Sumitomo Pharma Co.ltd. · TSE:4506
Sumitomo Pharma Co.ltd — Sumitomo Dainippon Pharma — Investor Day (February 2017)
90 slides from Sumitomo Pharma Co.ltd's investor day presentation, Feb 28, 2017
Slide 1: R&D説明会 2017年2月28日
R&D説明会 2017年2月28日 大日本住友製薬株式会社
Slide 2: 本日のアジェンダ
本日のアジェンダ 1. はじめに 代表取締役社長 多田 正世 2. 持続的な成長に向けて 代表取締役 副社長執行役員 CSO 野口 浩 3. 精神神経領域、呼吸器領域:持続的成長を牽引するパイプライン 執行役員 Head of Global Clinical Development Antony Loebel (サノビオン社 Executive Vice President and CMO) 4. がん領域における新たな挑戦:意義ある薬の創製 トレロ社 CEO David J. Bearss 5. 質疑応答 1
Slide 3: SS xBAERME
SS xBAERME ; (FOHl(c CRRA ZB ici
Slide 4: 持続的な成長に向けて
持続的な成長に向けて 代表取締役 副社長執行役員 Chief Scientific Officer 野口 浩 3
Slide 5: 当社のビジョン
当社のビジョン グローバルレベルで戦える 研究開発型企業となる 最先端の技術で医療に貢献する 4
Slide 6: R&D基本戦略
R&D基本戦略 ラツーダクリフからの早期回復:後期臨床開発への注力 後期開発パイプラインの確実かつスピーディな承認獲得 将来の成長に向けて:創薬研究の更なる活性化 ファースト・イン・クラスまたは特徴ある新薬の創出 重点領域 (精神神経およびがん) への選択と集中、事業ユニット制の採用 当社の「強み」を生かした創薬 POC Firstの徹底、トランスレーショナルリサーチの強化 先端技術の取り込み 「外部」活用の強化 R&D体制・人事制度 開発ステージに応じたマネジメント 初期:ベンチャー型・個力の発揮、 後期:組織力・連携重視 新人事制度(プロフェッショナ
Slide 7: ラツーダクリフからの早期回復
ラツーダクリフからの早期回復 第三期中期経営計画以降 業績見通し 北米のラツーダ特許切れにより、2019年度は落ち込むが、 後期開発品の上市・成長により、2020年度以降の早期回復をめざす 2016年5月以降に獲得 (億円) 売上高イメージ 新規導入・M&Aによる上乗せ UTIBRON、SEEBRI、ARCAPTA (米) 5000 米国承認済み APL-130277 (グローバル) 米国フェーズ3 ラツーダ特許切れ Alvocidib (グローバル) 米国フェーズ2 4000 ブロバナ・ 新製品(がん領域) アプティオム 主な上市予定品目 新製品(がん領域以外) 3000 営業利益 がん領域
Slide 8: 主な後期開発品等:2016年度進捗状況
ラツーダクリフからの早期回復 主な後期開発品等:2016年度進捗状況 品目 進捗 申請予定 ・胃/食道胃接合部腺がん(併用):フェーズ3試験患者登録完了 ・結腸直腸がん・膵がん(併用):フェーズ3試験患者登録開始 2018年度 Napabucasin ・CCTGがCO.23試験(結腸直腸がん/単剤)の結果を発表。 (胃/食道胃接 napabucasin群のOSは、全体ではプラセボ群と有意差がな 合部腺がん) かったが、p-STAT3高発現患者においては有意に延長。 ・2017年1月 トレロ社買収により獲得。 Alvocidib ・再発・難治性 急性骨髄性白血病(併用/バイオマーカー使用): 2
Slide 9: 重点領域
重点領域 現在の注力領域および今後のR&D投資戦略 革新性、競争優位性 市場性、成長性 の重視 精神神経 呼吸器 ・アンメットメディカルニーズ 領域 領域 への挑戦 再生・細胞 点から面への展開 医薬分野 将来の ・時間軸 時代のニーズ がん R&D投資 領域 科学技術の急速な進歩 ・自社の強み 過去の実績と経験を活かす 将来の ・将来に向けて R&D投資 成長分野 8
Slide 10: 研究開発費用の推移・領域配分
重点領域 研究開発費用(直接費)の推移・領域配分 その他 糖尿・循環器 呼吸器 再生・細胞医薬 精神神経 がん <2012年度> <2015年度> <2016年度(予算)> 326億円 482億円 507億円 今後は、精神神経領域(再生・細胞医薬分野含む)および がん領域へ集中投資 9
Slide 11: 研究開発拠点
研究開発拠点(外部提携含む) Hub & Spoke、Central & Satellite 方式 がん 精神神経 レミジェス・ベンチャーズ Cynapsus Tolero カナダ Johns Hopkins大学 米国 Sharp Edge Labs Afraxis 大日本住友製薬 JCRファーマ Boston Sunovion PsychoGenics Biomedical DCI DRD 米国 米国 BioElectron ex scientia 大阪 RACMO 理化学研究所 DSK 神戸 慶応義塾大学 住友制葯 (中国 蘇州) 京都大学 京都大学 iPS細胞研究所 DCI: DSP C
Slide 12: PsychiatryからNeurologyへの展開
精神神経領域 PsychiatryからNeurologyへの展開 治療抵抗性精神疾患への挑戦 Psychiatry ラツーダ 2011 神経変性疾患 ロナセン (AD、DLB、ALS、PD) 2008 への新たな挑戦 ルーラン 認知機能改善 2001 運動機能改善 セディール アプティオム(てんかん) AD :アルツハイマー病 1996 2014 DLB:レビー小体型認知症 ALS:筋萎縮性側索硬化症 PD :パーキンソン病 トレリーフ 2009 2010以降 (パーキンソン病) iPS細胞研究 2000年代 ドプス(パーキンソン病) アルツハイマー病研究 カロリンスカ研究所と共同研究 198
Slide 13: R&D戦略:PsychiatryとNeurologyの融合
精神神経領域 R&D戦略:PsychiatryとNeurologyの融合 精神疾患 精神疾患薬の新しい適用 神経変性疾患における随伴・ 統合失調症 うつ 周辺精神症状への展開 自閉症 不安 BPSD PDP 認知症に伴う周辺症状 特定の疾患から適応拡大 (BPSD) OrphanからCommon (segmented) パーキンソン病に diseaseへ 伴う精神症状(PDP) など ユニークなアプローチ アルツハイマー病(AD) パーキンソン病(PD) フェノタイプ創薬(個体・細胞) レビー小体型認知症(DLB) 筋萎縮性側索硬化症(ALS)バイオマーカー(EEG、fMRI、PE
