Nihon Kohden Corporation · TSE:6849
Nihon Kohden — Investor Presentation (March 2018)
35 slides from Nihon Kohden's investor presentation, Mar 17, 2018
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Slide 4: Medical equipment used across the hospital
日本光電は、医療機器の専業メーカです。 こちらは病院の中をイラストにしたものです。 皆さんも具合が悪くなった際には、病院で検査を受けられると思います。 日本光電では、検査室で使われる機器として、心電計、脳波計、血球計数器など を提供しています。 手術室、集中治療室、病棟で使われている機器として、生体情報モニタを 提供しています。 救命救急室で使う機器として、心臓に電気ショックを与える機器である 除細動器を提供しています。病院の他にも、街中で使われる機器として、 AEDを提供しています。AEDは自動体外式除細動器と言い、日本光電が 国内唯一のメーカです。 Ⓒ Copyright NIHON KO
Slide 5: Company profile
日本光電は1951年に設立された会社です。 正式名称は日本光電工業株式会社で、呼称は日本光電です。 本社は東京都新宿区西落合にあり、資本金は75億円です。 売上高は、昨年度連結1,662億円と、おかげさまで過去最高を更新しています。 従業員は、連結4,934名おり、このうち約1,200名が海外の構成です。 証券コードは6849です。 Ⓒ Copyright NIHON KOHDEN CORPORATION All Rights Reserved 4
Slide 6: Group structure and sites
こちらは、日本光電のグループ体制です。 国内は、開発拠点が埼玉県所沢市にございます。 生産拠点は、群馬県富岡市に工場がございます。世界遺産である富岡製糸場の 近くの工場で、当社製品の90%を生産しています。 海外は、米州、欧州、アジア州の3つの地域に分けて展開しています。 アメリカには、販売だけでなく、開発と生産拠点もございます。 また、アジア州では、中国上海で新興国向け製品の開発と生産を行っています。 Ⓒ Copyright NIHON KOHDEN CORPORATION All Rights Reserved 5
Slide 7: Corporate philosophy
こちらは、日本光電の経営理念です。 “病魔の克服と健康増進に先端技術で挑戦することにより、世界に貢献する” 一つでも多くの革新的な医療機器をつくり、世界に貢献していきたいというのが 当社の想いです。 Ⓒ Copyright NIHON KOHDEN CORPORATION All Rights Reserved 6
Slide 8: Founding history and founder
創業当時のお話をさせていただければと思います。 写真の人物が創業者の荻野 義夫です。 荻野は、もともと工学部出身で、戦時中は陸軍で兵器を開発していましたが、 戦後に医学部に入り直しました。そのまま医師になる道もありましたが、 「一人の医師が救える命には限りがある。しかし、医療機器なら、それを世界中に 広めることで限りない人々の命に貢献できる。」と考え、医用電子工学の開発の 道を志し、日本光電を立ち上げました。 日本光電は、写真の12名で発足し、当初は無給であったと聞いています。 「『これは私たちが開発したんだ』と世界に向かって大きな声で言えるような機器を 一つでも多く」ということで、創業時から
Slide 9: Main product 1: EEG
それでは、日本光電の主力製品を3つご紹介させていただきます。 まず最初は、脳波計です。 日本光電は脳波計の製造から始まった会社で、1951年の創業の年に、 世界初の「全交流直記式脳波装置」を開発しました。 全交流直記式というのは、コンセントから電源を取る脳波装置のことです。 それまでの脳波装置は、電池で動いていましたので、検査中に電池が切れた 場合には途中で電池交換が必要となり、検査が中断してしまうことがありました。 日本光電の脳波装置により、中断することなく脳波検査ができるようになりました。 その後も、世界に先駆けて新しい技術を搭載した脳波計の開発を進め、現在で は世界中のお客様から、脳波計
Slide 10: EEG use and market expansion
脳波計は、頭に21個の電極を付けて脳の活動状況を調べる装置で、 てんかんや睡眠障害などの検査に使用されます。 脳波計は従来、検査室で使用されていましたが、最近では、救急処置室での 簡易的な脳波測定や、ICU(集中治療室)での長時間脳波モニタリング等でも 使われるようになっており、今後の市場拡大が期待されます。 Ⓒ Copyright NIHON KOHDEN CORPORATION All Rights Reserved 9
Slide 11: Main product 2: patient monitors
