Ricoh Company, Ltd. · TSE:7752
Ricoh — Investor Presentation (March 2020)
26 slides from Ricoh's investor presentation, Mar 27, 2020
Slide 1: 第19次中期経営計画 総括と第20次中期経営計画 方向性
第19次 中期経営計画 総括 と 第20次 中期経営計画 方向性 2020年3月27日 株式会社リコー 代表取締役 社⾧執行役員 CEO 山下 良則 ©2020 Ricoh Company, Ltd. All Rights Reserved • 本日はお忙しい中、弊社の会社説明会にご参加いただきありがとうございます。 • また、新型コロナウィルスの感染拡大の影響とは言え、日程を予定していた3月12日から本日へ変更し、 さらには、このようなリモートでの発表になった事に関してお詫び申し上げます。 • 私は社⾧就任以来一貫して資本市場の皆さまとのコミュニケーションを重視して参りました。 • その中で
Slide 2: 新型コロナウィルス影響について
新型コロナウィルス影響について 非常事態対応を通じて企業体質を強化し、成⾧加速に繋げる 現状認識 サプライチェーン 日本・中国 :製造ラインはほぼ復旧 (購買・生産) 欧州 :政府要請により稼働停止 北米・アジア :稼働中 SCM :工場在庫を市場に移し、販売量を見ながら在庫対応 販売・サービス 各国の統制強化による経済活動停滞で、商談や納品遅れが発生 お客様のプリントボリューム減少 自社業務活動 防疫体制を強化、リモートワーク推進 対応方針 緊急対応 収益力強化に向けた緊急対策(プランB)検討実施 (社内デジタル革命の徹底、人員および拠点の最適化、事業選別など) 新
Slide 3: 成長戦略の3つのステップ
再掲 成⾧戦略の3つのステップ 2019/4/11 IR Day 2017年度~ 2018年度~2019年度 2020年度~2022年度 「再起動」 「挑戦」 「飛躍」 成⾧を実現するために 成⾧に舵を切り、 持続的成⾧と 足腰を鍛え、 全社一丸となって さらなる発展を 実行力を磨く 高い目標に挑戦する 確実なものにする March 27, 2020 (C)2020 Ricoh Company, Ltd. All Rights Reserved 2 • では、説明に入ります。 このチャートは、2017年に社⾧を拝命した時に、皆様にお話しした最初のチャートです。 • 今日は、2017年のリコー再
Slide 4: 財務視点での成果
財務視点での成果 成⾧投資の原資となるキャッシュ創出力が大幅に向上した ■構造改革:規模の拡大から利益重視へ →次ページ < 狙い > キャッシュフロー ■成⾧事業の重点化: 自社の強みを軸にした戦略展開 改善 ■経営システムの強化: 事業、構造改革の実行力を確保 減損、グループ再編、ガバナンス改革など 見込 目標 営業利益 1,000億円 (FY19Q3時見通し) 1,000億円以上(FY19) 構造改革効果 1,050億円 (FY19Q3時見通し) 1,000億円以上(FY16比) FCEF* 1,729億円 (FY19Q3までの実績) 1,000億円以上(3年間合計) * ファイナンス事
Slide 5: トップダウンによる構造改革
トップダウンによる構造改革 5大原則の見直しを掲げ、不退転の決意で構造改革を断行した 開発機種絞り込み、生産拠点の統廃合(ものづくり自前主義の見直し) 北米販売体制の最適化 コスト構造改革・スリム化 本社・バックオフィススリム化、国内外拠点再編 減損(IKON社、mindSHIFT社など) 新機能搭載MFP拡充による保守プロセス改革、生産性向上 業務プロセス改革 生産自動化によるコストダウン推進 全社規模のRPA推進による業務プロセス効率化 聖域を設けず事業の検証を行い、位置づけを明確化 →次ページ 事業の選別の徹底 リコーインドの財務支援打ち切り Marc
Slide 6: 事業の選別の徹底
事業の選別の徹底 事業検証に基づき、聖域を設けずに見直しを行った 自社リソースにより成⾧できる事業 成⾧戦略の下で推進 リソースを積極的に配分し成⾧を実現 リソースが十分でないが成⾧性のある事業 • 電子デバイス • ロジスティクス 外部との資本・技術提携でリソースを補完し強化 • リース 自社リソースでは成⾧が見込めず、自社の他事業とのシナジーが少ない事業 • 観光 • CCBJH株式 売却・株式保有見直し • 政策保有株 March 27, 2020 (C)2020 Ricoh Company, Ltd. All Rights Reserved 5 • 事業の選別においては、従来のような聖