Slide 14: 精神神経領域 継続的な研究開発パイプライン
精神神経領域 継続的な研究開発パイプライン 領域 Discovery/PC フェーズ1 フェーズ2 フェーズ3 精神領域 DSP-1200 SEP-363856 dasotraline 治療抵抗性うつ PDに伴う精神病症状 ADHD、BED 統合失調症 初期プログラム (神経伝達物質・ DSP-3748 CIAS モノアミン系) DSP-6745 PDに伴う精神症状 神経領域 DSP-2230 EPI-589 トレリーフ 初期プログラム 神経障害性疼痛 PD、ALS DLBに伴う パーキンソニズム (中核・周辺症状 神経変性進行抑制) APL-130277 PDにおけるオフ症状 (再生・細胞)
Slide 15: R&D戦略:オンコロジー領域
がん領域 R&D戦略:オンコロジー領域 Napabucasin Amcasertib がん幹細胞性 時代の要請に応える 阻害 革新的コンセプト・ 技術への挑戦 キナーゼ 固形がん がんペプチド 血液がん ワクチン 外なる知識・技術・ 阻害 文化との融合 (Boston Biomedical、 Amcasertib DSP-7888 Tolero、アカデミア) Alvocidib TP-0903 aiRNA TP-1287(前臨床) TP-0184(前臨床) 医薬 BBI-801a(前臨床) 14
Slide 16: 継続的な承認・上市を目指して
がん領域 継続的な承認・上市を目指して 2012 2016 2019 胃・食道胃接合部腺がん(併用) 上市 再発・難治性急性骨髄性白血病 (併用) 胃・食道胃接合部腺がん(併用) 結腸直腸がん 結腸直腸がん(併用) (単剤) 膵がん(併用) フェーズ 再発・難治性急性骨髄性 初発急性骨髄性白血病 2/3 白血病(併用) (併用) 骨髄異形成症候群(単剤) 多形性膠芽腫(併用) Napabucasin Alvocidib DSP-7888 15
Slide 17: Napabucasin 臨床開発の現況
がん領域 Napabucasin 臨床開発の現況 がん幹細胞性阻害剤 napabucasinの主な後期臨床試験 胃または食道胃接合部腺がん(併用):フェーズ3試験実施中。LPI終了。2018年度申請目標 結腸直腸がん(併用):フェーズ3試験実施中 膵がん(併用):フェーズ3試験実施中 結腸直腸がん患者におけるFOLFIRIまたはFOLFIRIおよびbevacizumab併用 (オープンラベル)フェーズ1b/2試験(BBI608-246)結果 がんの退縮率(最も良い反応) 試験結果概要: p-STAT3低発現 患者群(25例) 20% Napabucasinは、FOLF
Slide 18: がんペプチドワクチン(DSP-7888)
がん領域 がんペプチドワクチン(DSP-7888) 特徴:WT1特異的なCTLを誘導するペプチド+ヘルパーT細胞を誘導するペプチド 対象疾患:固形がん(小児脳腫瘍)、血液がん(骨髄異形成症候群(MDS)) WT1:Wilms’ Tumor gene 1 (ウィルムス腫瘍遺伝子1) CTL:Cytotoxic T Lymphocyte(細胞傷害性Tリンパ球) DSP-7888を用いたMDSを対象としたフェーズ1試験結果 患者個別の臨床反応および生存期間 試験結果概要: 評価可能な患者12例において、病勢 用量 No. コントロール率は66.7%であった 投薬期間および生存期間 *
Slide 19: トレロ社の開発品および創薬力
がん領域 トレロ社の開発品および創薬力 トレロ社の開発品 開発コード名 一般名 作用機序 予定適応症 国/地域 開発段階 - alvocidib CDK9 阻害剤 急性骨髄性白血病 米国 フェーズ2終了 急性骨髄性白血病(バイオマーカー) 米国 フェーズ2 骨髄異形成症候群 米国 前臨床 TP-0903 未定 AXL受容体チロシン 固形がん、血液がん 米国 フェーズ1 キナーゼ阻害剤 TP-1287 未定 CDK9 阻害剤 未定 米国 前臨床 TP-0184 未定 ALK2/BMPRシグナル 未定 米国 前臨床 伝達阻害剤 ※上記の他、前臨床段階に2化合物あり トレロ社の創薬力 • キ
Slide 20: がん創薬研究:今後の展望
がん領域 がん創薬研究:今後の展望 がん幹細胞 傷害 制御 抑制 脱制御 がん細胞 ストローマ(間質) 免疫系細胞 キナーゼ阻害 細胞内情報伝達系阻害 細胞 アポトーシス誘導 医薬品 ペプチド・抗体 低分子 aiRNA 19
Slide 21: 未来へ向けて
未来へ向けて 限られたR&D資源での成果創出 選択と集中 R&D体制の更なる進化、初期ステージテーマへの投資確保 当社独自の科学技術プラットフォーム(強み)育成・強化の継続 インシリコ創薬、疾患iPS、脳内DDS フェノタイプ評価系、霊長類評価系 外部活用の加速 オープンイノベーションによる創薬の“種”の確保 初期アセット導出 共同研究・共同開発によるR&Dコストシェア 最先端科学技術をベースに、グローバル レベルで戦える研究開発型企業に。 新たな価値創造を通じて持続的な成長を 目指す。 20
Slide 22: トピックス
トピックス 精神神経領域、呼吸器領域:持続的成長を牽引するパイプライン Dasotraline Antony Loebel, M.D. 執行役員 Head of Global Clinical Development Apomorphine 舌下フィルム サノビオン社 Executive Vice President and (APL-130277) CMO Glycopyrronium bromide(SUN-101) がん領域における新たな挑戦:意義ある薬の創製 David J. Bearss, Ph.D. Alvocidib トレロ社 CEO 21
Slide 23: 精神神経領域、呼吸器領域:持続的成長を牽引するパイプライン
精神神経領域、呼吸器領域: 持続的成長を牽引するパイプライン 執行役員 Head of Global Clinical Development (サノビオン社 Executive Vice President and CMO) Antony Loebel, M.D. 22
Slide 24: 本日のアジェンダ
