Carna Biosciences, Inc. · TSE:4572
Carna Biosciences — Q3 2022 Earnings Presentation
35 slides from Carna Biosciences's earnings presentation, December 2022
Slide 1: 2022年12月期第3四半期 決算説明資料
2022年12月期第3四半期 決算説明資料 カルナバイオサイエンス株式会社 証券コード:4572
Slide 2: 第3四半期(7月~9月)のポイント
第3四半期(7月~9月)のポイント ◆ 創薬事業 ✓ AS-0871:フェーズ1 反復投与用量漸増(MAD)試験のMADパートをより良い製剤を用いて実施するため、複数の製剤を開発し、 ベストな製剤を選択するための評価中。 ✓ AS-1763:米国でのフェーズ1b試験開始に向けて治験実施施設の調査・選定・依頼・契約等の準備中。 ✓ AS-0141:フェーズ1試験 用量漸増パートを実施中。 ◆ 創薬支援事業 ✓ 米国および中国におけるキナーゼタンパク質の販売好調が寄与し、2022年第3四半期会計期間(7月~9月)の創薬支援事業売上 は256百万円となり、前年比で24.0%増加。 ✓ 米国および中国
Slide 3: 2022年12月期第3四半期 連結経営成績の概況
2022年12月期第3四半期 連結経営成績の概況 2021年 2022年 2022年 (百万円) 第3四半期 第3四半期 前年同期比 通期計画 要因 実績 実績 (5/10修正) • 創薬支援事業が米国、中国で好調 +459 1,186 売上高 636 1,095 +72.1% • Q1にFRTX社(旧社名:ブリッケル・バイオテック社)(注2)から 契約一時金、バイオノバ社からマイルストーンを受領 • 創薬支援事業が好調に推移していること、創薬事業で売上を計上 営業損益 △1,169 △753 +415 △1,672 したことにより粗利益が増加 経常損益 △1,171 △735 +436 △1
Slide 4: 2022年12月期第3四半期 事業別業績の概況
2022年12月期第3四半期 事業別業績の概況 2021年 2022年 2022年 (百万円) 第3四半期 第3四半期 前年比 通期計画 進捗率 要因 実績 実績 (5/10修正) +459 連結売上高 636 1,095 +72.1% 1,186 92.4% +173 創薬支援 636 809 +27.2% 900 89.9% • 米国・中国でタンパク質販売が好調 • FRTX社(注2)から契約一時金受領(Q1) 創薬 ― 286 +286 286 100% • バイオノバ社からマイルストーンを受領 (Q1) 連結営業損益 △1,169 △753 +415 △1,672 ― +136 創薬支
Slide 5: 創薬支援事業売上高推移
2022年12月期 第3四半期 創薬支援事業売上高推移 創薬支援事業 地域別累計売上高推移(連結) (百万円) 国内: 前年比10.7%増 900 794 809 セルベースアッセイ受託、キナーゼタンパ 800 ク質、結晶構造解析サービスが好調。プロ 49 その他 54 129 ファイリングが減収だったものの、国内全 700 636 体では前年比10.7%増と好調。 50 欧州 600 46 62 米国: 前年比22.4%増 500 北米 キナーゼタンパク質が非常に好調。 499 400 474 国内 欧州: 前年比18.1%減 387 300 キナーゼタンパク質、プロファイリング
Slide 6: バランスシートの状況(連結)
バランスシートの状況(連結) 2022年12月期 (百万円) 2021年12月期 増減額 主な増減理由 第3四半期末 流 動 資 産 5,318 4,367 △951 売掛金△1,135、現金及び預金△90 現金及び預金 3,817 3,727 △90 固 定 資 産 114 180 +66 資 産 合 計 5,432 4,547 △884 流 動 負 債 774 370 △404 未払金 △127 固 定 負 債 342 234 △108 長期借入金△89、社債△32 負 債 合 計 1,116 604 △512 純 資 産 合 計 4,315 3,943 △372 資本金及び資本剰余金+3