Slide 7: 成長戦略:リコー挑戦
成⾧戦略:リコー挑戦 基盤事業の収益改善に加え、成⾧事業が着実に収益を拡大した 新 た オフィスのデジタル化 デジタルビジネス 成⾧戦略 徹底した構造改革と原価低減、 な 顧 0 売価マネジメントによって収益性を改善 客 成⾧戦略 2 オフィスと現場を 価 つなぐことにより 値 生み出される市場 社 成⾧戦略 商用印刷・産業印刷の収益性が大幅改善。 会 1 成⾧を牽引するドライバーに Smart Vision 課 オフィスサービス 題 産業プロダクツ の 成⾧戦略 お客様ニーズの変化を捉え、強みである 解 既 決 2 顧客基盤への付加価値提供で成⾧軌道に 存 商用印刷 の オフィスプリンティン
Slide 8: 成長戦略:事業ごとの進捗状況
成⾧戦略:事業ごとの進捗状況 各事業の位置づけ・狙いに対して、おおむね想定通りに進捗した 年平均売上成⾧率 営業利益率 開示単位 位置づけ 〈狙い〉 (FY16→FY19Q3時見込) (FY16→FY19Q3時見込) 成⾧戦略 0 オフィスプリンティング 収益基盤 〈利益最大化〉 ▲4% 8.5% → 10% 商用印刷 次の収益基盤 〈高収益化〉 ▲1% 10.1% → 15% 成⾧戦略 1 産業印刷 将来の収益源 〈積極投資〉 +26% ▲28.8% → ▲9% サーマル 安定収益源 〈安定成⾧〉 +4% 10.1% → 7% オフィスサービス 成⾧収益基盤 〈投資拡大〉 +9% ▲1.6%
Slide 9: オフィスサービス事業の振り返り
成⾧戦略 オフィスサービス事業の振り返り 2 お客様ニーズの変化を捉え、リコーの強みを活かしながら成⾧軌道に乗せた 重点11か国での収益性可視化による「個の強化」で黒字化(FY17) 地域特性に応じた能力獲得でITサービス中心に成⾧。RSIプラットフォームで事業拡大の礎を構築(RSIアプリ141本リリース) 2000~ 2010~ 2020~ スクラムパッケージ販売推移 販売本数 自社人材活用によるサービス事業シフトと 地 売上 40,000 日本 有償サービス拡大 (スクラムパッケージ) 域 成 (億円) 事 最 長 販売本数 業 適 軌 300 売上 30,000 地域ITサービス会社買収
Slide 10: ESGに対する取り組み – ガバナンス
ESGに対する取り組み – ガバナンス グローバル企業の水準を満たすガバナンス改革施策を矢継ぎ早に実施した 考え方 実行したこと 健全なリスクテイクと 取締役の任期1年化 社内取締役を対象とした評価制度制定 適切なリスクマネジメントによる 株価条件付株式連動報酬制度導入 企業価値・株主価値の向上 リスクマネジメント委員会・投資委員会・ESG委員会の設置 社外取締役半数かつ非執行取締役過半数化 監督・監査機能の 監査役選任プロセスの独立性強化 独立性の強化 本社による海外子会社のバランスシートの定期監査 海外子会社の監査法人選定基準見直し・内部監査の強化 ガバ
Slide 11: ESGに対する取り組み – 環境・社会
ESGに対する取り組み – 環境・社会 「環境のリコー」再加速で業界をリードした 19次中計期間中に決定した主な取り組み 環境に対する貢献 国際的なイニシアチブである「RE100」に FY17 4月 日本企業として初めて参加 脱炭素社会の実現 FY18 8月 「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」提言に賛同 (2019年 7月:リスクとオポチュニティを開示) GHGスコープ 1,2削減率 19% * (FY15比) FY18 10月 「気候変動アクション日本サミット宣言」に署名 循環型社会の実現 「Business for Inclusive Growth (B4IG)」 FY19
Slide 12: 20次中期経営計画に向けて
20次中期経営計画に向けて 2020~2022 OAメーカーからデジタルサービスの会社へ リコー 飛躍 資本収益性を向上し持続的に企業価値を拡大 2018~2019 リコー 挑戦 稼ぐ力の向上とガバナンスの強化 2017 リコー 再起動 「五大原則」の見直しを掲げ、収益構造を改革 ~2016 MFP事業に最適化された体制が環境変化により経営の重荷に March 27, 2020 (C)2020 Ricoh Company, Ltd. All Rights Reserved 11 • さて、ここから20次中計に向けた方向性についてご説明します。 • 18次中計、すなわち2016年ころまで