本日のアジェンダ 本日のアジェンダ GCDの概要 精神領域フランチャイズ 神経領域フランチャイズ 呼吸器領域フランチャイズ 23
Slide 25: Global R&D 組織
GCDの概要 Global R&D 組織 GCD Organization Global Global Global Global Global Global Head Head Head Head Head Head Global Global Global Global Global Global Global Translational Project Clinical Data New Products Project Regulatory Medical Medical Operational Science Planning Manager Lead Lead Lead Lead
Slide 26: One Team、Values、Goalsの重視
GCDの概要 One Team、Values、Goalsの重視 Improving Patients’ Lives Worldwide Global Simultaneous Submissions Global ClinicalInnovative Development Organization (GCDO) & Efficient Clinical Development Harnessing Global Diversity 25
Slide 27: パイプライン(2017年1月27日現在)
GCDの概要 パイプライン(2017年1月27日現在) トピックス フェーズ フェーズ フェーズ 製品/コード名 一般名 予定適応症等 国/地域 申請中 1 2 3 ラツーダ ルラシドン塩酸塩 統合失調症 中国 統合失調症 日本 双極Ⅰ型障害うつ・双極性障害メンテナンス 日本 (新効能)小児双極Ⅰ型障害うつ 米国 SEP-225289 dasotraline 成人注意欠如・多動症(ADHD) 米国 小児注意欠如・多動症(ADHD) 米国 ※ Ph 2/3 過食性障害(BED) 米国 ※ Ph 2/3 SEP-363856 未定 統合失調症、パーキンソン病に伴う精神病症状 米国 統合失調症
Slide 28: 精神領域フランチャイズ
精神領域フランチャイズ アンメット・ニーズに対応する 特徴のある治療薬 27
Slide 29: ラツーダ 小児統合失調症
精神領域フランチャイズ ラツーダ 小児統合失調症 試験デザイン(301試験) • 6週間のランダム化、プラセボ対照二重盲検比較試験 ラツーダは小児統合失調症 (ラツーダ 1日40mgまたは80mg投与) を対象としてFDAから承認 • 統合失調症の13歳~17歳の小児を対象 を取得している PANSS総スコアのベースラインからの変化量 * * LS-Means (+/−SE) * ** * ** ** ** ** Lurasidone 80 mg vs Placebo p-value: 0.0006 ** ** ** Lurasidone 40 mg vs Placebo p-value: 0
Slide 30: ラツーダ 小児双極性障害うつ
精神領域フランチャイズ ラツーダ 小児双極性障害うつ 試験デザイン(326試験) • 6週間のランダム化、プラセボ対照二重盲検比較試験 漸増漸減投与(ラツーダ 1日20-80mg) • 双極Ⅰ型障害うつの10歳~17歳の小児を対象 結果 • 主要評価項目および副次的評価項目においてプラセボに対し統計学的に有意かつ臨床的に意義の ある改善を示した。 • ラツーダは総じて良好な忍容性を示し、体重および代謝パラメータへの影響は限定的であった。 主要評価項目:CDRS-R[改訂CDRS(Children Depression Rating Scale)]の総スコア Baseline Week 1 We
Slide 31: Dasotraline(SEP-225289)
精神領域フランチャイズ 複数の適応症の機会 Dasotraline(SEP-225289) 注意欠如・多動症(ADHD) 過食性障害(BED) 30
Slide 32: 注意欠如・多動症(ADHD)
精神領域フランチャイズ 注意欠如・多動症(ADHD) ADHDは、不注意、多動性・衝動性が持続する機能発達障害である 1 小児 ADHDに罹患した小児は、罹患していない小児よりも、交友関係に困難を抱えており、 傷病の頻度や重症度も高いと言われている 2 成人 社会的および職業上の機能を低下させ、高い失業率、職場での障害、生産性の低下を 引き起こす 4, 5, 6 米国ADHD 米国ADHD市場 患者数 小児640万人 ADHDの小児 約$10.3B の60%は、 成人期まで 症状が継続 3 1 American Psychiatric Association. Diagnostic and S
Slide 33: Dasotralineについて
精神領域フランチャイズ Dasotralineについて Dasotralineは、長時間作用性のDNRI(ドパミン・ノルエピネフリン再取り込み阻害剤): • 効果が長時間持続(tmax 10~12時間; t½ 47~77時間) • 2週間以内に定常状態に到達 • Wearing off現象がなく、効果発現がスムーズ • 1日1回投与 • 乱用/流用のリスクが低い 以下の適応症で開発中 • 注意欠如・多動症(ADHD) • 過食性障害(BED) Dasotralineは、ADHDおよびBEDの新たな治療選択肢となる可能性がある • Stimulants(中枢刺激薬) − ADHDに対して最も一般
Slide 34: Dasotralineの作用機序
精神領域フランチャイズ Dasotralineの作用機序 DA NET NEとDAの 放出 再取り込み ブロック DA Reuptake NE 放出 NE Reuptake DAT NE DA Dasotraline NE = Norepinephrine(ノルエピネフリン) DA = Dopamine(ドパミン) NET = NE Transporter(ノルエピネフリントランスポーター) DAT = DA Transporter(ドパミントランスポーター) 33
Slide 35: 小児ADHDにおけるdasotralineの有効性
精神領域フランチャイズ 小児ADHDにおけるdasotralineの有効性 試験デザイン(SEP360-202) • 6歳から12歳の小児を対象とした6週間の多施設共同、プラセボ対照二重盲検比較試験 結果 • 4mg投与群は、プラセボ投与群に対し、統計学的に有意かつ臨床的に意義のある改善を示した (2mg投与群は統計学的に有意な改善を示さず) • Dasotralineは、総じて良好な忍容性を示した Baseline Week 1 Week 2 Week 3 Week 4 Week 5 Week 6 0 -2 ベースラインからの変化量 ADHD RS-IV総スコアの -4 -6 -8 * -1
