Carna Biosciences, Inc. · TSE:4572
Carna Biosciences — Q3 2021 Earnings Presentation
27 slides from Carna Biosciences's earnings presentation, November 2021
Slide 1: 2021年12月期第3四半期 決算説明資料
2021年12月期第3四半期 決算説明資料 カルナバイオサイエンス株式会社 証券コード:4572
Slide 2: 第3四半期のトピックス
第3四半期のトピックス BTK阻害剤AS-0871の欧州フェーズ1単回投与用量漸増試験の治験報告書を受領し、結果の概要を発表(7月) BTK阻害剤AS-1763の欧州フェーズ1試験単回投与用量漸増パートの投与完了(7月) 行使価額修正条項付第18回新株予約権の取得及び消却を実施(7月) 行使価額修正条項付第19回新株予約権の発行(7月) 新市場区分「グロース市場」選択に関する取締役会決議(9月) BTK阻害剤AS-1763の創製研究に関する論文の”Journal of Medicinal Chemistry”への掲載(9月) CDC7阻害剤AS-0141の創製研究に
Slide 3: 創薬パイプライン
創薬パイプライン <がん領域> 化合物 標的 対象疾患 探索・前臨床 臨床 開発パートナー AS-0141 CDC7/ASK がん 自社 低分子 キナーゼ がん免疫 AS-1763 BTK 血液がん・がん免疫 自社/(中華圏のみ) 低分子 ALK5 血液がん・がん免疫 自社 低分子 CDK1 がん 自社 <がん以外の疾患領域> 化合物 標的 対象疾患 探索・前臨床 臨床 開発パートナー 低分子 キナーゼ 精神神経疾患 AS-0871 BTK 免疫・炎症疾患 自社 低分子 N/A マラリア 自社 低分子 STING 免疫・炎症疾患 自社 *上記以外にも次世代パイプラインの構築を目的として探索研究
Slide 4: AS-0871:非共有結合型BTK阻害剤
AS-0871:非共有結合型BTK阻害剤 AS-0871:免疫・炎症疾患を対象に開発 低分子化合物 関節炎モデルで高い治療効果 非共有結合型 全身性エリテマトーデスモデルで効果 高いキナーゼ選択性 フェーズ1終了後、ライセンスアウトもしくは共同開発を目指す 経口投与可能 2020年 2021年 2022年 2025年 フェーズ1 フェーズ2 CSUで開発することで短期間での SAD試験 MAD試験 POC取得が可能! 慢性特発性蕁麻疹(CSU) • 健康成人対象 • 健康成人対象 • 新製剤BAパート • 小規模試験 • 簡易製剤 • MADパート • 短期の試験期
Slide 5: AS-0871:開発進捗状況
AS-0871:開発進捗状況 フェーズ1単回投与用量漸増(SAD)試験:完了 2020年下期にオランダでフェーズ1試験を開始 全ての用量(5 mg~900 mg)で安全性および忍容性を確認 良好な薬物動態プロファイルを確認 血中薬物濃度(CmaxおよびAUC)は用量依存的に増加 血中濃度半減期は約7時間から9時間(100 mg以上)と良好な薬物動態プロファイルを確認 強い薬力的作用を確認 副次的薬力学評価試験において、AS-0871の投与量依存的かつ強力な好塩基球およびB細胞活性化の抑制作用を確認 今後の臨床試験計画 2021年下期から新製剤を用いた反復
Slide 6: AS-0871: 優れたキナーゼ選択性
AS-0871: 優れたキナーゼ選択性 不活性型BTKキナーゼを標的にして高選択的BTK阻害剤を創出 キナーゼ選択性プロファイリング BTK BTK以外には同じTEC ファミリーのTECと BMXのみを阻害 BTK[A] BTK[U] IC50 BTK IC50 (nM) < 10 nM 10 – 100 nM BTK[A] BTK[U] 100 – 1000 nM AS-0871 3.4 0.3 5
Slide 7: AS-0871: 優れた薬効
AS-0871: 優れた薬効 薬物動態/薬力学(PK/PD)解析 受身皮膚アナフィラキシー反応マウスモデル AS-0871をマウスに経口投与後、血液中BTKの自己リン酸化阻害活性を解析した 120 溶媒群 100 % of Vehicle 80 60 40 * 20 0 溶媒群 AS-0871 (30 mg/kg) コラーゲン誘発関節炎マウスモデル 溶媒群 6
Slide 8: AS-0871:フェーズ1試験