Slide 7: 創薬パイプライン
創薬パイプライン <がん領域> 化合物 標的 対象疾患 探索・前臨床 臨床 開発パートナー AS-0141 CDC7/ASK がん 自社 低分子 DGKα がん免疫 米ギリアド社に導出 AS-1763 BTK 血液がん・がん免疫 自社/ (中華圏のみ) 低分子 ALK5 血液がん・がん免疫 自社 低分子 CDK1 がん 自社 <がん以外の疾患領域> 化合物 標的 対象疾患 探索・前臨床 臨床 開発パートナー 低分子 キナーゼ 精神神経疾患 住友ファーマ社と共同研究 AS-0871 BTK 免疫・炎症疾患 自社 低分子 N/A マラリア 自社 米フレッシュ・トラックス・セラピューティクス社 低分
Slide 8: AS-0871:非共有結合型BTK阻害剤
AS-0871:非共有結合型BTK阻害剤 AS-0871:免疫・炎症疾患を対象に開発 ⚫ 低分子化合物 ⚫ 関節炎モデルで高い治療効果 ⚫ 非共有結合型 ⚫ 全身性エリテマトーデスモデルで効果 ⚫ 高いキナーゼ選択性 ⚫ フェーズ1終了後、ライセンスアウトもしくは共同開発を目指す ⚫ 経口投与可能 2020年 2021年 2022年 2025年 フェーズ1 フェーズ2 CSUで開発することで短期間での SAD試験 MAD試験 POC取得が可能! 慢性特発性蕁麻疹(CSU) • 健康成人対象 • 健康成人対象 • 簡易製剤 • 新製剤BAパート • 小規模試験 • MADパート • 短期の試験期
Slide 9: AS-0871:開発進捗状況
AS-0871:開発進捗状況 フェーズ1:オランダ SAD試験(健康成人対象) ✓ 全ての用量で安全性および忍容性を確認 ✓ 良好な薬物動態プロファイル ✓ 強い薬力学的作用 ✓ 簡易製剤で実施 フェーズ1:オランダ MAD試験(健康成人対象) 複数の新製剤を用いた相対的バイオアベイラビリティを評価し、ベスト BAパート な製剤を選択 複数の新製剤を開発 2週間反復投与試験による、安全性・忍容性、血中濃度、薬力学的作用 MADパート を評価 *先行薬の結果から、薬力学的作用を基に十分に薬効を予測できると判断したため、 SPT (Skin Prick Test, 抗原誘発皮膚反応試験) パートを
Slide 10: AS-0871: 優れたキナーゼ選択性
AS-0871: 優れたキナーゼ選択性 ◆ 不活性型BTKキナーゼを標的にして高選択的BTK阻害剤を創出 ◆ キナーゼ選択性プロファイリング BTK BTK以外には同じTEC ファミリーのTECと BMXのみを阻害 BTK[A] BTK[U] IC50 BTK IC50 (nM) < 10 nM 10 – 100 nM BTK[A] BTK[U] 100 – 1000 nM AS-0871 3.4 0.3 9
Slide 11: AS-0871: 優れた薬効
AS-0871: 優れた薬効 ◆ 薬物動態/薬力学(PK/PD)解析 ◆ 受身皮膚アナフィラキシー反応マウスモデル AS-0871をマウスに経口投与後、血液中BTKの自己リン酸化阻害活性を解析した 120 溶媒群 100 % of Vehicle 80 60 40 * 20 0 溶媒群 AS-0871 (30 mg/kg) ◆ コラーゲン誘発関節炎マウスモデル 溶媒群 10
Slide 12: AS-0871:フェーズ1試験
AS-0871:フェーズ1試験 SAD試験(完了) Step 1 Step 2 単回投与用量漸増試験 (SAD) • 6用量(8例/群) • 各用量:実薬6例、プラセボ2例 • 安全性,忍容性の評価 • 食事の影響 • 薬物動態および薬力学的評価 ✓ 全ての用量で安全性および忍容性を確認 ✓ 薬物動態も良好 ✓ 薬力学的評価として実施したB細胞および好塩基球の活性化も100 mg以上 の用量で強力に阻害 ✓ MAD試験は新製剤に切り替えて実施 11