Slide 36: 成人ADHDにおけるdasotralineの有効性
精神領域フランチャイズ 成人ADHDにおけるdasotralineの有効性 試験デザイン(SEP360-201) • 成人を対象とした4週間の多施設共同、ランダム化、プラセボ対照二重盲検比較試験 結果 • 8mg投与群は、主要評価項目においてプラセボ投与群に対し統計学的に優位な改善を示した。 • 4mg投与群および8mg投与群は、副次的評価項目において、プラセボ投与群に対し、統計学的 に有意かつ臨床的に意義のある改善を示した • Dasotralineは、総じて良好な忍容性を示した ADHD RS-IV総スコア(MMRM) – 主要評価項目 LS Mean ベースラインからの変化量 LS me
Slide 37: 過食性障害(BED)
精神領域フランチャイズ 過食性障害(BED) BEDは、3カ月間にわたって少なくとも週に1回は生じる、反復する過食エピソードを特徴とし ており、多くの精神的および身体的な問題を引き起こす。過食は、比較的短時間(例えば2時間 以内)に大量の食物を摂取すること、食べている間はコントロールができないという感覚を持 つこと(例えば食べることを止めることができないと感じる)の2つの大きな特徴がある1,2 米国における 通常、患者は 成人の 肥満で、平均 生涯有病率 BMIは27超で 女性3.6% 医療施設の ある 男性2.1%3,4 利用、罹患率 および死亡率 の増加に関係 する6 1 American
Slide 38: BEDにおけるdasotralineの有効性
精神領域フランチャイズ BEDにおけるdasotralineの有効性 試験デザイン(SEP360-221) • 中等症から重症の成人BED患者を対象とした12週間の多施設共同、ランダム化、 漸増漸減投与、プラセボ対照二重盲検比較試験 主要評価項目 重要な副次的評価項目 1週間当たりの過食日数 12週後に過食が28日間発現しなかった 患者の割合 ES=0.67 70 1週間当たりの過食日数のベースラインからの変化量 NNT = 4 Baseline Wk 1 Wk 2 Wk 3 Wk 4 Wk 6 Wk 8 Wk 10 Wk 12 発現しなかった患者の割合(%) 0 60 *** -0.5 47
Slide 39: Dasotralineの開発プログラムの進展
精神領域フランチャイズ Dasotralineの開発プログラムの進展 試験名 時期 結果 成人ADHD - 1つの良好な試験結果が要求される 201 2013年12月 ADHDにおいて良好な結果 301 2016年10月 有意差なし-サポーティングエビデンスを提供 小児ADHD - 2つの良好な試験結果が要求される 202 2016年8月 小児ADHDにおいて良好な結果 305 2017年3月(予定) 試験実施中-2017年3月に結果判明予定 ADHD申請パッケージの完成 BED 221 2016年11月 BEDにおいて良好な結果 321 2017年3月開始予定 221試験と同様の試験 • 2
Slide 40: SEP-363856
精神領域フランチャイズ 複数の適応症の機会 SEP-363856 統合失調症 パーキンソン病に伴う精神病症状 39
Slide 41: SEP-363856の概要
精神領域フランチャイズ SEP-363856の概要 概要 • 非ドパミン-D2系の作用機序である抗精神病薬 • PsychoGenics社との連携によりin vivoにおいて生物学創薬プラットフォームである SmartCube® システムを利用し、サノビオン社の研究者によって独自に見出された 予定適応症 • 統合失調症およびパーキンソン病に伴う精神病症状 2016年12月にグローバルフェーズ2試験を開始 • SEP361-201: 4週間、二重盲検、ランダム化、プラセボ対照、用量漸増、多施設 − 統合失調症に伴う急性の精神病症状を示す成人患者に対してSEP-363856の有効性および安全性を
Slide 42: 神経領域フランチャイズ
神経領域フランチャイズ てんかん、パーキンソン病、 脳梗塞 41
Slide 43: APTIOMについて
神経領域フランチャイズ APTIOMについて APTIOM(eslicarbazepine acetate): • 電位依存性のナトリウムチャネル阻害薬 • 抗てんかん剤のクラス分類であるジベンゾアゼピン カルボキサミド群の医薬品 APTIOMは成人の部分てんかん発作に対する治療薬として米国食品医薬品局(FDA) によって承認されている • 単剤療法(2015年8月27日) • 併用療法(2013年11月8日) 主な特性: • 1日1回投与(持続放出性ではない) • 粉砕性に優れる • controlled substance(規制薬物)には指定されていない 42
Slide 44: APTIOM 小児の部分てんかん発作に対する適応症
神経領域フランチャイズ APTIOM 小児の部分てんかん発作に対する適応症 4歳以上の部分てんかん発作に対する 単剤・併用療法の適応症の取得推進 • データの外挿 (extrapolation)を認めると アンメットニーズへの いう最近のFDAガイダンスに基づく申請 対応とAPTIOMの好機 を示す • 申請には以下も含まれる − 提携先のBIAL社が欧州で行った小児 を対象とした3本の試験 − 薬物動態の分析によって小児(4~ 17歳)のための投与レジメンをサ ポートする 適応症追加 2016年度4Q 申請予定 43
Slide 45: アポモルヒネ 舌下投与 (APL-130277)
神経領域フランチャイズ 近い将来に可能となりうる革新的な治療 アポモルヒネ 舌下投与 (APL-130277) パーキンソン病におけるオフ症状 44 44
Slide 46: パーキンソン病とオフ症状について
神経領域フランチャイズ パーキンソン病とオフ症状について パーキンソン病は、筋強硬、動作障害といった運動症状や認知機能障害、気分障害といった非運動症状を 特徴とする慢性の進行性神経変性疾患である。オフ症状は 1日に1回~6回、運動・非運動機能を一時的に 喪失し、日常生活における動作や生活といった能力に支障をきたす1、2 オフ症状の種類 • 早朝のオフ症状:患者がオフ状態のまま起床する • 遅延型オン症状:レボドパ含有製剤による効果発現に通常より時間がかかる • 薬剤の効果切れ(ウェアリングオフ):次回の薬剤服用を待たずにレボドパ含有製剤の効果が消失する • 不規則、予測できないオフ症状:薬剤の