2つ目は、生体情報モニタです。 生体情報モニタは、テレビドラマなどでよく見ると思いますが、患者さんの血圧 や心電図、呼吸といった生体情報を連続的に測定し、変化があった際に アラームを鳴らしてお知らせする装置です。 入院中の患者さんのベッドのそばに置くベッドサイドモニタや、リハビリなどで 歩ける状態の患者さんが携帯する小型の送信機タイプがあります。 この送信機の情報は、ナースステーションにあるセントラルモニタに無線で 送られます。 Ⓒ Copyright NIHON KOHDEN CORPORATION All Rights Reserved 10
Slide 12: Patient monitor alarm reliability
生体情報モニタは、患者さんの容態に変化があった際にアラームを鳴らして お知らせする機器ですので、医療安全においては重要な装置です。 アラームの信頼性を高めることが非常に重要であり、日本光電の開発の 大きなテーマとなっています。 鳴りすぎない工夫として、雑音でアラームが鳴らないようにするとともに、 アラームが看護師や医師に伝わりやすいように工夫をしています。 具体的には、緊急のアラームは「赤色」、警戒は「黄色」、注意は「青色」です。 少しでも医療事故を減らし、患者さんの安全を高めていくために日々努力して います。 Ⓒ Copyright NIHON KOHDEN CORPORATION All
Slide 13: Main product 3: AED
3つ目の主力製品は、AEDです。 AEDは、日本語で自動体外式除細動器と言います。 日本光電は国内唯一のAEDメーカです。 日本では、2004年7月に一般市民でもAEDを使えるようになり、 急速に普及が進みました。 AEDは設置すれば良いというものではなく、使用できる人を増やすことが 大切ですので、日本光電では全国でAED講習会を実施しています。 AEDは、音声ガイドに従って操作をすることで簡単に使用できますが、 いざというときに落ち着いて救命できるよう、各地で行われている講習会を 受けていただければと思います。 Ⓒ Copyright NIHON KOHDEN CORPORATION All
Slide 14: Strength 1: sensor technology
ここから、日本光電の強みを2つご紹介したいと思います。 1つ目の強みは技術力です。患者さんの生体信号をとるセンサ技術が日本光電 の強みです。本日は技術を2つご紹介したいと思います。 1つ目は、パルスオキシメータです。日本光電は、1974年に世界で初めて パルスオキシメータの原理を開発しました。パルスオキシメータとは、 クリップ状のセンサを指にはめることで、動脈の中の酸素の量を測定できるという ものです。この技術が発明される前は、その都度患者さんから注射器で採血し、 分析器で酸素の量を測っていましたが、パルスオキシメータはクリップを指に はめるだけですので、連続的に酸素の量を測定できます。 現在
Slide 15: Strength 2: high quality
2つ目の強みは、高い品質です。 ご覧いただきましたとおり、日本光電の製品は人の命に関わる医療機器で あるため、高い品質を維持しなければなりません。製品だけでなく、 販売・サービスを含めて世界中のお客様から最高品質だと言っていただける よう日々取り組んでいます。 アメリカの第三者評価会社が、医療機関に生体情報モニタの 顧客満足度調査を実施していますが、日本光電は11年連続で顧客満足度1位を 獲得しています。 米国に限らず、世界各国のお客様からこのような評価をいただけるよう、 努力してまいります。 Ⓒ Copyright NIHON KOHDEN CORPORATION All Rights Re
Slide 16: Long-term vision and mid-term plan
続きまして、長期ビジョンと中期経営計画についてご紹介します。 Ⓒ Copyright NIHON KOHDEN CORPORATION All Rights Reserved 15
Slide 17: Ten-year performance trend
こちらは、過去10年間の業績の推移です。 青い棒グラフが売上高、緑色が営業利益、ピンク色が純利益を表しています。 ご覧のとおり、売上高は成長を続けています。営業利益につきましては、 海外の販売・サービス網の整備で先行投資を行ったことや、研究開発費の 増加が影響した結果、昨年度は減益となりましたが、2017年度は増収増益を 計画しています。 また、オレンジ色の折れ線グラフは海外売上高比率を表しており、 現在は25%です。海外展開は日本光電の成長戦略の軸となっています。 Ⓒ Copyright NIHON KOHDEN CORPORATION All Rights Reserved 16
Slide 18: Long-term vision for 2020
日本光電は、創立60周年に、10年後の2020年の目指すべき姿として、 長期ビジョンを立てました。 長期ビジョンでは、「世界初の革新的技術の確立」、「世界最高品質の確立」、 「グローバルシェアNo.1の獲得」という3つの将来像を掲げています。 今年度から始まった中期経営計画が、2020年までの最後の計画となります。 Ⓒ Copyright NIHON KOHDEN CORPORATION All Rights Reserved 17