Slide 13: AS-0871の薬力学的作用
AS-0871の薬力学的作用 ⚫ 副次的に評価した薬力学の試験で、AS-0871の投与量依存的に好塩基球およびB細胞の活性化が抑制され、100 mg以上の用 量で強い阻害活性が持続的に観察されました。 ⚫ 好塩基球は、アレルギー疾患の発症に重要なヒスタミンやロイコトリエンのような化学伝達物質の放出に関与しています。ま たB細胞は、リウマチや全身性エリトマトーデスのような自己免疫疾患において、異常なBCRシグナルによる自己抗体の産生 に関わっていると考えられています。 ⚫ 今回の臨床試験において、AS-0871は、B細胞および好塩基球の作用を抑制するのに十分な効果を示したことから、免疫・炎 症疾
Slide 14: AS-1763:次世代BTK阻害剤
AS-1763:次世代BTK阻害剤 AS-1763:血液がんを対象に開発 ⚫ 低分子化合物 ⚫ BTK野生型およびC481S変異型細胞株を使ったリンパ腫モデルで強力な抗腫瘍効果 ⚫ 非共有結合型 ⚫ がん免疫モデルにおいても効果を発揮 ⚫ 高いキナーゼ選択性 ⚫ 米国IND完了 ⚫ イブルチニブ耐性BTK(C481S変異体)にも強い ⚫ 中華圏の権利をライセンスしたバイオノバ社が今後中国で実施する治験のデータを 阻害活性を示す 活用し、臨床試験を加速予定 ⚫ 経口投与可能 2021年 2022年 2023年 2025年 フェーズ1 フェーズ1b フェーズ2 SADパート BAパート 米国IND
Slide 15: AS-1763:開発進捗状況
AS-1763:開発進捗状況 フェーズ1:オランダ ✓ preINDミーティング (健康成人対象) ✓ IND申請 SADパート 簡易製剤を用いて、安全性、忍容性及び薬物動態を確認 ✓ SADパートの全ての投与が完了 ✓ 安全性および忍容性を確認 ✓ 良好な薬物動態プロファイル ✓ 強い薬力学的作用 フェーズ1b:米国 (CLL/SLL/B-cell NHLの患者対象) BAパート 新製剤を用いた相対的バイオアベイラビリティを評価 ◆ 米国におけるIND申請承認取得済み(5月末) ◆ 治験実施施設の調査・選定・依頼・契約等の準備中 14
Slide 16: AS-1763: 変異型BTKに対する強い阻害活性
AS-1763: 変異型BTKに対する強い阻害活性 ◆ 野生型および変異型BTKに対する酵素阻害活性 IC50 (nM) BTK[A] BTKC481S AS-1763 0.85 0.99 J Med Chem. 2021 Oct 14;64(19):14129-14141. 15
Slide 17: AS-1763: 強い細胞活性と高いキナーゼ選択性
AS-1763: 強い細胞活性と高いキナーゼ選択性 ◆ 細胞を用いた各種阻害活性評価 ◆ キナーゼ選択性プロファイリング BTK IC50 (nM) AS-1763 イブルチニブ BTK以外に6キナーゼ のみを阻害 BTK自己リン酸化 1.4 1.1 (Ramos細胞) CD69活性化 11 8.1 (ヒト全血) がん細胞増殖 1.8 0.75 OCI-Ly10細胞 がん細胞増殖 50倍以上 20 1030 OCI-Ly10 [BTK C481S]細胞 強い活性 正常細胞に対する影響 IC50 6370 6870 HEL299細胞 < 1 nM 1 – 10 nM Ramos: ヒトバーキット
Slide 18: AS-1763: ヒトB細胞リンパ腫に対する抗腫瘍効果
AS-1763: ヒトB細胞リンパ腫に対する抗腫瘍効果 ◆ ヒトB細胞非Hodgkinリンパ腫OCI-Ly10細胞株を ◆イブルチニブ耐性BTK[C481S]ノックインOCI-Ly10細胞株を 皮下移植したマウス担癌モデル (n=8-10) 皮下移植したマウス担癌モデル (n=11) 800 2000 溶媒投与群 溶媒投与群 腫瘍の大きさ (mm3) 腫瘍の大きさ (mm3) 600 1500 イブルチニブ投与群 400 1000 ** イブルチニブ投与群 AS-1763投与群 200 500 AS-1763投与群 *** *** 0 0 30 40 50 60 37 42 47 52 57