Slide 47: APL-130277(舌下製剤)について
神経領域フランチャイズ APL-130277(舌下製剤)について パーキンソン病におけるオフ症状を改善する、効果発現の早い、 必要時に投与できる薄いフィルム製剤 • アポモルヒネを有効成分とする新規製剤 • 幅広く調整できる投与量(治験用量:10 mg ~ 35 mg) • 朝のオフ症状も含めた、すべてのオフ症状を対象とした治験を実施 薬物動態(単回投与) • 忍容性:血中濃度のピークがなだら アポモルヒネ かであるため、吐き気、嘔吐、低血 皮下投与 3mg 圧などの副作用の少なさや、QT延長 舌下投与 15mg 血漿中アポモルヒネ ng/ml のリスクの低減に関連していると考 えられる •
Slide 48: APL-130277:作用機序
神経領域フランチャイズ APL-130277:作用機序 ドパミンが低い状態: オフ症状に 通常のドパミン状態 パーキンソン病 APL-130277を投与した状態 シナプス前細胞 シナプス前細胞 シナプス前細胞 ドパミンD1と ドパミンD1と ドパミンD2受容体 ドパミンD2受容体 シナプス後細胞 シナプス後細胞 シナプス後細胞 ドパミンシグナル伝達 ドパミンシグナル伝達が APL-130277 は 影響を受ける ドパミンアゴニストとして作用 症状の発現 症状改善 ドパミン ドパミン受容体 APL-130277 (D1-D5) 47
Slide 49: APL-130277の服用について
神経領域フランチャイズ APL-130277の服用について アポモルヒネを有効成分とする舌下投与製剤 • 簡便で、良好な忍容性を有する、 安全かつ有効な治療選択肢として設計 • アポモルヒネの皮下注射による課題を解決できる可能性を持つ 48
Slide 50: CTH-300試験 タイトレーション結果の速報
神経領域フランチャイズ CTH-300試験 タイトレーション結果の速報 オープンラベルのタイトレーション試験の結果 • 試験実施者により報告された完全オン状態までの平均時間は22分であった • APL-130277(10、15、20、25、30 mg)の5用量は全て、患者の最適用量に設定後は オフ状態から完全なオン状態へと移行させた。半数以上の患者が最も低用量の10mgか 15mgを、80%の患者は20㎎以下の用量を投与された • オン状態への移行に必要な平均投与量は18.4㎎であった オン状態に移行できた患者のMDS-UPDRS運動検査スコア(N=76) TIME (min) 10 20 3
Slide 51: APL-130277臨床開発プログラム
神経領域フランチャイズ APL-130277臨床開発プログラム • 米国における有効性・安全性を検証する二重盲検フェーズ3試験 CTH-300 • 試験の完了は2017年度上半期の予定 • 欧州での治験の患者登録を開始 • オープンラベル、実薬(アポモルヒネの皮下注射剤)比較試験 CTH-302 • 4週間のオープンラベル、クロスオーバー試験で80例までランダム化 • 主要評価項目は患者による選択とQOL • 治験期間中の制吐剤の使用は制限される 50
Slide 52: 再生・細胞医薬事業分野 SB623 慢性期脳梗塞
神経領域フランチャイズ 再生・細胞医薬事業分野 SB623 慢性期脳梗塞 51
Slide 53: SB623 概要
神経領域フランチャイズ SB623 概要 慢性期脳梗塞に対する開発中の治療法 神経成長因子を分泌するように 幹細胞の脳への定位移植 改変された幹細胞 組織培養:25日目 SB623 コントロール群: ポリリジン 52
Slide 54: Strokeに掲載された重要なフェーズ1/2a試験結果
神経領域フランチャイズ SB623 概要 Strokeに掲載された重要なフェーズ1/2a試験結果 Line Plot of Overall Treatment for Fugl-Meyer Total Score, Change from Baseline by Visit (ITT Population) n=10 n=16 n=3 0.002 <0.001 0.250 n=16 0.004 n=17 <0.001 n=14 <0.001 n=17 0.001 n=17 0.004 n=18 Source: Post-text figure 14.2.4.5 Abbreviations: I
Slide 55: 慢性閉塞性肺疾患(COPD)
呼吸器領域フランチャイズ 慢性閉塞性肺疾患(COPD) • • サノフィオンは現在米国で広範なCOPDのポートフォリオ サノビオン社は米国において幅広いCOPD治療薬のポートフォリオを有する • を持っている COPDのすべてのステージに対応する治療選択肢 • • 慢性閉塞性肺疾患の全段階でのオプションの処理 定量式吸入器、ネブライザー投与を柔軟に選択可能 • 柔軟性は、ハンドヘルド機または噴霧状の製品を選択する 54 プロパティのSUNOVION医薬品株式会社機密と独自の。そして彼がまだ話し出さない流布で。© 2016サノフィオン医薬品社。
Slide 56: 慢性閉塞性肺疾患 (COPD)
呼吸器領域フランチャイズ 慢性閉塞性肺疾患 (COPD) 慢性閉塞性肺疾患(COPD)は、徐々に肺の気道の閉塞を悪化させ1 、日常生活に支障をきた す可能性のある深刻で進行性の呼吸器疾患である。2 COPDの症状には、咳、喘鳴、息切れ、 肺での過剰な粘液の生産、深呼吸ができない、息苦しさがある。3 米国にお 米国におけ ける成人 る死因 患者数 第3位3 約1,570万人 3 患者数と 関連する医 米国での 療費の増加 年間 死亡者数 12万人以上3 1National Heart, Lung and Blood Institute. What is COPD? 2FDA. Glaxo App
Slide 57: COPD治療薬のポートフォリオ
呼吸器領域フランチャイズ COPD治療薬のポートフォリオ 病態の重症度 ネブライザーによ コントロール不良患 LAMAまたはLABA LABA/ICSによる 新規COPD患者 る治療が適してい 者へのBROVANAの による治療患者 治療患者 る患者 追加 SUN-101 / eFlow® または Full trade names are: Seebri™ Neohaler®, Utibron™ Neohaler® and Arcapta® Neohaler® eFlow® device technology licensed from PARI Pharma GmbH ARCAPTA and