Slide 13: リコーが目指す姿
リコーが目指す姿 OAメーカーから デジタルサービスの会社 へ はたらく人の創造力を支え、ワークプレイスを変えるサービスを提供する会社 OAメーカーの重荷をサービス会社としての強みへ 顧客数140万社/ 1 強固な顧客基盤(オフィスプリンティング) 市場稼働台数400万台 (直売のみ) 2 エリアを面でカバーする顧客接点 フィールドエンジニア 11,000人 3 豊富なデジタル人材 16,000人 4 多数のITパートナー 4,000社 なぜ 今なのか 5G、AIなどの技術活用や、IoTの進展(MFPのクラウド化) 多様な働き方に対応する企業のニーズの高まり March 27, 2020 (C
Slide 14: 20次中計の基本的な考え方
20次中計の基本的な考え方 持続的な企業価値の向上に徹底的にこだわる <基本的な考え方> 社会課題解決による 持続的な企業価値向上 自律型人材の活躍 事業競争力の強化 資本収益性の向上 (経営インフラの強化) 顧客基盤に、オフィスサービスのストック ROICによる事業別採算管理(組織・ ビジネスを乗せる 会社形態の最適化) 社内デジタル革命の加速で、顧客向け 最適資本構成を踏まえた資本政策 DXソリューションを確立 March 27, 2020 (C)2020 Ricoh Company, Ltd. All Rights Reserved 13 • 昨年の第2Qの決算発表の折に
Slide 15: 20次中計の主要目標
20次中計の主要目標 企業価値向上を追求するための財務指標としてROEを設定する FY22 ROE 9% 以上 「リコー飛躍」 21次中計(FY23~) 目標値 ROE10%以上 目標実現に向けた主要指標 ステークホルダー別目標* *ESG目標より抜粋 お客様 顧客調査での評価スコア 当期純利益 各パートナーからの評価スコア パートナー (サプライヤー、販売代理店、開発パートナー) 調整後営業利益 従業員 社員エンゲージメントスコア (営業利益+持分法投資損益) 脱炭素: GHGスコープ(1、2)削減率 社会 循環型: 製品省資源化率 ROIC : 7%以上 株主 ROE: 9%以上 Marc
Slide 16: 資本収益性の向上
資本収益性の向上 (C)2020 Ricoh Company, Ltd. All Rights Reserved 15 • 次に、資本収益性の向上についてご説明します。
Slide 17: 資本収益性向上の基本的な考え方
再掲 資本収益性向上の基本的な考え方 2019/4/11 IR Day ROICに基づく事業運営と資本政策の両輪で、成⾧実現と資本収益性向上を目指す ROE 中⾧期的な企業価値の向上 事業運営 資本政策 融資 債 権 有利子負債 者 事業投資 投資 負債コスト 市 (支払金利) 場 投下資本 出資 投 リターン 資本コストを上回る 資本コスト 株主資本 資 リターンを追求 株主期待 家 リターン ROIC>資本コストとなる D/Eレシオ最適化(最適資本構成) 事業・投資管理 株主への利益還元 事業戦略別のKPIマネジメント 資本コストの低減 March 27, 2020 (
Slide 18: 資本政策
資本政策 持続的な企業成⾧を支える資本政策を展開する 20次中計 資本政策 20次中計 キャッシュアロケーション (フレームワーク) ① キャッシュフロー創出に重きを置き、 原資 使途 さらにその使途を明確化 設備投資 ② 営業活動により創出された資金を R&D、設備投資、戦略投資、株主還元に活用 営業C/F 戦略投資 ③ 戦略投資は財務規律を踏まえながら 負債を積極的に活用 株主還元 有利子負債 19次中計総括 ④ 最適な資本構成により適正な 手許現金等 株主還元 1,000億円 企業価値形成を図る March 27, 2020 (C)2020 Ricoh Company, Ltd. All
Slide 19: リコーリース株式の一部譲渡について
