業を行う 影響 2軸で検討 6. 廃棄物を削減する 3. 人権を尊重する 7. 産業
Slide 13: CSRの取り組みの枠組み
CSRの取り組みの枠組み CSRに関する方針 個別活動 活動組織 業務方針 ① 企業統治 ① 取締役会 ⚫ クリタグループ人権方針 ② 製品・サービス責任 ② E&S委員会 ⚫ クリタグループ環境方針 ③ 公正な事業慣行 ③ 各本部・グループ会社 などの各種業務方針 ④ 人権尊重 ⑤ 適正な労働慣行 ⑥ 環境改善 ⑦ 社会貢献 ステークホルダー 実績 情報開示 検証・改善 エンゲージメント 9
Slide 14: CSR推進の核となるCSV
CSR推進の核となるCSV 企業理念の実現に向けたCSVビジネスの推進 企業理念 = 「水と環境」における社会的価値の創造 事業と環境改善活動の統合 CSVビジネスの運用開始 「節水」 「CO2排出削減」 「廃棄物削減」での競争優位性確立 CSVビジネス選定基準 節水・CO2排出削減・廃棄物削減に関して、 ① 従来技術や競合技術に比べ効果が大きい。 ② 既存技術の新市場適用、もしくは新規技術である。 ③ SDGs目標が示す行動計画に貢献する。 10
Slide 15: CSVビジネス推進の仕組み
CSVビジネス推進の仕組み グループ全体でCSVビジネスを推進する仕組みを構築 解決への貢献 自社内環境負荷低減 社外評価 クリタグループ 総合ソリューション 水 CO2 廃棄物 顧客環境改善 共通価値 実績 新商品 CSV 社会課題 選定 アライアンス ビジネス 収益向上 社内外表彰案件 表彰 ①従来/競合技術への優位性 KPI管理 ②新市場/新規技術 ③SDGs行動計画への貢献 E&S委員会 経営会議 11
Slide 16: CSVビジネスと受注実績
CSVビジネスと受注実績 主な製品・技術・ビジネスモデル 凝集センサーによる排水処理3Sソリューション 製紙工程向け生産性操業効率改善及び環境衛生向上システム ソリューションモデル 再生水供給サービス 乾式・湿式メタンのバイオガス発電 ⚫ RO膜薬品 ⚫ 土壌・地下水原位置浄化技術 受注実績 ⚫ 焼却炉向け薬品 ⚫ 自動車塗装ブース向け薬品 ⚫ スライム付着防止技術 ⚫ 低環境負荷水処理システム 約 370 億円 (2020年3月期) 非ソリューションモデル ⚫ 低圧ボイラ向け薬品 ⚫ 純水供給サービス ⚫ ドリームポリマー配合品 ⚫ 精密洗浄 ⚫ 高濃縮ポリマー配合品 ⚫ 化学洗浄 ⚫ 滴状
Slide 17: CSVビジネス事例(節水)
CSVビジネス事例(節水) 工場の水排出量の大幅な削減に寄与するサービス 再生水供給サービス CORRシステムとは 原水水質に応じて、機能剤/材の 装置(CORRシステム)-クリタ資産- 最適化を図り、設備費を抑え安定水質・ メンテナンス契約 サービス契約 初期投資 安定運転に寄与する標準型排水回収 不要 装置。 遠隔監視システム お客様への提供価値 ⚫ 節水 ⚫ 処理水質の安定化 ⚫ 運転管理の省力化 13
Slide 18: CSVビジネス事例(CO2排出削減)
CSVビジネス事例(CO2排出削減) 蒸気の凝縮時に、熱抵抗となる水膜を滴状に変えることで熱伝導率を向上 クリタドロップワイズテクノロジーのメカニズム 従来技術との比較 有効成分 撥水性の向上 撥水性 撥水性 金属表面 適用後 なし あり お客様への提供価値 ⚫ CO2排出削減 ⚫ 生産性向上 14
Slide 19: CSVビジネス事例(廃棄物削減)
CSVビジネス事例(廃棄物削減) 凝集センサーによる排水処理3S(Stable・Secure・Saving)ソリューション 排水処理薬品由来の 一定量の薬品を センサーによる薬品注入量の 注入した場合 制御を行った場合 廃棄物発生量 お客様への提供価値 排 水 処 ⚫ 薬品使用量の削減 理 薬 薬品注入量の削減が可能 ⚫ 廃棄物削減 品 の ⚫ 処理水質の安定化 注 入 ⚫ 運転管理の省力化 量 従来 適用後 お客様工場の稼働状況によって 適切な薬品注入量が変化 薬品も少なく 廃棄物も少なく 時間 15
Slide 20: 気候変動問題への取り組み(リスクと機会の評価)
気候変動問題への取り組み(リスクと機会の評価) TCFDの考え方に基づくリスクと機会の評価ならびに施策の策定 分類 リスク・機会の内容 クリタグループの施策 リスク 炭素税の導入や増加 政策と法 リスク GHG排出量の多い製品やサービスへの規制 • デジタル技術の活用や設計等の見直しによる製品や 機会 GHG排出量の少ないエネルギーへの転換を支援する政策インセンティブの普及 サービスの低炭素化 • 代替燃料や再生可能エネルギーへの転換によるScope1 テクノロジー リスク 機会 GHG排出量の少ない製品やサービスへの転換が進む および2の削減 リスク 化石燃料関連セクターからの需要減少 •
Slide 21: 気候変動問題への取り組み(CO2削減目標)
気候変動問題への取り組み(CO2削減目標) SBTiが示す手法に沿って2020年3月期を基準年として 「Well-below2℃水準(2℃を十分に下回る水準)」にて長期目標を設定 長期目標 CSRに関する方針の重点的に取り組むテーマ 指標 2023/3期 2031/3期 2051/3期 顧客排出CO2削減貢献量 10千t — — -自社排出CO2量 Scope1および2排出削減 5. 持続可能なエネルギー利用を実現する — 27.5% 100% (2020/3期からの削減割合) Scope3排出削減 — 27.5% — (2020/3期からの削減割合) 17