Slide 19: AS-1763:FIHフェーズ1試験(健康成人対象)
AS-1763:FIHフェーズ1試験(健康成人対象) 試験デザイン Step 1 Step 2 用量漸増単回経口投与(SAD)パート 相対的バイオアベイラビリティ(BA)パート • プラセボ対照無作為化二重盲検試験 • 簡易製剤(溶液) • オープンラベル試験 • 6用量(8名/コホートA、8名/コホートB) • 別コホート(8名)を対象 • 各用量:実薬6例、プラセボ2例 • 100 mgタブレット製剤を簡易製剤と比較し、相対的BAを • 安全性,忍容性の評価 評価 • 薬物動態および薬力学的評価(PD; CD69を指標としたB細胞活 性化抑制活性) 登録 コホート A 5 mg 100 m
Slide 20: AS-1763:SADパート
AS-1763:SADパート <安全性および忍容性> ⚫ AS-1763の600 mg(最高用量)単回投与までの用量で忍容性が確認されました ⚫ 重篤な有害事象(AE)の発現はありませんでした ⚫ 1名の被験者において、2件のグレード2のAEが報告されたが、薬剤には無関連と判断されました ⚫ その他に報告されたAEは、軽度のものであり、発現頻度に用量相関性はありませんでした ⚫ 安全性評価として実施した全てのパラメータ(血液検査、心電図、バイタルサイン等)においても、薬剤投与に関連する変化はな く、安全性が確認されました <AS-1763の単回投与後の血中薬物濃度の時間推移> <薬物動態> ⚫
Slide 21: AS-1763の薬力学的作用
AS-1763の薬力学的作用 ⚫ 副次的に評価した薬力学の試験で、AS-1763の5 mg投与から用量依存的にB細胞の活性化(CD69を指標)が抑制されました ⚫ B細胞の活性化抑制は、100~600 mgのAS-1763投与後1~2時間で最大に達し(80%以上の抑制)、その強い抑制効果は、 100, 300, 500, 600 mgの投与後、それぞれ2, 6, 8, 8時間まで持続しました ⚫ PK-PD相関解析の結果、B細胞活性化抑制のIC50値は10.5 ng/mLと算出されました <AS-1763の単回投与後のB細胞活性化抑制活性> <PK-PD相関> 20
Slide 22: AS-1763:BAパート
AS-1763:BAパート ⚫ BAパートにおいて、100 mgタブレット製剤は、溶液製剤と比べて少し暴露が低いものの、ほぼ同等のPKプロファイル を示しました ⚫ これらの結果から、再発/難治性CLLおよびB-cell NHL患者を対象とした第1b相試験において、AS-1763タブレット製 剤の1日2回投与レジメンが推奨されました <AS-1763の単回投与後の血中薬物濃度の時間推移:簡易製剤 vs タブレット製剤> 簡易製剤(溶液)100 mg (n=6) タブレット製剤 100 mg (n=8) 21
Slide 23: AS-1763:フェーズ1b試験デザイン(米国)
AS-1763:フェーズ1b試験デザイン(米国) Phase 1b Dose Expansion 3用量レベル 暫定 Phase 1b コホート1 第2相推奨用量 (RP2D) Dose Escalation (CLL/SLL*) 3 + 3 デザイン RP2D 3用量レベル CLL/SLL and B-cell NHL* 暫定 コホート2 RP2D (B-cell NHL*) *治療歴を有する患者 ◆ 現在、治験実施施設との契約手続き準備中 ◆ 各施設と契約締結後、各倫理委員会で承認され次第、患者スクリーニングを開始し、 2023年Q1までに最初の患者への投与開始予定 22
Slide 24: AS-0141:CDC7阻害剤