AS-0871:フェーズ1試験 SAD試験(完了) Step 1 Step 2 単回投与用量漸増試験 (SAD) • 6用量(8例/群) • 各用量:実薬6例、プラセボ2例 • 安全性,忍容性の評価 • 食事の影響 • 薬物動態および薬力学的評価 全ての用量で安全性および忍容性を確認 薬物動態も良好 薬力学的評価として実施したB細胞および好塩基球の活性化も100 mg以上 の用量で強力に阻害 MAD試験は新製剤に切り替えて実施 7
Slide 9: AS-0871の薬力学的作用
AS-0871の薬力学的作用 副次的に評価した薬力学の試験で、AS-0871の投与量依存的に好塩基球およびB細胞の活性化が抑制され、100 mg以上の用量 で強い阻害活性が持続的に観察されました。 好塩基球は、アレルギー疾患の発症に重要なヒスタミンやロイコトリエンのような化学伝達物質の放出に関与しています。また B細胞は、リウマチや全身性エリトマトーデスのような自己免疫疾患において、異常なBCRシグナルによる自己抗体の産生に関 わっていると考えられています。 今回の臨床試験において、AS-0871は、B細胞および好塩基球の作用を抑制するのに十分な効果を示したことから、免疫・炎症 疾
Slide 10: AS-1763:次世代BTK阻害剤
AS-1763:次世代BTK阻害剤 AS-1763:血液がんを対象に開発 低分子化合物 BTK野生型およびC481S変異型細胞株を使ったリンパ腫モデルで強力な抗腫瘍効果 非共有結合型 がん免疫モデルにおいても効果を発揮 高いキナーゼ選択性 自己免疫疾患にも適用拡大可能 イブルチニブ耐性BTK(C481S変異体)にも強い 中華圏の権利をライセンスしたバイオノバ社が今後中国で実施する治験のデータを 阻害活性を示す 活用し、臨床試験を加速予定 経口投与可能 2021年 2022年 2023年 2025年 フェーズ1 フェーズ1b フェーズ2 SADパート BAパー
Slide 11: AS-1763:開発進捗状況
AS-1763:開発進捗状況 健康成人を対象としたフェーズ1試験 2021年上期に健康成人を対象としたフェーズ1試験をオランダで開始 SADパートの全ての投与が完了 安全性、忍容性、及び良好な薬物動態プロファイルを確認 今後の臨床試験計画 2021年下期から新製剤を用いたバイオアベイラビリティ(BA)パートを実施する予定 新製剤のGMP製造を開始 慢性リンパ性白血病/B細胞リンパ腫の患者を対象としたフェーズ1b試験を2022年に米国にて開始予定 米国IND(新薬臨床試験開始届)に向けて、pre-INDミーティングの準備を開始 臨床試験は導出先のバイオノバ
Slide 12: AS-1763: 変異型BTKに対する強い阻害活性
AS-1763: 変異型BTKに対する強い阻害活性 野生型および変異型BTKに対する酵素阻害活性 IC50 (nM) BTK[A] BTKC481S AS-1763 0.85 0.99 J Med Chem. 2021 Oct 14;64(19):14129-14141. 11
Slide 13: AS-1763: 強い細胞活性と高いキナーゼ選択性
AS-1763: 強い細胞活性と高いキナーゼ選択性 細胞を用いた各種阻害活性評価 キナーゼ選択性プロファイリング BTK IC50 (nM) AS-1763 イブルチニブ BTK以外に6キナーゼ のみを阻害 BTK自己リン酸化 1.4 1.1 (Ramos細胞) CD69活性化 11 8.1 (ヒト全血) がん細胞増殖 1.8 0.75 OCI-Ly10細胞 がん細胞増殖 50倍以上 20 1030 OCI-Ly10 [BTK C481S]細胞 強い活性 正常細胞に対する影響 IC50 6370 6870 HEL299細胞 < 1 nM 1 – 10 nM Ramos: ヒトバーキット
Slide 14: AS-1763: ヒトB細胞リンパ腫に対する抗腫瘍効果
AS-1763: ヒトB細胞リンパ腫に対する抗腫瘍効果 ヒトB細胞非Hodgkinリンパ腫OCI-Ly10細胞株を イブルチニブ耐性BTK[C481S]ノックインOCI-Ly10細胞株を 皮下移植したマウス担癌モデル (n=8-10) 皮下移植したマウス担癌モデル (n=11) 800 2000 溶媒投与群 溶媒投与群 腫瘍の大きさ (mm3) 腫瘍の大きさ (mm3) 600 1500 イブルチニブ投与群 400 1000 ** イブルチニブ投与群 AS-1763投与群 200 500 AS-1763投与群 *** *** 0 0 30 40 50 60 37 42 47 52 57