Slide 58: SUN-101/eFlow®
呼吸器領域フランチャイズ 近い将来に成長が期待されるポートフォリオ SUN-101/eFlow® (グリコピロニウム臭化物) 慢性閉塞性肺疾患(COPD) SUN-101/eFlow is an investigational product under review with the FDA eFlow® device technology licensed from PARI Pharma GmbH 57
Slide 59: SUN-101/eFlow®について
呼吸器領域フランチャイズ SUN-101/eFlow®について SUN-101/eFlow®: • SUN-101(グリコピロニウム臭化物)は、開発中のネブライザー型長時間作用性 ムスカリン受容体拮抗薬(LAMA)である • eFlow®は、PARI社が開発した画期的なネブライザーシステムであり、SUN-101 用にカスタマイズされている SUN-101/eFlow®は、COPDの長期維持療法を対象として、米国食品医薬品局 (FDA)の審査を受けている • 承認されれば、COPD患者さんを対象とした米国初のネブライザーを用いて投与 するLAMAとなる • FDAの審査終了目標日は、2017年5
Slide 60: LAMAの作用機序
呼吸器領域フランチャイズ LAMAの作用機序 長時間作用性ムスカリン受 容体拮抗薬(LAMA)は、 気管支を拡張する平滑筋に あるムスカリン3受容体を ブロックする 59
Slide 61: FPIRg ID SUV FV IA @
FPIRg ID SUV FV IA @ FEYAKL—TYay S& KGsERBR 60
Slide 62: GOLDEN-3試験、GOLDEN-4試験の結果
呼吸器領域フランチャイズ GOLDEN-3試験、GOLDEN-4試験の結果 試験デザイン(SUN101-301試験 および SUN101-302試験) • 概要: 12週間の多施設共同、ランダム化、プラセボ対照二重盲検比較フェーズ3試験 • 目的: 中等症から重症の成人のCOPD患者を対象にSUN-101の1日2回投与による有効性および安全性を評価 • 登録患者数: 40歳以上の1,294例(GOLDEN-3試験およびGOLDEN-4試験の合計)。LABAの治療歴のある患者(30%)、 および心血管リスクのある患者(65%)を含む • 主要評価項目: 12週間後の努力呼気1秒量(FEV1)のト
Slide 63: 今後の予定
今後の予定 パイプラインの進捗 FY2016 FY2017 FY2018 精神領域のフランチャイズ LATUDA 小児双極性障害うつ 申請予定 LATUDA 小児双極性障害うつ PDUFA(審査終了目標)予定 Dasotraline ADHD 申請予定 Dasotraline ADHD PDUFA(審査終了目標)予定 Dasotraline ADHD 上市予定 Dasotraline BED 申請予定 神経領域のフランチャイズ APTIOM® 小児 申請 APTIOM® 小児 審査終了目標予定 APL-130277 フェーズ 3データ APL-130277
Slide 64: がん領域における新たな挑戦:意義ある薬の創製
がん領域における新たな挑戦: 意義ある薬の創製 トレロ社 CEO David J. Bearss, Ph.D. 63
Slide 65: トレロ社の概要 企業理念
トレロ社の概要 企業理念 トレロ社は、重篤な疾患を持つ 患者さんにとって、生活を改善 し、生存期間を延ばすことが可 能な“意義ある薬”を開発するこ とにコミットしています 64
Slide 66: 経験豊富なマネジメントチーム
トレロ社の概要 経験豊富なマネジメントチーム 氏名/役職 経歴 David Bearss, PhD Founder, Chief Scientific Officer at Montigen Pharmaceuticals Chief Executive Officer Chief Scientific Officer at Supergen (Nasdaq: SUPG) Co-director of the Center for Investigational Therapeutics at the Huntsman Cancer Institute Dallin Anderso
Slide 67: トレロ社の開発パイプライン
トレロ社の概要 トレロ社の開発パイプライン リードプログラムであるalvocidibは、血液がんを対象とする、新規バイオ マーカーを用いた後期開発段階のCDK9阻害剤である • CDK9は、がんに関連するタンパク質(MCL1等)の転写を制御 • 400人以上の患者における多くの臨床経験 • AML患者の転帰を劇的に改善する可能性 • MDSおよび固形がんへの適応拡大の機会 フェーズ フェーズ フェーズ 化合物名 作用機序 予定適応症 前臨床 1 2 3 Alvocidib CDK9阻害剤 バイオマーカー使用 R/R AML バイオマーカー使用 MDS 未治療 AML (7+3との併用) A
Slide 68: トレロ社の“意義ある薬”のアプローチ
トレロ社の概要 トレロ社の“意義ある薬”のアプローチ AML “意義ある薬” • 急速に進行する疾患 • 複数の異なる遺伝子変異を有す る不均一な腫瘍 • 大多数の患者において、単一の + NOXA Alvocidib 疾患原因遺伝子変異は同定され Biomarker ていない • 患者は高齢(60歳超が多い) で、重篤度が高いため、毒性の 強い治療の使用が制限される ACM R CM R: ランダム化 ACM:alvocidib +シタラビン+ミトキサントロン CM: シタラビンミトキサントロン 67
Slide 69: AMLはアンメット・メディカル・ニーズが高い
Alvocidib AMLはアンメット・メディカル・ニーズが高い 現在の標準治療 • 初回治療(未治療)AML: 7+3療法 • 再発・難治性AML: 標準治療はない 非高齢者 高齢者 米国における患者数 約7,000例 米国における患者数 約1万例 未 全身療法(導入療法) 利用率 全身療法(導入療法) 利用率 治 7+3(シタラビン、ダウノルビシン) 36.9% アザシチジン 31.1% 7+3(シタラビン、イダルビシン) 29.2% デシタビン 14.3% 療 5+2(シタラビン、イダルビシン) 6.5% 7+3(シタラビン、ダウノルビシン) 13.6% A アザシチジン 6.0%
Slide 70: Alvocidib は“意義ある薬”になりうる