AS-0141:CDC7阻害剤 AS-0141:がんを対象に開発 ⚫ 低分子CDC7阻害剤 ⚫ 様々ながん種のがん細胞の増殖を強く阻害 ⚫ 高いキナーゼ選択性 ⚫ 各種ヒト腫瘍移植動物モデルにおいて優れた抗腫瘍効果 ⚫ ファーストインクラスの可能性 ⚫ 日本で固形がん患者を対象としたフェーズ1試験を実施 ⚫ 経口投与可能 2021年 2022年 2024年 2026年 フェーズ1 フェーズ2 固形がん 固形がん 固形がん • 用量漸増パート • 拡大パート • 多施設 • 単施設 • 多施設 (実施中) 23
Slide 25: AS-0141:フェーズ1試験
AS-0141:フェーズ1試験 ◼ がん患者を対象にしたフェーズ1試験 ✓ 2021年上期に切除不能進行・再発又は遠隔転移を伴う固形がん患者を対象としたフェーズ1試験を開始 ✓ フェーズ1試験は、用量漸増パートおよび拡大パートの2段階 ✓ 安全性、忍容性、最大耐用量(MTD)、探索的抗腫瘍効果、薬物動態/薬力学(PK/PD)等を評価するとともに、フェーズ2 試験の推奨用量を決定することが主要目的 ✓ 用量漸増パートでは、加速漸増デザイン (accelerated titration design)を採用 • 用量制限毒性(DLT)評価期間中にGrade 2以上の有害事象(AE)が発現しない限り
Slide 26: AS-0141:フェーズ1用量漸増パートの進捗状況
AS-0141:フェーズ1用量漸増パートの進捗状況 ⚫ 用量漸増パートの実施状況 ◆ 20 mg BIDから300 mg BIDまで、概ね良好な薬物動態 コホート 用量 (5d on/2d off) 患者数 実施状況 プロファイル 1 20 mg BID N=1 No G2 AE/No DLT ◆ コホート6(300 mg BID)で、Grade 2以上の有害事象 2 40 mg BID N=1 No G2 AE/No DLT (AE)が発現したため3+3デザインに移行 3 80 mg BID N=1 No G2 AE/No DLT ◆ その後、3名中2名で用量制限毒性(DLT)が発現したため
Slide 27: CDC7阻害剤について
CDC7阻害剤について ◼ CDC7キナーゼ阻害剤 CDC7 (cell division cycle 7) は、セリン/スレオニンキナーゼの1種であり、細胞周期において染色体複製開始の制御に重要な役割をしていま す。がん細胞では、細胞周期の制御に異常をきたしているため、CDC7を阻害すると、不完全なDNA複製が引き金となって、染色体の不安定化 を引き起こし、がん細胞に細胞死を誘導します。一方で、正常細胞は、細胞周期の制御が正常であるため、CDC7活性が阻害されても細胞は死ぬ ことはなく、この点からCDC7阻害剤は非常に副作用の少ない新しい治療薬になると期待されています。近年、様々ながんでCD
Slide 28: AS-0141: ユニークな阻害様式
AS-0141: ユニークな阻害様式 ◆ AS-0141はCDC7キナーゼに対して時間依存性の阻害活 ◆ AS-0141は遅い解離速度をもつ可逆的CDC7キナーゼ阻害剤 性を示す CDC7キナーゼと阻害剤をプレインキュベーション後に酵素反応を開始 溶媒コントロール 他CDC7阻害剤 酵素反応 AS-0141 0 50 100 150 200 CDC7阻害活性 IC50値(1 mM ATP存在下) 時間(分) プレインキュベーションなし プレインキュベーションあり 503 nM 2.4 nM J Med Chem. 2021 Oct 14;64(19):14153-14164. 27
Slide 29: AS-0141: 高いキナーゼ選択性