Slide 15: AS-0141:CDC7阻害剤
AS-0141:CDC7阻害剤 AS-0141:がんを対象に開発 低分子CDC7阻害剤 様々ながん種のがん細胞の増殖を強く阻害 高いキナーゼ選択性 各種ヒト腫瘍移植動物モデルにおいて優れた抗腫瘍効果 ファーストインクラスの可能性 日本で固形がんを対象としたフェーズ1試験を実施 経口投与可能 2021年 2022年 2024年 2026年 フェーズ1 フェーズ2 固形がん 固形がん 固形がん • 用量漸増パート • 拡大パート • 多施設 • 単施設 • 多施設 (実施中) 14
Slide 16: AS-0141:開発進捗状況
AS-0141:開発進捗状況 患者を対象にしたフェーズ1試験 2021年上期に切除不能進行・再発又は遠隔転移を伴う固形がん患者を対象としたフェーズ1試験を開始 フェーズ1試験は、用量漸増パートおよび拡大パートの2段階 安全性、忍容性、最大耐用量、探索的抗腫瘍効果、薬物動態/薬力学(PK/PD)等を評価するとともに、フェーズ2試 験の推奨用量を決定することが主要目的 現在、用量制限毒性(DLT)は認められておらず、コホート3(用量レベル3)に移行 今後の臨床試験計画 用量漸増を継続 拡大パートの推奨用量を決定 複数の種類の固形がんを対象に試験中 15
Slide 17: CDC7阻害剤について
CDC7阻害剤について CDC7キナーゼ阻害剤 CDC7 (cell division cycle 7) は、セリン/スレオニンキナーゼの1種であり、細胞周期において染色体複製開始の制御に重要な役割をしていま す。がん細胞では、細胞周期の制御に異常をきたしているため、CDC7を阻害すると、不完全なDNA複製が引き金となって、染色体の不安定化 を引き起こし、がん細胞に細胞死を誘導します。一方で、正常細胞は、細胞周期の制御が正常であるため、CDC7活性が阻害されても細胞は死ぬ ことはなく、この点からCDC7阻害剤は非常に副作用の少ない新しい治療薬になると期待されています。近年、様々ながんでCD
Slide 18: AS-0141: ユニークな阻害様式
AS-0141: ユニークな阻害様式 AS-0141はCDC7キナーゼに対して時間依存性の阻害活 AS-0141は遅い解離速度をもつ可逆的CDC7キナーゼ阻害剤 性を示す CDC7キナーゼと阻害剤をプレインキュベーション後に酵素反応を開始 溶媒コントロール 他CDC7阻害剤 酵素反応 AS-0141 0 50 100 150 200 CDC7阻害活性 IC50値(1 mM ATP存在下) 時間(分) プレインキュベーションなし プレインキュベーションあり 503 nM 2.4 nM J Med Chem. 2021 Oct 14;64(19):14153-14164. 17
Slide 19: AS-0141: 高いキナーゼ選択性
AS-0141: 高いキナーゼ選択性 キナーゼ選択性プロファイリング ヒットキナーゼのIC50値(1 mM ATP存在下) 1 mM ATP存在下、プレインキュベーションあり IC50 (nM) プレインキュベーション なし あり CDC7 503 2.4 約210倍に向上 PIM1 30 34 CLK1 212 206 CLK2 270 227 CDC7 GSK3α 189 251 プレインキュベーションで阻害活性が向上するのはCDC7のみ J Med Chem. 2021 Oct 14;64(19):14153-14164. IC50 < 10 nM 10 – 100 nM 100
Slide 20: AS-0141: 強い細胞活性
AS-0141: 強い細胞活性 持続性のあるキナーゼ阻害作用 様々ながん種のがん細胞の増殖を抑制 44 Cancer cell lines (Oncolines at NTRC) 1 がん細胞をAS-0141で処理後、薬剤を取り除いたのち、基質 乳がん (MCM2)のリン酸化阻害作用を測定 大腸がん 0.5 血液がん 腎がん Log10 IC50/IC50mean 肺癌 DMSO AS-0141 皮膚がん 0 頭頸部がん Time after wash-out 0h 24 h 0h 24 h 膀胱がん より効果あり 骨肉腫 24時間後でも -0.5 神経膠腫 卵巣がん pMCM2 リン
Slide 21: AS-0141: 優れた抗腫瘍効果