Alvocidib Alvocidib は“意義ある薬”になりうる AML患者の完全寛解(CR)を改善する可能性 • 初回治療(未治療)および再発・難治性AMLの両方における一貫した有望な効果 • 400人以上のAML患者における多くの臨床経験 バイオマーカーによりalvocidibの効果が見込める患者の同定が可能 がんに関連する多くの重要なタンパク質(MCL1等)の転写を制御する CDK9の強力な阻害剤 69
Slide 71: AlvocidibはCDK9阻害を介してスーパーエンハンサーを抑制
Alvocidib AlvocidibはCDK9阻害を介してスーパーエンハンサーを抑制 Alvocidib は、CDK9の強力な阻害 剤である Alvocidibは、スーパーエンハンサ ーにより発現が制御される遺伝子 (c-MycやMCL1など)の転写を抑 制する MCL1は、AMLを含む多くのがん 種において重要な生存因子である 70
Slide 72: AMLにおけるalvocidib
Alvocidib AMLにおけるalvocidib 複雑な性質を持つAMLは、単剤療法よりも併用療法がより効果的であると 考えられる NCI(米国国立がん研究所)の研究者らは、 alvocidibがAMLに対する併用 療法の有望な薬剤になると考えた • Alvocidibは細胞傷害性の薬剤とは異なり、AMLにおける重要な経路を標的とする • 逐次治療で使用される場合、相乗効果がもたらされる Alvocidibを組み合わせた治療レジメンは、AMLを対象とした複数の試験に おいて、一貫して有望な抗腫瘍効果を示している ACM: alvocidib、シタラビン、ミトキサントロン 71
Slide 73: フェーズ2試験結果(有効性)(NCIが実施)
Alvocidib フェーズ2試験結果(有効性)(NCIが実施) 予後不良因子を持つ未治療のAML患者対象のランダム化フェーズ2試験で 良好な結果 大部分の患者は二次性AMLまたは他の予後不良 ACMを受けた患者の 因子を有していた 高い生存率 ACMは7+3(標準治療)とのCR率の比較にお いて、統計的に有意な改善を示した CR率: ACM vs. 7+3 ACMを受けた患者の生存率 ACM 70% (n=109) 7+3 (n=56) 46% p = 0.003 0% 20% 40% 60% 80% ACMは、細胞遺伝学的な予後不良因子を持つ サブグループ、FLT3変異を持つサ
Slide 74: フェーズ2試験結果(安全性)(NCIが実施)
Alvocidib フェーズ2試験結果(安全性)(NCIが実施) ACMは対照療法と同様の忍容性を示した • 予後不良因子を持つ未治療のAML患者 グレード3以上の副作用 ACM(n=109) 7+3(n=56) p値 腫瘍崩壊症候群 9(8%) 4(7%) >0.99 心筋機能不全 8(7%) 3(5%) 0.75 消化管毒性 12(11%) 5(9%) 0.79 肝機能障害 23(21%) 13(23%) 0.84 感染 38(35%) 21(38%) 0.74 肺毒性 8(7%) 4(7%) >0.99 腎毒性 3(3%) 1(2%) >0.99 血栓塞栓系イベント 3(3%) 1(
Slide 75: フェーズ1および2試験結果(プール解析)
Alvocidib フェーズ1および2試験結果(プール解析) 再発・難治性AML対象のフェーズ1および2試験での全生存期間–プール解析 再発・難治性 (N = 79) 1.00 CR 率 = 47% 生存期間中央値= 11.6カ月(353日) 期間中央値= 10カ月 95%信頼区間= 7.4, 16.8 0.75 38% (30/79例)の患者が難治性 生 1度目のCRまでの期間中央値 = 9カ月 存 率 0.50 劇的な治療効果 0.25 0.00 0 6 12 18 24 30 36 42 48 期間 (月) トレロ社内データ 74
Slide 76: MCL1依存性の悪性腫瘍におけるalvocidib
Alvocidib MCL1依存性の悪性腫瘍におけるalvocidib Alvocidibの主な薬理作用はCDK9阻害に関連する CDK9はスーパーエンハンサーの複合体における主要な伝達タンパク 質である Alvocidib はCDK9阻害によってスーパーエンハンサーによるMCL1の 発現を抑制できる AlvocidibによるMCL1の発現抑制効果は、MCL1依存性の悪性腫瘍に 対する新規のアプローチとなり得る 75
Slide 77: MCL1依存性を決定する機能的アプローチ
Alvocidib MCL1依存性を決定する機能的アプローチ Alvocidibはその作用機序により、感受性のある患者を識別するアッセイプ ラットフォームの活用が可能である MCL1はAMLにおいて十分に立証されている重要な生存シグナルである NOXAはMCL1を阻害する抗生存タンパク質である NOXA primingはAMLにおけるMCL1依存性の機能的な測定法である Cell Death NOXA MCL1 Anti-survival Assay Probes Pro-survival 76
Slide 78: NOXA Primingの検証結果
Alvocidib NOXA Primingの検証結果 NOXA primingの値の高さは、AML患者におけるalvocidibの感受性を予測する NOXA Priming in FLAM Treated Patients 80 NOXA % Priming 60 NOXA Primingが40%以上を示す AML患者において、 40 CR率は100% 20 0 治療の反応なし 完全寛解 ) ) (n=12) (n=12) 12 12 = = (n (n R R N C 完全寛解の群と治療の反応がない群を比較した、前処置骨髄サンプルにおけるNOXA priming NOXA primingで
Slide 79: ACM療法を受けたAML患者の全生存期間
Alvocidib ACM療法を受けたAML患者の全生存期間 ACM治療を受けたAML患者のうち、NOXA primingが40%以上を示す患者は、 より生存期間が長かった 全生存期間 1 NOXA Priming 40%以上 (n=7) NOXA Priming 40%未満 (n=17) 0.8 生 0.6 存 0.4 HR = 0.25 率 P = 0.023 0.2 0 0 20 40 60 80 期間(月) E.J. Dettman, et al. AACR 2015 (Abstract 3400) 78
Slide 80: フェーズ2試験デザイン(バイオマーカー)