リコーリースの株式一部譲渡について 経済や金融市場の環境変化に機動的に対応できる財務基盤を構築する 株式譲渡の理由 リコーリースの企業価値向上 リコーリース株式譲渡に伴う連結B/S影響 • さらなる成⾧に向けた事業基盤強化、事業領域拡大が必要 • 異なる領域に強みを持つ企業とのパートナーシップにより、 事業領域拡大に繋げる FY19 Q3 非連結後 リコーグループの企業価値向上 総資産 約2.9兆円 約1.9兆円 • 非コア事業(金融事業)からリソースをシフトし、 オフィスサービス・商用印刷などの成⾧領域へ積極投資を行う 有利子負債 約1兆円 約1,800億円 • バランスシートを適正化するこ
Slide 20: 株主還元方針
株主還元方針 総還元性向に基づく還元方針に転換する 19次中計 株主還元方針 20次中計 株主還元方針 総還元性向を目安とする 連結配当性向 30%目安 安定的な株主還元に加え、資本収益性向上への(単位:億円) 自己株取得は、経営を取巻く 取り組みの結果として発生した余剰資金については 諸環境等を踏まえ機動的に実施 機動的な資本政策を検討 中計ごとの総還元額推移 19次中計の総括として、3月27日 1,000億円の株主還元を決定 1,200 1,000 1,000 (億円) 800 600 400 753 630 463 200 00 17 17MTP MTP 18 18MTP
Slide 21: ROICに基づく事業運営
ROICに基づく事業運営 フロー重視の経営から資本効率を意識したROIC経営へ転換する 7% 以上 ROE・ROIC・投下資本の推移 20次中計 全社ROIC目標 ROE 9% 以上 5.4 全社ROIC計算式= NOPAT*+持分法投資損益 0.7 3.1 ROIC 7% 株主資本+有利子負債 0 以上 (投下資本) (%) 0.3 従来 20次中計以降 -6.3 B/S、資本収益性を -13.9 P/L重視の事業管理 意識した事業運営 投下資本 20,000 全社業績と事業管理と 事業別ROIC管理が (億円) の連動性が不足 全社ROIC向上に連動 事業別の資本収益性が 資本収益性に基づ
Slide 22: 「リコー飛躍」目標
「リコー飛躍」目標 20次中計は企業価値の向上に徹底的にこだわる FY22 ROE 9 % 以上 ⇒21次中計(FY23~) でのROE10%以上を実現する March 27, 2020 (C)2020 Ricoh Company, Ltd. All Rights Reserved 21 • ROE9%以上。最後に株主・投資家の皆さまにお約束する目標を再掲しました。 • 健全な成⾧による持続的な企業価値向上を実現するために、成⾧と資本効率のバランスを取りながら、早期 にROE10%を目指します。 • 中計の目標値としては、財務目標に加えてESG目標を設定し、財務、非財務の両面から企業価値を高め
Slide 23: 長期ビジョン
⾧期ビジョン (C)2020 Ricoh Company, Ltd. All Rights Reserved 22 • 最後に⾧期のビジョンについて、少しだけお話しさせてください。 わたくしがリコーグループの舵取りを任されてから3年が経過し、2期目の中計を迎えます。 世界経済の先行きが不透明でかつ、変化が速い時代には、積み上げ型の計画ではなく、 将来像からのバックキャスト思考での戦略策定が必須であると考えました。 • 私どもリコーは、先月創立84年を迎え、2036年には100歳を迎えます。 • ご存知ない方もいらっしゃいますが、1977年にわが社はOA、すなわちオフィスオートメーションを 提唱
Slide 24: 2036年ビジョン “はたらく”に歓びを
2036年ビジョン “はたらく”に歓びを (C)2020 Ricoh Company, Ltd. All Rights Reserved 23 • リコーがOAを提唱した際の、主意書のようなものが社内にあります。 • そこには、「機械にできることは機械に任せ、人はより創造的な仕事をするべきだ」と 記されていました。 • 人間にしかできない創造的な仕事を通して、生み出される付加価値の増幅、 そこに必ず働く歓びがあるのだと確信しました。 • 業務の効率や生産性向上から、はたらく人の内面、充足感や達成感 そして自己実現に目を向け、はたらくを歓びに変えるお手伝いをすることが、 これまでお客様の“はたら
Slide 25: RICOH imagine. change.
RICOH imagine. change.
Slide 26: 本資料に関する注意事項
本資料に関する注意事項 March 27, 2020 (C)2020 Ricoh Company, Ltd. All Rights Reserved 25