Slide 22: 気候変動問題への取り組み(目標達成に向けたスケジュール)
気候変動問題への取り組み(目標達成に向けたスケジュール) Scope1,2 Scope1,2 排出比率 27.5%削減 100%削減 (2020/3期) (2031/3期目標) (2051/3期目標) ⚫ ガソリン車から電気自動車等への段階的な置き換え Scope1 0.3% ⚫ 燃料を再エネ電力に置き換え ⚫ 事業拠点で使用する電力の再エネ化 Scope2 0.8% ⚫ 電力由来でないScope2の削減施策 ⚫ CSVビジネス推進によるScope3削減 ⚫ 提供する製品・サービスの在り方や事業の変容 Scope3 98.9% ⚫ 外部環境の変化(お客様の再エネへのシフトなど) Scope3
Slide 23: 気候変動問題への取り組み(推進体制)
気候変動問題への取り組み(推進体制) 取締役会がコミットする推進体制 取締役会 気候変動問題への取り組み全般の監督 報告 指示 指示 E&S委員会 各本部・グループ会社・委員会 連携 気候変動問題への取り組み全般の管理、新たな施策の検討 施策の実施 新たな施策の検討 情報開示 TCFD、GRI、SASBなどを参照、 施策の進捗状況の確認 継続的な開示の改善 ステークホルダー 19
Slide 24: 水資源の問題への取り組み(WRCへの参画)
水資源の問題への取り組み(WRCへの参画) CSRに関する方針に基づく環境改善活動と連携させ効果的に推進 Water Resilience Coalition ビジョン 世界的な水レジリエンスの確立 必要な場所に、必要な量と質の水を安定的に供給できる世界を作る 水ストレス* を受けている流域に 公共団体や企業への働きかけを バリューチェーン全体での水ストレス おける水量、水質、水アクセスの 通じた、水問題に対する関心の 改善への取り組み 誓約 改善 世界的な向上 * 人口1人当たりの最大利用可能水資源量が1,700㎥/年を下回る状態。 設立会員(9社) 一般会員(9社) ◼ アンハイザー・ブッ
Slide 25: 水資源の問題への取り組み(WRCの推進体制)
水資源の問題への取り組み(WRCの推進体制) 設立会員会議と3つのワーキンググループで取り組みを推進 運営体制と取り組みの概要 設立会員会議 活動流域選定WG ⚫ 2023年までの短期目標および戦略の 策定 ⚫ WRCの活動流域の検討 ⚫ 2030年、2050年に向けた中長期目 ⚫ 2022/3期に当社グループは 標の策定 北米の流域で活動を開始 コミュニケーション・他企業勧誘WG ⚫ 水・衛生分野との協働キャン 活動指標・測定方法検討WG ペーンやイベントの開催 ⚫ 水資源保全に関する世界基準 ⚫ 他企業への会員参加の勧誘 作成に向けた水ストレスの定義 ⚫ 企業の水管理体制の水準を SDGs
Slide 26: CSR推進の新たなPDCA
CSR推進の新たなPDCA WRCへの参加を機にPDCAサイクルに「社外団体」との関わりを追加 Plan Do Check Action 当社の取締役会 ◼ CSRの取り組みのグループ課 ◼ CSRの個別活動の実績を 題を踏まえた、中期経営計 確認・評価 画/事業計画を策定 ◼ ステークホルダーの期待・懸 念・要請を認知・受容 ◼ CSRの取り組みのグループ課 ◼ CSRの個別活動の進捗を ◼ CSRの個別活動の実績の ◼ CSRに関する方針やKPIの E&S委員会 題を形成し、CSRに関する 確認 集約 見直し 方針とKPIの立案 ◼ CSRに関する情報を開示 ◼ CSRの個別活動の実績を、
Slide 27: ESG評価の状況(2021年3月現在)
ESG評価の状況(2021年3月現在) ESGインデックスへの組み入れ FTSE4Good Index Series FTSE Blossom Japan Index MSCI ACWI ESG Leaders Index MSCI日本株女性活躍指数(WIN) SOMPOサステナビリティ・インデックス ESG格付け機関からの評価 サプライヤー評価機関からの評価 ISS-ESG EcoVadis ※ 栗田工業株式会社がMSCIインデックスに含まれること、および本ページにおけるMSCIのロゴ、商標、サービスマークまたはインデックス名の使用は、MSCIまたはその関連会社による栗田工業株式会社への後援
Slide 28: 情報開示における課題
情報開示における課題 当社グループの価値創造を表す開示 ⚫ TCFD提言に沿った情報開示 課題 ⚫ 従来はGRIスタンダードを参照 基準への対応だけでは、当社グループが創造する価値を ⚫ 今後はSASBの項目や指標を参照 適切に表現できない場合がある ⚫ 複数の枠組みの統一も注視 独自の指標 継続的な開示の改善 「顧客での環境負荷低減」 「自社での環境負荷量」 価値創造ストーリーとの紐づけ 24
Slide 29: 将来見通しに関する注記事項
将来見通しに関する注記事項 本資料に掲載されている計画数値は、現時点で入手可能な情報に基づき判断したものであるため、 リスクや不確実性を含んでおり、実際の業績はこれと異なる可能性があります。 本資料内で使用している商標(製品、サービス、ロゴ)は、当社または当社に使用を認めた権利者に帰属します。
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