Slide 19: Mid-term plan TRANSFORM 2020
今回策定した中期経営計画「TRANSFORM 2020」では、「高収益体質への変革」 をテーマに掲げています。 基本方針は、「高い顧客価値の創造」「組織的な生産性の向上」です。 この基本方針のもと、6つの重要課題に取り組んでいます。 2020年3月期の経営目標値は、売上高1,900億円、営業利益200億円、 ROE12.0%です。 本日は、この6つの重要課題の中から3つをご説明します。 Ⓒ Copyright NIHON KOHDEN CORPORATION All Rights Reserved 18
Slide 20: Strengthening technology development
まず、技術開発力の強化についてご説明いたします。 埼玉県所沢市の西武線所沢駅東口の駅前に、総合技術開発センタを設立し、 2016年10月に稼働を開始しました。 ここでは、国際的に認定された試験環境と、技術者が部門を越えて交流できる 場所を設けており、技術競争力の強化と開発効率の向上を目指しています。 Ⓒ Copyright NIHON KOHDEN CORPORATION All Rights Reserved 19
Slide 21: Sales by product group
こちらは、当社の商品群別の売上構成です。 心電計や脳波計などの生体計測機器が22%、生体情報モニタが33%、 AEDや除細動器などの治療機器が17%、血球計数器などのその他が25% という構成になっています。生体情報モニタが33%ということで、一番大きな 領域となっています。 本日は、治療機器事業についてお話したいと思います。 Ⓒ Copyright NIHON KOHDEN CORPORATION All Rights Reserved 20
Slide 22: Therapeutic equipment business
除細動器、AEDにおけるリーダーポジションを確立するため、家庭や公共施設 などの救急の現場から救急車による患者さんの搬送、病院での処置という 一連の救命救急のケアサイクルの中で、それぞれについて独自技術と ソリューションの開発に取り組んでいます。 人工呼吸器と麻酔器は外国製のものを輸入していますが、現在、自社製品化を 進めています。当社はセンサ技術や、生体情報モニタの強みがあるため、 これらの技術を融合した新しい人工呼吸器と麻酔器の開発を進めています。 この中期経営計画内の、2018年度、2019年度に発売する予定です。 Ⓒ Copyright NIHON KOHDEN CORPORATION
Slide 23: Global medical device market
地域別事業展開の強化として、まず、世界の医療機器市場について お話したいと思います。 世界の医療機器市場は、2016年時点で37兆円規模と言われています。 5年後の2021年には47兆円となる予想で、市場自体が年平均で5%拡大する 見込みです。医療機器市場は拡大傾向にあるということがポイントです。 地域別では、アメリカが世界の医療機器市場の約4割を占めており、日本が その次に大きく1割弱を占めています。しかし、今後は中国、中近東・アフリカ、 アジア、中南米などの新興国市場の成長が期待されます。 このため、日本光電では、日本、アメリカ、新興国に注力しています。 Ⓒ Copyright NIHON
Slide 24: Sales by market
こちらは、日本光電の市場別の売上構成です。 国内は昨年度1,247億円でした。構成としては、大学、官公立病院といった 重症な患者さんをケアをする施設が約半分を占めています。その次に、 私立病院、診療所、その他と続きます。その他には、AEDが設置されている 公共機関などが含まれます。 海外は、アメリカ・中南米を含む米州が45%、欧州が16%、アジア州が30%、 その他が7%の構成で、米国と新興国の比率が高くなっています。 海外売上高比率は25%です。 Ⓒ Copyright NIHON KOHDEN CORPORATION All Rights Reserved 23
Slide 25: Domestic sales structure and regional care
日本では、団塊の世代が後期高齢者となる2025年問題に向けて、 政府が医療の提供体制を変える取組みを進めています。 従来は、一つの病院で手術を行い、療養をして元気になって退院するという 病院完結型医療でした。現在は、地域の中で、急性期を担う病院、回復期を 担う病院、というようにそれぞれの機能を病院が分担し合い、連携しながら 医療を支える取組みを進めています。 このような大きな体制の変更に応じて、日本光電でも国内の販売体制を 変更しました。 急性期を担う病院をサポートする病院営業と、リハビリ・療養・診療所を担う GP営業に販売体制を分けました。 また、それぞれの連携をサポートする商品を開発してい