Alvocidib フェーズ2試験デザイン(バイオマーカー) バイオマーカー陽性患者を対象としたフェーズ2試験 • 2段階フェーズ2試験:MCL1高発現患者*の再発・難治性AML(18歳以上65歳以下)を対 象として、ACMの有効性をCMと比較するオープンラベル、ランダム化試験 *MCL1高発現患者:バイオマーカー(NOXA priming)を使用して測定する • 主要評価項目:完全寛解率 • 副次的評価項目:全生存率など • 試験開始:2015年12月 Stage1 Stage 2 Alvocidib + シタラビン + ラ ン ミトキサントロン(ACM) Alvocidib + シタラ
Slide 81: FDA面談を踏まえた方針
Alvocidib FDA面談を踏まえた方針 FDAは、再発・難治性 AML患者を対象とした試験で、完全寛解(CR)率を 主要評価項目とした単一の ランダム化試験での申請を支持 • CR率に統計学的有意差があれば迅速承認制度の活用が期待される • トレロ社はバイオマーカー陽性患者を対象としたフェーズ2試験のデータによる 2018年度の申請を期待している − トレロ社はフェーズ2試験のステージ1の結果を基に上記開発方針について FDAと協議予定 トレロ社は全生存期間(OS)を主要評価項目とした検証的試験を行う • 検証的試験は初回治療のAMLなど、異なる患者集団において実施される見込み
Slide 82: 急速な成長が見込まれるAMLの市場
Alvocidib 急速な成長が見込まれるAMLの市場 AML市場は急速に伸長する • AML治療は何十年も変わっていない (G8加盟国における売上、単位:百万ドル) • 他の血液がんで見られたように 1,670 新規作用機序を有する治療法が 急速に普及すると考えられる • 主要な市場において、初回治療およ び再発・難治性のAML患者数は 75,000人 216 2010 2020 Source: thepharmaletter, 20-12-2011 81
Slide 83: 開発パイプライン
TP-0903 開発パイプライン フェーズ フェーズ フェーズ 化合物名 作用機序 予定適応症 前臨床 1 2 3 Alvocidib CDK9阻害剤 バイオマーカー使用 R/R AML バイオマーカー使用 MDS 未治療 AML (7+3との併用) AXL受容体チロシ TP-0903 未定 ンキナーゼ阻害剤 TP-1287 経口 CDK9阻害剤 未定 ALK2/BMPRシグ TP-0184 未定 ナル伝達阻害剤 82
Slide 84: TP-0903:AXL受容体チロシンキナーゼ阻害剤
TP-0903 TP-0903:AXL受容体チロシンキナーゼ阻害剤 TP-0903はがん細胞における間葉系細胞様の性質を阻害する Axlキナーゼ 上皮性の性質を持つ 間葉系細胞様の性質へ がん細胞は低侵襲性で、 移行するがん細胞は、 分子標的薬や化学療法剤 分子標的薬や化学療法 への感受性が高く、 剤への耐性が高く、 転移する能力が低い 遠隔へ転移する 上皮細胞様 間葉系細胞様 の性質 TP-0903 の性質 間葉系細胞様の特徴 内因性分化シグナル 薬剤耐性 免疫監視の回避 に対する抵抗性 83
Slide 85: TP-0903:臨床試験計画の概要
TP-0903 TP-0903:臨床試験計画の概要 フェーズ1試験の患者登録中 TP-0903はファーストインクラスのAXL受容体チロシンキナーゼ阻害剤 AXL受容体チロシンキナーゼの阻害は、間葉系細胞様の性質の阻害を介して、 がんに関わる複数の重要な経路に効果が及ぶ • 標的療法に対する感受性を回復させる • PD-L1阻害剤との相乗効果 良好な薬学的特性とプロファイル 複数のがん種への適応症を探索 84
Slide 86: 開発パイプライン
TP-0184 開発パイプライン フェーズ フェーズ フェーズ 化合物名 作用機序 予定適応症 前臨床 1 2 3 Alvocidib CDK9阻害剤 バイオマーカー使用 R/R AML バイオマーカー使用 MDS 未治療 AML (7+3との併用) AXL受容体チロシ TP-0903 未定 ンキナーゼ阻害剤 TP-1287 経口 CDK9阻害剤 未定 ALK2/BMPRシグ TP-0184 未定 ナル伝達阻害剤 85
Slide 87: ヘプシジン‐血中の鉄濃度を調整する主要制御因子
TP-0184 ヘプシジン‐血中の鉄濃度を調整する主要制御因子 ヘプシジン 脾臓のマクロファージ 十二指腸の腸細胞 生物利用可能な鉄 Ferroportin Ferroportin 老化した赤血球 : 鉄リサイクル 食事による鉄 • ヘプシジンは、肝臓で産生されるペプチドホルモンであり、鉄を放出するFerroportin に結合して利用可能な鉄量を抑制し、赤血球の生成を抑制する • 炎症によりヘプシジンは増加し、機能的な鉄欠乏状態となる • ヘプシジンを低下させる薬剤は、慢性疾患に伴う貧血治療の新規なアプローチとなる 86
Slide 88: TP-0184: ALK2/BMPRシグナル伝達阻害剤
TP-0184 TP-0184: ALK2/BMPRシグナル伝達阻害剤 TP-0184は生体内において抗貧血作用を示す • ヘプシジンの循環量を低下させる • 炎症モデルにおいて血清中の鉄を増加させる • 貧血モデルにおいてヘモグロビン量を改善する • 作用部位である肝臓に分布する 複数の開発経路 • がん – 支持療法 • 慢性疾患、炎症に伴う貧血 期待される特長: ALK2/BMPRシグナル伝達阻害作用により低分子の経口製剤として抗貧血 効果を示す 臨床試験に移行する候補化合物として選定 良好な薬剤特性と幅広い治療濃度域 87
Slide 89: 将来予測に関する注意事項
将来予測に関する注意事項 • この資料に含まれる将来の予測に関する事項は、発表日現在において入手可能な 情報による当社の仮定および判断に基づくものであり、既知または未知のリスク および不確実性が内在しております。 • したがって、実際の業績、開発見通し等は今後さまざまな要因によって大きく異 なる結果となる可能性があることをご承知おき願います。 • 医薬品(開発中のものを含む)に関する情報が含まれておりますが、その内容は 宣伝広告、医学的アドバイスを目的としているものではありません。 88
Slide 90: Innovation today, healthier tomorrows
SS XBAERMR Innovation today, healthier tomorrows
Sumitomo Dainippon Pharma — Investor Day (February 2017) on 6ix