AS-0141: 高いキナーゼ選択性 ◆ キナーゼ選択性プロファイリング ◆ ヒットキナーゼのIC50値(1 mM ATP存在下) 1 mM ATP存在下、プレインキュベーションあり IC50 (nM) プレインキュベーション なし あり CDC7 503 2.4 約210倍に向上 PIM1 30 34 CLK1 212 206 CLK2 270 227 CDC7 GSK3α 189 251 プレインキュベーションで阻害活性が向上するのはCDC7のみ J Med Chem. 2021 Oct 14;64(19):14153-14164. IC50 < 10 nM 10 – 100 nM 100
Slide 30: AS-0141: 強い細胞活性
AS-0141: 強い細胞活性 ◆ 持続性のあるキナーゼ阻害作用 ◆ 様々ながん種のがん細胞の増殖を抑制 44 Cancer cell lines (Oncolines at NTRC) 1 がん細胞をAS-0141で処理後、薬剤を取り除いたのち、基質 乳がん (MCM2)のリン酸化阻害作用を測定 大腸がん 0.5 血液がん 腎がん Log10 IC50/IC50mean 肺癌 DMSO AS-0141 皮膚がん 0 頭頸部がん Time after wash-out 0h 24 h 0h 24 h 膀胱がん より効果あり 骨肉腫 24時間後でも -0.5 神経膠腫 卵巣がん pMCM2 リン
Slide 31: AS-0141: 優れた抗腫瘍効果
AS-0141: 優れた抗腫瘍効果 ◆ ヒト結腸直腸癌細胞株SW620を皮下移植したマウス担癌モデルに対するAS-0141の抗腫瘍効果 腫瘍の大きさ平均推移(n=10) 最終日の腫瘍重量 *** 2.5 1500 *** 溶媒投与群 2.0 腫瘍の大きさ (mm3) 腫瘍重量 (g) 1000 1.5 1.0 500 AS-0141 *** 投与群② 0.5 *** AS-0141 投与群① 0 0 5 10 15 20 25 0.0 溶媒群 AS-0141 AS-0141 薬剤投与開始後の日数 投与群① 投与群② ***: p<0.001 ***: p<0.001 AS-0141投与群①:
Slide 32: 創薬事業:持続的な成長へ
創薬事業:持続的な成長へ 豊富な創薬パイプライン がん領域 免疫・炎症疾患領域 AS-1763 AS-0141 AS-0871 FRTX-10 BN102 次世代 GS-9911 次世代 共同研究 パイプライ パイプライン (AS-1763中華圏) ン 31
Slide 33: 創薬事業の収入見込み
創薬事業の収入見込み ⚫ 当社は今後、下記の導出先による研究開発の進展、上市などのタイミングでマイルストーン収入を得るほか、上市後の売上高 に応じたロイヤリティ収入を受け取ります。 <契約中のライセンス契約および共同研究契約> 化合物 契約 マイルストーン 契約 受領済み 導出先/共同研究先 ロイヤリティ 契約時期 (疾患領域) 一時金 総額 地域 マイルストーン 住友ファーマ キナーゼ阻害薬 80百万円 (契約一時金+ 約106億円 非公表 全世界 2018年3月 (共同研究) (精神神経疾患) 研究マイルストーン) 10M$ Gilead Sciences 20M$ 450M $ GS-9
Slide 34: 創薬支援事業の状況
創薬支援事業の状況 ◼ 第3四半期累計(1月~9月)の創薬支援事業の売上は前年同期比27.2%増の809百万円 ✓ 米国:前年比22.4%増 ビオチン化キナーゼタンパク質中心にキナーゼタンパク質の販売が好調。米国では AI創薬企業などの新規顧客を含むバイオベンチャーからの需要が引き続き高い。ギリアド社とのライセンス 契約に関連した売上も第3四半期までの売上に寄与した。 ✓ 国内:前年比10.7%増 需要が弱い中、代理店ビジネス(セルベースアッセイ受託)が好調。キナーゼタン パク質も伸長し、国内全体で前年比10.7%増を達成。 ✓ その他地域:前年比176.3%増 中国市場は引き続き拡大中とみら
Slide 35: カルナ《CARNA》は、ローマ神話に登場 する人間の健康を守る女神で、cardiac オサイエンス《BIOSCIENCES》は、生物
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