Slide 26: US market strategy
アメリカは世界最大・最先端の市場であり、ここで日本光電のプレゼンスを高め、 海外事業への波及効果につなげたいと考えています。 医療の質と効率の向上に貢献するソリューションの提供ということで、 生体情報モニタ、脳神経、救命救急分野の3つの分野に関連を持たせて進めて います。 生体情報モニタは、現在アメリカで7-8%程度のシェアですが、この中期経営計画 で12%に上げることが目標です。顧客満足度は1位とお客様からの評価も高く、 さらなる拡大を目指して、生体情報モニタの開発拠点であるNKUSラボを強化して います。 また、製品を開発するだけではなく、しっかりとしたアフターサービスが できるようにする
Slide 27: Emerging markets
3つ目が新興国市場です。 新興国はボリュームゾーンであり、価格が重要になってきますので、 日本光電では中国上海の工場で新興国向けの製品の拡充を行っています。 その他にも、インドや東南アジア、中南米など、 各地に販売拠点を展開しています。 ブラジルでは、重要拠点病院への直販を強化しており、 サンパウロ大学Incor病院で日本光電の生体情報モニタを採用いただきました。 さらに、今後市場の拡大が期待されるアフリカのケニアに支店を開設しました。 今後も、新興国市場に注力していきたいと思っています。 Ⓒ Copyright NIHON KOHDEN CORPORATION All Rights Rese
Slide 28: Medicine has no borders
「医療に国境はない」 これは、創業者 荻野 義夫の言葉です。 世界各国で当社の機器が使われるように取り組んでまいりたいと思っています。 現在、世界120ヵ国以上で日本光電の医療機器が使われています。 Ⓒ Copyright NIHON KOHDEN CORPORATION All Rights Reserved 27
Slide 29: Shareholder returns
次に、株主様への還元についてご紹介します。 Ⓒ Copyright NIHON KOHDEN CORPORATION All Rights Reserved 28
Slide 30: Dividend policy and buybacks
株主様への還元につきましては、「長期に亘って安定的な配当を継続する」 ことを基本方針にしています。業績が悪い時でも減配はしたくないと考えて います。連結配当性向の目標は30%以上です。 2017年度は、年間配当金35円、配当性向29%ということで、目標の30%を 若干下回りますが、まずは増収・増益の計画を達成して、還元させていただき たいと考えています。 自己株式の取得は、機動的に検討してまいります。直近では、今年の3月に 50万株を取得しました。この結果、持株比率は5.1%となりました。 配当利回りは、3月9日の株価で1.2%となっています。 Ⓒ Copyright NIHON KOHDEN
Slide 31: Share price trend
こちらは株価の推移です。青色が日本光電の株価、赤色が日経平均です。 3月9日時点で2,955円です。昨日の終値が3,040円で、単元株は100株単位 ですので、30万円前後でご購入いただけるようになっています。 Ⓒ Copyright NIHON KOHDEN CORPORATION All Rights Reserved 30
Slide 32: JPX-Nikkei Index 400 inclusion
日本光電は、JPX日経インデックス400にも採用されています。 独立社外取締役を4名設けるなど、コーポレート・ガバナンスの強化にも 注力しているため、優良銘柄として認められた結果だと思っています。 今後も、JPX日経インデックス400に採用されるよう、努めてまいります。 Ⓒ Copyright NIHON KOHDEN CORPORATION All Rights Reserved 31
Slide 33: CSR and FTSE index inclusion
日本光電では、CSRにも会社と社員一人ひとりが一丸となり取り組んでいます。 その効果もあり、社会的責任投資(SRI)の指標であるFTSEの構成銘柄にも 採択されました。 今後もこのような取組みを続けてまいります。 Ⓒ Copyright NIHON KOHDEN CORPORATION All Rights Reserved 32
Slide 34: Website guide
最後にホームページのご案内です。 IRに関する情報とともに、AEDの情報も充実させています。AEDの使い方を 紹介する動画もありますので、是非ご覧ください。 また、テレビや映画で使われている日本光電製品ということで、生体情報モニタ をはじめ、医療機器が使われているドラマなどもご紹介しています。 以上で日本光電の会社紹介を終わります。ご清聴ありがとうございました。 Ⓒ Copyright NIHON KOHDEN CORPORATION All Rights Reserved 33
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