AS-0141: 優れた抗腫瘍効果 ヒト結腸直腸癌細胞株SW620を皮下移植したマウス担癌モデルに対するAS-0141の抗腫瘍効果 腫瘍の大きさ平均推移(n=10) 最終日の腫瘍重量 *** 2.5 1500 *** 溶媒投与群 2.0 腫瘍の大きさ (mm3) 腫瘍重量 (g) 1000 1.5 1.0 500 AS-0141 *** 投与群② 0.5 *** AS-0141 投与群① 0 0 5 10 15 20 25 0.0 溶媒群 AS-0141 AS-0141 薬剤投与開始後の日数 投与群① 投与群② ***: p<0.001 ***: p<0.001 AS-0141投与群①:
Slide 22: 創薬支援事業の状況
創薬支援事業の状況 創薬支援事業の売上は、通期計画に対する進捗率はやや低いものの、自社開発品の売上増で営業利益は順調に 推移。 米国では、ギリアド社とのライセンス契約に関連した売上が順調に継続し、前年比では減収だが計画を 上回って推移。 国内の売上は、キナーゼタンパク質製品が計画を上回って好調に推移するもプロファイリング、代理店 ビジネス(セルベースアッセイ受託、結晶化サービス)が計画を下回って推移。代理店ビジネスは自社 開発品との比較で利益率が低いため、営業利益への影響は限定的。 NanoBRETTMテクノロジーを用いた細胞評価の受託試験サービスは、前年同期比で大幅に売上が拡
Slide 23: 2021年12月期第3四半期 連結経営成績の概況
2021年12月期第3四半期 連結経営成績の概況 2020年 2021年 2021年 (百万円) 第3四半期 第3四半期 前年同期比 通期計画 要因 実績 実績 • 国内売上が伸び悩み、通期計画に対する △211 923 売上高 847 636 △24.9% 進捗率は計画をやや下回る • 前年同期は導出に伴う契約一時金を受領 営業損益 △615 △1,169 △553 △1,811 経常損益 △625 △1,171 △546 △1,816 当期純損益 △649 △1,178 △528 △1,825 +368 1,981 研究開発費 941 1,310 +39.1% • 臨床試験費用への投資 (
Slide 24: 2021年12月期第3四半期 事業別業績の概況
2021年12月期第3四半期 事業別業績の概況 2020年 2021年 2021年 (百万円) 第3四半期 第3四半期 前年比 通期計画 進捗率 要因 実績 実績 △211 923 連結売上高 847 636 △24.9% 69.0% △158 923 国内売上が伸び悩み、通期計画に 創薬支援 794 636 △19.9% 69.0% 対する進捗率は計画をやや下回る 前年同期は導出に伴い契約一時金 創薬 53 ― △53 ― ― を受領 連結営業損益 △615 △1,169 △553 △1,811 ― 利益率の高いキナーゼタンパク質 △148 207 創薬支援 347 199 △42.7% 9
Slide 25: 創薬支援事業売上高推移
2021年12月期 第3四半期 創薬支援事業売上高推移 国内: 前年比26.8%減 創薬支援事業 地域別累計売上高推移(連結) • プロファイリングの減収を、利益率の高いキ (百万円) ナーゼタンパク質がカバー。 • 代理店ビジネスの売り上げは鈍化するも、利益 900 794 率が低いため、営業利益に対する影響は少な 800 734 い。 49 700 81 54 636 その他 米国: 前年比22.4%減 600 64 46 • ギリアド社とのライセンス契約に関連した売上 欧州 62 が継続し、前年比では減収だが期初計画を上回 500 る。 499 北米 400 • NanoBRET
Slide 26: バランスシートの状況(連結)
バランスシートの状況(連結) 2021年12月期 (百万円) 2020年12月期 増減額 増減理由 第3四半期末 流 動 資 産 4,708 4,084 △624 現金及び預金 4,299 3,790 △508 固 定 資 産 127 127 +0 資 産 合 計 4,835 4,211 △624 流 動 負 債 727 584 △142 固 定 負 債 284 147 △136 長期借入金△105、社債△28 負 債 合 計 1,011 731 △279 純 資 産 合 計 3,824 3,479 △344 資本金及び資本剰余金+810, 利益剰余金△1,178 負債・純資産合計 4,835
Slide 27: カルナ《CARNA》は、ローマ神話に登場 する人間の健康を守る女神で、cardiac オサイエンス《BIOSCIENCES》は、生物
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